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題名 |
感想 |
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白虎隊
中村彰彦
文春新書 初版2001年5月20日 |
会津藩白虎隊の悲劇は、有名だが、有名な分だけ、事実誤認されたものが定説としてまかり通っている。そこを、新たに見つかった資料などをもとに再考したものが、本書である。
白虎隊というのは士中一番隊、士中二番隊、寄合組一番隊、寄合組二番隊、足軽隊からなり、飯盛山で自決したのは士中二番隊であるが、その他の隊も、自決をしないまでも、戦いで傷つき倒れた者は多くいた。本書は、そのような今まで飯盛山の影に隠れたいた白虎隊隊士についても、光をあてている。
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会津藩上士の子弟の組織、什(じゅう)にかせられた「什の誓い」 一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。 二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ。 三、虚言を言うてはなりませぬ、 四、卑怯な振舞をしてはばりませぬ。 五、弱い者をいじめてはなりませぬ。 六、戸外で物を食べてはなりませぬ。 七、戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ。 八、ならぬことはならぬものです。(207頁)
八番目の「ならぬことはならぬものです」という言葉は「どうして○○してはいけないの」と問いかける子どもや若者に対して、最適な答えに違いない。 |
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新選組全史 幕末・京都編
中村彰彦
角川文庫 文庫版初版 2001年7月25日 |
新選組については、司馬遼太郎の『燃えよ剣』等を読んだが、こういった小説は、子母沢寛の『新選組始末記』を参考にしているのだそうだ。しかし、この『新選組始末記』は、子母沢の創作した話が多々あり、真実を表してない。本当の新選組はどうであったのか?ということを著者の中村彰彦氏が、文献を調べなおし、まとめたものが本書である。
■近藤勇の名 宮川勝五郎→島崎勝太→近藤勇→大久保大和
■沖田総司の顔 美男で有名な沖田総司だが、「頬骨が高く、口が大きく、色は黒かった」「ひら顔で目が細く、ヒラメみたいな顔」という証言が残っている。顔立ちは後世言われるようなものではなかったようだ。 |
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新選組全史 戊辰・箱館編
中村彰彦 角川文庫 2001年7月25日 |
新選組局長であった近藤勇は、隊士を部下のように扱いたかったが、隊士の方にはそういう気はなかった。近藤勇とその他の隊士の間の溝はしだいに深くなり、甲斐勝沼で官軍に敗れた後、会津行きを巡って対立し、ついに士衛館以来の仲間と別れることとなった。
流山で近藤勇は官軍に降伏するのだが、なぜこのようなことをしてしまったのか、不可解であった。本書によると、官軍に包囲され絶対絶命となり切腹しようとした近藤勇を、土方歳三が降伏するように勧めたとのことである。板橋総督府で尋問を受けた近藤勇は、残念ながら命乞いをするような答弁をしている。しかし、結局、坂本龍馬と中岡慎太郎を斬ったのは新選組であると信じていた土佐藩の工作により、斬首されることになる。会津にて近藤勇の死を知った土方歳三は、会津天寧寺に近藤勇の墓を建てた。
土方歳三は、明治2年8月11日箱館戦争で銃で撃たれ死亡。旧幕府軍が降伏したのは、8月17日であった。
戊辰戦争終結後、生き残った新選組隊士で有名なのは、永倉新八と斉藤一の2名である。永倉新八は、喧嘩別れとなってしまった近藤勇の死を悼み、近藤勇が処刑された板橋に墓を建てた。 |
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関ヶ原合戦 秘められた真相
中村彰彦
中公文庫 文庫版初版 2000年9月25日 |
表題の関ヶ原合戦の他、江戸時代や幕末の逸話を集めた随筆集。
第1部 関ヶ原合戦
第2部 江戸を彩った人と事件の謎
第3部 幕末維新の知られざる側面 |
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松平容保は朝敵にあらず
中村彰彦
中公文庫 文庫版初版 2000年2月10日 |
幕末に関連するエッセイをまとめたもの。
会津藩については、思い入れがあるので、真剣に読んでしまう。 |
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明治無頼伝
中村彰彦
角川文庫 文庫版初版 1996年2月25日 |
斉藤一改め山口次郎改め藤田五郎を主人公とした小説。
新選組の斉藤一が明治をどのように生きたか、というの知りたかくて、歴史小説家の中村氏の本を読んでみたが、本書に限っては、時代小説であった。 |
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明治新選組
中村彰彦
角川文庫 文庫版初版 1993年11月10日 |
短編集。
『明治新選組』とは、土方歳三の死後、一日だけ新選組隊長となった相馬主計を主人とした小説。 |
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幕末を読み直す
中村彰彦
PHP文庫 文庫版初版 2003年11月19日 |
1999年にダイヤモンド社より刊行された『名君と暗君と』を改題し再編集したもの。
■今も会津には、(藩祖ゆかりの)高遠そばが伝えられている。(36頁)
■明治45年夏、統合元帥は自宅に小栗上野介の遺族を招き、「このたびの日本海海戦に勝利することができたのは、あなた方の父上が幕末に横須賀造船所を造っておいてくれたお陰である」と礼を述べ「仁義礼智信」という扁額を書いて送った。(62頁) |
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新選組紀行
中村彰彦著、神長文夫写真
文春新書 初版2003年10月20日 |
この一冊あれば、新選組の旅ができます。史跡や記念館への交通手段なども書いてありました。
年とともに、無料で入れた旧跡も料金を取るようになってきたらしい。とくに京都においてその傾向が強いとのことであった。 |
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