読書録 西澤潤一…元東北大学総長、岩手県立大学学長、半導体研究の代表的人物

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題名
初版発行日

感想

・印象的な内容(一部要約したものあり)

1

独創とは闘いにあり

西澤潤一

 独創について西澤先生が熱く語る。やってもいないうちから「できない」という言葉をはくことは非常に情けないことである。NHKから依頼された研究テーマをまわりの「できない」という声に押されて、辞退したとき、「できません」という言葉を吐く自分がとても情けなかったそうだ。

2

背筋を伸ばせ日本人

西澤潤一

PHP研究所
初版1999年6月25日

 西澤先生もかなりの年を召されたと思うのだが、言葉の切れ味、未だ衰えていない。「日本人は独創力がなく、ものまねしかできない民族だ」という考えを甘受してしまう日本人をひたすら叱咤激励されている。日本人の欧米崇拝、やっかみ根性、傲慢さなどを自身の経験を交えて、痛烈に批判されている。西澤先生は記憶力の良い方で、昔受けた恨みをしっかり覚えておられるようだ。

 西澤先生が宮沢賢治の描く世界をひとつのよりどころに生きてこられた、という話は意外だった。鬼の口から「みんなのほんとうのさいわい」「全世界の人たち一人残らず幸せでなければ 個人の幸福はありえない」という言葉がはかれようとは。

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