読書録 落合信彦

                                ホーム

 

題名

感想 その他

1

ジョークでさらば20世紀

青春出版社
初版2000年1月14日

 落合信彦が第二次大戦後の世界をジョークを交えて語ったもの。ジョークといっても、不真面目なものではなく、時事問題を理解する上で非常に役にたつものである。

2

「大差」の時代

 官僚批判、銀行批判を繰り広げながら、それらに対してもっと怒れと若者を叱咤激励するいつもの論調が展開されている。「大差」の時代といいながら、最近出版される落合さんの著書で、述べられていることはどれも大差ないような気が。

 今までの横並びの時代は終焉し、「大差」の時代がやってくる。5年後、10年後のために今成すべきことを考えよ。

3

「ケンカ」のすすめ

落合信彦

ザ・マサダ
初版2000年3月10日

 「日本人のリスク恐怖症が放置できなくなった」というのが本書を書く動機になったとプロローグにある。対決することを避けてはならないということを、落合信彦自身の体験、世界常識、日本の歴史を例に出し熱く語られている。

  • 今の日本は、収入(税収)が490万円なのに、借金(国債)で800万円の生活をしているに過ぎない。(56頁)
  • 5年間で30倍の成長が見込まれるところに500倍の人間が殺到したら、成功する確率はグンと落ちる。(103頁)

 

4

石油戦争

 オイルビジネスを手がけていた著者が石油の歴史を記す。

5

モサド、その真実

 イスラエルの諜報機関モサド。

6

アメリカの狂気と悲劇

 

7

二〇三九年の真実

 ケネディー暗殺の真実に迫る。

8

20世紀最後の真実

 南アメリカのナチスの生き残りをレポート。

9

謀略者たち

 

10

挑戦者たち

 

11

21世紀のへの演出者たち

 

12

崩壊

 ソ連の崩壊を題材にした小説。

13

そしてわが祖国

 日本について熱く語る。

14

日本の常識を捨てろ

 

15

OUR WORLD

 

16

目覚めぬ羊たち

 

17

明日は、世界を

 

18

そしてわが祖国 完結編

 

19

成り上がりの時代

 

20

日本村のメルトダウン

 

21

勝ち残りの「生き方」

 

22

これからの「勝ち組み」「負け組み」

 

23

「豚の人生」「人間の人生」

 

24

恥と無駄の超大国・日本

 

25

極言

 

26

日本の正体

 

27

翔べ黄金の翼に乗って

 

28

勇気の時代

落合信彦

ザ・マサダ
初版2001年2月7日

 落合信彦といえば、オイルビジネスで世界を駆け回り、次にジャーナリストとして世界を駆け回っていたが、ここ数年は日本にいることが多くなってきたようだ。ジャーナリストとしての著書よりも、日本の未来を憂う内容の著書が多くなってきた。
 このままでは日本は駄目になってしまう、という意識を常にもっておられるようであり、そうならないためには、若い人に意識を変えてもらうしかないという内容の著書が目立つ。

 20世紀のように何かにぶらさがっていては、もう生きていけない。今こそ意識の創造的破壊が必要であるが、それを実践することは難しい。だからこそ21世紀は「勇気の時代」である、というようなことがまえがきで述べられている。

  • かつてオイルマン時代、私はよほどの事がない限り会議を30分に絞った。会議室は机がひとつあるだけで椅子はゼロで全員立ったまま。(38頁)
  • 大金を掴む夢をギャンブルに頼ってはならない。(68頁)
  • 「株」はハシカのようなものだ。カネを増やしたいと思う者は必ず一度は患い、しばし熱にうかされる。(73頁)
  • ギャンブルはカネを賭けるバクチだが、ビジネスは人生を賭けるバクチである。(86頁)
  • 世界の歴史をひもといても、戦争で若い世代が犠牲になり、老人の人口比率が多くなったから社会が衰退したという話は聞いたことがない。(122頁)
  • 人は、その目で見たり聞いたりした体験情報が本当に価値があると思えば、自分のホームページで不特定多数の人間に配信したりしない。(147頁)
  • 敵が多い人間は強力な味方も多い。(151頁)
  • ユダヤの格言にいわく、「金を失っても失うものは無いが、勇気を失えばすべて失う」(202頁)

29

20世紀最後の10年
ザ・ラスト・ディケイド
巨人・奇人・変人

落合信彦

小学館
初版2000年12月20日

 ジャーナリスト落合信彦が送る20世紀最後の10年を飾った人物伝。

 この10年間最大の出来事はソ連の崩壊であると述べられている。そのソ連崩壊の直接的原因となった、レーガン、サッチャー、ゴルバチョフを偉大な人物として取り上げてある。レーガン、サッチャーともに共産主義を忌み嫌い、ソ連を悪の帝国と決めつけていたのだが、ゴルバチョフの出現により、東西冷戦終了へ向けての道が開かれた。

 レーガンとサッチャーは何よりも自由な世界を理想としていた。自由のためなら戦う事も辞さないという姿勢で、物事にあたっていた。

  • 平和は貴いものです。しかし、自由はもっと貴いのです。独裁の中での平和よりも、混乱の中での自由のほうがはるかに人間的であると私は思います。(サッチャーの言葉、25頁)

 

ホーム