今日は取材の仕事。東宝映画『ロボコン』主演の長澤まさみ、小栗旬、伊藤淳史、塚本高史のインタビューだ。依頼が緊急だったので、その日1時からの試写を観るため東宝に行く。
「理系、侮りがたし!」なロボットコンテストの、ハード&クラッシーな技術頭脳戦の舞台設定が面白いし、それを上手く青春映画の火種として組み込んでいる。地味な展開で派手にメッセージ性を訴えはしないけど、観る者に負わせる情報量はかなり多い。意外な傑作。しかし中国予選のシーケンスで、我が郷里の米子高専が1回戦で敗退していたのには泣く。
試写室を出ると、メイジャーの大久保さんとハチあわせ。
「今から『阿修羅のごとく』回すんで、観ていきませんか?」
と誘われるが、取材の旨を告げる。しかしメイジャーさんは大変だよ。だって東京国際映画祭のオープニングが『阿修羅』だし、クロージングが『ファインディング・ニモ』。どっちも自社宣伝担当作だぜ。
そのままエレベーターに向かうと、隣に既視感ありありなお姉さん。フジテレビの中野美奈子アナだった。ナマ美奈子、めちゃめちゃ可愛いじゃん! やっぱりアナウンサーというより完全にアイドルの立ち位置。
東宝を出て有楽町から移動し、資料収集のため神田古書店街に。カレーのボンディで遅めの昼食。それから秋葉原のSaleに立ち寄ったところ、大阪本店のオーナーが上京していたので、関西の近況話。日本橋は軒並み電気屋がつぶれ、フィギュアショップやエロショップが台頭、なんとも見事な秋葉原化…らしい。
再び有楽町に戻り、日比谷シャンテにて件のインタビュー取材。
舞台挨拶の後、控え室でまずは小栗旬と塚本高史のインタビュー。塚本君は先日『木更津キャッツアイ』でお世話になったので、至極フランクでまったりとした取材に。終了後、オレがチャンピオンで連載している話になると、小栗君は米原秀幸マンガのシンパであることをカムアウト。さらに先に挙げた、映画での米子高専のへタレぶりに言及すると、
「でも実際の米子高専は、準優勝クラスの強豪ですよね」
…小栗旬、こいつタダ者じゃない。
それから場所を移動し、記者会見ルームで長澤まさみと伊藤淳史のインタビュー。
伊藤君は『地獄甲子園』のメガネ役を褒めたが、画太郎先生の原作は読んだかと訊くと、
「いえ、情報を入れてしまうとそれに振り回されちゃうんで」
とウルトラ優等生。けど、まさみちゃんに「もう公開してるの?」「どこで観られるの?」と質問攻めに。キミみたいな娘が『ラーメン馬鹿一代』観るんかと複雑な気分になる。
そんな彼女にはもちろん「小美人、期待してるよ」とプレッシャーをかけておく。本人も、
「ゴジラファンの人に“あいつはダメだ”って言われないようにがんばる!」
と健気に言うので、今さら小美人でもねぇだろという己のスタンスを素直に悔い改める。まさみ、相当のオヤジキラーだ。
その流れから東宝の宣伝さんと東宝芸能の長澤担当マネージャー氏とで『東京SOS』を週チャンでフォローできるか云々のビジネスな話に。『ロボコン』の取材に来ておいてオレってばよ。
終了したのは夜の10時、かなり長い拘束。フォトグラファーの宮本さんと別れ、ヘロヘロになりながらの帰宅。