夕べより朝まで時間をやり過ごし、7時半に家を出て浜町へ。
今日は『衛星中立放送パンドレッタプラス』の収録日。いつもは日曜日だし、午後からの入りが多いので、微妙な違和感を感じる。
まずは10時から『釣りバカ日誌』特集。『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!』の監督・朝原雄三氏を招き、国民的映画をトリヴィアルな側面から取り上げようという企画。
朝原監督はまだ39歳という若さで、しかも京大出身のエリート。学生時代を京都で過ごしたということなら、楽屋裏では当然ながら話は京一会館や、まだシネマテークじゃなかった頃のみなみ会館の話になる。ハマちゃんの裸リストを見せると、
「これは素晴らしい労作だ!」
と絶賛され、溜飲が下がる思い。
収録本番でも、監督は『釣りバカ』のアブノーマルな世界に言及。松竹的にそれは大丈夫なのかというところまで話が転がせたので、他のメディアに乗る『釣りバカ』の中でも一線を画すると思う。
収録後、久々に進行で絡んだ内田亜紗子と話。セーラームーン・ミュージカルも残すところ1日だけと言うので(8月30日・横浜)労をねぎらう。オレの本職の話をすると、“少年チャンピオン”とマメにメモ入れていた。イイ娘やで。
引き続いて『アイドル映画特集』の収録。
ゲストの馬飼野元宏さんは現在「映画秘宝」の別冊「アイドル映画の世界(仮)」の責任編集をやっている絡みもあり、オレが是非にとお願いした人選。現役アイドルのビューティーズの反応が可笑しい。彼女たちを交えると、松田聖子の世代超越は驚異的なものなのだと痛感する。
ただ、進行が宮前るいだったので、オレが彼女を臆面もなく「宮前ポリス」と呼んでしまった気がする。これは『ロード・オブ・ザ・リング』と『スター・ウォーズ』を似たような役で掛け持ちする、クリストファー・リーみたいな彼女が悪いんだと責任転嫁。
さらに続いてオープニングとエンディングの収録をしたが、予想以上に時間が押してしまい、さらに続く『1973年特集』の司会を天野にまかせ、氷川竜介氏に挨拶のみして頭を下げ、スタジオを後にする。
3時、後ろ髪引かれる思いで九段北にある(株)イオへ。
これでSFマニアはピンと来るだろう。そう、SF界の巨人・小松左京のインタビュー。9月25日にリリースされる『日本沈没』DVDの絡みで、浦山珠夫氏と一緒にお話を伺いに行ったのだが、なんで御大も齢72。会うだけでも天恵なのに、ご高齢でさらに後光がキラキラしているもんだから、必要以上に気疲れしてしまう。あと奔放な談話にも。
しかし我が尊敬するSF作家、せっかくの機と読み古した『日本沈没』と『復活の日』にサインをいただく。しかしこれ「おまえが書いた偽サインだろ」と疑われても否定できないなぁ。
その後、再びスタジオに戻り、ナマの串田晃と大場健二を拝んだり、プロデューサーの井戸さんと映画の話をしたり。取材にいらしていたダイアプレスの編集・田中氏と名刺交換がてら「最近は春日みゆきかな」「望月るあが可愛いですよ」と大人の談話も。
『1973年特集』は鶴岡法斎氏がテリーをサポートしてくれたのだが、本番は壮絶だったらしく、テリー凹みまくり。いやな予感はしたんだが。
その後、3人で池袋まで一緒に帰り、最終的に家についたのは深夜1時。半死反生状態で今日こそは『正三郎の部屋』を見ようと思うが、悲しいかな世界陸上。