2003年9月30日(火)
海がきれいだよ、とりあえず




 昨日の『シャンハイナイト』の原稿をネタに、「ミーツ」と「映画秘宝」の原稿を朝にあげてしまい。試写に出掛ける。

 まずはブエナビスタ試写室にて『ファインディング・ニモ』。
 ピクサーの長編3DCGアニメーションも相変わらず一定のクオリティは保っているけど、安定期に入ってから、復活ディズニー後の『アラジン』から『ライオンキング』あたりのように感動も薄くなってきたな。毎回難易度の高いステージに上がって、表現の限界ギリギリまで挑戦する意欲は買うが、実写と見紛う画作りで驚かすより、ストーリーの捻りで驚かせろよ。というか、たぶん次回作の“The Incredibles”なんかは、そういう弱点を克服するためのブラッド・バードなんだろうけど。
 でもヒッチコック愛には泣いたよ。『鳥』しかり『サイコ』しかり。最後にちゃんとバーナード・ハーマンのクレジットがあったが。

 続けて『ティアーズ・オブ・ザ・サン』を観るためロビーで時間待ち。ちょうどやってきた渡辺麻紀さんと談笑。とうとう『スターログ』のイラスト投稿常連だった過去がバレてしまう。

 というワケで『ティアーズ・オブ・ザ・サン』観賞。
 モニカ・ベルッチが出てるからといって、ポロリはないからね諸氏。けど不必然に胸の谷間とか強調したりして、それはそれで彼女の価値みたいなものを気持ちながらアピールしてはいるが。物語はやたら感傷的で抹香臭くて陳腐だが、珍しく戦闘シーンがプライベート・ライアン病に冒されてないというのは評価したいね。だからイイというワケじゃないけど。
 終わってから日比谷線で秋葉原に向かい、テリーと合流。ねぎしで夕食を食べて帰宅。






2003年9月29日(月)
起きては訃報で、帰ってきては訃報で




 夢路いとしの訃報に、朝から淀んだ気分。
 いとこいが紫綬褒章をもらったとき、記者会見で喜味こいし師匠の、
これも相方である兄貴がいてくれたおかげや」という発言を受け、
そんなん分からんで。僕一人やったら、もっと早うもろとったかもしれへん
 と毒吐くいとし師匠がカッコ良かったな。由利徹のお父さんといい、やはり芸人はこうじゃないと。合掌。

 悲しみに打ちひしがれる間もなく都内へ。ブエナビスタ試写室にて『シャンハイナイト』。
 ああ、ジャッキーとドニー・イェンがロンドンで闘っている……。映画史的に、オレはこの光景をどう捉えればいいのだろう。いや言いたいことはいろいろあるが、これのレビューを三誌ばかし書かないといけないので、ここで感想を書き散らすのはやめておく。それでなくても「ドリーの原稿は日記の使いまわし」とか囁かれてんだから、いやマジで本末転倒だっての。
 後方から誰か手を降るので、確認したら三留まゆみ姐さんだった。ご挨拶。

 終了後はそのままフォックス試写室へ移動し、『恋は邪魔者』。
 これはスゴい、徹底的に60年代コメディのフォーマットで創り込んでいる。オープニングの20世紀フォックス・シネマスコープ表記版のロゴリールから、劇中のダイアログ。ヘンリー・マンシーニ調のスコアにテクニカラーの色調、果てはリア・プロジェクションまで。『エデンより永遠に』といい、これは映画愛なのかネタ詰まりなのか

 速攻で帰宅し、原稿に着手。帰ってきたらエリア・カザンの訃報。オスカー特別賞受賞のとき、壇上のカザンをすさまじい形相で睨み付けていたエド・ハリスとニック・ノルティの姿を思い出す。おまえらパブリック・イメージまんまやんけ。






2003年9月28日(
一日をムダにしてしまいました



 朝6時半に起床。『所さんの目がテン!』を見てタコの生態に驚き、おとつい買った映芸を読み、深作の講演採録で、徹夜撮影の眠気覚ましにヒロポン打たれた話に笑ったり泣いたり。

 ところが、ここ数日の寝不足と疲れが襲ったか、朝10時に眠気が差し、それからひたすら寝てしまう。夢うつつでときおりトイレに起きるくらいで、後は爆睡あげくの、目が覚めてみれば夜の12時。あひゃあ、14時間も眠てしまった! 
 原稿もあったのにと途方に暮れる自分に「今から出来ることは何か」と問いながら、『ロッカーの花子さん』の再放送を見るしかない非力ぶりに泣く。よって日記はこれだけ。






2003年9月27日(土)
でも、行けば行ったでフジテレビにも寄るんだろ




 午前中、近所のマクドナルドで朝食をとりながら、テリーとミーティング。いろいろマジメな話をしたのだが、結局記憶に残ったのは、ファミリーマートの練乳クッキーがおいしいとか、そういう話。
 そのあと家に戻って、TV東京の「キラリ!自分流」を見る。クローズアップされた人物はみなもと太郎。『風雲児たち』絡みでお台場砲台跡が紹介されたが、ここも引っ越して直後は行こう行こうと思いつつ、未だ足を運んでいないなぁ。

 午後から新宿に移動し、「滝沢」で劇団わらび座の営業担当、信夫女史と会う。鄭義信の新作舞台『』のパブリシティに少しばかり協力をお約束したので、その打ち合わせ。こんなオレで役に立てればいいが。
 
 話が終わってそのまま滝沢に残り、映画秘宝別冊のアイドル本のゲラ更正作業をシコシコ。それを終えてJRに飛び乗り、中央線でお茶の水へ向かい洋泉社・秘宝編集部へ。
 ようやく作業が小康状態になった松崎君と評判のよかった『ライトスタッフ』特集を振り返ったり、大内さんと次の新作レビューを検討。話は西部劇に及び、『シルバラード』が未だに国内版DVDがリリースされないことに文句タラタラ。夜11時に帰宅。





2003年9月26日(金)
『千年女優』まだ観てないんだが




 午後1時、ソニー試写室にて『東京ゴッドファーザーズ』。
 大友克洋の名作『愛の街角二丁目三番地』に、フランク・キャプラのテイストをかけあわせると、こんな舌触りのアニメーションが上がるんだろうなぁ。新宿や聖路加あたりの風景を「画」として再確認させるマッドハウスの圧倒的な作画力。そして作り手の執念さえ伝わるオカマの造形描写に感動。作品としては非の打ち所がない完成度だが、「良くできた」以上のインパクトに乏しい。そこがエンターテイメントとしてのバランスを欠いているようで気になったのだが。

 聖路加でテリーと別れ、東宝に足を運び『陰陽師II』を観る。
 最終試写なので場内満員。滝田の時代劇演出は『壬生義士伝』のストロークを踏んでいるので前作よりも洗練されてはいるし、面白く撮られているとは思うが、いかんせん地味な復讐譚の割に上映時間が長く、途中で飽き飽き状態になる。深田ブー恭子は明らかにミスキャストだよ

 終わって早々に京橋方面へと移動し『ブルドック』を観るつもりが、迷ってタイムアウト。もう越して1年経つというのに、メディアボックスは鬼門だ
 ちょうどいいタイミングで友人Mから電話。久しぶりに新宿でメシを食べようということで、マイシティで待ち合わせ。肥後のれんで熊本ラーメンを食し、茶店でくだらない話。そのまま帰宅。





2003年9月25日(木) 麻生久美子負け




 怠けた試写通いを再開。渋谷に向かう。アミューズピクチャーズ試写室にて『アイデン&ティティ』を観る。
 みうらじゅんの名作をブロンソンズの盟友・田口トモロヲ先生が演出。プヒ〜〜なディランイズムと中央線文化あふれる秀作だ。移動から高速度撮影へと連動するカット、随所に高間仕事も光る。脚本、クドカンがあきらかに原作に遠慮しているのがわかるな

 つーか、やっぱズルいよ麻生久美子

 テリーが本の捜し物をするというので、試写終了後は渋谷から神保町に移動。カレーのボンディで昼食をとり、書泉グランデへ、オレもついでに『実録・共産党』シナリオが掲載されている『映画芸術』のバックナンバーを購入。
 その後、書泉ブックマートにも寄り、店外に出ると、なぜか同じく店外から出てきた酒井彩名と遭遇。マネージャーと一緒にタクシーに乗って場を後にしたが、平日でサイン会でもないだろうし、特に写真集を出したとかの話も聞かないので、いったい何の用事で来店していたのやら。
 
 それから洋泉社は映画秘宝編集部に行き、アイドル本原稿のゲラ更正。『キル・ビル』本とアイドル本の板挟みで、編集部は地獄の謝肉祭。邪魔のないよう我々もマジメに仕事。ということにしておく。





2003年9月24日(水)
ララ・クロフトよりイライザ・ソーンベリー




24 TWENTY FOUR』を制覇した後、しばらくビデオは何も観たくないと思ったが、そうもいかないのがこの商売。てなワケで10月24日レンタル開始する『ワイルド・ソーンベリーズ・ムービー』のサンプルビデオを視聴。
『サンダーバード』のロンドン取材からの帰り、機内放送で観て最後まで引き込まれたのが本作。スカパーのニコロデオンで放送されている『ワイルド・ソーンベリー』の映画版で、キッズムービーとしてはなかなかに面白い。ヲタ子さんみたいな風貌に矯正ブリッジが光る主人公イライザ・ソーンベリー、密猟者にさらわれたチーターのタリーを助けに行くストーリーなのだが、クライマックスのスペクタキュターな展開は、本来なら『トゥームレイダー2』がこうあるべきだったのにと思わざるを得ない迫力。

 これで本当にしばらくはビデオも見ないと思った矢先、『日本沈没』のDVDが届いてテリーと一緒に観る。まぁ、フィルム傷もダストノイズも完全消去でブラッシュアップ。5.1chリミックスも、これまでの東宝特撮盤に比べて分離感がひときわいい。
 
 このDVDリリースの絡みで先月、小松左京先生にインタビューをし、秘宝に掲載されたんだけど、「お前が取材しておきながら、何で『日本沈没1999』の話題に触れなかったのか」という意見もチラホラ。ていうか、オレも訊く気まんまんだったけど、要するにNGだったのよ。まぁこの件、また話す機会があればね。




2003年9月22日(月)〜23日(
私はジャック・バウアー。
今日は人生で一番長い日になる




 日付が二日続きになっているが、別にサボったワケではなく、22日と23日にまたがって『24 TWENTY FOUR』を観倒したのよ。しかも昼夜のべつなく、休憩とって仕事をして、またTVに集中してを繰り返しながら、23日の夕方にラストエピソードを見終える。人間、その気になればアメリカTVドラマのワンシーズンくらい1日で制覇できるのだ。

 以前にも書いたけど、『24 TWENTY FOUR』は10月3日からフォックスジャパンよりビデオリリースされるアメリカTVドラマで、24時間の出来事を1話1時間=全24話のワンシーズンで描くリアルタイム構成がウリ。類似手法として『ロープ』や『ニック・オブ・タイム』がよく引き合いに出されるけど、分割画面構成のスタイルといい、マイク・フィッギスの『タイムコード』に近い。
 緊張感を煽るために画は手持ちカメラ撮影で統一されているが、『ホミサイド/殺人捜査課』や『NYPDブルー』等、最近のアメリカTVサスペンスはこのスタイルが定着しているので、特筆ってほどでもない。メインディレクターが『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』のスティーブン・ホプキンスなので、演出にぬかりなし。
 しかし、ウリのひとつとしてデニス・ホッパーの出演を大々的に明かしてるけど、これって物語の構成上、シークレットにしておくべきだろう。位置づけとしては『セブン』でジョン・ドゥを演じたケヴィン・スペイシーみたいなもので、徹底して秘密にしておいたほうが盛り上がると思うのだが。
 しかしこの『24』を観ると、『フォーンブース』のキーファー・サザーランドのキャスティングに、妙な“下ごしらえ感”があって可笑しい。

 見終わった後、速攻でチャンピオンの原稿を打ち込んで寝る。





2003年9月21日() 寒いぞ




 波が去った安心感からか、関西ウォーカーのクロスレビュー原稿を送るのを失念し、あわててメールで送る。

 明け方になってから睡眠とるものの、午前10時頃に強烈な寒さで目が覚める。台風が近づいてきて夕べから雨が降りしきってるが、そのせいか気温もグッと下がっている
 体が冷えたのでバスタブに湯を張って入浴。このままの気温で秋に突入してくれればいいが、10月くらいまでムダに暑かったりすんだろうなぁ。

 風呂からあがって、夕べビデオに録ったNHKスペシャル『阪神を変えた男 監督・星野仙一』を視聴。
 三願の礼を尽くして呼ばれた外様だから、球団の悪腫に大胆な執刀も可能だったワケで。ドラゴンズ時代の鉄拳制裁主義というか「若いヤツは殴ればわかる」的恐怖政治のパブリック・イメージが強く、未だ知略家という印象にゃ乏しいが。

 夜まで部屋の片付けと資料整理。仕事場は足の踏み場がない状態。
 足の踏み場ができる程度まで片づくと、『24』の続きを見始める。ちなみに現在、第7話「6:00〜7:00」まで。このまま連続視聴で一気呵成にラストまで行くつもり。もともとリアルタイムの24時間を描いているから、連続視聴が自然な流れだし。






2003年9月20日(土) ヤン・デ・ボンの話




 朝、幾つかの小荷物を届けに来た宅急便に起こされる。
 洋泉社の荷物を開けて、早速『映画秘宝』最新号を取り出す。リドリー・スコットの特集をチェックするが、記事漏れをフォローできず悔やむ。ミル・フィルムは映画から撤退し、『マッチスティック・メン』のVFXはソニーピクチャーズ・イメージワークスになったこととか

 というワケで、本も出たのでネタ解禁。9月2日付の日記、インタビュー相手はヤン・デ・ボン監督でありました。
 お土産に『ゴジラ』の本を持っていき、
エメ公の『GODZILLA』がああだった今、やっぱり監督のバージョンが観たかったです」と伝えると、
僕も最大限の努力をしたけど、キミの期待を裏切って申し訳ない。あれは絶対、作り直さなきゃいけないよね
 と本人も無念極まりないご様子。しかしウワサには聞いていたが、本当にゴジラのことを英語読みの「ガッジラ」ではなく、キチンと「ゴジラ」と発音する人で、メチャメチャ感動したよ。

 撮影監督時代からのファンなので、撮影のテクニカルな話ばかり訊いて『トゥームレイダー2』のプロモーションに貢献できたかどうか。けど帰り際、監督とエージェントに“ Good question!! ”と褒められ、役目を果たした充足感はあったな。というワケで今月の『秘宝』どうぞよろしく。それと同じく今月発売の『エルマガジン』に載ってる監督のおちゃめな写真、こういう伏線が効を通した結果ということで、こっちもよろしく。
 
 テリーは通りすがりのアンジェリーナ・ジョリー(もちろん傍らには戸田なっち)と、エレベーターのドア開閉とともに『ゾンビ』状態でハチ合わせた藤原紀香の、ダブル美女特典で息切らしてましたが。






2003年9月19日(金) スピナーじゃん!




 や、やっと今月分の仕事、フィニッシュ。
 ここ3週間で恐らく4万字くらいは消費しただろうか。一段落ついた安堵感より反省が念頭をよぎる。ひとつスケジュールが崩れると、他に干渉してきて総崩れだな。単価安いから数こなさないと生きてけないし。
 でも既にこの時期、来月分の原稿依頼が幾つか入ってきている。というか、試写さぼりすぎ。今月たった3本しか観てないじゃねぇか!

 猛省しながら近くのセブンイレブンへ食料調達。そこで『X−MEN2』DVDを衝動買いしてしまう。ウルヴァリンのオリジナル・キューブリックをオマケにもらっちゃったい。

 ミニフィギュアといえば、DVDプレーヤーを修理に出したとき、交換したピックアップ部分をもらったのだが、これが見ようによっては『ブレードランナー』のスピナーみたいなのだ。
 ホラ、隣に人形なんか置いちゃうと、モロそんな感じでしょうが。





2003年9月18日(木) なりたい大村千吉




 テリーと一緒にニュースを見ていて、どうやったら「熱い! ヤバい! 間違いない!」が流行語大賞に選ばれるかを論議。こういう心ないことしか記すネタがない。というか、あいつ同じこと書いてるじゃん

 昼間はずっと仕事。となると基本的に家から出ないので、刺激的な展開もなく、おのずと書くネタもない。
 ネット徘徊してたら怪奇大作戦』DVD化のニュースを目にする。当然というか「狂鬼人間」収録の予定はない。ウルトラセブン12話の「遊星より愛をこめて」は不当な糾弾だが、さすがに「日本はキチガイを野放しにしている」とか言っちゃって、叩かれて申し開きの出来ない内容だしなぁ。利権に強く外圧に弱い円谷プロの「長いモノには巻かれろ」で閉じちゃう姿勢にはイチゲンあるけどさ。

 煮詰まったので夜中に食事に行く。店に置いてあったビッグコミックオリジナルを手に取り、浦沢直樹の『PLUTO』を読む。『鉄腕アトム』の名編「史上最大のロボット」のスピンオフ。うーん浦沢スペシャル。というか、こういう企画が通るなら、他にもやればいいのに。『オバケのQ太郎』に出てくるバケ寺ベソ子さんを主人公にしたマンガとかさ。おおひなたごうあたりで。






2003年9月17日(水) 2人でひとり、藤子不二雄



 思いっきり煮詰まり、原稿のことで珍しくテリーに意見を求める。主観で書いていたものに客観性の見極めを委ねることが出来る、ここがコンビネーションと言う名の“ご主人様&使用人”関係の強み。しかもテリーが的確なことを極めて理論的に述べ、最後の締めが上手くフィニッシュできそうだ。

 役に立ったご褒美に晩飯をゴチしてやる。そこで「オレの欲しいこんな車」という、ブルーカラー丸出しの話題に突入。
悪路はロボットに変形して歩き、核戦争が起きても放射能の中を走行でき、しかも車内で野菜栽培も可能なうえ、排泄物1回で500キロ走れる自家燃料システム
 という、偽らざる希望を述べると、
うーん、ウンコエンジンは実際そういうのを試験的に開発していたみたいだけど、燃料効率が悪いらしいよ

 ……というか、ロボットになるとか走る核シェルターとか、そんな要求の時点で論議に意味のないことを突っ込め!






2003年9月16日(火) DAWN OF THE DEAD




 阪神優勝で地場がおかしくなり、いろんな事件を誘発する今日この頃。やはり優勝は野村前監督がタネを撒いて育て、それの引継を星野がやった成果だという認識があるのだが、ノムさんの功績は讃えんのか?
 まぁアレだな。どうせ甲子園胴上げも暗黙のパワーが働いたんだから、阪神に勝たせてやった代わりに、残り2戦を広島がいただくという談合が浩二と仙一の間で交わされてるはずだが、終わってみれば4ー1でカープの負け。なんだよ、談合なんか全然してねぇじゃねぇか。

 原稿で全然動けず、試写にも行けねぇ。今日は『アイデン&ティティ』行きたかったんだが。この調子だと明日の『ファインディング・ニモ』もお預けだ。そもそも泡沫映画ライター日々雑記で映画の事が触れられてないなんざ、看板に偽りありというワケで、左のチラシを頂いたので宣伝に一役買う。

 いろんなヤツに訊かれるよ。『ゾンビ』シンパとしてリメイクにはどういう見解を示すのかと。
 オリジナルが劣化してないのに何故?って違和感はあるが、要はどれだけ作品に愛と尊敬が含まれてるかだよ。でも立ち位置微妙、R指定になると『チャンピオン』のような少年誌ではフォローできないし、PG13で『ゾンビ』が出来るかという懸念もあるわな。

 母親の一周忌、帰りはどうせ飛行機になるけど、実家から東京への帰りは大阪経由にするかと思案。





2003年9月15日() 人生送りバント




 あー、タイガース優勝しちゃったよ
 ハイ、今年のプロ野球もこれで終わり。AクラスとかBクラスとか、優勝できなきゃ2位も最下位も一緒!
 
 ニュースで流れる天安門事件のような戎橋の風景。おーおー、去年は青のユニフォーム来ていたヤツらが今度は縦縞か。こちとら昭和50年の初優勝から28年間広島ファンやってるんだ。そりゃ、その間にリーグ優勝6回・日本一3回ですからして、阪神に比べりゃまだ恵まれてるが。それでも現在12年間、優勝から遠ざかってるワケで、せめて浩二が監督在任中に一回くらい胴上げさせてやってよ。

 めったにないことだけに、18年前の阪神優勝は鮮烈に覚えているぞ。
 その日は夜遅くまで映研の部室でバカ話に興じ、帰り際、部長候補だったO君と『2010年』のビデオがリリースされる話題に触れながら別れ、家に帰って居間でオヤジと母親と、優勝決定の阪神VSヤクルト戦を観たっけ。来年大学受験だというのに、のんびり構えていた秋の夜長でしたな。




2003年9月14日(
まだ広島カープは諦めません




 特記することなし。とりあえずひたすら仕事をこなす。

 途中、世界柔道選手権大会を見る。昔とった杵柄で、テリーに「なぜ鈴木(無差別級)の足払いがあんなに綺麗に決まるのか?」を説明する。あと中学時代の必殺技“水戸手鍋(みとてなべ)”の実演講習。本気でかけるとテリーが死ぬので、5%くらいのところで妥協。
 しかし世界柔道 TVスポットのナレーションに立木文彦を使い、Kー1風で煽ろうとする姑息さもイヤだなぁ。それ以前に“世界なんちゃら”という自社スポーツイベントみたいな呼び名からして問題。やるなら徹底的にやれよ『世界カバティ』とか。

 阪神タイガースがマジック2のまま、本拠地甲子園球場に戻ってきた。やはりそういう段取りになっているのか。相手が広島だもんなぁ。まぁ、残り阪神が全敗して広島が全勝すれば、晴れて広島東洋カープは12年ぶりの覇者となるのだ。目の前で胴上げなんてさせるものか!!

 ところで広島カープのマスコット、スラィリーってどう発音すればいいんだ? しかも、試合前は広島球場周辺に出没するらしいが、やはり平和公園あたりで「核の悲劇を北朝鮮はどう思っちょるんかのう」と現状を憂いたりするのだろうか、よくわからない存在なりに。

 夜にどうしようもなく“みそラーメン”が食べたくなり、近くのくるまやラーメンに行く。そこで店のオヤジに、
3年前、このへんで商売されてませんでしたか?
 と訊かれ、明らかに人違いだと告げると、とても悲しそうな目でオレを見つめる。何か『人間交差点』のように根の深い話でもありそうだなぁ。そういや、オレのラーメンの盛りが異常に多かったのも含みがあるな。





2003年9月13日(土)
その邦題、とても複雑




 どうもここんとこ、心の余裕のなさが文章の味気なさとなって日記に出てるような気がするが、まぁいいや。 

 昨日『24』を見ながらコックリといってしまい、夕方に寝て起きたのが夜の2時。あわててメールチェックをすると、関西時代より懇意にしていただいている東宝東和関西支社のW氏より情報。リメイク版『ゾンビ』の邦題は『ドーン・オブ・ザ・デッド』となり、『トゥームレイダー2』の上映劇場でティーザートレーラーがかかるとのこと。配給が東和なのに原題カタカナ表記とはえらく遠慮した感があるが、何の違和感もなく口に出来るタイトルは嬉しい。

 今日もひたすら暑い。東京ではこの夏いちばんの暑さだったらしいが、所用があって外出。うわもうホントに暑いでやんの。
 
 帰ってきてTVをつけると、『サハラに舞う羽根』スポットCMが目に入り、ナレーターが浜村淳なのに驚く。最近この手の映画スポットは著名人のナレーションが流行だが、全国CMで浜村先生とは意外な。最近は「ありがとう浜村淳です」をネット配信で聴いているので、それほど遠い人という感慨はないが。

 いつもより遅い『愛のエプロン』を見て、深夜スーパーに飲料水を買い込みに行き、しばらく原稿を進める。映画秘宝別冊の原稿を一部アップするが、バグ取りのために一日寝かす。オレも寝る。






2003年9月12日(金)
ビデオレンタルしに隣県まで




 ここ数日口内炎がひどく、まともにしゃべることができず難儀していると、週チャンの杉田さんから「ショ●ラBB、1回1錠を無視して2錠飲むとバッチリ効く」という裏技を伝授。それを実行したら完治。すげぇな、問題あるが。

 結局昼近くに目が覚め、残りのエルマガジンのレギュラー原稿をあげ、少し仮眠。
 それでも起きて次の仕事にかかろうと思い、寝室に未整理で置いてあるビデオテープが詰まった段ボールをまさぐり『ときめきメモリアル』を探す。しかし『二十四時間の情事』と一緒に録画したはずの当該テープが見つからず、近所のTSUTAYAに借りに行くことに。ところがTSUTAYAどころか近場数件のビデオレンタル店を回ってもなく、県境をまたいで埼玉県のビデオ屋で発見。払った犠牲は大きい
 しかし『ときメモ』も今改めて観ると、あのパッとしない主人公が岡田義徳だったりと特典多いぞ。

 ビデオ観賞モードにシフトさせ『24』も先に進めてしまう。どんどんドツボにハマっていくので、最終回、間に合わせのしょうもないオチがつかないかと不安になる。






2003年9月11日(木) 暑いってんだチキショー!




 遅れまくってるエルマガジンのレビューを速攻で仕上げ、メールで送信。
 週チャン編集部の杉田女史よりTEL。『陰陽師II』観てきたというので長電話。「いやぁ綺麗でしたよ、野村万斎の指先が」って、そういうネタで1時間かよ。

 夜、ご近所さんなのにご無沙汰している友人Mに電話。今月7日で終了して、結局行きそびれた『フリーダ・カーロとその時代』展の話を聞く。ところがジョージアのCMに話が及んだとき、
矢田ちゃんさ、ハッキリ言ってミスキャストなんじゃねぇの?
 などと、オレがうすうす感づいてても決して口にしなかったことを、あっさり言ってのける。この男、ついに死ぬ時が来たな
 だが、池脇千鶴が新作映画で“おヌード”になっているというネタを貰い、殺意は忘却の彼方に。おお偉いぞチーちゃんといいたいところだが、その『ジョゼと虎と魚たち』、オレんとこには記者会見の案内は来たのに試写状は到着してないぞ。ムキー!!

 さらに懐かしい故郷の話になると、どうやら実家のほうでは、オレもMも死んだことになってるという噂も。

 夜中、『その時、歴史が動いた』を視聴。ジャンヌ・ダルク裁判の再放送を見るつもりが、クレオパトラだった。でもそのまま見て、久しぶりに『正三郎の部屋』に流れるが、いつの間にアンミラ娘はナースになっていた。






2003年9月10日(水)
わたしたちはいつも一緒、マキダダ♪




 締め切り攻撃は終わらず。というか形としては終わっているのだが、原稿が終了していないだけ。そんな状況に限って注文したDVDが届いたりして。
 弱い心は誘惑を断ち切れず、もそもそと届いたDVDの中から『カラーパープル』を取り出して視聴。
 
 批判を恐れずに言うと、スピルバーグ作品の中でも上から数えて早いくらいの贔屓作品。世の中にスピルバーグ映画を観たことない奇跡の映画好きがいたら、オレはまず『激突!』か、これを薦める
 公開当時はアクション・SFから距離を置き、露骨に賞取りに奔ったスピルバーグに嫌気がさして劇場行きをボイコットしたのだが、黒澤明のベタ褒め評を聞いて、あわててフォローした覚えがある。クロサワが白いものを赤といえば、それは赤という時代もあったのだ。
 とにかく、ジャンルを離れたら逆に監督スタイルが際立ってしまったという典型的な例で、舌を巻くようなショットが多い。特に時間経過と移動撮影にね。ただ、この頃から「僕、デビッド・リーンになりたい病」の兆候が現れている。セリーが読んでる小説は『オリバー・ツイスト』だし、母親の葬式のシーンの演出は、そのルックがまんま『ドクトル・ジバゴ』だもんな。

 この行為が明らかに現実逃避だという認識に目覚め、秘宝原稿のリライトやエルマガジンの残り原稿に着手。しかも関西ウォーカーからクロスレビューの依頼。断れない貧乏性。





2003年9月9日(火)
レニ・リーフェンシュタールの訃報




 101歳、大往生だ。ドイツ語で何て言うんか知らんが。

 個人の政治的立場とその芸術的才能とは切り離して考えているので、ナチだろうが何だろうが、『意志の勝利』や『民族の祭典・美の祭典』の評価をそのことで曇らせたりはしない。逆に言うとドイツ国家の無尽蔵な予算を使った、イメージの萎縮なき贅沢な個人映画にくらべれば、婆さんになってから撮ったヌパ族のドキュメンタリーとか、そういうのは出涸らしのお茶だ。リドリー・スコットが『グラディエーター』のローマ帝国のパレードを描くときに参考にしたのは『意志の勝利』だし。

 とりあえず「映画秘宝」の原稿を全て脱稿。全てが後倒しになって大迷惑かけてしまった。スケジュール管理、根本から見直さないと。

 実家の父親より電話。母親の一周忌の帰省の件。半世紀にわたる阪神ファンに、刻一刻と近づく優勝の感慨を訊くと、
人の心配より、自分の贔屓チームの弱小ぶりを憂うがいい
 なんだバカオヤジ。気分悪くなったのでテリーに説教。





2003年9月8日(月)
それはアンタが撮る映画なのか?




 パソコンの前にてうたた寝をし、その下で横になりながら睡眠とは言えない睡眠をとり、まとわりつく眠気をはらいながら朝飯なのか夕飯なのか分からない食事。インタビュー原稿をまとめてそれぞれの編集氏へメール。

 すごくモヤモヤした気分のまま新宿へ。歌舞伎町に移動し、新宿東急にて『マッチスティック・メン』完成披露試写。
 潔癖性の詐欺師が別れた妻の娘とコンタクトとったら、居着かれ慣れられあげくの果て「パパの仕事、わたしもしたい!」とか言い出される、サー・リドリー・スコット最新作。
 ケッ、リドリー版『レオン』かよとタルい展開をやり過ごすと、『情婦』や『テキサスの五人の仲間』クラスのドンデン返しにヒェェェてか。でも考えてみりゃリドリー卿、ワーナーで映画撮るのは『ブレードランナー』以来じゃないの。作品は決して悪くはないが、どっつちかというと、アメリカじゃもうじき公開のこっちを観たほうが、リドリーのファンは失望しなくていいかもよ。

「新宿東急で試写だと帰りが早い」と喜びの帰還もつかの間、原稿催促の留守電にゲンナリする。スケジュール調整のヘタなオレが悪いんですが。





2003年9月7日(
だから『ソナチネ』で終わってるんだって




 おぼろげな意識の中で、北野武がベネチア映画祭で監督賞を受賞した報を耳にする。なんだか『恋に落ちたシェイクスピア』にオスカー作品賞持って行かれたときの、監督賞でお茶を濁されたスピルバーグみたいな政治的配慮。

 しかしだ、他に金獅子クラスの対抗馬がありながら、そういうのは全然耳に入ってこなかったんだが。いつから日本は北野映画にこんなに優しくなったんだ? 『ソナチネ』までの映芸とイメージフォーラムくらいだと思ってたのに。

 意識がシャッキリしたら、迷いなく仕事部屋にこもってひたすらに原稿と格闘。だって小人さんが来ねぇんだもん。






2003年9月6日(土)
ああ、気分はユルゲン・プロホノフ




 とにかく大幅に遅れている原稿との格闘。休みの合間に食事を取りながら、資料映像を観る。

 そうやってDVDと入れたり出したりの格闘をしていると、買って投げていた『U・ボート ディレクターズ・カット』スーパービット北米盤DVDを発見し、現実逃避でつい観てしまう。

 スーパービットは以前に『グラディエーター』で説明したとおり、映像特典や日本語吹替、オーディオコメンタリーに割かれている容量部分を全部本編にまわすことで、高画質を追及したハイエンドユーザー向けDVDソフト。ただ『U・ボート ディレクターズ・カット』は国内でのビデオ販売権が日本ヘラルド映画にあるので、コロンビア/トライスター・ホーム/エンタテインメントから出ている本作を、そのままソニー・ピクチャーズのスーパービットタイトルとしてリリースすることはできない。
 
 3時間を超える本作を2枚組で分けているところに画質重視の意気込みを感じる。実際、映像もかなりクオリティが高い。ただデイライトシーンにくらべると、海中やナイトシーンが高感度フィルムの荒い粒状性がモロに出ているので、ちょっと見劣りするところだ。

 このまま3時間半をやり過ごし、諸行無常のラストまで付き合おうかと思ったが、そんなことが許されない状況を抱えているので、再び仕事場に戻る。





2003年9月5日(金)
飛び出す立体バンデラス




 仕事も煮詰まってくると、机の周りにはアメの包み紙が散乱する。脳を活性化させるための糖分摂取と、口寂しさを紛らわすためにひたすらアメをほおばる。最近のお気に入りは森永ハイチュウキウイフルーツ味。喫煙よりはマシかと思うが、それはそれで健康にプラスじゃないよな。

 試写に出る時間などないくらいキツキツの締め切り波状攻撃だが、作品を観ていないことには書けぬ原稿が混じっていたので、仕方なく都内へ。メディアボックス試写室にて『スパイキッズ3−D:ゲームオーバー』。
 タイトルの通り、シリーズ3作目は立体映画。ゲーム・プログラムのバーチャルワールドに囚われの身となったカルメンを、ジュニが救いに行くストーリー。全編『トロン』へのオマージュがプンプンするが、バーチャルパートになると画像がアナグリフになり、赤青メガネをかけて3D効果を楽しむ趣向になっている。
 ロドリゲス人脈ここに極まれりというくらい、監督のフィルモグラフィを彩ってきた俳優が勢揃いするが、愛情ここに極まれりはリカルド“カーン”モンタルバン。『2』のDVDコメンタリーでロドリゲスが
リカルドには『3』でもっと活躍してもらうんだ
 と言っていたが、本当に大活躍でちょっと目頭が熱くなってしまった。
 ちなみに、これから劇場で観る人に助言しておくと、視界にスクリーンフレームが入らない場所に座って観て欲しい。フレームの外側が視界に入ると、奥行きの立体感だけになってしまい、スクリーンを超えて手前に飛び出してくる効果が死んでしまうからだ。

 その後、新宿に立ち寄り、「仲本」で火を吐くような蒙古タンメンを食し、頭から水をかぶったように汗だくになって帰宅。





2003年9月4日(木)
まんま『キングコング対ゴジラ』




 おお、フランク・スタローンのウェブが復活しとるやんけ! フランクに何か良からぬ事でもあったのかと心配したぞオレは!!
 しかも寝耳に水、ニューアルバムまで出るじゃないか! もち即買いだ!!

 朝から嬉しいニュースで、がぜん仕事意欲がアップ。フィギュア王の原稿を終えて担当氏にメール。
 それと入れ替わりで、日本ヘラルド映画関西支社のKさんから電話。今日は『フレディVSジェイソン』の完成披露なので、ちゃんと観てくれるのかどうか確認のつもりだったらしい。
尾崎さんがホラーがお好きだと良いんですけど
 って、それは北野武を前にして、
あんたは面白い男だから、コメディアンにでもなればいいのに
 って言ってるようなもんだぞ! 大阪を出て1年。ドーチカはずいぶん様変わりしたらしいが、Kさんは全然変わらずマイぺース。 
 でも、来年公開のリメイク版『ゾンビ』が、ヘラルド配給ではないという情報を頂いただけでも収穫。

 というワケで、夕方は有楽町に向かい、丸の内ピカデリーにて『フレディVSジェイソン』試写。
 おお、“両雄並び立たず”の枷にさぞ難儀するかと思いきや、結構リアルファイトでガチンコ勝負しとるやんけ。『13金』『エルム街』の“お約束”をキチンと踏んで、抜かりのないサービス・ストーリー。『スクリーム』にも引けを取らないメタ・ホラーとして、素直に面白いと感じてしまったよ。『キングコング対ゴジラ』が好きな人なら喜んでもらえるんじゃないかな。ライトコメディとしても、怪獣対決の醍醐味的にも

 終了後、トイレでワイルドマグナム江木さんらとハチ合わせ、しばし談笑。本作の布教活動で忙しい背広姿のジャンクハンター吉田先生に挨拶し、そのまま即帰宅。





2003年9月3日(水)
いやいや、行かなくて正解だったと




 締め切りが重なると試写に行けなくなる。でも作品は押さえとかないと、後々の仕事に支障を来す。何より、試写室で宣伝さんと挨拶することも営業のうちなのだ。

 今日も今日とて、幾つか観る予定だったはずが、仕事と所用に挟まれて泣く泣く断念。
 ところが、何やら午後から外は雨模様。TVでは都内は豪雨と落雷の影響を受け、JR山手線がストップしているとの報。
 そこでタイミングよく、試写の後に京橋で会うはずだった友人のM君より電話。山手線のみならず、西武新宿線も乗客規制でホーム内に入れないと報告してきた。いや、外出しなくて正解だったなぁと胸をなで下ろす。

 夜、気分休めに録りっぱなしだったNHKスペシャル『首都激震 直下型地震に東京は耐えられるか』を視聴。
 気分休めになる内容かどうか大いに疑問はあるが。何が凄いって、壊滅的打撃を負う地域は『日本沈没』の東京大震災シミュレーションとピッタリ重なるやんけ。改めてあの作品の「ひとつのウソをつくのに100の真実を重ねる」という姿勢に驚嘆するやら感心するやら。






2003年9月2日(火)
とりあえず言えることだけ開示しとくと、
藤原紀香はやはり美女だったと




 今日は都内ホテルで某映画監督のインタビュー。掲載誌の関係上その名を伏すが、本来公開される新作を差し置いて聞いておきべき事が多く、つまりはオレの知的欲求を満たすために場を取ってもらったようなもん。誌面を私物化してゴメンなさい。

 まぁ、細かいことは後日に明かすということで。すんません、ちょちテンパってるんで。





2003年9月1日(月)
♪オレは男さ〜〜世界イチのお〜と〜こ♪




 病床に臥し、余命幾ばくもないことは前もって知っていたので、心の準備は出来ていた。けどそれでも悲しいのは、やはり「マンダム」の深い擦り込みがあり、高いリピート率でTVオンエアされた作品群の、計り難き下地があるからだ。
 マイ・ベスト1・ブロンソンは意外かもしれないが『インディアン・ランナー』。老い行く男の哀愁を帯びた演技は、東寺駅のホームベンチで反芻するに充分すぎるものだったよ。

 ブロンソンの訃報にしょぼくれてる暇もなく仕事。しかし、編集諸氏との電話で3時間も無駄話に興じ、現実逃避の極致。






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