「森高千里の『雨』にビデオクリップは存在しません」
都会の吟遊詩人という方から、丁寧な報告のメールをいただく。しかも報告だけじゃなく、詩人というだけあって自作のポエムまでテキストデータで付記されていた(10編ほど)。その中のひとつを紹介。
明治チョコレートの
ミニサイズ詰め合わせセット
ハイミルクを食べた後
ブラックが少しまずく感じるのは
ブーッ!(放屁の音)
約束どおり
町の教会で
結婚しようよ
ルルルー
後半がパクリというのは、親切な方だけに忸怩たる思いだ。
昼は五反田へ。イマジカ第2試写室で『レジェンド・オブ・メキシコ』のDLP上映を観る。
『スパイキッズ2』からデジタルシネマに完全移行したロバート・ロドリゲス。しからばデジタル・トゥ・デジタルで観ておくのは流儀だろう。初期時に懸念された色の浅さも全くなく、もはや被写体の質感表現やカラー再現力はフィルムを凌駕してると言える。こっちの味を知ってしまうと、もはや作り手も受け手もフィルムには戻れなくなりそうだ。
秋葉原経由で神保町へ移動し、洋泉社へ。映画秘宝編集部に立ち寄り、少し先の本誌企画の話、そして次号の追加原稿依頼を請け負う。
洋泉社を後にして六本木へ。ギャガ試写室にて『コンフィデンス』。
最終試写だっただけに、場内は満杯。アヴァンタイトルで騙しのスタイルを提示しているので、いわゆる反則感のないサプライズが気持ちいい。脚本の巧さが際立つ。
帰りに新宿の吉野家の前で、会社の同僚とおぼしきカップルがこういう会話を。
「牛丼食えなくなるもなにも、もともと食べたことなんだよね。貧乏人の救済食みたいでさ」
「じゃ、今のうちにデビューしとかないと」
こういう頭の中にウンコの詰まった連中こそ、狂牛病でシビレ人形になればいいんだと心の中で呪いをかける。