えー今日はですね、“ウソのような本当の話”というのでも呈しましょうか。例えば某映画配給会社のお姉さんと名刺交換をしたとき、
「尾崎豊のファンなんですか?」
と、屈託なくストレートに訊かれたスーパーエピソードとか。いや、オレもオレであまりの攻撃力に、
「すいません、気の利かないペンネームで」
なんて言い放ったり。柔道9段クラスの戦いだ。
足の痛みもかなり引いてきたけど、試写に出るほどは完治もしておらず、GWのせいで完全夜型さんになったその矯正もかねがね、国分寺方面へ行く。行動の背景が自分でも判然とせんが、磁場と夏の訪れが人をそうさせるのだろうか。
国分寺・国立といえば、オレ様の中では『野球狂の詩』の東京メッツの本拠地、そして椎名誠の名著『さらば国分寺書店のオババ』である。つまるところ、そういう絵空事のレベルでしか土地意識がないのな。ホビット庄とかゴンド島と同種といいますか。
国立駅前の三井住友銀行で長蛇の列にウンザリしながら金を降ろし、駅前を歩いて「スタミナ丼の店」に行き、名物のスタ丼を食らう。そして帰る。
それだけ? すいません、それだけです。それが男気ってもんです。食いたいモノのためだけに遠方まで車ころがし、目的を果たしたら変なトコ寄らないで毅然と直帰。
そういうバチ当たりは、天網恢々疎にしてなんとやら。帰宅後「きっとシッペ返しが待っているんだろうな」と、原稿催促とか想像に足るアレコレに戦々恐々としながらメールチェックすると、某出版社より嬉しいメール。ちょっとイイものが当選してしまった。これはまた後日にでも話そう。ハッハッハ、人生は運!!
……と思ったら、テリーよりメールで、冒頭のエピソードが小話でしかなくなる、壮絶なまでにウソのような本当の話が!! これは後日になっても詳しくは言えないけど、神様ってほんと不公平だな。でも、それが今後の彼を変えるかも知れないということで、薄ボンヤリと希望をチラつかせながら。