相変わらず原稿は歩止まりで、進行状況は全体の20パーセントに満たず。仕方なく『THE
JUON 呪怨 』の記者会見&インターナショナルバージョン試写に参じるため、新宿東急へ。
ああ、こんなところで原稿を待たせてる、例えば映画秘宝の編集部とかとハチあわせるのは……なんてことを思っているときに限って、「あ、やっぱりいた!」とズカズカ隣に座ってくるのが秘宝軍団だったりするんだなぁ。
映画は『呪怨』のエッセンスを拝借してアメリカンホラーを構築するのではなく、もう完全なるリメイク。だからビデオ版と劇場版の『呪怨』『呪怨2』を観ているオレにはネタを明かされている手品を見るに等しく、日本家屋に西洋人が普通にいる違和感を抱えながら何に驚くでも感心するでもなく、ダラーッと観賞。
ですからして、気の利いたコメントを切り出せず、こういうときは『呪怨』の世界観に初めて触れたヤツの感想にすがろうと思い、同席していた週チャン担当のチャーミー氏に「どうよ?」と。もちろん期待を裏切らない彼女は涙目になりながら、
「怖ぇよー! もう家帰って風呂入って寝る!!」
と、観たことを激しく後悔してマジびびり、アハハハ。
しかし、そういう剥き身の感性を笑ってられるのも最初だけで、打ち合わせの際にオレの原稿どん詰まりのまま、抜け駆けで来たことを知るや、
「あー、私が代わりに書きましょうか? ライターのゴーストライターってヤツで」
と形勢逆転。今度はオレが涙目になり、おめえに出来るのかよと夜の歌舞伎町で中坊ゲンカ。
そういえば『THE JUON 呪怨 』。オレがシリーズで一番恐ろしく感じてた描写[ポリ袋の中で蠢く死体]がなかったのは残念。日本版はもう少し描写がゴリィらしいので、件のシーンは復活するのかしら?