2005年5月31日(火)
動いてるのはオレだけではないのだなぁ



 昨日の緩慢だった状況と打って変わり、あれこれあって忙殺。フィギュア王原稿用に書いたコラム稿が来月にまわり、新たなコラムを用意せねばならなかったり、明日のインタビュー取材のために過去作品を見直したり、電話で誌面企画やら『BONZO!』の打ち合わせをしたり、文字稿の戻しをしたり。


 電話といえば、エルマガジン編集部のS姐との会話で、自分の在阪時にくらべ映画配給会社宣伝部の顔ぶれが大幅に変わったことを聞く。あの人がこっちに、この人があっちに、あるいはいなくなったり結婚したり。流動的な業界ながら、それでも比較的関西支社は動きが緩やかに思ってただけに驚きも大きい。上京して3年になるんだから、当然と言えば当然なのだが。





2005年5月30日(月)
『望楼の決死隊』は観たかったんだよ




 すさまじい寝坊により、向かうべき試写に行けず。しからばと開き直り、昨日録画しておいた『仮面ライダー響鬼』と、今朝の『sakusaku』を意識の定まらないままに視聴。『sakusaku』もここんとこ微妙に飽きてきたなぁ。DVDもリリースされるまでは楽しみで仕方なかったのに、いざ送られてくると半分も見てない。


 仕方がないので市役所で印鑑証明をもらいに行ったり、TSUTAYAでレンタルしたメタリカの『メタル・マスター』と『S&M』などCD数点を返却するなど、私用を消化する。

 んでTSUTAYAに行ったらところ、中古ビデオ1本200円のワゴンセールに日本映画傑作全集のあれやこれやを発見し、即買い。うひゃぁ、『望楼の決死隊』は観たかったんだよ!


『ハワイ・マレー沖海戦』はDVDを持ってるんだけど、ビデオはリバイバル公開版ということで(DVDはオリジナル版)、まぁ比較のために……と思ったら、既に『宇宙船』で竹内博さんがそれやってやんの。





2005年5月29日(
おお、インデアンカレーが!!



 今月に集中する原稿が来月号などいくつか分散するらしく、そんなに締め切りに追われないことが判明、ゆえに自堕落に休みを送る。肩こりもひでぇしさ。


 かくして特記することもなく、強いて印象的といえばその日、カレーのインデアンが東京・丸の内に支店を出すという話をテリーより耳にしたことか。これは嬉しい。大阪のドーチカ店には、試写で堂島近辺に立ち寄った際によく通ったんで。あそこは食して後々に辛さがジンワリくるカレーそのものもいいけど、付け出しのキャベツの酢漬けこそ命。


 ああ、これで「UIPやヘラルドの試写室を出てインデアンカレーに直行」という、大阪時代の決め事が東京でも再現できるワケですよ。





2005年5月28日(土)
日々の湿気落としというか



 車で遠出。当て所なく埼玉方面へ。


 帰りに某大形古書店に寄る。ここは過去30年分のキネマ旬報がほば揃っており、下手な図書館よりも資料ほじくりの利便性に勝る。長々と粘って検索し、必要なのを6冊ばかし購入して帰宅。




2005年5月27日(金)
映画も例外ではなく




 午前中に週チャンの原稿をあげ、昼から焼肉を食いに行く。腹具合が悪いにも関わらず、いい身分というかヤケクソというか。

 案の定、食後は胃が鉛を飲んだように重くなり、後悔だけを大きく抱えて帰宅。わかもとを服用してベッドに横臥し、 『アメリカ人が作った「Shall we dance?」』を読み始め、その日の夜に読了。

『シャル・ウィ・ダンス?』製作からワールドプレミアに至るまでの周防監督の手記。物語の創造主でありながらリメイクの内側に立ち入ることが出来ないジレンマが、前著である『世界を行く』の轍を踏む。とはいえ『世界〜』にはオリジナル版の譲れぬカット編集闘争など、グラウンド内での取っ組み合いが当事者にて語られている面白みがあったけど、今回は蚊屋の外の悶々だからなぁ。


 しかし『神狩り2 リッパー』になかなか踏み込めない。歳とってくると日々の煩雑に圧されるのと、残り人生のカウント勘定から、フィクションに手をつけなくなる傾向にあるというか、それが如実に現れてくるのは読み物ってな次第。
 映画も実際のところ、他者のイマジネーションに2時間つき合うのが苦痛になってくることがあるし。こう言うと「それを生業としている者のニヒリズム」みたいに取られるけどさ、いやホントの話。







2005年5月26日(木)
電車男さん、ウフフ




 オレとしてはもう、それこそ精一杯の早起きをして六本木へ。朝10時よりギャガ試写室にて『ヒトラー 〜最期の12日間〜』。

 ドイツ首相官邸・地下要塞におけるアドルフ・ヒトラー自決の真相に迫る再現劇。他でもないドイツ映画がそれをこしらえたというところ、戦後60年にしてようやくの禊ぎであるとか、あるいはホロコーストへの目逸らしであるとか、まぁ喧々囂々ではあるのだけれど。
 そんなことより、オレは何が致命的かって「誰かがヒトラーを演じる」という行為だけで、そこに妙な可笑しみが醸し出されてしまう事実。それはルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』であったり、チャップリンの『独裁者』あるいはメル・ブルックスの『珍説世界史PART1』あたりの、キャラクターとしての戯画化が行き過ぎたゆえの不幸。
 だからいっそ、肝心のヒトラーを出さないという方針で映画を作ればよかったんじゃないかと思ったりも。どうせ映画の後半はベルリン陥落後、ソ連軍侵攻からいかに側近幹部連中らやSSが逃げるかを描いてるだけなんだから……って、そりゃムチャってか。


 感想を求める宣伝担当氏らとの談義もそこそこに、日比谷線に飛び乗り日比谷駅へ。13時より東宝試写室にて『電車男』を観る。

 この映画の撮影取材に行き、村上監督のインタビューもしたので、そのしがらみもあって早々の観賞。最盛期の日本映画界を思わせるスピード工事でこしらえながら、それでも既に腐臭が鼻を突くところに危惧を覚えつつも、いや待てよひょっとしたら『下妻物語』級の傑作が生まれる可能性だってゼロじゃないと……まぁ、結果として出来の微妙な韓国のラブコメみたいでしたが。

 何というか、乾きモノみたいな中谷美紀に魅力を感じないところ、オレ置き去りの要因なんだろうな。スレッドの向こう側の一人として木村多江が出ていることで、なんとなく己の意識とスクリーンは細く繋がっている感じでありましたが。オレ、いしいひさいちの「女には向かない職業」の藤原センセイ=木村多江で実写化してほしいと切に願っているんだけど、まったく、どいつもこいつもワシの承諾もなく男とくっつきやがって(以下略)

 なにより、山田孝之扮する電車男のオタク属性がわからん。


 東宝本社前で、これから『戦国自衛隊1549』を観るというテリーと出会ってしばしダベり、15時半よりヘラルド試写室にて『ハッカビーズ』。

『スリー・キングス』のデヴィッド・O・ラッセルの新作。人生の意味について各々の命題を背負っている人物たちが、唯物思想と精神主義、あるいは自然派の妙な対立関係の狭間で真理を得ようとするコメディ。オフィシャルのストーリー概要はジュード・ロウを基点に描かれているんだけど、どう観ても主役はジェイソン・シュワルツマンだろこれ。


 観終わって秘宝編集部へ。打ち合わせのつもりが当事者おらず、ムダ話だけして帰宅。

 途中、西部新宿構内でLマガジン編集部よりTEL。夏休み映画特集ページ原稿の打診。大阪は『スター・ウォーズ』のマスコミ試写、東京よりまだ朝が早い7時40分上映だそうで。お気の毒な……。







2005年5月25日(水)
泣いてる



 週チャンの『宇宙戦争』カラー原稿を上げる。夏休み映画特集の大波がやってくる前に、片付けられるべき仕事は片づけでおかないと泣く、後で絶対泣く。現にもう来月前半のスケジュール調整に無理が生じて半ベソだ。どなたか致命的な遅筆が10倍の速度に変わるような、そんな魔法の粉をお持ちでらっしゃらないでしょうか?





2005年5月24日(火)
ジェダイ皆殺し大会




 久々に中坊スイッチが入ってしまい、前日に寝ないで朝を迎えてしまったワケで。


 朝、軽い緊張を身に覚えながら六本木ヒルズヘ。8時30分よりヴァージンシネマズ東宝にて『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』マスコミ完成披露試写。

 ビジュアル的にも現在作り得るデジタルシネマの最高峰であり、また善と悪の本質を見据えた堂々たる重悲劇。定められた運命へ歩を詰める足取りの重みはシェイクスピアの『オセロ』に比肩する。『ファントム・メナス』と『クローンの攻撃』の迷走を経て、ようやくルーカスは自身の『ゴッドファーザー』をモノした。

 ただ、同時にSW神話の呪縛の功罪も痛感する。もともと1作目であるエピソード4はSFポップカルチャーとして在るものだけに、着地点がここまで重いと視覚と設定の摺り合わせだけでは埋められない齟齬が出てくる。いかにアナキンが悲劇の子であれ、チンピラ運ちゃんの介入でピーンと宇宙に弾き出される“軽キャラ”の事実は変わらないのだ。


 帰りに帰路途中のTSUTAYAに寄ったら、たった1枚だけが延々レンタル中で、あれだけ借りられなかった瀬々敬久の『ユダ』が残っていてゲット。これもフォースと共にあればこそなのだと妙な感慨。もちろんジェダイは口が裂けようが、岡元夕起子のオッパイが見たかったからとは言わない。


 さっそく帰って観ようと思ったところ……どういう手違いか『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』が入っていやがった。一瞬、暗黒面に墜ちるアナキンと気持ちシンクロ。





2005年5月23日(月)
大作の影でワリ食う大作



 朝起きて、週チャンの原稿に着手。午後は某所にて某作品の内覧試写。意外と良く出来てたけど、やっぱり公開時期が悪いなぁ。






2005年5月22日(
こっそりと誕生日




 ああ、とうとうリドリー・スコットが『デュエリスト』を撮った歳に並ぶのかと暗澹たる気持ちになっていたら、それは来年の話で少し安堵。


 とりあえず、友人より届けモノがあったくらいで、ここに特段書き記すような大きな祝いの動きもなく。





2005年5月21日(土)
知らなかったよ続編の存在



 寝不足のうえに4本ってのが祟ったのか、それこそひたすら惰眠をむさぼる。


 夜に起き出し、今頃になって山田正紀が『神狩り』の続編を書き下ろしたことを知り、書店へいって『神狩り2 リッパー』(徳間書店)を購入。


 さっそく帰って机の前に鎮座し、ページをめくろとうと思うも、前作を読んだのが高校のときということもあり、改めて『神狩り』を読みなおす。リキんだワリに、いったいいつになったら続編にたどりつけるやら。






2005年5月20日(金)
試写固め撃ち




 2時間寝たか寝ないかで、朝の6時に起床。モサモサ身支度をして試写に出る。10時、メディアボックス試写室にて『メタリカ:真実の瞬間』。

 2003年に発表されたメタリカ6年ぶりのアルバム『セイント・アンガー』製作中の模様を克明に捉えたドキュメンタリー。ボーカルのジェイムス・ヘットフィールドとメンバーとの軋轢によってアルバムのリリースが危ぶまれ、解散の影さえチラついた、そんなメタリカの暗黒時代に置かれたカメラは創作に横たわるクリエイター心理と人間模様をハードにえぐり出す。2時間21分の長丁場をまったく飽きさせず、全編をとおしてメタリカの全像を紐解いていく構成で、ヘビィロックのビギナーを置いてけぼりにはしない。傑作。


 試写室を出て軽く昼食。ここで試写スケジュールとにらめっこするが。後々に何かを考えさせる重い作品を観る気もなく、チョイスしたのは『山猫は眠らない3 決別の照準』(於:ソニーピクチャーズ試写室)。

 今やトム・ベレンジャーの近況報告映画と化したスナイパーシリーズ。今回はベトナムで命を救ってくれた戦友を標的にせにゃならん試練の物語だが、プログラムピクチャーの病膏肓に入ってる本作が深刻な心理劇など消化できるはずもなく、蚊の鳴くようなジャブを連打するお手盛りアクション。いちばん派手な場面は劇中のテレビに映ってる『戦場にかける橋』の橋爆破シーンですんで。まぁ、別に傑作を期待して観に行ったワケじゃなく、観賞中はそれなりに楽しかったのだけど。


 聖路加からチンタラと松竹試写室に向かって、次なる作品は『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』。これを選んだのは他でもない、この前に試写が行われていた『HINOKIO』の担当に会ってプレスを受け取らねばならなかったので。
 
 シリーズの脚本を書いてきたドン・マンシーニの初監督作。前作『チャッキーの花嫁』に繋がる物語で、チャッキーが人間に自分の種を植え付けるのと、チャッキーの息子と自称する新キャラの人形が登場することから、タイトルはダブルミーニングなところあり。火ぶくれしたように肥えたジェニファー・ティリーの自虐的演技と、いろんなモノをパロディにしすぎて出典がわからなくなってるピノ・ドナジオの悪のりスコアとか、そういう着地点を誰が望んでいるのか分からないけど、少なくともオレはオッケーだったよ。いろんな意味で『チーム★アメリカ』にテイスト近し。


 松竹試写室で出てルノアールでコーヒーを飲み、18時よりヘラルド試写室にて『姑獲鳥の夏』を観る。

 映画化のタイミングとしては出遅れ感の強い京極堂シリーズ第1弾。監督が実相寺というところで少なかれ予測しておくべき事だったと思うが、映画としてのコクがこれっぽっちもないなぁ。『帝都物語』はまだそのへん配慮があったから、林海象の頭の悪い脚本も多少は許せたけどさ。まぁ『アリエッタ』とか『ラ・ヴァルス』を観る感覚で劇場へ行ってくださいな。でも、この1作目の布陣で『魍魎の匣』を観たいかと問われれば、それは残念ながら……。
 しかし観る前に『呪いの壺』(怪奇大作戦)だと聞かされてたが、アハハ、本当だ。


 さすがに2時間ちょいの睡眠で4本の試写は無理があったのか、後半はもう眠くて眠くて。しかも肩こりが再発し、帰りの電車の中では座席の手すりの上部分を握りしめ、挙手状態でやり過ごす。






2005年5月19日(木)
深夜暴走ドライブ



 黄砂の影響か、部屋の中がザラっぽくて困窮す。窓を閉め切っててもエアコンから流れ込んでくるみたい。仕方がないので部屋の掃除。


 掃除機の目詰まりと闘ってると、宅配便到着。届きモノはDVD『サンゲリア 25周年アニバーサリー・エディション』。掃除もそっちのけで観てしまう。


 午後は書類に印鑑を落とすために制作会社のOTCへ。次回の『BONZO!』収録に関する話など交えつつ、みんなで夕食に流れ、深夜1時もまわろうかという時間に解散。


 その後「まだ空腹が治まらない」というテリーさんと共に高円寺や吉祥寺など深夜ドライブ。さんざ徘徊をしてラーメン屋を探すも、いいところは見つからず、明けの4時に帰宅してそのまま寝る。明日も早いってのに。






2005年5月18日(水)
苦労が水のアワ
 朝に週チャンの原稿を上げて、昼から某作品の試写に行き、書店で本の探し物をして、結局そのブツが刊行されていないことが分かってショボンみたいなことを長々と打ち出したら、ソフトの不具合で一瞬にしてパーに。さりとて同内容の文をリライトする気力もなく、このような愛想のない記述に。すんません。


2005年5月17日(火)
TV収録やら取材やら




 今日は『大進撃放送BONZO!』の収録日につき、テレコムセンターの東京MX−TVへ。。録りはダブルダイナマイトとの映画紹介対決で、もうテリーさん大活躍の巻。

 ただ今回、そのワンコーナーだけの収録で、共演者らとのコンタクトもほとんどなく、せいぜいテレコムセンター内のampmでマネージャーとグラビア誌チェックをしていた岡田ひかりと話した程度。ゲストも池田駿介を遠巻きに見ただけ。南隊員、なんかブライアン・フェリーみたくなってたな。
 おおそうだ、収穫と言えば、ついに念願だったMXの美人新入社員Tさんを目撃したことか。早くアナウンス部とかに配属されてTVに出ないものかと。


 スタジオを後にして六本木へ。旧ギャガにて、昨日試写を観た『0:34』の監督、クリストファー・スミスにインタビュー。

 といっても本人はロンドンにいての電話質疑応答。特に不都合はなかったけど、『オーディション』ショックの蔓延ぶりに改めて驚く。


 終了後は食事などして、深夜0時に帰宅。返答を急ぐ仕事の依頼メールがあったが、返事を書く気力もなく寝る。






2005年5月16日(月)
久々に試写など




 昨夜は早くに就寝したこともあり、朝7時に起床。仕事場でメールの返信や『BONZO!』の軽い下準備、そして原稿を打つ。「午前中に仕事・午後は試写」というのが理想といえば理想的だけど、クセのついた体内時計がすぐ深夜シフトに戻ろうとする。


 11時に家を出て試写。ギャガ試写室にて『0:34』を観る。

 下水に潜む殺人鬼が、深夜の地下鉄構内に取り残された性格ワル女を襲う自称“地下鉄ホラー”。まぁ何と言うか『サランドラ』や『クライモリ』に嗜好のベクトルが向かない人には勧めどころの何もない映画だけどさ。


 ギャガを出て軽く昼食をすませ、電話で打ち合わせをしていたら次の試写に遅れそうになるも、上映ギリギリで試写室に入る。

 観たのは9月公開予定のアカデミー賞受賞男優&女優主演の作品。“ボクシング版『シービスケット』”といいますか、あ、もちろんクリント・ハワードは出てたぞい…って、観た映画バレッバレ。


 終了後、チャーミー姐から受け取るべき資料をいただき、きびすを返して『逆境ナイン』の試写を観にアスミックエースに向かうも、明日の準備や原稿の懸念ありて入り口前にて退散。





2005年5月15日(
ツケ払いの休日




 昼に起床。半ボケの状態でごっそり溜まった試写状の整理と日程データの打ち込み。ここ一ヶ月立て込んでで『チーム★アメリカ』くらいしか試写に出向いてないことをボンヤリ自戒しつつ。
 そして渋々に、これも一ヶ月ばかし手付かずだった仕事場と寝室の掃除をする。とはいえ相変わらず右の物を左へ、上の物を下へ移動するだけの成果に乏しい行為。ムダに汗だけかいたような、でも心なしか紙ゴミは目減りしたような。


 夕刻より『THX―1138』DVDに収録されているアメリカン・ゾーイトロープのドキュメンタリーと、『スター・ウォーズ』のBOXセットの特典ディスクに収録されているメイキング。それと『アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史』を立て続けに視聴。大系的なアメリカン・ニューシネマ史の復習ですわ、ワケあって。

 さらにHDDレコーダーに突っ込んである映画を消化せねばと、『アルジェの戦い』をRに落としながら久々に観る。先ごろ出たクライテリオン版DVD購入に弾みをつける意もあり。
 ついでに監督インタビューを任されている『0:34』のサンプルビデオを観ようと思ったが、明日試写室で観ることにして就寝。






2005年5月14日(土)
大きい声では言えないが




 いささか気後れぎみに『ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1』(岩波書店)を読み始める。


 ところで、その『ナルニア』を求めに書店に行ったさい、何気なく横溝正史のコーナーにて『死仮面』(春陽文庫)をパラパラめくったら、不明だった第4回の掲載誌が見つかって完全版になってるという不意打ち。

 本著が初単行本化されたのはオレが中学のときだったけど、そのときは欠落部分を中島河太郎が補筆してた……というか、あの頃に読んで既に20年以上も経年してるのに、その間「完全版出たよ」なんてことを誰一人として教えてくれなかったのね。情報の血の巡りが悪いことおびただしい。





2005年5月13日(金)
中途半端な再開



 夕べから午前中にかけ、片づけなければいけない書類をドヨ〜ンと徹夜で片付けると、完徹特有の咽涸れ症状が出てきたので少しベッドで横臥。ニュースでは哭きの竜みたいなポージングで送検されている男の顔、顔。少女を奴隷監禁した変態らしい。


 午後から神保町へ。アスペクト出版に赴き担当のK氏と企画打ち合わせ。『キングダム・オブ・ヘブン』公式完全ガイドを謹呈いただく。
 来週末に企画テキスト提示を約束し、その足で洋泉社へと移動。校了前のオレ原稿に赤入れなど、細事手伝い。他には来週頭のインタビュー取材の打ち合わせなどなど。後はちょうどハチ合わせた武田英明さんと談笑。来週『シスの復讐』を観にロスに行かれるそうで、他の誰かさんはオレに仕事を押し付けて同行だってさ、ケッ。


 帰宅後、共著執筆の詳細メールやら複数の懸案に返答。他にも秘宝編集部よりインタビュー日程変更の連絡。その日は『BONZO!』収録に重なるので、方々に電話して時間調整。


 深夜、返却日の迫った『わたしは貝になりたい』のビデオを観て、なんとも暗澹たる気分になる。







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