=ドリー =テリー


2002年8月29日(木)
ここだけの話、ヴィンって●●らしいですよ



 今日は東宝東和にて、ヴィン・ディーゼル主演『xXx(トリプルX)』の試写。宣伝プロデューサーのE氏とは大阪で面識があり、プロレスの話題で盛り上がった思い出が懐かしい。で今回もやっぱり、オレが着てたWWF時代のTシャツを肴にプロレス談義。
 挨拶をすませて試写室に入ると、もういきなり『映画秘宝』関係者が最前列を独占! うん、気持ちは痛いほどわかるよ。

 肝心の映画といえば“エクストリーム系スパイキッズ”“バカのピースメーカー”か。「アメリカの林海象」ことロブ・コーエンの作品にしては意外と堪能できたね。ていうかウェズリー・スナイプスが黒い中学生なら、おまえら(ヴィン&コーエン監督)は白い中学生か?と問いたくなる中坊感覚が炸裂!! 悪のテロ組織の名前なんてアナーキー99だぜ。敵の大ボスとヴィンはパンクロックの話題で盛り上がってるし、たぶんこいつらの部屋にはピストルズの写真とかベタ張りしてあるに違いない(あとブルース・リーとか)。
 まぁ「ヴィンのエクストリーム・アスリートな設定をもうちょい活かせよ」とか「アーシアの出てる意義がイマイチ感じられん」とか不満もあるけど、味方に新兵器バカがいたりとスパイ映画の王道パターンをきちんと踏襲し、ひたすら単純に楽しめるんで、そのへんはチャラってことで。
 試写会後に秘宝軍団と歓談。某ギンティ氏がボソッと漏らした、

「ブレイドとかxXxとか、なんでバカ中坊はプラハを目指すの?」

 には一同大爆笑!
 
 こうして楽しい一日が終わる…はずだったが、帰宅途中、履いてたスニーカーのソールがベロベロ剥げて行くじゃないの! どうやらヴィンテージ物のスニーカーにはよくあるパターンで、長年履かずに置いとくとソールのウレタンが加水分解でボロボロになっちゃうらしい。おろしてまだ一ヶ月も経ってないのに…っていうか、引っ越しのときに靴とか全部処分しちゃったんで、履けるヤツが全然ないんですけど>オレ。





2002年8月28日(水)
社交ダンスとディックの世界



 今、ガチンコ兄弟の間でいちばん気になる人物といえばこの人、北原明。TV神奈川の帯番情報番組「ふれあいワイド」に出ていたのを偶然目撃したことが運のツキ。ソシアルダンス界のカリスマ的存在らしいのだが、昼日中からマスカレードの仮面をつけ、淑女を言葉巧みに誘惑するかのような陶酔トーク。そりゃもうキナ臭さ200%!!
 そんな北原先生の“日本初”唄入りダンスミュージック『横浜ジルバ』が今、ソシアルダンスの世界で熱い支持を受けているとのこと。その模様をVTRで紹介していたが、もうオバちゃん主体の信仰現場は空気の層が明らかに違ってて、その光景の異様さにしばし言葉を失う。
 この畏るべき異人…もとい偉人との遭遇を友人に吹聴したら、

「昼間っからU局を視聴してるあんたらのダルダル体質こそ問題」
 
 
と一喝されちゃったよ。
 

 夜は日劇2にて待望の『マイノリティ・リポート』試写。正月映画が異例の早期試写と思うなかれ、東京国際映画祭のオープニング作品なのだからして。

 ダメダメだった『A.I.』のSFリベンジとしてはまず納得。『プライベート・ライアン』のビジュアル意匠も存分に生かされ、そのディテールの描き込みと圧倒的な情報量は、まさに『ブレードランナー』に比肩するフューチャー・ノワールといえる。
 ただ個々のアクション・シークエンスはその持続性に乏しく、スピルバーグの動的演出力の減退ぶりを痛感するより他はない。まるで往年の名ボクサーのエキシビジョンマッチを見るかのようだ。エポックメーカーとしてのスピルバーグに過剰期待するむきには、もう少し衝撃性があってもよかったかなぁとは思うものの、それは極めて高いレベルでの希求。しかし『東京暗黒街・竹の家』の引用とジェシカ・ハーパーの出演、シネ狂スピちゃんのオレさま趣味で片付けられないこともないが、趣旨が謎すぎ





2002年8月27日(火)
怪獣とモー娘。でブルーカラー丸出し!



 今日は夕刻より帝国ホテルにてケイン・コスギのインタビュー。『筋肉番付』マニアなウチの親父いわく「アレ見ててもさ、どうもケインだけ悲愴感しょいこんでんだよな。もっと明るくコトに臨めないかって本人に伝えとけ」って、言えねぇよパパン。
 実物のケインはまさしく「健全な魂は健全な肉体に宿る」の体現者で、裏表のなさそうな折り目正しいニイちゃんだった。そのキャラ的明確さゆえ、マネージャーさん(美女!)の「仕事のない日は、カレ10時就寝なんですよ」発言は大ウケ!!

 インタビュー後、編集氏やキャメラマン氏とで打ち合わせ。いろいろ話題が弾んだが、特に『WXIII 機動警察パトレイバー』を軸とする怪獣映画談義は熱を帯びた。
 オレら世代は多感期にゴジラが休眠したため、その飢餓感ゆえに怪獣映画への思いが深い。しかもそういうヤツは大概「イイ歳して怪獣映画を観ている」ことのコンプレックスから、怪獣映画に“社会性”や“大人のドラマ”“リアリティ”なんてスノビズムを希求してしまう。だから平成ガメラ三部作に喝采を贈り、『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』を激賞するという次第。是否はともかく『WXIII』もそこをくすぐられた作品。日常に異物が侵入していき、社会が認めたくない存在を認めざるを得なくなってしまう丹念なプロセス。「怪物」という言葉が主人公の口から出る瞬間のスリルは、映画で久しく味わったことのない身震いを感じたなぁ。
 
 解散後、テリーと新宿で夕食。やんばるでゴーヤ定食を食べるかアカシアでロールキャベツを食べるかで迷ったあげく両方行くことに。こういう選択以外に方法はないのだろうかオレらは。
 遅い帰宅で疲労困憊のなか、ビデオチェックしたNHK衛星特番『BSまるごと大全集 100%モーニング娘』をサーチ視聴し、続けて『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』DVDの本編のみ観賞。防衛隊が軍靴を響かせながら街路を横切るシーンは、『シンドラーのリスト』のゲットー解体時のドイツ軍侵攻と同一描写。金子監督「『シンドラー』はあまり好きじゃない」と言っておきながらのスピルバーグ・リスペクトに、ちょっとニヤリ。





2002年8月26日(月)
おニャン子 WILL NEVER DIE


 そういや8/23(金)のドリー日記読んでて気付いたんだが、「LIFE AT LAST」ってレイ・ケネディが唄ってたのね。
 いや、レイっていうと急きょMSGの雇われボーカルとして来日した「スーパーロック84」での大醜態(歌詞全く覚えてないわ声全然出ないわ、あまりの酷さにマイケル・シェンカーがライブのあと一時失踪したほど)くらいしか印象にないだけに、まさかこんなところで活躍してたなんて夢にも思いませんでしたわ。

 目が覚めるとワイドショーではおニャン子クラブ復活のニュースで持ちきり。レコーディング中の模様を見たけど、「時間は誰にでも平等に、かつ無情に過ぎていくものだ」ということを痛感する見事なオバサン集団ぶり。おニャン子マニアというよりも熟女マニア垂涎だな。岩井由紀子なんかおニャン子解散後の面影すらないありさまだし。その反面、渡辺美奈代の変わらなさは他が他だけに、ちょっと気持ち悪いよな。違う意味で変わってない立見“おいにい”里歌ってのもいますが。

 午後からは某誌の企画絡みで都内某所にて試写。終了後、ドリーと担当編集氏の三人で頭抱える羽目に。いやもういろんな意味で爆弾背負い込んじゃったわ。
 その後新宿まで引き返し、東映パラスで『劇場版仮面ライダー龍騎』でも観ようと思ったが、あいにく上映時間のタイミングが合わず、仕方なく近くにあった牛たん料理屋「ねぎし」で数年ぶりの牛たん定食に舌鼓。腹は一杯になったけど、反比例するように懐はペラペラですわ。




2002年8月25日() 
『ガリバーボーイ』の裏に『ダイアポロン』流した
ファミリー劇場はエライ!



 昨日24日の昼から、アニマックスの『東映アニメヒーロー大集合』を見続けている。東映動画(現東映アニメーション)が制作したTV作品の第1話を、30時間連続で放送するヤツ。総合司会が加藤夏希(とバズーカ山寺)だったからなんだけど、さすがに小学校高学年あたりまで東映アニメにゃ多大な影響を受けてきただけに、ボロボロと懐かしい映像が続く続く。スパロボ系なんか今でも釘付けになるもんね。
(違う意味で釘付けになったのが『魁!!男塾』とか『アパッチ野球軍』の肉弾系だけど)

 そりゃ、鬼太郎を律儀に4シーズン全部放送するなら『GS美神』や『夢のクレヨン王国』なんかも流してくれとか、ラインナップに不満がないワケじゃないのよ。
 まぁ『男塾』の立花理佐やら、『ダンガードA』の金田パースバリバリのBパートとか、『Dr.スランプ』と『ドクタースランプ』のセル×デジタル動画のクオリティ差とか、『マジンガー』シリーズ全3作を通じてパシリ感覚が抜けない兜甲児とか、オレ的にはツボな場面が続出したんで、そこらへんチャラにして無問題。

 あと、70年代前半あたりまでの作品のほとんどが、どこか一カ所は音声ブツ切りになってるのに違う意味で満足。音声どころか作品設定に問題ありな『アパッチ野球軍』はもちろん、あの『マジンガーZ』でさえバシバシ切られてたし。ていうか「○○キチ」くらい大目に見てやれんのか?
 

 こうやって丸一日、東映の旧作アニメを堪能した自分ではありますが、そっちに気合い入れてたせいで、オンタイムの東映アニメ『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』を見逃し(録り逃し)てしまいましたってオチ

 ウェ〜、どなたか録画してる方いません? いやマジで!!




2002年8月23日(金)
ミュージックだよ、ミュージック。



『KAMIKAZE TAXI』の亜仁丸じゃないけど、そんな一日。

 神奈川県県民部文化課から、ジェリー・ゴールドスミス来日公演延期の通知と払い戻し票が送られてくる。JGがここ1年、ガンと戦っているのは既知するところだったので、そういう可能性もあるだろうとは思っていたが。

 午後からトッド・ソロンズの『ストーリーテリング』かアルトマンの『ゴスフォード・パーク』の試写に行く予定が、どの移動手段をとっても物理的に間に合わない時間になってしまったので、そのまま部屋の片づけ。最後の粗大ゴミを処理場に持参し、後は昼食を取りながら掃除を再開。その合間、WOWOW『ザ・ビートファイル』をダラダラ視聴。「ローリング・ストーンズ特集」だったので、『ラブ・イズ・ストロング』のPVでも流してくれるかと期待。あれ、監督がデビッド・フィンチャーというのも今にしてみればポイント高いが、マッチムーブやマッチライティングの見本というべき、デジタルドメイン製の巨人獣ミックやキースのビジュアルがやっぱりすごい。掲示板で話題になってるソニンの『カレーライスの女』も、この存在がなけりゃただの裸エプロン・ショックに留まったろうよ。
 そんな思いもよそに『ラブ・イズ〜』はオンエアされず。ビデオを無駄に回したなぁと言いたいところ、前プログラムのBoA&倖田來未特集もエアチェックしたのが幸い。倖田の「SO INTO YOU」PVが録画出来てて少しラッキー。大きな声では言えないが、あのエロ踊り…もとい旗帯のコレオグラフが意外とオキニだったりするので。

 夜、インタビュー原稿のまとめに入る前にスーパーチャンネルの『スタートレック/ヴォイジャー』を見る。今日はQ登場の回。ジョン・デ・ランシー演じるおなじみのヤツとは別に、自殺願望を持つもうひとりのQが出てくるのだが、それを演じるのが『ファントム・オブ・パラダイス』のビーブことジェリット・グラハム。あまりの懐かしさにファンパラのCDを取り出し「LIFE AT LAST」を衝動聴き。でもこれ、ボーカルはレイ・ケネディなんだよなぁ。ウィリアム・フィンレイもジェシカ・ハーパーもヒム&ハーセルフで歌ってんのによ。





2002年8月22日(木) 別段タイトルもなく…



 今日は『OUT』の脚本を担当した鄭義信にインタビュー。控えめながら、かなり突っ込んだネタ取りが出来たと自負。20世紀フォックス配給にサンダンス製作ということで、例のアレについて最後にやんわり尋ねるも、ちょっとナニがナニでアレされちゃったので活字化は難しいかもね。

 終わって唐沢俊一師匠と会う約束で渋谷まで。ところが直前で原稿催促の電話が入り、泣く泣くオレだけ帰って仕事。久々にすみやにも行きたかったんだけど。

 脱稿後、ムラウチから届いた『スターシップ・トルーパーズ』コレクターズ・エディションDVDを視聴。今にして思えば「学芸会並みの演技に、総毛ざわつくVFX」というのは、ある意味で『SWエピソード2』の先を行ってるが。それにしても、いつ観ても心の海綿体が充血する映画だ。




2002年8月21日(水) そんなに好きなら結婚しろ!



 今日は某2世俳優のインタビュー取材だったのだが、来月に延期。

 というワケで、ウチの用事をすませる。引っ越しで出た粗大ゴミを近くの処理場に持参。大阪のアバウトなゴミ処理に慣れたオレらに分別の洗礼は強烈で、おかげさまでエコロジーへの関心が深くなってしまった。内部の処理システムをしげしげ見つつ、費用を窓口で精算。
 その後、予定外の散財で途方に暮れつつ、帰宅後に某編集者と電話で談義。ハリーハウゼンのフィギュア抱き合わせ割高DVD−BOXへの治まらない怒りや、『E.T.』DVDが国内では特別版しかリリースされないことへの怒りなど。「特別版が嫌いなヤツだっておるんじゃ!」に激しく同意。

 あと『Returner リターナー』について、
「小学生にも分かるイメージの拝借はどうかと」に始まり、
「『時をかける少女』をやりたいから、金城を持て余してんのが画面から匂ってくる」
「セリフの間持ちが悪い金城を長回しするんで、そこばっかり気になる」
などの雑言を経て、
「鈴木杏への尋常じゃないカメラなめまくり」
「『ジュブナイル』DVD音声解説、林原めぐみと鈴木杏に挟まれて、監督おおはしゃぎ」
 などの核心話をば。

 その後、原稿と文字稿チェックに、ビデオに録ったNHK−BS『鉄腕アトム』傑作選「史上最大のロボット前後編」と『スター・トレック ヴォイジャー』『妖怪人間ベム』を視聴。しかし今さらシミジミ言うのもナニだけど、どうして『ベム』の作画ってああも生理的に気色悪いのかしら。





2002年8月20日(火) 
京王と小田急まちがえ小田原まで行くとこでした


 今日は終日単独行動。上京してこのかた、ずっと暴君ドリーと行動を共にしてただけに、ひさびさに一日ノビノビ過ごせる…っていっても、ドリーの仕事に関する資料探しで大宅文庫まで行くんだけどね。

 というワケで、大宅文庫のある八幡山へ。八幡山といえば大宅文庫とともに、そのスジでは有名な松沢病院がそびえ立つ場所。駅を降りるとイキナリ遥か彼方まで続く垣根が嫌がおうにも目立つ。

 普段、望まずとも勝手に“ある種の電波”に操作されてる人が寄ってくるオレにとって、その手の方々の総本山に向かうことでどんなスゴいのに逢えるのか、非常に楽しみだったんだが……結局、そのテの人に会う機会はなし。さすがに市井のアレな人々と違い、ある意味全国センバツな人達の集う場所だけに、そのパワーで逆に遠ざけちゃったのか?




2002年8月19日(月)
ポンギでパツキンのチャンネーとルービミーノ!



 久々の試写でドリーと共に六本木にある20世紀フォックスへ。
 以前東京に在していた頃、自分にとってこの街は“最も遠い場所”。当時ここにあったIBM本社に所用で足を運ぶことも多かったけど、みんなが六本木と聞いて思い浮かべるアマンド前なんて、関西に引っ越すまで一度も行ったことがなかったね(その後、オフ会等で上京した際に2度ほど行った)。もっともオレ的に面白いスポットがあるワケでなし。
 試写は『ロード・トゥ・パーディション』。監督二作目にしてサム・メンデスのスタイルは固まってるし、映画としてオーソドックスにまとまってはいる。けど『アメリカン・ビューティー』みたくオナニーとかないのは少し物足りんのう。別にオナニーがオレの映画評価基準じゃないけど、サム・メンデスといえばオナニーだろ。
 しかしポール・ニューマンって、いつの間にこんな爺さんになっちまったんだ? いや、もういいトシなのはわかってるが、齡70過ぎてもデイトナ24時間レースに出て優勝しちゃうようなタフなイメージがあるだけに、ちょっと衝撃的。
 
 試写終了後、某所にて某誌のドリー打ち合わせに付き合う。この席上、ドリーの企みで恐ろしい事に巻き込まれるハメに。今後某誌に丁稚奉公させられることが内定。オレでいいんスか?
 
 結局打ち合わせは夜まで続き、近くの洋食屋にて夕食。ドリー、超大盛り頼んで全部平らげた直後に「ちょっと物足りないな」つって、そのまま立ち食いそば屋に直行するのはやめてください。いや、俺もそのときは何の疑いもなく一緒に食ってたんだけどさ。





2002年8月17日(土) マライアの呪い



 片付けれど片付けれど、段ボール箱が減らない恐怖。まぁ150箱あれば無理もないけど。
 未整理のほとんどは紙資料。ここは一気に必要なものだけを残し、後は資源ゴミだぁと作業エンジンフル回転…と思いつつ、キューブリックが亡くなったときの全紙夕刊とか、黒澤明の訃報を伝える朝刊を読みふけてしまう。クロサワに至っては英字新聞まで買い漁ってたりして、何考えてるんだか4年前のオレ。

 訃報と言えばテリー。こいつが電話してくると開口一番、
おう、○○が死んだな
 今しがた入手したであろう著名人の死が挨拶代わり。だからついたアダ名は“お悔やみテリー”。昭和天皇の崩御もプリンセス・ダイアナの事故死も、フランク・ザッパのガン死もコイツの電話で知った。そのクセ記憶管理が甘く、先日も、
「え、千秋実って死んでたの?」
……3年前、おまえがオレに教えたんだろうが。


 新生活にあたり、縁起の悪いモノはこのさい処分してしまおうという提案。
 そこで考えたあげく、冷蔵庫に貼ったマライア・キャリーの『グリッター』シールが怪しいと結論。さっそく剥がしにかかるが、すさまじい粘着力で取れやしない。これは無理に剥がすと、マライアが祟るのではないかという恐怖が頭をかすめ、結局このままにしておく。

 夜、友人のM氏が新宅の様子見に来訪。皆で出かけて夕食。なぜか藤子不二雄ネタで大いに盛り上がる。もちろん肴は我孫子先生。富山に藤子ランドを作って魔太郎の薔薇シャツを売ろうとか、要するにそんな話ばっか。

 帰宅後、ビデオに録った『バンド・オブ・ブラザース』を観ようと思ったら、予約ミスでディスカバリー・チャンネルの「突然の災害〜32階の足場で作業員が宙吊りに〜」が!! しかも夜中の『夕陽のガンマン』を録画しようと待機していたら、フォーマットがワイドじゃなくてパン&スキャン版。重ね重ねの不運、これはひょっとして……。





2002年8月16日(金)
引きこもり準備、完了!(←仕事しろよ俺)


 というワケで、ようやくケーブルTVがつきました。
 J−COM TVの場合、こちらがCS契約してた頃とかなりチャンネルがダブってるのが嬉しいですなぁ。久々にWWEとか堪能できたし。これであとBBC(『トップ・ギア』は大好きな自動車番組だったんだけど)とMONDO21(『平成オタク談義』以下略)が入ってればなぁ…。
 そのかわりGAORA、G+、スカイAといったプロレス&関西番組に強い局が入ってるから実質的には相殺か? おかげで闘龍門とかノアとかガイアとか『痛快!明石屋電視台』とか見られるし。あとは『ちちんぷいぷい』(現在、関西でもっともグダグダなワイドショー)をやってくれりゃ最強だが。

 なにより、阪神タイガースの試合をほぼ全戦中継してくれるのはありがたい。大阪じゃほぼ毎日阪神漬けの日々だったのに、東京に越してきてから地上波で一試合も阪神戦が中継されない異常事態が続いてただけに(そのくせTV埼玉じゃ西武戦ばっかやってるし)、これからは毎日張りのある日々が過ごせますよ…って、もういきなり阪神負けてやがる
 あと在京U局をほぼカバーしてるのもポイントが高い。千葉TVなんて見るの10数年ぶりだな。なのに10数年経っても、あの恐ろしい放送終了時のアレが変わってないのは、ある意味偉いよウン。
 
 ああ、これでまたTV漬けのダメ人間ライフを邁進しそうな自分ですが…今回は自分以上に心配なのがドリー。仕事場のTVがイッキに多チャンネル化したことで、そっちのけで虜になってる模様。わかるよその気持ち。俺も最初にCS加入したとき、そんな感じだったもん。こうなりゃ一緒に、ダメ人間の住むダメ王国の住人になろうな!!





2002年8月15日(木) “異端の笑国”の住民、逝く


 東京に引っ越してきて既に10日と少々。生活にも慣れ、すっかりネットとTVのダメ人間に戻りつつある今日この頃ではある。あ〜あ。
 
 ネットでニュース系サイトをブラブラしてると、リトル・フランキー死去の報を発見。だがプロレス系サイトを覗いても、このニュースに対する反応が鈍いのには正直ガッカリだ。
 ニュースによればここ1年、体調不良で試合を行う機会も少なかったとのことだが、それまでは全女の小人プロレスのエースとして最前線で活躍してた選手だ。普通のプロレスで言えば三沢や橋本クラスの選手が亡くなったようなもの。もう少し大騒ぎしてもよかろうに…。
 もともと小人プロレスラーは(その肉体的特徴ゆえに)健常者のレスラー以上に短命な選手が多い。激しい運動に向いていない体型にもかかわらず、プロレスのような普段以上に肉体を酷使する職業のため、数年で身体のあちこちを破壊して寝たきりになったり、寿命を縮めたレスラーは数多く存在する。

 リトル・フランキーも、長年のレスラー生活で蓄積したダメージが身体を蝕んでいったあげく、このような結果に至ったのは容易に想像がつく。
「過酷な見せ物として晒し者になったうえ、このような末路を迎える」という理由で、小人プロレスを排除しようとする“善意の一市民”も数多く存在するが、そんなのは余計なお世話ってもんだ。
 
 けど、これから小人プロレスはどうなっていくのだろう?
 ベビーフェースだったリトルの死去により、残るレスラーはヒールの角掛留造(唐沢俊一氏曰く「単に背の低い親父」とのこと)と、コミック系のミスター・ブッダマンの二人のみ。どちらか一人をベビーに…というのも何か違うし、かといってスカウトするのも、他のプロレス以上に人材確保が難しいうえ、一人前のレスラーとして育てるのがまた大変ではある。っていうか、母体となる全女(全日本女子プロレス)自体が、選手の大量離脱と経営難で崩壊寸前なだけに、このまま消えちゃう可能性の方が高いような…。
 
 ところでトクサツ者的にはリトルゴジラ(『ゴジラVSスペースゴジラ』)が死んだワケだけど、やっぱどっかで追悼とかすんのか? だいたい『宇宙船』とか、「龍騎」のイケメン軍団ばっか追っかけてないで、リトル氏の追悼とかやれや!!
(加藤夏希の特集なら不問だが)





2002年8月14日(水) パワー・オブ・ハリウ〜ッ!



 生活に慣れてきたせいか、だんだん夜型に戻りつつあるオレ。昼前に目が醒め、FAXされてきた文字稿をチェックし、原稿と一緒に戻す。
 前の住居は衛星アンテナが立っていたけど、こっちは地上派のみ。はてBSをどうしたものかと思案していたが、テリーの勧めでJ−COM TVと契約。WOWOWは同時に解約し、そっち経由で視聴することに。これで久々に『バンド・オブ・ブラザース』の続きが観られる。

 しかしまぁ、USJ連日の不祥事報道。あまりに頻発するので「某ライバルパークの陰謀」という邪推まで飛ぶありさま。オープン前には関連記事を書きまくり、報酬とばかりにプレスパスでさんざ遊んだり飲み食いしたなぁ。あれからまだ1年半しか経ってないというのに。
 あのとき「アトラクション&ライドの吹き替え声優は公表しないのか」と広報に確認したら、「原則的に非公表」と返答され、仕方なく聞き取りで声優名を書き起こしたのも懐かしい思い出。どっかのDVD掲示板で同じ作業をこなした方が自作一覧表をアップしてたけど、ロン・ハワードの納谷六朗を誤記していたのは画竜点睛を欠いたな、フフ。

 DVDの『ヴィドック』『アメリ』のフレンチ音声解説を聴いたあと、『シネフェックス』と『CGワールド』誌の『ロード・オブ・ザ・リング』特集記事を読みながら、北米版DVDを観賞。WETAのミニチュアワークとCGの合わせワザに改めて感服する。




2002年8月13日(火) 復活!



 住居を移して早々に〆切りやら試写やら挨拶やら、片づけもソコソコに立ち回っていたけど、御盆休みと同時に休戦状態。ようやく転入届に免許書き換えと済ませ、この日記も復活となった。放っておいたらいつの間にか掲示板はソニンBBSになってるし。
 帰りに最寄りのTSUTAYAでレンタル会員になり、ライブラリ品定めをしていたら、C誌から緊急原稿依頼とH誌編集部からインタビュー依頼の携帯TEL。盆開けはバタバタしそうだ。
 段ボールをまとめ、書籍整理の途中でNHKスペシャル『幻の大戦果〜台湾沖航空戦の真相』を観る。よく事実をねつ造、あるいは誇張して報告することを「大本営発表」と揶揄するが、本番組は大本営海軍部がどのような経緯で“偽りの戦果報告”をするようになったのかを検証していく。戦後も半世紀以上をすぎ、ようやく踏み切る事ができたであろう内容。続いて教育の「アクターズ・スタジオ」シリーズ。マイケル・ダグラス編はBSオンエア時に見逃したので助かったが、できればエド・ハリスを早く地上派放送してほしいところ。

 原稿と文字稿チェックのあと「探偵!ナイトスクープ」を観つつ就寝。寝室のベッドが未組み立てなので、仕事部屋で洗濯物をマクラに寝る。これ繰り返すと朝起きたとき体がミシミシいって、まさに錆び付いたロボット状態。早く片づけを完了しないとなぁ。
 







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