今日は『ギャング・オブ・ニューヨーク』のプロモーションで来日したレオ様&スコセッシ監督の記者会見を取材するため、いつもより早めの起床。
そそくさと準備して会見場の新宿パークハイアットホテルへと向かうが、これが(西武新宿駅からだと)ムチャクチャ遠いのよ!! 「どうせ新都心あたりだろ」とタカをくくってた我々にはヒジョーにキツい距離。おまけに会場に到着した頃には立錐の余地もない満員ぶり(詰めかけた記者は約600人。けどスペースは先日のトム&スピルバーグ会見の半分程度)で、改めて衰えを知らぬレオ様人気をまざまざと見せつけられた気がする。これがスコセッシ単独だったら、たぶん半分も埋まらなかったんじゃないの?
予定よりも若干遅れて(レオが前日夜遊びが過ぎて遅刻)記者会見開始。レオはどうでもいいのだが、やっぱり目の前に生のマーティン・スコセッシがいて、その生声を聴けるというのは夢のような気分だ。俺でさえそうなのだから、スコセッシを現人神として崇め奉るドリーには言葉にならない感慨があるのだろう。しかし先日のスピルバーグといい、半年前までは絶対に考えられなかった夢の邂逅が次々と実現すると、やはり上京して正解だったなとつくづく思うね。いろいろ問題も多いけど、こういうのがあるとこの仕事についてよかったと痛感するよ。
司会がクロ姐で、スコセッシ側の通訳が戸田なっちという最悪条件を除けば、記者会見そのものはトムスピ会見のときみたく“とんでもない方々”の“とんでもない質問”も出ず、つつがなく終了(『ギャング〜』を撮るにあたり参考にした日本映画があると聞いたが? の質問にスコセッシが『乱』の名を挙げたのは当然か)。ドリーから会場に現れた著名人についてのレクチャーを受けつつ(油井昌由樹やスクリプターの野上照代ら黒澤組に、小峯隆生とかいたらしい)ホテルを後にする。
その後、午後3時半からの『猟奇的な彼女』(渋谷・アミューズ試写室)の試写に向かうが、かなりの時間が空いているので、渋谷まで山手線沿いにブラブラ歩くことに。
途中、代々木のデザイン系専門学校が林立するあたりを、ドリーの芸大思い出話(安藤忠雄を巡る建築科とランドスケープ科の見解相違など)なんぞ交えつつ散策するが、なかなかいい具合のマンションやアパートがあり、住めるんだったらこう言うところに住んでみたいと思う。各方面へのアクセスも良さげだし。あとは家賃だな。
原宿を抜けて代々木体育館沿いに歩き、NHK方面に向かう。このへんには唐沢俊一氏の自宅マンションがあり、「もしかしたら近くで打ち合わせとかやってるかもね」なんてドリーと話していたら、いきなりその唐沢氏本人と鉢合わせ!! まさにシンクロニシティーである。とりあえずこれから打ち合わせだという唐沢氏と軽く挨拶を交わし、こちらはアミューズへ。途中、近くのカラオケボックスで一休みし、ちょうどいい時間に到着。
『猟奇的な彼女』は、タイトルのイメージからは裏腹に、結構爽やかな恋愛コメディ。なるほど韓国でヒットしたのもうなづける小気味よい展開で(それでも若干の中だるみはあるが)、2時間強の上映時間を特に退屈させることなく一気に見せてくれる。ヒロインのチョン・ジヒョンは割と俺好みの可愛いコちゃんだが、劇中の設定がバカアクション映画のシナリオばっかり書きまくり(当然、映画会社に持ち込んでも没ばっかり食らってる)、主人公にムチャばっかり要求するJackass野郎。秘宝系か?
試写終了後、帰宅してTVをつけたら『ウッチャきナンチャき』に唐沢氏が!! これもシンクロニシティーか?