『エイリアン』野郎に爵位かよ。
J・キャメロンが『タイタニック』でオスカー監督になったときの違和感に近いな。『エイリアン2』野郎がアカデミー賞、もし15年前のオレにオレが会いに行って、この話をしたら「おまえバカか」って大笑いされるのがオチ。
でもねカズオくん、デビッド・リンチやピーター・ジャクソンもオスカー候補になる日が来るんだよ。というか、浪人時代のオレにタメ口きかれるオレも悲惨だぜ。15年前のオレ、もう少し人当たりのいい性格になれよ。それとバイト先で口説いたホステスのお姉ちゃんな、あれタチの悪いコブついてるから、こじれる前に手ぇ引ぃとけよ(半分実話)。
そんなキャメロンの『ターミネーター』がお気に入りだったお母様が亡くなり、年末年始は実家に帰らず、初めて実家以外で正月を過ごす。やはり郷里と自分を繋ぐものは家族だったのねを実感する。オザキのくせに何を遠い目をしてやがんだって感じだが、不幸というかド不幸というか、年明けに出稿の仕事が山と積まれている。明治神宮に詣って人混みで死んでこようかと思ったが、同じ死ぬなら原稿に揉まれて最期を遂げよう。いや死なないんだけど。ヤボか説明? このパターンばっか。
というわけで、日本人としてのアイデンティティを肌で感じようと思い、やはりここは大掃除だぁ! …とまぁ、結果かたづけは深夜までかかり、そのまま執筆に移行。買い込んだ飲み物を大量に仕事部屋に持ち込み、戦闘に備える。おお『七人の侍』の菊千代みたい。最期の決戦に備えて刀を小山に何本も刺しておくあのシーン。「一本の刀じゃ五人と斬れん!」みたいな。けどね、こういう固い気構えをすればするほど、腰砕けもソッコーなのさ。まぁ人生なにごとも形から入る人なので、勝負は見えておる。おお、『七人の侍』の勘兵(以下略)
しかし体調が狂うね。どこもクソ面白くないカウントダウン番組ばっかでさ。も少しオレらが喜ぶような企画立てろよ。『ロマンポルシェの2003年・全裸でおめでとう』とかさ。
いやぁ、こういうマーベラスな面白ライフを送っているオレも、2003年はキューブリックが『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止め、水爆を愛するようになったか?』を撮った年齢とタメになる。馬鹿テリーの側頭部にチョップ喰らわしてばかりもいられないのだ。てなワケで、みなさん今年もお世話になりました。深作だいじょうぶかなぁ?