朝、早々に宅急便に叩き起こされる。
かなり前に注文していた『バンド・オブ・ブラザース』のDVD−BOX2が到着したのだ。けどまだBOX−1を全部観ていないので、しばらくはラックの肥やし状態。うぇー、今日は祝日だけど、体の感覚が日曜日モードで、どうもキレが悪い。
午後より残り原稿と、ペンディング状態だった企画書を練り上げる。あとはイラストレーターの使い方をテリーに手ほどきしなければならなかったのだが、逆に彼から北朝鮮名物・律動体操のレクチャーを受けてしまう。相変わらず形から入る男は流行りモノに目がない。というか最近アイツ、
「健康のためには体操がいいと首領様も言ってらっしゃる」
とか気持ちの悪いことのたまうんで、少し接し方を変えないとなぁ。
仕事を後回しにビデオの整理をしていると、テレ東の深夜番組『マルガリータ』が昨夜ダビング時に入っていたらしく、それに見入ってしまう。
この番組にはダメ人間を当てるコーナーがあって 今回は「追っかけたアイドルが不幸な引退をしてしまうカメラ小僧」というのが出ていたが、アイドル追っかけやグッズに総計300万円を費やしてきた彼のプロフィール・フリップに感動してしまった。
●最近嬉しかったこと=コンサートであややと目が合った
●最終目標=あややとセックスすること
どうだろう、このぶっちゃけぶり。アイドルマニアって、とどのつまりこれが願望なんだろうけど、ここまで正面切ってキッパリ言われると神々しくさえあるなぁ。まぁガチンコ兄弟も、
「大変だ、本上まなみが結婚したぞ」
「んなワケないだろ。オレんとこに彼女から報告メールも届いてないのに」
とかいっちゃう妄言大将のユニットですんで、人のこと神々しいとか言ってられないが。
あとテリーが大昔にエアチェックしていた『ジパング通信』が見つかり、オレが大好きだったコーナー「おばさんレビュー」をまとめ見する。素人のおばさん3人が新作ビデオ紹介をするのだが、例えばライザ・ミネリの『キャバレー』をレビューするとき、
「そういえばきのう『キャバレー』っていう映画見ちゃった」
「まぁ、田中さんったらハレンチねぇ。子供の教育に悪いんじゃないの?」
「ううん、そういうのじゃないのよ。歌って踊って綺麗な映画で、ぜんぜんエッチじゃないの」
「うちの旦那もそういうとこ行くのかしら?」
「そうね、大変よねぇ」
一時が万事この調子で、決め文句は「お宅も大変よねぇ」。レビューも何もあったもんじゃないけど、オレの批評スタイルってこれに影響されてるのかも。
後は「週刊TV広辞苑」とか、松原千明が秘書をやっていた頃の「探偵!ナイトスクープ」とか発見したが、ビデオ整理は現実逃避の最たるものなので、いいかげん仕事にもどる。