★ベスト10★【1】地獄の黙示録 特別完全版
【2】ブラックホーク ダウン
【3】WXIII 機動警察パトレイバー
【4】ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間
【5】少林サッカー
【6】ズーランダー
【7】姿三四郎(最長版)
【8】ブレイド2
【9】TRICK -劇場版-
【10】XXX トリプルX
テリー もちろん【1】はこれしかないでしょう。最近コッポラがまったく映画を撮らなくなったのも、このウルトライヴェントの反動がジワジワ来ているからじゃないのかな?
ドリー そして【2】は、男なら誰もが夢見た「全編まるまる戦闘シーン」を実現した狂気の映画。『プライベート・ライアン』に脳内侵されたリドリー君、至高の一品ですね。
テリー 『G.I.ジェーン』で誰よりも先にリアルな戦闘シーン作りの先鞭をつけてたのに、みんなから“がちょ〜んズーム”とか言われて失笑された恨みがビッシビシこもってます。
ドリー …あの映画はそれが問題だったのか? それより【7】は失せモノ探すにゃロシアに尽きますね。しかも映画史的大発見なのにDVD特典が発表の場という、その奥ゆかしさに学ぶべきところが多いよ。
テリー 最後の【10】は、敵の組織の名が[アナーキー99]。とても分別ある大人がつける名前じゃないところに、かなり高めの“お友だち電波”を感じたんで。
ドリー 30過ぎてんのにガチンコ兄弟ですからね、オレらも。
★ワースト3★【1】ギブリーズ EPISODE2
【2】パルムの樹
【3】火山高(日本語吹き替え版)
テリー 【1】、ジブリのいちばん鼻持ちならない思想「俺たちのいいと感じるモノは観客も好きになる」が露骨に出た“まかないアニメ”。楽屋オチをビジネスに持ってこられてもねぇ。
ドリー 【2】は、監督の頭の中だけで話が完結していて、観ている間じゅう「友人の結婚披露宴にいくら包むか」に考えを巡らせてました。
テリー 【3】はアニメちゃんに媚びたキャスティングで付加価値をつけようという、その合成着色料的な配慮が負け負け。
★ベストガール★劇場版『呪怨』の上原美佐
ファーストショットの“後方振り向きセーラー服姿”は、「おまえで『時をかける少女』行くぜ!!」と思わず脳内GO出してしまいましたの美少女ぶり。同じ『呪怨』美女軍団でも、恐怖のあまり布団をかぶって震える伊藤美咲はコントみたいでしたが。(ドリー)
★ベストガイ★ザンダー・ケイジ(『トリプルX』)
俳優ヴィン・ディーゼルがザンダーを演じてるんじゃなくて、ウィンがザンダーになるべくこの世に生を受けたようなハマリ具合。あのファニー・フェイスが醸し出すヌーボー感が、映画のブレインデッドっぽさに拍車をかけます。(テリー)
★ベストシーン★『ゴジラ×メカゴジラ』のアヴァン・タイトル
雨中の決戦に駆り出されるメーサー殺獣光線車に、大島ミチルの勇壮なスコア、もうガンガンやられました。これが9回くらいリピートされ、いつまでたっても本編が始まらない…そんな展開でもいいんじゃないのと思ったほど。(ドリー)
★死んでほしいヤツ★『マイノリティ・リポート』トム&スピルバーグ来日記者会見で、それを訊いて誰が得をするのかわからない愚問を連発した奴ら全員
…特に軽部、おまえだ!!
(初出誌:洋泉社「映画秘宝」2003年3月号 VOL.39)
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