■第5回■ ネメシス/S.T.X


(c) 2003 Paramount Pictures
(c) 2003 United International Pictures

 ピカード(パトリック・スチュアート)率いる宇宙旗艦USSエンタープライズ号のクルーは、副官ライカー(ジョナサン・フレイクス)とカウンセラーのトロイ(マリーナ・サーティス)の結婚式のために宇宙を航行中、通過した惑星から謎の電気信号を検知する。調査のため、その惑星に降り立ったピカードたちは、そこでアンドロイドのデータ(ブレント・スパイナー)そっくりのプロトタイプを発見する。さらに惑星連邦からの依頼で仇敵・ロミュランの新指導者への謁見に向かったピカードの目に前に現れたのは、若い頃の自分に瓜二つの新指導者・シンゾン(トム・ハーディー)だった……。

 シリーズ第10作目を迎えたスタートレック劇場版最新作が遂に登場!!今回はピカード達の心の中の闇とも言える“もう一つの自分”シンゾンというシリーズ最大の強敵を迎え、エンタープライズの苦戦は必至!!シリーズ最大級、衝撃のクライマックスにも注目。監督は『エクゼクティブ・デシジョン』のスチュアート・ベアード。



■監督■
スチュアート・ベアード
■脚本■
ジョン・ローガン
■視覚効果■
デジタル・ドメイン
■音楽■
ジェリー・ゴールドスミス

■出演■
パトリック・スチュワート
ブレント・スパイナー
ジョナサン・フレイクス
トム・ハーディー


UIP映画配給
アメリカ/118min
2003年4月12日(土) 日比谷映画ほかにて全国ロードショー

公式サイト=http://www.uipjapan.com/nemesis/

  


 ドリーも同じ事を書いてるんだろうけど、配給会社はもっと宣伝方法に気を遣うべきではないだろうか? なんでスタトレの最新作なのに、それを隠そうとする? いまだに全国各地でリピート放送バンバンやってて、ST好きな連中も業界にゴロゴロしてるのに、それを活かそうとしない? も〜この時点でオレ的には萎え萎えですわ。

 あ、本編に関してはまぁ楽しめましたわ。ちゃんとTVシリーズから追っかけてる熱心なトレッキー向けのくすぐりを随所に配置し、STとしても、また一本の映画としてもきちんと成立させたベアード監督の手腕に関しては素直に関心。とはいうものの上記のとおり、宣伝方法に疑問を感じるので評価は初の保留!!


  


 劇場版「スター・トレック」としては、『スタートレック4・故郷への長い道』『ギャラクシー・クエスト』に次ぐ完成度の高さ(…何か?)。
 ピカード&シンゾン、データ&プロトタイプのエピソードが対になっていて、この複合プロットが堀の深いドラマを構築している。脚本のジョン・ローガンは『スタートレック2・カーンの逆襲』をベースにしたらしいが、ジェネシス・プロジェクトやスポックの死といった諸要素の韻を踏みすぎてて、その事実自体が大きなネタばれになっているのでご注意を。
 ベアードはさすが編集者出身だけあってカット&アウェイの編集感覚に鋭く、デイレクションの段階で既に絵が整理されていて、実にスリム。終わりよければ…って感じかな。


注・本レビューはあくまでドリー、テリーの個人的嗜好に基づくものです。
どのような嗜好かは、当ウェブでみっちり学習してくださいね。



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