2003年4月30日(水) 教えて!エラい人


 チャンピオン記事のラフ切り。自分的には初のカラー原稿をシコシコと。勝手がわかんないのでドリーに訊こうとするが、試写で逃げられる。一体、どうなってしまうんでしょう?>オレ。




2003年4月29日( 『エアマスター』いいね



 そして34歳の誕生日。特に誰に祝ってもらうワケでもなく、ひとり黙々と少年チャンピオンの絡みで某ゲーム原稿をこなす。詳しい内容は明かさないが、これ、少年誌で取り扱っていいようなゲームなのか? この歳にもなって、こんなゲームやってる自分がちと悲しくなっちゃった。

 夜はアニメ『エアマスター』を見る。柴田ヨクサルの原作もそうだが、きちんとキャラさえ立ってれば話はいくらでも転がすことが出来るといういい例。放映前は画がアレなんでどうなることかと思いきや、今では春の新番組アニメ中一番のお薦め。とりあえずは坂本ジュリエッタ、キャラ美味し過ぎ。

 それからドリー日記で、
小学生の頃、近所の疎水に牛の死体が浮いていた
 という話があったが、これはマジ。他にも港に鮫の死体が上がってたとか、徒歩遠足で海岸を歩いていたら鯱の死体が漂着してたなんてのはザラだったな>境港
 水木ロードのお陰で最近はすっかり小綺麗になっちゃったけど、もともとはそういう町なのだ





2003年4月28日(月) 困った困った
 秋田書店で怪しい打ち合わせ。担当編集と怪しげなブツと、オレ的にはヒジョーにタイトなスケジュールを受け取り、とりあえずどうすりゃいいのか一人で困惑。夜は夜でそれの絡みでMacのHDDを大掃除。なんか非常にわびしい気持ちのまま、34の誕生日を迎えるハメになったとさ、チャンチャン。


2003年4月27日(
肉食えなくなったらオッさんの証し




 昨夜から朝の7時まで起きてて、それでも『所さんの目がテン』まで余裕で見てられたもんだから、このまま後の番組も流し見ちゃえと思ったところ、『目がテン』終了と同時に意識が途絶え、気がつきゃ『デ・ジ・キャラットにょ』のBパート放映中。おかげで『アバレンジャー』も『ナージャ』も『ガッシュ』も見逃しちまった。ビデオ録画もしてないし、あーあですわ。

 仕方なくフテ寝してたら午後2時過ぎ。今日もまたさぬき小町うどんで昼食。いつもここでカレーばっかり食ってるので、今日はまともにうどん中心のメニュー。しかし小町うどんって、確かにかけうどんだけならムチャクチャ安いんだけど、サンドメニューとか含めると結構いい値段になるんだよな。天ぷらとか御飯物込みだと、簡単にファミレスのうどん定食よりも割高になるし。

 その後は手の空いたドリーと久米川方面をブラブラ。古本とか中古DVDで何か出物があるか確認してみたが、特にこっちの気を惹くような物は無し。中古DVDなんか「おっ」と思うモノがあっても、新品の方が割安なタイトルばっかだし。仕方なく久米川のスーパーで飲み物等を買って帰る。

 帰宅後、仕事で昨日買ってきた資料用の某コミックスに目を通す。これ、連載当時からちょくちょく読んでるけど、改めて単行本で読むとデタラメすぎ。いったい誰のために何の目的で描いてるんだかさっぱりワカランが、それでも検索してみるとファンサイトは結構存在するし、割と各メディアで活躍してるところを見ると、それなりに需要はあるって事なんだろうな。改めて“萌え”って恐ろしいと痛感した今日この頃。

 夜、夕食は『牛角』で焼肉。ここ数年間、食べ放題2千円みたいな焼肉ばっかり食ってきたけど、歳とりゃイヤでも量より質になってくる。しばらく食ってるとドリーが「脂っこくて胸が悪くなる」といって早々に退席するや、目の前の小町うどんに駆け込んでかけうどんを食う。曰く「気持ちが悪いからサッパリしたもんが食べたくなった」らしいが、気持ちが悪いならモノを食うという発想から離れろよと。

 その後、深夜まで資料本読みや、ドリーに頼まれた仕事の手伝い。その流れで深夜2時オンエアのガンダム特番『ガンダムウォーカー』をちょっとだけ見ていたが、その中の「ガンダム好きのお笑い芸人大集合」というコーナー、千原兄弟にラーメンズ、U-turn上田などの面々に混じり、なぜか涼平の名が。こいつがガンダムマニアなのは有名だが、でもお笑い芸人じゃないだろ? それともライダー出身者はイロモノだから、芸人と一緒にしてもいいという話か? それじゃオダギリジョーがライダー出身を隠すのも無理ないわな。いくらテレ朝にライダー取られたからって、ガンダム使ってそこまで貶めるかね?>毎日放送(まぁ、ガンダム自体テレ朝系に対する意趣返しの感はあるがな)





2003年4月26日(土) 今さらながら『二つの塔』




 午前8時半過ぎに起床。ああ、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン』もうやってるよ。
 10時頃までアニメ数本見て、そのまま身支度。入間へ試写を見逃してた『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』を観に行くのだ。

 西武線で所沢駅から20分弱で入間駅へ。会社員だったときに幾度か訪れているが、相変わらず流行ってるのか寂れてるのか今ひとつハッキリしない街だな。ここの町並みを見てると、何故か鳥取県倉吉市を思い出してしまう。まぁ、そういう所だと思ってもらえばいいか…って、鳥取県民以外わかんねぇですね。
 上映館のユナイテッドシネマ入間に行くと、さすがに週末だけあって(『クレしん』や『コナン』も封切られてるし)親子連れや子供客でごった返してる。『指輪』も例外じゃなく、既に公開二ヶ月以上が経過し一日二回上映(吹き替え一回、字幕一回)のシフトになってるにも関わらず、ほぼ半分以上の席が埋まっている状態。

 肝心の本編だが、相変わらずピーター・ジャクソン、手堅いねぇ。前作以上に見せるシーンが多いので、3時間強の上映時間を全く退屈することなく楽しめる。相変わらずアラルゴン(フジ軽部アナ命名)も格好イイしな。クライマックスのサム(ショーン・アスティン)の説教がジャクソンの心の叫びに聞こえたのはオレだけか?
 上映終了後、こっちでメシでも食おうというドリーと待ち合わせのため、しばし劇場前のトイザらスをブラブラしていると、こんなフィギュアを発見


 


 …いや、こういうのが存在してるのは知ってたけど、よい子のオモチャでいっぱいのトイザらスで売ってていいんかのう、山守さんよ。

 その後、ドリーと合流して入間の町を散策するが、夜の7時台になると殆ど見るような場所がない。だいたいデパートが7時半に閉店ってどうよ?(いや、ふつう百貨店はそれくらいだけどさ) 仕方がないので駅前の札幌ラーメン屋で夕食をすすり、あとこちらの仕事絡みで買い物をいくつか。

 帰宅後、阪神タイガースの試合結果を調べるため、久々にニュース系サイトをウロウロしてると、遅ればせながら横浜銀蝿の翔がまたクスリで逮捕の報を知る。そのまま銀蝿関連のサイトを巡ってたら、なんと銀蠅メンバーTAKUHPというのを発見。さっそく日記を見ると、今回の件に対しての忸怩たる気持ちや、翔に対する思いとかをバシッと書いていたが、その直前の日記がなぁ…何故に今、ラジニ





2003年4月25日(金)
オレを今日からリトル・ゼと呼べ!!




 今日はドリーと一緒に某所の試写に行くつもりで出かけたのだが、いろいろ用事を済ませてたら時間的に無理が生じ、仕方なく行き先を変更して秋葉原へ。ドリーが『幻の湖』のDVDを買うというので付き添い、ついでに九州じゃんがらで昼食。オレは明太子がダメなので、味玉角煮ラーメンを注文。おじやセット付き。久々にじゃんがら食うといい感じなんだが、個人的には秋葉原行くんなら、牛丼のサンボに行ってみたかったな。ちょっとドリーのラーメン大好き小池さんぶりにも辟易してきた。だいたい秋葉原でラーメンというとすぐじゃんがらってのは、「野球は巨人」「車はトヨタ」「映画の王様、山田洋次」的で面白味ゼロやん。

 その後、近くだったんで秘宝編集部へ。残念ながら編集部は全員忙しそうで、一服だけして出ることに。帰り際、編集部の松崎君にちょっとしたアドバイスを請う。

 その後は築地の松竹試写室にて『シティ・オブ・ゴッド』試写。スゲェ!!
 上映時間2時間10分ってぇと先日観た三池の『牛頭』とほぼ同じだが、あっちがひたすら(意図的に?)ダラダラしていたのに対し、『シティ・オブ・ゴッド』はその緊張感がまったく途切れることなく、ハイテンションかつリズミカルに展開していくので、上映後は心地よい疲労を感じることが出来る。ドキュメンタリー調で非常にラフな感じの撮り方なんだが、その構成は隅から隅まで計算され尽くされてるのが憎い。しかもそこはかとないユーモアも漂わせ、陰鬱な血生臭さを感じさせない心配りもある。まさに南米の『グッドフェローズ』、ひさびさにガツンとくる映画を観たぜ。文句なしに今現在、今年の(そして間違いなく今年上半期の)ベスト1だな。マスコミも『マトリックス』やら『チャリエン』やら『踊る大捜査線』みたいな手垢ベッタリな映画ばかり追っかけてないで、こういうのをバンバン紹介しろよ。あ。そりゃオレたちの役目か。

 試写終了後は新宿に出て夕食。寿司食いてぇというドリーのリクエストに応え、新宿駅東口近くの回転寿司に入ったものの、これが大ハズレ。場所が場所だから味のクオリティを期待しちゃいないけどよ、一番美味かったのがサービスで出た味噌汁ってのはどうよ? あと店員の殆どが日本語喋れないし
 





2003年4月24日(木)
ブルーカラーはモーニング娘。とアニメでご満悦




 ここ数日間…というかここ数ヶ月、どうも慢性的に眠気が取れず、ヘタすると一日じゅうボンヤリしてる事が多くなった。どうしても生活習慣上、睡眠時間が定まらないお陰で体内時計が狂ってるんだと思われるが、おかげで一日をムダにする事も多々あって、何とかしたいんだが、こればっかりは諸々の事情ですぐにどうこう出来ないのが辛い。

 今日はまとまった入金があったので、昼食がてら買い物に出かける。けど上記の体たらくで、朦朧とした意識の中で自分でも何やってるかさっぱり。ドリーに聞くと「親方、勘弁してくださいよ」とか「あの犬はヤクザを殺すために仕込まれたヤクザ犬だ」とか「えびボクサーで泣いちゃってさぁ…」とか意味不明の戯言を繰り返していたらしい。

 ああ、オレももうすぐだな。

 その後、夕方にドリー引き連れ秋津駅方面へ再び外出。無銭状態でヒーヒー言ってた時に助けてくれた(助けたのか?)お礼に焼き鳥をおごるが、またこの男がいつもの如くアッチ行ったりコッチ行ったりで俺を引きずり回すもんだから、『おじゃる丸』が始まるまでに家に帰れなくなる。
 ……いや、この場合、いい歳こいて『おじゃる丸』が楽しみというオレが問題なのか。

 帰宅後はNHK教育でアニメ『学園戦記ムリョウ』を見る。以前BSで放映されてた奴の地上波リピートなんだが、オレは何でこれを見なかったんだろう? いい具合にスケールアップしたNHK少年ドラマ風味なのがツボにはまる。 
 それにしてもNHK教育、春の大改編でとんでもないことになってますな。少なくとも午後7時台の視聴割合で言えばダントツで教育をつけてる場合が多いしな、俺の場合。さすがに『十二国記』までは見てないけど。

 その後はTBSにチャンネルを変えて『うたばん』の保田圭モー娘。卒業特番。いかに保田がいじられキャラとして成長していったかを事細かに説明してくれて爆笑。
 それにしても石橋貴明、タレントとしては最低の部類だとは思うんだが、ことアイドルいじりで育てることに関しては他の追随を許さないねぇ。ジョンソン飯田や保田ケメ子といった、いじり倒してキャラを固定するやり方はおニャン子時代から定評があるけど、これがなければ今のモー娘。も無かったんじゃないだろうか?つんくと所属事務所は石橋に何か贈ってもいいと思うぞ。あんまり調子にのられてもイヤだけど。
 そういえば先日、某所で「好きな芸能人のタイプは?」と聞かれて、つい飯田の名前を出しちゃったのは何故だろう? 娘。関連なら矢口とか、元メンだけど市井やゴマキの方が好きなはずなのに>オレ
 うーん、ジョンソンにそういう風に言わせる何かが発せられてるんだろうか? 絶対あいつ、何か電波とか出してそうだし。逆に受け取ってたりとか。

 それといつ見ても吉澤ってヤバイよなガレッジセールの川田とか、今井雅之や伊原剛志あたりと同じ物を発してる気がする。何と言ったらいいか解らないが、眉一つ動かさずに相手を血塗れになるまで殴り続けられるような感じ? 考え過ぎか?





2003年4月23日(水)
三池崇史作詞の変なエンディング曲、CD化しろ!




 前日も明け方まで起きる。身体が完全にボロボロな状態ながら、ドリーに引っ張られて朝9時に家を出て京橋の映画美学校へ。酒井法子主演の『呪怨2』の試写。
 一作目の時もそうだったけど、映画化に際してVシネ版の時のような得体の知れない恐ろしさは影を潜めたが、その分“映画として”カッチリとした作りになっているので、最後まで飽きずに観られる。時系列の並び替えの絶妙さや、(物語の発端となる)加耶子母子の設定を必要最低限の説明にとどめ、ひたすら邪悪な存在として描き切るなど、前作よりは格段にグレードアップした。
 個人的には新山千春が『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』と同じような役で出てるにもかかわらず、見事なまでに悲惨な末路を遂げるのがツボだったな。のりピーも、クライマックスの○○シーンを見た後だと、二度と『ひとつ屋根の下』みたいな作品には出られないだろうなと思う怪演ぶりを見せつけてくれるので、その手のファンには必見だ!!ってどういうファンだ?

 そうそう、『ひとつ屋根の下』といえば、今や映画業界の“江口のあんちゃん”こと、アルバトロス叶井大先生もエンディングに「映画宣伝プロデューサー」名目でクレジットされていて大爆笑!! 上映終了後、その件で小笠原格氏とつれションしながら盛り上がってたのだが、トイレから出た途端にいきなり本人降臨ですぜ! いちいち美味しい人だよ>叶井俊太郎

 その後は関係者に挨拶して銀座の東映本社へと移動。昨日観られなかった三池崇史最新作『恐怖極道大劇場 牛頭(GOZU)』の試写。
 「恐怖」と「極道」と「大劇場」という、あまりにも繋がりの悪いワードが連なり、タイトルだけでは全く予想がつかないのだが、本編を見るとますますその混沌とした度合いが深まっていく。

 チワワを殺人犬と思いこんでブンブン振り回す哀川翔、そして肛門にお玉を刺さないとナニが起たない石橋蓮司(DOAのウンコ好き組長の再来だ!!)。顔面半分白塗りの火野正平に、妙に豪華(無駄?)な使い方の三池作品常連軍団(エンケン、小沢兄弟、山口祥行)。さらには謎のオカマ喫茶や、今の自分じゃないと出来ない役を喜々として演じる木村進(奇跡の復活!!)。そんな木村と『あっちこっち丁稚』を彷彿とさせるコンビネーションでフォローする間寛平、怪しげな名古屋の街並み(本当に名古屋で撮ったかどうかも疑わしい)、不気味な旅館で展開する『ビジターQ』以来の母乳大噴射シーン、謎の牛頭、クライマックスで壮絶な痴態を繰り広げる吉野きみ佳、そして丹波哲郎!!

 2時間9分という決して短くはない上映時間の中、非常にユルユルの展開の中で上記のような衝撃ビジュアルが次々と飛び出す様は、まるで終わることのない悪夢を見ているようでもある…実際、徹夜続きのおかげで若干、意識が朦朧としかけた部分もあるにはあったけどね。
 本作に一番近い作品を挙げろといわれれば、あの『江戸川乱歩劇場 恐怖奇形人間』だろう。悪夢的なビジュアル、唐突的な展開、衝撃的なクライマックス(恐らくDOAシリーズに匹敵するといっても過言ではない)。…三池は遂に石井輝男の域に達したと言っても過言ではないね。あとD・リンチとか。

 それにしても、『呪怨2』も『牛頭』も、何の偶然か(詳しくは書けないが)ラストの展開が全くと言っていいくらい一緒なのだ。全然ストーリーは別物ながら、一応ホラーというジャンルの作品であり、酒井法子、吉野公佳という元アイドルがクライマックスに大きく絡む辺りも一緒。まるで三池・清水両監督が申し合わせでもしたかのように、ラストで二人のヒロインがとんでもない事になるのだ…まぁ、ネタバレしちゃうので反転文字で書いちゃうけど、ラース・フォン・トリアーの『キングダム(第一シーズン)』みたいなラストなんだけどね。





2003年4月22日() キングダーク人生



 前日は所用で徹夜だったため、朝8時に就寝。ドリーは三池崇史の新作『牛頭』の試写に行くというので、オレも行くから11時頃にコールしてよと頼んだのだが……気がついたら15時。容赦なく置いてけぼりで呆然。

 仕方がなく家で悪態をついていると、少年チャンピオン編集部より電話。6月発売の同誌ででゲームレビューをお願いしたいとの事。前回、天下の秋田書店からからクロスレビューの仕事が来たこと自体奇跡的だったのに、今回は更に単独でページ担当する事になりそう。とりあえず諸々の資料をまとめなければならないけど、金がねぇなぁ…正式始動はソフトが届く来週頭からか?

 ちょうどドリーから電話があったので(結局『牛頭』は諸々の都合でキャンセルとの事)その件を報告。その際につい、
いや〜、“果報は寝て待て”って本当にあるもんだねぇ
 なんてポロリと言ってしまったため、
濡手に粟みたいな仕事で慢心しやがってボケが!!
 とすさまじい剣幕で怒鳴られる。やだな〜、ちょっとした冗談じゃない(4割本気)。

 その後、ドリーの『ガンダム者』に触発されたので、富野由悠季インタビュー盛り沢山の『オーバーマン キングゲイナー イントロダクション』(太田出版・刊)を読む。
 放映開始前の同番組についてのインタビューをメインに(太田出版なので、もちろんインタビュアーは氷川竜介氏)、番組の基本設定やシベリアへのロケハンの模様を盛り込んだガイドだが、やはり白眉はトミノ発言の数々。
キングゲイナーの仮想的はクレヨンしんちゃん
 なんてこと言い出すんだもんなこのオッさん。業界の二大巨頭の片方が急速に“黒澤天皇”化するなか、己の作家性はそのままに、還暦過ぎてもあくまでジャンクメディアとしてのTVアニメーションにこだわる(こだわらざるを得ない?)姿勢には平身低頭。でもこの発言って師匠・手塚治虫の「俺のライバルは吾妻ひでおだ!!」的なあがきのようにも聞こえないでもないが。

 その後気付いたら夜の8時。TVで『学校へ行こう!』を見ていると、「友達母娘コンテスト」なるコーナーで、33歳(ギリギリ俺と同い年)で12歳の娘持ちの母親というのが出てきた。
 そういや先日のビューティーズ説教事件の際も、15歳の吉川綾乃ちゃんの父親が40歳って言ってたな(しかも20歳のお姉さんもいるとのこと)。オレくらいの歳だったら既に中学生の娘がいたって不思議じゃない。それなのに今の自分ったら…ちょっと涙が出ちゃった





2003年4月21日(
セクシーなの、キュートなの、どっちが好きなの?


 キュートだな。

 前日、朝早くまでF1やらプロレスやらいろいろ見てたお陰で、目が覚めたのが昼過ぎ。昨日の今日でこれかい!!
 今日はひたすら原稿書きシコシコ。映画秘宝の依頼で韓国映画(ビデオスルー)『風林高』のレビュー。タイトル見てイヤな予感がした人は多いと思うが、その通り、あの映画とは全く縁もゆかりもなく、高校生が出てくるのとアクション物である以外は全く別物の作品。とりあえず単品で見れば充分面白いレベルだが、果たして『火山高』と一緒くたにしてよろしいモノかと?
 あ、映画自体は『友へ チング』に近いのかな。ボンクラ高校生が大挙して出てくるので、その方面好きにはたまらん映画だろう。かつての東映プログラムピクチャー(『BE-BOP HIGH-SCHOOL』みたいなん)とかね。

 夕方、ドリーと共に外出し、ブラブラと近所を回って買い物(って、オレはしてないけどね。お金無いし)。その帰り、自宅の近くで妙な光景に出くわす。
 今度の都議会だか市議会選挙の候補者演説なんだけど、その演説している場所が謎。普通、このテの演説って駅前とか、人通りの多い場所で行なうもんだと思うが、この候補者、なぜか陽も落ちてすっかり薄暗くなった路地みたいな場所に車を止め、路上で延々と演説を行ってるのだ。もちろん演説を見てる人など誰もいやしない。
 夕食中のご家庭に向かって…っていうんなら、わざわざ車外に出ずとも、車でグルグル回ってやった方が効率いいだろうに、何故? その候補者がデンパ入ってるのか? それとも特定の家庭に対する嫌がらせ?





2003年4月20日(
High&Low(原題:天国と地獄)


 前日からほぼ完徹状態で、気がつけば空が白々と…ダメやん、オレ!!
 おかげで『アバレンジャー』のOPで意識が途切れ、気がつけば『明日のナージャ』のED。アバレン、折角の浦沢脚本回だったのになぁ。しかし「脚本 ルージュ・トゥ・ルーン」って誰だよ?>ナージャ

 仕方がないので『金色のガッシュベル』『デ・ジ・キャラットにょ』をビデオ録画しながら立て続け視聴。ガッシュの方は、ようやくキャラクター紹介が一通り終わり、ようやくストーリーが本筋に入りつつある状況。展開が小気味よいので比較的入り込みやすいのがいいなぁ。これ読むためだけに久々にサンデー購読してもいいなという気になってきた。でじこの方は…なんか、今回特に低調気味だったな。それにしても日高のり子はいい
 そういや、ガチンコ兄弟のアニキ分でもある某少年誌編集者が、
でじことアトム、わざわざ裏番組同士でやる事ぁないじゃないか。どっちかナージャの裏に逝け!!
 などとどっかで書いてましたが、そんなもん簡単です。アトムが無くなりゃいいのよ(笑)。オレ的にはナージャとでじこがあれば充分だし。

 楽しいアニメタイムも終わり、シャワーを浴びて外出。浜町の東京テレビセンターにてパンドレッタの収録。先日の『えびボクサー』特集のスタジオ収録だ。楽屋入りすると、既に鶴岡法斎氏とイラストレーターの小林君が先に到着しており、入って来るなり一昨日の説教大会の続きが始まる。いきなりオレを追い込んでどうしたいのよ、あんたら。

 そうこうしてるうちに弁当が届き、昼食。この弁当(大江戸芸人弁当)、鶴岡氏曰く、
その名の通り芸人が作ってるから、必ずどっかにネタが仕込んであるんだよなぁ
 と言うだけあって、何か妙にいびつな感じのする弁当でした。スパゲッティーなんか全然味がしなくて、ブーイングの嵐巻き起こってるし。

 弁当が済んで腹も満たされたところで、いよいよ撮影開始。まずはクイズコーナーの撮影。詳しい内容はネタバレになりそうなので割愛するが、とにかく何か言わないとという強迫観念に駆られたせいで、こちらの発言が完全に滑りまくり!! おかげで収録後、鶴岡氏にこっぴどく叱られたのは言うまでもない。もう完全に鶴岡氏、俺より年下だけど完全に師匠状態(笑)いや、落語界だって入門が一日遅けりゃ弟弟子だしね。ましてや俺よりも8年以上キャリアの差があれば…ねぇ。

 クイズコーナー終了後、いよいよアルバトロス叶井俊太郎氏がスタジオ入り。いきなり開口一番、
いや〜、参っちゃったよ。『ベッカムに恋して』、初日でいきなり観客ゼロなんだもん!!
 って、素晴らしいコメントカマしまくり!! いや、笑いながら言う話題じゃないだろそれ。

 こうして叶井氏、ドリー、ロケ撮影にも参加してくれたビューティーズの内田(4/18の日記の事をスタッフが告げたら喜んでくれたそうな。ええ娘や)・窪塚(前回の日記の際は内田嬢の事ばっかり採り上げちゃったけど、この娘もムチャクチャ可愛いっスよ)が揃い撮影開始。今回、俺がメイン司会で進行する予定だったが、いきなり挨拶で3回もNG連発したため、強制的に司会の座を剥奪される。すんません、俺、まだ素人ですわ。
 それにしても叶井氏、惚れ惚れするような胡散臭さである。当初、『えびボクサー』だけで果たしてコーナーが持つのか?という我々の不安をかき消すように喋る喋る!! いかに『えびボクサー』の宣伝に力を入れて、持参した『えびボクサー』グッズが素晴らしいかをビューティーズの二人に力説する(ちなみにグッズの内容は文房具屋なら30円位で買えそうなえびフライ、えび天、えび握り寿司型消しゴムよ)
 その姿を見ていると、まさに“香具師”という言葉がぴったりなデタラメぶり。『アメリ』の成功を全く教訓とせず、あくまで自分の信じる道(それが他人から見て、明らかにおかしい道なんだけど)を爆走する叶井氏の姿を見て、ちょっと感動しちゃった。江口洋介なんかよりも、はるかに格好いいぜ、あんちゃん!!

 こうしてつつがなく収録も終わり、ドリーがデジカムを持ってきていたので、これでお役御免の内田嬢と記念撮影。で、これが撮影した画像なんだが…

 さっそく家に帰ってPCの壁紙にしましたよ。もちろん隣に写ってるガマ親分はモザイク処理を施して(笑)あ、窪塚嬢とも一緒に撮影しときゃ良かった!!
(日記じゃこんな扱いばっかで、本当にすいません>窪塚嬢)


 とりあえずこれで俺の方は全て終了、後はドリーの「スピルバーグ&キャメロン特集」の撮りを終えて帰るだけ…と思っていたら、なにやら鶴岡氏が手招き。なんとこれから楽屋で、俺の新コーナーを撮影するとの事。喜び勇んで楽屋に行ってみれば、既にカメラとビューティーズの二人(吉川綾乃ちゃん15歳と吉田亜咲ちゃん16歳!!)が待機済み。すっかりウハウハ状態で撮影開始と相成ったんだが…騙されました>オレ 


 ここ最近の余りのオレのダメさ加減に業を煮やした鶴岡氏の策略で、テリー糾弾コーナーを急遽作る事になり、その説教役として、敢えてビューティーズの中でも一番若い二人を起用し、徹底的に罵倒し倒すという計画だったのだ。その目論見通り、二人からは容赦ない言葉の数々が飛び出してくるのよ。

気持ち悪〜い!!
こんな人が彼氏だったり父親だったりしたら? それ以前に人間として駄目です
年収っていくら位あるんですか?それって、私の年収よりも低いじゃないですかぁ!!

 とまぁ、ヘタすりゃ首吊って自殺してもおかしくない位の罵倒の数々が次々と飛び交うなか(何故か小林君だけは「何か新手の言葉責めSMみたいでいいなぁ」って喜んでたけど)、オレはひたすら土下座しまくり。
 最終的に「物書きとしての姿勢」を示すべく、近日中にパンドレッタ用の企画書を一つ提出するという事で何とかこの場を解放される。が、撮影終了後も鶴岡氏による説教タイムは延々と続き、挙げ句の果てには先日の「俺=立川キウイ」説に続き、ちょっとシャレにならない人物(これは言えない。下手したら訴えられそうだし)に似てるとまで言われる。
 まぁドリーにしろ、鶴岡氏にしろ、そしてビューティーズのお姉ちゃん達にしろ(ビューティーズの場合、「説教したらストレス解消出来てスッキリしたー!!」って言ってたような気もしたが)、オレの事を心配してるから言ってくれてるんであって、オレが出来る事はその気持ちに応えて、早く独り立ち出来るよう精進する事なんだよな。

 しばらくすると収録の終わったドリーも戻ってきて、四人で説教&雑談。夕方6時頃になり、ようやく鶴岡氏の撮影が始まったため、こちらは関係者に挨拶してスタジオを出る。
 いちおうスタジオ出る前に夕食(もちろんこれも大江戸芸人弁当。色目は悪いがこっちは昼よりまともだった)を食ったにも関わらず、ドリーがラーメンを食べたいと言い出したので、西新宿に出て有名ラーメン店「中本」でもう一度夕食。
 この店、メインはタンメン系なんだけど、俺はタンメン系が駄目なので冷やし味噌ラーメンを注文するが、これが半分失敗。「店で一番辛い」っていう宣伝文句を話半分に思ってたら、本当に辛いんでやんの。麺をスープに浸けて、一口すすっただけで大量の唐辛子が喉の中に入り込んでむせるむせる!! おまけに後から辛いのが来て、一口食うごとに全身から変な汗が流れ出る体たらく。一応全部平らげる事は出来たが、唐辛子の効果か、いきなり腸の動きが活発になって、余りの耐え難さに近くのパチンコ屋のトイレに駆け込む。しかし、一番恐ろしいのは翌日だろうなぁ。ケツから火を噴いて悶え苦しむ姿が容易に予想出来て…

 その後は電車で爆睡しつつ家へと帰る。その後はTVでF1サンマリノGPを観戦。やっぱり完調のシューマッハ(とそのピットクルー・スタッフの戦略)に叶う奴なんかいないんだろうなぁ。





2003年4月18日(金)
セーラーウラヌス拉致・監禁(笑)


 午前8時過ぎ起床。全然眠ったという感覚がないんだが……当たり前だ、寝たの午前6時過ぎだもん。ドリーに至っては完徹状態だし。

 今日は『衛星中立放送パンドレッタプラス』のロケ撮影。あの(いい意味でも悪い意味でも)話題作『えびボクサー』の特集だ。
 午前11時に恵比寿のOTC入りすると、既に鶴岡法斎氏、ディレクターの小林氏が待機しており、しばし馬鹿話やら仕事の話やら。しばらくして放送作家の屋良さんや共演のザ・ビューティーズ(以下TB)の二名(内田亜紗子ちゃん、窪塚愛ちゃん)も揃い、OTC内でまずはオープニングコントの撮影。TBの二人を我々ガチンコ兄弟が試写室へと連行するという内容だが、実際の出来は放映(5月下旬〜6月上旬放映予定)を見てもらうとして、最初、こちらが思いっきりハイテンションな演技をカマしたらTBのお姉ちゃんたち、オレの事「こわい〜」だって。こんなに心優しい男に対してそれはないでしょ。ちょっと傷ついちゃったよ僕。

 その後、軽い昼食をとった後に『えびボクサー』の試写会場である京橋の映画美学校へと移動。その車内で意外な事実。今回の撮影に参加したTBの一人、内田亜紗子ちゃんがあのセーラームーンミュージカル(略称:セラミュー)でセーラーウラヌス役の人だった事が判明。いや、思いおこせば9年前、阪神大震災の時にセラムンLD持って避難しようとしたほど好きだった(過去形)オレが、こんな形でセーラー戦士(の中の人)とお仕事で絡む日が来るなんて誰が予想した? いやもう、人生思い残す事はないですわ(嘘)。

 試写会場到着後、座席を見渡せばいるわいるわ見慣れた顔が。岡田斗司夫、唐沢俊一両師匠、『フィギュア王』編集長の額田さん等々、今さら有名人が試写室に来てても何の感慨も抱かないが、これだけ知り合いと呼べる人間が勢揃いしてる試写というのも珍しい。

 肝心の映画の感想だが、まず『えびボクサー』というタイトル自体、看板に偽り有りなのだ。いや、決して“えび”が本当は“シャコ”であるとかそういう意味の偽りではなく、タイトルに“ボクサー”とついてるのにも関わらず、殆ど…というか、全くボクシングシーンが(少なくとも主役のえびに関しては)ないのである
 しかもそのえびの活躍に関しても、クライマックスの20分位だけで、えびの活躍を期待して見ると(こんな映画に期待してる奴もどうかと思うが)肩すかしを食らう。ストーリー自体はまともに『ロッキー』(っていうか『どついたるねん』)してるんだが、やっぱりみんな、『えびボクサー』だったらえび見たいよねぇ。上映中、会場内でも何度か笑い(失笑?)は起こるけど、ほとんどは「あ〜、やっぱり」な空気が支配してた。まぁ、自分的にはもっとヒドい代物を予想してただけに、見てみたら普通につまんない映画だったってところか。とりあえずクライマックスのえび大暴れだけは金払ってみる価値はあると思う……観る人を選ぶけどさ

 上映終了後、岡田・唐沢両名を捕まえてインタビュー収録。口ではボロクソ言ってるけど、顔を見ると嬉しそうな笑顔。解るよ、その気持ち。アルバトロスの映画って、まともな映画見させられるよりも、こんな映画見せられて“ああ、騙された!”っていう満足感を得られてナンボだ。配給会社としてどうかと思うが。

 こうしてなんとかこの日の収録も終わり、帰り支度を済ましてると、やって来ましたよ、“月9の男”叶井俊太郎氏が!! いきなりインチキ業界人のオーラを全身から発散しつつ、
いや〜、『えびボクサー』よかったでしょ? オレ、アレ見て泣いちゃってさぁ。みんなも泣いたでしょ?
 なんてカマしてくれるよこのオッサン!! 去年の暮れに、
『えびボクサー』、つまんないんだけどね……
 ってドリー相手にこぼしてたのは誰だよ!?


 そして帰りの車中で再び俺糾弾大会が勃発。ドリー・鶴岡両氏の遠慮のない罵倒の数々に、また俺縮みまくり。とどめに鶴岡氏の放った一言、

テリーさんって誰かに似てると思ったら、元・立川キウイだよ

 これでオレは完全にヘコむ。いや、なんか自分も立川流同人誌とか見てて、他人とは思えない気はしてたんだけど、こうやって言われちゃうとヘコむよなぁ……って、結構失礼なこと書いてるな。

 OTC到着後、しばしスタッフと雑談。19日から放映のパンドレッタ#6のビデオを見せてもらい、ますますヘコんだ後、映画秘宝編集部へと向かう。秘宝編集部ではスター大矢氏、小笠原格氏らといろいろ雑談。『えびボクサー』話や叶井氏話、今月号の秘宝表紙のドリュー・バリモアのイケてなさぶりで盛り上がる。

 その後は『X−メン2』の試写に向かうドリーと別れて帰宅。家でやる事はいろいろあったんだが、さすがに睡眠不足とハードスケジュールに体が持たなかったのか12時前には眠ってしまう。おかげで『タモリ倶楽部』見忘れちまった。大物外タレっていったい誰だったんだろ?





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