午前中は(珍しく)いろいろと仕事関係でバタバタ。今はまだ口にできないブツをシコシコ書いた後、銀座のUIP試写室へと久々の外出。
今日明日が最終だという『8Mile』の試写だが、ここ最近ちょっとした理由でルース・ユアセルフが頭んなか響きまくってるオレ、ちょっと外すワケにはいかない。
で、映画の感想だが……困ったね、(いい意味で)まるっきり『L.A.コンフィデンシャル』だよ。
エミネム演じるジミーが完全に『L.A.』の主役3人(ガイ・ピアーズ、ケビン・スペイシー、種馬ラッセル・クロウ)を合わせて一つにしたようなキャラクターだし、ドラマ構成もほぼ一緒、ラストのちょっとビターな感じに至るまでまんま『L.A.』そのものなんだよね。エミネムがこちらの予想以上に演技が達者なんで、ドラマに説得力を与えてるのもナイスだ。オスカー女優(つってもキム・ベイシンガーだけどね)相手でもじつに堂々としてるしな。
そのキム・ベイシンガー演じるオカンが、また泣きたくなるほどのホワイト・トラッシュ。実の息子に対し真顔で「彼氏がク●ニしてくれないの」と相談してくるバカ演技は、さすがハリウッドのマンモス稲子さん((c)鴨川つばめ)。
『8Mile』終了後、急いで地下鉄使って六本木へ。ドリーと合流してソダーバーグ最新作『ソラリス』の試写。マイク水野がいつオレらをナンパしてくるかが気になって、全然映画のことなんか頭の中に入りませんでしたわ……ってウソだけど。
正直な話、タルコフスキー版からは催眠効果だけ受け継いで、どうでもいいドラマが続くだけ。環境映像を延々2時間近く見せられたような気分。
クルーニーの精神科医ってのも説得力ねぇし(どうせならラルフ・ファインズ使えば立派なキチガイ映画になっただろうに)、ソダーバーグ、『カフカ』以来の大っぱずし映画作っちゃったね。米本国で惨憺たる結果だったってのも、なんとなく理解できるよ。
試写終了後、ドリーと別れて帰宅。その後家で色々と予告編サイトなど見ていると、これとこれを発見。「全米でも公開決定!!」の報を最初に耳にして以来約1年、ようやく公開が決まったのはいいけど……なんかいっぱいネタバレしてるよ。しかもBGMがヴィレッジ・ピープルの『Kung
Fu Fighting』ってのもダメ感倍増!! ウワサには聞いてたけど、こりゃ今年のワースト1映画決定か?