2003年10月29日(水) 栗東トニセン




 坂本と長野と井ノ原はデビュー前、滋賀の方で猛トレーニングを積んだそうな(ちなみに岡田、三宅、森田は茨城県の美浦)。

 今日は日比谷東宝試写室にて、待望の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のマスコミ試写初日。ドリーはチャンピオンの記事絡みで今日中に見なければいけないという事だったが……っていうか、記事絡みじゃなくても行ってただろ?
 試写会場にはいるわいるわ、よく知る関係者がズラズラ。去年の『ゴジラ×メカゴジラ』の際も同席した青井邦夫氏(考えたら『キル・ビル』に引き続きだ!!)や開田裕治・あや夫妻といった、来るべくして来た人達がほぼ勢揃い状態。

 肝心の映画の中身だが、三作目にして、完全に手塚ゴジラのスタイルが完成したという感じ。昨年、ドリーの代打で監督にインタビューした時も感じたんだが、この人の場合、ゴジラ映画(というか怪獣映画)に対する確固たる信念みたいな物を持ってる人なんで、いままでの平成ゴジラのようなルーチン仕事にならない事だけは確信してたけど、今回、それが完全に形として実を結んだ感じ。無駄なバトルを減らし、クライマックスへと上手く持っていく演出手法や、過去の東宝特撮作品から上手く引用してくるところ(なんと今回、小泉博が61年の『モスラ』で演じた、中条博士本人の役で登場)等々、メガギラスやメカゴジラの時以上に洗練度がアップされている。
 もちろん、ツッコミどころもいろいろあるんだが(なんで中條博士がモスラの鱗粉攻撃の事を知ってるの? とか、吉岡美穂に全然華がないどころとか。いてもいなくてもいい役じゃん!! あと特別出演の“あの人”も全然華が感じられなかったなぁ)、そんな些細な事すらどうでもいいと感じるほど、平成ゴジラシリーズの中(GMKは別格扱いとして)ではピカ一の完成度を誇ってると言っていい。

 注目の小美人については、まぁ無難なところだったなというのが正直なところ。長澤まさみのスタイルの良さはやたらと光ってたけど。あと故古関裕而氏の遺族、今年は『六甲おろし』と『モスラの唄』の印税で、来年の税金大変だろうななんてちょっと余計な心配してみたりもする。

 あ、それと去年の『マッスルヒート』、先日の『セーラームーン』出演に続き、また誰がやっても同じような役で渡辺典子がキャスティングされてましたな。そんなに子供の養育費が必要なのか? いっそ脱いでみたらどうだ? ドリーは買うぞ、多分。

 上映終了後、青井氏、開田夫妻らと共に近所のコーヒー屋へ。勿論今日のゴジラ関連の話題で盛り上がるが、ゴジラの新作でこんなにポジティブに盛り上がったの(勿論GMKは以下略)って、いつ以来だろう? もしかして初めて?

 その後、皆と別れ、ドリーと二人で洋泉社へ。秘宝編集部で試写会の報告やら正月映画特集やら別冊絡みの話やらで色々。編集部&ドリーで『24』の話題が盛り上がる中、一人蚊帳の外だったりもしたが、俺には『木更津キャッツアイ』があるからいいもんね(負け惜しみ)。

 午後7時過ぎに編集部を出て「グリル南海」で夕食をとった後、今度は恵比寿のOTCへ。井戸さんらと諸々の話。現在進行中の某企画の話(もういいよ!!)やDVD絡みの話、黒澤明関係の話題などいろいろ。ここでも(現在井戸さんがドハマリ中だという)『24』の話題になり、またもや蚊帳の外。だから俺には『木更津(以下略)。

 帰宅後、『木更津キャッツアイ』の最終回再放送を鑑賞。いろんな意味で俺等のツボ突きまくりのドラマでした。こんだけ面白いと思ったのって、『TRICK』以来ですな。それ以前となると……アーリー大映ドラマあたりまで遡りそうだな。
 という訳で、あんまり面白いので『R.O.D-THE TV-』と『ガンスリンガー・ガール』見たあと、また『木更津』のビデオ流しながらこの日記書いてます。





2003年10月25日(土) 雷門ケン坊カ・シン




 子役家業に見切りを付けてプロレス界に転向したのはいいけど、蝶よ花よと育てられた弊害で、やりたい放題ワガママ三昧な日々を送っております。

 今日はドリーと、知人M氏の三名で池袋新文芸座へ。同所の岸恵子特集の一環で、尾崎的70年代市川崑ベストの『悪魔の手毬唄』、同80年代ベストの『細雪』を上映との事で、いてもたってもいられなくなったドリーに同行した次第。
 二作合わせて5時間強の長丁場となったが、両方とも我々が一番慣れ親しんだ市川崑スタイルの濃厚な作品だけに満足の一言。改めて言うまでもないけど、『悪魔の手毬唄』は複数の人間模様を絡めつつ、きっちりと横溝原作のエッセンスを引き出している。役者の豪華さも東宝大作+70年代角川テイストが色濃く出ていて、いかにも俺達世代な映画なのが嬉しい。加藤武のお約束ぶりも流石ながら、大滝秀治&原ひさ子の劣化の無さ(っていうか完成された老人っぷり)には脱帽ですわ、はい。
 『細雪』は、さすが東宝の50周年記念作だけあって、当時の看板女優勢揃いぶみは圧巻。佐久間良子は最近いろいろあってアレだけど、岸恵子の枯れた魅力には魅入られるし、古手川祐子が入浴シーンで見せるムチムチの肉体も俺的には全くのノー問題!! 吉永小百合の蹴り入れたくなるようなブリッ子ぶりはいかがかと思うが。40近くのブリッ子ってどうよ? あとは桂小米朝の体の芯まで冒されたダメ人間っぷりには心底感動いたしましたです、はい。

 その後は池袋で買い物→夕食を済ませ、所沢駅でM氏と別れて帰宅。煙草が切れてたんで近所のコンビニに買いに行ったら、試供品という事でもう一箱こういうのをいただく。こういう美味しい機会は滅多にないので、当然ドリーにもう一箱買ってきて貰う俺。やっぱりセコイ?
 同封の資料を読むと、いやな煙の匂いを大幅カットしているらしい。ニコチン・タール量共に普段吸ってるマイルドセブンとほぼ同量なので、普段ドリーに煙害対策を何とかしろと言われ続けてる自分的には非常に気になる一品。試してみて美味ければこちらに乗り換える事も考えたんだが……これが致命的にマズいのよ!! 
 確かに煙の匂いはほとんどと言っていいくらいしないけど、まるで葉の中に青汁のフレーバーでも入れたかと思う位青臭い香りが口の中に広がって、何か吐き出したくなる気分になるのよ。多分発売されても二度と買わないだろうな。

 その後はボーっと『愛のエプロン3』『円盤皇女ワるきゅ〜レ』などをみていたんだが、フジで“大連少女隊”こと『ダリアンガールズ』の番組が始まった。
『ダリアンガールズ』を見ていて、何でこいつらが好きになれないかの理由をぼんやりと考えたりしてみるが、これってプロレス好きに対する踏み絵みたいなもんだよね。
 確かに起用かつアクロバチックな“プロレス風ダンス”ではあるんだけど、俺等の世代って80年代後半の(UWFや天龍革命直後の全日に代表される)ハードヒット系プロレスに慣れてるから、彼女らが発する「明らかに当たっていない蹴り」に拒否反応を示しちゃうんだよ。
 別に「プロレスは真剣勝負だ」なんて事を恥ずかしげもなく言える程、ウブなおぼこでもない自分だけど、それでもプロレスに関して言えば、いかに格闘としてのリアリティがあるかを追求したい訳で、その上で「いかにして当たらないキックを放つか」という努力より、「どんなキックを受けても耐えられる」という努力を見せる事の方によりシンバシーを感じるからなんだろう。中にはエンターテインメントだからいいんだって言う人もいるんだろうが、例えお笑いとかエンターテインメントとかが冠についてようが、自分的にはそこが絶対に譲れない一線だから、劇的な変革でもない限り、今後も拒否反応を示し続けるんだろうなぁ。






2003年10月14日(火)
♪フンガ〜フンガ〜フランケン ざますざますのドラキュラ〜
ウォ〜でがんすの大神源太……




♪俺たちゃ怪物三人組よ〜……約一名、違う意味での怪物が混じってますが。

 今日は中野までお使いのために外出。そのまま高田馬場でドリーと合流して有楽町へ。もちろんお目当てはアレ、待ちに待った『キル・ビル Vol.1』の試写だ。

 すげぇよタランティーノ!! これだけ自分の好きなモノ以外に入ってない映画を、しかも自主製作程度の予算ならともかく、数千万ドル級の予算組んで、それなりのキャストとスタッフ集めて全米公開するっていう根性がさ!! はっきり言ってタラ版『みんな〜やってるか?!』だ。そらウォーレン・ビーティも役降りるわな。だが、こんな教育上間違ってる作品に、涙流して感動してる俺がいる。
 しかし、何の前知識もなく見に行ったアメリカの観客は、エンディングで流れる『修羅雪姫』のテーマ聞いてどう思うんだろう? あとユマとルーシーのメチャクチャ日本語台詞も日本じゃコントにしか見えないが、あっちだと迫真の演技に受け取られるのか?

 試写終了後、秘宝編集部大内氏、青井邦夫氏と雑談。何故か劇中の弾道シーンから発展し、先日の八王子スーパー強盗殺人事件の容疑者浮上の話題になり、件の強盗ジイさんのあまりにも大藪春彦ライクなキャラクター(伊達邦彦のモデルがあの親父という説あり)ぶりに話がはずむ。更に帰りのエレベーターで中野貴雄大先生御一行とも鉢合わせ(先日のパンドレッタ公開収録でアシスタントを務めた、ギャルショッカーの美崎さんもいましたです、はい)。中野先生もかなりお気に入りのご様子で、やはり話題は梶芽以子方面で盛り上がる。

 帰宅後、部屋でボーっと過ごしていたら『木更津キャッツアイ』の再放送が始まったので、映画絡みで既に全話視聴済みのドリー解説付きで見る。
 いや、これ初めて見るけど面白いな。クドカン脚本はツボを押さえて見応えあるし、妙にハマるキャスティングも嬉しい(緋田康人がビシバ時代を彷彿とさせる怪演ぶりを発揮してるし)。俺的に気に入ったのが岡田“ぶっさん”准一。ジャニタレでいいと思ったのはTOKIO城島以来ですな。まぁ城島の場合は、ジャニーズの特性にそぐわぬオッさん臭さが良かったワケだが。





2003年10月11日(土)
スカイネットたかた




「今日ご紹介する商品はこれ!! T−800型ターミネーターがなんと、金利手数料全部たかた持ちなんですねぇ!!」

 目が覚めたら『ぴちぴちピッチ』やってました。というワケで、セーラームーンもめざましどようびも見逃した。いまだにフジの電波に乗る八塩圭子見てねぇ!!

 今日は夕方までダラダラ。F1日本GPの予選など見て過ごす。しかし天候が不順だったとはいえ、トヨタの予選3〜4位というのは、ちょっと期待していいんだろうか?
 そのまま引き続きダラダラ。アニメ『鋼の錬金術師』など見て過ごす。まぁ、會川昇の脚本にしては面白いな。種ガンダムは何故か見てはいけないオーラ漂いまくりだったので殆どチェックしなかった俺だけど、こっちはやってたらそのまま見てしまいそう。多分ビデオ録画はしないだろうけど。

 その後はネットでK−1GP開幕戦の結果確認。サップの反則負けはいい加減、奴の賞味期限が切れてきたのか、それとも決勝を盛り上げるためのアングル作りなのか今一見極めづらいところがあるな。まぁ、後者だったらもう二度とK−1見ないけど。って俺全然K−1ってTVで見ないんだけどな。フグが健在だった時のワクワク感って確実に失われてるよなぁ。

 夜、わざわざ東村山まで足を運んでいただいたOTCの井戸さんと、ドリーと一緒に今後についての打ち合わせ。のはずが、何故か話題が脱線しまくり、先日のパンドレッタ収録の件やその後の打ち上げで出た某企画の話ばかり。そんなに俺、強烈だったのか?
 まぁ、本来の打ち合わせの方もある程度形のような物は見えてきたからいいか。主に(ガチンコ兄弟的には)ドリーメインの仕事となると思うが、こちらにもある程度関われそうだし。これが上手く行けば、自分が目指してる物に結構リンクしてきそうなので今までのようにホゲホゲやる訳にもいかない……と、ちょっと気が引き締まる思いの俺。まぁ、こんな事言ってても、翌日にはすっかり忘れてチンコ掻いてたりするのも俺だったりするんだが。






2003年10月9日(木)
『エネマグラの飽食』




 第二次大戦中、中国ハルピンでは関東軍第731部隊の悪魔の所行とも言える実験行為により、人類男子は新たな性感を得る事に成功したのである……これで。

 今日は銀座のUIP試写室へ。アダム・サンドラー最新作『ANGER MANAGEMENT』(一応『N.Y.式ハッピーセラピー』なる邦題は付いてるけど)の試写。
 観に来てたのが俺を含めてたった4人だけというのが、日本におけるアダム・サンドラー人気の現状をあらわしてるような気がするんだが……それはともかく映画自体は、まんま「アダム・サンドラー映画」としか言いようのない代物。だって過去にトラウマを持つダメ男が、いろんな事件を経て最後はハッピーエンドってパターン。『ウェディング・シンガー』や『ビッグ・ダディ』や『Mr.ディーズ』や『パンチドランク・ラブ』とどう違うの? きっとアダムの出演契約書にはストーリーの詳細に至るまでこういう風にしなければならないという旨の条項が盛り込まれてるに違いない。

 話が代わり映えしなければ、その分興味を引かれるのが共演陣。アダムに強制セラピーを施すガイキチ精神病医役のジャック・ニコルソン(っていうか何やってもこの人の場合、ガイキチなんだが)に加え、その患者役でルイス・ガスマンにジョン・タトゥーロ、更にはカメオでジョン・C・ライリーがとんでもない役で出てたりと、ある意味俺的に嬉しくなるようなキャストがずらりと並んでる。特に最高なのがウディ・ハレルソン。ある意味ウディ史上これまでに例を見ないキャラクターで登場し、そのくせ最後にはちょっと泣かせてくれる名演技ぶりを見せてくれるから必見だ!! まぁ、アダム映画なんであんまり期待するのもなんなんだが

 試写終了後、宣伝担当氏と挨拶がてら、チョロッと映画の話なんぞしつつ(俺がこういう風に関係者と話すのは珍しいけど、なんせ4人しか見に来てなかったから)、その足で銀座の日産ギャラリーへ。先日発表されたフェアレディZロードスターを眺めつつ、ドリーと合流して一緒に東宝に向かった後、新宿へ移動。

 今日はロフトプラスワンでパンドレッタの公開録画があり、我々も参加するため午後5時にはロフト入りしたのだが、入っていきなり鶴岡法斎氏と鉢合わせ!! ちょっと最近、ある事情で鶴岡氏と顔をあわせづらい事情があったんで、その場で逃げ出しそうになったんだが、鶴岡氏の方からどっかに行ってくれたのでとりあえず一安心。が、その後戻ってきた鶴岡氏とドリーがある件で打ち合わせてる姿を見てちょっと落ち込む。俺も頑張らないとアカンよなぁ……。
 簡単な打ち合わせも滞りなく終わり、遂に午後7時、ビューティーズ目当てのアイドルファンのむせるような熱気の中、本番開始……したのはいいが、余り今回の件については話したくないので割愛。俺自身はあんまり出番がなかったしね。詳しくは来月放映のパンドレッタ見て確認してくれ。俺には笑いの神が降りてきたんだろうか……ビューティーズはみんな引いてたけど。

  収録終了(これまで出たり見たりした中では最も早い午後10時前終了。ま、ビューティーズの中にはあんまり遅いと法律に引っかかる娘もいるしね)その後はロフト近くの居酒屋でスタッフが集まり打ち上げ。とりあえず礼儀として、放送作家の屋良さんに土下座して一発お願いしてたら、いつの間にか話が変な方向に進んでしまい、いつのまにやら宴の席が企画会議へと様変わりし、俺メインのとんでもない企画が出てくる始末!! その場で腹くくった以上、俺的には全く問題ないけど、本当にそれで視聴者がついてくるのか? 俺は何があっても責任とらんからね。
 それにしても、ロフトじゃ全然喋ってなかったのに、酒の席じゃ声枯れるまで喋り倒してた俺もどうかと思うぞ。これ書いてる今も全然声が出てないし。








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