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カンボジア
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プレイクロッチ村 水質調査
カンボジアの民家はどこも高床式である。同行したガイドの話によれば、周達観の「真臘風土記(しんろうふどき)」に書かれている13世紀末のクメール民族も高床式住居に住んでいたという。高床式住居は洪水やネズミ対策になり、また階下を牛舎や台所として使用することができ、室内の風通しも良い。 私たちが聞き取り調査を行ったのは上の写真のお宅である。トタン屋根に板張りの壁、家にあがる階段は一部コンクリート製であり、村内では中流の家庭か、どちらかと言えば裕福なほうではないかと思われた。 調査は、一人が周辺を歩測・目測して図面を書き起こし、もう一人が簡易検査キットで水質検査をし、残る一人が聞き取りするという形で行った。
調査対象となったのは夫婦二人暮しの家庭(見取り図中の”高床式住宅1”)で、ロム・ヒックさん(妻、35歳)から聞き取りを行った。 (1)水場は家の裏手にある三軒共有の浅井戸(地表下2mくらいが水頭、水深3m) (2)浅井戸の水はそのままでは飲めず、水浴びしたらベトベトする。 (3)濾過器はNGOによる無償提供。運賃1万リエルのみ負担した。 (4)1年前までは歩いて数分のところにある深井戸(聞き取りによると井戸深30m)へ水汲みに行っていた。 (5)水汲みは夫婦二人暮らしなので、お互いに汲む。子供がいれば子供の仕事。 (6)一日に3回から4回/食事とシャワーに使う。 (7)水汲みの容器は20リットルぐらいの丸いプラスティック製オイル缶 (8)一日に20リットル缶3・4杯の水汲み (9)水は水瓶に溜めておく(上澄みを使う?)。今は濾過器を通している。 (10)トイレの場所は決まっていない。家の周りですると言っていたので、多分裏手の林の中だろう。
また、pHの低さも尋常ではない。これだけ酸性の地下水が胚胎しているとすれば、作物の生育にもかなりの悪影響を及ぼしているはずである。 パックテストによる5項目の検査だけでも、いくつかの水質に関する問題点が浮かび上がったが、これらの中には、健康に深刻な被害を及ぼす農薬や重金属等の項目は含まれていない。本格的な調査と対策が急がれる。 ![]() |
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