進め! B級ゲームズ
秀作・迷作を大紹介! これが、本当のプレミアソフトだ!!
☆ソフトボール天国(ファミコン・トンキンハウス・1989年)
名前の通り、ソフトボールのゲーム。通常の野球ゲームなどでは、予めチームが決まっているものだが、
このゲームの面白いところは、プレイヤーがチームのメンバーを決めるところから始まる点だ。登場する60人の
キャラクターは動物・妖怪・お化け・某タレントのそっくりさんなどメチャクチャ。各キャラクターにはパラメーターが
あり、ネズミだったら足が速い、プロレスラーなら力が強い、天狗など羽のあるキャラは空を飛ぶ(ホームランを
阻止できる)といった能力があり、グラウンドも学校の校庭やがけっぷちなど様々。さらに、各グラウンドごとに
特別ルールがあり(学校のガラスを割るとアフト、崖に落ちたら2ベースなど)、破天荒な試合が楽しめる。
プレイ感は「ファミスタ」などと変わらないが、雰囲気だけで楽しめるゲームである。そして、プレイしていると、
なんとなく子供の頃に友達と広場で野球をやって遊んだことを思い出させてくれるソフトでもある。
☆スウィートホーム(ファミコン・カプコン・1989年)
故伊丹十三監督の同名映画をゲーム化。内容は、呪われた洋館に閉じ込められたテレビクルーが脱出を
目指す2Dタイプのロールプレイングゲームだが、どちらかというとアドベンチャーに近いかも。また、この作品が
あの「バイオハザード」の原形になったということで、ゲームファンの間で話題になった作品でもある。
「バイオ」の原形というだけあって、ジャンルは違えど、プレイしていると似てる部分が結構ある。例えば、
アイテムを駆使することで進路が開けたり、持てるアイテム数が限られていたり、また怖さの演出も「バイオ」に
影響を与えているなと感じさせる。「ファミコンでホラーゲームなんて!」と思われる人もいると思うが、これが
本当に演出がうまく、度々ビビらされる。また、プレイヤーの操作できるキャラクターは5人いるが、3人までしか
パーティーが組めず、おまけに一度死んでしまったキャラは生き返らないということもあり、プレイ中は常に緊張の
連続!
発売から10年経ってるが、古臭さはない。
「バイオ」発売以後、様々なホラーゲームが発売されているが、クリエイターの方は「怖さの演出」について、
ぜひこの作品で遊んで勉強してほしい。ファミコンだって、ここまで出来たのだから。
☆ネクロスの要塞(PCエンジン・アスク講談社・1990年)
当時発売されていた同名のチョコレート菓子のおまけが原作。ストーリー的にはありきたりだが、全体的に
バランスがよく、ク○ゲーが多かったPCエンジンのロールプレイングゲームの中では、比較的秀作であった。
見所は、アニメーションをふんだんに使用した戦闘シーン。128ビットマシンが横行する今の時代からすれば
ショボイものだが、当時としては、かなり画期的だった。絵が個性的で、好き嫌いが分かれるかもしれないが、
面白いのでぜひ遊んでほしい1作だ。
☆カエルのために鐘は鳴る(ゲームボーイ・任天堂・1992年)
任天堂にしては、珍しいアドベンチャータイプのロールプレイングゲーム。タイトルからすれば意味不明で怪しい
が、プレイしてみると実にテンポよく進み遊びやすい。さすが任天堂作品だけあって、的を得た作りになっている。
ストーリー的にはギャグマンガを読んでるような感じで、プレイ時間もそんなに長くないので、ぜひプレイしてみて
ほしい。現在、中古店での入手は難しいかもしれないが、ローソンのロッピーで書き換えが可能である。