東京ゲームショウ2001秋

 秋晴れの広がる10月12日から14日までの4日間、おなじみの幕張メッセにて、
ゲームショウが行われました。今回の目玉は、なんといっても2月22日に発売となる
マイクロソフトのXbox。過去最大のブースと約160の試遊台を展開し、日本のゲームファンに
大きくアピールしていました。

 対する日本の雄、ソニープレステ陣営もブースの広さで負けても、中身ではなかなかの健闘ぶり。
また、久々に参加するセガを始め、各ソフトメーカーも強力な新作を数多く展示していました。
 今回は、10月13日の会場の様子と触れてきたゲームを中心にリポートしたいと思います。


<マイクロソフト>
 今回のショーの中で、もっとも力の入っていたメーカーといっていいマイクロソフト。お題目は、
もちろん「Xbox」。先日、発表された自社製作のソフトを始め、各ライセンスメーカーが開発している
数多くのソフトも同じに展示しており、一大空間を作り上げていた。


会場に入ってすぐのところにマイクロソフト
ブースが展開していた。
 
中はこんな感じ。謎の像が正面に!
天井には、きれいな電飾が。

 まず、ついに一般公開となった日本仕様のXboxについてから。
本体に関しては、相変わらずデカかった。買う予定のある人は、今のうちに部屋に置くスペースを
確保しておく必要があるだろう。だいたい、デスクトップPCの本体を一回り小さくした感じの大きさ。
コントローラーは、日本人向けに小さくなってはいるものの、それでも普通の成人男性より手の小さい
私には大きく感じられた。おそらく女性や子供には、同じように大きく感じられると思われる。操作が
しにくいという感じではなかったのが、ボタンの数が多いので慣れるまで時間がかかるかもしれない。
慣れてしまえば、扱いやすくなるかも(?)。


コンパニオンの腰のあたりにあるのが
本体。大きさがわかりますか?
 
こちらはXbox用周辺機器いろいろ。
なんとスノボ型コントローラーまで!(下)

 では、実際に遊んだゲームソフトについて触れていこう。

・マキシマムチェイス
 「ノンストップカーアクション」と銘打ったタイトル。プレイヤーは、何者かに追われる身となり、
スポーツカーを駆って、街中を猛スピードで走り抜ける。また、時にはガンシューティングのモードに
切り替わり、追ってくる車と銃撃戦を交えるシーンもあるようだ。
 ゲームの雰囲気自体は、「止まらない『クレイジータクシー』」って感じである。グラフィックの美しさは
今さら語ることではないが、車の質感が非常にリアルに表現されていた。全体的に、洋ゲーらしい
やや大味な印象を受けたが、開発途中であると思うので、これからに期待したい。

・ねずみくす
 こちらは「群れアクション」。かわいいねずみがたくさん活躍するゲームで、唯一の女の子向けと
言ってもいいかもしれない。プレイヤーはねずみに群れのリーダーとなり、悪いねずみを探し出し、
退治しなければならない。例えるなら、21世紀型の「ボコスカウォーズ」。
こちらもXボックスのグラフィック能力を存分に発揮しており、家の内装やねずみ達のフワフワした
毛の感じなどが、実にリアルに表現されていた。ねずみが嫌いな人にはオススメできない。(笑)
 完全3Dのゲームかと思ったら、そうでもなく動ける範囲は限られていた。操作自体も難しいことは
なかったので、子供でも十分楽しめるゲームになりそうである。

・天空−TENKU−
 名前だけ聞いても何のゲームだかわからないが、これはスノーボードのゲーム。
この手のゲームは好きなので期待しながらプレイしてみたが、やはりスゴイのはグラフィック。
雪質が実にリアルの表現されていて、ゲレンデの雰囲気もよくでている。ただ、ゲームとしては
普通のスノボゲームだった。PSの「クールボーダーズ」やN64の「1080°」などの名作が
あるだけに、それらを超える作品になるかどうか微妙なところだろう。

 今回プレイできたのは、以上3点だけだった。他にも3Dシューティングの「HALO(ヘイロー)」や
格闘ゲームの「格闘超人」(当日は展示のみ)など気になるゲームが多々あった。ただ、
マイクロソフトのタイトルを見ると、「Xボックスだからスゴイ」というのはグラフィックだけで、
どれも目新しさがなく、無難なところを押さえている印象を受けた。
Xボックスの持つ本来の力(ハードディスクやオンライン)が発揮されるのは、
もう少し先になりそうである。

 Xボックス全体的には、やはりライセンシーのタイトルの方が元気がよく、カプコンの「幻魔鬼武者」や
テクモの「DEAD OR ALIVE 3」、セガの「ジェットセットラジオフューチャー」などに人気が集まっていた。
ライセンシーのタイトルも、多機種からの移植や続編が目に付き、こちらも目新しさがないのが、
少し心配なところである。もっとも面白いゲームなら、続編だろうが移植だろうが構わないのだが。

 2月22日に発売が決定したXボックス。発売日が近づくにつれて、今後も様々な情報が
出てくると思うので、興味がないとはいえ、目が話せそうにない。