伝説のウソ技を追え!
徳間書店から発売された日本初、いや世界初のファミコン専門誌「ファミリーコンピュータマガジン」。
その中に「超ウルトラ技+1」(ここでは「技」は「テクニック」と読んでください)というコーナーがありました。
俗に言う「ウラ技」を紹介するコーナーです。
なぜ「プラス1」かといえば、紹介されているウラ技の中に1つだけ出来ないウラ技、
つまり「ウソ技(テク)」が隠れており、それを見つけて編集部に送ると、ゲームソフトが抽選で当たる
ということになっていたのです。今にして思えば、紛らわしいことこの上ないことですが、
当時はそれなりに人気があったのか、ファミマガの最後の方まで残ったコーナーでした。
そんなウソ技の中で、レトロゲームファンには強烈な思い出(トラウマ?)になったものがあります。
事件は、1987年の2号で起きました・・。

私の所有しているゲーム雑誌の中で、もっとも古いものなので、状態はもうボロボロ。
ちなみに、この号で紹介されているのは、「ドラゴンクエストU」、「リンクの冒険」、
「ドラゴンバスター」、「パルテナの鏡」など懐かしいタイトルが並んでいます。
さて、問題となったウソ技は、スクウェア(DOG)から発売された「水晶の龍(ドラゴン)」で、
ゲーム中に登場するヒロイン、シンシアと野球拳ができ、勝てばいいことが・・というもの。
その掲載されたページが下の写真です。

わかりづらいので、もう少しアップに。

少しボケてしまったので、記載されている本文は以下に。
「パッケージの裏に、シンシアの写真があるね。
これと同じシーンに、まずは、行ってほしい。
ここでAボタンを押してシンシアの話を聞いたら、シンシアの手を見よう。
すると、アイコンがグー、チョキ、パーに変化する。
そして、シンシアとジャンケンをすることができるんだよ。
そのうえ、ジャンケンに勝つといいことがあるゾ。」

上の写真は、当時の「水晶の龍」の広告。中央に、ウソ技で使われた元の画像があります。
当時は、まだアダルトなコンテンツが今みたいに氾濫していない時代。
このウソ技は、思春期の少年に強烈なインパクトを与え、「水晶の龍」を持っていた少年たちは、
まんまとダマされて、このウソ技を試みたものでした。
しかし、当然ながら何度やってもできるわけがなく、
3号の正解発表を見て愕然とした人は多いことでしょう。

すみません、かなりボケちゃってますが・・。
答えの文は、
「No.2の答は、2番の水晶の龍でした。やっぱりすぐわかったかな?」
ブッ殺す!!
生まれて初めて殺意を覚えた瞬間でした。
しかし考えてみれば、アダルトな表現に厳しかった任天堂がこんなウラ技を認めるわけもなく、
わざわざ試さなくてもわかりそうなものだったのですが、性に対する興味を持ち始めた少年は、
そんな会社の事情など知る由もなく、試さずにはいられなかったのでした。
今となっては、少年時代の良き思い出です。
「水晶の龍」の内容は、ほとんど忘れてしまいましたが、このウソ技だけは忘れられません。(笑)
<おまけ>
この号の巻頭では、当時発売前だった「ドラクエU」の特集が組まれていました。

発売直前!! D・Q・Uのすべてが見えてきたぞ

つーか、誰だよ、お前ら!!
おわり