●山行記録
天候:(1日目)晴れ、2日目(曇り)
メンバー:やんもすさん、がんじゅ(2名)
(1日目)
富士見峠バス停10:19−大日峠10:44−アツラ沢の頭12:58/13:20−1380コブ14:00−1240コブ14:59−1240直下コル15:10/15:30−込岳16:22
(2日目)
込岳5:10−スッペン河内崩れ西端5:49−1072標高点6:10−二王山7:14−湯の森バス停9:07
静岡駅8:08発の畑薙第一ダム行きバスは5名ほどの乗客。明日からの天候の崩れもありすくないのだろうか?
バスは富士見峠に9:55に到着。ここで我々の他に1名が降車。日帰りトレッキングだろうか。
富士見峠には露天で地域の特産物などを売る店が多く出ていてにぎやかだ。ここで我々は荷物を調整し、装備を調え、これからの長い道のりに備える。
富士見峠のマップをみると、勘行峰まで4.9km、往復3時間とある。さっそくハイキングコースに取り付きなだらかな稜線を進む。途中「稜線避難小屋」という四阿があり、その先で地形図の1206標高点にぶつかる。その先に「ここが大日峠」という看板があり、さらに先に進むと「大日峠駐車場」という看板が出る。その通り進むと大日峠の駐車場に出る。
地形図でもこの先は道になっているため、車道を進む。今日は非常に良い天気で、重い荷物をもってアスファルトの道をあるくのはきつい。「井川県民の森7km、リバウェル井川4km」の標識を見て、この先も遠い事を知る。
この先でいくつか「勘行峰ハイキングコース」という看板があり、そこに入るも、車道をショートカットできたのか定かではない。最後は車道に戻ることになり、やがて勘行峰への分岐がある。今回は勘行峰には行かずそのまま車道を直進する。やがてリバウェル井川入り口があり、さらに先に行くと県民の森の展示館(地形図1418標高点付近)がある。そこで道を確認すると程なく井川峠への登山道がある。これが地形図の1418の北にある波線道で、ほどなくアツラ沢の頭という立派な標識のある山頂につく。
ここからが本日のメインコースなのだが、富士見峠から9km以上、すでにバテが入っている。しかし気を取り直し、東の尾根へととりつく。
取り付きは道型があり、程なく急斜面となる。しばらくすると地形図にないガレが南側に現れ、その縁を緊張しながら進む。このあたりで1380のコブが確認できる。
そしてまず第一の関門、1430付近の尾根分岐がある。ここは思い切って右(南)に曲がる。まっすぐ伸びる尾根にもテープがついているので要注意だ。急斜面を下るとまた獣道のような踏み跡があり、尾根がやせてくる。一登りすれば1380のコブである。そのまま尾根沿いに進むと、下に地形図にない林道が現れる。ガードレールもありなかなか立派な林道であるが、興がそがれる。やがて林道の真上を通る。下には白い小屋が見えた。
このあたりもややササがうるさいが、獣道なのか、踏み跡はかなり明瞭。しかし、標高1310付近でいきなりこの踏み跡が消え、激しいヤブになる。しかもただのヤブではなく、灌木や強いスズタケのような笹でなかなか思うように進まない。このあたりで南に派生する尾根がありここに誘い込まれないようにヤブで先が見えない中を東へと進む。この先から猛烈なヤブになり難儀する。1240への登りかけの最初の付近で、一度ガレの縁に出る。ここからは南への展望が開けている。
そのまま激しいヤブをガムシャラにこぐと、1240のコブに出る。ここはなぜか刈り払いされており、そのあとのコルに降りる尾根もきれいに刈り払いされていた。永野さんの本では、ここが間違えやすいポイントと書かれていたが、つまらない。そのまま急斜面を下りコルに出る。永野さんの本では湧水があるとのことで、期待して沢形のある北へ進んだが多少水はわいているものの、使える状態ではなかった。
ここから1221の標高点を経て込岳の登りに入る。尾根は明瞭で、ルートに苦しむことはないが、とにかく登りがきつい。つま先立ちのきつい登りを超えると、最初のコブがあり、稜線を進むと込岳山頂につく。展望はないが、いくつかの山名表がかかっていた。翌日は低気圧の影響で雨の予報が出ていた。天気図を確認すると2つ玉の低気圧であり、相当あれると考え、状況次第でここから奥仙俣へ下ることを考え、1日目はここにテントを張ることにする。
2日目は午前3時半に起床。北に造里あたりの集落だろうか。明かりが見える。幸いにしてまだ雨は降っていない。朝食をすませ、5:10に込岳を出発する。東に進路を取るが、このあたりも植林の作業のためか、刈り払いされている。まもなく急な下りとなり、植林された杉の木を掴まっての急下降となる。これは登り大変だろう。しかし下りも植林帯特有の柔らかい地盤のため、滑って歩きにくい。1050付近でスッペン河内崩の西端に出る。かなり大きな崩れで怖い。そしてこのあたりから作業道もなくなり、植林帯ではない灌木まじりの、獣道ともつかないササの中を進むことになる。下りの途中、何度かスッペン河内崩の縁を通ることになる(南側は急斜面でササが深く進めないため)。亀裂が入っている箇所もあり怖い。下りきると1072までの登りとなるが、最初、ガレの縁を通ることになる。1072を通れば尾根もやせてきて、植林帯となるためルートファインディングは楽だ。
1150付近まで急な登りだが、1150あたりからは伐採された植林帯に出る。あとは地形図通りに進めば1208.1の三角点に出る。ここから窪地を東側に進むと一般道に出る。あとは湯の森まで一般道を下った。
●注意点
1.1380のコブを超え1300付近から1240までのコブの間は、踏み跡、テープ等が一切無い。コンパスを便りに進むことになる。
2.込岳の二王山側斜面は急であり、登り、下りとも慎重に。
3.スッペン河内崩は、一部ヘリを通る箇所があるため、慎重に。
●交通データ
・新静岡又は静岡駅前から 静鉄ジャストライン「
畑薙第一ダム(冬季は畑薙ロッジ」行きで「富士見峠」下車。
・帰りは湯の森から同じく静鉄ジャストライン。
●温泉データ
・静岡温泉「美肌湯」 湯の森バス停から新静岡行きバスで妙見下下車。 3時間800円〜1000円
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