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おとうさんの介護日誌(10) 今日は 千重さん・英子さん・幸子さん・宏一郎・恵美 皆さん 来られて かあさんも嬉しかったと思う。皆さんは かあさんと会話 が出来るので かあさんも張り合いがあるだろう。私は殆ど かあ さんの声を聞き取れないので かあさんも もどかしいことだと思う。 仕方がない。かあさんの表情や 身体の動きで「氷がほしいの」とか 「背中がかゆいの」とか聞いて かあさんがうなずくとそれをしてや る。そういうやり方しか出来ない。たまに何か他のことを言っても 私がキョトンとしているだけなので かあさんも諦めてしまう。 こんなことで在宅介護になった時 ちゃんと介護が出来るだろうか。 老老介護について いろいろ問題も起こっているようだが 政府・ 自治体のきめ細かな対応があるとしても 当事者の内面までは限界が あるだろう。当事者自身の積極的な対応が必要だろうと思う。 何かして貰えると待つだけでなく 何をして欲しい 何が必要かを 積極的に訴え 発言して行く事が必要だろう。 参加型社会への 弱者の積極的な参加が 容易可能なシステムを作る ことが 政府・自治体の 自由で民主的な社会・美しい国を造って ゆくための 大きな責任だと思う。 これは 高齢者だけの問題だけではなく 社会的・経済的な弱者の いわゆる“格差”の無い 自由・平等な 美しい地球・人類の世界を 創成するという悲願にも繋がる問題であると思う。 みんなで考えよう。 |