おとうさんの介護日誌(14)
8月11日 土曜日 晴れ

自宅にてリハビリ中で 未だ独り歩きの ままならぬわたしは 土曜日毎に 恵美に付き添ってもらって かあさんの病室を訪れることにしている。
かあさんは 意識の方は かなりの程度快復してきたが 身体の方は 未だ寝たきりの状態だが 病院の方から 在宅介護への移行許可が出て 今月の29日に退院して 自宅に帰ることになった。
それからは地域の介護センターによる訪問看護・介護を受けることになる。
私自身が 要介護のような状態で これからどうなる事やら 甚だ心もとないけれど やるしかない。
かあさんが家に帰ってくれば ずっと四六時中一緒に居てやれるのが せめてもの慰めだ。
思えば かあさんと一緒になって50年余りになるが この度の 延べ1年半に及ぶ入院生活は 互いに初めての独り暮らしであった。
残り少ない かあさんとの余生を もう離れる事のないよう暮らして行きたい。それが かあさんの望みでもあると思う。
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