| おとうさんの介護日誌(17) かあさんが退院して 自宅介護になって早や2ヶ月余りが経った。私の介護作業も大分慣れてきた様だ。だが下の処理(おむつの取り替え)は毎回辟易する。こればかりは慣れとは余り関係が無いようだ。 私の骨折の方も 徐々に良くなってはいるが 未だ不自由この上ない。恵美や宏一郎が手伝ってくれるので なんとか過ごしている。 1日が 何となく かあさん中心に動いて行くので 私が計画していた 老後のライフワークも 思うようには進みそうにない。 日本及び世界の歴史を じっくりと読んで 人間がどのように生き どのように進化し 或いは劣化してきたのか その辺をじっくり考えてみたいと言うのが 以前に考えていた 第一の作業だったけれど 殆ど進んでいない。 数千年或いは数十万年の人間の歴史を経て 人間は 物質的には進化したようだが 精神的(人間性)には進化どころか益々劣化しているのではないかと言うのが そもそも私の印象だったので その辺を歴史の中で検証して見たいと言うのが私の思いであった。 かあさんの介護には何等関係のないことだが そういう思索が 私自身の精神的な健康を保つには必要な気がする。 肉体的な健康は何時かは終焉を迎える。 精神的な健康は 永遠の課題だろう。 介護の閑に そんなことを思いつつ 今日も1日が終わろうとしている。 |