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おとうさんの介護日誌(23)
かあさん が在宅介護になって 二度目の冬を迎えた。 思えば 物言わぬ かあさん との 二人だけの生活も二年 に及ぶ。
ないもどかしさ お互いの心を語り合えないむなしさ・・・ かあさん との老後は わたしの期待したものとは 遠く隔 たってしまった。残念だ。
べさせたり 身体のケアをしたり 便を取ったり・・そうし た様々な介護・・
わたしに向かって“ありがとう”と気持ちを わたしに語 りかけることも出来ず 分かってはおりながら そのことが 殊更に 寂しい。 けに最後になって このような状態になったことが 悲し い・・恨めしい・・ くとも 最後まで わたしは かあさんを 愛おしんでゆく 覚悟だ。 た たった一人の 女性のために生きることが わたしの サダメであろう。 が わたしの今の心境である。 こうして わたしは自分の気持ちの折り合いをつけている。 |