中学校入学を迎えるに当たって
孫に送る 私からのメッセージ第3章(2006.3.10)
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この前 生きて行く上での姿勢として、何事にも好奇心を持って、当たり前の事でも、
視点を変え、発想を転換して、より良い方向に改善するよう挑戦(チャレンジ)する・・
生きると言うことはその繰り返しだ・と言う意味の事をメッセージで君に伝えましたね。
そして今 君は小学校から中学校へと進みます。小学校に比べて科目の内容もだんだん
難しくなって来るでしょう。それでも好奇心―発想の転換―挑戦を繰り返して行くためには、
これから更に より多くの そしてより高度な知識や技術が必要になって来るでしょう。
それを絶えず学習して行く必要があるのです。
生きて行くのに食物が必要であるように人間には知識や技術の学習が同じように必要です。
それは人間は他の動物と比べて 肉体と共に高度な精神(心―科学的には脳の働きでしょう)
を持っているからです。肉体に食物が必要なように 精神には知識が必要なのです。
そして知識は“学習”によって豊になり高度に成長して行きます。
さて これから君は人間としての健康な肉体と 豊かな精神を成長させて行くために、
だんだんと上の学校に行って、いろいろの科目を学習して行くわけですが、学習は単に教室
で学ぶ科目の学習だけではないと言う事です。
つまり学習の場は教室の科目だけではなく、学校での先生達や友達との交流・運動会や文化祭
や部活動や社会見学や、学校の中にも教室の科目以外の様々の場での人との交流が学習と
なって行くのです。
学校外でも 友達との遊びやスポーツなど交流があるでしょう。家では家族との生活・
食事や会話やテレビやゲームやパソコンや 読書もするでしょう。音楽も聴くでしょう。
時には家族で旅をしたり、映画や芝居を観たり、野球やサッカーを観に行ったり・・
そう言った君の生活の全ての場面で君は知らず知らずのうちに一杯学習しているわけです。
この方がむしろ教室での科目の学習よりも、うんと多種多様で大きいかも知れません。
こうして君は肉体と共に人間としての精神が段々と成長して行くわけです。では一体人間は
何処に向かって成長しようとしているのでしょうか?
ここで前回の“小学校卒業に際してのメッセージ第一章を思い出して下さい。
人間はこの世界の全ての人(或いは万物)に支えられて生きている(実感は無いかも知れま
せんが、これは人間・世界の厳然たる“定理”だと思います。)
(注・“定理”と言うのは不変の原理と言いますか、科学用語では例えば“引力の法則”
と言ったものです。君もこれから学校で色々な“定理”を学ぶ事でしょう。)
従って人は(万物は)人を(万物を)少しでも大きく 少しでも多く支える為に生きている。
(注・この部分は論理学で言う“三段論法”です。高校・大学になると教わると思います。)
思い出しましたか?私の考える“成長の目標”はこれです。
どうやって 何をしてと言う目標に至る道は人によって千差万別でしょう。だが
“全ての道はローマ(イタリアの首都)へ”と言う言葉が有りますね。
ローマ(目標・結果)に至る道は一つではない。幾つもの道が有るのだ、と言う教訓です。
つまり どうやって、何をして人を支えられる様な成長が出来るのか、その道は人それぞれ
違うと言うことです。何が出来るか、何が自分には一番いいのか、毎日の学習の中で見付けて
行かなければなりません。好奇心―発想の転換―挑戦ですね。
先ず身近の人を支えることから始めましょう。そうして成長するにつれて段々とより多くの人
の支えになれるようにして行きましょう。
お分かりだとは思いますが、人の支えになると言う事は以前にも言ったように、自分のやって
いる事或いは社会人になって職業に就けば、その仕事を通じて それが人の役に立つように
すると言う事です。人を(人の気持ちを)傷つけたり、人を悲しませるような事は人の役に立つ
とは言えませんね。
自分が何をすれば、どんな学習をし、将来どんな仕事をすれば人の支えに一番なれるのか、
それをこれから追々と探求して行きましょう。出来ればこれからの中学3年間でほぼ固めて
行ければと思います。
是非 興味があって、これならやってみたいと言う事を見付けて下さい。やりたい事が一杯
あったら、一つ一つ挑戦です。好奇心―色々視点を変えて発想―そして挑戦です。
以上で今回のメッセージは終わります。また思いついたら次のメッセージを送ります。
前回及び今回のメッセージ、今後のメッセージも含めて読み捨てにせず、後々何度も読み
返して下さい。
君が成長につれ 理解力が進んで行くにつれて、読み返す度に必ず より深く理解が
出来るようになる筈です。
祖父 83才 2006.3.10