客(A)と客(B)との会話-NO.2(2006.1.23-ホリエモン)
ある酒場での定年退職らしい80歳代の男性と30歳代のサラリーマン風の
男性の会話
(A) いやー またお会いしましたね。先日はどうも…
(B) 今日も 抜け出してきたんですか?
(A) いや 今日はちゃんと うちのばーさんに許可を貰いました。ただ飲み過ぎない
ようにと釘を刺されましたがね。
(B) それは よかったですね。お互い飲み過ぎは気をつけましょう。
(A) ところで 例のホリエモン君が今窮地に立っていますね。
(B) そうですね。一体どうなるんでしょうね。
(A) わたし思うんですがね いつもそうなんだけれど こういう事件が起こって
つまり事件が世間に認知された後で 評論家はじめ マスコミなど
何だかだと論評していますが 例えばホリエモン君の事件にしても 彼の会社が
そういう行動を現に行っている時に そういうやり方は違法じゃないのと何故論評
しないのかなと思うんですよね。
(B) ふーん それもそうですね。
(A) つまり 評論でめしを食っているのなら 一応プロでしょう 誰もがみんな知ってから
あれこれ言うのでは
素人だって出来るんです。素人が知る前にプロはそういう事に警鐘を鳴らすべきでしょう。
(B) そう言えばそうですね。
(A) ライブドアは なにも隠れてコソコソやっていたわけではないんです。市場という
公開の場で堂々とやっていたのです。その道のプロが その時は何も論評しない
何も論評できないというのは 一体どういうことなんだと。私はそういう風に
思っちゃうんですよね。
(B) なるほど。
(A) ライブドアという会社が 虚業であれ何であれ ホリエモンという若者が見た目には
ビックリするような急成長をさせた会社なんですよ。その道のプロと自認する
評論家なら当然注目して その成り行きには関心を持って見ている筈ですよね。
ライブドアの活動の過程にプロとして何の疑念も感じなかったとすれば 素人の私達と
変わりませんよね。
(B) なかなか辛辣ですね。
(A) いやー 少し言い過ぎでしょうかね。でもプロである評論家やマスコミに携わる方々
つまり世論をリードするような立場にある方々は単に事件を事後に報道したり論評
するだけではなく 人を悲しませたり 不幸にするような事がもし現に進行している
とすれば その芽を早くキャッチして報道したり論評したりすべきなんですよね。
それこそが本当のスクープなんですよね。その道の多くの方々は皆さんそういう気持ち
でやっているとは思いますが これは私の老婆心ですね。
(B) ごもっとも。あなたもしかして報道関係なんかのお仕事をなさっていたのですか?
(A) いや それはご想像にお任せします。そんなに大した仕事をやっていたわけでは
ありません。
少し酔ってきたようですので ばあさんに怒られないうちに帰ります。
また近いうちにお会いしましょう。 では…
(B) お話有難うございました。奥様によろしく…