客(A)と客(B)との会話-NO.4 (2006.2.4-企業の犯罪)
例の80歳代の男性と30歳代のサラリーマン風の男性との会話-某日より四日後
(企業の犯罪のことなど)
(A)いやー またお会いしましたね。ここのところ寒いようですが 風邪なんか引いて
ませんか?
(B)有り難うございます。お陰でなんとかお酒も飲めるようです。
(A)それは何より・・・健康が一番ですよね。ところで最近は 企業犯罪というのがやたら
目に付きますよね。テレビなんか見てますとそういう場合 企業倫理が どうのこうのと
いう議論が多いのですが それも勿論結構なんですが わたし思うんですが
企業というものは所詮 経済的な利潤を実現するためのシステムなんですから
つまり経済システムにしろ 機械システムにしろシステム自体は本来無機質な代物
ですから そのシステム自体に倫理性を云々しても余り意味がないのでは無いでしょうか?
(B)と・・・言いますと・・・
(A)つまり問題は そのシステムを実際に動かす一人一人の人間の倫理性が先ず前提として
備わっていなければ どんなにシステム をいじくってみても 企業のモラルは良くは
ならないと言うことなんです。ましてや企業のトップ・・経営をリードする立場の人間に
人間としての倫理性が欠けるとなれば 企業のモラルなんて有りようが無いですよね。
(B)はー・・・なんとなく分かるような気もしますが・・・
(A)そういう意味では 企業は経済的利潤を生む為のシステムであると同時に
人間を育てる(仕事のテクニック以前に・・人はど う生きるべきなのか)システム
でなければと思いますね。そういうリーダーシップを強力に進めて その結果として
企業の経済的利潤を高めて行くのが 経営トップの仕事だと思いますよ。
(B)理想的には わたしもそうだと思いますが・・・
(A)そうなんです。こんな事は皆さん百も承知だし 理想論だという事は わたしにも
分かっています。わたしが言たいのは 企業が利潤追求に走るのは
これは恐らく止めようもない 企業システムの自律運動みたいな物でしょうから
これを抑制するには 企業犯罪に対する罰則を強化強制する以外に 方法は
無いように思います。
企業存続が出来なくなる位の重い罰則・・・経営トップの引責辞任で幕を引くだけでは
再びまた同じ犯罪が起こることになると思います。
企業犯罪は いはば 人道に対する罪です。万死に値する罪だと認識すべきだと
思います。いやあ チョット大げさでしょうかね。
(B)いや・・そうかもしれませんね。その後の企業の再生問題も気になりますが・・
(A)そうなんです。多くの社員・従業員が 企業の社会的責任を果たせるような
再生プランを実現出来るかが問題でしょうね。
あっ・・もうこんな時間ですか。そろそろ ばあさんの所に帰らないと・・・
(B)今日も大変有意義なお話を・・有り難うございました。・・・では・・・