
自分のGBも相当くたびれて来たので、一年程前から自分なりに、メンテナンスと外観及びパフォーマンス向上を目指して地味な改造を行って来ました。
地味な改造とは、調整、加工、流用を基本として出来る所は全て自分でやる事です(派手に改造する金が無いとも言う)
ほとんど自己満足な項目から、それなりに効果の有った項目まで有りますが、参考にして下さい。(誰が?)そしてついに600ccクラスへボアアップまでやってしまいました。
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クリーナーBOX 加工及びキャブ調整
ノーマルサイレンサー加工
リヤダンパー交換
タイヤ交換 (BS BT35)
タイヤ交換 (DU GT501)98/6
フロントフォークボトムチューブ バフ掛け 98.6/8
ステップホルダー バフ掛け 98/6/8
スタータークラッチ(トラブル)
フロントホイールのスポーク交換 98/6
クリーナーBOX 加工及びキャブ調整
吸気音の対策の為か、タンク下にあるエアクリナーBOXの吸気口部分が妙に絞られている事を発見しました。
この部分の通りを良くすれば高回転ののびが良くなるだろうと思い実行してみました。
まずタンク及びエアクリーナーエレメントを取り外す。
タンク下の吸気パイプ(ゴム製の潜望鏡の様な物)を取り外す、この中の金具とスポンジもとっぱらう。
この潜望鏡のタンク下に出る曲がった部分を、カッター等で切り取ってしまう。
再びこの潜望鏡をBOXに取り付ける。
これでBOXの改造は終了ですが、このまま走ると完全にガスが薄い状態となって、高回転でトルクが出なくなってしまうので、キャブ調整が必要になります。
キャブについては、メインジェットをノーマルの#155からGB400用の#165に交換しました。
これはキャブの分解掃除と同時にやると良いでしょう。またパイロットジェットの戻し量も標準(1・3/4回転)より多め(約2回転)にします。
これだけの変更でもノーマルのスーパーカブに大口径キャブを付けたぐらい(分かるかな)フィーリングが変わります。
3000回転ぐらいでアクセルを大きく開けた時、爆発の一つ一つがノーマルの時より力強く感じる事が出来るでしょう。
吸気音はほとんど変わりませんでした。
ノーマルサイレンサーの加工
私はやたらに音のでかいバイクはあまり好きではないので、(金もないので)今まで排気系はノーマルだったのですが、ノーマル排気系のスペアパーツが手に入ったので、排気効率アップを狙って、改造をしてみる事にしました。
サイレンサー後端のディフェーザー部は4個所リベット止めされているので、各リベット部にドリルで穴を明けてリベットの頭を取ります。(ドリルの歯は2,3,4mmと拡大して行き、最後はたがねで残りの頭を叩いて取った)
サイレンサーを車体から外して、プラハンでステー部分を前方に向かって叩くとディフェーザー部が抜けてきます。
抜けたディフェーザーのパイプにドリルで、蜂の巣状に穴を明けます。(5m径の穴を30〜40ヶぐらい開けたと思う)これを再度サイレンサーに挿入して、リベット又は5mmのタッピングビスで止めれば出来上がりです。
これでエンジンを掛けると排気音は少し太くなった感じがしますが、音量はノーマルと言っても通る程度です。
出口のパイプ径は変わらないので、性能にそれ程影響は無いと思われたですが、アイドリング付近では明らかにガスが薄い状態になっていました。
これはパイロットスクリューの調整で改善出来る範囲でした。
高回転側では、5000からレッドゾーンまでの伸びが明らかに良くなっていて、登りの峠道などでは実に気持ち良く走る事が出来ます。
エアクリーナーBOXの改造と併せて、コストパフォーマンスの高い改造といえます。
但しまだ3000回転付近で若干ガスが薄い様な感触があるので、今後スロージェットの番手を上げたり、ニードルジェットを加工したりする事をトライする予定です。
ちなみにノーマル時は140km/hぐらいで頭打ちになっていたのが、150km/hまで一気にのびて最終的に5速で7500rpm(メーターで155ぐらい)まで回ります、最大出力発生が7000rpmなので、本来の性能を出し切っていると言えるでしょう。
リヤダンパー交換 <写真有はこちら>
RRダンパーをDAYTONA製のSR用スポーツタイプを流用して交換しました。
新品を安易に買っ交換するのは自分のポリシーに反するのですが、片側のノーマルダンパーのオイルが完全に抜けて危険な状態(段差でリヤが跳ね上げられる)だったので中古品を探すのをあきらめて、新品のアフター品を購入しました。
売値で3万円弱、(低圧)ガス入り、伸び側減衰力12段調整式、スプリングレート 1.9kg/mm(私の計算値)、製造メーカーはSHOWAだと思う。
寸法(全長)はSR用が使えるのは分かっていたのですが、取り付け穴径を実測してみると、上側はそのまま取り付くが、下側のみSRの方が4mm大きい事が判明、
(SR14mm,GB10mm)大は小を兼ねるので、2mm厚のカラー(アルミのパイプを金鋸で切った物)を自作して取り付けました。
スタイル的にもGBに合っていると思います。
乗り味的には、純正品(バネレート1.6〜2.9:私の計算値)よりもストローク感が有り、乗り心地、コーナリング時の安定性とも良くなって良いことずくめで、バネレートや荷重設定もちょうど良い感じです。
逆に言えば純正品がいかに仕事をしてないかとも言えます、コストの都合も有るのだろうけど、バネレートを2段にするより、押し側にも減衰を付けておくべきでしょう。
タイヤ交換(ノーマルと同一サイズに交換)BS BT35
中古車としてGBを購入時、工場装着らしいタイヤは既にひび割れていたので、まもなく前後ともダンロップのGT401に交換しました。
このタイヤは工場装着品よりはグリップも良く、ハンドリング特性も特に違和感は有りませんでした。
リヤタイヤは4千〜5千km、フロントは2万km程で要交換でした。
タイヤの摩耗がちょっと早い以外は、良いタイヤだったと思います。
その後、前後ともブリジストンのBT35に交換してみた所、ハンドリング特性が、がらりと変ってしままいました。
軽快な単気筒車とは思えない程ねばるというか、良く言えばどっしりと安定する様になってしまったのです、曲がらないと言う訳けではないのだけれど、倒し込みがとにかく重い、リヤサスのイニシャルを一番高い所にセットすれば少しは軽くなるけれど、とても本来の姿ではありません。
次回フロントタイヤを変える時は、ダンロップに戻す予定です。
リヤタイヤはダンロップより値段が高いだけあって、6千〜7千km持ちます、グリップについてはダンロップと同等ぐらいだと思う。
(自分はクイックなハンドリングが好きでGBに乗っているので、このBT35のフロントは気に入らないが、ゆったり乗りたいと言う人には良いかもしれない)
しかし一般グレード(ツーリングスポーツ)のタイヤで銘柄によってこれほど特性が変るとは驚きだった。
交換する前にハンドリングにどんな影響があるのか、情報が欲しいものです。
タイヤ交換 (DU GT501)
今回はBSのBT35に代えてダンロップのGT501と言うツーリングスポーツタイプの
最新パターンです。
(以前使っていて、ハンドリング的には好印象だったGT401のモデルチェンジ版)
GT401はBSのBT35と同じ様なコンセプトで、耐磨耗性が良い事もウリの一つだっ
たんですが、リヤタイヤの磨耗性ではBSに圧倒的に負けていました。
(自分の使用条件ではBS、7〜8千kmに対しDU、4〜5千kmで交換)
今回501のリヤタイヤを見ると、トレッドの溝が異様に深い、カタログにも耐磨
耗性向上の為、トレッドのゴムを厚くしたという様な事が書いてありました。
むやみにトレッドを厚くしちゃうと、タイヤが固くなって接地性が悪くなったり
摩耗してきた時との性能差が大きくなったりしそうですが、技術の進歩で克服した
んでしょうか? どのくらい走るのか楽しみなところです。
このタイヤまだ通勤ぐらいにしか使ってませんが、ハンドリングは明らかに軽く
なってます。
特に切返しは今まで、思わずどっこいしょと気合が入ったのが、意識しないでも
出来る様になりました。
但し以前のOEタイヤや、GT401に比べると、まだマイルドというか切れが無い様な
気もします。(ハンドリング変化はリヤサスを変えた影響も有るのかもしれません)
乗心地は、まだ新品のせいかダンピングが効いて、ねっとりした感じです。
ブレーキング時にリヤがロックしにくくもなりました。
コーナリング時も、ねっとりねばる様なグリップ感(特にリヤ)が有ります。
交換した直後の印象としては、なかなか良いという所です。
フロントフォークボトムチューブのバフ掛け <写真はこちら>
ボトムチューブはホンダ車によくある、軽く磨いたアルミ地にクリア塗装仕上げとなっていて、10年もすると塗装下のアルミが錆てどす黒くなってみすぼらしい。
きれいにする為には、シルバー色等で塗装をするか、クリア塗装を落としてアルミ地の表面を磨くしか手は無い。
自分は光モノが好きなので、アルミを磨く事としました。
フロントホイールとフェンダーを取り外し、まず200番程度のサンドペーパーで磨いて、クリア塗装を落とす(ケミカル剤で落としても良いと思う)
その後400番、800番、1000番のペーパーで順次磨いて行き、最後はドリルの先に取り付けた仕上げ磨き用のバフに研磨剤(カー用品店で買った金属メッキ磨き用のクリーム)を塗ってから仕上げ研磨を行った。
これでボトムチューブは顔が写る位ピカピカになるのですが、月に一度くらいは研磨剤で磨かないと、表面が曇って来てしまうのが難点と言えば難点です。
これが嫌な場合、磨いた後クリア塗装をすれば良いのですが、厚く塗ると黄ばんだ感じになってしまうので、自分としてはこのままの方が良いと思っている。
それとボトムチューブがピカピカになると、フォークのブーツが似合わないので、ブーツは取り外してしまいました。
そのままではボトム側に溝が残ってしまうので、ゴム製のダストシールを取り付けました。
(このダストシールは友人宅に大量にストックされていた中古フロントフォークの中からインナー径が同じ物を見つけてはぎ取って来た物です)
他機種の物でもインナー径さえ同じなら無理矢理に付いてしまいます。
スタータークラッチ交換(トラブル)
今思えば中古で購入時(走行3千km)セル回りからは既に妙な音が出ていた。
(エンジン停止時に結構大きなガシャガシャした感じの音が出る)
気にはなっていたが、エンジン自体の異常ではなさそうだったので、そのままにしていたのだが。
その後、モーターは勢い良く回るもののカラ回りして、エンジン掛からないという事がだんだん多くなり、1万数千kmで完全に使え無くなってしまったのだった。
取りあえずキックで始動出来るのだが、信号待ちでエンストした時(冬場は良くある)など困ってしまうし、せっかくセルが付いているのに使えないのも悔しいので修理する事にした。
調べて見るとジェネレーター側のフライホイールに付いているスタータークラッチが空回りしている様だった。
通常この部品はスターターモーターからの動力をクランク側へ伝え、エンジンが回り出すと、クラッチが切れるワンウエイクラッチなのだが、噂によると初期のロットの物は耐久性に問題が有った様だ。
確かにパーツリストを見ると、対策品らしい物に途中から設計変更されている。
この部品、一度は自分で取り外しを試みたが、さすがにインパクトレンチやフライホイールホルダー(専用工具)無しには出来なかった。
(フライホイールのナットが外せない)
しかたなくバイク屋さんで修理してもらった、部品代込みで1万5〜6千円程掛かったが、思ったよりは安かったと思う。
(保証期間だったらクレームだぞ)
ステップホルダー バフ掛け <写真はこちら>
このGBは初めからかなりなバックステップで、アルミダイキャストの立派なステップのホルダーが付いています。
これには初めから塗装が無いので放っておくと白く錆びて、しまいにはドブねずみ色になってしまいます。
これをボトムチューブと同様にペーパーで磨いてバフ掛けすると、ぴかぴかになって気持ち良いです。
私はこのホルダーの、三角形のトラス状に開いた肉抜き穴の内面に残る型割りの線が気にくわなかったので、棒状のやすりで削ってから磨いたので、更にかっちりとした感じに仕上がりました。
(はっきり言って自己満足です)
フロントホイールのスポーク交換 <写真はこちら>
フロントのホイールは購入した時から黒いぽつぽつの錆が付いてました、多分
猫か犬に好かれていた様です。(スポークもどす黒くなってました)
どうも気になるので、タイヤ交換を機に新品スポークで組直す事にしました。
リムの方はシルバーに塗装してごまかそうと思っていたんですが、この際やす
りで表面を磨いて錆びて変色した層を落として、バフ掛けで仕上げる事にしまし
た。
この方がツヤが出て綺麗に見えます。(ほんとは塗装に失敗した)
こう書くのは簡単ですが、このアルミリムは高級な材質らしく、表面のアルマ
イト層もかなり硬く、人力で削るのは不可能に近いです。
電動ドリルに取り付ける円盤状の紙ヤスリを買ってきて、なんとか作業が出来
ました。(最後は紙ヤスリ+人力ですが)
人力だけっだったら、即投げ出していたでしょう。
このリムに黒くぽつぽつと出来ていた錆びは、穴状になって、かなり深くまで
浸透していたので、完全に落とす事は出来ませんでしたが、1m以上離れて見れば
錆びの跡は気にならなくなりました。
(プロの仕事ではないので近くで見ると難のある仕上がりではある)
リムを仕上げた後、新品のスポークで組み直した訳ですが、シロートでも時間
をかければなんとかなるモノです。
(特に特殊な工具や装置は必要有りません、振れのチェックも適当な箱を台に
して出来ます)
私がスポークのリムを組むのはこれが3度目ですが、今回はスペアのホイール
を使って作業していたので、見本のホイールを見ながら出来、比較的に早く組め
ました。(見本が無くても、組める様にしか組めないと言われています)
またリム自体狂いが少なかった為か、特別に調整しなくても殆ど振れは出ませ
んでした。
リムがピカピカのバフ仕上げになっているとなかなかマニアックな感じがして
良いもんです。
但しリヤのホイールがアルマイト仕上げのままなのと、スポークがツヤ消し?
になっているので、前後でバランスが悪いのが難点かなという所です。
(次はリヤか? できればやりたくないが)