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2003年12月24日(水) 昨日のライブも盛況に終わり、いよいよ九州へ向けて出発です。 荷物の準備こそすんでいるものの、昨日撮影したライブの写真をPCに取り込まないと記録メディアを初期化することが出来ません。 昨日のライブでやや疲れてはいましたが、朝から起きだしてPCを起動、データを吸い出したり画像データを記録するフォルダの作成やファイル名をつけ直したりして作業は終了です。 データ転送が完璧か確認するのに全ての画像を眺めてみましたが異常なし、これで安心して出かけられます。 本日乗り込む列車は札幌発17:12、寝台特急北斗星2号です。出がけに冷蔵庫で冷やしておいた辛口の白ワインをカバンに収めて、15:30頃家を出ました。 16:00少々前に札幌駅に到着、早速みどりの窓口へ赴き、翌日25日の寝台特急さくらと帰りのトワイライトエクスプレスの個室を探してもらいましたが収穫無し、頼んで置いた周遊きっぷだけを引き取ってきました。 出発時間まで残り一時間ほど、地下街を書店で雑誌を買ったり、エスタ食品売り場で酒のつまみを買ったりしているうちに出発時間が近づいてきました。 いつものことですが入線してくる列車にカメラを向け、先頭車の雄姿を撮影です。 指定された個室に荷物を置き、ホームをキヨスクでビールと追加のつまみを購入、ビールが冷えてしまうと嫌なのでいつも乗り込む直前に購入しています。 もちろん車内販売から買ってもいいのですが、車販のワゴンに載っているのはいつもスーパードライばかり、Webmasterはオールモルト系のビールがお気に入りなので列車に乗り込む際は必ずサッポロクラシックです。 個室独り宴会の準備が整ったところで列車が発車しました。 車掌さんの乗車券改めが済むと早速食堂車へ出向き、明日の朝使用するシャワーカード(\300)を購入です。 あとはのんびり個室寝台で独り宴会、本日のつまみはエスタ地下街の中華惣菜屋で買った鶏の唐揚げと野菜炒め、それに持ち帰り寿司店の手まり寿司にしてみました。 流れる夜景を眺めながら呑むビールの旨さは格別です。 買ってきたつまみもおいしく酒が進むばかり、ビールのロング缶二本とワインもすっかり空になり、もう少し呑みたいなと思っている所にタイミング良く車内販売が登場、日本酒のワンカップをひとつ買い求め本日の締めといたしましょう。 列車の揺れがいい感じです。酒に酔い旅の始まりに酔っているうちにすっかり眠くなってしまいました。 そろそろ寝ようかと思い始めたとき、列車が停車したようです。 カーテンを開けて外を見ると函館駅、その日の記憶は函館駅の駅名標を撮影したのが最後です、どうも酔いつぶれて眠ってしまったらしい。(笑) 2003年12月25日(木) 軽い二日酔いで目を覚ましたのが仙台駅のあたりでした。 時刻表を眺め定時運行を確認し、布団にくるまっていたら二度寝したらしく次に起きたのは7:00頃、昨日のつまみの残りだの家からもってきたゆで卵で簡単な朝食とし、洗面所で歯をみがいてからシャワールームに行って来ました。 使用時間は30分、うちシャワーのお湯の出る時間は6分間と短く感じられるのですが、顔と頭をしっかり洗って体をささっと洗うくらいなら充分です。 列車の揺れでシャワーの流量が変化するのは残念ですが、走行中の列車の車内でシャワーを浴びてさっぱりできるのはうれしいものです。 部屋に戻って荷物をまとめ、ベッドの上でごろごろしているうちに列車は大宮に到着、終点上野はもうすぐです。 見慣れた沿線風景に懐かしさを感じながら列車は終点上野駅の地平ホームに到着です。 取りあえずどこへ行こうかと思いましたが、指定券の確保を考え山手線で東京駅に移動、コインロッカーに荷物を入れてみどりの窓口に向かいました。 本日25日の寝台特急「さくら」か「はやぶさ」の個室寝台券と、帰りのトワイライトエクスプレスA個室を探してもらいましたが、ここでも収穫無しでした。 東京発の寝台列車の指定券が確保できれば、秋葉原や根津、谷中といったWebmaster定番の東京巡回コースの散策を楽しめるのですが、ここはあきらめて当初のプランで移動することにしてみました。 東海道本線の車窓風景を見たかったので、東京発10:43の沼津行き普通列車に乗ることとし、早めの昼食(朝食が簡単だったのでその時点でお腹空いていました)を取ろうと東京駅構内(改札内)のフードコートの回転寿司店「うず潮」に入りました。 このうず潮、都内数カ所の駅構内の便利な場所にあり、質や値段もまずまずだけに上京した際に良く立ち寄る店です。 寿司ももちろん旨いのですが、朝7:00-9:30の間で行われる”回転朝食”も気に入っています。 これは入店時に\500を払い、ご飯と味噌汁を受け取ったら回転しているおかずを三品取るというもので、値段も安く自分の好きなものを食べられるというものです。 上京する際に感じるのですが、さすがは首都圏、街の至る所に24時間営業の店がありいつでも温かい食事が取れるのには感心してしまいます。 東京ではいつも神田のサンホテルに泊まるのですが、ここの近くにも牛めしの松屋が開いており、ホテルの高い朝食で散財することなくおいしい朝ご飯にありつけます。 やや急ぎめに寿司を食べ終え、ホームに向かうと沼津行き普通列車はすでに入線していました。 座席はかなり空いていましたが、ちょっと贅沢にグリーン車に乗り込みました。 ぜいたく、といっても沼津までのグリーン料金は\1,620とそれほどでもなく、二階席からの展望を楽しめるのが嬉しいところです。 快適な座席(と、いっても特急普通座席くらい)で車窓を楽しみつつ列車は沼津の前の三島駅に到着しました。 次の沼津まで行ってもいいのですが、浜松行きの列車が三島駅始発、沼津で座れなくなるのも嫌なので今回は三島駅で乗り換えです。 案の定、というわけでもないのですが次の沼津駅でたくさん人が乗ってきて満席状態、上手いこといったとひとり喜ぶWebmasterです。 浜松行きの車内からは富士山や浜名湖、天竜川の眺めが嬉しいところですが、やはり高い位置を走る新幹線からの眺めに一票を投じたい思いがします。 浜松からは米原行き普通列車に乗り換えましたが、どうやら浜松から先の名古屋方面に向かう列車は全てロングシートのようです。 豊橋から大阪まで新幹線にしておいて正解でした。 旅の趣のないロングシートはあまり好きではありませんが、車内は空いていて乗車時間も40分弱、許容範囲ですね。 豊橋からは16:18初のこだま421号で大阪へ移動、車窓から見える夕日がきれいでした。 大阪には17:59到着、その日は20:22初西鹿児島行き寝台特急「なは」に乗車する予定なので、それまでに夕食をとろうかと思い地下街の阪神百貨店前の串カツ屋「松葉」に行ってみましたが、当然のごとく満員です。 それじゃあ通天閣、新世界まで行って本場なにわの串カツを食べようと、地下鉄御堂筋線乗りましたがこれが暑いのなんの、大阪の地下鉄はなんでこんなに暑いんだ?と自問しながら揺られること10分少々、目的の動物園前に到着しました。 この旅に出る前に行ったライブでは、遠くからきた方々と色々お話させていただいたのですが、大阪在住のある方曰く「動物園前はちょいと怖い」と聞いており、ちょっとだけどきどきしながら改札を出ましたがやはり雰囲気怖かったです。(笑) カバンの中のカメラやパーカのポケットに入っている財布や携帯電話の定位置を確認してから地上に上がっていきました。 交番横からガード下を通り抜けジャンジャン横丁に向かいましたが、確かに少々ヤバそうな人たちもいるものの、大阪独特の活気もまた感じられました。 ジャンジャン横丁から通天閣に通じる商店街まで一通り歩いてみましたが、旨そう店ばかりです。 どこへ入ればいいのか通りを行ったり来たりしていましたが、ちょうど目に付いた薬局に入りヴィックスドロップを購入(微妙にのどがあやしかったので)、人の良さそうな店員さんに旨い串カツの店を推薦してもらったらこれが大当たりでした。 教えてもらった店は薬局近くの「やっこ」と「だるま」でしたが、空いている方の「だるま」に入ってみました。 ガラスケースの中には他種類の串カツのネタが鎮座し、カウンターには「二度づけお断り」のソースと、食べ放題のキャベツが置いてあるというまさに正統派なにわの串カツ屋でした。 早速生ビールを頼み、まずはウインナ、じゃがいも、チーズを注文、揚げたての串カツをソースにたっぷりひたして食べてみましたがこれが旨い。 冷えたビールとのマッチングが実に乙で、その後串カツ(牛肉)、若どり、とんかつ、にんにく、ふぐと頼みビールももう一杯、最後は冷酒を呑んですっかり満足してきました。 旨い串カツにありつけてホクホクしながら地下鉄動物園前駅に向かう道すがら、先ほどの薬局の店員さんにお礼を言ってきました。 あっさり座れたというと、いつもは混んでいてすぐには座れないことも多いと言われ、とても運が良かったことに気づかされました。(次も”やっこ”目指します) お腹一杯でほろ酔い加減で地下鉄に乗り梅田駅で下車、大阪駅地下街の書店で時間をつぶしているうちに「なは」の発車が近づいてきました。 もう少し呑みたかったので、売店でビールとワンカップ、それにつまみを少々購入しホームに上がりました。 入線してきた「なは」の指定券に記された個室に入りましたが狭いのにびっくりです。 普通の開放型B寝台のカーテンを扉にしたくらいの広さしかなく、北斗星のソロよりもかなり狭い造りです。 それでもカギのかかる個室でのんびり出来るのがありがたく、先ほどの串カツ屋に続き、今度は個室寝台で独り宴会の二次会開始です。 発車してしばらくたつと車内放送が入り左手に明石海峡大橋が見えるとのこと、Webmasterの寝台は進行方向右側だったのでほろ酔いではありましたがカメラを持ってデッキへ移動、走っている列車からの撮影だったので出来は悲惨でしたが、明石海峡大橋を眺められたのは収穫でした。 撮影を終え寝台に戻り、残りの酒を呑みつつしているうちに今宵も酔いつぶれて寝てしまうWebmasterでした。 2003年12月26日(金) 夜行列車2泊の強行軍で疲れていたせいか、西鹿児島行き「なは」ではぐっすり眠れました。 明け方に博多に着いたらしいのは分かりましたが、また眠ってしまい。終着西鹿児島到着の30分ほど前に起床、あわただしく身支度を整えて九州初上陸となりました。 到着した西駅(地元では西鹿児島駅をこう言います、ちなみに鹿児島銀行は”かぎん”と略されるそうな)のホームには特急つばめ号が停車していました。 なかなかに格好の良いつばめ号の車体を写真を撮り、改札を出たWebmasterは帰りのトワイライトエクスプレスのA個室の寝台を探索しにみどりの窓口に立ち寄りました。 残念ながらきっぷは入手できず、駅舎と駅周辺をカメラに収めてからタクシーに乗り込み本日の宿ホテルジェネラス鹿児島に到着です。 チェックインまではまだまだ時間があるので、荷物を預けて市内探索に向かいました。 寝台車ではひたすら寝ていたので朝食は抜き、朝食兼昼食を何にしようかと思いつつ歩いていたら三越が見えたので、最上階のレストランフロアまで上がるもめぼしい店はなさそうです。 鹿児島市内はアーケード街がにぎやかかつ広範囲に渡っているので、ぶらぶら歩いてみました。 途中見つけた本屋でガイドブックを立ち読みしたら、黒豚のトンカツ屋さんが紹介されていたので、お昼はそこに決定です。 入ったお店は「六白」、質のいい黒豚はしっぽ、鼻、4本の足の先端が白いことから”六白”と呼ばれるそうで、上質な黒豚を称する言葉がそのまま店名になったようです。 店に入るなりまずはビールです、そして注文したのが特選六白ロース定食\2,000也。 からりと揚がったトンカツは旨みたっぷりで肉も軟らかく実に旨いです。 付け合わせのキャベツもしゃきしゃきしており、しっかりご飯もお代わりしました。 すっかり満腹になって店を出たWebmaster、時計を見るとお昼を少々回ったところ、チェックインまでもう二時間、次に目指したのは市内の温泉銭湯「霧島温泉」です。 鹿児島市内はあちこちに温泉が湧いていて、銭湯の価格で入れるところが非常に多く、また午前中から営業している所も多いようです。 前日に乗った札幌発上野行きの北斗星でシャワーをかぶったものの翌日の東京−大阪移動や、大阪の地下鉄ですっかり汗をかいていただけにようやくさっぱりできそうです。 番台で入浴料金\330を払い、カメラバッグから入浴セットを取り出し浴場へ、お湯をたっぷりかぶってうっとうしい汗を流してから浴槽にドボン、夜行2連泊の疲れが融け出していくようでした。 いつもはカラスの行水なWebmasterですが、ここはのんびりを決め込んで出たり入ったり、洗い場に腰掛けるとちょうどいい感じのすきま風が体に当たり、これなら湯あたりすることはないでしょう。 すっかり長湯し体はさっぱり、風呂上がりには地元メーカーらしき炭酸入り乳酸飲料も味わって霧島温泉を後にしてきました。 ホテルのチェックインまで一時間を切っていたので、ホテルそばの「BOOK OFF」で時間をつぶしつつ、ようやく今宵の宿に入れました。 宿に入るなりまず昼寝、横になって移動していける寝台列車ですが、二連泊ともなればそれなりに疲れもたまっていたのでしょう。夕刻まで完全熟睡でした。 昼寝から目覚めたWebmaster、陽も落ちたのでどこかへ呑みに行きたいところですがお昼のトンカツ(ご飯お代わり)が利いたのかお腹の空き具合はイマイチです。 ならばおとなしくしていようと、ホテル併設のファミリーマート(鹿児島はファミリーマートが多い)でビールとワンカップ、それにつまみを仕入れて部屋でのんびり宴会です。 コンビニの品揃えは全国どこも大して変わらないだろうと思いこんでいたWebmasterですが、驚いたことに鹿児島のそれはかなり他の地域と異なるようです。 酒売り場のビールの並びはごくごく普通、しかしワンカップが並んでいる一角をみてびっくりです。 かろうじてワンカップ大関は置いてあるもののあとは全部焼酎、まさに鹿児島ならではでした。 部屋に戻り静かに今宵の酒盛りが始まりました。メールのチェックをしつつ見るともなしにテレビを見つつちびちび呑んでいると少しばかりお腹が空いてきたので一階のコンビニを再訪、おにぎりでも買おうかと思っていたのですがレジ横の中華まんに目がいってしまいました。 そういえば何年(少なくとも五年以上)も食べていないなと思いカレーまんとピザまんを買って部屋に戻ったのですが、食べてみてこんなに旨いものかと驚いてしまいました。 値段も\150くらいするわけだから、旨くて当然といえば当然ですが具があんなにたくさん入っていてすっかり満足です。 翌日は知覧を目指す予定のWebmaster、ほろ酔いでお腹も一杯、いつの間にか寝入ってしまったようです。 2003年12月27日(土) 7時頃目が覚め、早速一階のレストランに乗り込み朝食バイキングです。 今日は一日中外で動き回るのでしっかり(と、いうかいつもながらの大食らい)食べてきました。 西日本の宿ですがしっかり納豆が置いてあったのはマル、おかずの品数も多く申し分のない朝食バイキングでした。 部屋に戻ってシャワーを浴び、機材のチェックを済ませて外に出たのが8時ちょっと前、徒歩で西駅に向かいました。 まずはみどりの窓口へ行き、帰りのトワイライトエクスプレスのA寝台の空きを調べて貰いましたがまたもや×でした。 知覧行きのバス停が良く分からなかったので駅前の交番で尋ねると、ほとんど観光ガイドみたいなバス停マップが出てきました。さすがは観光地、公務員な方々も親切ですね。 バスに乗り込む前に駅前のサンクスで立ち読み、バス停の回り少々探索していたらバスが到着、知覧へ向かいました。 知覧までの所要時間は一時間少々、市街地を抜けてからの展望を楽しみながら、バスはどんどん高度を上げていきます。山を越えて知覧の町中に入りました。 Webmasterは「富屋食堂」そばの停留所で下車、早速入場券を買って今は博物館になっている「富屋食堂」に入りました。 特攻隊員の最期の言葉やら残された遺品を一渡り眺めつつ、平和の重みを感じたひとときでした。 出撃した隊員のプロファイルを眺めると、一様に皆若い。十代後半からせいぜい二十代半ばまでの若者が国の無策のせいで死ぬはめになったんですね。 富屋食堂を出て、次に目指したのは知覧特攻平和会館です。 途中見つけた酒屋でお茶(知覧茶とありました)買い、記念館までの2キロ少々をのんびりぶらぶら歩いていきました。 距離は大したことないのですが、何しろ寒いです。北海道からやってきたそのままの格好でいいくらいなのですが、九州は暖かいと思いこんでいたのは大いなる間違いでした。 寒さに震えつつ平和公園の敷地に到着、公園内に展示してある飛行機(特攻機ではなく自衛隊の練習機)など撮影しつつ特攻観音像を見ようと思いきや、残念ながら修復中で見ることが出来ませんでした。 観光地で見たかったものが様々な理由で見られないことって結構あるのですが、Webmasterはあまり残念に感じることはありません。 むしろ再訪の良い理由になった、と感じることが多いです。 とはいえ北海道から鹿児島、とてつもなく遠いです。次回の来鹿は飛行機間違いなしでしょう。 寒さに震えつつ入った特攻平和会館、収蔵品の量や質はかなりのものでした。 飛行機や各種装備品も相当の種類が展示されており、特攻機や米軍機の模型も非常に正確に造られていました。 武器ヲタクなWebmasterだけに兵装関係の収蔵品は興味深く見ていたのですが、それ以上に特攻隊員達の遺書をじっくりみていました。 とはいえ、戦時中の若者は悪筆が多いのでしょうか、それに加えて旧仮名遣いと読むのが大変です。 いきおい、達筆で分かり易い文章の遺書を見がちになってしまいましたが、内容を理解できた遺書だけからでも当時の様子が感じられました。 たっぷり一時間以上かけて館内を眺めてきましたが、内容の濃さにうなるばかりでした。 先に訪れた富屋食堂同様、館内が撮影禁止だったのは残念でしたが、特攻観音像も見られなかったことだし機会を見つけて再訪したいものです。 枕崎行きのバス発車まであと40分ほど、昼食は平和公園内のはやぶさラーメンにしてみましたが、これが旨かった。 みそラーメンを頼んだのですが、こってりしているのにしつこくないスープに、札幌ではまず見かけない白っぽい麺、上にのっているきくらげやチャーシューもいい感じで、久々に旨いラーメンを味わえました。 Webmasterが旨いと思う三大ラーメンに間違いなく入ります。 旨いラーメンですっかり温まったところで特攻観音入口のバス停へ、ケータイメールを打ちつつ待っているとほどなくバスが到着、枕崎へ向けて出発です。 乗り込んだときには2名ほどの乗客がいたバスも途中からWebmaster貸し切り状態、北海道とは異なる植生に感心しつつ終点枕崎には所要30分少々で到着しました。 指宿枕崎線山川行14:41初5322Dまでしばらく時間があるので駅周辺の探索、撮影です。 ついでに商店街をあるいて書店を発見、買いそびれていた「酒のほそ道」14巻を入手できました。 駅に戻ってマンガを読みつつ、列車の到着を待っていましたがこれまた寒いのなんの、南国の駅だけに戸は開け放たれたままで、風は入り放題、ほとんど外と変わらないような待合室で寒さに耐えるWebmasterでした。 ようやく列車が到着、がらがらの車内だけにワンボックス占領してのんびりできました。 途中から見えてくる開聞岳には感激しました。高さは大したことない開聞岳ですが、独立峰でしかも海抜ほぼ0メートルから立ち上がってくる威容には圧倒されました。 列車の窓からなので、写真を撮るのは困難でしたがそれなりに良く写っているカットもあり良い記録になりました。 途中日本最南端の西大山駅もカメラに収め、列車は有人駅最南端の山川駅に定刻の15:47に到着です。 山川からは西鹿児島行16:07の快速「なのはな」に乗り換え、列車が来るまではひたすら駅周辺の撮影でした。 ほどなく西鹿児島からやってきた「なのはな」が到着、折り返しでまた西駅に戻る運用になっています。 西駅に向かう途中、思いがけず桜島も見え喜ぶWebmaster、列車は定刻の17:13に西鹿児島駅に到着しました。 改札を出て、本日二度目のみどりの窓口アタック、残念ながら指定券は確保できませんでした。(しかしまだまだあきらめません) ホテルまでは朝と同様徒歩で移動、ですが朝とは違うルートを通り景色を楽しみながら宿に向かいました。 ホテルに到着し、部屋に入りようやくほっと出来ました。 すぐに風呂に入りしっかり温ってきました。南国を旅しているとはいえ季節は真冬、寒い中一日中動いていたのはこたえました。 風呂上がりはごろりと横になりたいところですが、前日は部屋でおとなしく呑んでいただけに、今夜は呑みに出たいところです。 市電に乗り込み目指したのが、またもや西駅です。 で、入った店が「つぼ八西鹿児島駅前店」です。(笑) 旅先でもつぼ八に入ることが多いWebmaster、職場の同僚から良くからかわれますが、全国どこでも同程度の品質の品を安定価格で供給してくれるありがたさは捨て置けません。 全国チェーンとはいっても魚や日本酒は現地仕入れ、ご当地の雰囲気もそれなりには味わえるものです。 ここでWebmasterはつぼ八フリークとして新しい名称を名乗ることにします。 ズバリ!つぼ八er〜”つぼはっちゃー”と読んでもらいましょうか。 閑話休題、くだらない呼称を考えつつ注文をしたのは、冷えたビールにつまみを2品3品、途中から日本酒に切り替えすっかりいい気持ちになってしまいました。 独りだったのでカウンターに座ったのですが、あたりの喧噪に耳を澄ませているとやはり札幌とは雰囲気が違いますね。 焼酎の注文もあちこちから聞こえてくるあたり、さすがは鹿児島です。日本酒を飲っているのはWebmasterただ独りなり・・・。 会計の時にレジの若いアンチャンに「やっぱりこっちの人は焼酎ですかね?」と聞いてみたら、やはりそうだとのこと。 日本酒を頼むのは他地域から来た人がほとんどで、地元っ子はまず皆焼酎を頼むそうです。 つぼ八西駅店を出たWebmaster、夜風に吹かれながらのんびりホテルを目指しました。 明日は九州を離れ、次の目的地である山陰に向かいます 2003年12月28日(日) 少々早めの起床、ささっと準備を整えてホテルを出たのがまだ暗いうち、市電の停留所の寒いことといったらありません。 ほどなくやってきた市電を撮影し、西駅に向かいました。 鹿児島には都合三日と短い滞在でしたが、日本最南端の指宿枕崎線にも乗れたし、知覧の特攻平和記念館にも訪れることが出来、有意義なひとときを過ごせました。 西駅に到着してまずはみどりの窓口へ、懸案事項のトワイライトエクスプレスA個室を調べて貰うもやはり空きなし、売店でおにぎりとお茶を買い求めて乗り込んだのは西鹿児島7:25発博多行き特急「つばめ4号」です。 グリーン車乗車料金の安いJR九州だけに、ちょいと贅沢をしてグリーン車でのんびり移動です。 快適座席に陣取り、朝日を浴びて光る車窓風景を眺めながら食べるおにぎりが実に乙です。 移動の途中では、大分完成してきた九州新幹線の関連施設も眺められ、最後まで九州を堪能できました。 博多からは11:35発新幹線ひかり360号、ラッキーなことにレールスター車両でした。 次の目的地、新山口(旧小郡)までは30分少々です。 定時12:12に新山口に到着して、次に乗り込むのが12:26発鳥取行特急「スーパーおき4号」です。 発車までの短い時間を利用して、駅前のセブンイレブンで食料を調達してきました。 年末のせいか車内の混み具合はかなりの様子で、いつもは2両編成で運行されるスーパーおきも、その日は2両増結され合計4両での運行でした。 Webmasterは指定席券を確保しておいたので座れましたが、前方の自由席には立ち客もそれなりにいる様子、あの状態で終点の鳥取まで行くのは大変だろうなと思いつつ、列車は少々派手に揺れながら発車しました。 途中の津和野で見えた風景に感心しつつ、列車は山口線から山陰線へ入っていきます。 新山口を出るときには激混みだった車内も、益田駅(山口線、山陰線の合流する駅)で多数の乗客が降り、自由席はすっかりガラガラに。 空いている自由席でのんびりしようと、次に停まった三保三隅駅で自由席に引っ越しです。 すっかりガラガラになっている静かな自由席、進行方向に向かって左側の席を確保し、飽きることなく日本海冬の日本海を眺めていました。 走っているうちに少しずつ海が遠くなり、ついには見えなくなった頃、宍道湖が見えてきました。 シジミで有名な宍道湖、果たして食べられるかな? などと考えつつ列車は本日の目的地松江に定時の16:12に到着、降りて早速みどりの窓口で「例の調査」をするも収穫なし、宿に向かいます。 今日から二泊する宿は「ホテルα−1松江」、日本海沿いにチェーン展開しているホテルα−1のひとつです。 途中コンビニでお茶を買って、ホテル到着です。 チェックイン後、すぐに風呂でも入ろうと思ったものの、早朝の鹿児島からここ松江までの移動は結構堪えました。 荷物を広げた後しばし一眠り、1時間ほども眠ってしまったでしょうか。 窓を見るとすっかり暗くなっています。急いで風呂に入り、身支度を整えて一階に降り、フロントオススメの店を教えて貰いました。 今日の宴は駅近くの炉端焼き「網元」に決定です。 店に入ると、早速冷えたビールを注文、メニューを一渡り見渡してまずは刺身盛り合わせを注文してみました。 運ばれてきたビールはしっかり冷えていて旨いのなんの、突き出しのコロッケもチーズがたっぷり入っていてビールにぴったりです。 運ばれてきた刺身も新鮮で量もたっぷり、次に注文したハマチのカマ焼きと相まっていい日本酒の相方になってくれました。 程良く酔いも回ってすっかりいい気持ちになってホテルに戻ってきたWebmaster、ベッドにゴロリと横になりそろそろ寝入ろうかというあたり、突如魔が刺してしまいました。 ホテル入り口すぐ脇に設置された小さなテント、こともあろうにラーメンの屋台です。 ホテルに入るときに見かけて気になっていたのですが、緊縮財政、もといこのところの体重増加を懸念して決して入るまい、と思っていたのですが結果は・・・。(自主規制) あっさりした旨いしょうゆラーメンでした。(年末だしま、いっか) 2003年12月29日(月) 昨日の締めラーメンに大いなる後悔を抱きつつ起床したWebmaster、早速一階の朝食会場へを目指しました。 ホテルの朝食バイキングはついつい理性を失ってしまうのですが、本日も同様です。(笑) 内容はごくごく普通のホテルの朝食バイキングなのですが、さすが出雲地方だけ合って割子に入った出雲そばや、宍道湖?で取れたと思わしきシジミのみそ汁が旨かったです。 いつものように腹八分目を心がけているWebmasterだけに、ご飯は4杯しか食べませんでしたが、なかなかに満腹になったのはどうしたわけでしょうか。 部屋に戻りシャワーを浴び、機材のチェック、今日も目的地は木次線亀嵩駅です。 松江の駅に到着すると、こりずに「例の調査」、またハズレです。(でもめげません) まずは松江発10:03発出雲市行131Dに乗り込み、宍道に10:26到着です。 すでに発車ホームに待機している木次線備後落合行11:13発1447Dの撮影やらキオスクでお茶の調達やら駅前の郵便局で軍資金をおろしたりしているうちに、発車時間が迫ってきました。 車内は結構な混みようでしたが、途中の木次駅がかなりの乗客が下車しました。 目的の亀嵩には定時の12:39到着、早速駅舎内にある「扇屋」に入り割子そばを注文してみました。 店内は映画「砂の器」のロケの際に撮影された写真や記念品が多数飾られ、楽しい雰囲気でした。 Webmasterが店にいる間、何組かの客が店に入ってきましたが、駅舎のそば店なのに皆クルマでの来店でした。列車のダイヤを見ればそう簡単に列車で来られないことは明らかなんですが、なんだか少し残念です。 運ばれてきたそばの旨さを文章で書き表すのは不可能、後日掲載するであろう写真をご参照下さい。 そばを食べ終えて、勘定するときにはオミヤゲの「そば弁当」も頼んでしまいました。 今日の夕食か、翌日の朝食(ホテルの部屋に冷蔵庫があるんで助かります)にまた扇屋のそばが楽しめます。 帰りの列車まであと40分ほど、駅周辺と駅の構内をひたすら撮影です。 驚いたのが駅近くの民家の庭先になっている柿の木、北海道にはないものなので大変興味深く眺めていました。 また、肝心の駅舎ですがこれがまた古さ満点古色蒼然といった感じでした。 駅入り口に鎮座する自販機を撤去しただけで即横溝正史の映画のロケに使えそうな感じでした。 扇屋の店内も昔は駅事務室だったようで、きっぷの販売窓口から店の内部がうかがえました。 駅員さんの立つ改札口ブースも昔のまま、駅名標も古いのがしっかり残っていて駅全体が楽しく、どこか懐かしい雰囲気に包まれていました。 旨いそばを味わい、写真もたくさん撮って帰りの列車に乗り込んだのが亀嵩発13:34宍道行き1454Dでした。 終点の宍道にも定時の14:53到着、ほどなくやってきた松江行き15:13発の3454Dに乗り、松江にも定時の15:38に到着しました。 ここでまたしつこくも「例の調査」をするも収穫なし、あきらめて松江駅構内の散策をしつつ、駅前の一畑デパートの食料品売り場に行ってみました。 今日は部屋でのんびりしようと、デパ地下の寿司(少々上等なやつ)を中心につまみを少々、地酒の300ml瓶2本とビール(なぜだかサッポロクラシック)数缶を買い、ホテルに戻ってきました。 明日は鳥取に移動なんで、部屋に戻って早速荷物の片づけです。 いい時間になったところで風呂に入り、湯上がりのビール、部屋でのんびり宴会です。 すっかり酔っぱらってベッドに入ったWebmaster、明日の境港「鬼太郎ロード」を楽しみにしつつ、いつしか眠ってしまったようです。 2003年12月30日(火) 今日はいよいよ、境港鬼太郎ロードの取材、前日買っておいた亀嵩駅のそば弁当を朝食(少々伸びていましたが旨かった)に、急ぎ身支度を整えホテルを後にしました。 松江の駅ではまたもや「例の調査」、やはりだめでした。 まずは米子を目指して乗り込んだのが松江8:23発128D、定時に発車し終着の米子にも定時8:55到着です。 米子では改札を出て、旅行荷物をコインロッカーに収めました。あとは撮影機材と通信ワープロといった身軽な取材スタイルです。 境港へは9:18発1641Dで移動、発車番線ななんと0番ホーム、どことなく懐かしさを感じさせるつくりのホームへ向かい、鬼太郎とその仲間達が描かれた車両の撮影です。 列車は住宅街を縫うように走り、終着境港には定時9:55に到着しました。 列車を降りて早速鬼太郎ロードに向かいました。境港は街全体が水木しげるワールドと言った感じでとても楽しめそうです。 街灯も目玉おやじ風デザインだったり細部まで”ゲゲゲの鬼太郎”の世界にこだわっていますね。 ぶらぶら歩いているとネズミ男発見、早速お願いして写真を撮らせて貰いました。 鬼太郎ロードはあちこちにブロンズ製の妖怪フィギュアが置いてあり、順繰りに撮影しながら目的の水木しげる記念館を目指します。 写真を撮りつつ、あちこちを眺めつつたどり着いた水木しげる記念館、残念なことに年末で休館でした。 年明けは元旦から開館するというのにこの不運、残念ですが次回来訪のきっかけにもなりました。 ここはめげずに次に来るのを楽しみにしたいところです。 水木しげる記念館こそ休館でしたが、街はいつもの通りに動いています。 とある雑貨屋の軒先には数匹のねこがごろごろしており、しばしの間遊んでもらいました。 妖怪神社もしっかり見てきたし、木下御大の喜びそうな「狂骨」のフィギュアもじっくり眺めてきました。 途中立ち寄った手焼きせんべいの店では初めて「濡れせんべい」なるものも食べられました。 もっともこの濡れせんべい、歯にまとわりついてちょっと食べにくい、オミヤゲには普通のせんべいを2枚ばかり買ってきました。 目的の水木しげる記念館が休館と、ちょっとだけ残念なことのあった境港来訪でしたが、またいつか来られるさ、そう思いながら境港の駅に戻りました。 境港からは11:18発1648Dで米子へ、定時の12:01に米子に到着しお昼を取ろうと駅2階のレストラン「グリル大山」(ありがちな店名だな)へ入りしょうが焼き定食を注文、少々肉がかたかったものの味はまずまず(可もなく不可もなく???)でした。 出先で何か食べるときにめぼしい店がなかったら、駅の食堂へ入るのが無難なんでしょうか。 ラーメンかカレーライス、ありがちな定食といったメニューが多いのですが、大きなハズレがないのが取り柄ですね。 もっとも最近は「駅の食堂」も少なくなってきており、駅構内といえどもオシャレな店が多くなってきたようです。(個人的には残念ですが) グリル大山を出て、コインロッカーから先ほど預けた荷物を出し、次は鳥取に移動です。 米子からは13:03発快速鳥取行きに乗り込むのですが、その前に本日の夕食を米子駅構内の売店で購入しておきました。 米子の老舗「米吾」の有名な押し寿司「吾左衛門寿司〜特上の蟹」なんですが、なんとなんとの\2,500ほど、その日一日考えて結局買ってしまったのですが、こんなに高価な駅弁を購入したのは初めてです。 鳥取行き快速3424D13:03発は結構な混み具合でした。 席には座れたのですが、あの混みようが鳥取まで続くのかと思うとややうんざりなんで、ちょいと考えて途中の倉吉駅で下車、10分少々待って14:03発鳥取行き250Dに乗り込みました。 がらがらの車内でしばしのんびり、終着の鳥取にも快速から30分も遅れず到着できました。 で、到着したばかりの鳥取でしつこくも「例の調査」を行いましたがやはり空席なし、明日の大阪までの特急券を購入して本日のお宿グリーンホテルモーリス鳥取に入りました。 このグリーンホテルモーリス、館内に温泉大浴場があるのですが開くのはもう少し先なので、ホテルを出て街の探検です。 どの程度の規模の街か分からなかった鳥取ですが、駅前には大丸百貨店も控え、なかなかに賑わっていました。 市街地探索では、途中見つけた書店で読みたかった本を購入、ホテルに戻り荷物の整理です。 雑多な作業をこなしているうちに、そろそろいい時間になってきました。 ビールを買いに行こうと部屋に備え付けてあるお買い物ガイドを見てびっくり、なんとそのガイドに「セイコーマート」の案内があったんです。 セイコーマートと言えばWebmasterの地元北海道を拠点に展開しているコンビニで、最近では東京を除く首都圏にも店舗展開しているのですが、まさか鳥取にあるとはびっくりです。 半信半疑でホテルを出、ガイドに記載されていた道のりに従って歩いていくとまぎれもなく本物のセイコーマートがありました。 さすがに鳥取の店舗だけにお弁当や豆腐、納豆などは「自然逸品」ではなかったのですが、ワインの品揃えなどは北海道とほぼ同じ、セイコマプライベートブランドの500mlペットボトル入り飲料も揃っていました。 もっともこの500mlペットボトル飲料、北海道から持ってくるのに高い税金でもかかるのか一本\100でした。(なんともはや) 北海道から遙か彼方の土地で出会ったセイコーマートにやや感激しつつ、部屋に戻ってきて早速宴会開始です。 ビールのふたを開け、買ってきた総菜で呑み始めました。 途中からワインに変更し、程良く酔いも回ってきたところで本日の主役「吾左衛門寿司〜特上の蟹」を開いてみました。 大きなカニ足がびっしり載った特製の押し寿司、早速食べてみましたが・・・大したことなかったです。(\2,500もしたのに、涙) 歴史のある押し寿司ではあるのでしょうが、これだけ冷蔵技術の発達した時代に賞味期限が常温で3日間、Webmaster的はその日のうちの賞味期限の切れるスーパーの総菜売り場の押し寿司を推したいところです。(注) すでにワインも1本が開き、やや呑み足りないので階下の自販機でワンカップを調達、高い割にはイマイチだったカニ押し寿司にぼやきつつもすっかり酔いの回ったWebmaster、いつのまにか寝入ってしまったようです。 (注)Webmasterの地元札幌を中心に美幌、遠軽、網走に店舗を展開するスーパー「北雄ラッキー」の総菜売り場で販売されている「サバ寿司」これ非常にオススメです。 身の厚い鯖を程良く〆、ふっくらしたご飯とのマッチングも極めて乙、押し寿司という保存食の分野の「サバ寿司」ですが、賞味期限はその日のうちに切れてしまいます。 辛口の白ワインを相方に是非ご賞味下さい。 2003年12月31日(水) 長いツアーもほぼ終盤、本日は最終宿泊地の大阪を目指します。 ホテルを出て徒歩で鳥取駅へ、駅構内のそば店でかやくご飯とそばのセットが本日の朝食です。 普通、駅のそば店というとあらかじめ茹でてあるそばを湯がいて調理するのですが、鳥取駅のそばはなんと乾麺からゆであげるという嬉しいものでした。 しっかりゆであがったそばの旨さに喜びつつ、かやくご飯も乙、駅での簡単な食事にしてなかなかのものでした。 鳥取からは9:35発浜坂行き528Dに乗車、その前にみどりの窓口に赴き”例の調査”をしてみたところなんとなんと元旦にトワイライトエクスプレスA個室ロイヤルの空きがあったのです。窓口の人も奇跡だと驚いていました。 ニコニコしながら指定券を変更、しつこく何度も粘った甲斐がありました。 これで札幌までのんびり快適に移動できます。 指定券を無事入手し、ほくほくしながら浜坂行きに乗車、浜坂には定時の10:18に到着しました。 浜坂からは10:43発福知山行き168Dに乗車、待望の余部橋梁です。 浜坂を出て程なく餘部駅に到着、列車が餘部をでてすぐに余部橋梁を通過します。 過去に何度も写真で見、その高さを把握していたつもりですが実際に通過するときは驚きました。 大きな橋梁ではあるのですが、通過する時間はごくわずか、写真を撮りまくりつつ車窓から眺めた下界?と広い海が印象的でした。 列車は福知山に定時11:35に到着、急ぎ隣のホームに停まっている特急北近畿12号に乗り込みました。 発車時刻が11:37とわずか2分の乗り換え時間とあわただしいひとときでした。 大阪まではちょっと贅沢してグリーン車、残念ながら窓際が取れなかったので通路側の座席でひたすら読書、ちょうどお昼時でしたが最後の宿泊地での記念すべき一献を控え、昼食は抜きとしました。 終着大阪にはこれまた定時の14:24到着です。すぐに駅前のバス停6番乗り場から大阪市バス「天保山」行きに乗車、20分ほど走って「土佐堀3丁目」で下車、本日のお宿スーパーホテルCity大阪天然温泉(旧ホテルリンクス)に到着しました。 まずはベッドでごろり、しばし休んだ後地下の天然温泉大浴場に向かいましたが、日帰りのお客さんで満員、大浴場はあきらめて部屋の風呂で汗を流しました。 湯上がりはのんびりテレビ、綾戸智絵さんの特集番組に見入ってしまいました。 そうこうしているうちに陽が落ちてきました。 昼食抜きで空腹、まずは冷えたビールだなと思いつつ向かったのが25日にも訪れた通天閣そばのジャンジャン横丁です。 どこに行こうか色々考え、またもや串カツ屋「だるま」に行ってみたのですが残念ながら大晦日は閉店、あちこち歩き回って通天閣周辺にチェーン展開している「やまと屋」に決定、冷えたビールを相方にポテサラや冷や奴、チーズなどつまみつつ日本酒もそれなりに楽しんできました。 大晦日の夜、札幌から遙か離れた土地で独り寂しく一献、はたから見ればわびしくも見えましょうが、これもまたいいものです。 「孤独」ではなく「個独」を楽しみ、「独り忘我の境地に至る」そんな店がひとつでもあれば人生がうれしい。 そんなひとときでした。 後はホテルに戻って眠るだけ、動物園前から地下鉄御堂筋線と中央線を経由し阿波座駅到着、ホテルまでの道すがら缶ビールをもうひとつだけ確保し、部屋に戻りました。 テレビをつけるとちょうど紅白歌合戦、もう何年も見ていなかったのだけに懐かしさを覚えつつ眺めていました。 どういうわけかその時出ていたのが綾戸智絵さん、出かける前に情報収集した甲斐がありました。 その他地元札幌の華「ZONE」なども眺めつつ、いつの間にか寝入ってしまった大阪の夜でした。 2004年01月01日(木) 年が明けて2004年元日、長い旅も今日で最後、明日は札幌です。 やや二日酔いで起床したWebmaster、少々調子が悪かったのですが風呂に入ってさっぱりした後に野菜ジュースを飲んで出撃準備完了です。 10時少々前にホテルをチェックアウト、昨日降りたバス停と反対側のバス停から大阪駅前行きバスに乗車、元旦の割にはクルマの多い大都市大阪に感心しつつ大阪駅に到着、まずは駅周辺の写真撮影です。 続いて地下の商店街に下り、書店(元旦も営業するのは前日調査済み)でカメラ雑誌を数冊購入、賑わっている駅の地下を探検しつつ目に入った喫茶店でトマトジュース(何しろ二日酔いなんで)を呑みつつメールチェック、正午発車の「トワイライトエクスプレス」を待っていました。 発車時刻が近づいてきたので、駅地下のコンビニで昼食やお茶を購入、ホームに上がるとすでにトワイライトが入線していました。 久々のA個室ロイヤル、しっかり部屋番号を確認して個室にはいるとほどなく列車は動き出しました。 発車のBGMは定番の「いい日旅立ち〜山口百恵バージョン」かと思いきや、今回は新しく「いい日旅立ち・西へ〜鬼束ちひろバージョン」でした。 旅を主題に据えた曲として有名な「いい日旅立ち」ですが、これ是非とも伊藤敏博さんにカバーしてもらいたいなどと考えていたら車掌さんの検札がやってきました。 指定券を確認後、個室内のテレビや空調、シャワールームやベッドのセット方法の説明が一通り始まるのですが、Webmasterの風貌(そんなに怪しいか???)や座席に放り出してあったカメラ(少々大げさなカメラですが)見て一言、 車掌さん「何度もお乗りですね?」 Webmaster「はい、何度か乗っています」 車掌さん「じゃ、室内の説明は省略しますね。何かあったら車掌室に来てください」 普通こういうのは”不親切”にあたるはずなのですが、車掌さんの洞察力、観察力に一票を投じたく思いました。 (やはり鉄ヲタだったのね、Webmasterは) 続いてやってきたのが食堂車の係の人でした。 まずは希望するウエルカムドリンクを聞かれました。選択肢はワイン赤白、ウイスキー、ソフトドリンクなんで赤ワインを所望、家に持って帰って呑めば旅の感動が蘇るのでウエルカムドリンクはいつもワインをお願いしています。 次に夕食の確認、食堂車のディナーは高くつくので車内調理の「プレアデス弁当」を注文し、あとは翌朝部屋に届くコーヒー(Webmasterは紅茶ですが)の時間と、朝食の種類(和食にしました)と時間を確認して儀式終了です。 ほどなくウエルカムドリンク(お茶とおつまみもついています)が届き、おつまみを食べながらビールを呑みつつ車窓の風景を眺めている時間はまさに至福のひとときです。 残念ながら天気が悪く日本海に沈む夕日を見ることは出来なかったのですが、途中長時間停車した富山駅で地酒を購入したりと楽しく過ごせました。 夕食の時間になり食堂車からプレアデス弁当が到着、\1,500と駅弁よりちょっと高いのですが内容はまずまず、田作りやなま酢といった正月料理もちょっとだけ入っていたので、今日は正月なんだと改めて実感しました。 弁当を食べ終え、ベッドでごろごろ、列車に乗る前に買ってきたカメラ雑誌を読みつつ流れる夜景を楽しんでいました。 だらだら過ごしているうちに、食堂車もディナータイムが終了しパブタイムになろうとしています。 シャワーを浴びてすっきりしてから食堂車を目指しました。 久々のトワイライトエクスプレスのパブタイムなのですが、メニューが大分変わっていてお腹にたまる料理が豊富に揃うようになりました。 頼んだのがビールとソーセージの盛り合わせ、食堂車独特の雰囲気の中で冷えたビールを呑むのは何度も経験していますが実にいいものです。 元旦の食堂車は結構なにぎわいでした。 ビールを楽しんでいると、近くに座っている二人連れが写真を取り合っていたのを見て、「シャッター押しましょうか?」と声をかけてみたところ大変感謝されるという一幕もありました。 Webmasterが携えているカメラを見ると、安心してシャッター押すのを頼めるのでしょうか。 観光地でもよくシャッターを押すのを頼まれることがあります。 決してプロではないのですが、大げさなカメラを持ち歩いているだけに頼みやすいのでしょう。 のんびり呑んでいると食堂車の係の女性が近づいてきて、頼んだソーセージの調理が遅れているとのこと、車窓を流れる夜景を肴に飲むのも一興だけに、注文の品は急ぎませんと答えておきました。 その後程なくソーセージとビールが届きましたが、ビールの追加は頼んでいないのでどうしたものかと尋ねてみたら、ソーセージが遅れたのでサービスとのこと。 思いがけないうれしい配慮でした。 いい感じのほろ酔いで部屋に戻り、ごろごろ携帯メールを眺めてみたら、某嬢から目玉のアップ写真が貼付されたメールが届き、とてつもなくびっくりした今年の元旦でした。 2004年01月02日(金) 一夜明けて列車は北海道に上陸、窓から見える久々の雪景色です。 シャワーを浴びてさっぱりしたところで、朝の紅茶が到着です。 いつもなら一緒に朝刊も届くのですが、本日は新聞休刊日でした。(残念) ソファに腰掛け雪に覆われた風景を眺めながらの朝の紅茶、旨いものでした。 のんびりしているうちに朝食の時間、食堂車に入り朝食予約券を見せ着席、昨晩ビールをサービスしてくれた係の人に、昨日のお礼を言うとにっこり笑ってくれました。 運ばれてきた朝食はいつもの和定食でしたが、こちらも昨日のプレアデス弁当同様、田作りやなますが入っているといううれしい内容でした。 みそ汁も平素とはことなり、味噌仕立ての雑煮が出てきたりと、旅の最後にしっかり正月気分を味わえたのは収穫でした。 朝食を食べ終え、部屋に戻ると荷物の整理をしてベッドでごろごろ、そろそろ札幌に到着です。 視界の中に少しずつ見慣れた風景が見え始め、豊平川にかかる橋を渡り終えるとほどなく終着札幌です。 10日間の長旅もこれで終わり、札幌には定時の9:07に到着しました。 列車からホームに降りると、いつもの北海道の冬の空気がまとわりついてきます。 久しぶりの寒さに首をすくめつつ改札に向かう途中、食堂車で片づけの作業をしていた係の女性に再度の会釈、向こうも気づいてくれました。 いつもながらの楽しい列車の旅でした、次はどこに行くのだろうか。 |