2004/04/08 日本式容積単位を用いた”後ろ姿美人”の表現法

加賀百万石物産展、斗酒なお辞せずの大酒呑み、一升瓶、米五合、ここにあげた言葉には石、斗、升、合といった日本固有の容積単位が使われている。昭和26年に施行された計量法により現在公には使用できない(市中にはもちろん一升瓶が流通しているが、必ず1800mlの表記がされている)日本式容積単位ではあるが、現代においても日常感覚にあった容積単位として認識されているのはいうまでもない。
さて、ここで日本式容積単位を用いた”後ろ姿美人”の表現について語ってみたい。
それを語るにはまず大前提として、石、斗、升、合の容積単位に関する正確な理解が必要だ。
難しい話は割愛するとして、国際的に用いられている容積単位も補助情報として考えながら、日本式容積単位の説明をしていきたい。(分かり易い表記の為に数字はすべて算用数字を使用することにする)
まず、1合は180ml(約コップ1杯分の容量)であることを念頭において、
1合=180cc
1升=10合
1斗=10升
1石=10斗
と、なっている。

ここでようやく本題の”後ろ姿美人”の解説に入っていこうと思い、まずは1石4斗という容量に注目してみたい。
先に解説した通り、1石(=10斗)であるから、1石4斗=14斗とも表記できる。
この”14斗”と8斗と6斗に分けてみる。もちろん8+6=14であるから、1石4斗を8斗と6斗に分けても一向に問題ない。

ここで話は核心に迫るのである。

後ろから見てハッと(8斗)して、前から見てムッと(6斗)する。


8斗+6斗=14斗=1石4斗、かくして”後ろ姿美人”は日本式容積単位に従うと”1石4斗”と表現することが出来るのである。
もっとも、頼みもしないのにハッとされたりムッとされたりとは当の”後ろ姿美人”にすれば、はなはだ迷惑な話ではあるが、昔の容積単位を使った言葉遊びとしてご理解いただければ幸いである。

コメント ”せくはら”のそしりを免れられそうにない今回のコンテンツであるが、一緒に仕事をしている「ウー・サーマ氏(仮名)」にこのことを教えてもらったときは思わず大爆笑の後に深くうなったWebmasterであった。
と、いうわけでWebmasterに”せくはら”との避難の声をぶつけることだけはご容赦願いたい。



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