ワールドカップのチケット

2002 FIFA World Cup KOREA/JAPAN

埼玉県民枠にも外れ、ついぞ実物にはお目にかかれないかと思われた2002ワールドカップでしたが、幸運にもエクアドル−メキシコ戦を皮切りに、スウェーデン−セネガル戦、トルコ−セネガル戦と3試合も観戦する事ができました。


1)

エクアドル−メキシコ戦

2)
スウェーデン−セネガル戦
3)
トルコ−セネガル戦

 

 

 

1)エクアドル−メキシコ戦(宮城 6/9)

 知人からのチケットが余っているからいかが、との誘いを受けて宮城まで行きました。この試合を見に行くと日本−ロシア戦をTVで見られないので、我々のところにお鉢が回ってきたようです。

 知人のセフィーロで東北道をひた走り、ライド&パークで試合開始の3時間前には宮城スタジアムに着きました。しかし、バス停からスタジアムまでかなり距離があり、やっとスタジアムに着いたと思ったら、開場まで時間があったので、スタジアム横の小山で寝そべって一休み。上の方を見ると、エクアドル人やメキシコ人の応援団の人たちが太鼓を叩いたりして気勢をあげてました。セキュリティチェックを受けて、さあ入場。

スタジアム前小山で一休み

 エクアドルのゴール裏の席だったので、心情的にエクアドルを応援。でも、初出場だしメキシコの方が強いだろうな。早い時間に席についたせいか、スタジアムはまだまだがらがらで、割にのんびりしたムードでした。エクアドルの応援団の席には、極彩色の鳥(?)のかぶりものをした人(「えくあどり」と命名)など気合の入った人たちが、わんさかいましたが、この気候ではさぞかし暑かろう、でももともと南米の人だから暑さは平気なのかもなどと思っていたら、空席は若干あるものの、ほぼスタジアムは満員となってました。バックスタンドは直射日光で暑そうでしたが、幸い私たちの席は影の中だったので、大型スクリーンで前日までの試合結果を放映したりしてムードが盛り上がる中、ピッチの半分を使ったミニゲームや、仙台の子供たちの太鼓隊が演奏を披露したりするのを楽しめました。選手紹介、国家斉唱があり、試合が始まりました。

 予想に反して、エクアドルが試合開始5分で先制。えくあどりも大喜びです。しかし実力に優り、既に勝ち点3をあげているメキシコが地力を発揮して同点。後半にも1点追加してエクアドルはW杯初勝利はなりませんでした。やっている選手たちは真剣勝負なんでしょうが、試合を観戦しているというよりは、何か大きなイベントに参加したような、どこかそんな感じがしました。

 帰りのバスは少し待ったくらいで乗れたのですが、ライド&パークの駐車場から高速にのるまでがすごい混んでいて、家人と運転手以外の2人は、うつらうつら(すいませんでした)。高速に乗っている最中に日本−ロシア戦が始まったので、家人が購入した携帯テレビで電波状況の悪い中、日本を応援。ちょうど稲本のゴールは見れました、ラッキー。家に着く直前に日本のW杯初勝利が確定し、車中で思わず歓声をあげてしまいました。

 1試合見れたことで、もっと見たいという気がふつふつと湧き起こって来ました。

「何とか取れないかな。」

 時折りしも、空席問題で、FIFA、JAWOCが対策を起こそうとしていた時でした。

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2)スウェーデン−セネガル戦(大分 6/16)

2002.6.15.4:00

 販売もれで生じた空席の販売がインターネットと電話で行われることになり、家人が会社で仕入れてきた情報をもとに取れたら良いなくらいの軽い気持ちでアクセスしてたら、結構チケットの選択画面まで行くではありませんか。土曜日の早朝で比較的混まないからか、これはひょっとしたらと熱中していると気配を感じたのか家人も起き出してきました。

「ねえ、静岡は無理そうだけど大分は取れるかも。取れたら行く?」
「行くしかないでしょう。」

 すると5時くらいに、スウェーデンーセネガル戦が取れてしまいました。同じ時間帯に、人気カードのブラジル−イングランド戦(静岡)があったとはいえこんな簡単に
……って、”大分”ですよ、おおいた!眠気もいっぺんに吹き飛んで早速、家人と作戦会議です。

2002.6.15.6:00

 チケットの発券は、大宮のソニックシティてできることを確認して、飛行機の手配をしようとしたら大分直行便は×(そりゃ前日だもんな)。福岡便は○だったので、福岡−大分はJRで、と考え、競技場とのアクセス考えたら最終便でとんぼ返りするのが微妙だったので、福岡の安い宿を探して泊まることにして、早朝割の往復を2席確保しました。全日空ホテルのビジネスパックが最安値だったので宿屋もこれで決定。
 ここまでやって力尽きたので、発券所が開くまで2〜3時間仮眠zzz。

2002.6.15.10:30

 ソニックシティに行き、JAWOCの発券所でチケット2枚ゲットしました。人影はまばらでしたがキャッシュカードを係員に渡して実際にチケットをこの手にもらうまでは年甲斐もなくどきどきしました。外人の係員に英語で間違いないか聞かれたのにも上の空でした。やったあ。

「さて、福岡−大分の足だ。」

 旅行代理店を数件回るも、JRのチケットは取れませんでした。うーーむ。家に帰って二人で相談しているうちに西鉄の高速バスがあることに気づき、連絡したら、スタジアムまでの直行便を臨時で増発しているとのこと。よっしゃあ。これで往復の足も確保でき、あとは明日の朝一番の福岡便に寝坊せずに乗ればOKです。

2002.6.16.4:00

 京浜東北線の始発に乗って無事羽田空港着。眠い目をこすりながら福岡に着いて、天神のバスセンターに行ったら、いるわいるわ、それらしい人たちが。増発に増発を重ねているらしく、10:30のバスの予定が結局30分以上待たされました。高速は空いていたので、大分ビッグアイには試合開始の2時間前には余裕で到着しました。

2002.6.16.13:00

 さすがに2試合目となると勝手がわかって、プログラムやタオル買ったり、スタジアムの裏のスポンサーのブースを覗く余裕もありました。
 日清カップヌードルではCMのジダンのように、やかんの形をしたビーチボールをヘディングで二人ともゴールに入れて、カップヌードルをかたどったミニバックを貰いました。コカコーラでは大声コンテストで私はだめでしたが、家人は設定値をクリアーして景品をせしめていました>さすが。

ビッグアイのカメラ

2002.6.16.15:00

 日差しのきつい中、印象的だったのは、スウェーデンチームのウォーミングアップの綿密さ。ストレッチに始まり、パス、シュート練習と、まあ一生懸命規律正しくやってました。対するセネガルは、ゆるゆるボールを回してリラックスしている様子。

真面目なスウェーデンお気楽セネガル

 そんな中、始まった試合は、案の定、セネガルのエンジンがかかる前にスウェーデンが先制。セネガルも徐々にボールが繋がるようになり追いついて1−1で前半終了。さすが決勝トーナメントだけあって、両者とも拮抗したいい試合です。好機はあるものの後半も決着がつかず、延長戦に入りました。スウェーデンのシュートがゴールバーを叩いたすぐ後、セネガルのアンリ・カマラのシュートがキューピーちゃんに似た頭のスウェーデンのGKヘドマンの手を掠めてポストに当たってゴーール。歓喜に踊るセネガル選手と対象的にスウェーデンの選手たちは、精も根も尽き果てた様にいっせいにピッチに崩れ落ちて、しばらく動けませんでした。勝負事の定めとはいえ、うう、かわいそうに。

満員のスタンド試合終了

2002.6.16.20:00

 100台近く出たバスにゆられて、天神に帰ってきました。例により家人の携帯テレビで、スペイン−アイルランド戦の前半を見て、スペイン1−0だったので、安心して、お好み焼きの千房で晩御飯を食べてホテルに着いたら、まだ試合をやってました>おそるべきアイリッシュ魂。部屋でPK戦を見て、スペインのGKカシージャスの好セーブに感心しつつも。。。

「アイルランド、少しはPKの練習しろよ。」

2002.6.17.5:00

 朝一の羽田便で、二人とも何とか出社しました。私は永田町で講習会だったので、重い荷物を抱えつつ半日すごしましたが、睡眠不足でやっぱり気分がハイだったので、有楽町線に荷物を置き忘れるというポカをしました。すぐに確保してもらったので良かったですが、新木場まで行ってどっと疲れました。

 それにしても、時間的にも金銭的にも密度の濃い週末でした。

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3)トルコ−セネガル戦(大阪 6/22)

 2試合見ると、3試合目が見たくなるのが人情というもので、またぞろインターネットでチケット獲得に走ったのですが、さすがに皆慣れてきたのか、なかなか取りにくくなってしまいました。そんな中、何とか取れたのが大阪長居スタジアムで行われるベスト8のトルコ−セネガル戦でした。今度は土曜日だし、大阪には私の実家があるので、お宿の心配はしなくていいので、新幹線のチケットだけ取っていざ大阪へ。

 今回の発券は、有楽町の東京国際フォーラム。チケットの金額がドル表示なのにも慣れてきましたが、来月の支払い金額がいくらになるのか、と考えると、ちとこわくなります。会社の人からプログラムとタオルを数件頼まれたのを忘れないようにしないと。

怪しい若者たち長居運動公園

 地下鉄を降りて長居スタジアムへ行く途中では、商魂たくましい大阪商人たちが出店をひろげてました。

 競技場の周りでは、原色のボディペイントをした若人など、セネガルを応援する人の方が優勢でした。トルコは、日本に勝ったから、あんまり人気無いのかなあ。

長居競技場アップするレフェリー

 今回は、レフェリー4人が一緒にウォーミングアップしてました。センターライン沿いをダッシュしたり、腕を回してストレッチしたり、準備怠り無いようでした。

巨大なトルコ国旗

 国歌斉唱のときには、巨大なトルコの旗がスタンドの上から降りてきました。よく日本に持ち込めたなあ。

 夜の試合だったせいか、風が強くて6月というのに相当肌寒かったです。選手の動きは昼の試合より格段に良かったですが、今回の席は、スタンドの上の方でちょっとピッチが遠いのが残念でした。0−0で延長戦となったところで、PHSに妹から電話。TVで見ててもすごい良い試合らしい。あー、ビデオにとっておけばよかった。スカパーに入っている友人に再放送の録画お願いしようっと。インターバルの後、始まった延長戦では、交代出場のイルハンのきれいなゴールが決まり、トルコが準決勝進出。負けたセネガルもここまで来れたことに満足してか、スタンドに手を振る余裕がありました。試合が終わるのがもったいないような、3戦も見れてよかったと思うような、ワールドカップはまだ終わっていないのにそんな不思議な気持ちがしてました。


 この後、準決勝(ブラジル−トルコ戦)が地元の埼玉スタジアムで、決勝(ブラジル−ドイツ戦)が横浜国際総合競技場と近場だったのですが、仕事やチケット争奪戦に敗れてTV観戦となりました。決勝のチケットは、あと一歩の画面までいった時もあったのですが駄目でした>チケット購入の画面に出る日本と韓国の地図で、3位決定戦のテグがいつまでも緑色ボタン(空席あり)だったのはちょっと憎らしかったです。

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