過去の日記アーカイブ

このページだけ、HTML-4.0 Transitionalだったりします。

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february.03.2004

本日以降の日記は、@ニフティ社が提供している blogサービスを利用して行う事にしました。何と言いますかまあ、出来るだけ楽したいんで。Urlとサイトの名前は以下の通り。
Gengorou's Nonexistent Autobiography


february.01.2004

The Pythons autobiography by the Pythons

タイトルで分かってしまった方も多いかと思いますが、これは最新のモンティパイソン研究本です。その内容は、これまたタイトルが示す通り、メンバー自身による自伝の集大成。パイソン時代のみならず、生まれてからパイソン結成に至るまでの部分もフォローされています。実際には、あるインタビュアーが全員に対して聞いた内容を元に、テーマ毎に全員分の証言が纏められている、という構成になっています。故人である Graham Chapmanのものを除けば、全てこの本のためにメンバーが語り下した内容なのだとか。Chapmanの分は、これまでのインタビューに加え、それを補足する形で彼の兄弟と恋人の David Sherlock氏が当時の事を語る、というスタイルになっています。


january.31.2004

Pet Shop Boys : PopArt (DVD)

Pet Shop Boysがこれまでに発表してきたプロモーションビデオを、殆んど全て収録したDVDです。「殆んど」と書いていますが、自分が知る限りでも、以前紹介した「Absolutely Fabulous」のビデオが収録されていません。とまれ、同名のベストアルバム(11月の終わり頃に発売済み)に対応する形で発売が決定していました。何故か店頭で見ないと思ったら、発売が延期になっていたんですね。

収録されているPVの殆んどは、これまでに発売されていたビデオやDVDで見られるものです(その殆んどは現在入手が困難なので、これはこれで嬉しい措置ではあります)。しかし、アルバム「Bilingual」からのプロモーションビデオなど、今回初めてソフト化された映像もそれなりにあり、中には日本のファンの多くがその存在すら知らないんじゃないか、と思えるような物も含まれているため、全般的にはかなりお買い得。とりあえず、全41曲で、全ての曲に音声解説付きで4800円(税込み)ってだけでも、充分にお買い得なのではないかと。個人的には、写真家 Bruce Weber の手掛けた作品(Being boring, Se a Vida e(初ソフト化), I get along/E-mail)のために購入したようなもんですけどね。

プロモーションビデオと言えば

来月の6日に、ちょっと変わった趣向のプロモーションビデオ集が3つ発売されるようで、これがかなり気になっております。端的に言うと、同じ人物が監督を務めた作品を一つにまとめたDVDで、当然ながら様々なミュージシャンのPVが一枚に揃う事になります。実のところ、自分はこういうコンピレーションを待っていたのですよ。しかも、その中には、あの Chris Cunningham の作品集がきっちりと入っているではありませんか(まあ、当然かという気も)。残り2名は、Spike Jonzeと Michel Gondry。後者の名前は良く知りませんでしたが、この人の手による The Chemical Brothersの「Let Forever Be」「Star Guitar」はかなりお気に入りなので、今後しっかりと覚えておく事にしましょう。Bjorkのビデオも多数手掛けているのだとか。と聞くと、興味が沸いて来た人も多いですか。

つい先程、サイトにて収録されている曲を確認してみたところ、Fatboy Slim, Squarepusher, Aphex Twin, Leftfield, Kylie Minougなどなど、ミュージシャンの顔触れの面でも、個人的にはかなり強烈なラインナップでした。全部欲しいけど、値段がちょっとね。

日本版の発売元、アスミックの紹介ページ

2月1日の朝に補足:このDVD、北米版もあります。10月に発売済み。しかも、amazon.comでは $35切ってるよ!但し、このディスクはリージョン1なので(残念ながら、確実な情報らしいです)通常の日本製プレイヤーでは再生不可ですし、当然ながら日本語の字幕(インタビューやメイキングなどの)は望める筈もありません。しかも、両面ディスクなのだとか。それらを割り切ってしまえるのなら(リージョンコードは、割り切るとかの問題じゃないけど)、この値段は相当な魅力かと思われます。


january.28.2004

24:Twenty Four

アメリカで大人気のTVドラマ。日本版DVDは、最初の一枚だけをバラ売り、残りをボックスセットで販売というスタイルになっていまして、興味があったんで最初の一枚だけ購入してみました。ってのが、もう何ヶ月前になるのやら。ようやく、収録されている全話を見ましたんで、ここにご紹介してみようかと思った次第で御座います。

基本的には、全24話を通じて一つの物語が展開するタイプのサスペンスドラマ。他のドラマと違っているのは、事件が全てリアルタイムで展開する事。別の言い方をすれば、ドラマで良くある「(何も起こらない)時間の省略」が一切行われていない、って事です。一時間枠のドラマなので、このシリーズ全体を使って一日をほぼ省略する事なく描く、という事になります。勿論、普通のストーリーでは間が持ちませんので、幾つもの事件が並行して進展する、かなり密度の高いサスペンスドラマとなっています。リアルタイム云々より、こういう密度の高いストーリーを期待して見た方が、素直に楽しめるのではないかと。

この一枚に収録されている分(午前0時〜午前3時)を見た限り、今後の展開にもかなり期待出来そうです。「サスペンスの定石」として、妙に悪いタイミングで物事が起きたり、自分から進んで事態を悪化させるような行動に出ちゃったりする人が居るんですが、そういう定石を笑って楽しめる人なら、問題なし。また、視聴者を退屈させないために、無関係な幾つもの事件を並行して進めているのかと思いきや、実は全ての事件を一つに収斂させるつもりらしいので、上手く行けば、娯楽サスペンスの傑作となるかも知れません。

取り敢えず、自分はファーストシーズンのボックスセットを購入する事に決めました。但し、値段がかなり安く、場所も取らない北米版で。

英雄:HERO

ばんばん宣伝してたので、知っている人も多いかと思いますが、中国の功夫映画です。「功夫映画」と言っても、闘いをリアルに描いたものではなく、功夫の演武を楽しむタイプのもの。分かり易い例を挙げれば、マトリックスの功夫アクションみたいなものです。マトリックスで一躍世界的に有名になった、あのワイヤーアクションもバリバリです。

まあ、そういう映画なんで、どのアクションシーンも本気で闘っているような感じは全くしません。さっきも書きましたが、これらはあくまで演武なのですね。その代わり、どのアクションシーンも振り付けが見事で、実に美しい。特に、最初の「無名(註:主人公)」と「長空」の対決シーンは、役者が両方とも功夫経験者のためか、演武とは言え、本気で見応えがあります。残りのアクションシーンは、何と言うか「功夫っぽく踊っている」という感じなのですが、それぞれに味があるので、良しとします。あまりにも非現実的で馬鹿馬鹿しいとか、そんな事は問題ではないのです。

監督のチャン・イーモウ氏は、そもそも「紅いコーリャン」などの文芸作品で有名になった人です。從って、この映画の映像も、そういった文芸作品に特有の「映像美」に満ちています。そういう美しい映像の中で、馬鹿っぽいワイヤーアクションが繰り広げられるというのも、中々に変な味があって宜しい。変な味はともかく、この映画は単純に映像を見ているだけでも、十分に面白い作品なのではないかと。ただ、弓矢が飛ぶシーンだけは、グラディエイターの方が上だな、と思いましたが。

お話はまあ、いかにも漫画的と言いますか、かなりシンプルでベタです。テーマ自体にはそれなりの重みがありますが、良くも悪くも「お伽話」みたいな感じですね。自分は嫌いじゃないんですが、この内容で100分というのは、正直言って冗長です。この映画はやっぱり、映像とか華麗なアクションを楽しむものだと割り切って見るのが最適かと。とりあえずはまあ、楽しい映画でした。


january.26.2004

逆転裁判3

...が、発売されてますね。金銭的な都合で暫くは買えそうにないので、前2作を元に紹介してみます。端的に言ってしまうと、弁護士が主人公のミステリーアドベンチャーゲーム。タイトル通り、裁判中における豪快な逆転劇が、これでもかと楽しめますよ。

ルールはかなりシンプルです。直接的なゲームの目的は、裁判中に相手側の証言に含まれる矛盾点(つまり、嘘)を暴く事。証言の矛盾が含まれる一節と、その矛盾を証明する「証拠物件」を指定すれば、先に進みます。そうやって、幾つもの矛盾を次々に暴きつつ、最終的に裁判で無罪を勝ち取るのが、ゲームの目的です。そんなわけで、プレイヤーが自分で推理しないと先に進めないゲームなのですが、推理すべきポイントがかなり絞られているため、あまり大変なゲームではありません(難易度は、決して低く無いのですが)。ちなみに、裁判と裁判の間(現実の裁判と同じく、一回の裁判で結着がつく事は殆んどありません)には、手掛かりを求めて探索するモードもあります。でも、これはストーリーを補完するだけのものなので、基本的に頭は使いません(二作目以降はそうでもない。ここにも「嘘を暴く」という要素が追加されています)。

ストーリーもかなり面白いです。ゲームのルールが「矛盾を暴く事による逆転劇」を中心に据えているためか、裁判の流れが逆転に次ぐ逆転で、かなり豪快。そういう豪快な展開を、自分の知力で作っていく(ように錯覚出来る)のだから、否応なく気分が盛り上がります。演出も豪快だしね。ああ、そうそう。純粋にミステリとして見ても、結構面白いです。大胆さと豪快さが売りなので、リアリティを求める人には向きませんけどね。

カプコンの公式サイト:ブラウザで遊べる体験版があります。
上記サイトに書かれているように、旧シリーズ作品は、安価で再販中。

琥珀色の遺言

逆転裁判が買えなかったので、未だコンプリートしていない、かなり古めのミステリゲームを一気にコンプリートしてみる事にしました。このゲームを製作したのは、'90年前後あたりからミステリーゲームを幾つかリリースし、シナリオの完成度とグラフィックの美しさで熱狂的なファンを生み出した、リバーヒルソフト社。アメリカを舞台にしたハードボイルド物のシリーズが有名ですが、この作品の舞台は大正時代の日本。そういうわけで、ストーリーも日本の探偵小説っぽい感じです(それも、横溝正史とか、その辺の)。

取り敢えず、ストーリーに文句は無いです。謎解きよりミステリの背後にあるドラマに主眼が置かれているのは、他のリバーヒルソフト社製ゲームと同様で、自分好み。ネタ自体は推理小説からのパクリが多いように思いますが、ドラマや人物の描写がしっかりしているため、さほど大きな欠点では無いでしょう。何より、吟味された台詞の数々が、読んでいてかなり楽しいのです。

しかし、ゲームとしてどうかと言うと、正直、あまり楽しくないんです。一人に対して聞くべき質問事項が非常に多い(30〜40項目)上に、ラストに至るまでに全ての質問を何度も何度も繰り返す羽目になります。それを、20人近くいる登場人物全員に対してまんべんなく行う必要があるのです。実際には、中盤以降で先に進めるために必要となる「質問」というのは、ごく僅かしかありません。しかし、その質問がどれなのか、或いは誰にその質問をぶつけるべきかを判断するのは不可能なので、上記のような「総当たり」を行う羽目になるのです。はっきり言って、ゲームを進めるのは、かなり苦痛です。ファンの間でも、この点に関しては否定的な意見の方が圧倒的に多かったように思います。

で、そういう重大な欠点を乗り越えてまで遊ぶ価値があるかと言うと、かなり微妙です。確かに、ストーリーが気に入れば、辛うじて短所を上回るくらいの長所が見出せるでしょう。などと「良い所さがし」をしてみたところで、「相当な我慢が必要」という事実は消しようが無いわけで。それでも興味を持たれたのなら、以下のリンク先で、ウィンドウズ上で遊べるバージョンが入手可能です。

soft-city.com内の、Project Eggコーナー


january.23.2004

トルコ三大文明展

昨日、書くと予告していたのに忘れていた展示会の話。名前の通り、現在のトルコで栄えた文明の、主に文化面に的を絞った展示会でして、現地から発掘されたもの、現存している物品などを展示しています。ちなみに、ここで言う「三大文明」とは、ヘレニズム時代とそれ以前、ビザンツ帝国時代、オスマントルコ帝国時代を指しています。

感想を卒直に言わせていただきますと、やや期待外れでした。良くも悪くも、現存する品物や、古い時代のは遺跡から出土したものを並べて、ちょっとした解説を行っているという、実にありきたりな内容でした。自分は、そういった展示品を通じてもっと歴史を知る事が出来るような、そういう内容を期待していたので、その点では期待外れだったのです。でも、実物を生で見られた事には意義があったと思うし、その点では純粋に楽しめたので、無駄足だったとは思いません。

Civillization III(完全日本語版)

ここ最近、世界史に対する興味が強くて、歴史の本を買って読んだり、上記の展示会に行ったりしているわけですが、直接的にその原因を作ったのが、このゲーム。文明のあけぼのから近未来に至る(註:もっと早く結着が着く事もありますが)までの、5000年以上にわたる長大な時間軸で展開する、戦略シミュレーションゲームです。言い換えると、(架空の)人類の歴史がモニター上で展開されるゲームとなっているわけですね。

プレイヤーは、自分の分身となる勢力(文明)を一つ選び、地球の覇権を巡って他の勢力と競います。軍事面以外にも様々な要素が盛り込まれており、プレイヤーは多面的に状況を捉えて、自勢力を拡大していかなければなりません。と書くと、何だかルールが膨大で大変そうに聞こえますが、実際には各要素に関するルールはかなりシンプルで、ルールを覚える事、どんな行為(政策)が全体にどう影響するのかを把握する事自体は、あまり大変ではありません。一、二時間くらい遊べば十分かと。しかし、このゲームを甘く見てはいけません。ルールを把握した先に、極めて奥の深い、高度な戦略同士の駆け引きが待ち受けているからです。

端的に言うと、このゲームで問われるのは「ルールを正確に把握する能力」ではなく、質の高い戦略を編み出す能力であり、その戦略を実行する能力です。もっと平たく言うと、純粋に思考力と判断力を問われるゲームだというわけですね。なおかつ、コンピュータが手強い事もあり、(難易度にも依りますが)かなりしっかりした戦略を実践しないと勝てませんし、その時の状況、或いは状況の変化に応じて作戦(政策)を切り替えていく柔軟さも必要となります。このゲームの戦略性の高さと奥の深さ、そして完成度の高さには、何の文句も付けようがありません。

シヴィライゼーションで面白いのは、ちゃんと歴史の勉強に役立つ事です。と言っても、どの年にどんな出来事があったのかを覚えられるわけではなく、そういった出来事や歴史の流れの裏にある理論が理解出来る、という意味です。何故なら、プレイ中にそういった理論を実践していく事になりますから。と言うより、そういった理論をきちんと理解出来ていないと、このゲームでは勝てません。このゲームをプレイすれば、歴史をより理解する事が出来るでしょうし、自分のように、歴史に興味を持つ、という事も十分に有り得ます。

長くなるので、これ以上は控えますが、取り敢えずシヴィライゼーションは、純粋にゲームとして非常に面白い作品です。途中でダレる事も無く、繰り返し遊んでも飽きる事がありません。ズルズルと続けてしまう中毒性もあり、冗談抜きに現実での生活に支障が出た人も多いのだとか(実は、自分も少し…)。歴史シミュレーションゲームは、光栄社のが一番だと思っている方、光栄のゲームを遊んで歴史ゲームはもういいやと思っている方は、結構数多く居るでしょう。しかし、少なくとも世界史に多少の興味があるのなら、シヴィライゼーションを試してみる価値は充分にあります。難点は、体験版が存在しない事ですかね。

お役立ちリンク:4gamersに掲載されたレビュー


january.22.2004

昨日に引き続き、休んでる間に体験したものの話と、昨日体験した展示会の話。ゲーム関連の話が殆んどですので、コンピュータゲームに詳しくない人にはちんぷんかんぷんかも。

と、その前に。昨日紹介したコメディに関するリンクを紹介しておきます。完全に忘れてました。

Absolutely Fabulous
BBCの公式サイト(英語)
日本語での解説があるサイト

Red Dwarf
公式サイト(英語)
日本語での解説があるサイト

Linux

一度導入を挫折してから約3年。遂に、Linuxを正式に導入いたしました。基本的に、ゲーム以外の作業は全てLinux上で行っています。自分好みに設定したから当然ではありますが、かなり快適に使えております。シンプルな、必要最低限のものだけを揃えたような感じの環境なのですが、自分にとっては、変に色々な機能があるより、よっぽど使い易いです。何故なら、システム全体を自分で把握して、コントーロールする事が十分に可能だからです。エラーが出ても、どこが悪いのかが、大雑把にはすぐに分かります。

ちなみに自分は、Plamo Linux 3.0というディストリビューションを元に、ソフトを追加したり、カーネルなどをアップデートしたりといった調整を自力で行っています。デフォルトの設定が結構しっかりと作られているので、大した苦労はありませんでした。いやまあ、それなりの知識があるからこそ、なのですが。Plamoはマニア向けのディストリビューションなので、正確なところは良く分かりませんが、パソコン初心者にとっては、Linuxはまだまだ使い辛いものなのかもしれません(それでも、3年前と比べると、随分と使い勝手が良くなっているのは間違い無いんですが)。

The Elder Scrolls III : Morrowind(コンピュータRPG)

ようやく、ここでも紹介出来るよ。どこだったかは思い出せませんが、某サイトのレビューを見てかなり面白そうだと思ったので、完全英語版のソフトにも関わらず、調子に乗って購入してみました。何と言いますか、かなり斬新かつ衝撃的なコンピュータRPGです。よもや、現時点のコンピュータRPGでここまで出来るとは、夢にも思いませんでした。「RPGから派生したコンピュータゲーム」ではなく、「コンピュータ上で遊べる、れっきとしたRPG」と言える作品が、ようやく登場したのです。

Morrowindは、「戦闘を繰り返してキャラを育て、先に進んでいくゲーム」ではありません。プレイヤーが広大かつ深淵な世界での人生を自らの手で作り上げる事が出来る、そういうゲームです。要するに自由度が著しく高いゲームという事なのですが、単にシナリオ上の分岐点が多いという代物ではなく、目の前にある問題に対しどう対処するかといった部分にも、プレイヤーに選択の余地があります。また、戦闘を行ったり、イベントを達成していく以外にも、プレイヤーが出来る事は数多くあります。そういった様々な行動の積み重ねで、自分だけの異世界における人生を紡ぐ事が出来る。Morrowindは、そんなゲームです。

また、Morrowindにはメインストーリーと呼べるものが存在しており、いわゆる普通のRPGっぽい遊び方も出来ます。「でも、物語の面白さでは、ストーリー重視のRPGには敵わないのでは?」と思われるかもしれませんが、それは間違いです。むしろ、Morrowindのストーリーは、数あるコンピュータRPGの中でもトップクラスの出来だと言えます。詳しくは書きませんが、これほど宗教間の対立というものを描写出来ている物語というのは、他では殆んど見掛けられません。

そんな物語の面白さを支えているのが、徹底的に作り込まれた世界観です。Morrowindの世界観で凄いのは、この世界の、この時代における社会情勢とそれまでの歴史がきちんと構築された上で、ゲーム中にそれを肌で感じられる事です。単に設定が膨大というのでなくて、それらがシナリオ展開だとか、プレイヤーが取った行動に対する反応などに、実際に影響を及ぼしているのです。だからこそ、このゲームの物語には凄味があり、選択する事の意義が感じられるわけです。

そうそう、忘れていました。このゲームで特に目立つ特徴の一つに、「戦闘以外の要素が充実している」というものがあります。戦いや会話以外にも様々な行動を取る事が出来るので、戦闘を一切行わなくても色々な事が体験出来ます。という事はつまり、戦闘能力がからっきしなキャラクターでも、きちんとゲームを楽しむ事が出来るという事でもあります。こういったキャラクターは、成長させるために戦闘を行う必要もありません。このように、Morrowindというのは、相当に自由かつ多彩な楽しみ方の出来るゲームなのです。

正直に言って、短かい文章でこのゲームの魅力を伝えるのは、非常に厳しいです。そのうち、自分の言葉でしっかりしたレビューを書くつもりですが、今回は取り敢えず他のサイトを紹介しておく事にします。
公式サイト(英語)
海外ゲームレポート
Morrowindの紹介
Stubborn Gamer's Jaggernauts他の文章も面白いので、暇があれば是非。

Wizardry : Bane of the Cosmic Forge

ウィザードリィの6作目。日本のいわゆる「ウィザードリィファン」の間では、かなりの確率で叩かれていますが、実際にプレイしてみたら、旧シリーズよりよっぽど面白いゲームでしたね。ギリギリのところで、現在でも遊ぶ価値があるゲームなんじゃないでしょうか。

過去のシリーズとの一番大きな違いは、戦闘ではなく、探索や謎解きがメインに据えられている点でしょう。少なくとも、プレイ中に割く時間で判断すれば、そうなります。つまり、探索の合間に所々で戦闘が起こる、という感じでゲームが進行するわけですが、この探索と戦闘のバランスが、かなり心地良いです。いわゆる経験値稼ぎが殆んど必要無いんで、純粋に戦闘の緊張感を楽しめるようになっていると思います。ちなみに、謎解きの難易度はかなり高いので、もしプレイされるのなら、その辺の覚悟が必要です。

このゲームが発売された頃、「ウィザードリィの革命」だと騒がれましたが、実際にはウィザードリィにとっては革命でも、コンピュータRPGとしてはさほど革新的では無いです(それだけ、ウィザードリィは古臭いゲームになってしまっていた、という事です)。どちらかと言うと、このゲームは今後の改革のための下地作り、という意味合いが強いように感じられます。

それでも自分は、このゲームを高く評価したいです。何故なら、旧ウィザードリィが持っていた魅力を上手く昇華して、よりその魅力を楽しめるゲームに仕上がっているからです。


january.21.2004

長らく更新を停止していましたが、取り敢えず見切り発車で復活。更新が止まっていたのは、デザインを全面的に改訂しようと思ったけど上手く行かなかったとか、純粋なテキストファイルをhtmlにコンバートするプログラムが上手く作れていないからとか、色々と理由がありますが、まあ要するにさぼっていたわけです、ええ。

今回、見切り発車に踏み切ったのは、やっぱり思っている事とかを、ある程度は日常的に吐き出したかったからです。溜め込んでばかりだと、精神衛生上よろしくないですからね(特に、自分は精神的に幾つか問題を抱えているらしいので)。

それはさておき、これまでも同じでしたが、このサイトは感想文主体で行きます。取り上げるモノの種類は問わず。本日は、休んでいる間に体験したものの内、特に気になったものを幾つか紹介しておきます。

Harry Potter and the Order of the Phoenix(ハリーポッター5作目)

日本のアマゾンからも予約出来て、しかも発売日に届くというんで、思わず予約してしまいました。それと同時に、半分くらいで止まっていた4作目を大急ぎで読破。いや、正直に言って、4作目はちょっとイマイチっぽいです。読み返してみると、また印象が変わるのかもしれませんが。で、5作目ですが、取り敢えずは最後まで一気に読んでしまうだけの魅力はありました。事実、自分はこの5作目を最も短い期間で読み終えています。客観的な感想は別として。

これまで、ハリーはどちらかと言うと(魔法使い達に)甘やかされてきたため、今回のハリーは結構わがままな上、ちょっと調子に乗っています。それが面白くもあり、ちょっとイライラさせられたり。お話の上では、敵陣営との直接対決あり、重要な伏線が解き明かされたりと、盛り沢山。クライマックスが近い事が、いやでも分かります。ただ、4作目ほどじゃないけど、やっぱり「面白いけど、ちょっと長い」と感じてしまいました。

Absolutely Fabulous(第4シーズンまでのボックスセット)

ペットショップボーイズの同名曲で存在だけは知っていて、長らく気になっていたイギリスのシチュエーションコメディ。イギリス版DVDですが、パソコンでは何の問題もなく閲覧可能なので、買ってみました。端的に言うと、ビッチな中年オバサン二人の暴れっぷりを楽しむコメディです。何せこの二人、酒タバコ大麻は当たり前、一人はコカインまで決めてしまいます。金銭的に余裕がある事もあって、周りの迷惑も考えずにやりたい放題。口もかなり悪いです。「実際に周りに居たら困る」とか、そういうレベルじゃない。この二人の周囲に居る人物も、どこか癖のある連中ばかりで、彼女らとの掛け合いがかなり楽しいです。

イギリスの作品だけに、ジョークのブラックさはかなりのもの。しかし、どちらかと言うとストレートなジョーク、ストーリー展開ばかりで、その点ではアメリカや日本の笑いに近いような気もします。日本でも受けそうです。しかし、日本でも辛うじてビデオが発売されていますが、レンタル屋で見掛ける事はなかなか無いでしょう。ちょっと残念。

Red Dwarf(第一シーズンのみ)

日本でも「宇宙船レッドドワーフ号」という名前で放映された、SFシチュエーションコメディ。これもイギリス版DVDです。日本版は、幾つかのシーンがカットされてると聞いたもので。金銭的な都合で、こちらは第一シーズンの分だけを購入しました。

第一シーズンに限定して言えば、SFネタを上手く利用している点に面白味を感じるものの、コメディとしては普通かな、というのが素直な感想です。しかし、Webで調べてみたところ、第二シーズン以降ではストーリーがどんどんぶっ飛び始めるようなので、今後に期待しても大丈夫っぽいです。つうか、期待しています。

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