ジーニー&ルフィ 21冊目の兄弟日記

変な遊び(2004年 8月15日)

ここ数週間、我が家でには常に丸めた靴下がころがっています。
靴下の持ち主は、おとう。
その靴下で楽しんでいるのは、ルフィちん。
そうです、またしてもおとう&ルフィちんペアは、ふたりだけのオリジナル・ルールを考え、
変な遊びを楽しんでいるのです。

ルフィちんは、とにかく靴下が大好き。
私が洗濯物をたたんでいると、必ずと言っていいほどソ〜〜〜ッと近づいてきて、
ソ〜〜〜〜ッとたたんだ靴下をくわえていずこかへ持って行ってしまいます。
ルフィちんが人知れず(と本人は思っている)モノをゲットしたときの足音は独特で、
わざわざ見なくても、すぐわかる。要するに、本人はソ〜〜〜〜ッとのつもりでも、バレバレ。
で、そのようにしてゲットした靴下を傍らに置いて「ぼくちんの大事」とご満悦。
そんなルフィちんに、おとうが自ら靴下を与えるようになるのに、それほどの時間は必要ありませんでした。
ある日、おとうは自分が脱いだ靴下を丸め、ルフィちんに「ほれ」とあげました。
ただでさえ、靴下好き。そして、おとうが大好きなルフィちんは大喜び。
「これは、ぼくちんの超スペシャル大事!」と、しっかり抱え込んでおりました。
でも、主婦としては、部屋に使用済み靴下が落ちているのは、非常に目障り。
だいたい、おとうと結婚して最初に注意したことは、
「靴下を脱いだら、必ず洗濯機に入れるように!!」
だったんだから。
妻の指導の甲斐あって、おとうは靴下を洗濯機に入れられる立派な夫に成長していたんです。
なのに……なんでルフィちんが私の苦労を台無しにするかなぁ……。
しかし、ジーニーに比べて何事にも執着心が薄いルフィ。
ちょっと何かあると、靴下の存在を忘れてしまいます。
そこで、主婦の私は適当な頃合いを見計らって、その靴下を洗濯していたのです。

ところが、何事にも勝手にルールを作るルフィちん(と、おとう)は、
いつの間にか新たなルールを決めてしまいました。
それは……。
おとうが外出から帰る → 靴下を脱いでルフィちんにあげる → ルフィちん大喜び → そして丸一日が過ぎる
おとうが外出から帰る → 前日ルフィちんにあげた靴下を洗濯機に入れる → 新しい脱ぎたて靴下をあげる
とまぁ、こういうローテーションの日々の生活を送るようになったのです。

困ったことに、私もこのルールに慣れてしまい、だんだん部屋に靴下が落ちているのが気にならなくなってきました。
というか、ごく普通の状態になってしまったのです。
ですから、つい先日食器洗い乾燥機の設置に○マダ電気の方がいらしたときも、片づけるのを忘れ、
お帰りになってから「あら、ここに靴下が……。恥ずかしいわね、まったくもう」と思ったくらいです。

で、前置きが長くなってしまいましたが、ルフィちんはこの靴下を使って、
非常に変な遊びをして楽しみます。
まず、もらいたてほやほやの靴下を、大事に抱える。
そしてそれに飽きた頃、「ワン!」と、おとうを呼びに来ます。
で、「取り返しちゃうぞ!」と、おとうが立ち上がると、すごい勢いで靴下のところへ戻り、
「あげないもんね〜〜〜」と、守る。
以上、これだけ。
でも、ルフィちんはこの遊びがものすごく好きで、
毎日、何回も何回もやりがたります。
この遊びの良い点は、わざわざ靴下を取りに行かなくても、
その場で立ち上がって、取りに行く振りをしさえすればルフィちんはひとりで盛り上がって、
「も〜、絶対に返さないから〜〜〜!」
と走り回って体力を消耗してくれることです。
ほんとにお馬鹿なルフィちん。。。。。
しかも、靴下をソファーの上に持ち込んで遊んでいると、必ずと言っていいほど、床に落とす。
落としたとき、必ず「あ、落としちゃった、失敗!」という顔をするくせに、
その次も絶対に落とす。
あれって、もしかして、全部自分で考えたストーリーに基づく、演技?
もし、毎回うっかり落としているんだとしたら、ルフィちんは「お馬鹿」と言われても反論できないよ。

そうそう、最近流行っているおとう&ルフィちんペアの遊びが、もうひとつありました。
ルフィちんが「おとう〜♪」とかわいい顔しておとうのそばに行くと、
「あら〜、なんてかわいいワンちゃんだろう! お名前は? 何て言うの?
 ふーん、ルフィちんって言うの。ルフィちんは一人っ子?
 え? お兄ちゃんがいる? そう、ジーニー兄ちゃんって言うの〜」
と、犬バカ親父がルフィちんに話しかけています。
この猛暑で、ついに完全にイカレたか……犬バカ親父……。

痒いの(8月1日)

ジーニーが全身を痒がるようになったのは、暑くなり始めた6月のはじめ頃でした。
昨年も梅雨から夏にかけてやたらと痒がり、シャンプーすると治る……ということを繰り返したので、
「ああ、年齢と共に暑さに対する抵抗力も落ちるのね」
と、今年もジーニーだけ回数多めにシャンプー。
昨年同様、洗うとしばらくは調子いいんだけど、完治はしない。
うーむ、困った……と思っていたら、6月の終わりにジーニーにノミー発見!!
そうかそうか、痒さの原因の一つはおまえであったか。
ちくしょー、ノミーの馬鹿!!
全身ノミ取り櫛で駆除できたかと思っていたら、数日後に、今度は3匹発見。
おのれ、ノミーめ!!
ノミーと戦うべく、今月中旬に『ノミよけアロマスプレー』を作成。
お散歩前にシュッシュすることにする。
しかし……。
ジーニーの痒い痒いは、軽くなったりひどくなったりを繰り返しながら、まだ続いている。
そして、先週末。
またまたジーニーにノミーを発見。更には、ルフィちんにも1匹発見。
土曜日。犬たちを洗い、ジーニーのベッドを洗濯しても、ジーニーはまだ痒い。
全身をバリバリとかきむしり、おなかのあたりはところどころ赤くなっていて、毛も抜けている。
ルフィちんは、元気。
ここに至ってようやく私は、
「もしかして、ジーニーはノミアレルギー?」
という疑いを持ちました。
さっそくネットで調べてみると、
『ノミアレルギーの犬は、1匹に刺されただけでも全身が痒くなり、毛が抜けることがある』
と書いてあります。
シャンプーでノミが取れたとしても、ジーニーはアレルギーでまだ痒いのか?
そう思いながら日曜の夕方、犬たちの毛をとかしていると、またまたジーニーにノミーが!!!!!
もうこりゃダメだ。
我が家はすでにノミーに汚染されている。
どこかにノミーの巣があって、あとからあとから沸いてきているのかもしれん。(おえっ)
もう……もう、アロマスプレーというソフトな手段では、我が家をノミーから救うことはできないのかも。。。。

そこで私は、月曜の午後、犬たちを車に乗せて一路、昭島動物病院を目指しました。
神様も私たちを応援してくれているのか、普段なら1時間半近くかかる道のりですが、
1時間弱で病院到着。
「院長!! ジーニーにノミが……ノミが付いたんですっ!!」
そう告げながらジーニーを抱き上げ、
「そして、ほら、おなかがこんなふうに赤くなっちゃって……」
と院長にジーニーの腹を見せると……い、院長が……、
「あああ〜〜〜、いるよ、いる。ほら」
と、ノミーをつまみ上げるではないですか!!
ぞぞ〜〜〜〜〜〜
しかも、
「あ、これメスだ。もう卵産んじゃってるね、きっと」
と。。。。(これを書いている現在も、この時のことを思い出すと鳥肌が……)
どうして……どうして院長はノミーの♂♀さえも瞬時にわかるの? さすがプロ?
そして、院長と話し合った結果、ジーニー9歳半にして初のフロントラインを導入することにいたしました。
ジーニーが初めてということは、私もこれを使うのは初めてなので、
ずっとゲージに入れっぱなしで完全に退屈しているルフィちんをモデルに、
フロントラインの付け方を教えてもらいました。
ゲージから出てきたルフィちんは、
「え? ここって病院!?」
とビビリ、私に「抱っこ〜〜〜〜〜」としがみついてきたものの、フロントラインモデルはおとなしく務めます。
ほんと、こういう時は手の掛からない子だよね、まったく。

その後、院長から受けた指示は以下の通り。
・フロントラインは24時間で効果を発揮する。
・ジーニーに付いたノミがそれで死滅すれば、アレルギーもおさまるはず。
・もし、48時間たっても痒みがおさまらなかったら、アレルギーの薬を出すから連絡して。
・現在、家のなかにノミが潜んでいても、犬に付いた段階で死ぬから大丈夫。
・ジーニー家の場合は、犬が二頭だからお互いにフロントラインをつけたところを舐め合わないように。

ノミーの件が片づいたところで、一ヶ月ほど前から気になっていた、
ジーニーの前足のイボっぽいものについても相談する。
これ、最初は「ダニー!?」と思ったんだけど、よーく見るとイボの表面からも毛が生えている。
「あー、これは腫瘍だね。組織をとって検査して良性か悪性か調べなくちゃ。
 でも、組織をとるには針で刺さなくちゃならないから、全身が痒い間はやめた方がいいね。
 針を刺したところを気にして舐め壊すといけないから」
とのこと。
お盆明けに再び受診することにして、こちらは保留。
院長は、
「その時は、連れてくるの、ジーニーだけでいいからね」
とおっしゃったけど、ジーニーだけが外出することを、果たしてルフィちんが許してくれるものか。。。。

そして、フロントライン投与から24時間が経過。
時々、思い出したようにカキカキするものの、これまでのような「痒いのっ! キーーーーッ」という感じではない。
28時間が経過した頃、「ああ、痒くないって素晴らしいのね」と、
床に伸び伸びと寝ころぶジーニーの姿が……(T_T)
よかったよかった、やはり文明の利器は素晴らしいね、ジーニー。
世の中は刻一刻と進歩しているのね。
フロントラインよ、ありがとう。

犬バカ親父の逆襲?(7月15日)

以前、おとうはこう言ったことがあります。
「ルフィちんがすることで、イヤだと思うことはひとつもない」
と。
それを聞いたとき、私は「し、信じられない……」と思ったものでしたが、
最近になって、ついにおとうにも“ルフィちんにされてイヤなこと”ができたようです。
それは今から一週間ほど前のこと……。

ある朝、おとうが起きるなり言いました。
「まったく、ルフィちんは信じられないよっ」
私には、ルフィちんのことで信じられないことは星の数ほどあるので、
いったいどれのことかと思っていると、
「あのさ、今朝、5時くらいにルフィちんに顔をガリガリされて、起こされたんだよね」
あ〜、あの顔ガリガリはけっこうイヤだよね〜
「でさ、『起きて!!』って言うから起きたらさ、ルフィちんは寝るの」
ほー、ほー、それで?
「なんだよ、寝るのかよ、と思って、こっちもまた寝るじゃん?
 そうすると、30分くらいたったら、また『起きて!!』って言うわけ」
そりゃあイヤな感じだね〜
「でさ、俺が起きたらルフィちんはまた寝てさ……。それが7時半に起きるまで延々続いたんだよ。
 まったく、ルフィちんは信じられない!!」
それは、私もまったくもって“信じられない行為”だと思いますね。
私だったら、ブチきれてるわ。。。。

その数日後の朝、またもやおとうが文句を言いました。
「ちょっと、ルフィちんはわがままが過ぎるんじゃないの?」
確かに、私もルフィちんのわがままは過ぎると思います。その意見に異存はない。
で、今度はどのようなことをされたんですか?
「昨夜さー、『ダビスタ』(注・『ダービースタリオン04』プレステ2用ソフト)やってから寝ようと思ったら、
 ルフィちんが、遊べ!! って言うんだよね」
なるほど。それまで、せっかくおとうが起きているのに遊べなかった腹いせというヤツですか。
「こっちは眠いのに、またまた顔をガリガリするから頭にきちゃった」
眠いときに邪魔されると、憎しみすら沸くよね。
「しかも、朝は朝で6時くらいから『起きて!!』って言うんだよ。
 そんで、俺が起きたらルフィちんは寝るの。
 まったく、おかあはルフィちんをどんな育て方したんだか。
 ちょっと甘やかしすぎなんじゃない!?」
え? 私は全然甘やかしているつもりはないんですけど……。
というか、私は夜寝るときも早朝も、ルフィちんからまったく邪魔されないんだから、
問題点はおとうにあるんじゃないかと私は思うんだけど。

そして、昨日のこと。
例によって深夜の「遊べ!!」攻撃にあったおとうは、朝からイヤな感じでした。
それでも、朝のお勤め、お散歩をすませ、エアコンがきいた部屋で出勤前の時間を過ごしていたのです。
犬たちは、“お散歩後のお楽しみ”の牛乳を飲み終え、いつもなら床にバッタリ倒れているはずなんだけど……。
椅子に座っているおとうの足を、ルフィちんがガリガリし始めました。
「なんだよ〜、また遊びたいの〜? おとうは新聞読んでるの!!」
と言っても、もちろんルフィちんは聞く耳持たず。。。。
ガリガリ攻撃に負けたおとうは新聞をあきらめて席を立ち、
ルフィちんと遊んであげるためにソファの方へ移動しようとしたのですが(このあたりが問題だと私は思う)、
どうやら、ルフィちんが望んでいるものは“遊び”ではない模様。
ルフィちんは、先ほど飲み終えたはずの牛乳お茶碗のところへ行って「ワンワン!」と言うのです。
「なに〜? もっと牛乳が飲みたいの〜? も〜、しょうがないなぁ〜」
リクエストに応じ、すぐさま冷蔵庫へ向かう、おとう。
返す返すも、このあたりがおとうの問題点だと私は思うんですけどね。

そしてそして、今朝。
お散歩後におとうの足をガリガリすれば、牛乳のお代わりがもらえることを学習したルフィちんは、
もちろん、おねだりを開始しました。
すると……。
なんとジーニーまでがササッと牛乳用お茶碗のそばに行き、お目目をキラキラさせて、
スタンバイしているではありませんか。
ジーニーの頭のなかには、
散歩→牛乳→ルフィちんガリガリ→牛乳お代わり
という図式が、しっかりと出来上がってしまったのでありましょう。
ああ、なんということ……!!
しかもそのあと、運動して牛乳も飲み、大満足なさった犬たちは、
「おとう〜、マッサージして〜」
とおねだり。
「もー、しょうがないなー」
と言いつつ、ハラだし犬二頭をひたすら撫で撫でしてあげる、おとう。
「まったくさー、なんで仕事に行く前にこういうことをしなくちゃなんないんだろう……」
なんでかと問われたら、それはおとうが断れないからよ。
私だったら、「今は、やだ」と断るわ、そんなもん。

「おとう、ルフィちんにされてイヤなことってある?」
私は改めておとうに訊いてみました。
「うーんと、夜寝るときに『遊べ!』って言われるのも、朝っぱらから起こされるのも、
 ちょっとジーニーを撫で撫でしていると『僕も!!』って割り込んで来るのも、嬉しくは、ない」
「それはイヤっていうこと?」
「え〜〜〜〜、それはどうかなぁ〜〜?」
「じゃあ、それらのすべては決してイヤじゃないのねっ!?」
と、詰め寄る、私。
「うーーーーん、イヤ……なんだと思う、きっと」
おとう、あなたはやっと真実というものを理解したのね。

夏ルート(7月3日)

今年の梅雨は今のところ完全な空梅雨で、
関東が梅雨入りしてから現在までお散歩に出られなかったのは、わずか2〜3日。
相変わらずルフィちんは朝から私の見張り番(ストーカー行為ともいう)をして、
いずれかの“お散歩スイッチ”が入ると、
「ピーピープープーひゃい〜んひゃい〜ん」
と騒いでおります。
ルフィちんのストレスがたまらないのはとてもありがたいけれど、
ありがたくないのは、この真夏のような暑さ。。。
昨年秋にここに引っ越してきた我が家は、しばらくの間“夏バージョンお散歩コース”を探して、
試行錯誤の日々を送っておりました。
で、ようやく「これなら真夏までOKだろう」というルートを発見。
これが、なかなか良いのですよ、みなさん。

何が良いって、うちの近所には“なんちゃって軽井沢”と“なんちゃって那須高原”があったんです。
このあたりは、ごく普通の住宅街ですが、比較的緑が多い。
そして、どういうわけか、テニスコートも多いんですよ。
何と申しますか、このあたりが“なんちゃって避暑地”という雰囲気を醸し出す原因?
この道は、車が入ってこないし、
すぐ隣はテニスコートだし、
木がたくさん生えているし、
すご〜く軽井沢。
しかし、そのぶん犬の散歩も多いらしく、
『糞害に憤慨!!』
という、著しく雰囲気を乱す看板もある。
それ以外にも、区の、
『犬の排泄物の処理は……』
という定番看板も複数、ある。
せっかく近所にこういう素敵な道があるんだから、
みなさんご自分の犬の排泄物くらい、
きちんと持って帰って欲しいものだわっ(-_-X)
でもまぁ、なにはともあれ、我が家から徒歩5分ほどで、
私たち4人は“なんちゃって軽井沢”に到着。
さすが日本を代表する避暑地だけあって、
気温が確実に1度は低いと思われます。
(でも、“なんちゃって”だけどね)

さて、約100メートルほどの軽井沢を通過すると、いきなり普通の道に出ます。
ここは太陽の加減で直射日光が降り注ぐ“暑いポイント”なんですが、
かろうじて、ダックス一頭分の日陰があります。


ジーニーは多少はみ出しながら、ルフィちんはしっかりと日陰におさまって、
そして飼い主はガンガンと日光を浴びながら、普通の住宅地を進むと……。
今度はいきなり、那須高原に到着する、私たち一行。

ここは、軽井沢よりも更に気温が低く、
「ああ、やはり高原はいいわね〜」
と、心の底から思える場所。
でも、本当のことをいえば、
左側はうちの息子が卒業した小学校で、
フェンスの向こうは『給食室』。
しかし、朝のこの時間はまだ美味しい匂いも
漂ってこず、ジーニーが、
「ハラ減った」
と文句をいう心配はございません。
時々、校庭で朝礼をやっている声が、
スピーカーを通して聞こえてくることはあるけどね。

このような、観光地(?)もございます。
ここは日本の野草が観察できる『山草園』

“なんちゃって那須高原”の木漏れ日。
けっこうさわやか。

那須高原が終わると、
私たちはグラウンド横の小道を進むことになります。
ここもいい具合に日陰になって、犬たちには快適なポイント。
しかし……。
雑草が生え放題で、ちょっとジメジメ。
「ここさ〜、ノミとかダニとかいそうだよね」
春ごろから、私たちは少々不安に思っておりました。
そんな矢先、ジーニーにノミ発見!!
ここでついたという証拠はないけど、君子危うきに近寄らず。
当分は、この道を封印することにいたしました。
封印された道をはずすとなると、
残されたのはずうっと迂回して川に出るルート。
川沿いの遊歩道は犬の散歩をする人も多く、
ルフィちんは大興奮。
お友だち(と、ルフィちんだけが勝手に決めている)と
たくさん会えた日は、ルフィちん大満足のお散歩となります。
このあたりはなぜかミニチュアダックスがむちゃくちゃ多く、
私たちが覚えているだけでも7頭くらいいます。
しかし、ほとんどは0歳から2歳くらいの若い子たちで、
ルフィちんでさえ、この“ダックス連合”の中では年長さん。
ジーニーなんて、ほとんど長老です。
若い子のママさんたちはジーニーを見て、
「さすがに落ち着きがあるわね〜」
と言ってくださるので、なんか変な気分……。
確かにルフィちんの猛烈なご挨拶攻撃を見ちゃうと、
ジーニーは落ち着きのある子に見えるのかもしれない。
うーむ、親としては不思議な気分だ。
それにしても、ダックス人気は根強いですね。
一時はコーギー、チワワ、トイプーに抜かれそうだったけど、
我が家のご近所に限っていえば、ダックス一番人気。
次に多いのが、やはり日本犬かな(柴&柴系ミックス)。

今のところ、このルートが一番夏向きかと思われますが、まだ夏は始まったばかり。
今後も、日光の当たり具合や地面の熱さをチェックしながら、改善を加えることになるかも。
みなさまも、よい夏ルートを見つけて、夏を乗り切ってくださいね。

お大事ボール(6月15日)

告白。
私はついこの間、ジーニーのブラッシングを一週間ほど怠りました。
夏を控え、抜け毛が多いこの時期、更には梅雨で湿気がこもりやすい時期だというのに、
飼い主として有り得ないことですわね。
でも、それにはちゃんと理由があるの。
だってさ、ジーニーが“あるもの”を守りモードに入って、
いつもよりも更に触らせてくれなかったんだもん。
その“あるもの”とは……。
いったい何と申しましょうか、公園などアウトドアで遊ぶオモチャの一種です。
プラスチックの穴がポコポコあいたボールを、謎のキャッチグッズで投げ合う、たわいのないもの。
自慢じゃないけど、私はこれがけっこう上手くて、日本選手権があったらぜひ出たいです。
さてある日、ジーニーはこのボールを息子の部屋でゲットいたしました。
本当であれば、ジーニーはすぐさま噛み砕いて破壊行動をとりたかったのでしょうが、
ボールはツルツル滑るうえに、穴の間隔が絶妙なので、食えそうで食えない。
でも、珍しくジーニーはそのことにいらだつ様子もなく、一日中そのボールを持ち歩いていたのでした。
もちろん、ルフィちんはジーニー兄ちゃんの“お大事ボール”が気になって仕方がなく、
隙があればうばってやろうと、虎視眈々と狙っていました。

こうなると、ジーニーの頭のなかでは、
『お大事ボールから少しでも目を離すと、ルフィちんにとられるかもしれん』
という考えが渦巻き、更には、
『おとうもおかあも、K兄ちゃんも信用はできん』
という被害妄想、強迫観念に取り憑かれてしまったのです。
(我が家としては珍しくもないいつものことだけど、けっこう久しぶり)

それでも、一日中守っているのは実際問題不可能なので、
ジーニーがふとその存在を忘れて昼寝などしているときに、
「ジ〜ニ〜、綺麗きれいしようね〜」
と櫛で毛をとかし始めると……。
『いかん!! このすきにルフィちんにとられるかも!!』
と、私をふりほどき、そそくさと“お大事ボール”のところへ行き、
私のパソコンデスクの下の安全地帯に籠城してしまうのです。
こうなっちゃうと、ジーニーは“警戒”という厚い殻の中に閉じこもってしまうので、
何を言っても、聞く耳持たず。

そんなわけで、私は数日間、ジーニーの毛を満足がいくまでとかすことができませんでした。
しかも、ジーニーは例のパソコンデスク下の安全地帯にいることが多いため、
私は非常にパソコンを使いづらい。
足を動かした弾みに、少しでもジーニーの身体or“お大事ボール”に触ってしまうと、
足元で「ウガガ」と怒るんです。
私は、絶対にこんなことでジーニーに足を噛まれたくはありません……。
「いっそ、取り上げてしまおうか?」
そう考えることもあったけど、それをするとまたもやジーニーの家族への不信感が募るので、
我慢、我慢。

しかし、こんな日々にもついに終息の時がやってきました。
ある時、ジーニーは“お大事ボール”にとっかかりを見つけてしまったのです。
とっかかりとは、要するに破壊のスタート地点。
いったん歯がたつようになると、破壊は急激に進みます。
そして、ジーニーは間違いなく、破壊したものを食ってしまいます。
残念ですが、もうこれ以上ジーニーに“お大事ボール”との蜜月を許すわけにはいきません。
私はオヤツと“お大事ボール”を交換してもらうことを決断いたしました。
(それほどまでに大事なものでも、オヤツには易々とつられるジーニー。悲しい……)

ジーニーと“お大事ボール”の想い出写真

僕と君との間には、いろんな思い出が出来たね。
一緒にお昼寝をしたし、
オヤツを食べるときもそばにいてくれた。
僕は、君のことを一生忘れないよ。
ジーニーより

数日後、今度はルフィちんに大事なものができました。
それは、おとうが脱ぎ捨ててて丸めた靴下です。
でも、ジーニーと違ってルフィちんには、執着心というものがあまりないので、
しょっちゅうそこらへんにほったらかしにしています。
だけど「返して」というと意地になってパソコンデスクの下に逃げ込む、ルフィちん。
そんなことは、兄ちゃんの真似をしなくてもよろしい!!