緑の地球ネットワーク

緑の地球ネットワーク(GEN)は、中国山西省大同市の黄土高原で緑化協力をつづけているNGOです。
◆中国黄土高原

・・*大同の地理・気候・歴史

・・*農村のくらし

◆大同での緑化協力

・・*地球環境林

・・・・・采涼山プロジェクト

・・*小学校附属果樹園

・・*環境林センター

・・*霊丘自然植物園

・・*カササギの森

・・*白登苗圃

・・*かけはしの森

・・*ワーキングツアー

・・*カウンターパート

・・*黄土高原だより

◆緑の地球ネットワーク

・・*あゆみ

・・*定款(抜粋)

・・*会計

・・*世話人会

・・*参加するには

◆イベント情報
◆刊行物・資料案内
◆ギャラリー黄土高原
◆ボランティア求む!
◆リンク
◆サイトマップ
◆TOP PAGE

大同での緑化協力

白登苗圃

 土の粒子が細かく、富栄養化がすすんだ環境林センターの土壌は、針葉樹の育苗にはむきません。そのため、マツなどの針葉樹は大同県の国営苗圃の一画をかりて育苗していました。菌根菌利用の育苗方法を導入して、高品質な苗を育てていましたが、やはり自前の苗圃で育てたいもの。リスク分散の観点からも、第2苗圃の建設が望まれていました。

ポプラの伐採 04年秋、大同県周士庄鎮に8haの土地を確保しました。カササギの森からほど近い小老樹の林です。翌年春の始動にむけて、ポプラの伐採、掘り起こし、整地、井戸掘り、管理棟建設とものすごい勢いで工事がすすめられました。

 もともと砂地だったこの土地は、針葉樹の育苗には最適です。05年春から育苗がはじまり、モンゴリマツ、アブラマツなどは種からの育苗が中心ですが、トウヒ、トショウ、イブキなどは苗木を植えて大苗を育てることもしています。

マツの苗圃1
掘り起こし
マツの種を播くと、小さな苗が芽生える。
1年目の冬は寒さと乾燥を防ぐために土に埋め、春に掘り出す。
マツの苗圃2
菌根菌チェック
菌根菌を利用して、活着も生育もよい苗ができる。菌のつき具合をチェック(右)。
マツの苗圃3
マツの苗圃4
最近はマツの大苗の需要が増え、床替えをしながら出荷できるまで育てる。
トウヒ苗
イブキ苗
トウヒ(左)とイブキ(右)。あいだに植わっているのはマメ。

白登記念碑 実は「白登苗圃(はくとびょうぼ)」という名前、因縁のネーミングなんです。この苗圃は「馬鋪山」という小高い山のふもとにありますが、馬鋪山は古名を白登山といい、歴史上名高い「白登の戦い」の戦場跡。漢の劉邦が、匈奴の王・冒頓単于(ぼくとつぜんう)率いる騎馬軍に包囲され、命からがら逃げ出したという、漢族にとっては屈辱の地なのです。だから、大同のスタッフは「白登」という名前にはしたくなかったのですが、高見事務局長が「それじゃあ冒頓苗圃にしようか」なんて言ったものですから、「白登苗圃」に落ち着きました。

 GENのプロジェクトでつかう苗木を育てるのはもちろん、余った苗木を販売すれば収益をあげることもできます。優れた苗木を育てて、大同の緑化に貢献したいものです。


このページの最初にもどる