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側宙ができません!
Subject: 側宙ができません!
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From: ginger

高校から器械体操を始めた初心者なのですが、うちの部には先輩を含め指導者がいません。
なのでとりあえず一人独学で練習をして、バク宙まではなんとかできるようになったのですが、
どうしても側宙ができません。
今現在は助走をつけて片手側転をなんとか浮かそうと試行錯誤しているのですが・・・
なにか良い練習方法やコツなどはないでしょうか?
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From: 元体操経験者

まず、後方宙返りで、着地の先取りが完全に出来るまで練習します。
次に、後方宙返りで、空中で足を前後に開いて、着地の時に片足ずつ着地するようにします。
この時、着地する前足は次にロンダードへと続けられるようにしてください(左ひねりなら右足が前になる)
慣れてきたら、前後開脚の姿勢でタックルを強く抱えず、前後開脚で着地と同時に上体を横向きにします。
この上体の横向き時間が長い程、側宙の局面が長くなります。
ここまで、出来れば、ロンダードもしくは後転跳びからの踏み切り時に、
左ひねりなら右手を強く引き上げて、左手は下に納めて、すぐに横向きの宙返りに入るようにします。
このようにして引き上げられた形から、先程の片足着地の後方宙返りへと続けます。
最後に全局面、側方を向いた形の宙返りへとします。
空中では胸をふくみ、手は膝の少し上をつかむようにします。
なお、前方宙返りをするような形で行う側宙とは捌き方が全く異なります。
体操競技として見た場合、後方の側宙を先に覚えた方が良いでしょう。
頑張ってください。
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From: ginger

元体操経験者さん、丁寧な説明ありがとうございます!
以前ちょっと見せてもらったのが単発の進行方向に回転する側宙だったので、
後方という発想が全然ありませんでした。さっそく明日から練習してみます♪
あの、それでですね、なんとなくは分かるんですが「着地の先取り」っていうのは
着地する前に床をしっかり確認するとかってことですか?
それと重ね重ねで申し訳ないんですが、
前方宙返りのような感じで行う方の側宙の練習法もできれば教えていただけないでしょうか?
なんだかんだで結構練習(間違った方法でかもしれないですけど)していたので
このままできないで終るのはちょっと悔しいんで・・・。
よろしくお願いしますm(__)m
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From: 元体操経験者

おっしゃるとおり、後方宙返りで後半で伸身姿勢を見せる等の捌きで、
床を確実に捉えて着地する事を「着地の先取り」と言います。
これは、より難しい技(伸身2回宙返り2回捻り等)においても、
代表選手等の捌きは、確実に捻りきって、
伸身姿勢を取って床を見ながら着地しているので、あのように着地がピタリと決まる訳です。
前方の側方宙返りは、前方宙返りの振り上げ
(手を後ろから前に引き上げて回転する形)が基礎となります。
この型の特徴は高さは出せるのですが、初心者にとっては回転のきっかけがつかみ難く、
失速しやすいので、上級者を中心に行われますが、まず、この形の前宙を覚えてください。
安全の為、セフティーマットは必ず敷いてください。
前宙一つとっても、捌き型は3つあります。
一般的には、この振り上げ型は、一番難しいやり方でしょう。
これができたら、振り上げる手を片手で行い、
側方への回転を得て、膝をしっかりとタックルし、回転する訳ですが、
あまり体操競技としては行われていない技です。
技の習得に時間がかかる割に、難度は低く、またコンビネーションとしても、
昔に中国のロウウン選手がこの側宙からロンダードへとつなげていましたが、
あれ以来見た事ないですね。面白い構成とは思いますが如何なものでしょう? 
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From: ginger

なるほど!
ひっかかっていたことが一気に解決しました!
側宙ってのは前方宙返り・後方宙返りの変形というか発展というか・・・
ってことは片手側転をいくら浮かそうとしても駄目ってことですよね?
練習中に数回手を着かずに側宙っぽいのが成功したことがあったのですが、
前に実際に見せてもらった側宙とイメージが(引き上げ感が)違っていたので
ずっとひっかかっていたんですよ。
それでそのイメージが、その振り上げ型の前宙を見せてもらった時の引き上げ感と
一緒だったので自分の中でいろいろ解決できました♪

それで度々で本当に申し訳ないんですが、振り上げ型の前宙の練習法や
コツなどありましたら教えてはいただけないでしょうか?
以前、これも見様見真似で練習していたんですがあまりにできなくて断念してしまっていたので・・・。

側宙→ロンダードですか・・・僕のバイブル(笑)
『ガンバ!FLY HIGH』でもやってなかったですね(-_-;)
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From: 元体操経験者

前振り上げ型の前方宙返りで、最も重要なのは踏み切る時に、腕をどう同調するか?
に係ってきます。踏み切った瞬間に、後ろから振り上げられた腕が高く上げられ、
肩角度が開いていること。この時に上体が起きて、背中を丸くふくんで行わなければなりません。
これを同調させる練習が第一に必要です。
前に補助者を立たせて踏み切った際に、補助してもらい、
肩角度を開いた形で、正しく胸がふくめるまで練習してください。
次に、セフティーを3〜4枚積んで、実際にこの引き上げから前方宙返りへとつなげます。
ここでも、踏み切り直後の胸のふくみを作ってから回転します。
これにより高さを生む事が出来ますが、問題は回転力をどう得るか?に係ってきます。
その為に万一の失速を防止する為にも、セフティーを積んでこの上に前宙して、
できるだけ立てるように回ります。
引き上げた腕をブレーキをかけるようにして、全身をしめて背中を中心に回転します。
この段階において、前方宙返りで、
自分が回転のどの位置にいるのかを完全に理解できるまで繰り返し行ってください。
あとは、セフテイー1枚に2〜3歩の助走で、
同じ回転を行い、着地の先取りができるまで練習しましょう。
あと、この振り上げ型とあわせ、跳び箱等から飛び降りて直ちに前方宙返りをする練習をして下さい。
この場合は、一般に振り下ろし型と言われる初心者に多い形態の腕の捌きをするのですが、
完全に振り下ろしてしまったら、高さの出ないスッポヌケの前宙になります。
ここでも、先程の踏み切り直後の胸のふくみが非常に重要です。
この部分が理解できたなら、振り上げ型と同じ要素を、
振り下ろし型も含んでいることに気づくでしょう。
これは、近年、床運動で行われている前方系の宙返りのシリーズに必ず必要な捌きで、
先程の跳び箱から飛び降りての宙返りを覚えると、
すぐに前宙の連続等に発展をさせる事が可能になります。
このように将来的にも非常に大切な前方宙返りの技術を、焦らず正しい技術で覚えてください。