恒星になりそこねた太陽系最大の巨大ガス惑星

木星

太陽系最大の惑星木星

太陽から見て5番目、火星と土星の間に位置する太陽系最大の惑星。
質量が足りなかったために核融合反応を起こすことができず、太陽のような恒星にはならなかった。
岩石からなる核を中心にしているが、陸地はなく、主に水素とヘリウムからなる分厚いガスに覆われたガス惑星である。非常に高温、高圧な中心部では、水素ガスが金属のようになった金属水素があるのではないかと推測されている。

木星の詳しい観測は1609年にイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で観測したことから始まった。ガリレオは木星の近くに4つの衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)が公転しているのを発見した。この4つの衛星は通称ガリレオ衛星と呼ばれている。

1664年の発見以来消えていない大赤斑という巨大な台風が特徴的。土星ほどはっきりはしていないが、薄くて暗い3本の輪を持っている。

2008年5月現在63個の衛星が発見されているが、そのうちのエウロパでは、表面こそ氷に覆われているが、地下に液体の水があるのではないかと推測されている。木星の巨大な潮汐力によって摩擦熱が生じ、熱が発声して氷が溶けたのだ。原始的な生物の存在も期待されている。

衛星エウロパ。地下に大量の水があると推測されている。

図:衛星エウロパ
表面は氷に覆われているが、地下に大量の水があると推測されている。木星の強力な潮汐力によって熱が生じ、氷が溶けたものだ。
原始的な生物の存在も期待されている。

参考資料(敬称略)
Newton別冊「太陽系のすべて 改訂新版」NEWTON PRESS

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