便覽十七年出版濟

平成疑問かなづかひ―假名遣標準化計劃

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 この項目は、既に出版濟のデータを加工したものです。書籍と電子データと性格の差を考へ、かなり異る部分があります。

 申し譯ありませんが、jisコードにない漢字は暫時「〓」で表現してゐます。文字鏡を活用すればよい話ですので、いづれ實現させます。

 記號の代用に御注意ください。
    「∞」…「以下の項目を參照」
    「∴」…「例文」
    「゚」…漢音
    「。」…呉音
    「:」…漢音・呉音共通
    「'」…慣用音
    「"」…唐音


ああ【唖唖】〔表音〕
鳥の鳴き聲。「嘔唖(おうあ)」はまた鳴り物の喧しいこと。∴嘔唖嘲〓(たうたつ)聽をなしがたし(白居易・琵琶行)。
ああ【於乎=嗚呼=烏乎=噫=嗟=惡=吁】〔表音・同源〕
「於(を)」「乎(こ)」「嗚(を)」「呼(こ)」「噫(い)」「嗟(さ)」「惡(を)」「吁(く)」、いづれも「ああ」といふ音の描寫。「呼(こ)」などの原音は「フ」に近く、「嗚呼」は「ウーフー」であった。∞おいて(於=于)∴〜玉杯に花受けて。∴〜いへばかういふ。
【あい】
あいai14藹:靄:\15娃゚哇゚鞋'\15隘゚\19哀:\19愛:曖:靉:\19挨゚埃:欸:\
あいかふ【愛甲郡】アイコウ〔地名〕
神奈川縣(相模國)の郡名。『類聚三代格』承和二(八三五)年に「鮎河(あゆかは)」。現在「愛川町」あり。←「甲(かふ)」。
あいきゃぅ【愛敬】アイキョウ
また「愛嬌(あいけう)」とも。
あいさつ【挨拶】
字音語だが「挨」も「拶」も他に用ゐる事の少ない漢字であり、また「相」や「逢」への連想が働くためか「あひさつ」と誤りやすい。∴〜を交はす。
あいそ【愛想】
「想(しゃぅ/さぅ[慣]そ)」。おあいそ。∴〜がつきる
あいだい【欸乃=曖迺】〔表音〕
船頭の舟唄。
あいち【愛知】〔地名〕
縣名。愛知縣(尾張國)の郡名。『神代紀』に「吾湯市(あゆち)」、『景行紀』五十一年に「年魚市郡(あゆち)」。∞あゆち(年魚市)。
あいなめ【鮎魚女・鮎並】〔動物〕
あいにく【生憎】〔恆5〕
←あやにく。「あひにく」ではない。∴お〜さま。
あいのかぜ【】
日本海沿岸で春から夏にかけて吹く、穏やかな東風。平成十二年とやま國體「あいの風夢のせて」。∴あゆの風いたく吹くらし(萬葉集四〇一七)。
あいほ【秋穗】アイオ〔地名〕
山口縣吉敷郡の町名。
あいまいもこ【曖昧模糊】〔聯綿〕
「-ai」「-o」の疉韻字。
あうau 38奧(奥):襖:墺:懊:澳:\38鏖:\
あぅang 42央。怏。殃。秧。鞅。+43泱:鴦:\45罌゚嚶゚櫻(桜)゚鸚゚\45鶯(鴬)゚\
あぅあぅ【怏々】オウオウ〔疉字〕
∴〜として樂しまぬ。
あうむ【阿吽】
舊假名あうん「吽」は梵語の音譯字。學研大漢和などでは「うん」。∴〜の呼吸。
あぅむ【鸚鵡】オウム〔動物〕
∴〜反し。
あえる【肖】〔近16〕
あやかる意の動詞。「あへもの」の意ではない。∞あへる(和)。
アオザイ【襖】
越南の民族衣裳。「ザイ」は長い意味の越南固有語。「∞あを(襖)」
あか【阿伽=閼伽】〔同源〕
「阿伽・閼伽(あか)」は「aqua(水)」と同源。しかしながら「あくゎ」ではない。「閼(あつ/あち[慣]あ)。∴〜棚
あかせうびん【赤翡翠】アカショウビン〔動物〕
←少微(せうび)。
あがた【縣】〔地名〕
宮崎縣(日向國臼杵郡)延岡市の古稱。『和名抄』に「英多(あがた)郷」。←「英(アガ)←(イャング)」。∴縣居(賀茂眞淵)
あかほ【赤穗】アコウ〔地名〕
兵庫縣(播磨國赤穗郡)の市名。長野縣駒ヶ根市の「赤穗(あかほ)〒399-4117」は「赤須」と「上穗(うはぶ)」の合成地名で「アカホ」と讀む。∴〜義士。
あかをだひ【赤魚鯛】アコウダイ〔動物〕
←赤+魚(うを)+鯛。
あかんべえ【赤ん目】
「べゑ(兵衞)」ならず。∞べっかんこう。
あきうど【商人】アキュウド〔近10〕
あきなひ【商】アキナイ
時に縁起をかついで「商内」と書く場合あり、これでは假名遣が合はぬ。∴〜が少ない。
あきふ【秋保】アキウ〔地名〕
宮城縣、仙臺近郊の温泉地。(〒982-0241)
あきらか【章=晶=昌】〔同源〕
「章」「晶」「昌」は共に「しゃぅ」。
あきらか【杲=晧=皓=皋・晃=煌】〔同源〕
「杲(かう)」「晧(かう)」「皓(かう)」「皋(かう)」「晃晃=煌煌(くゎぅくゎぅ)」。
【あく】
あくak【04幄:齷:握:渥:】\43惡(悪):\45軛゚阨゚\
あくせく【齷齪】〔聯綿〕
「-ak」の疉韻字。
アグネス・チャン【陳美齡】〔外來〕
香港の歌手名。「チャン」→「陳(ちん)」
あぐひ【阿久比】アグイ〔地名〕
愛知縣(尾張國知多郡)の町名。『和名抄』に「英比(あぐひ)郷」。←「英(えぃ/やぅ)←(イャング)」。
あさ【朝=晁=〓】〔同源〕
「朝(てう)」「晁(てう)」「〓(てう)」。「晁衡」は「阿部仲麻呂」の唐稱。
あざうの【薊野】アゾウノ〔地名〕
土讚線驛名。
あさうわん【淺茅灣】アソウワン〔地名〕
對馬の地名。同地の「淺茅山」は「あさぢやま」である。
あさがほ【朝顏】アサガオ〔近07〕
∴〜に釣瓶取られてもらひ水。
あざける【調・嘲】〔同源〕
「調弄=嘲弄(てうろぅ)」∴人の失敗を〜。
あさぢふ【淺茅生】アサジウ
∴〜の宿。∞あさうわん(淺茅灣)
あさふ【麻生】アソウ〔姓名〕
地名でも「アソウ」が多いが、「アザブ」「アソ」などもあり。神奈川縣麻生區(アサオク)。和歌山縣那賀郡那賀生の「麻生津中(〒649-6615)」は「をふづなか」とすべきか。
あざむく【瞞・謾】〔同源〕
「瞞着=謾着(まんちゃく)」∴花も〜美人。
あしい【惡】〔近13〕
あしかが【足利】〔地名〕
栃木縣(下野國足利郡)の市名。∴〜尊氏。
あしなえ【蹇】
「足萎え」とされるが「なへぐ」に由來するとの説あり。∞なえる(萎)。
あじむ【安心院】〔地名〕
大分縣(豐後國宇佐郡)の町名。←「心(しむ)」。
あしゅら【阿修羅】〔佛教〕
←梵語「アスラ」。「修(しう/しゅ)」。呉音「しゅ」であるため漢音を「しゅう」に誤りやすい。「しゅぅ」とは「スング」のやうな音であり、「シュ」とは源流が全く異る。∞しゅたら(修多羅)。∴修羅の巷か向陽寺(橘中佐)
あしらひ【待遇】アシライ〔近11〕
∴客の〜がうまい。
あじろ【網代】
∴〜垣。
あすなろ【翌檜】〔植物〕
語源として「明日は檜にならう」「あすひ」などの説あり。「あすはひのき」とも。現代假名遣では「あすわひのき」となる。∴『〜物語』(井上靖)
あせみづく【汗】アセミズク
∴〜になってはたらく。
あだ【仇=讐=讎】〔同源〕
「仇(きう)」。「讐・讎(しう)」は異體字。∴親の恩を〜やおろそかに思はない。∴江戸の〜を長崎で討つ。
あたご【愛宕】〔地名〕
京都市の地名。『三代』貞觀二(八六〇)年に「愛當護山」。また東京都港區など全國にあり。→「宕(たぅ)←タング」。∞おたぎ(愛宕)。∴〜の山に入る月を(鐵道唱歌)
あだたら【安達太良】〔地名〕
福島縣二本松市の火山。安達太良檀弓(あだたらまゆみ)とは、古代の眞弓。←「良(らぅ)」。∴あれが阿多多羅山(高村光太郎)
あたばぅ【】アタボウ
當たり前のべら坊。→「坊(ばぅ)」
あたひ【價・値】アタイ〔近12〕
∴春宵一刻〜千金。
あたる【丁=貞=當】〔同源〕
「丁(てぃ/ちゃぅ)」「貞(てぃ)」「當(たぅ)」
あぢ【味】アジ〔近01・02・恆6〕
∴大〜。
あぢ【鰺】アジ〔近01・02・恆6〕
あぢきない【味】アジキナイ〔恆6〕
あぢけない【味】アジケナイ〔恆6〕
あぢさゐ【紫陽花】アジサイ〔近01・11・12・恆5・6〕
あぢははない【味】アヂワワナイ
書いても喋っても落ちつきの惡い言葉である。「アヂアワナイ」のやうに發音する場合が多いか。∞いははれた(祝)。
あぢふ【味經】アジウ〔地名〕
大阪府(攝津國東成郡)天王寺區味原(あぢはら〒543-0023)町の古名。『孝徳紀』白雉元(六五〇)年に「味經宮」。『萬葉集九二八』に「味經の原」。
【あつ】
あつat29遏゚\29閼゚\30斡'\32軋゚\59壓(圧)'[アフ]\
あづき【小豆】アズキ〔近02・恆7〕
「豆(づ)」とは無縁か。
あづく【預】アズク〔近03*〕
あづける【預】アズケル〔恆7〕
あづさ【梓】アズサ〔恆7〕
∴〜二號。∴かへらじとかねて思へば〜弓(楠木正行)。
あづま【東】アズマ〔恆7〕
日本武尊(やまとたけるのみこと)の弟橘姫を偲ぶ「あづまはや(わが妻よ)」の傳説は有名。京成電鐵には「東あずま」なる驛名あり。∴〜男に京女。
あづまや【東屋・四阿】アズマヤ
吹きはなちの小さな建物。「四阿山(あづまやさん)」は群馬縣の地名。∞亭(ちん)。
あつまる【糾=鳩】〔同源〕
「糾合=鳩合(きうがふ)」
あつまる【聚=湊=輳=簇=藪=叢】〔同源〕
「聚(しゅう/じゅ)」「湊(そう)」「輳(そう)」「簇(そう)」「藪(そう)」「叢(そぅ)」。∴「簇生(そうせぃ)」「叢生(そぅせぃ)」。
あづみ【安曇】アズミ〔地名〕
長野縣(信濃國)の郡名。付近の穗高山は「阿曇族」の祖先神「穗高見命」に由來する。←「曇(どむ)」。∴〜野(松本盆地)
あつめる【收集=蒐輯】〔同源〕
「收集=蒐輯(しうしふ)」。同じ「あつめる」意味であっても「輯(しふ)」「蒐(しう)・聚(しゅう)」「衆(しゅぅ)」は「シップ」「シュ」「シュング」のやうに本來まったく異った音であった。字音假名遣でも「聚」と「衆」の相違までは表現し得てゐない。∴「群聚(ぐんしゅう)」「群衆(ぐんしゅぅ)」「群集(ぐんしふ)」
あてるゐ【阿弖流爲】アテルイ〔姓名〕
蝦夷の長。坂上田村麻呂と對峙したと傳へる。
あと【蹤=踪】〔同源〕
「蹤」「踪」は共に「しょう/しゅ」。「從(しょぅ/しゅ)」「宗(そぅ/そ)」。
あな【孔=腔=空】〔同源〕
「孔(こぅ)」「腔(かぅ/こぅ)」「空(くぅ)」。「窟窿(くつりゅぅ)」は「孔(こぅ)」の緩讀といふ。
あな【窩=〓】〔同源〕
「窩(くゎ)」「〓(くゎ)」
あない【案内】
∴物申す、〜乞ふ。
あなじかぜ【】
冬に吹く北西の季節風。「し」は風の古語といふ。「あなぜ風」とも。∞やまじ風。
あなふ【賀名生】アノウ〔地名〕
奈良縣(大和國吉野郡)西吉野村の地名。古名「穴生」。後醍醐帝の行宮所在地。
あなふ【穴太】アノウ〔地名〕
大津市(近江國滋賀郡)の地名(〒520-0114)。「穴太積」は城郭の石垣積みの手法。『記成務』に「志賀高穴穗(しがのたかあなほの)宮」。
あなふじ【穴太寺・穴穗寺】アナオジ〔地名〕
京都府龜岡市の寺名。「あなう」「あなお」「あのう」「あのお」「あなおう」など表記が安定しない。∴かかる世に生れあふ身のあなうやと思はで頼め十聲一聲(西國札所二十一番御詠歌)
あは【阿波・安房】アワ〔地名〕
舊國名。→「房(はぅ)」。∞あはぢ(淡路)。
あは【粟】アワ〔近04・恆1〕
∴濡れ手に〜。
あはい【淡=澹】アワイ〔恆1・同源〕
「恬淡=恬澹(てむたむ)」は疉韻字。「澹泊=淡薄(たむぱく)」。∴〜思ひ出。
あはう【阿呆】アホウ
「呆」は宛字。「呆(ばう)」は「某(ぼう)」の古字といふが、假名遣は合はない。「阿房(あはぅ)」とも。∴踊る〜に見る〜。
あはうどり【信天翁】アホウドリ〔動物〕
←阿呆鳥。
あはす【合】アワス〔近04〕
あはせる【并=併=竝】アワセル〔同源〕
「并=併=竝(へぃ)」∴「平行=竝行=并行(へぃかぅ)」。
あはぢ【淡路國】アワジ〔地名〕
舊國名。「あは(阿波)への通り道にあたるための稱。∞あはい(淡)。∞あは(阿波)∴淡路島かよふ千鳥の鳴く聲に(源兼昌)。
あはゆき【淡雪】アワユキ〔近04・恆1〕
∞あわゆき(泡雪)。
あはら【湶】アワラ〔地名〕
富山縣高岡市の地名。濕地、深泥の田の意味。「蘆原(あはら)温泉(〒933-0911)」は福井縣の地名。平成十六年「あわら市」成立。
あはれ【】アワレ〔近05〕
∴〜ともいふべき人は思ほへで(謙徳公)。∴もののあはれ。
あはれむ【憫=愍=旻】アワレム〔同源〕
「憐憫=憐愍(れんびん)」「旻(びん)」それぞれあはれむ意。
あひだ【間】アイダ〔近11〕
∴缺席仕り候〜御屆に及び候。
あひのつちやま【間の土山】アイノツチヤマ
『鈴鹿馬子歌』。「坂下」「土山」は東海道の宿場、「間」は「まもなく」説と「間の宿」説とあり、∴坂は照る照る鈴鹿は曇る、〜雨が降る。
あひば【饗庭】アイバ〔姓名〕
←あへ(饗)。
あひら【姶良】アイラ〔地名〕
鹿兒島縣(大隅國)の郡名。『和名抄』に「姶羅郡」。但し後世には郡域に大きな異同あり。←「姶(あふ)」は訓。
あひら【吾平】アイラ〔地名〕
鹿兒島縣肝屬郡の町名。もと姶良(あひら)郡に屬す。日本書記に「吾平山上陵」。
あひる【家鴨】〔動物〕
「アイル」とは讀まない。
あふap 58凹゚\59押゚鴨゚\
あふ【粟生】アオ〔地名〕
京都府長岡京市(〒617-0811)。←あは(粟)+ふ(生)。「あふる」が「アオル」となるのと同じ音變化。「ふ(生)」は地名に多い。「∞がまふ(蒲生)」「∞しばふ(芝生)」「∞にふ(丹生)」「∞はにふ(羽生)」「∞やぎふ(柳生)」「∞きりふ(桐生)」など。
あふ【合】アウ〔近10〕
∴この話は理窟に合はない。
あふ【奧武島】オウ〔地名〕
沖繩本島南端の島名。語源は「青」といはれる。「あう(奧)」+「ぶ(武)」で「あふ」か、または「あう(奧)」のみか未詳。近世に漢字を宛てたものか。
あふ【邂逅=遘=覯】アウ〔同源〕
「逅」「遘」「覯」はすべて「こう」だが、子音が「k-」「h-」で異る。「邂逅(かいこう)」は「k-」の雙聲ではない。∴稀覯本∴あふは別れのはじめとて。
あふぎ【扇】オウギ〔近08・09〕
あふぐ【仰】アオグ〔近08・09・恆2〕
「∞おほせ(仰)」と混同して「おふぐ」などと誤りやすい。「あふぎ(仰木〒520-0247)」は大津市の地名。∴〜今日こそ樂しけれ(紀元節)。
あふぐ【扇・煽】アオグ〔近08・恆2〕
∴扇で〜。
あふこ【朸】オウコ〔近09〕
「あふご(會期)」と掛け言葉にする事あり。∴〜なきこそわびしかりけれ。
あふさかやま【逢坂山】オウサカヤマ〔恆2〕
大津市(近江國滋賀郡)の地名。上代の關所。∴知るも知らぬもあふさかの關(蝉丸)。
あふせ【逢瀬】オウセ
あふち【樗・楝】オウチ〔近09・08〕
栴檀の古名。
あふとつ【凹凸】オウトツ〔同源〕
「凹」は「壓(あふ)」「押(あふ)」、「凸」は「突(とつ)」と同源といはれる。∞おさへる(抑)
あふのく【仰】アオノク〔近08〕
あふひ【葵】アオイ〔近08*・09・恆2〕
∴〜の御紋。
あふまがとき【逢魔が時】オウマガトキ
「大禍時」なら「おほまがとき」。現代假名遣にあっても「おうまがとき」「おおまがとき」の二種は確定しがたい。
あふみ【近江】オウミ〔近09〕
舊國名。←「淡(あは)+海(うみ)」。『記神代』に「近淡海(ちかつあはうみ)國造」。∞とほたふみ(遠江)。∴〜商人。
あふむく【仰】アオムク〔近08〕
∴あふむけば君がゐる。
あふり【泥障】アオリ〔近08・09〕
馬具。「あふづくり(泥障作)」は青森縣三戸郡の地名。(〒031-0115)
あふる【溢】
「アオル」とは讀まない。同樣の例に「∞ほふる(屠)」、但し「∞あふる(煽)」は「アオル」と讀む。
あふる【煽・呷】アオル〔近08・恆2〕
∴不景氣のあふりを受けて倒産した。
あふれる【溢】〔恆2〕
「アオレル」とは讀まない。∞あふる(溢)。∴會場は聽衆であふれた。
あへぐ【喘】アエグ〔近16〕
∴喘ぎながら山を登る。
あへて【敢】アエテ〔近15〕
∴あへなく敗退。∴あへて苦言を呈する。
あへる【和】アエル
∞あえる。∴あさつきを酢味噌で〜。
あへん【阿片=鴉片】〔同源〕
「阿(あ)」「鴉(あ/え)」
あまえる【甘】〔恆4〕
←文語「あまゆ(甘)」∴友人の厚意に甘える。
あまっさへ【剩】アマツサエ
←あまり(餘)+さへ(助詞)。「アマッサエ」と發音すべきところ、久しい前から「アマツサエ」と言ひ慣らはしてゐる。∴反省の色なく、〜薄笑ひさへ浮べてゐる。
あまづら【甘葛】アマズラ〔植物〕
←「あま(甘)+つら(蔓つるくさ)」。
あまは【天羽】アモウ〔姓名〕
「あまは」で「アモウ」と讀むのは不規則的である。湯桶讀みで「あま+羽(う)」かもしれない。「天羽田」は千葉縣市原市の地名(〒299-0126)。
あまみ【奄美】〔地名〕
→「奄(えむ)」
あまゆ【甘】〔近19〕
文語下二段動詞。∞あまえる(甘)。
あまる【冗=剩】〔同源〕
∴「冗員=剩員(じょぅゐん)」。
あまんじる【甘】〔恆8-1〕
∴非難を甘んじて受ける。
あむam(舊假あん 54暗゚闇゚諳゚58黯゚\54菴゚庵゚56罨'\58餡"\
あむたむ【暗澹】舊假名あんたん〔聯綿〕
「-am」の疉韻字。∴〜たる思ひ。
あむばい【鹽梅・按排・案配】
舊假名あんばい「按排・案配(あんばい)」は宛字。
あめのうづめ【天鈿女命】アメノウズメ〔姓名〕
あめんばぅ【水黽】アメンボウ〔動物〕
←飴ん坊。
アモイ【厦門】〔外來〕
→「厦(カ)」。福建音由來と思はれる。現地音は「エームイ」のやうな發音である。
あやふう【危う】アヤウウ
←「あやふく」のウ音便。「あやふふ」ではない。
あやふや【不審】
「アヤウヤ」とは讀まない。
あやまる【訛=譌】〔同源〕
「訛」「譌」は共に「くゎ」
あゆち【年魚市】〔地名〕
「∞愛知」の古名。名古屋市昭和區に「阿由知通(あゆちとほり)(〒466-0027)」。∴たづ鳴きわたる年魚市潟。
あらい【疏=疎=粗=麁】〔同源〕
「疎(そ)」はもと「疏(そ)」の俗字。「粗(そ)」「麁(そ)」。
あらち【愛發】〔地名〕
福井縣(越前國敦賀郡)敦賀市。愛發關は鈴鹿、不破と共に古代三關の一。『萬二三三一』には「有乳(あらち)山」。
あらぬ【有らぬ】
「あらん」參照。
あらはす【現・表・著】アラワス〔近05〕
∴名は體をあらはす。
あらはれる【顯=現】アラワレル〔同源〕
「顯現(けんげん)」は「ken」の雙聲疉韻字。
あらひぐま【浣熊】アライグマ〔動物〕
←洗ひ+熊。
あらふ【洗=洒】アラウ〔同源〕
「洗」「洒」共に「さい」。「洗」は「せん」「せい」兩音あり。∴せいえ(洗衣)。
あらふ【濯=滌】アラウ〔同源〕
「濯(たく)」「滌(てき)」、兩字の原音はかなり近い。「洗淨(せんじゃぅ)」は「洗滌(せんでき)」の書替へ字。「條(でう)」の連想から「洗滌(せんでう)」と讀み誤り、更に「淨(じゃぅ)」に置換へたもの。
あらふ【沐浴】アラウ〔同源〕
「沐浴(もくよく)」は「-ok」の疉韻字。
あらふ【浣=澣=灌=盥】アラウ〔同源〕
「浣衣=澣衣(くゎんい)」。「灌漑(くゎんがい)」は「k-」の雙聲字。「盥(くゎん)」の訓はまた「たらひ」。∴「浣腸=灌腸(くゎんちゃぅ)」。
あらむ【有らむ】
「あらん」參照。
あらん【有らん】
←あら+ぬ(否定)。←あら+む(意思推量)。前者は「あらぬ事を言ふ、あらぬ疑ひをかける、あらぬ方を向く」など、後者は「あらむ限りの力、御配慮あらむ事を」など。
あり【有】〔近21〕
文語ラ變動詞
あるいは【或】舊假名あるひは〔近13*・恆5〕
←ある+い(名詞接尾語)+は(助詞)。從來「あるひは」と書かれることが多かった。
あるじ【主人】〔近01〕
アレワイサノサ【】〔表音〕
江戸俚謠『お江戸日本橋』。俗曲『深川』。∴行列揃へて〜。
アレワエーエトソーリャ【】〔表音〕
宮城縣方言『大漁唄ひ込み』。∴〜大漁ダエ。
あわ【泡】〔近04・05・恆1〕
あわただし【遽】〔近04〕
あわつ【惶】〔近04・05〕
∴あわてる乞食はもらひが少ない。
あわてる【慌・周章・蒼惶=蒼黄】〔恆1・聯綿・同源〕
「周章(しうしょぅ)」は「s-」の雙聲字。「蒼惶(さぅくゎぅ)」「蒼黄(さぅくゎぅ)」は「-ang」の疉韻字。∴周章狼狽。
あわゆき【泡雪】〔恆1〕
∞あはゆき(淡雪)
あゐ【安威】アイ〔地名〕
大阪府(攝津國島下郡)茨木市の地名。(〒567-0001)。『延喜式』に「阿爲神社」。『雄略紀』に「藍原」。「威(ゐ)」「爲(ゐ)」。
あゐ【藍】アイ〔近11・12・恆5〕
∴青は〜より出でて〜より青し。
あを【襖】アオ〔近07〕
「襖」は音「あう」。「∞ばせう(芭蕉)」を「ばせを」とするやうに、「あを」と書いた例も多い。∞アオザイ。∞すあを(素襖)。
あを【青=蒼=蒼茫】アオ〔近07・恆3・同源・聯綿〕
「青(せぃ/しゃぅ)」=「蒼(さぅ)」。「蒼茫(さぅばぅ)」は「-ang」の疉韻。∴〜菜に鹽。
あを【白馬】アオ
←青。∴〜節會。
あをがひ【螺鈿】アオガイ〔近07〕
あをし【青】アオシ〔近08〕
あをだいしゃぅ【青大將】アオダイショウ〔動物〕
あをま【青馬】オウマ〔地名〕
千葉縣香取郡東庄町。〒289-0615。
あをみ【青海】オウミ〔地名・姓名〕
山口縣長戸市青海島ほか、同じ地名は全國にあり。履中天皇の皇女「いひとよのあをのわぅぢょ(飯豐青皇女)」をまた「あをみ(青海)皇女」と申上げる。「あふみ(近江國)」「おほみ(大三)島」などと混同しやすい。東京都の埋立地にある地名は「アオミ」と讀む。
あをみ【碧海】アオミ〔地名〕
愛知縣(三河國)の郡名。現在は「へきかい」郡。「あをみ」をどう讀むべきか未詳。「オウミ」かもしれない。∞おふみ(邑美)。
あをめ【青梅市】オウメ〔地名〕
東京都(武藏國多摩郡)の市名。「あ+うめ」ではない。∴〜棉。
【あん】
あむam(舊假あん)54暗゚闇゚諳゚58黯゚\54菴゚庵゚56罨'\58餡"\
あんan29安:按:案:鞍:鮟:+31晏:\44杏"[カゥ]\44行"[カゥ]\
あんかぅ【鮟鱇】アンコウ〔動物〕
鱇は國字であり本來の音讀みではないが、「康」の形聲文字と見れば「かぅ」。辭書によっては「こう」とするものもある。∞ちゃうちん(提燈)∴提燈〜。
あんくゎ【行火】アンカ
あんず【杏・杏子】〔近03*・植物〕
「あん(杏)」「子(ず)」いづれも唐音。→「杏(きゃぅ)」。∞ぎんなん(銀杏)。
あんぢょう【】アンジョウ〔表音〕
←味(あぢ)+良う。關西方言。∴〜しとくれやす
あんどん【行燈】
「行(あん)」は唐音。→「行(かぅ/ぎゃぅ)」「燈(とぅ)←トング」。∴晝〜(大石内藏助)。
アンニョンハシムニカ【安寧】
朝鮮語挨拶語、→「寧(ねぃ)←ニング」
あんめえ【】〔表音〕
←あるまい。アイ→エエとなる關東方言。
【い】
i05易:\05椅:猗:倚:\05移:\05u恚:\05縊:\06伊:\06夷:姨:痍:\【06u惟゚唯゚】\【06u遺゚】\06彝(彜):\06懿:\06肄:\07以:苡:\07意:\07異:\07已:\07怡:貽:\07矣:\07醫(医):\08衣゚依゚\
ui05u委:萎:逶:痿'\05u爲(為):\06u位:\【06u維゚帷:】\08u威:\08u尉:慰:\08u畏゚\08u胃:謂:渭:蝟:\08u彙:\08u韋:偉:緯:葦:違:圍(囗囲)゚幃:\
▼遺(い/ゆい)、貴簣饋匱櫃(くゐ)、潰(くゎい)
▼隹(すい/すい) 音符の字は大部分が「うい」だが
維帷の二字だけは「ゐ」となる
惟唯 (い/ゆい)
維 (ゐ/ゆい)
帷 (ゐ/ゐ )
▼恚い←圭くゑいの形聲系列は大きく二系統に分れる
詳細は「けい・圭(くゑい)」の掲載箇所參照の事
【以】〔表音〕
平假名「い」の原字
【意】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。
【移】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。
【伊】〔表音〕
片假名「イ」の原字
いいえ【】〔恆5〕
いいちこ【】
焼酎の商品名。「〜ちこ」は大分縣北部方言で強調の意。「良い+ちこ」で、假名遣は「いいちこ」と考へられる。
いうiu 50右゚佑゚祐゚\50酉゚\50楢゚猷゚猶(犹)゚蕕゚\50又(有)゚友゚\50尤゚疣゚肬゚\50憂゚優゚\50有゚侑゚宥゚囿゚\50由゚蚰゚釉゚鼬゚柚゚\50誘゚莠゚\50遊゚游゚蝣゚\50郵゚\50攸゚52悠:\52幽:\52黝:\
いういう【〓〓】ユウユウ〔表音〕
鹿の鳴き聲。∴鹿鳴〜(詩經)。
いういうじてき【悠悠自適=優游〜=油油〜】ユウユウジテキ〔同源〕
「悠」「優」「游」「油」共に「いう」
いうしう【憂愁】ユウシュウ
∞「うれへる(憂愁・攸)」。
いうぜん【猶然=悠然】ユウゼン〔同源〕
「猶」「悠」は共に「いう」。「裕然(ゆうぜん)」とも書くが、假名遣は異る。
いうぜんぎく【友禪菊】ユウゼンギク〔植物〕
いうて【言うて】ユウテ〔表音〕
「言ふ」のウ音便。「言ふ」は現代假名遣でも「ゆう」とはならないが、京都方言の描寫では「ゆうて」と書かれる場合が多い。∞ちうて。
いうよ【猶豫・猶預・猶與】ユウヨ〔聯綿〕
「y-」の雙聲字。
いうわ【宥和】ユウワ
また「融和(ゆぅわ)」とも書くが、假名遣は異る。意味も完全には一致しない。
いえ【否】〔恆4〕
いえ【癒】〔近15〕
イエライシャン【夜來香】〔植物〕
→「香(かぅ)←ヒャング」。
いえる【癒】〔恆4〕
∞いゆ(癒)∴病が〜。
いか【伊香】〔地名〕
滋賀縣(近江國)の郡名。古く「いかご」と讀む。←「香(かご)←キャング←ヒャング」。
いかさま【如何樣】
∴〜、得心がいった。
いかづち【雷】イカヅチ〔恆7〕
いかなご【玉筋魚】〔動物〕
∞こをなご(小女子)
いがひ【貽貝】イガイ〔動物〕
「貽」は音「い」。∞いずし(貽)
いかもの【如何物】
∴〜食ひ
いがらし【五十嵐】〔姓名〕
いがらっぽい【】
えがらっぽい。
いかり【五十里】〔地名〕
栃木縣鹽谷郡。(〒321-2615)
いかる【斑鳩・鵤】〔動物〕
いかる【忿懣=憤=煩悶】〔同源〕
「忿懣(ふんまん)」=「憤(ふん)」=「煩悶(はんもん)」∞ふんまん(忿懣=憤懣)。
いかるが【斑鳩】〔地名〕
奈良縣(大和國平群郡)の町名。
いかん【如何=何如=何若=曷若】〔同源〕
←「いか(疑問詞)+に(助詞)」の撥音便。行か+ぬ(打消)は「してはいかぬ」、行か+む(意志)なら「いざ行かむ」。「如(じょ)」「若(じゃく)」「何(か)」「曷(かつ)」∴〜せん走るに走れない。
【いき】
ゐきuik48u域。\
いぎたない【寢汚】〔近13〕
∴いぎたなく睡り込んでしまつた。
いきづく【息】〔恆7〕
∴傳統がいきづいてゐる。
いきどほり【憤】イキドオリ〔近08・09〕
←息+とほる(通)。∴激しいいきどほり。
いきほひ【勢】イキオイ〔近08・11〕
←息+おほふ(覆)。∴勝つた者がいきほひ天下をとる。
イギリス【英吉利】〔外來〕
→「英(えぃ)←イング」
【いく】
いくik01育:\01毓:\
ゐくuik01郁:\
いくさぶね【艨艟・艨衝】〔聯綿〕
「艨艟(もぅどぅ)」「艨衝(もぅしょぅ)」は「-ong」の聯綿字。
いくぢない【意氣地】イクジナイ〔恆6〕
∴男のくせに〜。
いくは【的】イクワ〔地名〕
佐賀縣神埼郡の地名(〒842-0123)。また古代姓。平安京大内裏の「郁芳(いくはぅ)門」は「的(いくは)氏」の造立にちなむ命名といふ。
いけしゃあしゃあ【洒々】
「いけ」は接頭語。「洒」は音「しゃ」。∴いけぞんざい。∴いけすかない。
いごっそう【】〔表音〕
土佐方言。
いこま【生駒山】〔地名〕
奈良縣(大和國平群郡)と大阪府(河内國河内郡)の間。『神武天皇即位前記』に「膽駒山」。∞くまのい(熊の膽)。
いさかは【率川】イサカワ〔地名〕
奈良市(大和國添上郡)の地名。『記開化』に「春日伊邪河宮」。これと「∞ひきゐる(率)」との關係は未詳。
いさき【伊佐幾】〔動物〕
いさぎよい【潔=屑】〔同源〕
「潔(けつ)」「屑(せつ)」∴引き際が〜。
いざなぎ【伊邪那岐・伊弉諾】〔姓名〕
神名。「伊(い)」「弉(ざぅ)」「諾(だく/なく)」
いざなみ【伊邪那美・伊弉冉】〔姓名〕
神名。「伊(い)」「弉(ざぅ)」「冉(ぜむ/ねむ)」
いさは【膽澤】イサワ〔地名〕
岩手縣の郡名。古代に坂上田村麻呂の「膽澤城」あり。『和名抄』に「ヰサハ」とあり、假名遣が合はない。∞くまのい(熊の膽)
いさはや【諫早】〔地名〕
長崎縣(肥前國高來郡)の市名。古名は「伊佐早村」。「伊佐早城」あり。
いさりび【漁火】
いさを【功・勳】イサオ〔近07・08・恆3〕
いしじ【礎】
沖繩縣戦蹟國定公園「平和の礎(いしじ)」。語義ならびに假名遣は未詳。
いしずゑ【礎】イシズエ〔近03・14〕
∴國の〜。
いしゃぅ【衣裳・衣裝】イショウ
「裳(しゃぅ/じゃぅ)」「裝(さぅ/しゃぅ)」。「衣」は上半身、「裳」は下半身につけるもの。
いすか【交喙】〔動物〕
いずし【貽鮓】
なれずし。「貽(い)」。∞いがひ(貽貝)
いすず【五十鈴川】〔地名〕
伊勢神宮社前の御裳濯(みもすそ)川。
イスパニア【西班牙】〔外來〕
→「班(はん)」「牙(が)」
いすみ【夷隅】〔地名〕
千葉縣(上總國)の郡名。『安閑紀』元年に「伊甚國造」。←「甚(じむ)」。平成十七年「いすみ市」成立
いぜん【已前=以前】
∞「すでに(已・以)」。
いそ【磯=礒】〔同源〕
「磯(き)」「礒(ぎ)」
いたい【疼・痛】〔聯綿〕
「疼痛(とぅつぅ)」は「-ong」の疉韻字。
いたうづ【到津】イトウヅ〔地名〕
北九州市(豐後國企救郡)小倉北區(〒803-0845・0846)。『續記』天正十二(七四〇)年に「板櫃(いたびつ)」。後世、訓の「いたる」と音「たう」を混同したものか。
いたく【依託・倚託】
もたせかけること。「依=倚(い)」。∞ゐたく(委託)
いたこ【潮來】〔地名〕
茨城縣(常陸國行方郡)の町名。『常陸風土記』に「板來村。板來驛」、「潮來」は徳川光圀の命名といふ。潮の至り來る意。∴『〜花嫁さん』(花村菊江)
いただき【巓=天】〔同源〕
「巓(てん)」「天(てん)」∴富士山の〜。
いたづら【戲】イタズラ〔恆7〕
∴壁に〜書をする。
いたはる【勞】イタワル〔近04〕
∴老人を〜。
いたみ【伊丹】〔地名〕
兵庫縣(攝津國川邊郡)の市名。『山槐記』治承四(一一八〇)年に「伊多美」。但し丹の音は「たん」であり、「たむ」ではない。後世の命名か。
いたむ【痛=恫=疼】〔同源〕
「痛(つぅ)」「恫(とぅ)」「疼(とぅ)」∴古傷が〜。
【いち】
いちit21一(弌)。\21壹(壱)。\
いち【一=壹】〔同源〕
「一」「壹」共に「いつ/いち」。
いちおぅ【一應】
∞いちわぅ(一往)
いぢける【萎縮】イジケル〔近01*・恆6〕
いちじく【無花果】〔植物〕
←いちじゅく(一熟)。
いちじるしい【著】
←いと(非常)+しるし(明白)。
いちづ【一途・一圖】イチヅ
「一圖」は宛字だが、假名遣は一致する。「途(と/づ)」「圖(と/づ)」。
いちは【一把】イチワ
∴菜っ葉を〜買ふ。
いぢめる【虐待・苛】イヂメル〔近01*・恆6〕
「じ」も可
いぢらしい【】イジラシイ〔近01*・恆6〕
∴子供ながらに働いてゐる姿がいぢらしい。
いぢる【弄】イジル〔近01*・恆6〕
「じ」も可
イチロー【鈴木一朗】〔姓名〕
正しい假名遣は「いちらぅ(一朗)」であらうが、固有名詞は改め難い。
いちわぅ【一往・一應】イチオウ
「一往(いちわぅ)」が本來だが、現在は「一應(いちおぅ)」が多い。∞いちおぅ(一應)
いちゐ【水松】イチイ〔恆5〕
←「一位(いちゐ)」。
いちゐばら【櫟原】イチイバラ〔地名〕
山口縣宇部市の地名(〒754-1314)。←「いちゐ(一位)」。「櫟」の訓は通常「くぬぎ」だが、地名では「いちゐ」と讀む事が多い。
【いつ】
いつit21一(弌)゚\21溢゚鎰゚\21逸゚\21乙゚\21佚゚軼゚\22u聿゚\22u鴪゚\22u鷸゚\
いづ【伊豆】イズ〔地名〕
東海道の舊國名。現在の伊豆半島。温泉が「出づ」ゆゑの名といふ。←「豆(とう、づ)」。
いづ【出】イズ〔恆8-1〕
「家貧しくて孝子出づ」は「孝子いづ」であって「でず」ではない。∴『生れ出づる惱み』(有島武郎)
いつくしま【嚴島神社】〔地名〕
廣島縣(安藝國佐伯郡)宮島の神社。『日後記』弘仁二(八一一)年に「伊都伎嶋社」、いつ(齋)き祀る意。∞いづはら(嚴原)。∞きうらぎ(嚴木)。
いづくんぞ【焉・安】イズクンゾ〔同源〕
「焉(えん)」「安(あん)」。「いづくにぞ」の撥音便。
いづこ【】イズコ〔近03〕
∴〜も同じ秋の夕暮(良暹法師)∴尋ね人〜にありや。
いづし【出石】イズシ〔地名〕
兵庫縣(但馬國)の郡名。「出石城」「出石神社」などあり。
いづなつかひ【飯綱使】イヅナツカイ
飯綱權現。
いづはら【嚴原】イズハラ〔地名〕
長崎縣(對馬國)下縣郡の町名。←いつ(齋)き祀る意。∞いつくしま(嚴島)。
いつはる【僞=詭・佯=陽】イツワル〔同源〕
「僞(ぐゐ)」「詭(くゐ)」「佯狂=陽狂(やぅくゐゃぅ)」∴身分を〜。
いづみ【泉】イズミ〔近02・恆7〕
∴みかの原わきて流るる〜川(中納言兼輔)
いづみ【和泉】イズミ〔地名〕
畿内の舊國名。『欽明紀』十四年に「泉郡」。「和」は好字にするための冗字。「出水郡」は鹿兒島縣(薩摩國)の郡名。『應神紀』に「日向の泉(いづみ)の長媛」。
いづめこ【飯詰子】〔表音〕
山形縣鶴岡市の玩具(人形)。育兒用の籠。「いづめ(飯詰)」は「ふご」の古語。
いづも【出雲】イズモ〔恆7〕
舊國名。←いづ(出)+くも(雲)、「出ず」では、雲が出ないといふ逆の意味となる。∞きづき(杵築)。∴〜八重垣妻籠みに(須佐之男命)
いづれ【何】イズレ〔近03・恆7〕
∴〜が菖蒲杜若。∴〜にしても。∴わが友、いづれにかある。
いづろ【石燈籠】イズロ〔地名〕
鹿兒島市の地名。
いと【怡土】〔地名〕
福島縣(筑前國)絲島郡の舊郡名。『魏志』倭人傳「伊都國」に比定される。『仲哀紀』に「伊覩縣(いとのあがた)」。明治二十九年「絲島郡」。古代に「怡土城」あり國史跡。→「怡(い)」「伊(い)」「絲(いと)」。
いといがは【絲魚川】〔地名〕
新潟縣(越後國頸城郡)。『能因歌枕』に「いとひ川」。『本間市川文書』至徳四(一三八七)年に「絲井川」。現在の「絲魚川」となったのは戰國期以降。假名遣は「いとひ」の方が正しいか?「いを」は「うを(魚)」の古稱。
いとま【間=閑=暇】〔同源〕
「間(かん)」「閑(かん)」「暇(か)」∴〜乞ひをする。
イナウ【】〔表音〕
アイヌの祭神。また北海道の玩具。
いなさ【引佐】〔地名〕
靜岡縣(遠江國)の郡名。→「引(いん)」。
いなせ【鯔背】
∴〜な若い衆
いなづま【稻妻】イナズマ〔恆7〕
いなば【因幡國】〔地名〕
山陰道の舊國名。法美郡稻羽郷の稻葉山にちなむ。→「因(いん)」。
いなみの【印南野】〔地名〕
兵庫縣加古郡稲美町の原野。現在の「印南(いんなみ)郡」は元「いなみ」と讀んだ。萬葉集に多出。→「南(なむ)」。
いなみぼし【牛宿】
二十八宿の一。稻見星。
いにしへ【古】イニシエ〔近15〕
∴〜の奈良の都。
いぬ【往】〔近21〕
文語ナ變動詞。∴早ういね(關西方言)
いぬぼうざき【犬吠埼】〔地名〕
千葉縣。←ほゆ(吠)。字音「吠(ばい)」に由來するものではないと思はれる。∞えのころぐさ
いぬゐ【乾】イヌイ〔近11〕
「戌(いぬ)+亥(ゐ)」
いの【伊野】〔地名〕
高知縣吾川郡の町名。平成十六年「いの町」に町名變更。
いは【岩】イワ〔近04〕
「岩」「巖」「癌」共に「がむ/げむ」。∞いはは(巖)。∞がむ(癌)
いはきし【】イワキシ〔地名〕
ひらがなの市名。「磐城」もしくは「岩城」によるものと思はれる。
いはな【岩魚】イワナ〔動物〕
いははれた【祝】イワワレタ
書いても喋っても落ちつきの惡い言葉である。∞あぢははない(味)。
いはふ【呪=祝】イワウ〔近04・同源〕
「呪(じゅ)」「祝(しゅく・しう)」。∞まじなひ(呪=咒)。
いはほ【巖=嵒】イワオ〔同源〕
「巖(がむ)」「嵒(がむ)」。「岩窟=巖窟(がむくつ)」∞いは(岩)。∴さざれ石の〜となりて苔のむすまで(國歌)
いばゆ【嘶】〔近19〕
文語下二段動詞
いばらいばら【茨=〓藜】〔同源〕
「茨(し)」は特に「はまびし」の一種。これを「〓藜(しつれい)」とも書くのは緩讀。∴わが行く道は〜道。
いび【揖斐】〔地名〕
岐阜縣揖斐川町(美濃國大野郡)。『和名抄』に「楢斐郷」←「揖(いふ)」「楢(いう)」。
いひし【飯石】イイシ〔地名〕
島根縣(出雲國)の郡名。「い+いし」ではあるまい。
いひわけ【言分・言譯】イイワケ〔近04・恆1〕
∴君の言ひ分は〜がましい。
いふip 53揖:\53邑゚悒゚\
いぶかる【訝る】
∴〜やうな眼付。
いぶき【伊吹】〔地名・植物〕
滋賀岐阜縣境の山名。「膽吹山」とも。この地の∞伊福部(いふきべ)氏は製鐵にたづさはったと傳へる。←「息」+「吹き」。
いふきべ【伊福部】イオキベ〔姓名〕
古代姓。景行天皇の皇子「五百木入彦」の裔といふ。∞伊吹山付近で製鐵を業とした。「ふ」を「オ」と讀むのは「あふぐ(煽)」など「あふ」形がほとんどであり、假名遣の法則上めづらしい。中世には「∞いほきべ(五百旗頭)」などと變化。∞おほしかふち(凡河内)
いぶすき【指宿】〔地名〕
鹿兒島縣(薩摩國)の郡名、また市名。『和名抄』に「揖宿郡」→「揖(いふ)」。
いぶり【膽振】〔地名〕
『日本書記』に「膽振〓(いぶりのさへ)」。∞くまのい(熊の膽)。
いへ【家】イエ〔近14〕
いへづと【家苞】イエヅト
土産。
いほ【五百】イオ〔近08〕
∞やほや(八百屋)
いほきべ【五百旗頭】イオキベ〔姓名〕
珍姓。∞いふきべ(伊福部)。∴五百旗頭眞(まこと)(政治学者)
いほり【庵】イオリ〔近07〕
∴雨雲の雷の上に〜せるかも(柿本人麻呂)。
いましめる【敕=飭】〔同源〕
「勅戒=飭戒(ちょくかい)」∴今後の行動をいましめる。
います【在・坐】
「ゐる」の尊敬語。「ゐます」ではない。∞ゐる(居)。∴飛鳥坐(あすかにいます)神社∴如何に〜父母。
いまは【今】イマワ
∴〜の際。
いむim(舊假いん 53陰゚蔭゚\53音゚\53恁"婬:淫:霪:\53飮(飲)゚\
イムジン【臨津】〔外來〕
朝鮮の河川名。北朝鮮では「リムジン」とも。→「臨(りむ)」。
いむぼう【陰謀】インボウ
「隱謀(いんぼう)」と書く場合もあるが、假名遣が異る。∴柳生一族の〜。
いもあらひ【一口】イモアライ〔地名〕
京都府久世郡久御山町の地名(〒613-0026)。東京にも「一口坂」あり。巨椋池から淀川への出口は一つとなるため「一口」と書くといふ。「いも」とは「疱瘡(天然痘)」のこと。「いも拂ひ」の意といふ。
いもうと【妹】〔近10・恆2〕
「いもひと」のウ音便。
いやしい【卑・鄙】〔同源〕
「卑」「鄙」共に「ひ」
いやだに【祖谷溪】〔地名〕
徳島縣三好郡の地名。い(祖)+や(谷)ではなくて、「祖」だけで「いや」と讀む、「谷」は冗字。
いゆ【瘉】〔近19〕
文語下二段動詞。∞いえる(癒)
いらぅざき【石廊崎】イロウザキ〔地名〕
伊豆半島南端の地名(〒415-0156)。
いらくさ【苛草】〔植物〕
いらっしゃいませ【】
←入らせられませ。
いらっしゃる【】〔恆5〕
←入らせられる。「ゐらっしゃる」ではない。
いりえ【入江】〔近16〕
いりおもて【西表島】〔地名〕
沖繩の島名。∞はえ(南風)∴〜山猫。
いる【射】〔近21〕
文語上一段動詞
いる【鑄】〔近21〕
文語上一段動詞
いわぅ【已往=以往】イオウ
∞「すでに(已・以)」。
いわけなし【稚】〔近05・04*〕
いわし【鰯】〔近04・05・恆1〕
「弱(よわし)」との關聯はないと思はれる。∴〜の頭も信心。
いゐ【伊威】イイ〔聯綿〕
「-i」の疉韻字。
【いん】
いむim(舊假いん)53陰゚蔭゚\53音゚\53恁"婬:淫:霪:\53飮(飲)゚\
いんin21印:\21因:氤:姻:33咽'[エン.エツ]\21引:蚓:\21胤:酳:\21寅:\21堙:+33湮'\22u允:\22u尹:\25殷゚慇゚\【25隱(隠)゚】\
ゐんuin21u贇゚\24u員゚韻(韵均)'22u殞:21u隕:\34u院'\
▼穩(をん)、隱(おん/いん)
いんいちがいち【一一が一】
九九の一つ
いんぎん【慇懃】〔聯綿〕
「-in」の疉韻字。∞「ねんごろ(慇懃)」。∴〜無禮。
いんこ【鸚哥・鶯哥】〔動物・同源〕
唐音。→「鸚(あぅ/やぅ)」「鶯(あぅ)」←イング
いんしん【殷賑】〔聯綿〕
「-in」の疉韻字。∞にぎはひ(殷賑)。
いんだら【因陀羅】〔姓名〕
藥師十二神將の一。「インドラ」は印度の雷霆神。→「いん(因)」。
インド【印度】〔同源〕
インドを表す漢字は「印度」が一般的だが「身毒」「信毒」「申屠」「身豆」「乾毒」「賢豆」「天篤」「∞天竺(てんとく・てんぢく)」など多數に及ぶ。∞しな(支那)
【う】
o10羽:\10雨:\10于:芋:宇:迂:盂:紆:\10傴:\10禹:齲'\11烏"\11胡"\50右。佑。祐。[イウ]\50有。侑。u[イウ]\
【宇】〔表音〕
平假名「う」片假名「ウ」の原字。
【得】〔近18〕
文語下二段動詞。∴詐欺又は強迫に因る意思表示は之を取消すことを得。
【うい】
ういoi18u茴"[クワイ]\
ういらぅ【外郎】ウイロウ
藥の一種。また名古屋の蒸し菓子。「外(ぐゎい/ぐゑ[唐]うい)」。
うう【飢・饑】〔近18・09〕
文語下二段動詞。∞うゑる(飢)
うう【植】〔近18・09〕
文語下二段動詞。∞うゑる(植)
ウーロンちゃ【烏龍茶】
「龍(りゅぅ)←ロング」。
ヴェトナム【越南】〔外來〕
→「越(ゑつ)」「南(なむ)」∞ベトナム。
ウォン【元】
韓國通貨單位、→「元(ぐゎん)」。∞ゑん(圓)。
うぐひ【鰄】ウグイ〔動物〕
「鰄川(うぐひがは)」は北海道檜山郡江差町(〒043-0012)の地名。
うぐひす【鶯】ウグイス〔近11〕
∴千里〜啼いて緑紅に映ず(杜牧・江南春)
うけら【朮】〔近06〕
うける【承=丞】〔同源〕
「丞(しょぅ)」は「たすける」「うけつぐ」意で、「承(しょぅ)」の近義。また「承」の形聲音符は「丞」。∞じょう(判官)
うざぅむざぅ【有象無象】ウゾウムゾウ
「有相無相(うざぅむざぅ)」と書く場合あり、假名遣は一致する。
うさんくさい【胡散臭い】
「う」は「胡(こ)」の唐音。∴彼の態度は〜。
うじ【蛆】〔近01〕
∴男やもめに〜が湧く
うしなふ【失・逸・軼・佚】ウシナウ〔同源〕
「失」は「しつ」。「逸」「軼」「佚」共に「いつ」。「散逸=散佚(さんいつ)」。∴私にはもう〜ものはない。
うしほ【潮】ウシオ〔近07〕
∴〜豐けき海原に(紀元二千六百年)
うじゃうじゃ【】〔表音〕
うず【髻華】〔近02・03〕
髮飾り。∞うづひこ(葦津珍彦)∴くまかしが葉を〜に插せその子(古事記)
うずうず【】〔表音〕
「うづく」との關連性は未詳。∴しゃべりたくて〜してゐる。
うずくまる【蹲】舊假名うづくまる〔近03*・恆7〕
從來は「うづくまる」が通行。恆7も「うづくまる」。∴老婆がうずくまってゐた。
うすひ【碓冰峠】ウスイ〔地名〕
群馬長野境の峠。『萬葉集四四〇七』に「宇須比の坂」。
うぢ【宇治】ウジ〔地名〕
京都府(山城國宇治郡)の地名。『神功攝政』元年に「菟道(うぢ)」で初見。∴朝ぼらけ〜の川霧たえだえに(權中納言定頼)
うぢ【氏】ウジ〔近01・02・恆6〕
∴〜より育ち
うぢうぢ【】ウジウジ〔近01*〕
うちは【團扇】ウチワ
←「打ち羽」
うちわ【内輪】〔恆1〕
【うつ】
うつot24u鬱(欝)゚\24u熨゚+08u蔚'\
うづ【渦】ウズ〔近02*・恆7〕
うづく【疼】ウズク〔恆7〕
∴古傷が〜。∞いたむ(疼)。
うつくしい【妍・娟】〔同源〕
「妍・娟」は同義だが假名遣が異る。「嬋妍(せんけん)」≠「嬋娟(せんくゑん)」。∞たをやか(嬋妍)。
うつくしい【窈窕】〔同源〕
「窈窕(えうてう)」は「-eu」の疉韻字。また「幽(いう)」と同源とされる。
うっさぅ【鬱蒼】ウッソウ
「鬱葱(うっそぅ)」と書く場合もあるが、假名遣は異る。
うったうしい【鬱陶】ウットウシイ
正しい讀み方は「うつえう」で、子音を同じくする雙聲の語。「陶陶」も「えうえう」。∴借金取りと對應するのが〜。
うつは【器】ウツワ〔近04〕
うづひこ【葦津珍彦】ウズヒコ〔姓名〕
「うづ(珍)」は珍しく貴い意の古語。∞うず(髻華)。∴珍(うづ)の御寶。
うっぷるひ【十六島】ウップルイ〔地名・植物〕
島根縣平田市の地名(〒691-0042)。十六善神を祀るため「十六島」と書く。産物の海苔を「打ち振ひ」作るゆゑに「うっぷるひ」と呼ぶ。また海苔の名ともなってゐる。
うづまさ【太秦】ウズマサ〔地名〕
京都府(山城國葛野郡)右京區の地名。『雄略紀』十五年、秦氏に「禹豆麻佐」の姓を賜ふ。∴〜映畫村
うづめる【埋】ウズメル〔近03・恆7〕
∴襟卷に顏を〜。
うづら【鶉】ウズラ〔恆7〕
∴〜鳴くなり深草の里。∞じぶに(治部煮)
うつる【移徙】〔同源〕
「移徙(いし)」は「-i」の疉韻字。「徙(し)」は「止(し)」を音符とする形聲文字。「徒(と)」は「土(と)」からなる別字。
うでづく【腕盡】ウデズク
←腕+つくす(盡)。∴〜でとってみせる。
うとう【善知鳥】〔動物〕
←「うみ(海)+とき(鴇)」か。謠曲では「烏頭」とも。「烏(を/う)」「頭(とう)」。
うとんじる【疎】〔恆8-1〕
∴彼は最近私を〜やうになった。
うなづく【頷】ウナズク〔恆7〕
←「うなじ(項)+つく」
うなて【雲梯】〔地名〕
奈良縣橿原市雲梯(大和國高市郡)(〒634-0834)。←「雲(うん)」『萬葉集一三四四』に「卯名手の社」。
うなゐご【髻髮兒】ウナイゴ〔近11・12〕
∴うなゐをとめ。
うねうね【蜿蜒】〔聯綿〕
「蜿蜒(ゑんえん)」は「-en」の疉韻語。うねうね長く續くさま。
うはき【浮氣】ウワキ
←上氣。「ふけ(浮氣)」は滋賀縣守山市の地名。〒524-0033。∴〜がばれる。
うはさ【噂】ウワサ〔近04*〕
∴〜をすれば影とやら。
うはずる【上擦】ウワズル〔恆7〕
恆7には「うはづる」∴聲が〜。
うはづる【上吊】ウワヅル
うへ【上】ウエ〔近14〕
∴この〜何を望まむ。
うべ【宇部】〔地名〕
山口縣(長門國厚狹郡)の市名。『散木奇歌集』に「むべ」。
うまい【熟寢】〔近12・13〕
←「寢(いねる)」
うまかひ【藤原宇合】ウマカイ〔姓名〕
∞ふぢ(藤)。
うむom(舊假うん 53吽'\
うむ【】〔表音〕
了解承諾
うめ【梅=楳】〔同源〕
「楳(ばい)」は「梅(ばい)」の別體。「煤」も「ばい」だが「某」「謀」は「ぼう」。古典では「むめ」とする場合あり、これは假名遣による使ひ分けではない。
うめがえ【梅枝】〔近16〕
∴〜の手水鉢(てうづばち)。
うめきう【梅胡瓜】ウメキュウ
酒肴。∞きうり(胡瓜)。
ウラジオストック【浦鹽斯徳】〔外來〕
ロシア沿海州の地名。略して「浦鹽」とも。外國地名に訓を宛てる例は珍しい。原音「ウラディ・ヴォストーク」は偶然ながら「うらじほ」に近い。
うらわ【浦曲・浦和】〔近04・恆1〕
∞さかわ(酒匂)
うりずん【】
沖縄方言で初夏の意。假名遣未詳。
うる【售=讎】〔同源〕
「售(しう)」は「讎(しう)」の俗字に由來する。
うるはし【麗・彬彬=斌斌】ウルワシ〔近04*・同源〕
「彬彬」「斌斌」ともに「ひんひん」∴山籠れる大和し〜。
うるほひ【潤】ウルオイ〔近08〕
うれへる【憂愁・攸】ウレエル〔同源〕
「憂愁(いうしう)」は「-iu」の疉韻字。「攸(いう)」。
うろん【胡亂】
「う」「ろん」共に唐音。∴あそこに〜な風體の男がゐる。
うわ【宇和】〔地名〕
愛媛縣(伊豫國)の郡名。現在は宇和島市。
うわはん【】〔表音〕
人形玩具。踊りの囃し言葉。岡山縣川上郡。
うわる【植】〔近04・恆1〕
∞うゑる(植)
うゐ【有爲】
「うゐのおくやまけふこえて」。→「爲(ゐ)」。∴〜轉變。
うゑる【飢=餓】ウエル〔近14・恆1・4・同源〕
ワ行下一段動詞。「飢」「饑」共に「き」。
うゑる【植】ウエル〔近14・恆1・4〕
ワ行下一段動詞。∴田植ゑ
うを【魚】ウオ〔近07・08・恆3〕
∞をがへりよしを(魚返善雄)∞いといがは(絲魚川)∴〜心あれば水心。∴水清ければ〜住まず。
【うん】
うむom(舊假うん)53吽'\
うんon24u云:芸:紜:耘:雲:繧'\24u運:暈:\24u慍:蘊:薀:27u饂'\
▼通常の漢字音に「うむ」形は存在しない。
「吽」は梵語の音譯字。
うんか【浮塵子】〔動物〕
←「雲霞(うんか)」。
うんぜん【雲仙】〔地名〕
長崎縣(肥前國高來郡)島原半島の山。古名「温泉(をんせん)嶽」。
うんぬん【云々】舊假名うんうん〔疉字〕
連聲。∴そんなことを〜すべきではない。
【え】
ia08衣。依。[イ]\15u哇。[ワ]\
uia12u慧。[クヱイ]\12u惠(恵)。[クヱイ]\14u會(会)。繪(絵)。[クワイ]\15u畫(画)。[グワ.クワク]\18u囘(回)。[クワイ]\20u穢。[ワイ]\41u哇。\
【衣】〔表音〕
平假名「え」の原字。「え」は呉音。
【枝】〔近16〕
【柄=秉】〔近16・同源〕
「柄」「秉」は共に「へぃ」
【えい】
えいiai12殪゚\12翳゚\13曳(曵):洩゚\13u鋭:\13u睿゚叡゚\13裔:\
えぃiang44影゚\44霙゚映(暎)゚英゚瑛゚\46嬰゚纓゚瓔(珱)゚\46盈゚楹゚\【46u營(営)゚塋゚47u瑩゚】\46u潁゚頴(穎)゚\46贏゚瀛゚\46郢゚\
ゑいuiai13u衞(衛)゚\
ゑぃuiang44u永゚泳゚詠゚咏゚\【44u榮(栄)゚蠑゚】\
▼瑩營(営)塋(えぃ/やぅ )
瑩榮(栄)蠑(ゑぃ/ゐゃぅ)
煢螢 (けぃ/ぎゃぅ)
勞 (らう/らう )
瑩は同義で「えぃ」「ゑぃ」の二系統あり、
現代北京音は「えぃ」の系統。
えい【】〔表音〕
氣合ひ。
えい【頴娃】〔地名〕
鹿兒島縣(薩摩國)の郡名。→「頴(エイ)」「娃(アイ)」。『續紀』文武四(七〇〇)年に「衣評(えのこほり)」。「えのきみ(衣君)」とは隼人の一族。明治三十年に指宿郡に合併。いま頴娃町あり。
エイミー・イップ【葉子媚】〔外來〕
→「葉(えふ)←エップ」
えうiau 35幺:窈:52幼'37拗。\35杳:\36窯(窰):\36要:腰:\36夭:妖:殀:\36姚:\36搖(揺):謠(謡):鷂:遥:徭:瑶:窰:\36燿:曜:耀:\36邀:\
えう【杳】ヨウ
∞はるか(杳=遥)。∴行方は〜として知れない。
えうげき【要撃・邀撃】ヨウゲキ
∞「むかへる(要=邀)」。
えうてう【窈窕】ヨウチョウ〔聯綿〕
「-eu」の疉韻字。
えうなし【要なし】ヨウナシ
(古語)。
ええ【】〔表音〕
應答、反問「はい→あい→ええ」。
ええと【感動詞】〔表音〕
摘語摸索の語。
【えき】
えきiak46易゚蜴゚\46液゚掖゚腋゚\46u疫゚役゚\46益゚\46亦゚奕゚\46懌゚繹゚驛(駅)゚\
えき【浴】〔地名〕
山口縣には谷状の濕地を稱して「えき」とする地多し。人名でも「浴田(えきた)」などあり。
えきへぼし【胃宿】エキエボシ
二十八宿の一。語源未詳。
えげつない【】
えこぢ【依怙地】エコジ
∴えこひいき(依怙贔屓)。
えごのき【賣子の木】〔植物〕
假名遣の由來未詳。
えごま【荏胡麻】〔植物〕
えせ【似而非】
えたじま【江田島】〔地名〕
廣島縣(安藝國安藝郡)の町名。海軍兵學校の所在地。「えだじま」とは濁らない。『安藝野坂文書』嘉禎四(一二三八)年に「安藝御莊衣多嶋」。→「江(え)」「衣(え)」。
エヂプト【埃及】エジプト〔外來〕
→「及(きふ)」
エヂャナイカ【】〔表音〕
和歌山縣『串本節』。
【えつ】
えつiat26謁゚\33咽゚\34u悦゚閲゚\
ゑつuiat26u戉゚越゚鉞゚\26u曰゚\26u粤゚\
えづい【】〔表音〕
ゑづく(嘔吐)との關係は未詳。
えと【干支】
←兄(え)+弟(と)。十干十二支。
えとろふ【擇捉】〔地名〕
北方領土の島名。「擇(えらび)+捉(とらむ)」との宛字。∞はぼまひ(齒舞)。
えにし【縁】
「えにし」は字音「縁(えん)」に由來する。∞くえんさん(枸櫞酸)。
えのき【榎】〔植物〕
えのころぐさ【狗尾草】〔植物〕
「えぬ」は犬(いぬ)の古名。鳴き聲の描寫から。
えばら【荏原】〔地名〕
東京都(武藏國)の郡名。舊荏原區は品川區の西半分。∞えごま(荏胡麻)。
えひ【〓】エイ〔動物〕
「えひひれ(〓鰭)」は酒肴の一。
えびす【夷】舊假名ゑびす〔地名〕
→えみし。「惠比壽」は宛字。「惠(ゑ)」に引きづられて、從來は「ゑびす」も多かった。「ヱビスビール」は商品名。「えびすめ」は昆布の異稱。蝦夷地で取れるための名といふ。∞ハナヱ・モリ(森英惠)。∞えみし(蝦夷)。
えびす【蕃=蠻】〔同源〕
「蕃(ばん)」はまた「番」と略す場合がある。∴蕃社の獄。∴南蠻北狄。
えびね【海老根】〔植物〕
えびの【】〔地名〕
鹿兒島縣。ひらがな市名「えびの市」は「えびの高原」に由來する。宛てるべき漢字は未詳だが「海老」「蝦」などか。
えひめ【愛媛】〔地名〕
『神代記』に「愛比賣」。おそらく「兄媛」の意。同樣に「えち(愛知)」「えた(愛田)」などの地名は多し。「えのたけ(可愛岳)」は宮崎縣延岡市。「えのかは(可愛川)」は廣島縣江ノ川上流。
えふiap 56葉(頁):\56曄:\56靨:\
えぼし【烏帽子】
舊假名ゑぼし從前「ゑぼし」が通行。字音「を(烏)」とは無關係。「帽子」は「ぼうし」、從來は誤って「ばうし」とされた。∴亭主の好きな赤烏帽子
えみし【蝦夷】
→「夷(い)」。∴蘇我蝦夷。
えむiam(舊假えん 56厭:魘:黶:\56奄:掩:俺:閹:+60淹:\56炎:\56簷:\56艷(艶):\56閻:焔:\56鹽(塩):\
えむご【掩護】
舊假名えんご書替字で「援護(ゑんご)」とするが、本來は別の語。「掩」は「おほふ」、「援」は「たすける」で意味も合はず、假名遣も異る。∴掩護射撃。∴厚生省援護局。
えむぶ【閻浮】舊假名えんぶ〔佛教〕
須彌山南方の島名。「閻浮提(えむぶだい)」。「南瞻部(なむせむぶ)州」とも。→「えむ(閻)」「せむ(瞻)」。∴〜檀金(えむぶだんごむ)
えむま【閻魔】舊假名えんま〔佛教〕
「夜魔(やま)天」。→「閻(えむ)」。
えり【襟=衿=衽】〔同源〕
「襟(きむ)」「衿(きむ)」「衽(じむ)」∴〜を正す
エリカ【erica】〔植物〕
歐州などに分布する花。ヒース。和語ではない。∴〜の花散る時(西田佐知子)。
える【得】〔恆4〕
文語動詞の終止形「う」。∴得手に帆を揚げる
【えん】
えむiam(舊假えん)56厭:魘:黶:\56奄:掩:俺:閹:+60淹:\56炎:\56簷:\56艷(艶):\56閻:焔:\56鹽(塩):\
えんian26偃゚+34堰:33宴:\33咽:\33煙(烟):\33燕:嚥:臙:讌:\34延:筵:莚:蜒:涎:\34u沿:鉛:\34演:\34u鳶:\34u悁:捐:\34u掾:縁:\34衍:\34焉:嫣:\
ゑんuian26u鴛゚怨゚苑゚宛゚婉゚鋺゚蜿゚30u豌'\26u垣゚\26u寃゚冤゚\26u爰゚+34u援:媛:34u湲:\26u袁゚園(薗)゚遠゚轅゚猿゚\33u淵(渕渊):\34u圓(円):\34u圜:\34u娟:\
えんえき【衍繹=演繹】
∞「のべる(衍=演)」。
えんげ【咽下=嚥下】
∞「のむ(咽=嚥)」。
えんこ【】
座ることの幼児語。
えんじ【臙脂=〓脂】〔同源〕
「臙脂」「〓脂」共に「えんじ」。→「燕(えん)」「因(いん)」
えんのをづぬ【役小角】エンノオズヌ〔姓名〕
「えん」は「役(えき/やく)」の漢音によるものか。
えんぶり【】
青森縣八戸地方の祭。「えんぶり」は農具。「柄振り(えぶり)」から。
えんれい【延齡】〔植物〕
北海道の花。國鐵時代の急行列車名に平假名で「えんれい」あり。
【お】
o【09於。淤。】\
uo11烏゚嗚゚塢゚\【11於゚】\11汚゚\11乎。\11惡(悪)゚\40u和"[クワ]\
▼惡 (あく/あく) わるい
(を/う) にくむ、いづくんぞ
▼於(よ/お) おける、おいて
(を/う) ああ
淤(よ/お)
於を「ああ」の意味で使ふ場面は少なく、
「お」である筈だが通常は「を」とされる。
平假名「お」の原字ゆゑ「お」とすべきか。
【於】〔表音〕
平假名「お」の原字。
おい【老】〔近06・12・13〕
∞おゆ(老)∴老いては子に從へ
おいしい【美味】〔恆5〕
おいそのもり【老蘇の森】〔地名〕
滋賀縣(近江國蒲生郡)安土町の地名(〒521-1332・1334)。歌枕の地。『延喜式』に「奧石(おいそ)神社」あり。∴老蘇森の下草に(太平記)。
おいて【於=于】〔恆5・同源〕
「おきて」のイ音便。「於(お)」「于(う)」。「於」は「おいて」の意で「お」、「ああ」と嘆く場合には「を」と假名遣が分れる。∞ああ∴おいてをや。
おいの【狼】〔地名〕
東北地方に「狼」を「オイノ」「オイヌ」と讀む地名が分布する。「お犬さま」の意といふ。青森縣弘前市狼森(オイノモリ)(〒036-8132)など多敷。
おいらせ【奧入瀬川】〔地名〕
十和田湖から八戸市へそそぐ。ところが西津輕郡に「追良瀬川」があり、同じ由來と思はれるが、假名遣は「おひらせ」とせざるを得ぬ。平成十七年「おいらせ町」成立
おいらん【花魁】
「おいらの姐さん」の極端な省略といふ。
おいる【老】〔恆5〕
ヤ行上一段動詞。∞おゆ(老)
【おう】
あうau38奧(奥):襖:墺:懊:澳:\38鏖:\
あぅang42央。怏。殃。秧。鞅。+43泱:鴦:\45罌゚嚶゚櫻(桜)゚鸚゚\45鶯(鴬)゚\
あふap58凹゚\59押゚鴨゚\
おうou51鴎゚嘔゚歐(欧)゚毆(殴)゚甌゚謳゚\
おぅong48鷹。應(応)。\
おふop53邑。\
わぅuang42u往(徃):\42u王:旺:枉:43u汪:\43u黄。44u横。\43u皇。凰。\45u泓:\
をぅuong01翁゚蓊゚鶲゚\
▼奧(奥)については「おく・奧」を參照の事。
おう【】〔表音〕
擬聲語ゆゑ歴史的假名遣でも「おお」などとして差し支へない。
おう【意宇】〔地名〕
島根縣(出雲國)の郡名。『齊明紀』五(六五九)年に「於友郡」。明治二十九年合併して八束郡。→「於(お)」。
おうい【感動詞】〔表音〕
片假名では「オーイ」とする事あり。∴〜中村君
おうて【負】
←「おひ(負)+て(助詞)」のウ音便。「おふて」ではない。∞おひずる(笈)∴笈を負うて
おうな【嫗】
∞「おきな(翁)」
おぅやぅ【鷹揚】オウヨウ
「大樣(おほやぅ)」とも書くが、本來は別語。現代假名遣でも「鷹揚(おうよう)」「大樣(おおよう)」である。
おうやぅとぅ【歐陽通】オウヨウトウ〔姓名・音訓〕
歐陽詢(唐の能筆家)の子。地名人名は漢音優先であるため、「通(とぅ/つぅ)」で「とぅ」と讀む。訓は「∞とほる(通)」。「歐陽」は二字姓。∞オーヤンフィーフィー(歐陽菲菲)。
オーヤンフィーフィー【歐陽菲菲】〔外來〕
臺灣の歌手名。「歐(おう)」「陽(やぅ)」。「歐陽」は二字姓。∞おうやぅとぅ(歐陽通)。
おがくづ【大鋸屑】
「大鋸(おほが)」は室町時代の鋸の一種。屑は小さいものであるが「小(を)」からくるものではない。
おかちん【お搗ちん】
おかんじゃけ【】〔表音〕
玩具。靜岡市。
おき【隱岐國】〔地名〕
舊國名。←「沖」の意。→「隱(おん)」
おきつぐ【田沼意次】〔姓名〕
おきな【翁】〔近06〕
「をとこ、をんな、をとめ」から聯想して「をきな」とするのは誤。∞「おうな(嫗)」
おきながたらしひめ【息長足姫】〔姓名〕
神功皇后の御名。また「おきなが」は滋賀縣(近江國坂田郡)の地名。
おきび【熾火】
←おこし火。
おきゃん【お侠】
「嬌(けう)」または「侠(けふ)」の唐音とするも斯樣の音なし。唐音風に發音したものか。
おきわすれ【置忘】〔恆1〕
【おく】
おくok48億。憶。臆。檍。\
をくuok【01屋:】\38 01奧(奥)'[アウ]\
▼屋(をく)、幄齷握渥(あく)
▼奧 (あう/あう[慣]をく) 奧
(ゐく/をく) 山や川の深く入込んだ所
奧義 は「あうぎ」または「をくぎ」となる
しかし國語假名遣では一般に「おく」
おく【奧】〔近06・音訓〕
多くの漢和字典に「奧」の字音は「あう/あう[慣]をく」とある。訓「おく」との關係未詳。∴〜津城所。
おくて【晩稻】〔地名〕
鳥取市。(〒680-0904)←奧手。
おくら【山上憶良】〔姓名〕
→「憶(おく)」「良(らぅ)」
オクラ【okra】
野菜名。和語ではない。
おぐらいけ【巨椋池】〔地名〕
もと「おほくらの入江」宇治川下流の低濕地。京都府葛野郡の小倉(をぐら)山とは無關係。
おくりな【謚=諡】
「謚(し)」「諡(し)」→「益(えき)」
おくる【送=贈・餽=饋】〔同源〕
「送」「贈」は共に「そぅ」。「餽贈=饋贈(くゐぞぅ)」。
おくんち【御九日】
九月九日の祭り。長崎のものが著名。
おけさ【】〔表音〕
新潟縣民謠。∴佐渡おけさ。
おこさ【】〔表音〕
おこさ節。秋田縣民謠。
おこじょ【】〔動物〕
おこたる【懈・怠】〔近06・同源〕
「懈(かい/け)」「怠(たい)」「懈怠(けたい)」は「-ai」の疉韻字かもしれない。
おこなふ【行】オコナウ〔近10〕
おごのり【於期海苔】〔植物〕
おこは【強飯】オコワ
「強飯(こはめし)」の女房言葉。
おごる【奢侈】〔同源〕
「奢侈(しゃし)」は「s-」の雙聲字。
おさかべ【刑部】〔姓名〕
←おしさか(忍坂)部。「∞忍坂(おっさか)」は奈良縣櫻井市の地名。∞おしょろ(忍路)
おさへる【抑・押=凹=壓】オサエル〔近07・同源〕
「押(あふ)」「凹(あふ)」「壓(あふ)」。∞あふとつ(凹凸)
おさらぎ【大佛】〔姓名〕
←おほさらぎ。「さらき」とは神佛へ供へ物をする皿の意か。鎌倉市の古地名にもあり。∴大佛次郎(小説家)。
おさんどん【】
「お爨どん」なら「おさん」、「お三どん」なら「おさむ」、兩説あり。
おし【唖】〔近06〕
∞おふし(唖)。
おしあひ【押合】オシアイ〔近06〕
∴〜へしあひ。
おじぎさう【含羞草】オジギソウ〔植物〕
←お辭儀。「辭儀(じぎ)」はまた「時宜(じぎ)」とすることあり。
おしね【晩稻】
→おそ(晩)+いね(稻)。近&!06には「をしね」。また和歌山縣日高郡の地名にもあり。
おしまひ【仕舞】オシマイ
「∞をはり(終)」と混同しやすい。
おじや【】
粥。「お〜」の女房言葉。「じや」は粥を煮る時の擬音語といふ。
おしょろ【忍路】〔地名〕
北海道小樽市。∞おさかべ(刑部)
おしろい【白粉】
「おしろひ」ならず。
おす【】
挨拶言葉。「お早うございます」の極端な省略。
おせえ【遲】〔表音〕
オイ→エエ。關東方言。
おせっかひ【お節介】オセッカイ
←切匙(味噌こそぎ篦)。字音「(介)かい」にあらず。
おそい【晩=晏】〔同源〕
「晩(ばん)」「晏(あん)」
おそれる【兇=恐】〔同源〕
「兇」「恐」は共に「きょぅ」
おそれる【惧=懼=虞】〔同源〕
「惧」「懼」は共に「く/ぐ」、「虞(ぐ)」。∴「危惧=危懼=危虞(きぐ)」
おそれる【懾=慴】〔同源〕
「懾伏=慴伏(せふふく)」。また「悚伏(しょぅふく)」とも書き、意味は近似するが假名遣は異る。
おたぎ【愛宕】〔地名〕
京都市(山城國)の郡名。←「宕(たぎ)←(タング)」。∞「あたご(愛宕)」。
おちいる【坎=陷】〔同源〕
∴坎穽=陥穽(かむせぃ)。
おぢおぢ【怖々】オジオジ〔近01〕
∞おづおづ(怖々)。
おちゃっぴい【】
←お茶挽き。
おちゃのこさいさい【お茶の子さいさい】〔表音〕
「さいさい」は囃し言葉。
おぢゃる【】オジャル
←お出でである。∞〜丸。
おぢゃん【】オジャン〔表音〕
鎭火の際に「じゃん」と半鐘を打った事から。
おちょこ【豬口】
→「口(こう)」
おぢる【怖】オヂル〔恆6・8-1〕
【おつ】
おつot21乙。\
をつuot27u榲゚膃゚\
おづおづ【怖々】オズオズ〔近01〕
∞「おぢおぢ(怖々)」
おっかない【】
おっくふ【億劫】オックウ
「億(おく)」「劫(こふ)」
おっさか【忍坂】〔地名〕
奈良縣(大和國城上郡)櫻井市の地名(〒633-0005)。『隅田八幡宮銘文』癸未(五〇三)年に「意紫沙加宮」。「意(い)」を「お」と讀むのは、呉音以前のものと考へれらる。∞「おさかべ(刑部)」。
おっちょこちょい【】
おっとせい【膃肭臍】〔動物〕
アイヌ語「onnep」起源。「膃(をつ)」は宛字。
おてまへ【點前】オテマエ
おてもやん【】〔表音〕
熊本縣民謠。
おでん【お田】
←田樂。
おてんたうさま【天道】オテントウサマ
おてんば【お轉婆】
おと【音】〔近06〕
おとうと【弟】〔近10・恆2〕
「おとひと」のウ音便。∞おとひめ(乙姫)。
おとぎばふこ【御伽婢子・御伽這子】オトギボウコ
人形の一種。また書名。「婢」は音ひ。
おとくに【乙訓】〔地名〕
京都府(山城國)の郡名。長岡京の舊地。→「訓(くん)」。
おどける【道化】
「道(だう)」「化(くゑ)」だが、「道化」は恐らく宛字。
おどける【諧謔=詼謔】〔同源〕
「諧謔(かいぎゃく)」「詼謔(くゎいぎゃく)」はそれぞれ假名遣が異る。
おとしめる【貶】〔近06〕
おとす【落】〔近06〕
∞おちど(落度)。
おどす【威=畏】〔近06・同源〕
「威」「畏」は共に「ゐ」。∞をどし(縅)
おとづれる【訪】オトズレル〔近03・恆7〕
←「音+つれる(連)」。
おとひめ【乙姫】
←「弟姫」。∞をとめ(乙女)。
おとる【劣】〔近06〕
おとろふ【衰】オトロウ〔近06*〕
おに【鬼】〔近06〕
「隱」の字音「おん」に由來する。「陰」は「おむ」であり、鬼とは無關係。
おのおの【各】〔近06〕
∴〜馬は飼ひたるや(武田節)。
おのごろ【〓馭盧】〔地名〕
→「〓(いん)」
おのづから【自】オノズカラ〔恆7〕
おばこ【】〔表音〕
∴庄内〜。
おはす【】オワス〔近05〕
∴釋迦牟尼は美男に〜。
おはやう【】オハヨウ〔近18〕
「お早くございます」の略。
おひ【追】オイ〔近06〕
おび【飫肥】〔地名〕
日向國宮崎郡(日南市)の地名。舊幕時代に飫肥藩あり。←「飫(よ/お)」。∴〜杉。
おびえる【怯】〔恆4〕
∞おびゆ(怯)
おびきよせる【誘き寄せる】
「をびき」との説あり。
おひずる【笈】オイズル
∞おうて(負)。∞しょひこ(背負子)。「笈ヶ岳」は石川縣の山名。
おひゃぅ【大鮃】オヒョウ〔動物〕
魚名。字音「鮃(へぃ/ひゃぅ)」にちなむものか。
おびやかす【劫=脅】〔同源〕
「劫迫=脅迫(けふはく)」
おびゆ【怯】〔近19〕
文語下二段動詞。∞おびえる(怯)
おひわけ【追分】オイワケ〔近04〕
∴越後〜。
おふop 53邑。\
おふし【唖】オウシ〔近09〕
∞おし(唖)。
おふち【大内】オオチ〔地名〕
香川縣(讚岐國)の郡名。『和名抄』に「おふち」の訓注。「おほち」ではない。∞おほしかふち(凡河内)。
おふみ【邑美】オウミ〔地名〕
鳥取縣(因幡國)の郡名。今は鳥取市。『正倉院文書』神龜三(七二六)年に「海郡」。∞あをみ(碧海)。
おほい【多】オオイ〔近07〕
「多し」「多き」のイ音便。
おほいた【大分】オオイタ〔地名〕
もと豐後國の郡名。後に縣名。景行天皇が行幸され、廣大肥沃のため「おほきだ(碩田)」と名づけ給うた。
おほいに【大】〔恆5〕
「おほきに」のイ音便。∞おほきに。
おほうすのみこと【大碓命】オオウスノミコト〔姓名〕
∞小碓命(をうすのみこと)
おぼえる【覺】〔近15・恆4〕
∞おぼゆ(覺)
おほきい【大】オオキイ〔近07〕
おほきに【】オオキニ〔表音〕
關西方言。←大きに。∞おほいに(大)
おほぎまち【正親町天皇】オオギマチ〔姓名〕
←おほぎみつかさ(正親司)。
おほぎゃぅ【大仰】オオギョウ
關西方言。「大形(おほぎゃぅ)」「大業(おほげふ)」「大行(おほぎゃぅ)」など樣々な書き方あり。
おほけのみこと【意富祁命・億計王】オオケノミコト〔姓名〕
仁賢天皇(第二十四代)の御名。「億(おく)」。∞をけのみこと(袁祁命)顯宗天皇。
おほしかふち【凡河内】オオシコウチ
古代姓。姓「河内」は通常「∞かうち」とされる。∞いふきべ(伊福部)∴〜躬恆(おほしかふちのみつね)。
おほせ【仰】オオセ〔近08〕
「∞あふぐ(仰)」と混同して「あふせ」と誤りやすい。∞しおほせる(爲果)。
おほぢ【祖・祖父】オオジ〔近01・06〕
←「大+ちち(父)」。∞をぢ(小父)「大君ヶ畑(おぢがはた)(〒522-0321)」は滋賀縣大上郡多賀町の地名。
おほぢ【大路】オオジ
←大(おほ)+路(みち)。「∞こうぢ(小路)」と混同して「おうぢ」などと誤りやすい。
おほて【大手】オオテ
「わぅて(王手)」とは異る言葉だが、しばしば混同される。∴〜搦手。
おぼねだし【生保内東風】
秋田で海に向かって吹く、暖く乾いた強風。田澤湖町生保内(オボナイ)(〒014-1201)から。
おほばこ【車前草】オオバコ〔植物〕
大葉子。
おほばんぶるまひ【大盤振舞】
オオバンブルマイ語源は「わうばん(〓飯)振舞」。現代假名遣でも「おおばん(大盤)」「おうばん(〓飯)」の差ができる。
おほひ【大炊】オオイ
「大飯」の轉。假名遣は「おほ+い(ひ)」ではない。「大炊帝」は淳仁天皇の稱。「大飯」は福井縣(若狹國)の郡名。
おほひ【被】オオイ〔近09〕
おほふ【覆】オオウ〔近07〕
おほみわ【大神神社】オオミワ〔地名〕
奈良縣磯城郡の神社。←三輪(みわ)。『記崇神』に「意富美和(おふみわ)之大神」∞みわ(神酒)。
おほむかふ【大向】オオムコウ
一説に連用形「むかひ」のウ音便で「おほむかう」ともいふ。
おほやけ【公】オオヤケ〔近08〕
おぼゆ【覺】〔近19〕
文語下二段動詞。∞おぼえる(覺)
おほゐがは【大堰川】オオイガワ〔地名〕
京都市の川。淀川に合流。『古今集』は「大井河」とするも、靜岡縣の「大井川」とは別。
おむom(舊假おん 53音。\
おむど【音頭】オンド
→「頭(とう/づ)」。
おめえ【御前】〔表音〕
「おめへ」ではない。アヒ→エエ。
おめでたう【御目出度】オメデトウ〔近10〕
「度(たく)」は宛字。「難有度(ありがたう)」なども同樣。∴明けまして〜ございます。
おも【面】〔近06〕
おもい【重】〔近06〕
おもと【萬年青】〔植物〕
←宇佐の御許山。
おもはく【思はく】オモワク
「思惑」は宛字。「おもわく」ではない。∴〜が外れる。
おもほゆ【思】オモオユ〔近19〕
文語下二段動詞
おもんじる【重】〔恆8-1〕
おもんみる【惟】〔近21〕
文語上一段動詞。「思ひ+みる」
おやぢ【親父】オヤジ
「親仁(おやじ)」と書く場合あり、假名遣は異る。∴地震雷火事〜。
オヤマカ【】〔表音〕
俗曲『ぎっちょんちょん』。
おゆ【老】〔近18〕
文語上二段動詞。∞おい(老)
オランダ【荷蘭・和蘭陀】〔外來〕
→「荷(か)」「和(わ、を)」。
おり【澱】〔近06*〕
∞よど(淀・澱)
おりもの【織物】〔近06〕
おりる【下】〔近07〕
おろか【愚】〔近06〕
オロロンバイ【】〔表音〕
熊本縣。『五木の子守唄』。
おゐど【御居處】オイド
おゑしき【御會式】オエシキ〔近14〕
【おん】
おむom(舊假おん)53音。\
おんon【25隱(隠)。】\28恩:\
をんuon26u怨。苑。\26u遠。\27u温:瘟:鰛(鰮):24u褞'\【27u穩(穏):】\
▼穩(をん)、隱(いん/おん)
【か】
ka/ha15佳'[カイ]\39可:h河゚珂:h呵:柯:舸:h訶:軻:h何゚h荷゚h苛゚哥:歌:\39個(个):箇:\41h下゚\41加゚嘉゚架゚茄'迦゚枷゚珈゚痂゚笳゚跏゚40伽'\41h夏゚廈(厦)゚\41家゚稼゚嫁゚\41h蝦゚h瑕゚h鰕゚h暇゚假(仮)゚h霞゚葭゚h遐゚\41h罅゚\41h谺゚\41賈゚價(価)゚\
くゎkua/hua15u卦'[クワイ]\40u果:菓:課:h夥゚顆:裹:41uh踝゚\40uh火:\40uh禾゚科:蝌:\40u過:渦'h禍゚堝:窩゚41u蝸゚\40u戈:41u找゚\40u譌゚\41u瓜゚\41u寡゚\41uh華゚h崋゚h樺゚h譁(嘩)゚\41uh匕゚h化゚h花゚40uh貨:h靴゚訛゚囮'\
▼佳(か)圭(くゑい)の形聲系列は二系統に分れる
詳細は「けい・圭(くゑい)」の掲載箇所參照の事
▼寡(くゎ)、夏(か)
【加】〔表音〕
平假名「か」、片假名「カ」の原字。
【可】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。
【蚊】〔動物〕
【閑】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「閑(かん)」
【香】〔音訓〕
「香(かぅ)」は字音。「か」「かをり」は訓。
【呵】〔表音〕
「呵凍」は凍ったものに「ハアハア」と息を吹きかけて溶かすこと。日本漢字音ではカ行であるが、原音は「ハ」のやうな發音であった。∞「かかたいせう(呵呵大笑)」。
【が】
ga/ha39我:俄:峨(峩):蛾:餓:哦:娥:莪:鵝:鵞:\40伽'39h賀。41駕'\41牙゚芽゚雅゚呀゚訝゚\41衙゚\
ぐゎgua/hua15uh畫(画)゚\40u臥:\41u瓦゚\
【かい】
かいkai/hai14丐:\15解(觧)゚h蟹(蠏)゚廨゚懈゚h邂゚\15拐゚\15街゚\16介゚芥゚价゚疥゚界(堺畍)゚15 16堺゚\16戒゚h械゚誡゚\16皆゚階゚偕゚揩゚楷゚h諧゚\16h薤゚\19h亥゚16h骸゚\19改:\【19h海:】\19開:\19凱:\19h醢:\
くゎいkuai/huai14u會(会)゚獪゚h繪(絵)゚膾゚薈'檜(桧)゚\【15u挂゚掛゚褂゚】\16u怪(恠)゚\16u乖゚\16u壞(壊)゚h懷(懐)゚\17u快゚\18u塊゚魁゚傀゚h槐゚瑰゚嵬'隗'\【18uh悔゚h晦゚h誨゚】\18uh灰゚恢゚詼゚\18uh潰゚\18uh囘(回)゚h廻゚h徊゚h茴゚h蛔゚h迴゚\20uh喙゚\
▼遺(い・ゆい)、貴簣饋匱櫃(くゐ)、潰(くゎい)
▼海(かい)、悔晦誨(くゎい)
かい【櫂=棹=橈】〔近12*・13・恆5・同源〕
「かき」のイ音便。「櫂(たう)」「棹(たう)」「橈(だう)」
【がい】
がいgai/hai14h害。\14蓋(盖葢)'\【15街'崖(崕)゚啀゚睚゚涯゚】\19h亥。劾。咳'該'垓'h孩。16h骸'h駭'\19慨'概'漑'\【19鎧'凱'剴゚皚:】\19愾'\19礙(碍)゚\20乂゚+14艾:\
ぐゎいguai/huai14u外゚\【18u磑゚】\
▼街崖(がい) 圭(くゑい)の形聲系列は二系統あり、
詳細は「けい−圭(くゑい)」の掲載箇所參照の事
▼鎧凱剴皚(がい)、磑(ぐゎい)
かいけ【皆生】〔地名〕
鳥取縣米子市の温泉地。
かいこう【邂逅】
∞「あふ(邂逅=遘=覯)」。
かいぞへ【介添】〔恆5〕
「かきぞへ」のイ音便。「介(かい/け)」であるが、字音ではないとされる。
かいだに【栢谷】〔地名〕
岡山市。「かや(栢)」は國訓。(〒701-1149)
かいつぶり【鳰】〔動物〕
∞にほ(鳰)。
かいて【書】〔近13〕
かいなで【掻い撫で】〔恆5〕
「かきなで」のイ音便
かいまき【掻卷】〔恆5〕
「かきまき」のイ音便
かいまみる【垣間】〔恆5〕
「かきまみる(垣間見)」のイ音便
カイマン【caiman】
鰐の一種。和語ではない。
かいめん【海綿】〔動物〕
かいらうどぅけつ【偕老同穴】カイロウドウケツ〔動物〕
かいわい【界隈】
かうkau/hau 37交゚佼゚校゚絞゚郊゚咬゚狡゚纐'蛟゚鵁゚h效(効)゚35皎゚\37h孝゚酵゚h哮゚\37攪(撹)゚\37h爻゚h肴゚h淆゚\37磽゚\37膠゚\38h好:\38浩゚h晧゚h皓゚誥:靠:37窖゚\38高:膏:槁:犒:稾(稿):h蒿:37敲゚h嚆゚\38h耗:\38攷:考:栲:37巧゚\38杲:\38h昊゚\38槹:\38皋(皐):\38睾:\38羔:\
かぅkang\hang 【04h巷゚港゚】\【04江゚h項゚扛゚杠゚矼゚缸゚肛゚槓゚腔゚】\【04講゚】\【04降゚絳゚】\42仰'43昂'\42向。\42h香。\43岡:綱:鋼:崗:\43康:糠:慷:鱇44庚゚\43亢:抗:h杭゚h航゚伉:h吭゚頏:44坑゚\44 42h亨:\44 43h行゚44h衡゚h絎゚\44h杏゚\44更゚梗゚哽゚+45硬'\44羹゚羮゚\45h幸゚h倖゚\45耕(畊)゚\45耿゚\45鏗゚\
がうgau/hau 38拷'h號(号)。\38囂:\38敖:傲:嗷:熬:螯:遨:鼇:\38h毫。h豪。h壕。h濠。\
がぅgang\hang 42強。\42h郷'\43剛'\
かうがい【笄】コウガイ〔近10・12・13・恆2・5〕
「かみかき(髮掻)」のウ音便。
かぅがい【慷慨】コウガイ〔聯綿〕
「k-」の雙聲字。∴悲憤〜。
かうがうしい【神々】コウゴウシイ〔恆2〕
「かみかみし」のウ音便
かぅかつ【鏗戛】
コウカツ∞「さぅさぅ(錚鎗=錚〓)」
かうかん【浩瀚】コウカン
∞「ひろい(浩瀚)」。
かうくゎつ【狡猾】コウカツ
∞「ずるい(狡猾・巧黠)」。
かぅさぅ【鏗鏘】
コウソウ∞「さぅさぅ(錚鎗=錚〓)」
かうし【格子】コウシ〔近10・恆2〕
←「かく(格)し+(子)」のウ音便。∴〜縞。∴〜戸をくぐりぬけ。
かうじ【柑子】コウジ〔植物〕
←「かむ(柑)+し(子)」のウ音便。
かうして【】コウシテ〔恆2〕
「かくして(斯)」のウ音便。∞さうして(然)
かぅしゃぅ【〓翔】コウショウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。
がぅじゃぅ【強情=剛情】ゴウジョウ〔同源〕
「強(きゃぅ/がぅ)」「剛(かぅ)」
かうずか【好事家】コウズカ
「事(ず)」は唐音。
かうぞ【楮】コウゾ〔恆2〕
←「かみ(紙)+そ(麻)」のウ音便。また岡山縣勝田郡に「楮(かうぞ)」の地名あり。(〒707-0202)
かうだ【紫合】コウダ〔姓名〕
丹羽基二氏の説によると、死講(しこう=紫合)の迎田(むかうだ)の訛であり、し(紫)あはし(合)をかけた佳字であるといふ。地名の「ゆうだ(紫合)」も同樣の起源。
かうだう【革堂】コウドウ〔地名〕
京都市上京區←「革(かは」のウ音便。西國十九番行願寺。
がうたむ【剛膽・豪膽】ゴウタン舊假名がうたん〔同源〕
「剛(がぅ)←ガング」「豪(がう)←ガウ」二字は字音假名遣は同じだが、元音は全く異る。
かうち【河内】コウチ〔近10〕
∞おほしかふち(凡河内)
かうぢ【麹】コウジ〔近01*・恆2・6〕
←「かび(黴)+たち(立)」のウ音便。∴〜菌。∴千代田區〜町。
がぅつくばり【強突張】ゴウツクバリ
「業突張」なら「ごふ〜」。
かうと【】コウト
∴〜考へる。
かうのとの【長官の殿】コウノトノ
←「かみ(頭・督・守)」。∞こがう(小督)。
かうばし【香】コウバシ〔近10・10・恆2〕
「かぐはし」のウ音便。「香(きゃぅ/かぅ)」であるが字音由來ではない。「香+くはし(細)」。
かうぶり【冠・被】コウブリ〔近10〕
「かがふり」のウ音便。∴昔男初〜して(伊勢物語)。
かぅふん【昂奮・亢奮】コウフン
∞「たかぶる(興奮)」。
かうべ【首】コウベ〔近10・恆2〕
「上部(かみへ)」または「髮部(かみへ)」のウ音便。∴首を囘らす。∴稔るほど〜を垂れる稻穗かな。
かうべ【神戸】コウベ〔恆2〕
「かみへ」のウ音便。地名としては「がうど」「がうと」「かんべ」が多く、「かうべ」は例外的。他に西多摩郡檜原村「かのと」、靜岡縣吉田町「かんど」、愛知縣武豐町「みゃぅじんど(明神戸)」、鳥取縣日南町「かどのかみ(神戸上)」、岡山縣津山市「じんご」などあり。
かぅみ【廣瀬香美】コウミ〔姓名〕
歌手名。「コオミ」「コウミ」の兩發音が聞き取れ、表音的にはいづれの假名で表現すべきか不明。∞かみ(香美)。
かうむる【被・蒙】コウムル〔近10・恆2〕
∴蒙御免。
かうもり【蝙蝠】コウモリ〔近10・恆2・聯綿〕
「かはほり」のウ音便。「蝙蝠(へんふく)」は「p-」の雙聲字。∴〜傘
カオシュン【高雄】〔外來〕
臺灣の地名。現地音「ターカウ」に「たかを(高雄)」を宛てたもの。「カオシュン」はこれの北京語讀み。→「高(かう)」「雄(ゆぅ)←ヒュング」
カオリナイト【kaolinite】
陶土成分の名。景徳鎭の地名「高嶺(カオリン)」の轉。→「高(かう)」
カオルン【九龍・Kowloon】〔外來〕
香港の地名。廣東音に由來すると思はれるが、假名書きなら「カウロン」と描寫した方が近いか。→「九(きう)」「龍(りょぅ/りゅう)」
かかたいせう【呵呵大笑】カカタイショウ〔表音〕
「呵」の原音は「ハ」のやうであった。笑ひ聲は「はは」であって、「かか」となるのはいかにもをかしからう。∞か(呵)。
かかづらふ【】カカズラウ〔恆7〕
かがと【香登】〔地名〕
岡山縣(備前國和氣郡)備前市の地名(〒705-0012)。→「香(かぅ)←キャング←ヒャング」。「登(とぅ)」。
かかはる【關・干】カカワル〔同源〕
「關(くゎん)」「干(かん)」。「干渉(かんせふ)」を「關渉(くゎんせふ)」とも書くが、假名遣は異る。∴統帥權干犯。
かがひ【歌燿】カガイ
【かく】
かくkak/hak04確:43h鶴゚\04角:埆:桷:\04殼(殻)゚愨゚\37 04較'[カウ]\37+04覺(覚)'\37攪(撹)'[カウ]\43各:恪:閣:擱:44格゚挌゚骼゚客゚喀゚咯゚\43h壑:\44h赫゚h嚇゚\45uh核゚\45革゚\45h覈゚\45鬲゚隔゚膈゚\
くゎくkuak/huak42u矍。攫。钁゚43u蠖'h穫゚45uh獲゚\43u郭:椁:廓:槨:\43u擴(拡):\43uh霍:h癨:\45uh畫(画)゚h劃゚\45u馘゚掴゚幗゚\
かく【爪=掻】〔同源〕
「爪」「掻」は共に「さう」
【がく】
がくgak/hak04岳:\04學。(斈。学。h)\04嶽:\04樂(楽):\43咢:鰐:顎:愕:萼:蕚:諤:鄂:齶:\43h壑'\44額゚\
かぐやま【香山】〔地名〕
大和三山の一。今は「香具山」が一般的だが、萬葉集などでは「香山」。→「香(かぅ)←キャング」。
かけづりまはる【驅】カケズリマワル
「擦る」との關連性は未詳。
かけづる【】カケズル〔恆7〕
かけひ【筧】
人名の場合「カケヒ」「カケイ」兩讀あり。∞とひ(樋)。
かける【缺=闕=虧】〔同源〕
「欠(けむ)」は「缺(けつ)」の略字としても使はれるが、本來は別字別音。「欠缺(けむけつ)」「闕(くゑつ)」「虧(くゐ)」。
かげろふ【陽炎・蜻蛉】カゲロウ〔恆2〕
以前はウ音便の「かげろう」とも考へられた。∞とんぼ(蜻蛉)。∴『蜻蛉日記』
かこむ【圍=囲】〔同源〕
「囲(ゐ)」は日本獨自の略字。和語「井(ゐ)」からの連想と考へられる。
かさねぎ【襲=褶】〔同源〕
「襲(しふ)」「褶(しふ)」
かざみ【汗衫】
→「衫(さむ)」
かじか【】〔動物〕
←河+鹿。「かじかざは(鰍澤)」は山梨縣南巨摩郡の地名。
かしこい【怜悧】〔同源〕
「怜悧(れぃり)」は「r-」の雙聲字。
かしはて【膳夫】カシワテ〔地名〕
奈良縣橿原市。
カシュー【cashew】〔植物〕
漆の代用品。またカシューナッツは食用。「加州」などの漢字に由来するものではない。
かじる【】〔近02*〕
かず【數】〔近02*・03〕
かすが【春日】〔地名〕
奈良市の地名。←神+住む+か(所)。埼玉縣「春日部」は「かすかべ」。近世には「粕壁」とも。
かずこ【和子】カズコ〔姓名〕
「數」から。「一子」を宛てる場合もあり。
かずのみや【和宮】〔姓名〕
∴皇女〜。
かずへ【主計】カズエ〔地名〕
←かぞへる。金澤市(〒920-0908)など。
かずを【一夫・一雄・一男・和朗・和夫・和雄・和男】カズオ〔姓名〕
「和生」を宛てる場合もあり、「生(おふ)」から「かずふ」とは考へにくい。「一朗」で「かずを」と讀ませる事は少ない。∞そのふ(園生)
かたい【艱難】〔同源〕
「艱難(かんなん)」は「-an」の疉韻字。∴〜汝を玉にする。
がたい【】
體格のよいこと。「がかい」と「圖體(づうたい)」の混交語といふ。
かたじけない【忝】〔近01〕
「忝(てむ)」は「天(てん)」の形聲文字といふが、字音が合はない。
かたづ【固唾】カタズ〔恆7〕
「固い+つば(唾)」。∴〜を呑んで見守る。
かたは【片輪】カタワ〔恆1〕
「かたわ(片輪)」は宛字。本來は「片端」。
かたへ【片方】カタエ〔近15〕
かたむ【荷擔・加擔】
舊假名かたん「荷(か)」「加(か)」。兩者とも假名遣は一致する。
かたゐ【乞食】カタイ〔近11・12〕
∴異土の〜となるとても。
かぢ【梶・舵】カジ〔近01・02・恆6〕
∴主〜いっぱい
かぢ【鍛冶】カジ〔近01*・02・恆6〕
←「かぬち(金+打ち)」。「治(ち/ぢ)」と偶然に假名遣が共通するが、「冶(や)」とは別字。∴村の〜屋
かぢき【梶木】カジキ〔動物〕
【かつ】
かつkat/hat29h曷゚喝゚h褐゚h蝎゚葛゚鞨゚+34渇'26h蠍'羯'\【31轄゚h瞎゚29割゚】\32戛(戞)゚\32h黠゚\
くゎつkuat/huat30u括゚筈゚聒゚蛞゚活゚闊(濶)゚31u刮゚\【30uh豁゚】\32u滑゚h猾゚\
かつ【勝・捷】
「勝(しょぅ)」と「捷(せふ、はやい)」は近義だが、假名遣が全く異る。∴「戰勝(せんしょぅ)≠戰捷(せんせふ)」
【がつ】
ぐゎつguat/huat26u月'\
かっか【】〔表音〕
火の燃える樣。「くゎっくゎ」ならず。
かっかう【恰好】カッコウ〔聯綿〕
「かふかう」の促音化。子音は「k-h-」と續くため雙聲字ではない。「格好(かくかう)」は書換へ字。∞かっこいい(恰好)∴無〜。
かづける【被】カズケル〔恆7〕
∴鉢かづき姫(御伽草子)。
かっこいい【恰好】
←かっかういい。∞かっかう(恰好)。
かっこぅ【郭公】〔動物〕
「カッコン」のやうな鳴き聲の表音。「郭(かく)」+「公(こぅ)」。
かづさ【上總】カズサ〔地名〕
舊國名。←「上(かみ)+つ+總(ふさ)」。音の「總(そぅ)」に由來するものではない。∞しもふさ(下總)。
かったゐ【癩】カッタイ
←かたゐ(乞食)。∴〜の瘡うらみ
かっちう【甲冑】
→「甲(かふ)」
かつて【曾】
「カッテ」と讀むのは誤りといはれる。
かっぱぅ【割烹】カッポウ
∴〜着
かつを【鰹】カツオ〔近07・恆3〕
←「堅い+うを(魚)」∴目には青葉山杜鵑初〜。
かて【糧=粮】〔同源〕
「粮(りゃぅ)」は「糧」の異體字。「量」「良」は共に「りゃぅ」。ただし「食料」は「しょくれう」
がてう【鵝鳥】ガチョウ〔動物〕
「鵝(が)」は「ガーガー」のやうな鳴き聲に由來する。
かどはかす【勾引】カドワカス
←かどふ(勾)。
かなさな【金鑽神社】〔地名〕
埼玉縣兒玉郡神川村の神社。武藏二宮。←「鑽(さん)」。「かな(金)」は訓であり、湯桶讀み。
かなしい【悲】〔近13〕
かなづ【奏】カナズ〔恆8-1〕
←かなでる。∴奏樂堂。
かなふ【加納】カノウ〔姓名〕
苗字の一。また地名も全国に分布。∞かのう(狩野)
かなへ【鼎】カナエ〔近16〕
∴〜の輕重を問ふ。∴鼎談。
かなへる【叶=協】カナエル〔同源〕
「協和=叶和(けふわ)」
かならず【必】〔近03〕
かなり【可成】
「可成」は宛字。
かね【金】〔音訓〕
「かね」は字音「きむ/こむ」に由來するものではない。
カネボウ【鐘紡】
會社名。鐘ヶ淵紡績の略稱。「カネバウ」であるべきだが、固有名詞は改め難い。
かのう【狩野】〔姓名〕
苗字の一。∞かなふ(加納)∴〜芳崖。
かのえ【庚】〔近16〕
「金のえ(兄)」
かのぢょ【彼女】カノジョ
かは【川】カワ〔近04〕
かは【皮】カワ〔近04〕
かば【河馬】〔動物〕
がは【側】ガワ
時計の側面など「金がは」と表現する。
かはいい【可愛】カワイイ〔恆5〕
←かはゆし(和語)、「可愛」は宛字。
かはいがる【愛】カワイガル〔近04*〕
かはいさう【可哀】カワイソウ
「可哀相」は宛字。
かはうそ【獺】カワウソ〔恆2〕
∞かはをそ(川獺)
かはし【合志】カワシ〔地名〕
熊本縣の郡名。今は「ゴウシ」と読む。『持統紀』十(六九六)年に「皮石(かはし)郡」←「合(かふ)」。
かはづ【蛙】カワズ〔恆7〕
∞かへで(楓)
かはひ【河合】カワイ〔姓名〕
苗字の一。重箱讀みの「河(か)+合(あひ)」ではなからう。「川會(かはひ)」は兵庫縣美方郡村岡町の地名(〒667-1366)。∞かはゐ(河井)。
かはら【瓦】カワラ〔近05〕
梵語「カッパーラ」の音譯。
かはら【香春】カワラ〔地名〕
福岡縣(豐後國田川郡)の町名。『豐前國風土記逸文』に「鹿春(かはる)郡」。
かはる【變】カワル〔近05〕
かはわ【川匂】カワワ〔地名〕
神奈川縣中郡二宮町(〒259-0125)。また、「河曲(かはわ)」は三重縣(伊勢國)の郡名。∞「さかわ(酒匂)川」と同類か。∞うらわ(浦和)。
かはゐ【河井】カワイ〔姓名〕
苗字の一。∞かはひ(河合)。
かはをそ【川獺】カワウソ〔恆3〕
∞をそ(獺)。∞かはうそ(川獺)
かひ【貝】カイ〔近11〕
かひ【甲斐】カイ〔近11*〕
舊國名。「かひ(峽)」から。宮崎縣延岡市には「おほかひ(大峽町)」の地名あり。∴甲斐甲斐しい
かひこ【蠶】カイコ〔近11〕
略字「蚕」は「天(てん)」を形聲音符にするといふが、「蠶(さむ)」とは音がかなり異る。
かひで【鷄冠井】カイデ〔地名〕
京都府向日市(山城國乙訓郡)(〒617-0004)。長岡京大内裏跡。『石清水八幡宮文書』延久四(一〇七二)年に「蝦手井」。松永貞徳の門人に鷄冠井(かへでゐ)令徳あり。∞かへで(楓)
かふkap/hap 54合゚h盒゚哈゚閤゚鴿゚蛤゚+58h洽゚58恰゚袷゚\55h盍゚h闔゚54溘:\59甲゚h匣゚h狎゚胛゚58岬゚55閘:\
かふ【沽=賈】カウ〔同源〕
「沽(こ)」「賈(か・こ)」。∴沽券にかかはる。
がふgap/hap 【54合'】\
かふか【甲賀】コウカ〔地名〕
滋賀縣(近江國)の郡名。『敏達紀』に豪族「鹿深(かふか)臣」あり。←「甲(かふ)」。∴〜者。〜衆。
かべ【河邊】〔地名・音訓〕
東京都青梅市の地名。「か(河)」は字音か訓か未詳。(〒198-0036)
かへで【楓】カエデ〔植物〕
←「かへる(蛙)+手」。∞もみぢ(紅葉)∞かひで(鶏冠井)。
かへりみる【顧】カエリミル〔近21・16〕
文語上一段動詞
かへる【蛙】カエル〔近15〕
かへる【孵化】カエル〔近16〕
かへる【歸・囘】カエル〔近15・同源〕
「歸(くゐ)」「囘(くゎい)」∴囘歸線。
がへんず【肯んず】ガエンズ
かほ【顏】カオ〔近07〕
かほる【薫・香】
ハ行の類推を誤った假名遣。∞かをる(薫・香・馥郁)∴シクラメンのかほり。
かま【鎌】〔音訓〕
「かま」は訓、「けむ」は音。「かま」は音「けむ」から來たとする説あり。
かまきり【螳螂・蟷螂】カマキリ〔聯綿・同源〕
「螳螂・蟷螂(たぅらぅ)」は「-ang」の疉韻字。∴〜の斧。
がまずみ【】〔植物〕
かまど【窯=窰】〔同源〕
「窰(えう)」は「窯(えう)」の異體字。搖遥などは「えう」「羔」は「かう」、「羹」は「かぅ」。∴民の窯は賑はひにけり。
がまふ【蒲生】ガモウ〔地名・姓名〕
∴〜氏郷。
かみ【香美】〔地名〕
高知縣(土佐國)の郡名。明治以前は「カガミ」と讀む。→「香(かが)←(キャング)」。∞かぅみ(廣瀬香美)。
かみ【紙】
「かみ(紙)」は「簡(かん/けん)」の字音に由來するといはれる。「-n」であるが「かに」とはならなかった。∞ふみ(文)。∞てがみ(手紙)。
カミオカンデ【】
「スーパーカミオカンデ」は岐阜縣吉城郡神岡町の鑛山跡に設けられたニュートリノ觀測装置。「カミヲカンデ」とすべきだが、固有名詞は改め難い。
かみかうち【上高地】カミコウチ〔地名〕
長野縣南安曇村の景勝地。本來は「神河内(かみかうち)」であり、「上高地」は近年の稱。偶然にも假名遣は一致する。
かみくづ【紙屑】カミクズ〔近02〕
かみなり【霹靂】〔聯綿〕
「霹靂(へきれき)」は「-ek」の疉韻字。∴青天の〜。
かむkam/ham(舊假かん 54勘゚堪゚戡゚\54h函(凾)゚h涵゚\54坎゚\55敢:橄:瞰:\【55甘:柑:坩:疳:h蚶:56拑'箝'鉗'59嵌゚】\55h歛:\58h咸゚緘゚h鹹゚54感゚h憾゚h撼゚轗゚55h喊:\58歉゚\58h陷(陥)゚\59監゚h艦゚鑑(鑒)゚h檻゚\59h銜゚\
かむ【咀嚼・咬・噛】〔同源〕
「咀嚼(そしゃく)」は「s-」の雙聲字。「咬(かう)」「噛(がう)」。
がむgam/ham(舊假がん 54h含'h頷'\54龕'\58嵒゚59癌゚\59岩゚\59巖(巌)゚\
がむ【癌】
舊假名がん「癌」「岩」「巖」共に「がむ/げむ」。∞いは(岩)。
かむか【坎〓=轗軻】舊假名かんか 〔同源〕
世に入れられないさま。「k-」の雙聲字。「坎(かむ)」「轗(かむ)」。「欠(けむ)」は「缺(けつ)」の略字としても使はれるが、本來は別字。
がむくつ【岩窟=巖窟】
舊假名がんくつ∞「いはほ(巖=嵒)」。
かむこう【拑口=緘口】
舊假名かんこう∞「はさむ(緘・拑・箝)」。
カムサハムニダ【感謝】
朝鮮語挨拶言葉、→「感(かむ)」
かむしゃぅ【疳症】カンショウ
舊假名かんしゃぅまた「癇性(かんしゃぅ)」とも書くが、假名遣は異る。
かむじる【感】舊假名かんじる〔恆8-1〕
「感(かむ)」
かむすう【函數】
舊假名かんすう書替へ字で「關數(くゎんすう)」とするが、假名遣は合はない。
かむせぃ【坎穽=陥穽】
舊假名かんせい∞「おちいる(坎=陷)」。
かむだかい【甲高・疳高】
舊假名かんだかい「かむ」は「甲(かふ/けふ)」の「-p」から「-m」へと音變したもの。「疳(かむ)高い」も假名遣は一致する。
かむづまる【神座】カンズマル
←「神+しづまる(鎭)」。かんづまる。
かむなび【神南備・甘南備】〔地名〕
→「甘(かむ)」。大阪府富田林市(〒584-0054)。
かむにん【堪忍】
舊假名かんにん∴ならぬ〜するが〜
かむぱん【甲板】
舊假名かんぱん「かむ」は「甲(かふ/けふ)」の「-p」から「-m」へと音變したもの。ただし船員用語としては「甲板(かふはん)」とも。
かむらむ【橄欖】舊假名かんらん〔聯綿〕
「-am」の疉韻字。
カムランわん【金蘭灣】〔地名〕
ベトナムの地名。「金(きむ/こむ)」。
かむゐ【神居=神威】カムイ〔地名〕
「かむゐ」はアイヌ語で神の意。旭川は「神居古譚」、斜里郡蓖苣エ里町では「神威」(〒078-0185)を宛てる。
かめいど【龜戸】〔地名〕
東京都(下總國葛飾郡)江東區の地名。地名の由來を「龜井戸」なる井戸に結びつける説もあり、それなら「かめゐど」であらうか。平成十五年、香取神社に「龜の井」復活。元は付近の梅屋敷にあり。假名遣未詳。∴龜戸天神のうそ替へ。
かも【鴨】〔表音〕
「鴨(あふ)」は鳴き聲。「アーップ」から。
かもゐ【鴨居】カモイ〔近11・恆5〕
かや【加悦町】〔地名〕
京都府、大江山附近。「悦」は「えつ」。
かや【茅=茆】〔同源〕
「茅屋=茆屋(ばうをく)」
かや【高陽院】〔地名〕
桓武天皇皇子賀陽(かや)親王の邸宅。「かう(高)」「やぅ(陽)」。
かやくごはん【加藥御飯】
關西の炊き込み御飯。
かよひ【通】カヨイ〔近12〕
がらがら【】〔表音〕
からす【烏=鴉】〔同源・表音〕
「烏(を/う)」「鴉(あ/え)」いづれも鳴き聲の描寫に由來する。
がらんどう【】
副詞「がらんと」から。字音「伽藍堂(がらむだぅ)」ではない。
かり【雁=鴈】〔同源〕
「雁(がん)」「鴈(がん)」
かりうど【狩人】カリュウド〔恆2〕
「かりびと」のウ音便。
かりとる【芟】〔同源〕
「芟除(さむぢょ)」はまた「刪除(さんぢょ)」とも書くが、假名遣は異る。
かるら【迦樓羅】〔佛教〕
鳥神。藥師十二神將の一。「インドネシアガルーダ航空」はこれに因む。→「迦(か)」「樓(ろう/る)」。
かれひ【鰈】カレイ〔動物〕
←から(唐)+えひ。「かれひざは(王餘魚澤)」は青森縣南津輕郡の地名。(〒038-1313)
かれる【枯=渇=涸=竭】〔同源〕
「枯渇(こかつ)」「涸(こ)」「竭(けつ)」
かろんじる【輕】〔恆8-1〕
カワイヤノー【】〔表音〕
鳥取縣『貝殼節』。
かわく【乾】〔近04・05・恆1〕
←「氣+湧く」。
かをる【薫・香・馥郁】カオル〔近07・08・恆3・同源〕
「かほる」「かほり」と誤る例多し。「シクラメンのかほり」など。「馥郁(ふくいく)」は「-k」の疉韻字。
【かん】
かむkam/ham(舊假かん)54勘゚堪゚戡゚\54h函(凾)゚h涵゚\54坎゚\55敢:橄:瞰:\【55甘:柑:坩:疳:h蚶:56拑'箝'鉗'59嵌゚】\55h歛:\58h咸゚緘゚h鹹゚54感゚h憾゚h撼゚轗゚55h喊:\58歉゚\58h陷(陥)゚\59監゚h艦゚鑑(鑒)゚h檻゚\59h銜゚\
かんkan/han29乾:幹:h翰゚h瀚゚h韓゚\29侃:\29h寒゚\29干:刊(刋):汗゚竿:肝:奸:h扞゚杆(桿):h罕:h鼾:h旱゚h悍゚h捍゚稈:h駻゚+31骭:\29h漢:32艱゚\29看:\29栞:\【29h邯゚】\31姦゚\【31菅゚】\32間゚簡゚h嫺゚h癇゚31澗゚\32h閑゚h嫻゚\32柬゚揀゚31諫(諌)゚\44羹"羮"[カゥ]\59甲'[カフ]\
くゎんkuan/huan30uh完゚冠:h浣(澣)゚+31u莞:h皖゚\【30u官:棺:管:館(舘):】\30u寛:\30uh桓゚\30u款:\30uh緩゚32u湲゚\30u貫:31u慣゚\30uh奐:h換゚h喚:h渙:h煥:\30uh歡(歓):罐(缶):懽:觀(観):h讙:鑵:h驩:灌(潅):26u勸(勧)'34u顴'\31uh環゚h寰゚h鐶゚h鬟゚圜゚34u還'\31u串゚h患゚\31u丱゚關(関)゚\31uh宦゚\32u鰥゚\【34u卷(巻)'】\
▼甘柑拑箝鉗坩疳蚶嵌(かむ)、邯(かん)
(學研漢和大字典では拑箝鉗のみ「慣用音かん」
▼菅 [漢]かん[慣]くゎん
官棺管館(舘) くゎん
菅家(菅原道眞)に限り「くゎんけ」とする
▼澣(くゎん)、幹(かん)となるが、「澣」は
「浣(くゎん)」の異體字
【がん】
がむgam/ham(舊假がん)54h含'h頷'\54龕'\58嵒゚59癌゚\59岩゚\59巖(巌)゚\
がんgan/han29岸:\31雁゚贋゚\31顏(顔)゚\31鳫゚鴈゚\32眼゚\
ぐゎんguan/huan26u願。\26u元'30u玩:翫:31u頑゚\30uh丸。\
がんがぜ【雁甲羸】〔動物〕
「雁(がん/げん)」「甲(かふ/けふ)」「羸(るい)」。「羸」を「ぜ」と讀む理由は不明。
かんがみる【鑑】〔近21〕
文語上一段動詞。「かがみ(鏡)」「かがみる」の轉。字音「鑑(かむ)」に由來するものではない。
かんけ【菅家・菅原道實】舊假名くゎんけ〔姓名〕
百人一首などでは「くゎんけ」とする。「官(くゎん)」「管(くゎん)」などからの聯想であらうが、廣韻などの韻書に基づく字音假名遣は「菅(かん)」である。
カンサイ【山本寛齋】〔姓名〕
「寛齋」の假名遣は「クヮンサイ」が正しいが、個人名は改め難い。
かんじき【〓橇】
ガンジス【恆河】〔外來〕
→「恆(こぅ)←ホング」。字音假名と「ガンジス」は合はない。
かんじん【肝腎】
書替へ字で「肝心(かんじむ)」とするが、臟器の場所も假名遣も異る。
かんせふ【干渉】カンショウ
∞「かかはる(關干)」。
カンチロリン【】〔表音〕
俗曲『かんちろりん』。
カントン【廣東】〔外來〕
北京語なら「クヮントン」、廣東語なら「クヲントン」が近いか。→「廣(くゎぅ)←クヮング」「東(とぅ)←トング」。∞ホンコン(香港)。
かんなん【艱難】〔聯綿〕
「-an」の疉韻字。∴〜辛苦。
がんばる【頑張】
←我に張る、「頑張(ぐゎんばる)」は宛字。∴前畑〜。
カンフー【功夫】
→「功(こぅ)←コング」。「功」を「カン」と發音する地域は少なく、音の由來不詳。
【き】
ki/hi05企:\05伎゚岐゚跂:\05奇(竒):寄:騎゚崎(嵜):埼゚碕:剞:掎:畸:綺:\05u規:窺:槻:\05h曦:\05枳:\05羈:羇(覊):\06器(噐):\06棄(弃):\06u季:悸゚\06祁゚\06冀:驥:\06几:机:飢:肌:\06h屓:\06u癸:揆゚葵゚\06耆゚\06覬:\06u龜(亀):\07h喜゚h嬉:h僖:h憙:h熹:h禧゚\07己゚忌゚紀゚記゚起゚杞゚\07其゚基゚期゚棋(棊)゚箕:朞゚淇゚祺゚騏゚麒゚旗゚\07h煕(熈):姫:\08h希゚h稀゚h唏゚h晞゚h欷゚\08幾゚畿゚磯゚機゚譏゚饑゚\08既゚曁゚\08毅'\08汽゚氣(気)゚\08祈゚圻゚\08旡゚\
くゐkui/hui(舊假き)05u危'詭:跪゚\05uh毀:h燬:\05uh麾:\05u虧:\06u喟:\06u逵゚\06u馗゚軌:\08uh揮゚h輝゚h暉:\08uh徽゚\08u貴:06u簣゚饋゚匱゚櫃゚\08u鬼:06u愧:餽゚\08uh卉゚\08u歸(帰皈)゚\
▼遺(い・ゆい)、貴簣饋匱櫃(くゐ)、潰(くゎい)
【ぎ】
gi/hi05伎。妓。技。\05宜:誼:\05祇。\05義:儀:蟻:議:礒:艤:h羲'h犧(犠)'\05h戲(戯)'\06u葵。\07欺'\07疑:擬゚\08沂゚\
ぐゐgui/hui(舊假ぎ)05u僞(偽):\08u魏゚巍:\
きい【紀伊】〔地名〕
舊國名。『古事記』に「木國」「紀國」。「紀伊」とはこれを好字化ならびに二字とするためにつけ、長音化したもの。書店名は「紀伊國屋(きのくにや)」。∞へい(閉伊)。
キーセン【妓生】
→「生(せぃ)←セング」
キールン【基隆】〔外來〕
臺灣の地名。→「隆(りゅぅ)←ロング」
きうkiu/hiu 50 52鬮:\50臼゚舅゚舊(旧)゚\50丘゚蚯゚邱゚\50久゚灸゚玖゚柩゚疚゚\50h休゚h貅゚52h烋:\50h朽゚\50求゚救゚球゚毬゚裘゚逑゚\50九゚仇゚究゚鳩゚\50咎゚\50h嗅゚\50廏(廐厩)゚\52糾(糺):赳:\52樛:\
きう【九=玖】〔同源〕
「玖」は書類の改竄を防ぐための書き方。「九」「玖」共に「きう/く」。
きう【鳩】キュウ〔表音〕
「鳩(きう/く)」は鳩の鳴き聲。本來「きゅぅ」はキュング、「きふ」はキップのやうな音であったので、クークーと鳴く鳩の聲として適當ではなからう。
ぎうgiu/hiu 50牛゚\
きうさぅ【鏐鏘】キュウソウ
∞「れぃろぅ(玲瓏)」。
きうらぎ【嚴木】キュウラギ〔地名〕
←「きよらか+木」。佐賀縣東松浦郡の町名。∞いつくしま(嚴島)
きうり【胡瓜】キュウリ〔恆2〕
←黄+瓜。∞うめきう、∞もろきう。
きえる【消】〔近15・恆4〕
∞きゆ(消)
ぎえん【義捐】
「義援」は書替字。「捐(えん)」は「すてる」、「援(ゑん)」は「たすける」と假名遣・意味ともに異る。∴〜金。
きかふ【城飼】キコウ〔地名〕
靜岡縣(遠江國)の郡名。『藤原宮木簡』に「紀甲(きかふ)郡」。
ききゃぅ【桔梗】キキョウ〔植物〕
古名「きちかぅ」。∴秋近う野はな(桔梗の花)りにけり白露のおける草葉も色かはりゆく(紀友則・古今集)。
【きく】
きくkik/hik01菊:掬:鞠:麹:\01鞫:\
きく【規矩】
∞「のり(規矩)」。
きく【崎嶇】〔聯綿〕
「k-」の雙聲字。
きぐ【危惧=危懼=危虞】
∞「おそれる(惧=懼=虞)」。
きくきゅぅ【鞠躬】〔聯綿〕
「k-」の雙聲字。∴〜如。
きこえる【聞】〔近15・恆4〕
きこゆ【聞】〔近19〕
文語下二段動詞。
きさい【私市】〔地名〕
武藏國埼玉郡の地名。「きさいべ(私部)」は「きさき(后)」による。近世には「騎西」の「私市藩」あり。同様の地名は京都大阪にも。
きじ【雉】〔近01〕
∴〜も鳴かずば撃たれまい
きしゃぅ【記章】キショウ
∞「徽章(くゐしゃぅ)」も近義だが假名遣は異る。
きしゃぅ【氣性】キショウ
また「氣象(きしゃぅ)」とする場合あり、假名遣は偶然に一致する。∴よい御〜だ。
きず【疵・創傷=瘡】〔近02・03・同源・聯綿〕
「創瘡(さぅ)」「傷(しゃぅ)」。「創傷(さぅしゃぅ)」は「-ang」の疉韻字。∴毛を吹いて〜を求める
きすぎ【來生】〔姓名〕
苗字。恐らく「生」を「すぎ」と讀むのは「しゃぅ←シャング」に由來するものと思はれる。「來生たかを」は歌手名。
【きち】
きちkit/hit21吉。\22u橘。\
【きつ】
きつkit/hit21吉゚詰゚佶゚拮゚\22u橘゚\25乞゚吃゚訖゚屹'\47喫'[ケキ]\
きづき【杵築】〔地名〕
島根縣簸川郡。出雲大社(杵築宮)の所在地。∞いづも(出雲)。
きづく【築】キズク〔近03・恆7〕
元は假名遣が同じであったものが、現代假名遣で書き分けるやうになった稀有な例が「築く」と「氣づく」。∞ついぢ(築地)。
ぎっしゃ【牛車】
「牛(ぎう)」の促音化。「ぎゅっしゃ」ではない。∞じふ(十)。
きっと【急度・屹度】
「きと」の強調。「きつと(屹度)」「きふと(急度)」は宛字。
きづな【絆】キズナ〔近02〕
きづま【氣褄】キズマ〔恆7〕
←「氣詰り」。∴「〜を合はす」(氣にいるやう調子を合はせる。)
きぬ【衣・絹】
「きぬ」は字音「絹(けん)」に由來するといふ。
きぬ【鬼怒川】〔地名〕
栃木縣の川。また温泉地。『常陸風土記』に「毛野(けの)川」。平安時代に「衣(きぬ)川」。江戸期に至り「鬼怒川」と稱す。「鬼」は音「くゐ」だが、鎌倉時代以降は「き」と「くゐ」の區別は消滅。
きぬた【砧=碪】〔同源〕
「衣板」の轉。「砧・碪(ちむ)」「占(せむ)」「甚(じむ)」∴白妙の衣うつ〜の音も(源氏・夕顏)
きねん【記念=紀念】
「記(き)」と「紀(き)」は通用する例が多い。「古事記」「日本書紀」なども同樣。
きのえ【甲】〔近16〕
「木の兄(え)」の意。十干の第一。
きのふ【昨日】キノウ〔近09・恆2〕
きばぅ【希望】キボウ
∞「こひねがふ(希=冀=覬=庶幾=尚)」。
きはまる【極】キワマル〔近05〕
∴進退〜。
きはむ【規範】
舊假名きはんまた「軌範(くゐはむ)」とも書くが、假名遣は異る。
きはめる【究・窮】キワメル〔同源〕
「窮理(きゅぅり)」「究理(きうり)」は類義だが假名遣が異る。
きひれ【給黎】キイレ〔地名〕
鹿兒島縣(薩摩國)の郡名。明治三十年に「喜入村」を揖宿郡に編入。←「給(きふ)」。恐らく「喜入(きいれ)村」は給黎に由來するが、假名遣が合はず、後世に宛てた漢字と思はれる。
きふkip/hip 53及゚h吸゚汲゚笈゚級゚\53急゚\53泣゚\53給゚h翕゚歙゚\
ぎぼし【擬寶珠】
長く「寶」は「はう」とされてきたが、「ほう」が正しい。ぎぼうしゅ。
きほひ【競】キオイ〔近11〕
きほひ【氣負】キオイ〔近11〕
「きほふ(競)」の連用形の名詞用法。「負ふ」は「おふ」のため、「きおふ」とする説もあり。∴〜があるのは若さの特徴だ。
きみ【君】
「きみ」は字音「君(くん)」に由來する。「君(くん)」は「-n」だが「きに」とはならない。
きむkim/him(舊假きん 53禁゚襟゚噤゚\53金゚錦゚欽゚\【53今゚琴゚衿゚衾゚禽゚檎゚擒゚】\
きむ【金武】舊假名きん〔地名〕
沖繩縣國頭部の町名。「きむ(金)」+「ぶ(武)」で「きむ」か、または「武」を省略したものか未詳。
ぎむgim/him(舊假ぎん 53吟゚\53崟゚\
キム・イルソン【金日成】〔外來〕
北朝鮮主席。→「金(きむ)」「成(せい)←セング」
ぎむしょぅ【吟誦】
舊假名ぎんしょぅ「吟唱(ぎむしゃぅ)」「吟嘯(ぎむせう)」と書く場合あり、それぞれ假名遣が異ると共に、字義も少し異る。「誦(となへる)」「唱(うたふ)」「嘯(うそぶく)」
きむじる【禁】舊假名きんじる〔恆8-1〕
きむぴらごばぅ【金平牛蒡】キンピラゴボウ
舊假名きんぴらごばぅ「金平」は坂田金時(金太郎)の子。「金比羅(こむぴら)」とは無關係。∞ことひら(琴平)。
キム・ヨンサム【金泳三】〔外來〕
韓國大統領。→「金(きむ/こむ)」「泳(えぃ)←ヤング」「三(さむ)」
【きゃ】
きゃkia/hia40伽゚\42脚"[キャク]\
きゃぅkiang/hiang 42享゚+44h亨:\42強゚繦゚襁゚\42h郷゚h響゚h饗゚44h嚮゚卿。\42h香゚\42僵゚薑゚彊(強)゚疆゚\42姜゚\42羌゚\44h杏'\44京(亰)。\44驚。\44梗。\44竟。鏡。競(竸)'境。\47h馨。\47經(経)。\
ぎゃぅgiang/hiang 42仰゚\43 44h行'\47h形。\
ぎゃぅぎゃぅし【行々子・仰々子】[動物・同源]ギョウギョウシ
→「行(かう/ぎゃう)」「仰(ぎゃう/がう)」。
ぎゃぅぎゃぅしい【仰々】ギョウギョウシイ
また「業々(げふげふ)しい」とも書くが、假名遣は異る。
ぎゃぅさん【仰山】ギョウサン〔表音〕
京都方言。本來は仰讚(おほげさ)か。∴〜な酒飮みと聞いたが。
きゃぅじつ【嚮日=向日】キョウジツ
∞「さきに(嚮・向・曩)」。「嚮」の音符は「卿(けぃ/きゃぅ)」。「向(かぅ/きゃぅ)」ではない。
きゃぅゐき【疆域=境域】キョウイキ
∞「さかひ(疆=境)」。
【きゃく】
きゃくkiak/hiak42却(卻)゚脚゚\44客。\
【ぎゃく】
ぎゃくgiak/hiak42虐:瘧゚h謔'\44逆。\
きゆ【消】〔近19〕
文語下二段動詞。∞きえる(消)
【きゅう】
きうkiu/hiu50 52鬮:\50臼゚舅゚舊(旧)゚\50丘゚蚯゚邱゚\50久゚灸゚玖゚柩゚疚゚\50h休゚h貅゚52h烋:\50h朽゚\50求゚救゚球゚毬゚裘゚逑゚\50九゚仇゚究゚鳩゚\50咎゚\50h嗅゚\50廏(廐厩)゚\52糾(糺):赳:\52樛:\
きふkip/hip53及゚h吸゚汲゚笈゚級゚\53急゚\53泣゚\53給゚h翕゚歙゚\
きゅぅkiong/hiong01宮゚\01弓゚穹゚躬゚窮゚\
【ぎゅう】
ぎうgiu/hiu50牛゚\
きゅぅりゅぅ【穹窿】
∞「そら(穹窿)」。
【きょ】
きょkio/hio09\09去゚\09居゚鋸゚据゚裾゚倨゚踞゚\09巨゚拒゚渠゚距゚炬゚秬゚苣゚鉅゚\09虚゚h嘘゚墟゚h歔゚\09車゚\09據(拠)゚醵゚遽゚\09擧(挙舉)゚欅゚\09筥゚h許゚
【ぎょ】
ぎょgio/hio09\09魚゚漁゚\09御゚禦゚\09圄゚\09圉゚馭゚
きよい【清淨】〔聯綿〕
「清淨(せぃせぃ/しゃぅじゃぅ)」は雙聲疉韻字。∴六根清淨(しゃぅじゃぅ)
【きょう】
きゃぅkiang/hiang42享゚+44h亨:\42強゚繦゚襁゚\42h郷゚h響゚h饗゚44h嚮゚卿。\42h香゚\42僵゚薑゚彊(強)゚疆゚\42姜゚\42羌゚\44h杏'\44京(亰)。\44驚。\44梗。\44竟。鏡。競(竸)'境。\47h馨。\47經(経)。\
きょぅkiong/hiong03共゚供゚恭゚拱゚蛬゚\03h凶゚h兇゚h匈゚h胸゚h恟゚h洶゚\03恐゚蛩゚鞏゚04跫'\03廾゚48h興゚\48兢:\48矜:\
くゐゃぅkiuang/hiuang(舊假きゃぅ)42u匡゚框゚筐(筺)゚\42u狂゚誑゚\44uh兄。42uh況(况)゚\
けうkiau/hiau35叫:\35梟:\35竅:徼。\36喬゚轎゚橋゚僑゚矯:蕎:嬌:驕:\37教。\37餃。\
けふkiap/hiap58夾。h峽(峡)'h狹(狭)'筴。h陜'57h挾(挟)゚h侠゚頬:篋:莢:\60怯゚\60h脇゚h脅゚57h協(叶)゚\
【ぎょう】
ぎゃぅgiang/hiang42仰゚\43 44h行'\47h形。\
ぎょぅgiong/hiong48凝:\
げうgiau/hiau35尭:嶢:僥'h曉(暁)'澆'驍'36翹。蟯'\
げふgiap/hiap60業゚\
きょぅおう【供應】
∞「もてなす(享=饗)」。
ぎょうざ【餃子】
「餃(かう/けう)」であり、假名遣は「げうざ」とすべきか。「子」の唐音は「す」。
きょおこ【遠山景織子】
女優名。∞けうとい(氣疎い)
きょき【歔欷】
∞「すすりなく(歔欷)」。
【きょく】
きょくkiok/hiok03h旭゚\03局゚跼゚\03曲゚髷゚\48亟゚極゚\48棘゚蕀゚\
くゐょくkiuok/hiuok(舊假きょく)48uh洫゚\
【ぎょく】
ぎょくgiok/hiok03玉゚\48嶷゚\
きょくせき【跼蹐】〔聯綿〕
「-ok」の疉韻字。
キョンシー【彊死】
漢土の幽靈。香港映畫で多用。→「彊(きゃぅ)←キョン」。「香港(かぅかぅ)」を「ホンコン」と讀むやうに、廣東音では「o」になる。
きらひ【嫌】キライ〔近12〕
きりふ【桐生】キリュウ〔地名〕
きりん【騏麟】〔動物〕
∴〜も老いては駑馬に劣る(戰國策)。
きる【着】〔近21〕
文語上一段動詞。「着(ちゃく)」は「著(ちょ)」の異體字。ただし「きる、きせる」意に限る。「いちじるしい、あらはす」意は「著」。
【きん】
きむkim/him(舊假きん)53禁゚襟゚噤゚\53金゚錦゚欽゚\【53今゚琴゚衿゚衾゚禽゚檎゚擒゚】\
きんkin/hin21巾゚\21緊:\21h釁゚\22u均:鈞:\25斤゚芹゚近゚h忻゚釿゚h欣゚26h掀'\25筋゚\25菫゚懃゚勤゚謹゚槿゚21瑾゚僅゚覲゚饉゚\【48+21矜'[キョゥ]】\
くゐんkuin/huin(舊假きん)21u22u窘゚\22u菌゚麕゚21u箘(箟)゚\
【ぎん】
ぎむgim/him(舊假ぎん)53吟゚\53崟゚\
ぎんgin/hin21銀゚+25垠゚25齦゚\21憖:\
キンカジュー【kinkajou】〔外來〕
中南米の哺乳類。和語由來ではない。
ぎんなん【銀杏】〔植物〕
「ぎんあん」の連聲。「杏(あん)」は唐音。∞あんず(杏)。
【く】
ko/ho01宮。[キュゥ]\【01工。功。h紅'貢。箜。[コゥ]】\03供。[キョゥ]\03廾。[キョゥ]\10倶:惧゚\10句:駒:劬゚h煦:+51枸:51狗。h佝。[コウ]\10矩:\10區(区):躯:驅(駆駈):嶇:\10吁:\10瞿:懼゚衢゚\10窶゚\11苦。\11庫'\50久。玖。[キウ]\50九。鳩。[キウ]\51口。[コウ]\51垢。[コウ]\51h吼。[コウ]\
【來】〔近21〕
文語カ變動詞
【ぐ】
go/ho10具。惧。颶。\10愚:\10虞:+11麌:\49uh弘。[コゥ]\
ぐあひ【具合】グアイ
「ぐはひ」との説あり。現代假名遣は「ぐあい」だが、實際には「グワイ」のやうに讀む。「∞たくあむ(澤庵)」を「タクワン」と讀む如し。
くい【悔】〔近12・12・13〕
∞くゆ(悔)
くいる【悔】〔恆5〕
ヤ行上一段動詞
【くう】
くぅkong/hong01空。\
【ぐう】
ぐうgou/hou10禺'嵎'寓'遇'隅'[グ]51偶'藕'\
ぐぅgong/hong01宮'\
クーニャン【姑娘】
→「娘(ぢゃぅ)←ニャング」
くえる【壞・潰】
←くゆ、古語だが、方言や地名に殘る場合あり。∞つひえる(壞・潰)
くえんさん【枸櫞酸】
∞えにし(縁)
くぐつ【傀儡】〔同源〕
「傀儡(くゎいらい)」は「-ai」の疉韻字。
くぐゑん【苦患】
舊假名くげん「患(くゎん/ぐゑん)」。
くごこと【箜篌琴】
→「篌(こう)」
くさ【草・艸・莽】〔同源〕
「草・艸(さう)」「莽(まぅ)←マング」。「草莽(さうまぅ)」は疉韻のやぅであるが、元音は全く異る。∴〜の根を分けて搜す。
くさつ【草津】〔地名〕
群馬縣(上野國吾妻郡)の町名。温泉地として著名。←「臭水(くさうづ)」。→「水(みづ)。∴草津節(群馬縣民謠)
くじ【籤】〔近01*〕
∴阿彌陀〜∴籤に取る。
くじく【挫】〔近01〕
∴強きをくじく
くじゃく【孔雀】〔動物〕
ぐじゃぐじゃ【】
くず【葛】〔近03〕
「國栖(くず)」は奈良縣吉野郡の地名。古來より葛の産地として著名。∴〜餡。
くずは【楠葉】〔地名〕
大阪府枚方市。『記崇神』に「久須婆(くすば)の度(わたり)」。「樟葉宮」は繼體天皇の宮都。
くだ【管=〓】〔同源〕
「管(くゎん)」「〓(くゎん)」
ください【】〔恆5〕
くちずさむ【口遊】
「すさむ」は心のおもむくままの事をする意の動詞。「手すさび」など。
くぢゅう【久住・久重】クジュウ〔地名・同源〕
九州の山名。主峰は「久住山」だが、山群としては「久重山」と書く。「住(ぢゅう)」「重(ぢゅぅ)←チョング」は漢字の原音としては相當に隔たるが、偶然にも假名遣は同じ。古名「くたみ(救覃・朽網)山」。←「覃(たむ)」。∴「阿蘇くじゅう國立公園」
くぢら【鯨】クジラ〔近01*・02・恆6〕
「鯨」は「くぢら」「くじら」兩説あり。戰前の習慣としては「くぢら」が多い。∞めくじら。∴〜尺。∞ゴジラ
【くつ】
くつkot/hot24u屈゚掘゚崛゚倔゚+27u堀'27u窟'\
くづ【屑】クズ〔恆7〕
くづ【圷】クズ〔地名〕
栃木縣那須郡。「あくつ(圷)」とは川沿ひなどの低地。「∞塙(はなは)」の逆。
くつがへす【覆】クツガエス〔近14〕
くっきゃぅ【屈強】クッキョウ〔同源〕
元は「究竟(くきゃぅ)」から。「屈彊」と書くこともあり、「強」と「彊」は同字。∞つよい(剛=彊=強)
ぐづぐづ【愚圖々々】グズグズ〔恆8-2〕
「愚圖(ぐづ)」は宛字だが、假名遣は合ふ。「圖(と/づ)」。∴『愚圖の大忙し』(山本夏彦)
くづりゅうがは【九頭龍川】クズリュウガワ〔地名〕
福井縣の川。室町期には「崩(くづれ)川」。「頭(とう/づ)」。
くづれる【崩】クズレル〔恆7〕
くつわ【轡】〔近04*・05・恆1〕
「口輪」の意、または「口割」の意とも。∴〜をはめる。〜蟲(がちゃがちゃ)。〜を竝べる。〜形。(○の中に十)
くどむ【瞿曇】舊假名くどん〔佛教〕
釋迦の姓「ゴータマ」の音譯。→「曇(どむ)」
くは【鍬】クワ〔近04〕
くはだつ【企】クワダツ〔近04*〕
くはふるに【加】クオウルニ
くひな【水鷄】クイナ〔動物〕
くふ【喫=吃】クウ〔同源〕
「喫(きつ)」「吃(きつ)」
クマーラ・ジーヴァ【鳩摩羅什】〔外來〕
西域僧。多くの佛典を漢譯。→「鳩(きう/く)」。「什(じふ)」。
くまがい【熊谷】クマガイ〔地名〕
←「くま(曲)+かひ(谷)」と考へれば「くまがひ」だが。「くまがやつ」なら「くまがい」であらう。「くまがや」とも讀むから後者か。∴〜次郎直實
くまのい【熊の膽】
音訓「い」は「きも」の意。「膽(たむ)」の訓。字音「胃(ゐ)」とは異る。∞いこま(生駒)、∞いさは(膽澤)、∞いぶり(膽振)。
くむ【斟酌】〔同源〕
「斟酌(しむしゃく)」は「s-」の雙聲字。
くめ【粂】〔音訓〕
「粂(くめ)」は「久(く)」と「米(め)」の合字。「久(く)」は呉音。漢音は「きう」。「杢(木+工)」や「麿(麻+呂)」も同樣の合字。∴〜仙人
くもゐ【雲居=雲井】クモイ〔近11〕
宛字で「雲井」とも。假名遣は一致する。∴〜はるか
くゆ【悔】〔近18〕
文語上二段動詞。∞くい(悔)
くら【藏=倉】〔同源〕
「藏(ざぅ)」「倉(さぅ)」
くらい【暗=闇=陰】〔同源〕
「暗」「闇」は「あむ/おむ」。「陰」は「いむ/おむ」。
くらい【冒・霧=蒙=夢=冥=盲】〔同源〕
「冒(ぼう)」「霧(む)」「蒙(もぅ)」「夢(む)」「冥(めぃ/みゃぅ)」「盲(まぅ)」。すべてが「くらい」といふ訓を持つわけではないが意味として共通する。
くらき【久良】〔地名〕
神奈川縣(武藏國)の郡名。今の横濱市。←「良(らき)←ラング」。
くらふ【啖=啗=〓】クラウ〔同源〕
「健啖=健啗(けんたむ)」。「敢(かむ)」。
くらゐ【位】クライ〔近11・12・恆5〕
∴〜人身を極める。〜倒れ。〜負け。
くる【佝僂=傴僂】〔聯綿〕
「-u」の疉韻字
くる【來】〔近22〕
口語カ變動詞
くるわ【廓・郭】〔近04・05・恆1〕
曲輪(かこひ)の意か。
くるわくるわ【來】
くれ【暮・〓】〔同源〕
「暮(ぼ)」「〓(ほ)」
くれなゐ【紅=絳】クレナイ〔近11・12・恆5・同源〕
←呉(くれ)+藍(あゐ)。「絳(かぅ/こぅ)」と「紅(こぅ/ぐ)」は近い音ではない。∴〜は園生(そのふ)に植ゑても隱れなし。
くろうと【玄人】〔近10・恆2〕
「くろひと」のウ音便。∞しろうと(素人)。∴〜筋(相場を專業とする者)。
くろしほ【黒潮】クロシオ〔近07〕
グロリア・イップ【葉蘊儀】〔外來〕
香港の女優名。→「葉(えふ)←イェップ」。「葉公(せふこぅ)」「摩訶加葉(まかかせふ)」の如く、名乗り字は「葉(せふ)」と讀むのが正しい。しかし現在の北京音や廣東音はいづれも「葉(えふ)」の系統。
くゎkua/hua 15u卦'[クワイ]\40u果:菓:課:h夥゚顆:裹:41uh踝゚\40uh火:\40uh禾゚科:蝌:\40u過:渦'h禍゚堝:窩゚41u蝸゚\40u戈:41u找゚\40u譌゚\41u瓜゚\41u寡゚\41uh華゚h崋゚h樺゚h譁(嘩)゚\41uh匕゚h化゚h花゚40uh貨:h靴゚訛゚囮'\
ぐゎgua/hua 15uh畫(画)゚\40u臥:\41u瓦゚\
くゎいkuai/huai 14u會(会)゚獪゚h繪(絵)゚膾゚薈'檜(桧)゚\【15u挂゚掛゚褂゚】\16u怪(恠)゚\16u乖゚\16u壞(壊)゚h懷(懐)゚\17u快゚\18u塊゚魁゚傀゚h槐゚瑰゚嵬'隗'\【18uh悔゚h晦゚h誨゚】\18uh灰゚恢゚詼゚\18uh潰゚\18uh囘(回)゚h廻゚h徊゚h茴゚h蛔゚h迴゚\20uh喙゚\
ぐゎいguai/huai 14u外゚\【18u磑゚】\
くゎいくゎつ【快闊=快豁】カイカツ
∞「ひろい(闊=豁)」。
くゎいくゑつ【壞決=潰決】カイケツ
舊假名くゎいけつ∞「つひえる(壞=潰)」。
くゎいしむ【快心・會心】カイシン
舊假名くゎいしん「快心・會心」いづれも假名遣は一致する。
くゎいせき【懷石・會席】カイセキ
「懷石」「會席」は異る言葉だが、同一視される事あり、假名遣も偶然に一致する。
くゎいふく【恢復・囘復・快復】カイフク
假名遣は一致するが、「快復」は病氣の平瘉に限られ、少々意味が異る。
くゎいめつ【潰滅=壞滅】カイメツ
∞「つひえる(壞=潰)」。
くゎぅkuang/huang 43uh黄゚h簧゚廣(広):壙:曠(昿):44uh黌゚鑛(鉱):礦(砿)゚絋:\43u光:恍:洸:絖:胱:h晃゚h滉゚\43uh皇゚h凰゚h徨゚h惶゚h湟゚h煌゚h篁゚h遑゚h隍゚44uh鍠゚\43uh荒:h慌:\43uh肓:\45uh紘゚h宏゚h浤゚\
ぐゎぅguang/huang 45uh轟(軣)'\
くゎうこつ【恍惚=慌惚=〓惚】コウコツ〔同源・聯綿〕
「恍惚」は「h-」の雙聲字。「恍」「慌」「〓」共に「くゎぅ」。∴『〜の人』(有吉佐和子)。
くゎぅたぅ【荒唐】コウトウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。∴〜無稽
ぐゎえむ【臥焔】ガエン
舊假名ぐゎえん
ぐゎかい【瓦解】ガカイ
「瓦壞(ぐゎくゎい)」と書く場合もあるが、假名遣は異る。
くゎくkuak/huak 42u矍。攫。钁゚43u蠖'h穫゚45uh獲゚\43u郭:椁:廓:槨:\43u擴(拡):\43uh霍:h癨:\45uh畫(画)゚h劃゚\45u馘゚掴゚幗゚\
くゎくしゃく【矍鑠】カクシャク〔聯綿〕
「-ak」の疉韻語。
くゎくだい【廓大=擴大】カクダイ
∞「ひろげる(擴=廓)」。
ぐゎごぅじ【元興寺】ガゴウジ〔地名〕
奈良縣の古寺の名、鬼がゐたといふ傳説から、中世には「ガゴウジ」または「ガゴジ」で鬼の異名となる。
くゎし【華氏】カシ
華氏温度。獨逸人ファーレンハイト(Fahrenheit華倫海)氏の考案にかかる。→「華(くゎ)」
くゎじうじ【勸修寺】カジュウジ〔地名〕
京都山科の寺院名。「くゎんじゅじ」の轉。
くゎつkuat/huat 30u括゚筈゚聒゚蛞゚活゚闊(濶)゚31u刮゚\【30uh豁゚】\32u滑゚h猾゚\
ぐゎつguat/huat 26u月'\
くゎったつ【闊達=豁達】カッタツ
∞「ひろい(闊=豁)」。
くゎっと【】カット〔表音〕
刮目または日照の樣子。「刮(くゎつ)」との關係は未詳。
ぐゎびてう【畫眉鳥】ガビチョウ〔動物〕
くゎりん【花梨・花櫚】カリン〔植物〕
ぐゎれき【瓦礫】ガレキ
くわゐ【慈姑】クワイ〔近04*・05・11・12・恆1・5・植物〕
くゎんkuan/huan 30uh完゚冠:h浣(澣)゚+31u莞:h皖゚\【30u官:棺:管:館(舘):】\30u寛:\30uh桓゚\30u款:\30uh緩゚32u湲゚\30u貫:31u慣゚\30uh奐:h換゚h喚:h渙:h煥:\30uh歡(歓):罐(缶):懽:觀(観):h讙:鑵:h驩:灌(潅):26u勸(勧)'34u顴'\31uh環゚h寰゚h鐶゚h鬟゚圜゚34u還'\31u串゚h患゚\31u丱゚關(関)゚\31uh宦゚\32u鰥゚\【34u卷(巻)'】\
くゎん【貫】カン
鮨の單位。「貫」の字が使はれるが確證はなし。「卷(くゎん)」かもしれない。
くゎん【罐】カン
「罐」の字音は「くゎん」だが、「can」の音寫とすれば「かん」でよいのかもしれない。「缶」は「罐」の略字として使はれるが、本来は音「ふう/ふ」。
ぐゎんguan/huan 26u願。\26u元'30u玩:翫:31u頑゚\30uh丸。\
くゎんがい【灌漑】カンガイ
∞「あらふ(浣=澣=灌=盥)」。
くゎんけん【關鍵】カンケン〔聯綿〕
「k-」の雙聲字。
クヮンジュ【光州】〔外來〕
朝鮮の地名。→「光(くゎぅ)←クヮング」「州(しう)」。
くゎんじん【勸進】カンジン〔表音〕
熊本縣。『五木の子守唄』に「おどまくゎんじんくゎんじん」。「勸進」は乞食の意。
くゎんじんより【くゎんじん縒り】カンジンヨリ
由來は「觀世」「勸進」兩説あり。
くゎんする【關する】カンスル
くゎんたい【歡待=款待】カンタイ
∞「よろこぶ(歡=款)」。
ぐゎんぢゃぅ【頑丈】ガンジョウ
「岩乘(がむじょぅ)」「岩疉(がむでふ)」「岩丈(がむぢゃぅ)」「頑丈(ぐゎんぢゃぅ)」など、さまざまな表記あり、今は「頑丈」が一般的。
くゎんな【桑納】カンナ〔地名〕
千葉縣八千代市の地名。「くはんな」とすべきか。現稱「カンノウ」。(〒276-0006)
くゐkui/hui(舊假き 05u危'詭:跪゚\05uh毀:h燬:\05uh麾:\05u虧:\06u喟:\06u逵゚\06u馗゚軌:\08uh揮゚h輝゚h暉:\08uh徽゚\08u貴:06u簣゚饋゚匱゚櫃゚\08u鬼:06u愧:餽゚\08uh卉゚\08u歸(帰皈)゚\
ぐゐgui/hui(舊假ぎ 05u僞(偽):\08u魏゚巍:\
くゐしゃぅ【徽章】キショウ
「∞記章(きしゃぅ)」も近義だが假名遣は異る。
くゐそん【毀損】
舊假名きそん「棄損(きそん)」は書替へ字。「毀(こぼつ)」と「棄(すてる)」では意味も假名遣も異る。∴名譽〜。
くゐゃぅkiuang/hiuang(舊假きゃぅ 42u匡゚框゚筐(筺)゚\42u狂゚誑゚\44uh兄。42uh況(况)゚\
くゐょくkiuok/hiuok(舊假きょく 48uh洫゚\
くゐんkuin/huin(舊假きん 21u22u窘゚\22u菌゚麕゚21u箘(箟)゚\
くゑkuia/huia(舊假け 【12u圭。[クヱイ]15u挂。卦。掛。褂。[クワイ]】\41uh華。\41uh匕。h化。\
ぐゑguia/huia(舊假げ 14u外。[グワイ]\
くゑいkuiai/huiai(舊假けい 【12u圭゚珪゚桂゚h畦゚鮭゚奎゚袿゚閨゚罫゚15u挂'】\12uh慧゚\12uh惠(恵)゚\12uh攜(携)゚\
くゑぃkuiang/huiang(舊假けぃ 44uh兄゚\47u冂゚冏゚絅゚h迥゚炯(烱)゚\
くゑきkuiak/huiak(舊假けき 47u闃゚\
ぐゑきguiak/huiak(舊假げき 47u闃'\47u鵙(鴃)'\
くゑ【九繪・垢穢】クエ
[動物]魚名。「繪(くゎい/ゑ)」「穢(わい/ゑ)」
くゑしゃぅ【化粧=化妝】ケショウ
舊假名けしゃぅ∞「よそほふ(粧=妝)」。∞けはひ(氣配)。
くゑつkuiat/huiat(舊假けつ 26u闕゚厥゚獗゚蹶゚\33u決(决)゚訣゚抉゚\33uh穴゚\33uh血゚\33u譎゚\
くゑつ【尻】舊假名けつ〔音訓〕
俗に「尻」を「ケツ」と呼ぶのは「穴(くゑつ)」からの借音。
ぐゑつguiat/huiat(舊假げつ 26u月゚\
くゑる【蹴】ケル〔近21〕
文語下一段動詞。∞ける(蹴)∴馬の子や牛の子に蹴ゑさせてん(梁塵祕抄)∴當麻蹶速(たいまのくゑはや)
くゑれん【外連】
舊假名けれん歌舞伎用語。
くゑんkuian/huian(舊假けん 26uh喧゚h暄゚h諠゚\33uh絢:\33u犬:\33uh縣(県)゚h懸゚\【33u羂:涓:鵑:】\33uh鉉゚\【34u拳゚眷:倦゚捲:26u圈(圏)゚券(劵)゚綣゚】\34u權(権)゚\
ぐゑんguian/huian(舊假げん 26u元゚芫゚阮゚\26u原゚源゚愿゚\32uh幻。\【33uh玄。h眩。h衒。】\34u拳。\
グヱン【阮朝】〔外來〕
越南の王朝名。「阮(ぐゑん)」
くゑんくゎ【讙譁=喧嘩】ケンカ舊假名けんくゎ〔同源〕
「讙譁」「喧嘩」は「h-」の雙聲字。∴火事と〜は江戸の華。
くゑんちん【卷纖】
舊假名けんちん「纖(ちん)」は唐音。∴〜汁
ぐゑんのぅ【玄翁】ゲンノウ
舊假名げんをう玄翁和尚が用ゐた鐵製の大型の槌。「ぐゑんをぅ」の連聲。「玄能(ぐゑんのぅ)」は宛字。
くゑんらん【絢爛】舊假名けんらん〔聯綿〕
「-an」の疉韻字。∴豪華〜。
【くん】
くんkon/hon24u君:裙゚\24uh訓:\24uh熏:h薫:h勳(勲):h醺:h燻:\24uh葷:\
【ぐん】
ぐんgon/hon24u軍'\24u羣(群)。郡。\
くんづほぐれつ【組んづ解れつ】クンズホグレツ
完了助動詞「つ」の用法の一。
【け】
くゑkuia/huia(舊假け)【12u圭。[クヱイ]15u挂。卦。掛。褂。[クワイ]】\41uh華。\41uh匕。h化。\
kia/hia08h稀。[キ]\08旡。[キ]\08氣(気)。[キ]\15懈。[カイ]\16芥。[カイ]\33uh懸'[クヱン]\41家。\41袈。\41假(仮)。\
【げ】
ぐゑguia/huia(舊假げ)14u外。[グワイ]\
gia/hia13偈。[ケイ]\15解(觧)。[カイ]\19礙(碍)。[ガイ]\41h下。\41h夏。\41牙。\
【けい】
くゑいkuiai/huiai(舊假けい)【12u圭゚珪゚桂゚h畦゚鮭゚奎゚袿゚閨゚罫゚15u挂'】\12uh慧゚\12uh惠(恵)゚\12uh攜(携)゚\
くゑぃkuiang/huiang(舊假けぃ)44uh兄゚\47u冂゚冏゚絅゚h迥゚炯(烱)゚\
けいkiai/hiai12啓゚綮゚\12契゚h禊゚\12h系゚係゚\12繋゚\12計゚\12詣'稽゚\12h兮゚盻゚\12h奚゚溪(渓谿)゚h蹊゚鷄(鶏)゚\12笄゚\12繼(継)゚\12薊゚\12h醯゚\13憩(憇)゚\13掲゚\
けぃkiang/hiang44京(亰)゚勍゚景゚憬゚\44競(竸)゚境゚\44卿゚\44慶゚\44敬゚警゚檠゚\46u頃゚傾゚\46勁゚痙゚輕(軽)゚頸(頚)゚47徑(径)゚經(経)゚逕゚剄゚h脛゚45莖(茎)'\46uh夐゚瓊゚\47h馨゚磬゚謦゚\47h形゚h刑゚h型゚44荊゚\47uh螢(蛍)゚46u煢゚\
▼圭(くゑい)の形聲系列は大きく二系統に分れる
圭珪桂畦奎袿閨掛挂卦褂罫窪蛙鮭娃哇 は
[呉]ゑ・くゑ・くゑい・くゎい
[漢]わ・わい・くゑい・くゎい
佳街鞋硅崖(崕)啀睚涯は
(がい/げ) などとなる
恚 は例外的に (い/い[慣]けい) であり
封(ふぅ、ほぅ)幇(はぅ) は圭と無關係である
蛙は (わ/ゑ) の他に [慣]あ の音となる
以下の三字は二系統の兩方に跨るが、
どれが常用音か定かではない
・鮭(くゑい/くゑ) ふぐ、さけ
鮭(かい/げ ) 肴
・娃(あい/え ) 美しい
娃(わ/ゑ ) 嬰兒
・哇(あい/え ) 吐く
哇(わ/ゑ ) 吐く
【げい】
げいgiai/hiai12倪゚猊(貎)゚睨゚霓゚鯢゚麑゚\13藝(芸)゚囈゚\
げぃgiang/hiang44迎゚\44鯨'黥'\
けぃうん【卿雲=慶雲】ケイウン〔同源〕
「卿」「慶」共に(けぃ/きゃぅ)。
けぃてぃ【逕庭】
∞「へだたり(逕庭)」。
けうkiau/hiau 35叫:\35梟:\35竅:徼。\36喬゚轎゚橋゚僑゚矯:蕎:嬌:驕:\37教。\37餃。\
げうgiau/hiau 35尭:嶢:僥'h曉(暁)'澆'驍'36翹。蟯'\
けうとい【氣疎い】
うとましい。「ケウトイ」「キョウトイ」兩様の發音あり。『ぼっけえ、きょおてえ』は岩井志麻子の著。∞ぼっけもん(木強者)。∞きょおこ(遠山景織子)。
けうゆぅ【梟雄】キョウユウ〔同源〕
「驍雄(げうゆぅ)」と同義。「けうゆぅ」は疉韻のやうに見えるが、原音は「ケウヨング」のやうな音で、韻は踏んでゐない。もし韻を踏むなら「けういう」または「きょぅゆぅ」となる。
けうら【清ら】キョウラ〔音訓〕
古語。「きよらか」の轉。字音に非ず。
ケーソン【開城】〔外來〕
朝鮮の地名。→「開(かい/け)」「城(じゃぅ)←シャング」。
けえる【歸】〔表音〕
アヒ→エエ。關東方言。
けが【怪我】
「怪我」は宛字。「怪」は「くゑ」だが「くゑが」とはならぬ。∴〜の功名(こぅみゃぅ)。〜の高名(かうみゃぅ)
けがれる【汚穢】〔同源〕
「汚穢(をわい)」は「w-」の雙聲字。
【けき】
くゑきkuiak/huiak(舊假けき)47u闃゚\
【げき】
ぐゑきguiak/huiak(舊假げき)47u闃'\47u鵙(鴃)'\
げきgiak/hiak44劇'\44戟'\44隙'\44屐'\44郤'\47撃'\47激'h檄'\47h覡'\47h鬩'\47鷁゚\
げそ【下足】〔動物〕
∴紋甲の〜。
げぢげぢ【】ゲジゲジ〔恆8-2〕
∴〜眉毛。
けぢめ【別・區別】ケジメ〔近01・恆6〕
締めるわけではないので「けじめ」とはならぬ。∴けぢめ見せる心なんありける(勢語)。
ケチャップ【ketchup】
一説に「茄汁」の南方音に由來するといふ。→「茄(か/け)」「汁(じふ)」。
【けつ】
くゑつkuiat/huiat(舊假けつ)26u闕゚厥゚獗゚蹶゚\33u決(决)゚訣゚抉゚\33uh穴゚\33uh血゚\33u譎゚\
けつkiat/hiat2634訐゚\26h歇゚+34碣゚竭゚\33h頁゚\33挈゚潔゚\33h纈゚h襭゚結゚\34桀゚傑゚\34u缺(欠)゚\
【げつ】
ぐゑつguiat/huiat(舊假げつ)26u月゚\
げつgiat/hiat34孑'\
けづくろひ【毛繕】ケズクロイ〔近11〕
けっこう【結構】
∴〜毛だらけ猫灰だらけ。
けったいな【希代】
關西方言、けたい(希代)の促音化。∴〜な話。
けづる【削・刊=刪】ケズル〔近02・恆7・同源〕
「刊(かん)」「刪(さん)」∴しのぎを〜。
けなげ【健氣】
→「けん(健)」。「異(け)なりげ」の略とも。∴〜者。
けはしい【險・〓=崔嵬】ケワシイ〔近05・同源〕
「崔嵬(さいくゎい)」は「-ai」の疉韻字。また「〓(しゅつ)」の緩讀といふ。∴〜しき山道のありさまを(源・早蕨)。
けはひ【氣配・化粧】ケハイ ケショウ〔恆1〕
「氣配」は古語「けはひ」の宛字、本來なら「ケワイ」と讀む筈のところ、漢字音に引かれて「ケハイ」と讀む。鎌倉の「化粧坂」は「ケワイザカ」。同樣の地名は福島縣田村郡三春町にもあり。〒963-7754。讀み方は「ケハイザカ」。∞よそほふ(粧=妝)
けひ【飼飯】ケイ〔地名〕
兵庫縣三原郡慶野松原の古稱。「慶野」は「飼飯(けひ)」から來てゐるが、「けぃの」とせざるを得ぬ。〒656-0306。
けひ【氣比神宮】〔地名〕
福井縣(越前國敦賀郡)敦賀市の神社。「ケイ」とは讀まぬ。
けふkiap/hiap 58夾。h峽(峡)'h狹(狭)'筴。h陜'57h挾(挟)゚h侠゚頬:篋:莢:\60怯゚\60h脇゚h脅゚57h協(叶)゚\
けふ【今日】キョウ〔近09・恆2〕
←「この日」
げふgiap/hiap 60業゚\
けふちくたう【夾竹桃】キョウチクトウ〔植物〕
けふび【今日日】キョウビ
けふわ【協和=叶和】キョウワ
∞「かなへる(叶=協)」。
けみ【檢見】
稻の毛を見る意。字音の「檢(けむ)」ゆゑの「けみ」ではない。
けみす【閲】〔音訓〕
「閲」を「けみ」と讀むのは、「檢(けむ)」からの借音。∴交戰すでに四歳を閲し
けむkiam/hiam(舊假けん 56嶮'驗(験)'h險(険):檢(検):儉(倹)゚瞼:58鹸。60 61劍゚(剣゚剱゚劒゚劔゚)\56黔゚\57兼:謙:h嫌゚慊:蒹:+58歉:\
げむgiam/hiam(舊假げん 56驗(験):\57h嫌。\58減。\60嚴(厳)゚儼゚\
げむ【驗】
舊假名げん←「縁起」の倒置「ぎえん」からとも。∴〜をかつぐ。驗が良い。
けむくぢゃら【毛むくぢゃら】ケムクジャラ〔表音〕
尨(むく)犬を根幹とした擬態語。
けむどんばこ【儉飩箱】
舊假名けんどんばこ「慳貪」なら「けんどむ」。「儉約饂飩」の略といふ。
けむのん【劍呑】
舊假名けんのん「劍難」の轉。「劍呑」「險呑」は宛字。「呑」は字音「とん」
けむぶん【檢分】
舊假名けんぶんまた「見分(けんぶん)」とも書くが、假名遣が一致しない。
けむまく【劍幕】
舊假名けんまくもと「險惡(けむあく)」の連聲變化で「けむまく」となったもの。また「見幕(けんまく)」「權幕(くゑんまく)」とも書くが、假名遣は一致しない。
けむり【煙=烟】〔同源〕
「煙」「烟」共に「えん」。「因(いん)」。
ける【蹴】〔近21〕
文語下一段動詞。「蹴る」は古く「くゑる」であったが、現在一般には「ける」。相撲の祖「當麻蹶速」は「たいまのくゑはや」。「くゑる」は字音「蹶(くゑつ)」から來たとの説もあり。∞くゑる(蹴)。
【けん】
くゑんkuian/huian(舊假けん)26uh喧゚h暄゚h諠゚\33uh絢:\33u犬:\33uh縣(県)゚h懸゚\【33u羂:涓:鵑:】\33uh鉉゚\【34u拳゚眷:倦゚捲:26u圈(圏)゚券(劵)゚綣゚】\34u權(権)゚\
けむkiam/hiam(舊假けん)56嶮'驗(験)'h險(険):檢(検):儉(倹)゚瞼:58鹸。60 61劍゚(剣゚剱゚劒゚劔゚)\56黔゚\57兼:謙:h嫌゚慊:蒹:+58歉:\
けんkian/hian26建゚健゚腱゚+34鍵゚\26h憲゚\26h軒゚\26獻(献)゚\32間。繝。\33牽:h痃゚\33研'妍'\33肩:\33見:硯'\33h賢゚堅:32慳。\33繭:\33h顯(顕):\34乾゚\34件゚\34遣:譴:\【34u惓゚】\34愆:\34搴:謇:騫:26蹇:\【34u狷:絹:】\34甄:\34虔゚\
▼惓(けん)、拳眷圈券綣倦捲(くゑん)
惓は廣韻の未收字であるが、
これだけを「けん」とするのはやや疑問が殘る
▼悁捐(えん)、狷絹(けん)、羂涓鵑娟(くゑん)
【げん】
ぐゑんguian/huian(舊假げん)26u元゚芫゚阮゚\26u原゚源゚愿゚\32uh幻。\【33uh玄。h眩。h衒。】\34u拳。\
げむgiam/hiam(舊假げん)56驗(験):\57h嫌。\58減。\60嚴(厳)゚儼゚\
げんgian/hian26言゚\32h限。眼。\【33h弦。h絃。h舷。】\33h現。\34彦:諺:\
けんぐゑいじ【建花寺】舊假名けんげいじ〔地名〕
福岡縣飯塚市。「花」は「くゎ/くゑ」。〒820-0049。
ケンゾー【高田賢三】〔姓名〕
正しい假名遣は「ケンザゥ」だが、個人名は變へ難い。
けんたむ【健啖=健啗】
舊假名けんたん ∞「くらふ(啖=啗=〓)」
げんのしょぅこ【現證據】〔植物〕
【こ】
ko/ho07己。杞。[キ]\09去。\09虚。\09據(拠)。\09炬'\11h乎゚h呼゚\11古゚姑゚枯゚鈷゚估゚h怙゚沽゚罟゚蛄゚詁゚辜゚鴣゚故゚h胡゚h糊゚h湖゚h瑚゚h葫゚h蝴゚h餬゚固゚錮゚凅゚痼゚39個(个)"箇"[カ]43h涸'[カク]\11庫゚\11h弧゚h狐゚呱゚觚゚孤゚菰゚\11h戸゚雇゚顧゚h扈゚h滬゚\11股゚\11h虎(乕)゚h琥゚\11鼓(皷)゚瞽゚\11h冱(冴)゚\11h壺(壷)゚\11h滸゚\11蠱゚\11賈゚\41u夸'誇'+11u跨'11u袴゚h瓠゚胯゚刳゚\
【ご】
go/ho07期。碁。\09御。\11h胡。h瑚。h醐。\11五:伍:吾゚悟゚梧゚唔゚寤゚晤゚牾゚+09齬:09圄。語。\11h互。h冱(冴)。h沍。\11午:忤゚\11呉゚娯゚誤゚蜈゚\11h護。\51h後'\51h后'\51h篌'\53檎'[キム]\
こい【濃】〔近12・13〕
∴濃口醤油
【こう】
かうkau/hau37交゚佼゚校゚絞゚郊゚咬゚狡゚纐'蛟゚鵁゚h效(効)゚35皎゚\37h孝゚酵゚h哮゚\37攪(撹)゚\37h爻゚h肴゚h淆゚\37磽゚\37膠゚\38h好:\38浩゚h晧゚h皓゚誥:靠:37窖゚\38高:膏:槁:犒:稾(稿):h蒿:37敲゚h嚆゚\38h耗:\38攷:考:栲:37巧゚\38杲:\38h昊゚\38槹:\38皋(皐):\38睾:\38羔:\
かぅkang/hang【04h巷゚港゚】\【04江゚h項゚扛゚杠゚矼゚缸゚肛゚槓゚腔゚】\【04講゚】\【04降゚絳゚】\42仰'43昂'\42向。\42h香。\43岡:綱:鋼:崗:\43康:糠:慷:鱇44庚゚\43亢:抗:h杭゚h航゚伉:h吭゚頏:44坑゚\44 42h亨:\44 43h行゚44h衡゚h絎゚\44h杏゚\44更゚梗゚哽゚+45硬'\44羹゚羮゚\45h幸゚h倖゚\45耕(畊)゚\45耿゚\45鏗゚\
かふkap/hap54合゚h盒゚哈゚閤゚鴿゚蛤゚+58h洽゚58恰゚袷゚\55h盍゚h闔゚54溘:\59甲゚h匣゚h狎゚胛゚58岬゚55閘:\
くゎぅkuang/huang43uh黄゚h簧゚廣(広):壙:曠(昿):44uh黌゚鑛(鉱):礦(砿)゚絋:\43u光:恍:洸:絖:胱:h晃゚h滉゚\43uh皇゚h凰゚h徨゚h惶゚h湟゚h煌゚h篁゚h遑゚h隍゚44uh鍠゚\43uh荒:h慌:\43uh肓:\45uh紘゚h宏゚h浤゚\
こうkou/hou【熕'】\51h後゚\51h侯゚h候゚h喉゚h猴゚h篌゚\51勾(句)゚\51h厚゚\51口゚釦゚扣゚\51h后゚垢゚詬゚h逅(遘)゚\51拘゚h佝゚鉤(鈎)゚\51叩゚\【51冓゚構゚遘゚溝゚購゚媾゚搆゚覯゚】\51h吼(吽)゚\51寇(冦)゚\
こぅkong/hong01公゚蚣゚\01孔゚\【01工゚功゚攻゚h紅゚h汞゚h訌゚h鴻゚貢゚控゚倥゚+04虹:】\【01h洪゚h哄゚h鬨(閧)゚】\【04講。】\【04降。絳。】\48h興。\49uh弘゚\49肯:\49u肱:\49u亙(亘):恆(恒):\【49嫦゚】
\49uh薨:\
▼工を音符とする形聲文字は、
「こぅ」「かぅ」の二系統に分れる
江 などは江攝に所屬し、
(あぅ/おぅ)となる、原則として漢音優先
工虹功攻紅汞訌鴻貢箜(こぅ/く )
空控倥 (こぅ/くぅ)
江項扛杠矼缸肛槓腔 (かぅ/こぅ)
跫 (かぅ/こぅ[慣]きょぅ)
虹(こぅ/ぐ、ぐぅ)
(かぅ/こぅ) 二系統あるが、一般に こぅ
▼合を音符とする形聲文字は大きく四つの系統に
分れる。詳細は「ごう・合(がふ)」の項目參照
▼共などは江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先。特に鬨(閧)は同義で兩方の
音になり得る、現代北京音はこぅの方
共供拱蛬(きょぅ/く )
洪哄 (こぅ/ぐ )
鬨(閧) (こぅ/く )
鬨(閧)巷(かぅ/ごぅ)
港 (かぅ/こぅ)
▼降絳は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ) となる、
原則として漢音優先
降絳 (かぅ/こぅ)
降 (かぅ/ごぅ) 「降伏」の意味に限り、
こちらの系統になる
漢音は同じこぅ で、降伏(かぅふく)だが
佛教語としては、降伏(ごぅぶく)となる
他に、降三世明王(ごぅさむせみゃぅわぅ)など
▼冓構遘溝購媾搆覯(こう)、講(かぅ/こぅ)
講は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ) となる、
原則として漢音優先
【ごう】
がうgau/hau38拷'h號(号)。\38囂:\38敖:傲:嗷:熬:螯:遨:鼇:\38h毫。h豪。h壕。h濠。\
がぅgang/hang42強。\42h郷'\43剛'\
がふgap/hap【54合'】\
ぐゎぅguang/huang45uh轟(軣)'\
ごふgop/hop【54合。h盒。哈。】\60業。\60劫(刧)'\
▼合を音符とする形聲文字は大きく四つの系統に
分れる。いづれも佛教語以外は、漢音を優先して
差し支へないと思はれる。
合盒洽 (かふ/ごふ)(合は[慣]がふ)
哈閤鴿蛤 (かふ/こふ)
答(荅)搭鞳(たふ/とふ)
給翕歙 (きふ/こふ)
他に恰袷 (かふ/けふ)
拾 (しふ/じふ)
塔 (たふ/たふ) である
合は促音化して「がっ」となるため、[慣]がふ
洽は「洽水」といふ地名だけ(かふ/ごふ)で、
他は(かふ/げふ)
袷(かふ/けふ)、あはせ
(けふ/こふ)、次、ひかへ
こぅが【嫦娥・〓娥】
コウガ月世界の女神。「嫦(こぅ)」の正字は「〓」。漢の文帝の敬避により「嫦」となる。「亘(こぅ)」と「常(じゃぅ)」では形聲音符がうまく合はないが、後に「じゃぅが」とも。
こうがふ【媾合】コウゴウ〔同源〕
「媾合」はまた「交合(かうがふ)」と書くが假名遣が異る。
こうくぅ【口腔】
「こうこぅ」の醫學的慣用。「腔腸(こぅちゃぅ)動物」は「くぅちゃぅ」としない。
こぅけい【肯綮】〔聯綿〕
「k-」の雙聲字。肯は骨のつく肉、綮は筋肉の接合所。急所。∴〜に當る
こうず【困ず】
←「困(こん)」のウ音便。
こうぢ【小路】コウジ〔近01・02・10・恆2〕
「こみち」のウ音便。「おほぢ(大路)」と混同して「こほぢ」などと誤りやすい。∞おほぢ(大路)。∴〜隱れ。〜名。
こぅぢょ【控除】コウジョ
∞「ひかへる(扣・控)」。
こうっと【】〔表音〕
(呼び掛け)「かうっと」かもしれない。
こぅのいけ【鴻池】〔姓名〕
こぅのす【鴻巣】〔地名〕
埼玉縣の市名。「鴻」は音「こぅ」。
こぅふん【興奮】
∞「たかぶる(興奮)」。
こうや【紺屋】〔近10〕
「こむや」のウ音便。←「紺(こむ)」。∴〜の白袴。∴〜のあさって。
こぅや【空也上人】〔姓名〕
また「弘也」とも。「空(こぅ)」「弘(こぅ)」。
ごうらぎ【椌木】〔地名〕
仙臺市。東北方言で木の空洞をゴーラといふ。假名遣未詳。〒984-0044。
こうりゃん【高梁】〔植物〕
「高(かう)」「梁(りゃぅ)←リャング」。
こえる【越】〔近15・恆4〕
∞こゆ(越ゆ)
こえる【肥】〔近15・恆4〕
∞こゆ(肥ゆ)
ゴー・チョクトン【呉直棟】〔外來〕
シンガポール首相名。→「棟(とぅ)←トング」
ゴーヤー【苦瓜】〔表音〕
こが【久我】〔姓名〕
久我家は源顯房を祖とする。「久(きう/く)」を「こ」とするのは、呉音以前のものか。「我(が)」は「ぐゎ」ではない。
ごかい【沙蠶】〔動物〕
こがう【小督】コゴウ〔姓名〕
∞かうのとの(長官の殿)。∴想夫戀。
コカコーラ【可口可樂】
→「可(か)」
こがす【焼=焦】〔同源〕
「焼眉=焦眉(せうび)」∴焦眉の急。
こきふ【呼吸】
コキュウ∞「すふ(吸=〓)」
【こく】
こくkok/hok01谷:\01哭:\01h斛゚h槲゚\01轂:穀:\02告:梏:h鵠゚酷:\46石'[セキ]\49克:剋(尅):\49刻:\49h黒:\49u國:(圀:囗:国:)\
【ごく】
ごくgok/hok03獄。\48極。\
こくせんやかっせん【國姓爺合戰】
→「姓(せぃ、しゃぅ)←シング」
こくゐでん【弘徽殿】コキデン
内裏後宮の一。→「こぅ(弘)」。∴〜の女御。
ここ【之・此・茲・斯】〔同源〕
「之(し)」「此(し)」「茲(し・じ)」「斯(し)」
こごえる【凍】〔近15・恆4〕
ここに【攸=由】〔同源〕
「ここに」は發語の助詞。「攸(いう)」「由(いう)」
こごゆ【凍】〔近19〕
文語下二段動詞
こころみる【試】〔近21〕
文語上一段動詞
ございます【御座】〔近13*・恆5〕
←「御座ります」のイ音便。宛字「御座居ます」では「ござゐます」となり、好ましくない。∞ごぜえやす(御座)。
こし【越・古志】〔地名〕
新潟縣郡名。『舊事本紀』に「高志(こし)國造」。後に北陸一帶を表す地名となる。「高(かう)」と假名遣が合はないが、「高麗(こま)」などしばしば「こ」に宛てる。∞ゑちご(越後)。
ゴジラ【】
想像上の怪獸名。「ゴリラ」と「鯨」の合成名。「くぢら」「くじら」のいづれか決定を見てゐないが、戰前の實態としては前者であり、假名遣は「ゴヂラ」が正しいか。
ごじん【御仁】
ごしんぞ【御新造】
「造」は「ざう」。
こずゑ【梢】コズエ〔近03・14・15〕
「木末」の意
ごぜえやす【御座】〔表音〕
←ござります。アイ→エエ。
ごぞんじ【御存じ】
←存ず。宛字の「御存知」では「ごぞんぢ」となり、好ましくない。
コチャヘ【】コチャエ〔表音〕
江戸俚謠『お江戸日本橋』。
こぢる【】コジル〔恆6〕
「じ」も可
こぢんまり【小】
小+ちんまり。
【こつ】
こつkot/hot25乞。\27u骨゚榾゚鶻゚\27u兀'\27uh笏゚h忽゚h惚゚\
ごっつぉう【御馳走】ゴッツォオ
「走(そう)」。∴ごっつぁんです。
こっとひ【特牛】コットイ〔地名〕
山陰本線の驛名。「特牛(ことひのうし)」は大きな牡牛の古語。千葉市の「犢橋(こてはし)」なども同樣の語源。
こてふ【胡蝶】コチョウ
∴胡蝶の夢。胡蝶結。胡蝶の舞∞てふてふ(蝶蝶)
ことごとく【悉・盡】〔同源〕
「悉(しつ)」「盡(じん)」。
ごとし【如=若】〔同源〕
「如(じょ)」「若(じゃく)」。
ことぢ【琴柱】コトジ〔近01〕
「柱」の呉音「ぢゅ」。
ことば【詞=辭】〔同源〕
「詞(し)」「辭(じ)」
ことひら【琴平】〔地名〕
香川縣(讚岐國那珂郡)の町名。金毘羅宮門前町。明治元年に「金刀比羅宮」となり、明治二十二年には町名が「琴平町」となる。「刀(たう)」と假名遣が合はないが、「∞刀自(とじ)」などしばしば「と」に宛てる。∞きむぴらごばぅ(金平牛蒡)。
ことわけ【理由】〔恆1〕
ことわざ【諺】〔近04・05・恆1〕
ことわり【理】〔近04・05〕
「事割り」の意。∴理に過ぐ。理無し。
ことわる【斷】〔近04・恆1〕
∴斷り書き
このわた【海鼠腸】〔近04・恆1〕
「こ」は「なまこ」、「わた」は「はらわた」の意。「なまこ」のはらわたの鹽づけ。
このゑ【近衞】コノエ
「近(こん)」「衞(ゑ)」はいづれも呉音。∞ゆくゑ(行衞)
こはいかに【此は如何に】
「こ(此)+は(助詞)+いか(如何)+に」。∴歸りてみれば〜(浦島太郎)
こはう【怖】コオウ
「怖く」のウ音便。∴〜ござります。
ごばぅ【牛蒡】ゴボウ〔植物〕
∴〜拔き
こはし【井上毅】コワシ〔姓名〕
こはし【恐】コワシ〔近05〕
こはす【壞】コワス〔近05〕
こひ【鯉】コイ〔近12〕
∴「鯉の瀧登り」
こひし【戀】コイシ〔近12〕
「戀」の字憶え歌に「糸し糸しと言ふ心」。∴〜がる。〜げ。〜さ。
こひねがふ【希=冀=覬=庶幾=尚】コイネガウ〔同源〕
「希(き)」「冀(き)」「覬(き)」「庶幾(しょき)」「尚(しゃぅ)」。「希望(きばぅ)」はまた「冀望」とすることあり。∴「行く先長きことを〜ふも」(源・幻)
ごふgop/hop 【54合。h盒。哈。】\60業。\60劫(刧)'\
ごふつくばり【業突張】ゴウツクバリ
「強突張」なら「がぅ〜」。
こふのとり【鸛】コウノトリ〔動物〕
音の由來未詳。
ごふはら【業腹】ゴウハラ
こほげ【郡家】コウゲ〔地名〕
鳥取縣などに分布する地名。
こほり【氷】コオリ〔近08〕
「冰」は「氷」の正字であるが、戰前の實態としてはさほど使はれなかった。「高野(かうや)豆腐」を「こほり豆腐」とも。
こほろぎ【蟋蟀】コオロギ〔聯綿〕
「蟋蟀(しつしゅつ)」は「s-」「-ut」の聯綿字。
こま【高麗】〔地名〕
朝鮮の古稱。「高(かう)」と假名遣が合はないが、しばしば「こ」に宛てる。∞とじ(刀自)。∴〜ねずみ。
こまい【氷下魚】〔動物〕
∞ひを(氷魚)。
ごまかす【】
「誤魔化す」は宛字。化は「くゎ」。
こむkom/hom(舊假こん 53金。欽。\53今。\54紺。\
ごむgom/hom(舊假ごん 60嚴(厳)。\
こむ【込】
「混む」と書く時あり。字音「混」に由来するものではない。
こむちは【今日】
舊假名こんちは「こむにちは」の略。∞「ちは」。
こや【崑陽】〔地名〕
兵庫縣。伊丹市(攝津國川邊郡)崑陽池(〒664-0015)←「陽(やぅ)」。
こゆ【越】〔近19〕
文語下二段動詞。∞こえる(越)
こゆ【肥】〔近19〕
文語下二段動詞。∞こえる(肥)
ごらうず【御覽ず】ゴロウズ
「ごらむ」のウ音便。「覽(らむ)」
これ【惟=伊】〔同源〕
「惟(い、ゆい)」「伊(い)」。名乘り字で「これ」「ただ」などに使ふ。
これ【諸=之於=之乎】〔同源〕
「諸(しょ)」は「之於(しお)」「之乎(しこ)」の急讀。∴君子求諸己、小人求諸人(論語)。
これはこれは【】
感動詞
ころもがへ【更衣】コロモガエ〔近15〕
こわいろ【聲色】〔近04・恆1〕
「こゑ(聲)+色」
ごわす【】〔表音〕
九州方言。
こわだか【聲高】〔近04〕
∞「こゑ(聲)」
こわね【聲音】〔近04・05〕
ごゐさぎ【五位鷺】ゴイサギ〔動物〕
醍醐天皇から五位を賜ったといふ鷺にちなむ。「位(ゐ)」。
こゑ【聲】コエ〔近14・15・恆4〕
こをなご【小女子】コウナゴ〔動物〕
「∞いかなご(玉筋魚)」の異名。假名遣未詳。∞じゃこ(雜魚)。
こをり【桑折】コオリ〔地名〕
福島縣(陸奧國伊達郡)の町名。
【こん】
こむkom/hom(舊假こん)53金。欽。\53今。\54紺。\
こんkon/hon26建。\26獻(献)。\27u困:梱:悃:\27u坤(巛):\27uh昏:h婚:\27u昆:h混゚崑:棍゚焜゚鯤:菎:\27uh魂゚\27u壼:\27uh渾゚褌:h琿゚鶤:諢'\27uh溷゚\27u袞:滾:\27u鯀:\28艮:h恨゚跟:h很゚根:h痕゚狠゚墾:懇:\
こん【箘=箟】〔同源〕
「昆(こん)」
【ごん】
ごむgom/hom(舊假ごん)60嚴(厳)。\
ごんgon/hon25勤。\25h欣'\26言。\34u權(権)。\
こんかう【混淆=溷淆】コンコウ
∞「にごる(溷=混=渾)」。
こんず【混】〔近03〕
ごんだうくぢら【五島鯨】ゴンドウクジラ〔動物〕
「巨頭(ごんどう)鯨」の表記もあり。「鯨」は「∞くぢら」「くじら」兩説あり。
こんだく【溷濁=混濁=渾濁】
∞「にごる(溷=混=渾)」。
こんとん【渾沌=混沌=溷敦】〔聯綿・同源〕
「-on」の疉韻字。「渾(こん)」「混(こん)」「溷(こん)」「沌(とん)」「敦(とん)」。∞にごる(溷=混=渾)
こんにゃく【蒟蒻=菎蒻】〔植物・同源〕
「くにゃく」の變。∴〜問答。
こんめい【昏迷・混迷】
「昏(くらい)」と「混(まぜる)」では假名遣が一致するものの、字義は異る。
こんろ【焜爐】
∴ガス〜。
こんろん【崑崙】〔地名・聯綿〕
西域の靈山。「-on」の疉韻字。
【さ】
sa39左:佐:嵯(嵳)゚瑳:搓:磋:蹉:15 41差'41嗟。槎゚\40唆:梭:\40鎖:瑣:\41些。\41叉゚15釵'[サイ]\41査゚渣゚\41砂゚紗゚沙゚裟゚鯊゚+40莎:39娑:\41詐゚鮓゚39作:\41茶"\41嗄゚\
【ざ】
za40坐。挫'座。蓙'\
【さい】
さいsai12妻。\12犀。\12細。19顋(腮):\12西。+15洒:\12切。\12齊(斉)'濟(済)。16齋(斎)゚儕゚\13歳。\13祭。際。14蔡:\14最:\15債゚\15灑゚\16殺゚\17砦゚15柴゚\18倅(伜):淬:碎(砕):\18崔:催゚摧゚\19再:\19塞:賽:17寨゚\19宰:縡:07滓'[シ]\19才゚財(戝)゚16豺(犲)゚\19栽:裁゚載:哉:\19災(巛):\19采:綵:採:彩:菜:\19猜:\
【ざい】
ざいzai12劑(剤)。\18罪。\19在。\19材。財(戝)。\
さいう【左右】サユウ〔聯綿〕
「いう」は漢字の原音からさう隔たってゐない。「いふ」は「イップ」、「ゆぅ」は「ユング」のやうな音であった。∞さう(左右)
さいかち【皀莢】〔植物〕
また京都府上京區の地名にもあり。(〒602-8242)。
さいぐさ【三枝】〔姓名〕
←「さきくさ」の音便。「∞さえぐさ」とも、枝が三つ又に分れた草。
さいくゎい【崔嵬】
サイカイ∞「けはしい(〓=崔嵬)」
サイゴン【西貢】〔外來〕
越南の都市名。現在のホーチミン市。∞ホーチミン(胡志明)。→「貢(こぅ)←コング」。
さいさき【幸先】
「さひさき」ではない。∞さいはひ(幸)。
さいづち【小槌】〔近12*・13〕
∴〜頭。
さいて【指】〔近13〕
さいなむ【叱責】〔恆5〕
「さきなむ」のイ音便。
さいなら【】
←さやぅなら。
さいのかみ【塞の神】
←さえぎる(遮)。「塞」の音「さい」からの連想もはたらく。「さき(幸)の神」の音便といふ説もあり。∞さえぎる(遮)
さいはい【采配】〔恆5〕
恆5ではイ音便とするが、字音「采(さい)」かと思はれる。∴〜を振る。
さいはひ【幸】サイワイ〔近04・11・12・13・恆1・5〕
「さき(咲)+はふ(延)」のイ音便。∞さいさき(幸先)。
さうsau 37巣゚樔゚勦゚+36剿'\37爪゚抓゚笊゚\38操:藻:燥:噪:懆:澡:躁:譟:\38早:草:\38曹゚槽゚漕゚糟:遭:\38蚤:掻:騷(騒):\【38嫂:艘:】\38棗:\38竈(竃):\38艸:\50帚'箒'38掃:\
さぅsang 04雙(双)゚\【04窗(窓)゚】\42粧(妝)゚\42爽゚\42相。想。箱。霜゚孀゚\42剏゚\42壯(壮)゚莊(荘庄)゚裝(装)゚\43桑:\43倉:蒼:滄:艙:42創゚愴゚瘡゚槍。搶。蹌。44鎗゚\43喪:\43葬:\45爭(争)゚崢゚箏(筝)゚諍゚錚゚\
さう【】ソウ〔恆2〕
∴今夜は寒くなり〜だ。∴化けさうな傘貸す寺の時雨かな。
さう【左右】ソウ
←「さいう(左右)」の略。∴津田左右吉。
ざうzau 38造。慥'\
ざぅzang 42象。像。\43藏(蔵)。贓(賍)'臟(臓)。\
さうかぅ【糟糠】ソウコウ
字音假名遣だけでは疉韻字のやうに見えるが、「糟」は「-au」、「糠」は「-ang」と韻が全く異る。元來は「サオカング」のやうな發音であった。∴〜の妻∞さうまぅ(草莽)
さうかえ【】ソウカエ
さうきふ【早急】ソウキュウ
「さうきふ」「∞さっきふ」兩讀あり。
さぅきゅぅ【蒼穹】ソウキュウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。∴白球が〜に吸込まれるホームラン。
さぅくゎぅ【蒼惶】ソウコウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。
さぅさぅ【錚々】ソウソウ〔疉字〕
∴〜たる名士が集る。
さぅさぅ【錚鎗=錚〓】ソウソウ〔聯綿〕
金屬の鳴る音の形容。「-ang」の疉韻字で「サングサング」のやうな發音であった。同樣の語には「鏗鏘(かぅさぅ)」「鏗戛(かぅかつ)」などがある。玉の鳴る語は「∞玲瓏(れぃろぅ)」など。
さうざうしい【騷々】ソウゾウシイ〔恆2〕
和語「∞さわさわし」のウ音便と言はれてきたが、「怱々(そぅそぅ)」との説あり、假名遣は「そぅぞぅし」か。「騷」は音「さう」。
さうし【冊子・草紙】ソウシ
「冊(さく)」「草(さう)」∴枕草子。∴おもうさうし。
さうして【然】ソウシテ〔恆2〕
∴〜誰も居なくなつた。∞かうして。
さぅしゃぅ【創傷】ソウショウ
∞「きず(創傷=瘡)」。
さぅしょぅ【〓〓】
ソウショウ∞「れぃろぅ(玲瓏)」
さうぜう【騷擾】サウジョウ〔聯綿〕
「-au」の疉韻字。∴〜罪。
さぅそつ【倉卒=草率=怱卒】ソウソツ
「倉卒(さぅそつ)」「草率(さうそつ)」「怱卒(そぅそつ)」と、假名遣は少しづつ異る。手紙文末尾の「早々(さうさう)」「怱々(そぅそぅ)」なども同樣。
さうづ【早水・寒水・澤水】ソウズ〔地名〕
九州地名に分布。
さぅづかばば【葬頭河婆】ソウズカババ〔佛教〕
奪衣婆の別稱。「葬(さぅ)頭(づ)河(か)」は「三途(さむづ)の川」の轉。「しゃうつかばば」とも。
さぅばぅ【蒼茫】ソウボウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。「蒼莽(さぅまぅ)」とも。∴〜たる大平原。
さうまぅ【草莽】ソウモウ〔聯綿〕
「草」も「莽」も「くさ」の意。「-au」の疉韻字に見えるが、原音は「サウマング」のやうに全く異る音であった。∴〜の臣。
さぅめぃ【滄溟】ソウメイ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。∴〜の彼方へ飛去る。
さうめん【索麺・素麺】ソウメン
元は「索麺」。「素(そ/す)」は宛字。∴〜流し。
さぅらぅ【愴〓】ソウロウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。かなしむ意。
さうらふ【候】ソウロウ舊假名さふらふ〔近10〕
「さぶらふ」のウ音便。從前は「さふらふ」とされた。∞さむらひ(士・侍)。∞ゐさうらふ(居候)。∴一筆申上候。
ざうり【草履】ゾウリ
「草(さう)」。∴藤吉郎は〜取から出世
さえ【才】
←「才(さい)」
さえ【冴・冱】〔近15〕
∞さえる、∞さゆ(冱)
さえぎる【遮】舊假名さへぎる〔近16*〕
「さき(先)+きる(切)」から「さいぎる」「さえぎる」と變化。從來「さへぎる」とされてきたが近年訂正。近&!16*は「さへぎる」。∞さいのかみ(塞の神)。
さえぐさ【三枝】〔地名・姓名〕
←「さきくさ」。「∞さいぐさ」とも。
さえる【冴=冱】〔恆4・同源〕
「冴」は「冱」の異體字。「冱」「冴」は音「ご」。∞さゆ(冱)。∴〜ゆく、〜わたる、〜まさる
さが【嵯峨】〔聯綿〕
「-a」の疉韻字。山の嶮しいさま。
さかえ【榮】〔近15・恆4〕
∞さかゆ(榮)。千葉市の町名など全国に分布。
さかづき【杯】サカズキ〔近02〕
「酒+つき(杯)」。
さかのぼる【泝・溯】〔同源〕
「泝」「溯」は共に「そ」。
さかひ【界】サカイ〔近12〕
「堺市(さかひし)」は大坂府の市名。
さかひ【疆=境】サカイ〔同源〕
「疆(きゃぅ)」「境(きゃぅ)」。∞つよい(剛=彊=強)∴「疆域=境域」。∴「邊疆=邊境」。
さがみ【相模】〔地名〕
舊國名。→「相(さぅ)」。∴さねさし〜の小野に燃ゆる火の(弟橘媛)
さかもり【宴=讌】〔同源〕
「宴」「讌」共に「えん」。「宴席」はまた「筵席(えんせき)」とも。「筵(えん)」は「むしろ」の意。
さかゆ【榮】〔近19〕
文語下二段動詞。∞さかえ(榮)∴榮ゆる御世に遇へらく思へば。
さがら【相良】〔地名〕
遠江國榛原郡の町名。舊幕時代に相良藩あり。←「相(さぅ)」←サング。
さかわ【酒匂川】〔地名〕
神奈川縣、由來に諸説あり、荻生徂徠『南留別志』にワダとは曲る意、サカワダを略して酒匂川とする。『箱根縁起』に「酒輪」とあり。滿潮時に海水の逆流する「さかさがは」ともいふ。「さかさ(逆)+こう(勾)」ともいふ。同樣の地名に「∞かはわ(川匂)」「∞うらわ(浦和)」「∞しまわ(島曲)」もあり。
さぎちゃぅ【三毬杖=左義長】サギチョウ〔同源〕
「杖(ちゃぅ/ぢゃぅ)」「長(ちゃぅ)」
さきに【嚮・向・曩】〔同源〕
「嚮日=向日(きゃぅじつ)」「曩日(なぅじつ)」は先ごろの意。
さきんじる【先】〔恆8-1〕
【さく】
さくsak04朔:槊:45愬゚\15扠(搾)'[サイ]\42削。\4344索:\43作:昨゚柞゚筰゚+11酢'[ソ]44炸゚窄゚45咋゚\43錯:11醋'[ソ]\43鑿:\45策゚\45册(冊)゚柵゚\45嘖゚簀゚\
さく【咲=笑】〔同源〕
「咲(せう)」は「笑(せう)」の本字。∞わらふ(笑)。
ざくろ【石榴・若榴】〔植物〕
「石(しゃく)」「若(じゃく)」
さくゎん【主典】サカン
「佐官(さくゎん)」の音による。官職により「史・外記・録・屬・令史・疏・志・典・目・主帳・書吏」などとも書く。地名で「目」を「さくゎん」と讀む例が見られる。∞しゃくゎのを(目尾)。∞じょう(判官)
さけぶ【叫・號】〔同源〕
「叫(けう)」「號(がう)」∞號泣。
ささえ【小筒・筒】〔近16〕
さざえ【榮螺】〔近16・恆4〕
∴〜の壺燒。サザエさん。
ささふ【佐々布】サソウ〔地名〕
島根縣八束郡宍道町(〒699-0406)
ささへ【支】ササエ〔近10・14〕
∴前に聳え後方に支ふ(箱根八里)。
さざんくゎ【山茶花】サザンカ〔植物〕
「さんさくゎ」の轉。
さじ【匙】〔近01〕
「茶(さ)+匙(し)」。∴〜加減。〜を投げる。
さしおさへ【差押】サシオサエ〔近16〕
さじき【棧敷】
「さずき(假床)」の轉。∞天井〜。
させほ【佐世保】〔地名〕
長崎県の市名。「サセオ」とは讀まない。∞さほ(佐保)
【さつ】
さつsat29薩゚\29撒゚\30拶゚\30撮゚\31刷゚\31刹゚1632殺'\32察゚29擦゚\32扎゚札゚紮゚\45册(冊)'[サク]\54颯'[サフ]\58箚'[タフ]\
【ざつ】
ざつzat54雜(雑襍)'[サフ]\
さつき【皋=皐】〔同源〕
「皐(かう)」は「皋(かう)」の異體字。「さ」は「さばへ」「さみだれ」などの「さ」と同じく「五月」の意といふ。
さっきふ【早急】サッキュウ
「∞さうきふ」「さっきふ」兩讀あり。
さづける【授】サズケル〔近02・恆7〕
さっそく【早速】
「早(さう)+速(そく)」
ざったふ【雜沓】ザットウ
また「雜鬧(ざったう)」とも書くが、假名遣は合はない。「沓(たふ)」は「かさねる」「くつ」の意。「鬧(だう)」は「みだれる」「さわがしい」意。「雜踏」は書替へ字。
ざとうくじら【座頭鯨】〔動物〕
サトウハチロー【佐藤八朗】〔姓名〕
「はちらぅ(八朗)」が正しい假名遣だが、固有名詞は改め難い。
さなだ【眞田】〔姓名〕
苗字の一。→「眞(しん)」∴〜幸村。〜十勇士。
さなへ【早苗】
→「早(さう)」∴〜歌。〜月。
さはたり【澤渡温泉】サワタリ〔地名〕
群馬縣吾妻郡。「さ」+「わたり」ではない。
さはら【早良親王】サワラ〔姓名・地名〕
また福岡縣(筑前國)の郡名。
さはら【鰆・椹】サワラ〔動物・植物〕
「さはらぎ(椹木)」は京都市中京區の地名。〒604-0906。
さはる【觸】サワル〔近04〕
さひか【雜賀】サイカ〔地名〕
和歌山市(紀伊國海部郡)。『萬葉集九一七』に「左日鹿野」←「雜(サフ)」。
さひき【佐伯】サイキ〔地名・姓名〕
大分縣(豐後國海部郡)の市名。廣島縣「佐伯郡」は「∞さへき」。
さびしい【寂寞】〔同源〕
「寂寞(せきばく・じゃくまく)」は「-ak」の疉韻字。
さびしい【蕭條】〔同源〕
「蕭條(せうでう)」は「-eu」の疉韻字。∴蕭條として石に日の入る枯野かな(蕪村)
さふsap 54匝゚\54卅゚\54颯゚\58插(挿)゚歃゚\
ざふzap 54雜(雑襍)'\
さふさ【匝瑳郡】ソウサ〔地名〕
千葉縣(下總國)の郡名。「狹布佐郷」。←「匝(さふ)」の呉音は「そふ」だが、「そふさ」ではない。
ざふすい【雜炊】ゾウスイ
∴牡蠣〜。
さぶらぅ【三郎】サブロウ〔姓名〕
→「三(さむ)→さぶ」
さふり【佐布里】ソウリ〔地名〕
愛知縣知多市。(〒478-0015)
さぶろくじふはち【三六十八】サブロクジュウハチ
九九の一つ。「さむろくじふはち」とも。→「三(さむ)→さぶ」
さへ【】サエ〔近20〕
助詞。「添へ」の轉といふ。
さへき【佐伯】サエキ〔地名・姓名〕
廣島縣(安藝國)の郡名。大分縣「佐伯市」は「∞さひきし」。
さへづる【囀】サエズル〔近15・恆7〕
さほ【佐保】〔地名〕
奈良市(大和國添上郡)の地名。(〒630-8105)。「サオ」ではない。∞させほ(佐世保)。
さまよふ【尚羊=相羊=翔羊=倡佯】サマヨウ〔同源・聯綿〕
「尚羊(しゃぅやぅ)」などはいづれも「-ang」の疉韻字。「尚(しゃぅ)」「相(しゃぅ)」「翔(しゃぅ)」「倡(しゃぅ)」。「襄洋(じゃぅやぅ)」も同義。「彷徨(はぅくゎぅ)」、「彷佯(ばぅやぅ)」は「-ang」、「徘徊(はいくゎい)」は「-ai」の疉韻字。∴山野を尚羊(さまよ)ふ。
さむsam(舊假さん 【54參(参):慘(惨)゚驂゚】\54蠶(蚕)゚\55三(參参):\55槧゚\58杉゚59衫゚\59纔゚巉゚讒゚\59芟゚\
さむ【三=參】舊假名さん〔同源〕
「三」「參」共に「さむ」。「參」は數字の誤記を防ぐための書き方。∞さぶろくじふはち(三六十八)。∞さぶらぅ(三郎)。
サムスン【三星】
韓国の企業名。→「三(さむ)」。
ざむzam(舊假ざん 54慘(惨)'\58斬'嶄'55暫。56慙(慚)。塹'\59懺(懴)'\
さむたむ【慘憺】舊假名さんたん〔聯綿〕
「-am」の疉韻字。「慘胆」は非。「憺」の旁と「旦(たん)」では音が隔たる。∴苦心〜。
さむぢょ【芟除】サンジョ
舊假名さんぢょ∞「かりとる(芟)」。
さむみ【三位】サンミ
舊假名さんみ→「三(さむ)」。「位(ゐ)」が「み」となるのは「む」に引きずられた連聲の現象。∞さんに(散位)。∴〜一體。
さむらひ【士・侍】サムライ〔近12・同源〕
「さぶらふ」の連用形の名詞化。「士」「侍」は共に「し/じ」。∞さうらふ(候)
さもにたり【髣髴】〔同源〕
「髣髴(はぅふつ)」は「f-」の雙聲字。∞はぅぼう(魴〓)
さゆ【冴】〔近19〕
文語下二段動詞。∞さえ(冱)
さよ【佐用】〔地名〕
兵庫縣(播磨國)の郡名、町名。『播磨風土記』に「讚容里」。『天智天皇即位前紀』に「狹夜郡」。昭和三十年に町名を「さよ」から「さよう」に變更。→「(用)よぅ」。松浦佐用姫(まつらさよひめ)は福岡の傳説。
さらす【晒・灑】〔同源〕
「晒」「灑」共に「さい」。∞そそぐ(洒・灑)
さらら【讚良】〔地名〕
大阪府(河内國)の郡名。『欽明紀』に「更荒郡」。
さる【猿=〓】〔同源〕
「猿」「〓」共に「ゑん」
さるをがせ【猿麻〓】サルオガセ〔植物〕
ざわぅ【藏王】ザオウ〔地名〕
東北地方の山名。「藏(ざぅ)」。∴〜權現。
さわぐ【騷・噪・鬧】〔近04・05・恆1・同源〕
「さわぐ」は「騷(さう)」に由來するとの説もあり。「騷」「躁」は「さう」。「鬧」は「だう」。
さわさわ【】〔恆1〕
葉ずれ。∞さうざうしい(騒々)。
ざわざわ【】〔表音〕
さわやか【爽】〔近04*・05〕
「さわやか」は字音「爽(さぅ)」に由來するとの説あり。
さを【竿・櫂・棹・橈】サオ〔近07・08・恆3・同源〕
「櫂(たう)」「棹(たう)」「橈(だう)」∴〜さす。〜になれ、鉤になれ。
【さん】
さむsam(舊假さん)【54參(参):慘(惨)゚驂゚】\54蠶(蚕)゚\55三(參参):\55槧゚\58杉゚59衫゚\59纔゚巉゚讒゚\59芟゚\
さんsan29傘:\29散:繖:撒'33霰'\29珊:跚:31刪゚\29餐:粲:燦:\29戔゚32盞゚31 32棧(桟)゚\29贊(賛):讚(讃):30攅゚鑽(鑚):\30算:纂:31簒゚\30酸:\30蒜:\30爨:\30纉:\31潸゚\31閂゚\32山゚+31汕゚\32産゚\
【ざん】
ざむzam(舊假ざん)54慘(惨)'\58斬'嶄'55暫。56慙(慚)。塹'\59懺(懴)'\
ざんzan29殘(残)。\30竄'\
さんいつ【散逸=散佚】
∞「うしなふ(失・逸・軼・佚)」。
さんえ【】〔表音〕
(呼びかけの終助詞)。∴もし〜さんえ。
さんくゎ【山窩】サンカ
さんせう【山椒】サンショウ〔植物〕
「山椒魚(さんせううを)」は特別天然記念物の動物。∴〜大夫。
さんぢょ【刪除】サンジョ
∞「かりとる(芟)」。
さんに【散位】
→「散(さん)」。「位(ゐ)」が「に」となるのは「ん」に引きずられた連聲の現象。∞さむみ(三位)。∴〜寮。
サンピンちゃ【香片茶】
沖繩方言でジャスミン茶の意。「香片(シャンピェン)」は北京語。戰後、臺灣から傳來したものか。
サンフランシスコ【桑港】〔外來〕
→「桑(さぅ)←サング」
さんゑ【産穢】サンエ〔近14〕
【し】
si05此:紫:雌:呰:疵゚眥(眦)゚貲:觜:嘴'\05匙゚\05支:翅:肢:枝:\05斯:廝(厮):撕:\05氏:紙(帋):\05賜:\05只:咫:\05弛:施゚\05侈:\05卮:巵:\05啻:\05揣'\05朿:刺:\05豕:\06四:泗:駟:\06師:獅:\06旨:指:脂:嗜゚\06死:屍:\06私:\06至:鵄:\06次:茨゚姿:資:恣:瓷゚咨:諮:\06示゚視゚\06自゚\06矢:\06尸:\06屎:\06摯:鷙:\06祗:砥:鴟:\06肆:\06謚゚\06諡゚\07使:\07司:伺:嗣゚詞゚飼゚笥:祠゚\07史:駛:\07士゚仕゚志:誌:痣:\07始:\07子:孜:仔:\07市゚柿゚06姉:\07思:偲:\07止:齒(歯):址:沚:趾:阯:祉'05徙:\07詩:畤:塒゚\07試:\07之:芝:\07巳゚祀゚\07孳:\07幟:熾:\07廁(厠):\07滓:梓:\07竢゚\07絲(糸):\07耜゚\07蚩:嗤:\07錙:輜:緇:\
【四=肆】〔同源〕
「四」「肆」共に漢音し呉音し。「四」を「よん」と讀むのは訓「よ」「よつ」を漢字音風に訛ったもの。∴〜の五の言ふでない。
【じ】
zi05r爾(尓)゚z璽'\05r兒(児)゚\06z示。\06z自。\【06r二(弍)゚貳(貮弐)゚z次'】\07z仕。\07z事(亊)。\07z似。\07z字。\【07z寺。侍。恃。時。蒔。】\07r而゚轜゚\07r耳゚餌゚珥゚\07z茲。慈。滋'磁。\07z辭(辞)。\
di06d地。\06n尼゚怩゚\【06n膩゚】\【07d持。痔。峙。】\07d治。\09d除'[チョ]\
▼寺侍恃時蒔(じ)、持痔峙(ぢ)、(形聲音符は「之」)
待(たい)、等(とぅ)、特(とく)、も同じ形聲文字
▼耳(じ)、恥(ち)(恥の形聲音符は耳)
▼膩(ぢ)、貳(じ)
▼「余」の形聲音符字はサ行とタ行に大きく分れる。
詳細は「じょ・除(ぢょ)」の項目を參照の事、
【】〔恆8-2〕
助動詞。∴顧みはせじ(海征かば)
しあく【鹽飽諸島】シワク〔地名〕
香川縣丸龜市(〒763-0024)。「しはく」ではない。
しあはせ【幸】シアワセ〔近05〕
∴幾久しくお幸せに
しあひ【鹽間】シワイ〔地名〕
高知縣須崎市(〒785-0166)。「しはい」ではない。
【しい】
しいsi07弑'\
▼弑は漢音呉音ともに「し」。
他に「いい」となる漢字音は無い。
しいか【詩歌】〔近13〕
「し(詩)」の長音化。∞しいじ(四時)。∴〜管絃に巧み
しいじ【四時】〔近13〕
「し(四)」の長音化。∞しいか(詩歌)。∴〜の錯行するが如し(中庸)
しいしい【爲爲】
する爲の連用形「し」を重ねた形、見い見い。∴遠慮〜
しいす【弑】
「しい」は音讀み。通常の漢字音に「いい」といふ音形は無い。本來の音「し(弑)」をのばしたもの。
しいら【〓】〔動物〕
「しひら」ではないとされるが根據は不明。
しうsiu 50囚゚泅゚\50周゚週゚\50州゚洲゚酬゚\50秀゚銹゚\50秋(龝穐)゚萩゚啾゚楸゚鞦゚愁'甃'+35湫'36鍬'\50繍(綉)゚\50臭゚\50舟゚\50酋゚遒(逎)゚鰌゚\50醜゚蒐'\50祝゚\50袖゚岫゚\50鷲゚就゚01蹴'[シュク]\50售゚讎(讐)゚\50收(収)゚\50羞゚\50脩゚修゚\【50驟'】\
じうziu 50r【柔゚蹂゚鞣゚】\50z獸(獣)'\
しうしう【啾啾】シュウシュウ〔表音〕
動物や亡靈のなく聲。「しう」は本來の音からあまり隔たらない。「しゅぅ」では本來「シュング」、「しふ」では「シップ」のやうな音となり、なき聲としてはふさはしくなからう。∴鬼哭〜
しうしふ【收集=蒐輯】シュウシュウ
∞「あつめる(收集=蒐輯)」。
しうと【舅】シュウト〔恆2〕
「しひと」のウ音便。∴頑固な〜に仕へる
しうまい【燒賣】シュウマイ
「しう」は「燒(せう)」の近世音からと思はれる。商標では「シウマイ」とも。
しおほせる【爲果】シオオセル
∞「おほせる(仰)」と同源。「∞しをはす」と誤りやすい。∴大仕事を爲果せる
しかへし【仕返】シカエシ〔近16〕
∴後の〜が怖い
しがらき【信樂】〔地名〕
滋賀縣(近江國甲賀郡)の町名。「しが」から「シング→しゃぅ」の假名遣が期待されるが、「信」は「しん」。∴〜燒の狸の置物。∴紫香楽宮。
【しき】
しきsik48式。\48織。識。\48色。\
【じき】
じきzik48z食。\
ぢきdik48d直。\
しきゐ【閾・敷居】シキイ〔近11〕
∴御無沙汰で〜が高い
【じく】
じくzik01r衄(衂)゚\
ぢくdik01d竺'\01d軸。舳。\01n忸゚衄(衂)゚\
▼衄(衂)は漢音に「じく、ぢく」の二音あり、
同韻にして意味の相違なし
音符丑ちう(丑紐忸狃羞衄鈕)で「じく」は例外的、
現代北京語は「ぢく」の系統
じくじく【】〔恆8-2〕
滲む。∴傷口が〜膿む
しくじる【】
∴入試を〜。
しくゐ【指揮=指麾】シキ舊假名しき〔同源〕
「揮=麾(くゐ)」。
しくゑ【時化】
舊假名しけ∴海上は〜模樣。
しげる【字=滋】〔同源〕
「字(じ)」「滋(じ)」。
しげる【繁・蕃】〔同源〕
「繁」は「はん」。「蕃」は慣用音ばん、漢音はん。
しげる【懋=茂】〔同源〕
「懋(も)」「茂(も)」。
しげる【鬱=蔚】〔同源〕
「鬱(うつ)」「蔚(うつ)」。
じご【爾後=自後】
∞「より(自=爾)」。
しさふ【宍粟】シソウ〔地名〕
兵庫縣(播磨國)の郡名。『藤原宮木簡』に「宍粟評(しさはのこほり)」。←しし(宍・肉)+あは(粟)。
ししいでん【紫宸殿】
「宸(しん)」のイ音便。
ししう【刺繍=刺綉】シシュウ
∞「ぬひとり(刺繍・刺綉)」。
しじま【無言】〔近01〕
∴朝の〜
しじみ【蜆】〔近01〕
∴〜の味噌汁
じじゅうでん【仁壽殿】
「壽(じゅ)」の延音。
しすゐ【酒々井】シスイ〔地名〕
千葉縣の市名。『常總軍記』に「出水」とあり、「しすい」かもしれない、「井」を宛てた時には既に「い」と「ゐ」の區別は無かったものと思はれる。「水」は江戸時代以降「すゐ」と誤る事が多かったが、そこまで意識した假名遣ではあるまい。姓に「すすゐ(酒酒井)」あり。
したがふ【順・循・遵・徇】シタガウ〔同源〕
「順・循・遵・徇」いづれも「じゅん」∴源順(みなもとのしたがふ)。
したたる【淋漓】〔同源〕
「淋漓(りむり)」は「r-」の雙聲字。∴流汗淋漓。
【しち】
しちsit21七。\21質(貭)。\
しち【七=〓】〔同源〕
「七」「〓漆」共に「しつ/しち」。「〓」は「漆」の異體字。數字の誤記を防ぐための書き方。∴お七夜。
しちまった【】
關東方言。關西なら「∞してしもた」。∴祕密を洩〜。
【しつ】
しつsit21七゚叱゚\21失゚\21悉゚蟋゚\21漆゚膝゚\21疾゚嫉゚\21質(貭)゚\21桎゚室゚\21隲゚\23櫛゚\23瑟゚\53執'[シフ]\53濕(湿)'[シフ]\
【じつ】
じつzit21r日゚衵゚\21z實(実)'\
ぢつdit21n昵゚\21n衵゚\
▼日(じつ/にち)
衵(ぢつ/にち)、婦人の肌着
(じつ/にち)、柔かい普段着
「あこめ」は國訓であるが、恐らくは「ぢつ」相當
しづえ【下枝】シズエ〔近16〕
∴梅の〜
しづか【靜】シズカ〔近02・恆7〕
∴しづごころなく花の散るらむ。∴靜御前。
しづがだけ【賤ヶ岳】シズガダケ〔地名〕
滋賀縣伊香郡。∴〜の七本鎗
じっきんせう【十訓抄】ジッキンショウ
「十(じふ)」の促音化したもの。「じふきんせう」ではない。現代假名遣でも「じゅっきんしょう」ではない。∞じふ(十=拾)。
しづく【雫】シズク〔近02〕
「しづくいし(雫石)」は岩手縣岩手郡の町名。航空事故で知られる。∴一〜の雨も降らぬ
しっくい【漆喰・石灰】
「石灰(せっくゎい)」の唐音。「漆喰」は宛字。「しっくひ」ではない。∴〜壁
じっこん【入魂】
また「∞昵墾(ぢっこん)」とも書くが、假名遣は一致しない。
しつしゅつ【蟋蟀】
∞「こほろぎ(蟋蟀)」。
じって【十手】
「じゅって」ではない。∞「じふ(十=拾)」。
じっと【熟】舊假名ぢっと〔近01*・恆8-2〕
「ぢ」も可∴ぢつと我手を見る(石川啄木)。
しづめ【鎭】シズメ〔近03〕
∴靖國神社は國の〜。
しづり【倭文】シズリ〔地名〕
上古の「しとり(倭文)部」は「しづ(倭文)おり(織)部」から、現在も「倭文」で「しとり」または「しづり」の姓あり、また「倭文神社」も各地にあり∴倭文機に思ひ亂れて秋の夜の(後撰集)、∴倭文の苧環(をだまき)。
しづをか【靜岡】シズオカ〔地名〕
縣名。駿府の「しづはた(賤機)山」にちなんで明治二年に命名。「賤機」とは「倭文機」であるといふ。
しでうなはて【四條畷】シジョウナワテ〔地名〕
大阪府の市名。∴正行の最期は〜の戰。
してしもた【】〔表音〕
關西方言。關東なら「∞しちまった」。∴失敗してまうた
じとじと【】〔恆8-2〕
∴〜とした濕氣
しな【支那】
「秦(しん)」の變化。「China」「晨旦(しんたん)」も同樣。∞インド(印度)
しなひ【竹刀】シナイ
←しなふ割竹。∴〜で劍術稽古
しぬ【死】〔近21〕
文語ナ變動詞。∴〜の生きるのと大騷ぎ
しのだけ【箘=箟=〓】〔同源〕
「箘(くゐん)」「昆(こん)」「君(くん)」
しのぶ【信夫】〔地名〕
福島縣(陸奧國)の郡名。←「信(しん)」。∞「ちちぶ(秩父)」。∴折口信夫(釋迢空)。
しはさむじふに【四八三十二】シワサンジュウニ
九九の一つ。現代假名遣では「しは」か「しわ」か一定しない。
しはす【師走】シワス〔近04〕
十二月は物事を「しをはす」事に由來するといふ。∴〜坊主。
しばふ【芝生】シボウ シバウ〔地名〕
一般名詞としては「シバフ」だが、地名の場合は「シボウ」「シバウ」と讀むものが多い。∴隣の〜。
しばゐ【芝居】シバイ〔近11・恆5〕
∴一人〜。
しひ【椎】シイ〔近12〕
∴椎本(しひがもと)(源氏)
しひたげる【虐】シイタゲル〔近12〕
∴虐げられた人達
しふsip 53執:\53拾゚\53習゚褶゚\53襲゚\53輯゚葺:緝:楫゚\53集゚\
しぶ【澀】〔音訓〕
正字は「澀」だが、戰前の印刷物でも略字の「澁」はよく用ゐられた。「澀」は漢音呉音「しふ」慣用音「じふ」。訓讀みの「しぶ」とは恐らく無關係。∴〜みがかつた中年男。∴澁々金を拂ふ。
じふzip 53z拾。\53z十。什。汁'r廿゚\53z澀(渋澁)'\
じふ【十=拾】ジュウ
「十」「拾」共に「しふ/じふ」。「拾(ひろふ)」は數字の誤記を防ぐための書き方。「捨(すてる)」は別字。「十錢」「十手」は「じっせん」「じって」となる。「南朝四百八十寺」は「しひゃくはっしむじ」。「じっ」「しむ(sim)」は何れも「じふ(zip)」の音變。∞とを(十)。∞じっきんせう(十訓抄)。∞ぎっしゃ(牛車)。
しふざぅ【四不像】シフゾウ〔動物〕
牛や馬など四種類の動物に似てゐさうで似ない(不像)ためにこの名あり、「四不」といふ象ではない。
じふしまつ【十姉妹】ジュウシマツ〔動物〕
「妹(まい)」の音變。
じふにそう【十二社】ジュウニソウ〔地名〕
鎌倉市および新宿區の地名。新宿區のものは「十二相殿」にちなむものか。
じふのぅ【十能】ジュウノウ
∴〜で炭を接ぐ。
じふぶん【十分】ジュウブン
「充分(じゅぅぶん)」とも書くが、假名遣は一致しない。∴もう〜頂きました。
しほ【機會】シオ〔近08〕
∴來客を〜に席を外す。
しほ【鹽】シオ〔近07〕
「鹽(えむ)」は「鹵(ろ・しほ)+監(かむ)」からなる字。略字の「塩」は草體で古くから使はれ、戰前の印刷物でも散見する。「シオサイト」は汐留貨物驛跡地の再開發都市名。∴手〜にかける。∴敵に〜を送る。
しまうて【了】シモウテ
「しまひ(了)+て(助詞)」。關東であれば促音の「しまって」が多い。
しまわ【島曲】〔近04〕
∞さかわ(酒匂)∴〜に波が寄せる。
しみづ【清水】シミズ〔姓名・地名〕
姓では「しみづ」が一般的だが、地名では「きよみづ」「しゃぅづ」などあり。
しみる【浸・染・沁・滲】〔同源・音訓〕
「浸(しむ)」「染(せむ)」「沁(しむ)」「滲(しむ)」。訓の「しむ、しみる」が漢字音由來かどうか不明。∴齒にしみわたる白玉の。
しむsim(舊假しん 53侵:浸:寢(寝):駸:\53審:瀋:\53心:芯:沁:\53森:\53深:\53針:\53岑゚\53忱゚\53怎:\53斟:\53滲:蔘:\53蕈゚\53譖(譛僣僭):簪:\53讖:\53鍼:箴:\
じむzim(舊假じん 53r壬゚衽(袵)゚荏゚\53z尋。潯。54d蕁'\53z甚。54糂'\53r稔゚\
しむげむ【森嚴】舊假名しんげん〔聯綿〕
「-im」の疉韻字。∴態度〜なるも温情慈父の如し。
しむしふ【侵襲】シンシュウ舊假名しんしふ〔聯綿〕
「-im・-ip」の疉韻字。
しむじむ【深甚】舊假名しんじん〔聯綿〕
「-im」の疉韻字。∴〜なる敬意を表す
しむしゃく【斟酌】
舊假名しんしゃく∞「くむ(斟酌)」。
しむしゅ【占守島】〔地名・音訓〕
北方領土の一島。「占(しむ)」は恐らく訓由來。字音「せむ」ではあるまい。
しむじょあげ【〓薯揚】
シンジョアゲ舊假名しんじょあげ 「しむじょうあげ」とも。
じむぜむ【任冉=荏染】舊假名じんぜん〔同源・聯綿〕
「-im」の疉韻字。「任冉」「荏染」共に「じむぜむ」。
じむべぃ【甚平】
舊假名じんべぃ「甚(じむ)+兵衞(べゑ)」とも考へられ、假名遣未詳。「陣兵(ぢんべぃ)羽織」からといふ説もあり。「甚兵衛鮫」は魚名∞すけべぃ(助平)。∴夏は粋な〜姿
しむりむ【森林】舊假名しんりん〔聯綿〕
「-im」の疉韻字。
じめじめ【】〔恆8-2〕
∴〜した濕地帶
しめぢ【占地・濕地】シメジ〔恆6〕
∴匂ひ松茸、味(あぢ)濕地(しめぢ)∞しょうろ(松露)
しもふさ【下總】シモウサ〔地名〕
舊國名。←「下(しも)+つ+總(ふさ)」。∞かづさ(上總)。
【しゃ】
しゃsia34這'[ゲン]\41卸:\41叉。\41砂。紗。沙。鯊。39娑'\41射゚謝゚\41赦:\41斜゚\41社゚\41者:奢:偖:赭:09煮'\41車:\41遮:蔗:鷓:\41寫(冩写):瀉゚\41灑(洒)。\41炙:\41舍(舎):捨:\41藉゚\
【じゃ】
じゃzia41z蛇。[ダ]\41z邪。\41z闍。\41z麝。\
しゃあしゃあ【洒々】〔疉字〕
「洒(しゃ)」の長音化。∴不義理をしたのに洒々と出しやばる
じゃあじゃあ【】〔表音〕
水流。∴〜湯を浴びる。
しゃぅsiang 42傷:殤:觴:\42匠゚\42商:\42尚゚嘗(甞)゚掌:裳゚賞:償゚敞:廠(厰):\42昌:唱:娼:菖:倡:猖:46晶。\42祥゚詳゚庠゚翔゚\42章:彰:樟:障:璋:嶂:瘴:\42象゚\42上゚\42相゚湘゚廂゚\42牀'床。莊(荘庄)。裝(装)。將(将)゚蒋゚醤゚奬(奨)゚漿゚獎゚鏘゚\42薔゚檣゚牆(墻)゚\42餉:\44生。笙。+47猩。星。46姓。性。\46 44省。\46井(丼)。\【46正。鉦。政。】\46聲(声)。\47青。46清。精。\
じゃぅziang 42z嘗(甞)。常。\42z上。\42z状。43奘(弉)'\【42z襄'驤'r壤(壌)゚攘゚穰(穣)゚禳゚讓(譲)゚】\46z情。靜(静)。\46z成。城。盛。晟。\46z淨(浄)。\
じゃう【錠】ジョウ
字音は「錠(ぢゃう)」であるが、「鎖(さ)→さう→じゃう」の變化を辿ったものといはれる。「錠劑」の意味なら「ぢゃぅ」。∴〜を下(おろ)す。
しゃうが【生姜=生薑】ショウガ〔植物・同源〕
「姜(きゃぅ/かぅ)」「薑(きゃぅ/かぅ)」。これらを「が」と讀む由來は未詳。∞はじかみ(薑・椒)∴豚の〜燒
しゃぅがい【障碍・障礙】ショウガイ
「碍・礙(がい/げ)」は異體字。「障害(しゃぅがい)」は書替へ字だが、假名遣は一致する。
しゃぅかいせき【蒋介石】しょうかいせき〔姓名〕
英文「ChiangKai-shek」は南方音にもとづく。「蒋(しゃぅ/さぅ)」「介(かい/け)」。
じゃうご【漏斗】ジョウゴ
←上戸。∴樽から酒を〜で壜に移す。
しゃぅさん【賞讚】ショウサン〔同源〕
また「稱讚(しょぅさん)」とも書くが、假名遣が異る。∞ほめる(頌=稱=賞)。∴熱演を賞讚する。
しゃぅじ【東海林】ショウジ〔地名〕
←庄司(しゃぅじ)。∴東海林太郎(歌手)。
しゃぅじゃぅ【清淨】ショウジョウ
∞「きよい(清淨)」。
しゃぅじゃぅ【猩々】ショウジョウ〔動物〕
「猩々袴(しゃぅじゃぅばかま)」は植物。∴〜の舞を舞ふ。
じゃぅず【上手】ジョウズ〔近03〕
∴話〜は聞き〜、上手の手から水が洩れる
しゃぅぞく【裝束】ショウゾク
古語に「さぅぞく」とも。∴白〜。
しゃぅなう【樟腦】ショウノウ〔植物〕
∴〜の蟲除け。
しゃぅぶ【菖蒲】ショウブ〔植物〕
∴六日の〜十日の菊。
しゃぅへき【牆壁=障壁】ショウヘキ〔同源〕
「牆(かき)」と「障(ふせぐ)」では意味が異るが、假名遣は一致する。
しやぅもない【仕樣】ショウモナイ
「シヨウ」「ショウ」兩樣に發音する。∴〜話ばかり聞かされる。
しゃが【射干・著我・莎我】〔植物〕
じゃがいも【】〔植物〕
「じゃがたら」はインドネシアのジャカルタの古名。∴肉じゃが。
じゃかぅじか【麝香鹿】ジャコウジカ〔動物〕
しゃがれごゑ【嗄聲】シャガレゴエ
←「皺(しわ)+枯(かれ)」。∴老人の〜が聞えた
【しゃく】
しゃくsiak癪'\27笏[コツ]\42勺゚灼:酌:妁:芍゚杓゚\42爵゚嚼゚\42斫:\42綽:\42鑠:爍:\46尺。\46昔。借。\46赤。\46釋(釈)。\47錫。\
しゃく【笏】〔音訓〕
「笏」は漢音「こつ」。「骨(こつ)」に通ずるのを忌み、「尺(しゃく)」の音を借りたといふ。∴神主が〜を捧げて拜禮
【じゃく】
じゃくziak42r若゚惹゚\42r弱゚\42z雀'\42z鵲'\47z寂。\
ぢゃくdiak42d著(着)。\
しゃくなぐゑ【石南花】舊假名しゃくなげ〔植物〕
しゃくやく【勺藥】〔聯綿〕
「-ak」の疉韻字。∴立てば〜坐れば牡丹
しゃくゎのを【目尾】シャカノオ〔地名〕
福岡縣飯塚市。「目」は律令の「さくゎん」。∞さくゎん(主典)。
じゃけん【邪慳】〔佛教〕
「邪見(じゃけん)」の轉。「邪險(じゃけむ)」とも書くが、假名遣が異ってしまふ。
しゃこ【蝦古】〔動物〕
「ハ(ha)→ヒャ(hia)→しゃ(xia)」となるのは北京語の特徴。→「蝦(か)」
じゃこ【雜魚】
←ざこう(雜口)。∞こをなご(小女子)。∴縮緬〜
しゃし【奢侈】〔聯綿〕
「s-」の雙聲字。∴〜に耽る
じゃじゃうま【】〔恆8-2〕
『ぢやぢや馬馴らし』は坪内逍遥譯。他はすべて『じゃじゃ馬ならし』
しゃち【鯱】〔動物〕
國字。∴金の鴟尾(しやちほこ)
ジャッキー・チェン【成龍】〔外來〕
香港の俳優。「チェン」は本名の「陳港生」から。→「陳(ちん)」
じゃのめがさ【蛇の目傘】
「蛇」には「じゃ」「だ」兩讀あり、意味に相違はない。「だ」であっても「ぢゃ」とはならない。∴蛇の目でお迎へ嬉しいな(童謠)
ジャパン【日本】〔地名〕
「日本」の福建または廣東音に由來する。「日(じつ/にち)」の子音は漢音ザ行・呉音ナ行であり、「ヂャパン」とはならない。
じゃぶじゃぶ【】〔表音〕
水流。∴金が〜入つて來る。
シャム【暹羅】〔外來〕
タイ國の舊稱。シャムロとも。「暹(せむ)國」と「羅(ら)國」はもと別國。
しゃもじ【】
←笏文字。∴主婦連のお〜デモ。
ジャンク【戎克】
「戎(じゅぅ)←ジャン」。「戎克」は舟。「がらくた」とは別語。「戒」は「十(じふ)」の形肇文字ではない。
じゃんくゑん【石拳】
←リャンケン(兩拳)。「兩(りゃぅ)」。
じゃんじゃん【】〔表音〕
鐘。∴〜宣傳する、半鐘が〜鳴る。
シャンハイ【上海】〔外來〕
→「上(じゃぅ)←シャング」「海(かい)」。
【しゅ】
しゅsio01棕(椶)'[ソゥ]\03種。腫。[ショゥ]\03從(従)。[ショゥ]\03橦。[ショゥ]04撞'[タゥ]\10主゚麈゚\10取゚趣゚諏゚娵゚01衆。[シュゥ]\10朱゚殊゚珠゚侏゚茱゚銖゚株'\10須゚鬚゚\10繻゚\50守。狩。[シウ]\50手。[シウ]\50酒。[シウ]\50首。[シウ]\50修。[シウ]\
▼撞 (たぅ/どぅ[慣]しゅ)
橦 (とぅ/づぅ) (木名)橦布(とぅふ)
(たぅ/どぅ) (棒) 橦城(どぅじゃぅ)
(しょぅ/しゅ) 橦木(しゅもく)
艟 (たぅ/どぅ) 艨艟(もぅどぅ)
撞の[慣]しゅ は 橦(しょぅ/しゅ)
由來と思はれる
橦撞艟は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
【じゅ】
じゅzio03z從(従从)。[ショゥ]\03z頌。[ショゥ]\10z樹。\10z需'r儒゚嬬゚濡゚孺゚襦゚\10z戍'\10z聚'\50z受'授。綬。[シウ]\50z呪(咒)'[シウ]\50z就。[シウ]\50z壽(寿)。[シウ]\
【しゅう】
しうsiu50囚゚泅゚\50周゚週゚\50州゚洲゚酬゚\50秀゚銹゚\50秋(龝穐)゚萩゚啾゚楸゚鞦゚愁'甃'+35湫'36鍬'\50繍(綉)゚\50臭゚\50舟゚\50酋゚遒(逎)゚鰌゚\50醜゚蒐'\50祝゚\50袖゚岫゚\50鷲゚就゚01蹴'[シュク]\50售゚讎(讐)゚\50收(収)゚\50羞゚\50脩゚修゚\【50驟'】\
しふsip53執:\53拾゚\53習゚褶゚\53襲゚\53輯゚葺:緝:楫゚\53集゚\
しゅうsio【10聚'[シュ]】\
しゅぅsiong01終゚柊゚螽゚\01衆゚\01嵩゚\01菘゚\02宗'\
【じゅう】
じうziu50r【柔゚蹂゚鞣゚】\50z獸(獣)'\
じふzip53z拾。\53z十。什。汁'r廿゚\53z澀(渋澁)'\
じゅぅziong01z充'銃'\01r戎゚絨゚\03z從(従从)'縱(縦従從)'\
ぢうdiu50n狃゚\【50n糅゚】\
ぢゅうdio10d住。\51d頭"\
ぢゅぅdiong03d重。\
▼丶駐註 (ちゅう/ちゅう)
柱住 (ちゅう/ぢゅう)
主麈注 (しゅ/す) (注ちゅうは慣用音)
往(わぅ)の形聲音符は主(しゅ)ではない
じゅぅたむ【絨毯】
舊假名じゅぅたん「絨緞(じゅうたん)」とも書くが、假名遣は一致しない。「絨」の形聲音符は「十(じふ)」ではない。
【しゅく】
しゅくsiok01叔゚淑゚菽:俶:\01夙゚\01宿゚縮゚蓿゚\01祝:\01槭゚蹙゚\01倏:\01肅(粛)゚\
【じゅく】
じゅくziok01z孰。塾。熟。\
しゅくぐゎん【宿願=夙願】シュクガン〔同源〕
「宿(しゅく)」「夙(しゅく)」。
じゅごん【儒艮】〔動物〕
しゅじゅ【侏儒】〔聯綿〕
「-u」の雙聲字。∴『侏儒の言葉』(芥川龍之介)
じゅず【數珠】〔近02〕
←「數(す/しゅ)+珠(しゅ/す)」。∴苛高の〜を押揉む。
しゅぜんじ【修禪寺・修善寺】〔地名〕
伊豆の寺名。温泉地としても著名。寺名は「修禪寺」。町名は「修善寺町」。「禪」「善」ともに「ぜん」。∴『修善寺物語』。
しゅたら【修多羅】〔佛教〕
「スートラ」は經典の意。「しゅ」は『修(しう)』の呉音。このため漢音「しゅう」と考へやすいが、「しゅう」は本來「スング」のやうな音であった。∞あしゅら(阿修羅)。∞どしょうまち(道修町)。∴〜の聲も川風も(蝉丸)。
【しゅつ】
しゅつsiot22出゚\22蟀。\
【じゅつ】
じゅつziot22z恤'\22z戌'\22z朮。術。述。\
ジュディ・オング【翁倩玉】〔姓名〕
臺灣の歌手名。→「翁(をぅ/う)」←オング。
しゅてんどぅじ【酒呑童子・酒顛童子】〔姓名〕
「呑(とん)」「顛(てん)」。∴大江山の〜。
【しゅん】
しゅんsion22俊:峻:竣:駿:悛:浚:逡:\22春:惷:蠢:\22舜:瞬:蕣:\22旬゚徇゚洵:詢:\22隼:\22濬:\22諄:\22雋:儁:\
しゅん【舜=俊】〔同源〕
「帝舜」「帝俊」は古代の帝王の稱。
【じゅん】
じゅんzion22r閏゚潤゚\22z准'準(凖)'\22z旬。殉。徇。恂'洵。筍(笋)'荀'詢'\22z盾。循。楯。\22z純。\22z巡。\22z遵'\22z順。馴。\22z隼'\22z蓴。\22z鶉。諄'淳。醇。\
しゅんじゅん【逡巡=蹲循】
∞「ためらふ(逡巡=蹲循)」。
じゅんじょ【純如=淳如】
∞「すなほ(純=淳)」。
しゅんせつ【浚渫】
∞「さらふ(浚渫)」。
【しょ】
しょsio09且゚砠゚苴゚雎゚\09杵:\09黍:\09初゚\09所。\09庶:41蔗'\09署゚薯゚暑:渚:緒゚曙゚諸:藷:\09書:\09恕:\09處(処):\09墅(野)゚\09嶼゚\09胥゚\09蔬。\
【じょ】
じょzio09z助。鋤。耡。\09z序。抒。\【09z徐。敍(敘叙)。】\【09r汝゚如゚洳゚茹゚z恕'絮'】\09z舒'\
ぢょdio【09n女゚】\【09d除。】\
▼女(ぢょ)汝如洳茹恕絮(じょ)奴努怒孥弩駑呶帑(ど)
▼「余」を形聲音符にする字はサ行とタ行に大きく
分れる。特に舒徐敍(じょ)と除(ぢょ)は、濁音に
なるため紛れやすい。
余餘畭 (よ/よ )
(さ)畭舍(舎)捨(しゃ/しゃ)
斜 (しゃ/じゃ)
舒 (しょ/しょ[慣]じょ)
徐敍(叙敘)蜍(しょ/じょ)
(た)除 (ちょ/ぢょ[慣]ぢ)
(掃除さうぢ、除目ぢもく)
茶(荼) (た /ぢゃ[慣]だ、ちゃ[唐]さ)
荼 (と/ど )
途塗 (と/づ、ど)
ジョイ・ウォン【王祖賢】〔外來〕
香港の女優。廣東語は
【しょう】
しゃぅsiang42傷:殤:觴:\42匠゚\42商:\42尚゚嘗(甞)゚掌:裳゚賞:償゚敞:廠(厰):\42昌:唱:娼:菖:倡:猖:46晶。\42祥゚詳゚庠゚翔゚\42章:彰:樟:障:璋:嶂:瘴:\42象゚\42上゚\42相゚湘゚廂゚\42牀'床。莊(荘庄)。裝(装)。將(将)゚蒋゚醤゚奬(奨)゚漿゚獎゚鏘゚\42薔゚檣゚牆(墻)゚\42餉:\44生。笙。+47猩。星。46姓。性。\46 44省。\46井(丼)。\【46正。鉦。政。】\46聲(声)。\47青。46清。精。\
しょぅsiong03衝゚鍾゚踵゚\03訟゚頌゚松(枩)゚淞゚鬆゚\03從(従从)゚慫゚聳゚蹤(踪)゚\03悚゚竦゚\03橦゚鐘゚憧゚\03舂゚\03誦゚\48勝:\48升:昇:陞:\48承゚拯:\【48症:】\48稱(称):\48證(証):\
せうsiau35嘯:瀟:簫:蕭:\36召:招:沼:紹゚詔:劭゚邵゚韶゚昭:照:\36小:少:37抄。炒。鈔。\36焦:樵゚礁:蕉:憔゚鷦:\36笑(咲):\36肖:宵:消:硝:峭:悄:誚゚逍:銷:霄:+37鞘:哨:鮹:37稍。梢。\36愀:\36椒:\36燒(焼):\
せふsiap56妾:+58霎:\56捷゚睫:\56渉゚\56囁:顳'懾:\57燮:\57浹:\
▼正証鉦政(しゃぅ)、症(しょぅ)
証は (せぃ/しゃぅ・いさめただす)だが、一般に
證 (しょぅ/しょぅ) の略字として用ゐられる。
▼撞 (たぅ/どぅ[慣]しゅ)
橦 (とぅ/づぅ) (木名)橦布とぅふ
(たぅ/どぅ) (棒) 橦城どぅじゃぅ
(しょぅ/しゅ) 橦木しゅもく
艟 (たぅ/どぅ) 艨艟もぅどぅ
撞の([慣]しゅ) は 橦(しょぅ/しゅ)由來か。
橦撞艟は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
▼聶を音符とする形聲文字は サ行とタ行に分れる。
聶躡鑷 (でふ/ねふ)
顳 (ぜふ/ねふ[慣]せふ)
囁懾攝(摂)(せふ/せふ)
(但し攝(摂)は促音化して[慣]せつ となる)
【じょう】
じゃぅziang42z嘗(甞)。常。\42z上。\42z状。43奘(弉)'\【42z襄'驤'r壤(壌)゚攘゚穰(穣)゚禳゚讓(譲)゚】\46z情。靜(静)。\46z成。城。盛。晟。\46z淨(浄)。\
じょぅziong03r冗゚\03r茸゚\48z丞。烝'蒸'\48z乘(乗)。剩(剰)。\48r仍゚\48z繩(縄)。\
ぜうziau36r擾゚\36r繞゚蕘゚遶゚饒゚\
ぢゃぅdiang42d丈。杖。仗。\42d場(塲)。\42n娘゚\【42n釀(醸)゚孃(嬢)゚】\47d定。錠。34諚'\
でうdiau35n嫋゚\35n嬲゚\35d條(条)。38d絛'\
でふdiap56n聶゚躡゚鑷゚\57d疉(畳疂疊)。\
▼襄驤壤(壌)攘穰(穣)禳讓(譲)(じゃぅ/にゃぅ)
釀(醸)孃(嬢) (ぢゃぅ/にゃぅ)
曩嚢 (だぅ/なぅ)
漢音の ザ行ダ行共に、呉音の ナ行となる事あり
假名遣判別の役にはたたない
▼聶を音符とする形聲文字は サ行とタ行に分れる。
聶躡鑷 (でふ/ねふ)
顳 (ぜふ/ねふ[慣]せふ)
囁懾攝(摂)(せふ/せふ)
(但し攝(摂)は促音化して[慣]せつ となる)
じょぅ【判官】
「丞(じょぅ)」の音による。官職により「祐・弁・進・允・佑・忠・尉・監・掾・主政・從」などとも書く。特に「尉(ゐ・じょぅ)」は廣く使はれる。∞はうぐゎん(判官)、∞じょぅびたき(尉鶲)。∞うける(承)∞さくゎん(主典)∴檢非違使〜源九郎義經。
しょぅさん【稱讚】ショウサン〔同源〕
「賞讚(しゃぅさん)」も類義字だが假名遣が異る。∴功績を〜する。
しょぅにゅうどぅ【鍾乳洞】
∞つく(鍾)。
じょぅびたき【尉鶲】〔動物〕
∞じょぅ(判官)。
しょぅよぅ【從容=慫慂】ショウヨウ〔聯綿〕
「-ong」の疉韻字。「容」「慂」ともに「よぅ」。∴〜として死地に趨く。
しょぅろ【松露】〔植物〕
∞しめぢ(占地)。∴〜の吸物。
じょうろ【如雨露】
ポルトガル語。∴〜で花に水を遣る。
しょかん【書翰=書簡=書柬】
∞「てがみ(簡=柬)」。
【しょく】
しょくsiok01謖'48稷゚\03蜀゚燭゚觸(触)゚囑(嘱)゚矚゚\03贖゚\48拭゚軾゚\48殖゚埴゚植゚\48織゚職゚\48色'\48食゚蝕゚飾(餝)゚\48喞゚\48嗇'穡'\48寔゚\48昃'\
【じょく】
じょくziok03r辱゚溽゚縟゚蓐゚褥゚\
ぢょくdiok04d濁'\
しょげる【悄氣】
「悄」は「せう」。∴まさかの落選で悄氣てゐる
じょじょに【徐々に】〔疉字〕
∴〜恢復に向ふ。
しょっちゅう【】
←「初中後(しょちゅぅご)」。∴遲刻は〜。
じょっぱり【】〔表音〕
(津輕方言)「意地っ張り」の轉なら「ぢょっぱり」、「強情っ張り」なら「じょっぱり」か。
しょひこ【背負子】ショイコ
∞おひずる(笈)∴背負ひ(籠)一杯の山菜
ションガイナ【】〔表音〕
端歌『梅は咲いたか』(仕方ないな)。
じょんがら【】〔表音〕
青森縣。津輕じょんがら節。
しょんべん【小便】
←「せうべん」。∴連小便(つれしよん)
じらい【爾來=自來】
∞「より(自=爾)」。
じらす【】〔近01〕
∞じれる。∴散々焦らした揚句縁談を斷る。
しらぬひ【不知火】シラヌイ〔地名〕
熊本縣飽託郡。
しらみ【虱・蝨】〔同源〕
「虱(しつ)」「蝨(しつ)」は同字。∴〜つぶしに、萬年床に蚤・虱が湧く。
しらを【白魚】シラオ〔近07〕
∴〜のやぅな指。
じりじり【】〔恆8-2〕
∴夏の太陽が〜と照りつける。
じりひん【じり貧】
∴〜かどか貧か(東條英機)。
しりへ【後方】シリエ
←「尻+方(へ)」。∴前に聳え後方にささふ(箱根八里)
しりべし【後志】〔地名〕
北海道の支廳名。「しりへ(後)」の訓讀みを宛てたものと思はれる。「しりえ」ではないことがわかる。
しりめつれつ【支離滅裂】〔聯綿〕
「-i」「-et」の疉韻字。
しるし【表・標】〔同源〕
「表的=標的(へうてき)」∴千成瓢箪の馬標(うまじるし)
しるし【證=徴】〔同源〕
「證(しょぅ)」「徴(ちょぅ)」
じれったい【】〔近01*〕
∴なぜ反論しないのか、じれったい
しれもの【痴・癡】〔同源〕
「痴(ち)」「癡(ち)」は同字。∴風流の癡れ者(奧の細道)
じれる【焦】
∞じらす。
しろい【白】〔近12・13〕
∴白い白い花が咲いたよ(枳殼の花)
しろい【皓=皎=〓=〓=〓】〔同源〕
「皓(かう)」「皎(かう)」「〓(かう)」「〓(かう)」「〓(かう)」∴明眸皓齒(かうし)。
しろうと【素人】〔恆2〕
「しろひと」のウ音便。∞くろうと(玄人)。∴素人の哀しさ、そこまで及ばない
じろじろ【】〔恆8-2〕
∴足の爪先までじろじろ見る
しろたへ【白妙】シロタエ〔近14〕
∴白妙の袖の別れ(定家)
じろり【】
∴じろりと横目で睨む
しわ【皺】〔近04・05・恆1〕
∴顏に皺を寄せる
しわい【吝】〔近04*・恆1〕
∴あの〜婆さんが金を出すとは。
しわけ【仕分】〔恆1〕
∴複式帳簿の基本は仕譯帳。
しわざ【仕業】〔近04・恆1〕
∴いみじき好き者の仕業や(伊勢物語)。
じわじわ【】〔恆8-2〕
じわり。∴〜と首位に迫る。
しわる【】〔近04*〕
∴枝が〜。
しをしを【】シオシオ
∴志空しく〜と立去る。
しをに【紫苑】シオニ〔近08〕
→「苑(をん)←をに」。∞しをん(紫苑)
しをはす【爲終す】シオワス
「∞しおほせる」と誤りやすい。
しをらし【可憐】シオラシ〔近08*〕
∴〜いことを言ふ。
しをり【栞】シオリ〔近07*・08〕
←「枝+を(折)り」∴本に〜を夾む。
しをれる【萎】シオレル〔近07*・08・恆3〕
∴吹くからに秋の草木のしをるれば(文屋康秀)。
しをん【紫苑】シオン〔近08〕
古稱「しをに」。「苑(をん)」。∴『紫苑物語』(石川淳)。∴春〜。
【しん】
しむsim(舊假しん)53侵:浸:寢(寝):駸:\53審:瀋:\53心:芯:沁:\53森:\53深:\53針:\53岑゚\53忱゚\53怎:\53斟:\53滲:蔘:\53蕈゚\53譖(譛僣僭):簪:\53讖:\53鍼:箴:\
しんsin21信:\21新:薪:親:襯:\21申:伸:紳:呻:神゚\21秦゚23榛:臻:蓁:\21臣゚\21診:疹:畛:袗:軫:\21身:\21辛:\21進:\21辰゚娠:振:震:賑:宸゚晨゚蜃゚+22唇'22脣'\21津:\21哂:\21晉(晋):縉:\21眞(真):愼(慎)゚瞋:嗔:槙:\21齔:\46請"[セィ]\
▼審瀋(しむ)、釆番(はん)
▼診疹畛袗軫(しん) などはサ行、珍趁(ちん)は
タ行に分れるが(じん)(ちん)など濁音にはならぬ
ため、假名遣の問題は發生しない。
診(ちん/ぢん)、疹(ちん/ちん) の音もあるが、
常用音ではない。
彡(せむ) 衫杉參慘驂(さむ) 滲蔘(しむ) などとは
系統が異なる。
【じん】
じむzim(舊假じん)53r壬゚衽(袵)゚荏゚\53z尋。潯。54d蕁'\53z甚。54糂'\53r稔゚\
じんzin21z神。\21z臣。腎。\21r人(儿)゚\21r仁゚\21r刃(刄)゚仞゚仭゚靱(靭)゚\21z訊'迅'\21z盡(尽)。儘(侭)。燼。贐。\
ぢむdim(舊假ぢん)53d沈。\
ぢんdin21d塵。\21d陣。\
▼壬衽(袵)荏(じむ)、賃(ちむ)
▼沈 (ちむ/ぢむ)、(例)沈香ぢむかぅ
(しむ/しむ)、姓や地名、
(例)沈徳潛しむとくせん、沈約しむやく
遼寧省瀋陽(しむやぅ)を「沈陽」と書くことあり
シンガポール【新加波】〔外來〕
→「加(か)」。「星嘉波」は舊譯。略稱「星州」。
じんぐぅくゎうごう【神功皇后】ジングウコウゴウ〔姓名〕
「功」は呉音「く」。∴〜三韓征伐の伝承。∞おさながたらしひめ(息長足姫)。
シンシャンウィグル【新疆維吾爾】〔外來〕
→「疆=境(きゃう)←キャング」「維(ゐ)」。「新疆」とは新しい領土の意。∞さかひ(疆=境)。
しんじる【信】〔恆8-1〕
∴信じて疑はない。
しんぢこ【宍道湖】シンジコ〔地名〕
しし(宍・肉)+みち(道)+湖。∴〜の蜆
しんぢまへ【死】シンジマエ
死んでしまへ。∴豆腐に頭打附けて〜。
しんぢゅう【心中】シンジュウ〔恆6〕
∴曽根崎〜(近松)。
しんぼう【辛抱】
「辛棒(しんぼう)」とも。「抱(ほう/ぼう)」「棒(はぅ/ぼぅ)」。偶然に字音假名遣は共通するが、原音は相當に隔たる。∴〜強い性格
しんまい【新米】
←「しんまへ(新前)」。語源を尊重すれば「しんまひ」か。∴新米のくせに生意氣だ
じんもん【訊問】
「尋問(じむもん)」は書き換へ字。假名遣は合はない。
【す】
so07子"\10主。\10諏。\10須。\10雛゚\10數(数)゚\11素。\50守。[シウ]\
【爲】〔近21〕
文語サ變動詞。∴すべからく…すべし。
【ず】
zo07z事(亊)"\
do10d廚(厨)。\11d杜。\11d圖(図)。\51d豆。逗。頭。荳。\
【】〔近19〕
變格動詞、應ず、講ず、混ず∴候ずるにて候
【】〔恆8-2〕
助動詞
すあを【素襖】スオウ
←「襖」の字音「あう」だが、「∞あを」とも。同樣例に「∞ばせを(芭蕉)」。∴登城には〜を着用。
【すい】
すいsoi05吹:炊:\05垂(埀)゚睡゚捶:陲゚錘'\05惴:\06出:\06帥:\06水:\06翠(翆):悴(忰)゚瘁゚粹(粋):醉(酔):萃゚膵'\06衰:榱:\06遂゚燧゚邃:隧゚\06彗゚\06穗(穂)゚\06綏:\06騅:錐:誰゚推:椎:雖:\
【ずい】
ずいzoi05z瑞。\05z隋。髓(髄)'隨(随)。\06r蘂(蕊蕋)゚\
▼隋髓隨(ずい)、惰橢楕墮(だ)、
▼瑞 (ずい)、湍端 (たん)、
すいぎう【水牛】スイギュウ舊假名すゐぎう〔動物〕
すいくゎ【西瓜】スイカ舊假名すゐくゎ〔植物〕
さい(西)+くゎ(瓜)∴〜割。
ずいずいずっころばし【】〔表音〕
∴〜胡麻味噌ずい。
すいせん【水仙】〔植物〕
∴『水仙』(太宰治)。
ずいと【】〔恆8-2〕
「づ」も可∴隅から隅まで〜(口上)
すいれん【睡蓮】舊假名すゐれん〔植物〕
∴池の〜。
【すう】
すうsou10數(数)'[ス.サク]\10樞(枢)'[シュ]\10芻(蒭)'雛'趨'50鄒゚\50陬゚\
すぅsong01崇'\01嵩。\
すう【据】〔近18・09〕
文語下二段動詞。∞すわる(坐)、∞すゑる(据)
ずうんと【】
←ずっと。∴〜金をはづむ。
すえ【末江】〔地名〕
福岡縣京都郡犀川町(〒824-0204)の地名。「末」は「すゑ」。「江」は「え」なれど本來ヤ行。「すゑ+え」だが假名遣は恐らく「すえ」。
すえる【饐】〔近15・恆4〕
∴古飯の饐えた臭ひ。
ずかずか【】〔恆8-2〕
「づ」も可。∴〜と上(あが)り込む。
ずかりと【】
謠曲の發聲表現の一種。
すくない【尠=鮮】〔同源〕
「鮮少=尠少(せんせう)」。「尠(せん)」の偏は「甚(じむ)」だが「せむ」とはならない。∴巧言令色鮮いかな仁(論語)。
すくも【宿毛】〔地名〕
高知縣(土佐國幡多郡)の市名。→「毛(もう)」。
すぐれる【俊=儁】〔同源〕
∴英雋=英俊(えぃしゅん)。俊乂=儁乂(しゅんがい)。
すげえ【凄】〔表音〕オイ
→エエ。∴〜化者が現れやがった。
すけそぅだら【介宗鱈】〔動物〕
介黨(すけたぅ)とも。
すけべぃ【助平】スケベエ
「助兵衞」なら「すけべゑ」。∞じむべぃ(甚平)。∴〜根性が禍ひする。
すごろく【雙六】
→「雙(さぅ)←サング」∴兵隊〜。
すさのを【素戔嗚尊・須佐之男命】スサノオ〔姓名〕
神名。→「戔(さん)」「嗚(を/う)」。
ずしずし【】〔恆8-2〕
ずしんと【】〔恆8-2〕
「づ」も可。∴〜地響を立てて倒れた。
すず【錫】〔近03〕
∴ブリキは鐵板に〜鍍金(めっき)する。
すず【鈴】〔近03〕
∴猫の首に〜を着ける。
ずす【誦】〔近03〕
←「誦(しょぅ/ず)」。∴誦(ずん)じ給ふ。
すずき【鱸】〔近03〕
∞せいご(〓)。∴夕食は〜の洗ひ。
すずし【生絹】〔近03〕
∴〜の單衣(ひとへ)。
すずしい【涼】〔近03・同源〕
「清涼(せぃりゃぅ)」は「-ang」の疉韻字。「清(せぃ/しゃぅ)」「涼(りゃぅ/らぅ)」。∴清涼殿。∴涼しげな眼をした若者。
すずしろ【大根】〔近03〕
∴芹、薺(なづな)、御形(おぎゃぅ)、はこべら、佛座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)(春の七草)。
すずな【菘】〔近03〕
すすむ【晉・進】〔同源〕
「晉」「進」共に「しん」∴進むを知りて却くを知らず。
すずめ【雀】〔近03〕
∴〜百まで踊り忘れず。
すすめる【薦・饌】〔同源〕
「薦」「饌」共に「せん」。神にすすめる意。∴酒を〜。
すずらん【鈴蘭】〔植物〕
すずり【研=硯】〔近03・同源〕
「研」「硯」共に「けん」日くらし〜に向ひて(徒然草)。
すすりなく【歔欷】
∞なく(戯欷)。
すする【啜=〓】〔同源〕
「啜(せつ)」「〓(せふ)」。いづれも「チャプチャプ」と物をすする際の擬音であった。
すずろ【漫】〔近03〕
∴頭中將の〜なる空言(枕草子)。
ずたずた【】〔恆8-2〕
「つだつだ」の轉で「づたづた」とする説もあり。∴〜に切り裂く。
すぢ【筋】スジ〔近01・02・恆6〕
∴青〜揚羽。∴あの子役はなかなか〜が良い。
ずっと【】〔近03・恆8-2〕
∴電卓の方が〜簡單だ。
ずつない【】〔表音〕
←術ない(關西方言)。
すでに【已・以】〔同源〕
「巳(し)、己(き/こ)、已(い)」の三字は混同しやすい。憶え歌に「巳(み)は上に、おのれ己(つちのと)下につき、すでに已(やむ)已(のみ)半ばにぞつく」とある。∴已往=以往(いわぅ)。∴已前=以前(いぜん)。
ずどん【】〔表音〕
∴〜と一發。
すなはち【即】スナワチ〔近04*〕
∴レバ則(すなはちの書分け)
すなほ【純=淳】スナオ〔同源〕
∴純如=淳如(じゅんじょ)。∴芳醇=芳純(はぅじゅん)。
ずぬける【】
ずばぬける、「頭拔ける」は宛字。「頭(とう/づ)」とは假名遣が合はない。∴〜て才能があった。
すは【感動詞】スワ〔表音〕
←そ+は助詞、∴〜鎌倉。
すは【諏訪】スワ〔近04〕
長野縣(信濃國)の郡名。「訪(はぅ)」。∴〜湖のお神渡(おみわたり)。
ずはいがに【】ズワイガニ〔動物〕
←∞すはえ(梢)。
すはぅ【周防】スオウ〔地名〕
舊國名。「周(しう/す)」「防(はぅ/ばぅ)」。古名「すは」。
すはぅ【蘇芳】スオウ〔植物〕
∴〜色。∴〜の机。
ずはえ【條・梢】ズワエ〔近03*・16〕
∞ずはいがに。
ずばずば【】〔恆8-2〕
∴思ったことを〜言ふ。
すひかづら【忍冬】スイカズラ〔植物〕
←「吸ひ+蔓」。∴幽靈の消えた先は忍冬の生ひ茂る忍冬。
すふ【吸=〓】スウ〔同源〕
「吸(きふ)」「〓(きふ)」。「呼吸(こきふ)」は日本漢字音ではカ行に譯されたが、元々は「フーヒプ」のやうな音で、呼吸の音から來てゐる。呼吸はまた「嘘吸(きょきふ)」とも。∞なく(歔欷)。
ずぶずぶ【】〔恆8-2〕
すべる【總・綜】〔同源〕
「總合=綜合(そぅがふ)」∴兵を統べる
ずぼら【】〔恆8-2〕
∴あんなずぼらな男とは附合ふな。
ずぼんぼ【】〔表音〕
淺草神社の玩具。また獅子舞の囃し言葉。
すまひ【住ひ】スマイ
「すまゐ(住居)」は宛字にして、假名遣が合はない。∴お〜はどちらですか
すまふ【相撲】スモウ
以前は動詞「すまふ」の名詞形「すまひ」のウ音便で「すまう」とされたが、近年は終止・連體形による名詞形「すまふ」とされる。∴お〜さん。
すみのえ【住吉神社】〔地名〕
←住之江。∴〜の岸に寄る波よるさへや(藤原敏行朝臣)。はや住之江に著きにけり(高砂)。
すむ【逗=住=駐】〔同源〕
「逗(とう/づ)」=「住(ぢゅう)」=「駐(ちゅう)」。「投宿(とうしゅく)」をまた「逗宿(とうしゅく)」とするが、同源かどうかは未詳。
すむ【棲=栖】〔同源〕
「棲(せい)」=「栖(せい)」。「兩棲(せい)類」を「兩生(せぃ)類」と書き替へた場合、假名遣は偶然一致するが「棲」と「生」の原音は全く異る。∴水底に棲(す)む魚
ずら【靜岡方言】〔表音〕
∴蛙が鳴くんで雨ずらよ(茶切り節)
ずらかる【】
∴まんまと〜
ずらりと【】〔恆8-2〕
∴〜竝ぶ
する【爲】〔近22〕
口語サ變動詞
ずるい【狡猾・巧黠】〔近03*・同源〕
「狡猾(かうくゎつ)」≒「巧黠(かうかつ)」∴狡賢い
ずるずる【】〔恆8-2〕
∴その儘ずるずると居坐る。∴ずるずるべつたりに世帶を持つ
するどい【銛・尖】〔同源〕
「銛鋭=尖鋭(せむえい)」∴鋭い切っ先、眼附きの鋭い男
スワトウ【汕頭】〔外來〕
福建省の地名。「汕」が「スワ」となるのは福建音。→「頭(とう)」。∴〜刺繍。
すわる【坐】〔近04・恆1〕
∞すゑる(据)。∴お坐り下さい。
すゑ【周淮】スエ〔地名〕
千葉縣(上總國)の郡名。『舊事本紀』に「須惠國造」←「淮(ゑ)」「惠(ゑ)」。
すゑ【須惠・陶】スエ〔近14〕
青黒い素燒。→「惠(ゑ)」∴須惠器。∴陶晴賢(戰國武將)。
すゑ【末】スエ〔近14・15・恆4〕
∞すえ(末江)。∴〜は博士か大臣か。∴末廣がり。
すゑもの【陶器】スエモノ〔近14〕
すゑき。
すゑる【据】スエル〔近14・恆1・4〕
ワ行下一段動詞。∞すわる(坐)。∞つくえ(机)。∴肚を据ゑる。灸を据ゑる。
【すん】
すんson27寸。\
スンガリー【松花江】〔外來〕
「松(しょう)←スング」「花(くゎ/くゑ)」。
ずんぐり【】〔恆8-2〕
∴〜した體形。
ずんずん【】〔恆8-2〕
∴仕事がが〜捗る。
ずんどぅ【寸胴】
∴寸胴型の埴輪
【せ】
sia05施。\13世(丗)。[セイ]\
【ぜ】
zia05是。\
【せい】
せいsiai12犀゚\12凄゚棲゚悽゚淒゚萋゚\12西゚栖゚\12嘶゚\12壻(婿聟)゚\12韲(齏)゚\12齊(斉)゚齎゚擠゚濟(済)゚臍゚躋゚霽゚\13歳゚\13世(丗)゚\13制゚製゚掣゚\13勢゚\13逝゚誓゚\
せぃsiang44生゚甥゚+46牲゚46姓゚性゚旌゚47星゚醒゚惺゚腥゚47 44猩゚\46 44省゚\46井(丼)゚穽゚\46成゚盛゚誠゚晟゚筬゚\46正゚征゚政゚整゚\46聖゚\46聲(声)゚\47青゚46蜻゚46情゚晴゚清゚精゚請゚靖゚睛゚菁゚靜(静)゚42錆'\
せい【背】
現代假名遣で「え」の長音は、主として和語「ええ」字音「えい」となる。しかしながら「せい」は明らかに和語「せ(背)」の長音であるにもかかはらず「せえ」とはなってゐない。∞「ねえさん(姉)」∴〜の丈。五月五日の〜比べ。
【ぜい】
ぜいziai13脆'\13毳'\13筮'噬。\13蛻'説'税'\13贅'\
せいご【〓】〔動物〕
∞鱸(すずき)の幼名。
ぜいご【】
鰺類の側線上にある鱗。ぜんご。
せいさぅ【悽愴】〔聯綿〕
「s-」の雙聲字。∴悽愴とした冬山の空氣
せいそく【棲息=栖息】
∞「すむ(棲=栖)」。
せいの【齊】
物を持上げる時などの掛け聲。←「一齊(いっせい)」。∞よいとまけ。∞やこ(邪許=邪呼)。
せぃろ【蒸籠】
「籠(ろぅ)」。「せぃろぅ」とも。∴〜蕎麥
せぃろか【聖路加病院】
病院名。「聖ルカ」の音譯。→「加(か)」。∞セント(聖)。
ぜいろく【贅六】
∴上方(かみがた)〜。
せうsiau 35嘯:瀟:簫:蕭:\36召:招:沼:紹゚詔:劭゚邵゚韶゚昭:照:\36小:少:37抄。炒。鈔。\36焦:樵゚礁:蕉:憔゚鷦:\36笑(咲):\36肖:宵:消:硝:峭:悄:誚゚逍:銷:霄:+37鞘:哨:鮹:37稍。梢。\36愀:\36椒:\36燒(焼):\
ぜうziau 36r擾゚\36r繞゚蕘゚遶゚饒゚\
せうえう【逍遥】ショウヨウ〔聯綿〕
「-eu」の疉韻字。∞しょうよう(從容)。
せうさう【焦燥】ショウソウ〔聯綿〕
「s-」「-au」∴〜感に驅られる
せうしゃ【瀟洒=瀟灑】ショウシャ
∞「そそぐ(洒・灑)」。
せうそこ【消息】ショウソコ
→「消(せう)」∴〜なし。
せうでう【蕭條】ショウジョウ〔聯綿〕
「-eu」の疉韻字。ものさびしい意。「蕭寥(せうれう)」とも。∴〜たる秋の枯野。∴〜として石に日の入る枯野かな(蕪村)
【せき】
せきsiak45責'46蹟(迹)゚磧゚05 46積'47績゚勣゚\46隻゚\46席゚蓆゚蹠゚\46斥゚\46昔゚惜゚籍゚藉゚\46石゚跖゚碩゚\46脊゚瘠゚蹐゚鶺゚\46赤゚螫゚\46跡゚\46夕゚汐゚\47寂゚\47戚゚\47析゚蜥゚晰゚淅゚皙゚\47裼゚\
せきれき【淅瀝】〔聯綿〕
「-ek」の疉韻字。風の音。
【せく】
せくsiak04齪'\
せすぢ【背筋】セスジ
∴〜を伸ばす。〜が寒くなる。∞せい(背)。
【せち】
せちsiat33節。\
せちゑ【節會】セチエ〔近14〕
∴即位の〜。
【せつ】
せつsiat13説'\32殺。31刹'\33屑゚\33切゚\33節゚\33截゚\33楔゚\33竊(窃)゚\34洩゚絏゚\34拙゚\34折゚浙゚晢゚\34設゚\34雪゚\34泄゚紲゚\34渫゚緤゚\34薛゚\34褻゚\56接'[セフ]\56攝(摂)'[セフ]\
【ぜつ】
ぜつziat34絶。\34舌。\
ぜに【錢】
「ぜに」は「錢(せん)」の字音に由來する。∴惡錢身に着かず。∴錢形平次捕物帳。
せふsiap 56妾:+58霎:\56捷゚睫:\56渉゚\56囁:顳'懾:\57燮:\57浹:\
せふ【少輔】ショウ
「少輔」は本來「せうふ」だが詰って「ショウ」または「ショウユウ」と讀むこともあり。假名遣は「せう」であるとの説も。∞ぢぶに(治部煮)。∴治部〜石田三成。
せふふく【懾伏=慴伏】ショウフク
∞「おそれる(懾=慴)」。
せふれふ【捷獵】ショウリョウ〔聯綿〕
「-ep」の疉韻字。あひ續くさま。
せふれふ【渉獵】ショウリョウ〔聯綿〕
「-ep」の疉韻字。∴萬卷の書を〜する
せまい【阨=隘】〔同源〕
∴阨巷=隘巷(あいかぅ)。
せまる【逼迫・薄】〔聯綿・同源〕
「逼迫(ひっぱく)」は「h-」の雙聲字。「ひつ」は「逼(ひょく/ひき)」の慣用音。∴死が旦夕(たんせき)に迫る
せみ【蝉】〔音訓〕
「蝉(せみ)」は訓、字音は「せん」。字音「せむ」から「せみ」となったわけではない。∴岩にしみ入る〜の聲(芭蕉)。
せむsiam(舊假せん 56占:\56尖:\56染'\56閃:\56僉:簽:\56暹:\56殲(殱):籤(籖):孅:纖(繊纎):\56潛(濳潜)゚57僭(僣):\56蟾:瞻:贍゚\56銛:\56陝:\59芟。\
ぜむziam(舊假ぜん 【56漸。】\56冉゚苒゚髯゚\
せむえい【銛鋭=尖鋭】
舊假名せんえい∞「するどい(銛・尖)」。
せむらむ【僭濫】舊假名せんらん〔聯綿〕
「-am」の疉韻字。
せゐ【所爲】セイ〔近11*・恆5〕
字音「所爲(しょゐ)」から。∴氣の〜か身體が重い。
【せん】
せむsiam(舊假せん)56占:\56尖:\56染'\56閃:\56僉:簽:\56暹:\56殲(殱):籤(籖):孅:纖(繊纎):\56潛(濳潜)゚57僭(僣):\56蟾:瞻:贍゚\56銛:\56陝:\59芟。\
せんsian32疝。34仙:\33茜:\33先:銑:筅:跣:洗:\33千:阡:仟:\33薦:\33倩:\33燹:\33荐:\34串:\34蝉゚嬋゚戰(戦):闡:\34宣:愃:\34川(巛):釧:\34扇:煽:\34栓:詮:痊:筌:銓:\34泉゚線(綫):腺'\34煎:剪:翦:箭:\34旋゚\34穿:\34羨'\34舛:\34船(舩)゚\34選:饌゚+31撰:\34鮮:癬:蘚:\34亘゚\34僊:遷:韆:\34吮゚\34專(専):磚:甎:\34尠:\34孱゚潺゚\34旃:栴:\34淺(浅):踐(践)゚錢(銭):賤(賎)゚餞゚33濺:牋:箋:\34鐫:\34顫:氈:羶:擅゚\
せん【線=綫】〔同源〕
「綫」は「線」の異體字。「戔(せん)」「泉(せん)」。
【ぜん】
ぜむziam(舊假ぜん)【56漸。】\56冉゚苒゚髯゚\
ぜんzian33前。\34蝉。禪(禅)。\34善(譱)。繕。膳。\34然゚\34全。\34喘'\34涎。\34蠕゚\56漸'[ゼム]\
せんかぅ【銓衡】センコウ
「選考(せんかう)」は「銓衡(せんかぅ)←ハング」の書替へ字。偶然に假名遣は一致するが、元の音は相當に隔たる。∴役員〜委員會。
せんきゃぅ【仙境・仙郷】センキョウ
熟語としては同義かつ假名遣も一致するが、「境(さかひ)」と「郷(さと)」は同じ意味とは言へない。
せんきょ【薦居・荐居】〔同源〕
敷物を敷いたテントで生活する意。「薦」「荐」共に「せん」。
せんけん【嬋妍】
∞「うつくしい(妍・娟)」。
せんざんかふ【穿山甲】センザンコウ〔動物〕
せんせう【鮮少=尠少】センショウ
∞「すくない(尠=鮮)」。
せんだん【栴檀】〔植物〕
∴〜は雙葉より芳し。
せんぢゅ【千住】センジュ〔地名〕
東京都足立區(武藏國足立郡)の地名。古名「千壽」。「住(ぢゅ)」と「壽(じゅ)」は假名遣が合はない。∴〜大橋。
せんでう【洗滌】センジョウ
∞「あらふ(濯=滌)」。
セント【聖】
→「聖(せぃ)←セング」。∞ひじり(聖)
せんにちこぅ【千日紅】〔植物〕
百日紅は「さるすべり」。
ぜんまい【薇・撥條】〔恆5〕
「ぜんまき」のイ音便。∴蕨(わらび)〜の山菜料理。∴〜仕掛の柱時計。
せんりゃぅ【千兩】センリョウ〔植物〕
∞まんりゃぅ(萬兩)。∴〜役者。
【そ】
so09岨。狙。咀'沮。疽。齟'阻゚俎(爼)゚詛゚11祖:租゚粗゚組゚徂゚\09疏゚蔬゚梳゚\09疎゚楚゚礎゚\09鼠(鼡)'\11塑゚愬゚溯(遡)゚\11措゚\11素゚\11蘇(蘓)゚酥゚\11訴゚泝゚\11甦゚\11胙゚祚゚\11麁゚\49曾(曽)。[ソゥ]45噌'[サゥ]\
▼曾僧層贈甑(そぅ)、噌([漢]さぅ[慣]そ)、
【曾】〔表音〕
平假名「そ」の原字。「曾(そぅ)」。∴未曾(ぞ)有の難局
【そう】
さうsau37巣゚樔゚勦゚+36剿'\37爪゚抓゚笊゚\38操:藻:燥:噪:懆:澡:躁:譟:\38早:草:\38曹゚槽゚漕゚糟:遭:\38蚤:掻:騷(騒):\【38嫂:艘:】\38棗:\38竈(竃):\38艸:\50帚'箒'38掃:\
さぅsang04雙(双)゚\【04窗(窓)゚】\42粧(妝)゚\42爽゚\42相。想。箱。霜゚孀゚\42剏゚\42壯(壮)゚莊(荘庄)゚裝(装)゚\43桑:\43倉:蒼:滄:艙:42創゚愴゚瘡゚槍。搶。蹌。44鎗゚\43喪:\43葬:\45爭(争)゚崢゚箏(筝)゚諍゚錚゚\
さふsap54匝゚\54卅゚\54颯゚\58插(挿)゚歃゚\
そうsou51奏゚湊゚輳゚\51走(赱)゚\【51叟゚50搜(捜)゚痩゚溲゚】\51嗾゚簇゚\51掫゚\51漱゚嗽゚\51籔(薮藪)゚\
そぅsong01叢゚\01送゚\【01匆゚怱゚葱゚偬゚惣゚總(総)゚聰(聡)゚】\02宗゚綜゚淙゚01粽゚\02宋゚\49曾(曽):僧:層゚贈゚48甑。\
▼「匆」の音符字で、窗(窓)だけ音が異なる。
匆怱葱偬惣總(総)聰(聡)(そぅ/す )
窗(窓) (さぅ/そぅ)
窗(窓)は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
惣も怱の形聲文字。忽(こつ) は別字。
▼雙(双)(さぅ/そぅ)
雙(双)は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
▼竈さう、繩じょぅ、蝿よう
▼叟搜(捜)痩溲そう、嫂艘さう
▼卅 (さふ/そふ)
▼匝 (さふ/そふ)
▼颯 (さふ/そふ[慣]さつ)
▼曾僧層贈甑(そぅ)、噌([漢]さぅ[慣]そ)
▼淙(そぅ/ず、ずぅ)
(さぅ/ぞぅ )(江攝)
一般には「そぅ」の方か。
宗が音符の形聲字は概ね「そ」「そぅ」「しゅぅ」
であり「あぅ」の音になるものは他に無い。
そぅ【僧】〔佛教〕
「僧伽」は梵語「サンガ」の音譯。「僧(そぅ)←ソング」とは假名遣が合はない。∞をしゃぅ(和尚)。∴俊寛僧都(づ)
【ぞう】
ざうzau38造。慥'\
ざぅzang42象。像。\43藏(蔵)。贓(賍)'臟(臓)。\
ざふzap54雜(雑襍)'\
ぞぅzong49増'憎'贈。\
▼雜(雑襍)(さふ/ぞふ[慣]ざつ、ざふ)
學研漢和大字典は [慣]ざふ とする。
他の字典でも「ぞふ」は用ゐられない
ぞぅがむ【象嵌】ゾウガン
舊假名ぞぅがん書き替へて「象眼(ぞぅがん)」とする場合あり、戰前の假名遣としては偶然に一致するが、原音は全く異る。
そぅしょ【叢書】
書替へ字で「雙書(さぅしょ)」とするが、假名遣が異り、また意味上も不適切。「叢(そぅ)」は「くさむら」、「雙(さぅ)」は「ふたつ」の意。
そうれ【】
∴〜御覽。
そお【囎唹】〔地名〕
鹿兒島縣(大隅國)の郡名。「熊襲(くまそ)」の「襲(そ)」から來たものか。『筑前國風土記逸文』に「球磨囎唹」とあり、明らかに「肥前國球磨郡」と「大隅國囎唹郡」を示す。現在は「曾於郡」。古地名などで母音「お」が連續するものは珍しい。∞ほい(寶飯)。
ソーダ【曹達】
音譯漢字。「曹(さう/ざう)」と假名遣は合はない。
そがふ【十合】ソゴウ〔姓名〕
百貨店名の「そごう」は「十合」。「十江(そがぅ)」氏は香川縣の名族。高松市には十江城あり。
【そく】
そくsok03燭。\03束。01速:\03足。促。04捉。\48即。喞。\48息。熄。\48仄゚\49塞:\49則:48側゚測゚惻゚\
【ぞく】
ぞくzok01族。蔟'鏃'\03粟'\03俗。\03屬(属)。\03續(続)。\49賊(戝)。\
そくひ【續飯】ソクイ
そっくひ糊。∴〜で手紙の封をする。
そけえら【其處】〔表音〕
「そこいら」の關東方言。
そこひ【内障】
「そこい」とは讀まぬ。∴眼が〜で見るのが不自由。
そさぅ【粗相】ソソウ
∴これは〜を致しました。
そしゃく【咀嚼】
∞「かむ(咀嚼)」。
そそぐ【洒・灑】〔同源〕
「洒」「灑」は同字。音「さい」。∞さらす(晒・灑)∴「瀟洒=瀟灑(せうしゃ)」。∴磨いた刀に水を洒ぐ。
そそぐ【灌漑】〔同源〕
「灌漑(くゎんがい)」は「-k」の雙聲字。∴墓碑に水を灌ぐ
【そつ】
そつsot22帥゚\22率゚\27卒(卆)゚猝゚\
そつじ【卒爾=卒而】
∞「より(自=爾)」。
そとば【卒都婆・卒塔婆】〔佛教〕
供養塔「ストゥーパ」の音譯。「塔」は卒塔婆の略稱。「塔(たふ)」。能の「卒都婆小町」は「ソトワコマチ」と讀む。
その【園・苑】〔同源〕
「園=苑(ゑん/をん)」∴竹の園生(そのふ)
そはそは【】ソワソワ
∴〜にやにや(銀座かんかん娘)。
そばへ【戲・日照雨】ソバエ
動詞「そばふ(戲れる)」の連用形から、通り雨、狐の嫁入りのこと。
そびえる【聳】〔近15・恆4〕
∞そびゆ(聳)。∴肩を聳やかす。
そひぼし【房宿】ソイボシ
二十八宿の一。添ひ星。
そびゆ【聳】〔近19〕
文語下二段動詞。∞そびえる(聳)。∴雲に〜る高千穗の(紀元節)。
そへる【添=沾】ソエル〔同源〕
「添(てむ)」は本來「沾(てむ)」の俗字。
そむく【背・倍】〔同源〕
「背=倍(はい)」。∴教へに〜。
そもさん【什麼生・作麼生】〔佛教〕
禪語。→「生(しゃぅ)←シャング」。
そもそもまた【抑亦=噫亦】〔同源〕
「抑(よく)」「噫(おく)」「亦(えき/やく)」。
そら【穹窿】〔同源〕
「穹窿(きゅぅりゅぅ)」は疉韻字。
そらんじる【空】〔恆8-1〕
∴契冲は六歳にして百人一首を諳んじた。
そる【剃=薙】〔同源〕
「剃(てい)」「薙(てい)」∴剃髮=薙髮(ていはつ)。
【そん】
そんson27存゚拵゚栫゚\27孫:遜:\27尊:樽:鱒゚蹲゚\27損:\27村(邨):忖:\27巽:\
【ぞん】
ぞんzon27存。\
そんざい【存在】〔聯綿〕
「s-」の雙聲。∴存在と時間(ハイデガー)。
そんぢょそこら【】ソンジョソコラ
←その定(ぢゃぅ)そこら∴〜の品とは譯が違ふ。
【た】
ta14太'汰'[タイ]\39他:\39多(夛):\39它:詑゚佗゚\40唾:\40躱:\41咤゚\41岔:\41荼゚\
【堂】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「堂(だぅ)」二千圓札の裏面に見える。
【當】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「當(たぅ)」
【だ】
da14兌'[タイ]\39舵(柁)。陀。沱。駝。鴕。+41蛇'\39駄。\39騨。\39那゚娜゚梛゚\40唾'\40妥'\40惰。橢(楕)'墮(堕)。\40懦゚\40朶'\41拏゚\41拿゚\44打"[ティ]\
【たい】
たいtai12替。\12體(体軆躰)。\14太:汰:\14泰:\14大゚\14帶(帯):13滯(滞)'\18堆:\18退:腿:27褪'[トン]\18隊゚\18對(対):\18鐓゚\18頽゚\19耐'\19待゚\19態:\19戴:\19逮゚靆゚\19代゚岱゚袋゚貸:黛゚玳゚\19台:怠゚胎:苔゚殆゚抬゚紿゚詒゚颱:駘゚\19臺(台)゚擡゚\
【だい】
だいdai12醍。題。\12弟。第。悌。\14大。\14奈゚\18内゚\18餒゚\19代。\19乃゚\19臺(台)。\
だいだい【橙】〔植物〕
←代々。
たいたぅ【駘蕩】タイトウ〔聯綿〕
「t-」の雙聲字。∴春風〜。
たいふ【大夫】タユウ
「タユウ」と讀むときは多く藝能や遊里における稱號に限る。元來は「タイフ」と讀み、周代の官職名。特に「ダイブ」とするのは「大輔」との混同を避けるため。一般に字音假名遣は漢字一字ごとに境界があり、「たい+ふ」が「タユウ」となるやうな例は珍しい。∴高尾〜。
たいま【當麻】〔地名〕
奈良縣(大和國葛下郡)の町名。「たぎま」とも。『記履中』に「當岐麻道」。「タング→タギ→タイ」の變化。→「當(たぅ)」∴〜の中將姫。∴當麻蹶速(たいまのくゑはや)。
たいまい【玳瑁】〔動物〕
「-ai」の疉韻字。
たいまつ【松明】〔近12・13・恆5〕
「焚き松」のイ音便。
たうtau 37啅゚棹゚罩゚38悼゚35掉'\37櫂゚\38刀:叨:到:倒:\38套:\38島(嶋嶌):搗:\38桃゚逃(迯)゚\38討:\38陶゚淘゚掏゚綯゚\38道゚\38檮(梼)゚濤(涛)゚祷:擣:\38盜(盗)゚\38稻(稲)゚滔:蹈゚韜:\38纛゚\38饕:\
たぅtang 43唐゚塘゚糖゚\43宕゚\43湯:蕩゚盪゚\43棠゚黨(党):儻:螳゚當(当):礑:蟷:襠:鐺:档:\【45橙゚】\
たう【薹】トウ
「薹」は音「たい」。∴〜がたつ。
だうdau 37撓゚橈゚鐃゚\37閙゚鬧゚\38萄。\38道。導。\
だぅdang 43堂。螳。44瞠'\43曩゚\44獰'\
たぅがらし【唐辛子】トウガラシ
たうげ【峠】トウゲ〔近10*・恆2〕
「手向(たむけ)」のウ音便であるされてきたが、中國地方の方言「∞たわ(峠)」との關係も指摘されてゐる。
だうさ【礬水】ドウサ
墨のにじみ止め。「陶砂(たうさ)」から。∴〜引きの紙。
たうた【淘汰】
トウタ∞「よなげる(淘汰=〓汰)」
たぅたぅ【丁々】トウトウ〔疉字〕
伐採の擬音。元來はng韻尾で「トートー」ではなく「タンタン(タングタング)」のやうな音であった筈。∞はぅはぅ(彭々)。∴伐木丁丁トシテ山更ニ幽カナリ(杜甫・題張氏隱居詩)。
たぅたぅ【鼕々】トウトウ〔疉字〕
鼓や太鼓の鳴る擬音。元來はng韻尾で「トートー」ではなく「タンタン(タングタング)」のやうな音であった筈。∞はぅはぅ(彭々)。
たうてい【到底】トウテイ
たうとぶ【上・尚】トウトブ〔同源〕
「上(しゃぅ/じゃぅ)」「尚(しゃぅ)」∴尚武。
たぅばる【桃原】トウバル〔地名〕
沖繩縣に分布する地名。「當原」と書くことあり。→「桃(たう)」「當(たぅ)」。假名遣は偶然に一致するが、原音は相當異なる。
たうもろこし【玉蜀黍】トウモロコシ〔植物〕
「たう」は「唐」の字音ではなく「玉」の轉。
たえる【絶】〔近15・恆4〕
文語は「たゆ」。「∞たへる(堪・任・禁)」と誤りやすい。∴世の中にたえて櫻のなかりせば(業平)。
タオイズム【道】〔外來〕
「道教」の英語表現。→「道(だう)」。
たかすゑ【孝標】タカスエ〔姓名〕
「菅原孝標女(すがはらのたかすゑのむすめ)」は『∞夜半(よは)の寢覺(ねざめ)』の著者。
たがひ【違】タガイ〔近11〕
たがひちがひ。
たかぶる【興奮】
「興奮(こぅふん)」はまた「昂奮・亢奮(かぅふん)」とも書く。「激高(げきかう)」は「激昂(げきかぅ)」の書替へ字。ただし「昂揚(かぅやぅ)」は以前より「高揚(かうやぅ)」とも書いた。
たぎの【當藝野】〔地名〕
『古事記中卷』。→「當(たぅ)。
【たく】
たくtak04卓:倬:\04濯゚\04琢:啄:\43托:託:44宅゚\43拓:\43度゚\44拆゚43柝:\44澤(沢)゚擇(択)゚43鐸゚\44磔゚\45謫゚\
【だく】
だくdak04濁。\43諾゚\
たくあむ【澤庵】
舊假名たくあん「タクワン」と讀むことあり、「∞ぐあひ(具合)」を「グワイ」と讀む如し。
たくはへ【貯】タクワエ〔近05・14〕
たぐひ【類】タグイ〔近11〕
たけふ【武生】〔地名〕
福井縣(越前國敦賀郡)の市名。
たじたじ【】〔恆8-2〕
←たぢろぐ。「たぢたぢ」も可。
たすける【傅=扶=輔】〔同源〕
「傅(ふ)」「扶(ふ)」「輔(ふ・ほ)」「輔弼(ほひつ)」は「p-」の雙聲字。
たすける【幇・〓・〓】〔同源〕
「幇(はぅ)」「封(ほぅ・ふぅ)」「邦(はぅ)」。∞パン(幇)。
たたうがみ【疉紙】タトウガミ〔近10・10〕
「たたみがみ」のイ音便。
たたく【叩=扣=敲】〔同源〕
「叩(こう)」「扣(こう)」「敲(かう)」。∞ひかへる(扣)
たたずまひ【樣子】〔近03〕
たたずむ【佇】〔近03〕
たたへ【湛】タタエ〔近15〕
たたむ【摺=疉】〔同源〕
「摺(せふ)」「疉(でふ)」。
たぢひ【丹比】タジヒ〔地名〕
大阪府(河内國)の郡名。「丹(たん)」が「たぢ」となるが、同じ舌音の變化。「たじ」とはならない。∴丹比瑞齒別命(反正天皇)。
たぢま【但馬】タジマ〔地名〕
舊國名。「-an→-at」の變化。『記垂仁』に「多遲麻國」。『日本書紀』に「但遲間」「田道間」。『和名抄』に「太知馬」。
たぢまもり【田道間守】タジマモリ〔姓名〕
「田島」の連想が働き誤りやすい。古事記には「多遲摩毛理」。∞ときじくのかくのみ(非時香菓)。
【たつ】
たつtat29達(逹)゚撻゚燵'闥゚韃゚\
たづ【田鶴】タズ〔動物〕
「田+鶴(つる)」∴〜鳴きわたる
【だつ】
だつdat29怛'妲'\29獺'\30奪。\30脱。\
たづき【方便】タズキ〔恆7〕
たづさはる【携】タズサワル〔近03・14・恆7〕
たっちゅう【塔頭】〔佛教〕
寺院内の小支院。→「塔(たふ)」。「頭(とう/づ)」を「ちゅう」と讀むのは唐音。「∞饅頭(まんぢゅう)」の如し。
たづな【手綱】〔恆7〕
たづねる【尋】タズネル〔近03〕
∴母をたづねて三千里
たて【經・縱・竪・豎】〔同源〕
「經(けぃ/きゃぅ)」「縱(じゅぅ)」「竪(じゅ)」「豎(じゅ)」∴經度と緯度。∴ビルマの豎琴。
だてう【鴕鳥】ダチョウ〔動物〕
たてはき【帶刀】タテワキ〔姓名〕
たどん【炭團】
「團(どん)」は唐音。∞どんぐり(團栗)。
たに【谷=壑】〔同源〕
「谷(こく)」「壑(かく・がく)」。
たには【丹波】タニワ〔地名〕
京都府(丹後國)の郡名。現在の中郡。←「丹(タン)」。
たはけ【白癡】タワケ
たはし【束子】タワシ〔近04*〕
「たば(束)」に由來する。近&!04*には「たわし」とあり。
たはむれ【戲】タワムレ〔近05〕
たはら【俵】タワラ〔近04*〕
たひ【鯛】タイ〔近12〕
「めでたい」にかけて祝事に用ゐるが、假名遣は合はない。
たひら【平】タイラ〔近12〕
「平林」が「ひらばやし」であるからには、「たいら」ではをかしからう。∴十和田八幡平(はちまんたひ)國立公園
たふtap 54沓゚踏゚鞜゚\54答゚荅゚鞳゚搭゚55塔:\54納'\55搨:榻:\55譫゚\
だふdap 54衲゚\
たふし【答志】トウシ〔地名〕
三重縣(志摩國)の郡名。今は合併して志摩郡。答志島には歌枕「手節(たふし)崎」あり。
たふとい【尊】トウトイ〔恆2〕
∴あらたふと青葉若葉の日の光(芭蕉)
たふとし【貴】トウトシ〔近09〕
たふのみね【多武峰】トウノミネ〔地名〕
奈良縣(大和國十市郡)櫻井市。『齊明紀』に「田身嶺(たむのみね)」。「談山神社」の名は、字音「談(だむ)」による。
たふふ【榻布・荅布・答布】トウフ〔同源〕
「榻」「荅」「答」共に「たふ」
たふれる【倒】タオレル〔近08・09・恆2〕
「倒」の字音「たう」に由來するものではない。∞てんたう(顛倒=轉倒)。∴京のきだふれ、大阪の喰だふれ。∞はふる(投・放・抛)。
たへこ【妙子】タエコ〔姓名〕
女性名。「たえこ」とすると「絶子」を聯想して不吉ではあるまいか。
たへる【堪・任・禁】タエル〔恆4・同源〕
文語は「たふ」。「∞たゆ・たえる(絶)」と誤りやすい。「堪(たむ)」「任(にむ)」「禁(きむ)」。地名人名で「任(たふ)」はよく用ゐられる。「惟任(これたふ)光秀」は戰國武將。「∞松任谷由實(まつたふやゆみ)」は歌手。「今任原(いまとばる)」は福岡縣田川郡の地名。∴堪へがたきを堪へ
たましひ【魂】タマシイ〔近12〕
たまづさ【玉梓】タマズサ
←玉+あづさ(梓)。
たまをのほし【鬼宿】タマオノホシ
二十八宿の一。魂緒の星。
たみ【萌黎・氓隸】〔同源〕
「萌黎=氓隸(ばぅれい)」
たむtam(舊假たん 54堪'+58湛゚\54探゚\54耽゚眈゚\54壜(罎)゚\54覃゚潭゚譚゚鐔゚\55淡゚啖゚毯:痰゚餤゚\55啗゚\55擔(担):憺゚檐:澹゚膽(胆):\58站゚\
だむdam(舊假だん 54男゚\55談。\
たむでき【耽溺・湛溺】
舊假名たんでき∞「ふける(耽=湛)」。
たむぱく【澹泊=淡薄】
舊假名たんぱく∞「あはい(澹=淡)」。
ためらふ【躊躇】タメラウ〔聯綿〕
「躊躇(ちゅうちょ)」は「t-」の雙聲字。
ためらふ【逡巡=蹲循】タメラウ〔聯綿・同源〕
「逡巡=蹲循(しゅんじゅん)」は「-un」の雙聲字。∴何時までも〜して埒があかない。∴孤疑〜。
たゆ【絶】〔近19〕
文語下二段動詞。∞たえる(絶)。∞たへる(耐)。∞たへこ(妙子)。
たらひ【盥】タライ
←「手+洗ひ」。
たらを【太良尾】タロウ〔地名〕
アオ→オウ。
たわ【峠】
中國地方で峠(たうげ)の稱。∞たうげ(峠)
だわ【】
たわいない【他愛】〔近04*・恆1・5〕
「他愛」は宛字。恆5ではイ音便とするが、「たはける(戲)」とは無關係か。
たわむ【撓】〔近04・05・恆1〕
∞とをむ(撓)
たわやか【嬋妍】〔近04〕
∞たをやか。∞うつくしい。
たわやめ【手弱女】〔近04〕
∞たをやめ。
たわわに【】〔恆1〕
たをやか【嬋妍】タオヤカ〔近07・恆3〕
∞たわやか。∞うつくしい。
たをやめ【手弱女】タオヤメ〔近07・08〕
∞たわやめ。
【たん】
たむtam(舊假たん)54堪'+58湛゚\54探゚\54耽゚眈゚\54壜(罎)゚\54覃゚潭゚譚゚鐔゚\55淡゚啖゚毯:痰゚餤゚\55啗゚\55擔(担):憺゚檐:澹゚膽(胆):\58站゚\
たんtan26反'\29丹:\【29旦:但゚坦:疸:靼'亶:壇゚檀゚+32袒゚】\29歎(嘆):攤:\29炭:\29蛋゚\29誕゚蜑゚\29單(単):憚゚箪:殫:襌(褝):鄲:\30短:\30鍛:緞゚\30彖:\30湍:端:\31赧'\32綻゚\
たん【反】〔音訓〕
呉服採寸の「反(たん)」は「端(たん)」の借音。また田畑の面積「反(たん)」は「段(たん/だん)」からの借音。
【だん】
だむdam(舊假だん)54男゚\55談。\
だんdan29壇。檀。\29彈(弾)。\30暖゚煖゚\30段。椴。\30團(団)。\30斷(断)。\
だんぜつ【斷絶】〔聯綿〕
「-an」「at」の疉韻字。
ダンチョネ【】〔表音〕
「斷腸(だんちゃぅ)ネ」に由來するといふ。
たんねえ【不足】〔表音〕
アイ→エエ。關東方言。
だんべい【】ダンベエ〔表音〕
方言。←「であるべし」。
たんみん【蜑民・蛋民】〔同源〕
「蜑」「蛋」は共に「たん」
だんりむ【檀林】舊假名だんりん〔同源〕
「栴檀林」の略。江戸期に俳諧の一派を「檀林(だんりむ)」と稱するのは「談林(だむりむ)」との混同による。
【ち】
ti05知:智:蜘:踟゚06雉゚\05池゚馳゚弛'06地゚\05褫゚\05魑:黐:\06稚゚\06胝:\06躓:\06輊:致:緻゚\06遲(遅)゚穉゚\06黹:\07治゚\07値゚置:\07恥(耻):\07癡(痴):\
di 06d地。\06n尼゚怩゚\【06n膩゚】\【07d持。痔。峙。】\07d治。\09d除'[チョ]\
【痔】
俗に「お寺の病」といふが、「寺(じ)」が音符の形聲文字のうち「持痔峙」に限り「ぢ」。「ヒサヤ大黒堂」の痔疾藥には大きく「ぢ」と書いてある。
ぢいさん【爺】ジイサン〔恆5〕
∞ぢぢ(爺)。∴花咲〜
ちうtiu 50丑:紐'鈕'\50宙゚抽:紬゚冑゚胄゚\50肘:紂゚酎゚\50儔゚疇(畴)゚籌゚躊゚10鑄(鋳)'[シュ]\50晝(昼):\50籀゚\50綢゚惆:稠゚\
ぢうdiu 50n狃゚\【50n糅゚】\
ちうちょ【躊躇】チュウチョ〔聯綿〕
∞ためらふ(躊躇)。
ちうて【】チュウテ
と言うて(音便)。∞いうて
ちうびう【綢繆】チュウビュウ〔聯綿〕
「-iu」の疉韻字。もつれる。
ぢか【直】ジカ〔恆6〕
∴〜談判。
ぢかたび【地下足袋】ジカタビ
一般に「地下(ちか)」を宛てるが、語源は「直(ぢか)」∴もんぺに〜姿。
ぢかに【直】ジカニ〔近01〕
∞ぢきに(直)。∴下書なしで〜清書する∴直談判。
ちかひ【盟】チカイ〔近11〕
ちがひ【違】チガイ〔近11〕
ぢきdik 48d直。\
ぢきに【直】ジキニ〔近01〕
∞ぢかに(直)。∴〜治りますよ
【ちく】
ちくtik01畜:蓄:\01竹:竺:\01筑:築:\01逐゚\01矗:\
ぢくdik 01d竺'\01d軸。舳。\01n忸゚衄(衂)゚\
ぢく【軸】ジク〔恆6〕
∴假名遣を〜に國語の復興を圖る。
ちくしゃぅ【蓄生】チクショウ
∴犬〜にも劣る。
ちげえねえ【違】〔表音〕
「ちげへねえ」ではない。アヒ→エエ。關東方言。
ぢたばた【】ジタバタ〔表音〕
∴今更〜しても始らない。
ぢぢ【爺】ジジ〔近01・恆6〕
「父(ちち)」の濁音化。「母(はは)」が「婆(ばば)」に變るごとし。∞ぢいさん(爺)。∴『おぢいさんのランプ』(新美南吉)、爺むさい
ちぢは【千々石】チヂワ〔地名〕
長崎縣南高來郡の町名。
ちちぶ【秩父】〔地名〕
埼玉縣(武藏國)の郡名。「ちつ(秩)+ふ(父)」。「秩」と「扶(ふ)」の字形が似るためか、「ちち(父)+ぶ(秩)」のやうな印象を受ける。
ちぢみ【縮】〔近01〕
∴小千谷(をぢや)〜。
【ちつ】
ちつtit21秩゚帙゚\21窒゚膣(腟)゚\53蟄'[チフ]\
ぢつdit 21n昵゚\21n衵゚\
ぢっこん【昵懇】
ジッコン心安く親しい意。「〓(ぢつ)」は「昵(ぢつ)」の本字。「匿」は「とく」。また「∞入魂(じっこん)」とも書くが、假名遣は一致しない。
ちぬ【茅渟・珍】〔地名・動物〕
黒鯛の別稱。「ちぬのうみ」は大阪灣または和泉國沿岸の古稱。「茅渟縣(あがた)」をまた「珍縣」とする。→「珍(ちん)」。
ちは【】チワ
「∞今日(こむにち)は」の省略。
ちひさい【小】チイサイ〔近11〕
ちふ【】チュウ
「といふ」の省略。∴なんちふ事だ。
ぢぶに【治部煮】ジブニ
うづら料理。「治部」少輔石田三成の發明によるといふ。∞せふ(少輔)。∞うづら(鶉)。
ちみ【魑魅】
∞「みづち(魑魅魍魎)」。
ぢみ【地味】ジミ〔恆6〕
∴〜な服裝。
ぢみち【地道】ジミチ〔恆6〕
∴〜に努力する。
ちむtim(舊假ちん 53砧(碪):\53朕゚\53沈゚鴆゚酖゚枕'\53賃'\53椹:\53闖:\
ぢむdim(舊假ぢん 53d沈。\
ぢむぐり【地潛】ジムグリ〔動物〕
ちむめん【沈湎・湛〓」】
チンメン∞「ふける(耽=湛)」
【ちゃ】
ちゃtia41茶'\
ぢゃ【】ジャ〔恆6〕
である→ぢゃ。∴さう〜ないよ。
ぢゃあ【】ジャア
←では。∴〜失敬。
ちゃぅtiang 42暢:腸(膓)゚\42長:帳:脹:悵:萇:張:漲:\42昶:\42鬯:\47 45丁。47町(甼)。頂。訂。疔。\47聽(听聴)。廳(廰庁)。\
ちゃぅ【挺・丁】チョウ
三味線など細長いものを算へる數詞。「丁(ちゃぅ)」で代用する場合があるが、假名遣は一致する。「豆腐一丁」「出前一丁」などは「丁」を用ゐる。
ちゃぅ【廳=庁】チョウ〔同源〕
「庁」は「廳」の略字。形聲音符「丁(ちゃぅ)」と「聽(ちゃぅ)」は假名遣も同じ。
ぢゃぅdiang 42d丈。杖。仗。\42d場(塲)。\42n娘゚\【42n釀(醸)゚孃(嬢)゚】\47d定。錠。34諚'\
ぢゃう【錠】ジョウ
「錠劑」は本來の字音でよいが、「錠前」は「∞じゃぅ」であるとされる。∴藥一〜。
ちゃぅくゎぅ【張皇】チョウコウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。擴げて大きくする意。
ちゃぅそかべ【長宗我部】チョウソカベ〔姓名〕
土佐國の名族。「宗我部」「曽我部」は蘇我氏の末裔といふ。→「宗(そぅ/しゅう)」「曽(そぅ)」∴〜元親(もとちか・戦国大名)。
チャウチャウ【chowchow】〔動物〕
「中國原産」の意で字音「中(ちゅぅ)」によるといふ。字音假名遣とかならずしも一致しない。∞チワワ∞ちん(狆)
ちゃうちん【提燈】チョウチン
「提燈(ていとぅ)」を「ちゃうちん」とするのは、「吊燈(てうとぅ)」の唐音といふ。然らば假名遣は「てうちん」とすべきか。∞あんかぅ(鮟鱇)
ちゃうど【丁度・恰度】チョウド
「ちゃんと」の轉。「丁度(ちゃぅど)」「恰度(かふど)」は宛字。
ちゃぅめん【帳面】チョウメン
「帖面」なら「てふめん」である。同樣に「手帳(てちゃぅ)」「手帖(ててふ)」など假名遣は一致しない。「帳(ちゃぅ)」は「とばり」、「帖(てふ)」は「かきもの」と兩字の原義は異る。「几帳面」は「几帖面」とならない。
【ちゃく】
ちゃくtiak42著(着)゚\47嫡。\
ぢゃくdiak 42d著(着)。\
ちゃせん【茶筅=茶筌=茶箋】
三樣の書き方あり、いづれも假名遣は一致する。
ちゃふ【】チャウ
「てしまふ」。∴困っちゃふな。
ちゃふちゃふ【違ふ違ふ】チャウチャウ
ぢゃんか【】ジャンカ
←ではないか。
【ちゅう】
ちうtiu50丑:紐'鈕'\50宙゚抽:紬゚冑゚胄゚\50肘:紂゚酎゚\50儔゚疇(畴)゚籌゚躊゚10鑄(鋳)'[シュ]\50晝(昼):\50籀゚\50綢゚惆:稠゚\
ちゅうtio10注'[シュ]註:柱゚駐:\10廚(厨)゚\10誅:\51鍮'偸'\
ちゅぅtiong01中:沖(冲)゚仲゚忠:衷:\01蟲(虫)゚\
ぢゅうdio 10d住。\51d頭"\
ぢゅぅdiong 03d重。\
【ちゅつ】
ちゅつtiot22黜゚\
【ちゅん】
ちゅんtion22椿:\
【ちょ】
ちょtio09緒'儲゚楮:豬:瀦:猪:潴:著:躇゚\09樗:\09貯:苧゚竚゚紵゚佇゚\09杼゚\
▼杼(ちょ/ぢょ)、ひ
(しょ/じょ)、くぬぎ、とち
ぢょdio 【09n女゚】\【09d除。】\
【ちょう】
ちゃぅtiang42暢:腸(膓)゚\42長:帳:脹:悵:萇:張:漲:\42昶:\42鬯:\47 45丁。47町(甼)。頂。訂。疔。\47聽(听聴)。廳(廰庁)。\
ちょぅtiong03重゚\03寵゚\03冢゚塚゚\48澄゚\48徴:懲゚澂゚\
てうtiau35鯛:凋:調゚雕:彫:\35弔(吊):\35鳥:蔦:\35釣:\35髫゚迢゚齠゚36超:\36兆゚晁゚35眺:跳゚銚:佻゚窕゚誂゚挑:\36朝:潮゚37嘲。\36肇゚\36趙゚\
てふtiap56輒(輙):\57喋゚牒゚蝶゚諜゚\57貼:帖'\
チョウ・ヨンファ【周潤發】〔外來〕
→「周(しう)」。
ちょぅほう【重寶】
「調法(てうはふ)」とも書くが、假名遣は全く異る。
ぢょうわぅ【女王】ジョウオウ
←「女(ぢょ)」の長音化。假名遣は「ぢょわぅ」とする説もあり。
【ちょく】
ちょくtiok03躅゚\48捗゚陟゚\48直゚\48飭゚\48敕(勅)゚\
ぢょくdiok 04d濁'\
ちょくかい【勅戒=飭戒】
∞「いましめる(敕=飭)」。
ちょこざい【豬口才】
→「口(こう)」
ちょっかい【】
←一寸と掻く。「ちょっかひ」ではない。
チョンガー【總角】
→「總(そぅ)←ソング」
チョンチン【重慶】〔外來〕
→「重(ぢゅぅ)←チョング」「慶(けぃ)←ヒャング」
ちょんまげ【丁髷】
→「丁(ちゃぅ)←チャング」。假名遣は合はない。
ちりふ【知立】チリュウ〔地名〕
愛知縣(三河國碧海郡)の市名。東海道宿場町の「池鯉鮒(ちりふ)」。←「立(りふ)」。
チワワ【chihuahua】〔動物〕
メキシコの町名に因む。漢字由來ではない。∞ちん(狆)。∞チャウチャウ
チワン【廣西壯族自治區】〔外來〕
「壯(さぅ)族」はもと「〓(どぅ)族」と書いた。「〓」から「壯」への變化は蔑稱を近年俄かに改めたものであって、歴史的に同義の漢字といふわけではない。→「壯(さぅ)←サング」
ちゑ【智慧=知惠】チエ〔恆4・同源〕
「慧(くゑい/ゑ)」「惠(くゑい/ゑ)」は音義共に近い。
ぢを【地黄】ジオ〔地名〕
奈良縣橿原市(〒634-0805)。また「ジョウ」とも讀むが、假名遣未詳。「地黄(ぢわぅ)」は「さほひめ」のこと。
【ちん】
ちむtim(舊假ちん)53砧(碪):\53朕゚\53沈゚鴆゚酖゚枕'\53賃'\53椹:\53闖:\
ちんtin21珍(珎):趁:\21陳゚\21鎭(填鎮):\22椿'\47亭"[ティ]\
ちん【亭】
庭園などで吹きはなちの小さな建物。→「亭(てぃ)←ティング」。∞あづまや。
ちん【狆】〔動物〕
「狆」の字音は「ちゅぅ」。「ちん」は北京音由來か。∞チワワ。∞チャウチャウ∴ちんくしゃ。
ぢんdin 21d塵。\21d陣。\
ぢん【陣】ジン
「陣(ぢん)」は元「陳(ちん)」の俗字。
チンゲンサイ【青梗菜】〔外來〕
野菜名。→「青(せぃ/しゃぅ)」「梗(かぅ/きゃぅ)」。
ちんじ【珍事・椿事】〔同源〕
「珍事=椿事(ちんじ)」
チンジャオロース【青椒肉絲】〔外來〕
料理名。→「青(せぃ/しゃぅ)」「椒(せう)」。
チンタオ【青島】〔外來〕
→「青(せい)←シャング」「島(たう)」∴〜ビール
【つ】
to11都。\
do 10d廚(厨)。\11d杜。\11d圖(図)。\51d豆。逗。頭。荳。\
【圖=図】〔同源〕
略字「図」は「圖」の草書に由來するが、音「ヅ」の連想もあるのではないか∴づぐゎ(圖畫)。
【つい】
ついtoi06墜゚\06追:槌゚鎚゚\18堆"06椎゚\18對(対)"\
つい【】〔近13・恆5〕
副詞、「突き」のイ音便とされる。はからず、ちょっと、すぐ、の意。「つひ」に誤りやすい。∞つひに(遂)
つい【對】舊假名つゐ〔恆5〕
恆5には「つゐ」とあり、これは本居宣長以來の誤った字音假名遣である。舊假名遣でも「たゐ(對)」とはしなかった。
ついき【築城】〔地名〕
福岡縣(豐前國)の郡名。今は合併して築上郡。
ついたち【朔・一日】〔近12・13・恆5〕
「つき(月)+立ち」のイ音便。
ついたて【衝立】〔近13・恆5〕
「つきたて」のイ音便
ついぢ【築地】ツイジ〔近12・13〕
∞きづく(築)
ついつい【】
∞つい。
ついて【就】〔恆5〕
「就きて」のイ音便。
ついで【次・序】〔近12・13・恆5〕
「つきて」のイ音便。
ついな【追儺】
訓讀み「追ひ」からの聯想かもしれないが、「つひな」ではない。∞つひに(遂)。
ついばむ【啄=啅】〔近12・13・恆5・同源〕
「つき(突)+はむ(食)」のイ音便。「啄(たく)」「啅(たく)」。
【つう】
つぅtong01痛。通。\
つうこと【】〔表音〕
〜と言ふ事。
づうづうしい【圖々し】ズウズウシイ〔近03*・恆8-2〕
→「圖(と/づ)」。∴〜い奴。
ヅカ【塚】
「寶塚」の略。現代假名遣でも「ズカ」とはしない。∴〜ファン。∴〜ガール。∴〜むすめ。
つかうまつる【事】ツコウマツル〔近10〕
「仕へまつる」のウ音便。
つかこぅへぃ【】〔姓名〕
←「いつか公平」。
つかへる【仕=事】ツカエル〔近14・同源〕
「仕(し)」「事(じ)」∴事大主義。
つかむ【掴=攫】〔同源〕
「掴」「攫」共に「くゎく」
つかれる【羸=類=累】〔同源〕
「羸」「類」「累」共に「るい」
づきづき【】ズキズキ〔恆8-2〕
∴切り傷が〜痛む
つきのわぐま【月の輪熊】〔動物〕
つく【撞=舂=鐘=鍾=衝】〔同源〕
「撞(どぅ)」=「舂(しょぅ)」=「鐘(しょぅ)」=「鍾(しょぅ)」=「衝(しょぅ)」。∞しょぅにゅうどぅ(鍾乳洞)。
つく【搗・擣】〔同源〕
「搗」「擣」共に「たう」。
づく【】
∴毒づく。
づく【木菟】ズク〔動物〕
青葉木菟、木葉木菟。∴憎たらしい木菟入(づくにふ)め。
つくえ【机】舊假名つくゑ〔近14*・15・恆4〕
「衝き据ゑ」が語源と言はれてきたが、近年訂正された。
つくづく【】〔恆7〕
つくつくほふし【つくつく法師】ツクツクボウシ〔動物〕
「法師」は呉音讀みであらう。
づくめ【盡】ズクメ
「竦め(ずくめ)」との説も。∴黒〜。∴結構〜。
づぐゎ【圖繪】ズガ〔近03〕
呉音なら「づゑ」となる。「繪(ゑ)」は訓ではない。∴和漢三才圖繪(づゑ)。
づけづけ【】ズケズケ
∴上司にも〜物を言ふ。
づさん【杜撰】ズサン
∞とうじ(杜氏)∴〜な計畫。
づし【逗子・圖師・圖子・厨子・辻子】〔地名〕
京都市上京區の「圖子」、奈良市の「辻子」などはいづれも辻を意味する。主に関西に分布。
つじうら【辻占】〔近01〕
「辻」は國字だが、「十」の形聲文字と見たものか、北京語で「shi2」の發音が定着してきた。強ひて言へば音「じふ」か。
づしょひろさと【調所廣郷】ズショヒロサト〔姓名〕
薩摩藩士。
つたはる【傳】ツタワル〔近05〕
つちのえ【戊】〔近16〕
←「土の兄(え)」。
づつ【】ズツ〔近03・恆7〕
∴一つ〜。
つついし【筒石】〔地名〕
新潟縣(越後國)西頸城郡の地名(〒949-1306)。また北陸本線の驛名。水上勉『越後つついし親不知』の「つついし」は地名であって、「つつふ」といった動詞の連用形ではない。
つづく【續】〔近02・03〕
つつじ【躑躅】〔近01〕
つつしむ【肅=夙】〔同源〕
「肅(しゅく)」「夙(しゅく)」。
つづみ【鼓】〔恆7〕
∞たうたう(鼕々)。
つづらをり【九十九折】ツヅラオリ〔近02・06〕
つづり【綴】〔近02・03〕
つづれ【】〔恆7〕
づでんどう【】
ズデンドウ∴〜と倒れる
つとめる【黽勉・敏】〔同源〕
「黽勉(びんべん)」は聯綿字。「黽」「勉」「敏」共につとめはげむ意。
つなぐ【繋=係】〔同源〕
「繋」「係」共に「けい」∴「繋船=係船(けいせん)」。
つはぶき【石蕗】ツワブキ〔植物〕
つひえる【壞=潰】ツイエル〔近12・15・恆4・同源〕
∞つひゆ。「つへだまり(潰溜)」は高知縣吾川郡吾川村の地名。∴「壞決=潰決(くゎいくゑつ)」「潰滅=壞滅(くゎいめつ)」。
つひに【遂・終】ツイニ〔近11・音訓〕
「遂(つひに)」は訓、字音は「すい」。先の大戰下、「聖戰遂行」を「セイセンツイコウ」と誤った讀み方が流行した。∞つい。
つひやす【費】ツイヤス〔近12〕
∞つひえる。
つひゆ【潰・費】ツイユ〔近19〕
文語下二段動詞。∞つひえる。
づぶ【】ズブ〔恆8-2〕
∴〜の素人
づぶづぶと【】ズブズブト〔表音〕
∴〜泥濘(ぬか)る
づぶとい【圖太】ズブトイ〔近03・恆8-2〕
∴〜神經の持主
づぶぬれ【】ズブヌレ〔表音〕
∴俄雨で傘も無く〜になつた。
づぶりと【】ズブリト
∴魚の腹に〜庖丁を入れる。
づぼし【圖星】ズボシ〔近03〕
∴どうだ〜だらう。
つまだち【企=跂】〔同源〕
「企(き)」「跂(き)」。
つむじ【旋毛】
∴〜まがり。∞あなじかぜ。
つむじかぜ【飆=飄】〔同源〕
「飆(へう)」「飄(へう)」。
つよい【剛=彊=強】〔同源〕
剛(がぅ)=彊(きゃぅ)=強(きゃぅ/がぅ)。∞さかひ(疆=境)∴屈強(くっきゃぅ)。
つらなる【聯・連】〔同源〕
「聯(れん)」はつらなってとぎれない意。「連(れん)」は別々のものがつらなる意とされるが意味は極めて近い。
づらり【】ズラリ〔近03*〕
つる【釣・弔・吊】〔同源〕
「吊(てう)」はもと「弔(てう)」の俗字。これが「釣(てう)」の字音と關係するかどうかは未詳。
つる【水流】〔地名〕
宮崎縣に分布する地名。∞えびの市「やなぎづる(柳水流)」などは誤りやすい。「瀞(とろ)」と同じく水の流れる場所を示す語といふ。
つるが【敦賀】〔地名〕
福井縣(越前國)の郡名。『垂仁紀』に「角鹿(つぬか)」。
つゑ【杖】ツエ〔近14・15・恆4〕
∴傍杖を食ふ。
づんだもち【豆打餅】ズンダモチ
[方言]「づんだ」とは宮城縣で枝豆の意。
【で】
dia12弟'[テイ]\
【てい】
ていtiai12堤゚提゚\12帝゚締゚諦゚蹄゚啼゚蒂゚\12底゚低゚抵゚邸゚柢゚羝゚觝゚詆゚牴゚\12弟゚剃゚悌゚梯゚涕゚睇゚\12嚔(嚏)゚\12棣゚\12遞(逓)゚\12體(体軆躰)゚\12髢゚\13綴゚\
てぃtiang46貞゚偵゚遉゚44禎゚45幀'\46呈゚程゚逞゚酲゚\46鄭゚\46蟶゚\46騁゚\47丁゚汀゚訂゚釘゚叮゚酊゚亭゚停゚渟゚\47定゚碇゚\47廷゚庭゚挺゚梃゚艇゚霆゚\47鼎゚\
【でい】
でいdiai12泥゚\
でいご【梯梧】〔植物〕
てぃたぅ【丁當】テイトウ
∞「れぃろぅ(玲瓏)」。
てぃねぃ【叮嚀】テイネイ〔同源〕
「叮嚀(てぃねぃ)」は「-ing」の疉韻字。元は楽器の一種であり、「鉦(せぃ)」の緩讀といふ。∞ねんごろ(叮嚀)。
でいねぃ【泥濘】
∞「どろ(泥濘)」。
ディムサム【點心】〔外來〕
「dimsum」は「點心(てむしむ)」の廣東語音から。∞ヤムチャ(飮茶)
てうtiau 35鯛:凋:調゚雕:彫:\35弔(吊):\35鳥:蔦:\35釣:\35髫゚迢゚齠゚36超:\36兆゚晁゚35眺:跳゚銚:佻゚窕゚誂゚挑:\36朝:潮゚37嘲。\36肇゚\36趙゚\
でうdiau 35n嫋゚\35n嬲゚\35d條(条)。38d絛'\
てうかむづ【鳥瞰圖】チョウカンズ
「鳥觀圖(てうくゎんづ)」は書替へ字。「瞰(かむ)」は「みおろす」意で、「臨(りむ)」や「覽(らむ)」に近い。
てうし【銚子・吊子】チョウシ〔同源〕
「銚」「吊」共に「てう」。
てうづ【手水】チョウズ〔近10・恆2〕
「て+みづ」のウ音便。∴梅ヶ枝の〜鉢。
てうな【手斧】チョウナ〔恆2〕
「て+をの」のウ音便。「小釿(こぢうな)」(〒990-1141)は山形縣西村山郡大江町の地名。
てうろぅ【調弄=嘲弄】チョウロウ
∞「あざける(調・嘲)」。
てがみ【簡=柬】〔同源〕
「簡(かん)」「柬(かん)」「翰(かん)」。∞かみ(紙)。∞ふみ(文)。∴書簡=書柬=書翰(しょかん)。
【てき】
てきtiak04擢'47糴゚\46擲゚躑゚\47摘゚敵゚鏑゚滴゚+46適'\47的゚\47笛゚廸゚迪゚\47剔゚\47狄゚荻゚逖゚\47覿゚\
【でき】
できdiak47溺゚\
でけえ【大】
「でかい」の關東方言。
てこずる【手古摺る・挺子摺る】
でこぼこ【凹凸】〔同源〕
「凹」は「壓(あふ)」「押(あふ)」、「凸」は「突(とつ)」と同源といはれる。∞おさへる(抑)
【てつ】
てつtiat33迭゚跌゚\33姪゚咥゚垤゚耋゚\33鐵(鉄銕鐡)゚\34綴゚輟゚31錣'\34哲゚\34徹゚轍゚撤゚\34屮゚\
てづから【手】テズカラ
∞みづから(自)
でっちあげ【捏】
「でつ」は「捏造(ねつざう)」などの「捏(ねつ)」の慣用音。
でづっぱり【出突張】デズッパリ
「でずっぱり」では反對の「出ない」意味となってしまふ。
てなづける【手懷】テナズケル
←「手+なつける(懷)」。
てふtiap 56輒(輙):\57喋゚牒゚蝶゚諜゚\57貼:帖'\
てふめん【帖面】チョウメン
∞こてふ(胡蝶)。∞ちゃぅめん(帳面)。
でふdiap 56n聶゚躡゚鑷゚\57d疉(畳疂疊)。\
てふつがひ【蝶番】チョウツガイ
てふてふ【蝶々】チョウチョ〔動物〕
∞〜夫人。
てむtiam(舊假てん 56諂:\57店:點(点):貼'+56沾:56覘:霑:\57甜゚\【57忝:添:】\57恬゚\57簟゚\
てむ【恬】
舊假名てん∴〜として恥ぢない。
でむdiam(舊假でん 57鮎゚\
てむさい【甜菜】舊假名てんさい〔植物〕
∴〜大根。
てむたむ【恬淡=恬澹】
舊假名てんたん∞「あはい(澹=淡)」。
てめへ【手前】テメエ
關東方言。卑語。
てやんでえ【】〔表音〕
「何を言ってゐるのだい」の關東方言。
テレサ・テン【〓麗君】〔外來〕
臺灣の歌手名。→「〓(とぅ)←トング」
【てん】
てむtiam(舊假てん)56諂:\57店:點(点):貼'+56沾:56覘:霑:\57甜゚\【57忝:添:】\57恬゚\57簟゚\
てんtian33典:腆:\33填゚槙:顛:巓:癲:\【33天:】\33殿゚\33奠゚\33畋゚\33殄゚\33靦:\34展:碾'輾:\34廛(厘)゚纏゚纒゚躔゚\34椽゚篆゚\34轉(転):\
▼忝添(てむ)、天(てん)
てん【貂】〔動物〕
「貂」は音「てう」。
【でん】
でむdiam(舊假でん)57鮎゚\
でんdian33殿。澱。癜。27臀'\33田。佃。甸。鈿。\33電。\34傳(伝)。\
てんたう【顛倒=轉倒】テントウ
「顛=轉(てん)」。
てんたうむし【瓢蟲】テントウムシ〔動物〕
←「天道(てんだう)」。
てんぢ【天智天皇】テンジ〔姓名〕
てんぢく【天竺】テンジク
∞インド(印度)。∴〜葵(あふひ)
てんてん【輾轉】
∞「ねがへり(輾轉)」。
でんでんむし【蝸牛】
意志の「出む出む」であって、否定の「出ぬ出ぬ」ではない。∴〜蟲かたつむり、お前の角は何處にある。∞まひまひず。
てんぴ【天火】
調理用具。
でんぼ【】〔表音〕
京都の郷土玩具。炮烙。
デンマーク【丁抹】〔外來〕
→「丁(てぃ)←ティング」
【と】
to11堵゚屠゚賭゚都゚睹゚覩゚\11塗゚途゚荼゚\11妬゚\11徒゚跿゚\11度゚渡゚鍍゚\11土゚吐:杜゚肚゚\11兔(兎)゚菟゚\11圖(図)゚\11蠹゚蠧゚\49登'[トゥ]\51兜。[トウ]\51斗'蚪'[トウ]\51頭'[トウ]\
【ど】
do11度。\11土'\11奴゚努゚怒゚孥゚弩゚駑゚帑゚37呶'[ダウ]\
とあみ【投網】
→「投(とう)」
【とう】
たうtau37啅゚棹゚罩゚38悼゚35掉'\37櫂゚\38刀:叨:到:倒:\38套:\38島(嶋嶌):搗:\38桃゚逃(迯)゚\38討:\38陶゚淘゚掏゚綯゚\38道゚\38檮(梼)゚濤(涛)゚祷:擣:\38盜(盗)゚\38稻(稲)゚滔:蹈゚韜:\38纛゚\38饕:\
たぅtang43唐゚塘゚糖゚\43宕゚\43湯:蕩゚盪゚\43棠゚黨(党):儻:螳゚當(当):礑:蟷:襠:鐺:档:\【45橙゚】\
たふtap54沓゚踏゚鞜゚\54答゚荅゚鞳゚搭゚55塔:\54納'\55搨:榻:\55譫゚\
とうtou51 01透'\51兜゚\51投゚骰゚\51豆゚逗゚痘゚頭゚\51偸゚\51抖゚\51竇゚讀(読)゚\51鬪(闘)゚鬥゚\
とぅtong01桶゚\01桐゚筒゚\01東゚凍゚棟゚\01董゚\01瞳゚橦゚潼゚04幢。\02冬:疼゚苳:鼕゚\02統:\【49登:燈(灯):鐙:嶝:磴:】\49等:\49謄゚騰゚縢゚籘゚滕゚藤゚籐゚\
▼登燈(灯)鐙嶝磴は(とぅ/とぅ)だが
橙 (とぅ/とぅ )、こしかけ
(たぅ/ぢゃぅ)、だいだい
▼踏鞜(たふ/とふ)
▼合を音符とする形聲文字は大きく四つの系統に
分れる。詳細は「ごう・合(がふ)」の項目參照。
▼納 (だふ/のふ、なふ[慣]たふ[唐]な)
各音については、「のふ」を參照のこと。
▼撞 (たぅ/どぅ[慣]しゅ)
橦 (とぅ/づぅ) (木名)橦布とぅふ
(たぅ/どぅ) (棒) 橦城どぅじゃぅ
(しょぅ/しゅ) 橦木しゅもく
艟 (たぅ/どぅ) 艨艟もぅどぅ
撞の([慣]しゅ)は 橦(しょぅ/しゅ)由來か。
橦撞艟は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
とぅ【籐】〔植物〕
∴〜の椅子。
【どう】
だうdau37撓゚橈゚鐃゚\37閙゚鬧゚\38萄。\38道。導。\
だぅdang43堂。螳。44瞠'\43曩゚\44獰'\
だふdap54衲゚\
どうdou51耨゚\
どぅdong01動'働(仂)'慟'\01同'(仝)桐'洞'胴'銅'恫'\01童'瞳'僮'04撞。艟。03憧'\49藤。\
▼撞 (たぅ/どぅ[慣]しゅ)
橦 (とぅ/づぅ) (木名)橦布とぅふ
(たぅ/どぅ) (棒) 橦城どぅじゃぅ
(しょぅ/しゅ) 橦木しゅもく
艟 (たぅ/どぅ) 艨艟もぅどぅ
撞の([慣]しゅ)は 橦(しょぅ/しゅ) 由來か。
橦撞艟は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
どうお【】〔表音〕
「さうお」なども同樣。
とぅぐぅ【春宮】
←「東(とぅ)宮。」
とうさん【父】〔恆2〕
とうじ【杜氏】
「杜」は音「と/づ」。「とう」は長音化したもの。∞づさん(杜撰)。
とぅしみ【燈心】
「燈(とぅ)」「心(しむ)」。∞とぅすみとんぼ(燈心蜻蛉)。
とうしゅく【投宿・逗宿】〔同源〕
「投」「逗」共に「とう」
とぅす【東司・登司】〔同源〕
「東」「登」共に「とぅ」
とぅすみとんぼ【燈心蜻蛉】
絲蜻蛉の別稱。「∞とぅすみ」は「とぅしみ(燈心)」の轉。
どうぞ【】〔恆2〕
どうだんつつじ【滿天星躑躅】〔植物〕
「とぅだい(燈臺)」の轉か。
とぅつぅ【疼痛】
∞「いたい(疼・痛)」。
どうづき【百月】ドウズキ〔地名〕
愛知縣西加茂郡小原村大字百月(〒470-0535)、福島縣相馬市百槻(〒976-0031)、「百」を「どう」とするのは「とを(十)×とを(十)」すなはち「とと」から、「百目鬼」もこの種。∞どうめき(百目鬼)。
どうと【】〔表音〕
∴〜倒れる
とうとう【】〔恆2〕
とうに【疾うに】〔恆2〕
「とくに」のウ音便
とうばう【蜻蛉】トウボウ〔動物〕
とんぼの古稱。∞とんぼ(蜻蛉)。
トウバンジャン【豆瓣醤】
調味料名。「豆(とう/づ)」「醤(しゃぅ)←ジャン」。
どうめき【百目鬼】〔姓名〕
←「十+十」、「とをとを→とと→どど→どお」と變化したらしい。百目鬼恭三郎は評論家。同様の地名は全國に多し。福井縣の京福電鐵「轟(どめき)」驛もこの一種。「とどろき」といった地名にも宛てる。∞どうづき(百月)。
とぅりゃぅ【統領=棟梁】とうりょう〔同源〕
兩者の假名遣は一致するが、偶然かどうか未詳。
ドーラン【Dohran】
化粧品。會社名にちなむ。「銅藍」などといった字音ではない。
とかげ【蜥蜴】トカゲ〔聯綿〕
「蜥蜴(せきえき)」は「-ek」の疉韻字。
ときじくのかくのみ【非時香菓】
∞たぢまもり(古事記に多遲摩毛理、日本書紀に田道間守)の持ち歸った橘の稱。
ときは【常磐】トキワ
「とこいは」の轉で、いつまでも變らぬこと。「〜御前」や、京都の地名は「常盤」と書く。∴〜かきは(堅磐)に。〜津。
【とく】
とくtok01涜゚牘゚犢゚黷゚讀(読)゚\01禿:\02督:\02篤:\48匿'49慝:\49得:\49徳(悳):\49特゚\
【どく】
どくdok01獨(独)。髑。\01讀(読)。\02毒。\
とくごう【徳本峠】〔地名〕
長野縣∞安曇町の∞上高地に至る峠。徳本(とくほん)上人の名にちなむといふ。「トクホン→トッコン→トクゴー」と、連聲のやうな變化をとげたといふが、詳細は不明。假名遣も未詳。∴島島の宿場から峠を越えて上高地に入る『谿間にて(北杜夫)』
どくせんぢゃぅ【獨擅場】ドクセンジョウ
「擅(せん)」は「ほしいままにする」意。「獨占場(どくせむぢゃぅ)」と書く事もあるが、假名遣が異る。「獨壇場(どくだんぢゃぅ)」は誤り。
どくろ【髑髏】〔同源〕
「髑髏」は「どくろ」または「どくろう」。「頭(とう)」の緩讀といふ。
とこ【牀=床】〔同源〕
「床(しゃぅ)」は「牀」の略字。形聲文字の音符は「爿(しゃぅ)」。
どさんこ【道産子】
「道」は音「だう」。
とし【載=歳】〔同源〕
「載」「歳」は共に「さい」。「千載」は一千年の意。∴千載和歌集
とじ【刀自】
「戸主(とぬし)」の宛字。正しい假名遣「刀(たう)」とは合はないが、古來の慣用となってゐる。∞こま(高麗)。∞ことひら(琴平)。
どしょうまち【道修町】〔地名〕
大阪。藥業で著名。『春琴抄』などの舞臺。「修」は割音形「しう」であるから、無理に假名遣を合せるなら「どせうまち」かもしれない。〒541-0045。
どぜう【鰌・泥鰌】
∞「どぢゃう」。
とそつてん【兜率天】〔佛教〕
→「兜(とう)」
どだい【土臺】
關西方言で「もともと」の意。∴そら〜無理や
とち【橡=樣】〔同源〕
「樣(やぅ)」はもと「橡(しゃぅ)」の異體字。「栃木縣」の「栃」は「杤」の字を誤ったもの。「十(と)」×「千(ち)」=「万」であるため、この漢字が生れたといふ。
どぢ【鈍遲・鈍智】ドジ
←とちる。∴〜を踏む
どぢゃう【鰌・泥鰌】ドジョウ〔近01*・恆2〕
←「泥つ魚」。恆2恆6には「どぢよう」。看板などでしばしば「駒形どぜう」とあるが、これは誤った假名遣。
とぢる【綴】トジル〔恆6〕
とぢる【閉】トジル〔近01・恆8-1〕
「とざす(閉)」から連想して「とじる」としてはならない。「とざす」は「戸+鎖す」から。∴割れ鍋に〜蓋
【とつ】
とつtot27凸゚\27突゚\27吶'訥'\27咄゚\
とづ【閉】トズ〔恆8-1〕
【どつ】
どつdot27肭゚\
とつおいつ【】
←「取りつ置きつ」。「追ひつ」ではない。
とどこほる【滯】トドコオル〔近08〕
とどめる【閼=遏=壓】〔同源〕
「閼(あつ)」「遏(あつ)」「壓(あふ)」∴防遏
とどろき【等々力】〔地名〕
東京都世田谷區付近の瀧音が「とどろく」意の地名といふ。→「等(とぅ)」。∞どうめき(百目鬼)。
トナカイ【馴鹿】〔動物〕
元アイヌ語に由來する。「トナカヒ」ではない。
とばり【〓・〓】〔同源〕
「〓」「〓」共に「ちう」
とばり【帷幄・幕】〔同源〕
「帷(ゐ)」は「とりかこむ」意で「圍(ゐ)」と共通する。「幄(あく)」「幕(ばく・まく)」。∴策を帷幄の内にめぐらす。
とひ【樋】トイ
∞かけひ(筧)。
とふ【問】トウ〔近10〕
とほい【遠】トオイ〔近07〕
∞をちこち(遠近)。
とほたふみ【遠江】トオトウミ〔近09・地名〕
舊國名。「遠つ近江(あふみ)」の意。∞あふみ(近江)
とほり【通】トオリ〔近09・音訓〕
「とうり」と誤りやすい。「通」は「とう/つう」。∞おうやぅとぅ(歐陽通)
とまこまい【苫小牧】〔地名〕
北海道の市名。「牧(まき)」であって「枚(まい)」ではない。
トマンかぅ【豆滿江・圖們江】〔外來〕
→「豆(とう)」。
とみかうみ【】トミコウミ
←と見、斯く見。
どむdom(舊假どん 54曇。壜(罎)。\54貪'\
どむらむ【貪婪】舊假名どんらん〔聯綿〕
「-om」の疉韻字。
ともしび【燈≠灯】〔同源〕
「灯(てぃ/ちゃぅ)」は「燈(とぅ)」の略字とされるが、本來は意味の近い別字。「丁(てぃ/ちゃぅ)」と「登(とぅ)」とは懸隔がある。
ともす【點】〔音訓〕
訓「ともす」は、音「點(てむ)」に由來するかもしれない。
ともゑ【巴】トモエ〔近14・恆4〕
∴〜御前。
とら【虎・於菟】〔同源〕
「虎(こ)」を「於菟(をと)」とも稱するのは春秋時代の楚の方言。「虎」の緩讀といふ。「森於菟」は「森鴎外」の子。
どら【銅鑼】
→「銅(どぅ)」∴〜燒き
ドラえもん【野良右衞門】
漫畫の主人公。「どら」は「野良猫」に、「えもん」は「右衞門」に由來すると思はれる。「ドラゑもん」であるべきだが、固有名詞は改め難い。
どらむすこ【】
←道樂、「道樂」は「だうらく」。
とりで【砦=塞】〔同源〕
「砦(さい)」「塞(さい)」。
とりゐ【鳥居】トリイ〔近11〕
「とりゐさき(華表先)」は名古屋市熱田區の舊地名。「華表」は鳥居の漢語表現。∴鳥居強衛門(すねゑもん)
とる【秉=柄】〔同源〕
「秉(へぃ)」「柄(へぃ)」。「秉」は「くさ(禾)」を「手(ヨ)」で掴んだ象形であり、「兼」は「秉」を二つならべたものである。
とろ【登呂】〔地名〕
靜岡市の地名。彌生時代の遺跡で著名。→「登(とぅ)」。
どろ【泥濘】
「泥(でい)」と「濘(ねぃ)←ニング」は元の音が相當に離れてゐる。「泥濘」は「-ei」の疉韻ではない。
どろぼぅ【泥棒・泥坊】ドロボウ
「棒(ぼぅ)」と「坊(ばぅ)」では假名遣が異る。一般に「泥棒」の方が多い。
とを【十】トオ〔近07・08・恆3〕
∞じふ(十)。
とをむ【撓】トオム〔恆1〕
「∞たわむ」の古語
【とん】
とんton27屯゚沌゚飩゚頓:\27惇:敦:暾:燉゚\27遁゚\27遯゚\30團(団)'\
【どん】
どむdom(舊假どん)54曇。壜(罎)。\54貪'\
どんdon27鈍。飩。\27嫩゚\28呑'\30緞"\
トンキン【東京灣】〔外來〕
越南の地名。→「東(とぅ)←トング」「京(きゃぅ)←キャング」
どんぐり【團栗】〔植物〕
「團(どん)」は慣用音。∞たどん(炭團)。
トンナンシャーペイ【東南西北】
麻雀牌名。「東(とぅ)←トング」。北京語では「-m」が「-n」に變化したため「南(なむ)」は「ナン」。∞ハクハツチュン(白發中)。
とんぼ【蜻蛉】〔聯綿〕
「蜻蛉(せぃれぃ)」は「-ing」の疉韻字。∞かげろふ(蜻蛉)。∞とうばう(蜻蛉)。∞とぅすみとんぼ(燈心蜻蛉)
【な】
na39奈。\39那。\39儺。\54納"[ダフ]\
▼納 (だふ/のふ、なふ[慣]たふ[唐]な)
各音については、「のふ」を參照のこと。
【ない】
ないnai18内。\19乃。\19迺。\
ないし【乃至】〔恆5〕
「乃(ない)」は呉音。「乃」は平假名「の」の原字であり「の」も呉音。
ないしょ【内緒】
「内證(ないしょぅ)」の轉。「緒(しょ/じょ[慣]ちょ)」。∴内緒の話だがね。
ないて【泣】〔近13〕
なうnau 38惱(悩)。瑙(碯)。腦(脳)。\
なぅnang 43曩。嚢。\
なう【喃】ノウ
「喃(なむ)」は口ごもって聞き取りにくい言葉の意。假名遣は近いが、呼びかけの意はない。∴〜お前たち。
なぅじつ【曩日】ノウジツ
∞「さきに(嚮・向・曩)」。
なうてんき【腦天氣】ノウテンキ
「能(のぅ)轉氣」とも書くが、假名遣は異る。
なえる【萎】〔恆4〕
∞なゆ(萎)∴水不足で草がなえた。
ながい【長=昶】〔同源〕
「長」「昶」共に「ちゃぅ」。
なかうど【仲人】ナコウド〔恆2〕
「なか+ひと」のウ音便。∴見合ではないので、〜をたてない。
ながえ【轅】〔近16〕
∴轅を持つて車をひつぱる。
なかんづく【就中】ナカンズク
∴就中、老年になるとその傾向が著しい。
なく【啼・涕】〔同源〕
「啼」「涕」共に「てい」∴犬の啼き聲。
なく【歔欷】〔同源〕
「歔欷(きょき)」は「h-」の雙聲字。「ヒューヒー」のやうな發音。∞すふ(吸)。
なげかはし【歎】ナゲカワシ〔近05〕
∴〜い世の中だ。
なげく【慷慨=〓慨】〔同源〕
慷慨(かぅがい)の「かぅ」と「がい」は「k-」の雙聲。慷=〓は漢音呉音かぅ∴悲憤〜。
なげる【擲=〓】〔同源〕
「擲(てき)」「〓(てき)」
なじむ【馴染】
∞なづむ。∴おなじみ。∴ローマ字表記にはなづめない。
なずらふ【準】ナズラウ〔近03〕
「なぞらへる」∴その女性を菊になずらへた。
なだいなだ【】〔姓名〕
作家。スペイン語(nada_y_nada)から。
なだそうそう【涙〜】
森山良子作詞の歌。「そうそう」は沖繩方言で涙があふれる意。假名遣未詳。
【なつ】
なつnat29捺。\
なづ【撫】ナズ〔恆8-1〕
∴水晶球の表面を撫でる。
なづな【薺】ナズナ〔恆7〕
∴よくみれば薺花さく垣ねかな
なづむ【澁滯】ナズム〔恆7〕
本來「とどこほる」意の言葉であるが、後に「∞なじむ(馴染)」と混同したものか。∴暮れなづむ。
ななへ【七飯】ナナエ〔地名〕
北海道渡島支廳龜田郡の町名。
ななへやへ【七重八重】ナナエヤエ〔近14〕
∴〜と花は咲けども
なには【難波・浪速・浪華】ナニワ〔地名〕
→「難(なん)」。訛って「なんば」とも。∴昔の〜は今大阪と稱される。
なは【那霸】〔地名〕
「なば」は沖繩で漁場の意、「おきなは」と同じ語源らしい。∞りうきう(琉球=瑠求)。
なは【繩】ナワ〔近04〕
∴泥棒を見て繩を綯ふ。
なふnap 54納。\
なふにふ【納入】ノウニュウ〔聯綿〕
「-ap」の疉韻字。∴今年の會費はまだ納入してゐない
なへ【苗】ナエ〔近16〕
∴神田に〜を植ゑる早乙女。
なほ【猶=犹=由】ナオ〔近07・同源〕
「犹(いう)」は「猶」の異體字。「酋(しう)」「尤(いう)」「由(いう)」。∴その町は今なほ靜かだ。∴〜うらめしき朝ぼらけかな(藤原道信朝臣)∴〜ひとこと付言すると…。
なほがた【直方】ノウガタ〔地名〕
福岡縣(筑前國鞍手郡)の市名。
なほこ【奈保子・尚子・直子】ナオコ〔姓名〕
女性名。特に「奈保子」などは「なほこ」と假名を振って「ナオコ」と讀む習慣が崩れてゐない。∴河合奈保子。
なほざり【等閑】ナオザリ〔近08〕
∴漢文學習を〜にしてゐる。
なほし【直衣】ナオシ ノウシ〔近08〕
∴〜姿で參内する。∴〜は皇室の平服だった。
なほす【直】ナオス〔近07〕
∴故障を〜。
なましな【男信】〔地名〕
群馬縣利根郡川場村大字生品。古の男信郷。東條義門『男信考』。←なむ(男)+しん(信)。
なまづ【鯰】ナマズ〔恆7〕
∴簟で〜を押さへる。∴〜が暴れると地震が來るさうだ。
なまめかしい【嬌=〓】〔同源〕
「嬌(けう)」「〓(けう)」。∞あいけう(愛嬌)。
なむnam(舊假なん 54男。\54南。楠。58喃'\54納'\
なむてん【南天】舊假名なんてん〔植物〕
「難を轉じる」として庭に植ゑる。舊假名遣では區別がないものの、「南(なむ)」と「難(なん)」では原音が異る。
なめくぢ【蛞蝓】ナメクジ〔近01・02・恆6〕
∴〜に鹽をかける。
なめづる【】ナメズル
「嘗め+摺る」ではない。∴子供を〜ばかりにかわいがる。
なや【納屋】
→「納(なふ)」∴怒られて〜に押込められた。
なやむ【懊惱】〔同源〕
「懊惱(あうなう)」は「-au」の疉韻字。∴母と妻の間で〜。
なゆ【萎・痿】〔近19〕
文語下二段動詞。∞なえる(萎)。∴我が氣力〜。
ならひ【】ナライ
關東の寒風。岩手縣江刺市や宮城縣栗原郡に「西風(ならひ)」といふ地名があるが、風向きは西のみとは限らない。
ならふ【習=襲】ナラウ〔同源〕
「習(しふ)」「襲(しふ)」。
ならぶ【並・竝・併】〔同源〕
「竝」「併」は共に「へぃ」。「並」は「竝」の楷書體。∴漸く先頭とならんだ。
なりはひ【生業・業】ナリワイ〔近12・恆1〕
∴代々醫者を〜としてゐる。
なゐ【地震】ナイ〔近11・12〕
∴安政に大きな〜ふるふ。
【なん】
なむnam(舊假なん)54男。\54南。楠。58喃'\54納'\
なんnan29難。\34軟'\
▼納 (だふ/のふ、なふ[慣]たふ[唐]な)
各音については、「のふ」を參照のこと。
ナンキン【南京】〔外來〕
「南」は「なむ」だが、北京音は日本と同樣に「-m」が「-n」となったため「ナムキン」ではない。→「京(きゃぅ)←キャング」。∞ペキン(北京)∴〜玉すだれ。
なんぞ【何=遐=曷】〔同源〕
「何(か)」「遐(か)」「曷(かつ)」
なんぞ〜せざる【盍=何不】〔同源〕
「盍(かふ)」は「何不(かふ)」の急讀。
なんぢ【汝・爾・而・若・乃・迺】ナンジ〔近01・02・恆6・同源〕
←「汝(な)+貴(むち)」。「汝(じょ)」「爾(じ)」「而(じ)」「若(じゃく)」「乃(だい)」「迺(だい)」いづれも二人稱の字。∴〜姦淫するなかれ。∴〜如きに明すわけにはいかない。
【に】
ni05爾(尓)。\05兒(児)。\05邇(迩)。\06二(弍)。貳(貮弐)。21仁。[ジン]\06尼。\
【二=貳】〔同源〕
「二」「貳」共に(じ/に)。
にいさん【兄】〔恆5〕
←「あに+さん」。
にいにいぜみ【】〔動物〕
ニイハオ【〓好】
北京語挨拶。→「好(かう)」
にうniu 50柔。\
にえる【煮】〔近15・恆4〕
∞にゆ(煮)∴芋の煮えたもご存じないか(世情に疎い)。
にかは【膠】ニカワ〔近04〕
∴漆には〜を使ふ。
にぎはひ【殷賑】舊假名にぎわい〔聯綿〕
「殷賑(いんしん)」は「-in」の疉韻字。∴京の都は〜をきはめた。
【にく】
にくnik01肉(宍)。\
にくづく【肉豆蒄】ニクズク〔植物〕
にけえ【二階】〔表音〕
オイ→エエ。關東方言。∴〜から目藥よ
にごる【溷=混=渾】〔同源〕
「溷濁=混濁=渾濁(こんだく)」「混交(こんかう)」は「混淆=溷淆(こんかう)」の書替へ字。假名遣は一致するが、「交(まじはる)」と「淆(にごる、みだす)」では意味が異る。∞こんとん(渾沌=混沌=溷敦)。∴混濁の世に我立てば。
にじ【虹】〔近01〕
にしきおり【錦織】〔地名〕
大津市。「にしごり」とも。
にじりぐち【躙口】
∴〜からは刀を持って入れなかった。
【にち】
にちnit21日。\
にっくゎぅ【日光】ニッコウ〔地名〕
栃木縣の市名。この地名は觀音淨土の梵音にちなみ、幾多の變遷を經てきた。「ポータラカ」→「補陀落(ふだらく)山」→「二荒(ふたら)山」→「二荒(にくゎぅ)山」→「日光(にっくゎぅ)」。二荒山神社は中禪寺湖畔などに鎭坐してゐる。
にっけい【肉桂】〔植物〕ニッキ
。∴〜は漢方で健胃劑だ。
になふ【擔≠担】ニナウ〔同源〕
「担」は一般に「擔(たむ)」の略字とされるが、形聲文字の音符となる「旦(たん)」は元來離れた音である。この略字はかなり後世に成立したものと考へられる。∴期待を擔って故郷を出た。
ににんがし【二二が四】
九九の一つ。
には【庭】ニワ〔近05〕
∴鷄(には+とり)
にはかに【俄】ニワカニ〔近05〕
∴一天〜かき曇り。
にはとこ【接骨木】ニワトコ〔植物〕
∴山に生えてゐた〜を庭に植ゑた。
にひがた【新潟】ニイガタ〔地名〕
縣名。
にひたかやま【新高山】ニイタカヤマ〔地名〕
臺灣の山名。今の玉山。∴〜ノボレ。
にひのみ【新家】ニイノミ〔地名〕
にふnip 53廿。\53入。\
にふ【丹生】ニュウ〔地名〕
丹(に)を産する意の地名。∞をにふ(遠敷)∴ま金ふく〜(萬葉集)。
にほ【鳰】ニオ〔近08〕
∞かひつぶりの古名。∴〜の海(琵琶湖)。
にほふ【匂・臭】ニオウ〔近08・09〕
∴朝日に〜山ざくらばな(宣長)
にほふざき【匂崎】ニオウザキ〔地名〕
京都府舞鶴市。「匂ふ崎」なら「にほふざき」だらうが。「匂ひ崎」のウ音便で「にほうざき」と考へる事もできる。
にむnim(舊假にん 53壬。妊(姙)。任。\
【にゃく】
にゃくniak42若。\42蒻。\
にゆ【煮】〔近19〕
文語下二段動詞。∞にえる(煮)。
【にゅう】
にうniu50柔。\
にふnip53廿。\53入。\
にゅうnio10乳。[ジュ]\
ニューヨーク【紐育】〔外來〕
→「紐(ちう)」。
【にょ】
にょnio09女。如。\
▼女(ぢょ)汝如洳茹恕絮(じょ)奴努怒孥弩駑呶帑(ど)
漢音の ザ行ダ行共に、呉音のナ行となる事あり
假名遣判別の役にはたたない
【にょう】
にょうnio09女'[ヂョ]\
ねうniau35尿。\36繞。遶。37鐃。\
にょうばう【女房】ニョウボウ
呉音「にょ」の長音化。「ぢょ」は漢音。∴むらさきは醤油の別名だが、いわしの〜詞でもある。
にらひかなひ【】
沖繩方言で常世國の意。←「願ひ叶ひ」。
にらむ【睥睨=盻=〓】〔聯綿・同源〕
「睥睨(へいげい)」は「-ei」の疉韻字。「盻(けい)」「〓(けい)」
にる【似】〔近21〕
文語上一段動詞。
にる【煮】〔近21〕
文語上一段動詞。
にゐ【新居】ニイ〔地名〕
愛媛縣(伊豫國)の郡名。「新(にひ)+居(ゐ)」だが「にひ」とはならないので注意。「∞向井去來(むかゐきょらい)」の如し。『日紀略』大同四(八〇九)年に「新居(にひゐ)郡」。
【にん】
にむnim(舊假にん)53壬。妊(姙)。任。\
にんnin21人(儿)。\21仁。\21忍。認。荵。\
にんじむ【人蔘】舊假名にんじん〔植物〕
→「參(さむ)」∴朝鮮〜。
ニンポー【寧波】〔外來〕
山東省の地名。→「寧(ねぃ)←ニング」
ぬえ【鵺】〔近16・恆4〕
ぬすむ【盜・偸】〔同源〕
「盜(たう)」「偸(とう)」は假名遣が異る。「偸盗」を「ちうとう」と讀むのは憤用音。
ぬひとり【繍=綉】ヌイトリ〔同源〕
「刺繍・刺綉」共に「ししう」∴襟に縫ひ取りのあるシャツを着る。
【ね】
nia12禰(祢)。[デイ]\33涅'[デツ]\
【ねい】
ねぃniang47寧゚嚀゚濘゚44檸'\47佞(侫)゚\
ねうniau 35尿。\36繞。遶。37鐃。\
ねえさん【姉】〔恆4〕
「ねいさん」とはしない。∞せい(背)。∴ねえさん、お冷を一杯。
ねがへり【輾轉】ネガエリ〔聯綿〕
「輾轉(てんてん)」は「ten」の雙聲・疉韻字∴〜反側。
ねずがせき【鼠ヶ關・念珠ヶ關】〔地名〕
山形縣(出羽國西田川郡)温海町(〒999-7126)。歌枕の地。『吾妻鏡』文治五(一一八九)年に「念種關」。→「ねずみ(鼠)」「しゅ(珠)」。
ねずみ【鼠】〔近03〕
∴濡れ〜
ねぢ【螺旋】ネジ〔近01*・02〕
∴試驗が濟んだら〜がゆるんだ。∴〜まはし。
ねぢく【拗】ネジク〔近01〕
ねぢる【捩】ネジル〔恆6〕
∞もぢずり(捩摺)。∴この高さになると木々も風でねぢれてゐる
【ねつ】
ねつniat33捏。\34熱。\
ねはん【涅槃】〔佛教〕
梵語「ニルヴァーナ」の音譯。→「槃(はん)」
ねひ【婦負】ネイ〔地名〕
富山縣の郡名。『萬葉集』に「賣比(めひ)」。
ねむniam(舊假ねん 57鮎。拈。56粘(黏)。\57念。捻。唸'53稔'\
【ねん】
ねむniam(舊假ねん)57鮎。拈。56粘(黏)。\57念。捻。唸'53稔'\
ねんnian33年。\34然。燃。33撚。\
ねんごろ【叮嚀】〔同源〕
「∞叮嚀(てぃねぃ)」は「-ing」の疉韻字。また「鉦(せぃ)」の緩讀といふ。
ねんごろ【慇懃】〔同源〕
「慇懃(いんぎん)」は「-in」の疉韻字。
【能】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「能(のぅ)」
【農】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「農(のぅ)」。二千圓札の裏側にも見える。
【のう】
なうnau38惱(悩)。瑙(碯)。腦(脳)。\
なぅnang43曩。嚢。\
なふnap54納。\
のぅnong02農。膿。03濃'\49能。\
▼納 (だふ/のふ、なふ[慣]たふ[唐]な)
このうち[呉]なふ が一般的である
「出納(すいたふ)」は漢音だふ の變形。
「納得なっとく」「納豆(なっとう)」は、
呉音の促音化。
「納戸」が「-ap → -am」の變化とすれば、
「なむど」とすべきか。
のうぜんかづら【凌霄蔓】ノウゼンカズラ〔植物〕
音の由來未詳。
のうのう【】〔恆2〕
∴娘が結婚したので、今は〜としてゐられる。
のがれる【遁=遯】〔同源〕
∴「遁走=遯走(とんそう)」。
のぎ【芒・迷陽】〔同源〕
「迷陽(めいやぅ)」は「芒(ばぅ)」の緩讀といふ。『莊子』に出づ。
のくゎんざう【野萱草】ノカンゾウ〔植物〕
のこす【遺・貽】〔同源〕
「遺(い/ゆい)」「貽(い)」。「遺」は「ゐ」とする説もあり、「貴(くゐ)」「潰(くゎい)」も合口に屬するが、「貽」との共通性を考へると「い」が適當であらうか。∴遺訓=貽訓。∴子孫に美田を殘さず。
のせ【能勢】〔地名〕
大阪府(攝津國)の郡名。現在は合併して豐能郡。→「能(のぅ)」。
のち【後=后】〔同源〕
「後・后」は「こう/ご」。∴あの人は後添だ。
のと【能登】〔地名〕
舊國名。→「能(のぅ)」「登(とぅ)」。
のどぶえ【吭】〔近16〕
∴急いで食べたら喉笛がつまった。
のばす【引=演=延=衍・伸展】〔同源〕
「引(いん)」=「演(えん)」=「延(えん)」=「衍(えん)」。「伸展(しんてん)」は「-n」の疉韻∴敷衍=敷延∴蔓延=蔓衍∴締切を延しのばしにしてゐる。∴髭を伸し放題にしてゐる。
のびる【鬯=暢】〔同源〕
「鬯茂=暢茂(ちゃぅも)」「悠長=悠暢(いうちゃぅ)」。∴雜草を延びるにまかせてゐる。
のふ【能生】ノウ〔地名〕
新潟縣西頸城郡の町名。
のふうぞ【野風増】
岡山縣北部方言で「生意気」「つっぱり」の意。→「増(ぞぅ)」。川島英五の歌の題。
のべる【衍=演】〔同源〕
「衍繹=演繹(えんえき)」∴一言のべさせていただきます。
のぼる【陟=登=騰=乘=升=陞=昇】〔同源〕
「陟(ちょく)」「登(とぅ)」「騰(とぅ)」「乘(じょぅ)」「升(しょぅ)」「陞(しょぅ)」「昇(しょぅ)」。ただし「上(しゃぅ)」は字音假名遣が異る。∴愁ひつつ岡に登れば花茨。
のみ【而已=已=耳=爾】〔同源〕
「而已(じい)」「已(い)」「耳(じ)」「爾(じ)」。「而已(じい)」は緩讀のため二字になったと考へられる。∴時間がきて、焦る〜しかなかった。
のむ【咽=嚥】〔同源〕
「咽下=嚥下(えんげ)」∴ある條件をのんだ。
のり【規矩】〔同源〕
「規矩(きく)」は「k-」の雙聲字。∴とばに定まれる〜なし。∴長澤規矩也(漢學者)。
のりかへ【乘換】ノリカエ〔近15〕
∴この空港で〜だ。
ノルウェー【諾威】〔外來〕
「→威(ゐ)」
のわき【野分】〔近04・恆1〕
∴この散らかり樣は〜の後みたいだ。∴鳥羽殿へ五六騎急ぐ〜かな。
のんかう【】ノンコウ〔姓名〕
樂燒の陶工名。漢字は未詳。∴のんこの茶碗(落語・金明竹)。
【は】
pa15派'[ハイ]\32叭"[ハツ]\40播:\40陂:破:簸:頗:坡:玻:波:菠:+05跛'\41巴゚把゚杷゚琶゚爬゚笆゚耙゚葩゚\41霸(覇)゚\
【】〔近20〕
助詞
【ば】
ba40婆。\41芭'\41馬゚罵゚\41蟆(蟇)゚\
はあひ【羽合町】ハワイ〔地名〕
鳥取縣東伯郡の町名。戰國期の文書に「伯州河村郡羽合田云々」とあり。「たわい(他愛)ない」を漢字どほり「たあいない」とすれば、同じ音變化となる。平成十六年、湯梨濱町に合併。
【はい】
はいpai14旆゚沛:霈:20肺゚\15稗゚牌゚\15擺゚\16俳゚排゚18輩゚徘゚琲゚裴゚\16憊゚\16拜(拝)゚湃゚\17唄゚敗゚\18背゚\18配:\18佩゚珮゚\18坏:杯(盃)゚\18悖゚\18胚゚\20廢(廃)゚癈゚\
はい【】〔恆5〕
∴〜〜と返事はよいが。
【ばい】
ばいbai14 18眛゚\14貝'狽'17唄'\15買゚賣(売)゚\16霾゚\18 06黴'\18倍。賠。陪'焙。培。\18媒゚煤゚\18梅(楳)゚莓゚\20吠。\
はいくゎい【徘徊=裴囘】ハイカイ〔聯綿〕
「-ai」の疉韻字。∞さまよふ。∴初めての土地を〜した。
ばいた【賣太】〔恆5〕
∴〜の樣なはしたない眞似はするな。
はいたか【鷂】〔近12・13〕
「はしたか」のイ音便。
はいばら【榛原】〔地名〕
靜岡縣(遠江國)の郡名。←「榛(はり)」。∞はんのき(榛木)。
はうpau 30判[ハン]\【37包゚庖゚砲゚胞゚飽゚咆゚枹゚炮゚皰(疱)゚苞゚靤゚髱゚鮑(蚫)゚麭゚匏゚泡゚】\37抛゚\
はぅpang 【04邦:】\42方:訪:髣:魴゚放:倣:芳:枋:+43彷:舫:43 44磅:\43 44彭゚44澎゚\【43幇:】\44烹(亨)゚\【45棚゚繃゚弸゚硼゚萠(萌)'】\45萌'\45怦゚\
はぅ【方】ホウ〔音訓〕
「方」は漢音呉音ともに「はぅ」だが、古用例で方向や方角を表す時に「はぅ」、醫術の意味では「ほぅ」と書き分ける、一種の假名遣が存在した。現在、これを再現する必要はないだらう。
ばうbau 37卯(夘)゚茆゚昴゚\【37茅゚】\37貌(皃)゚\
ばぅbang 04尨゚厖゚\【04蚌'】\42亡゚忘゚望゚妄゚芒゚鋩゚惘゚45氓'43忙゚茫゚\42坊。妨'紡'肪。防。+43房。43旁。傍。滂'膀。蒡'謗'43 44榜'\43蠎゚蟒゚\44膨'\45萌'\45黽'\
はうき【抛棄】ホウキ
∞「はふる(投・放・抛)」。
はうき【箒】ホウキ〔近10・恆2〕
「ははき」のウ音便。
ばぅくゎぅ【膀胱】ボウコウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。
はうぐゎん【判官】ホウガン
「九郎判官義經」は「判官(はんぐゎん)」の轉。ただし「鹽谷判官」は必ず「はんぐわん」と読む。∴〜贔屓∞じょう(判官)。
はうじちゃ【焙茶】ホウジチャ
「焙(はい/ばい)」。はい→はう。
はぅじゅん【芳醇=芳純】ホウジュン
∞「すなほ(純=淳)」。
はうじろ【喰代】ホウジロ〔地名〕
三重縣上野市の地名。←はむ(喰)。
はぅたい【繃帶】ホウタイ
書き替へて「包帶(はうたい)」とする事あり、假名遣は一致するが、原音は全く異る。
はぅだい【放題】ホウダイ
「はふだい(法第)」との説あり。∴食べ〜。
はうたう【〓〓】ホウトウ〔表音〕
山梨縣の郷土料理。
はうちゃぅ【庖丁】ホウチョウ
人名の場合は「はうてぃ」。「包丁」は書換字。
はぅはい【澎湃=泙湃=〓湃】ホウハイ〔同源〕
水の沸き立つ音。「p-」の雙聲字。「澎(はぅ)」「泙(はぅ)」「〓(はぅ)」
はぅはぅ【彭々】ホウ〔表音〕
「彭々(はぅはぅ)」は太鼓の音。元は「パンパン(パングパング)」のやうな音であった。∞たぅたぅ(鼕々)。∞たぅたぅ(丁々)。
はぅふつ【髣髴】ホウフツ
∞「さもにたり(髣髴)」。
はぅぼう【魴〓】ホウボウ〔動物〕
はうむる【葬】ホウムル〔近10・10・恆2〕
ばぅやぅ【芒洋=望洋】ボウヨウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。ひろびろした樣。「羊を亡くす」意味ではない。∞べうばぅ(渺茫)。∴多岐芒洋
はうれんさう【菠薐草】ホウレンソウ〔植物〕
「薐(ろぅ)」は慣用音りょぅ、唐音りん。
はうろく【炮烙・焙烙】ホウロク
はえ【生】〔近15〕
∴毛〜藥をつけたが。
はえ【南風】
沖繩方言では、あがり(東)いり(西)はえ(南)にし(北)。「南風見(はいみ)」(〒907-1434)は沖繩縣島八重山郡竹富町の地名。∞いりおもて(西表島)。
はえ【鮠】〔近16〕
「はや」とも。
はえる【映】〔恆4〕
∞はゆ(映)
はえる【生】〔恆4〕
∞はゆ(生)
パオ【包】
蒙古の移動式住居、→「包(はう)」
はおり【羽織】〔恆3〕
←假名遣未詳「羽折り」か。語の中間に「お」が來る例は珍しい。
はおる【羽織】〔恆3〕
はが【芳賀】〔地名・姓名〕
栃木縣(下野國)の郡名。→「芳(はぅ)」。
はかま【袴=〓】〔同源〕
「袴(こ)」「〓(こ)」
ばかやらぅ【馬鹿野郎】バカヤロウ
「鹿(か)」は訓讀み。←莫迦(ばか)。「迦(か)」は「くゎ」ではない。
はかり【秤=稱】〔同源〕
「秤(しょぅ)」は元「稱(しょぅ)」の俗字。∴秤量貨幣
【はく】
はくpak04剥゚\04璞゚\04駮゚\43薄゚博:搏:膊:\43亳゚\44白゚拍゚柏(栢)゚舶゚迫゚魄゚伯゚珀゚泊゚畠43粕:箔゚狛:\44佰゚陌'\44帛゚\45擘゚檗(蘗)゚\
【ばく】
ばくbak01暴'曝'+38瀑'[ホク]04爆'[ハク]\04駁'\04藐゚\43博'42縛。\43莫゚漠゚寞゚44獏゚貘゚驀゚幕゚\44貊゚\45麥(麦)゚\
ハクハツチュン【白發中】
麻雀牌名。「中(ちゅぅ)←チョング」。∞トンナンシャーペイ(東南西北)。
はくひ【羽咋】ハクイ〔地名〕
石川縣の市名。
ばくらう【伯樂・馬喰・博勞】バクロウ
「伯樂(はくらく)」の轉。「馬喰(ばくらふ)」「博勞(ばくらう)」はいづれも宛字。東京都中央區の地名、驛名など、全国に地名として分布。
はこ【盒≒匣】〔同源〕
「盒(かふ/ごふ)」「匣(かふ/げふ)」は何れも蓋のついた箱の意。∴「飯盒」「香盒」「劍匣」
はこや【〓姑射】〔地名〕
『莊子逍遥遊』に「〓姑射山」。→「貌(ばう)」
ばさ【婆娑】〔聯綿〕
「-a」の疉韻字。
はさむ【緘・拑・箝】〔同源〕
「拑口=緘口(かむこう)」∴緘口令をしく。
はじ【土師】
赤黒い素燒、←はに(土)+し(師)。
はじうど【櫨宇土】〔地名〕
熊本縣本渡市(〒863-0045)。現在は「板宇土」と書く。←はぜ(櫨)。
はじかみ【薑・椒】〔植物〕
「薑(きゃぅ)」は「∞生姜(しゃぅが)」の別名。「椒」は山椒(さんせう)の古名。「椒(はじかみ)(〒669-6344)」は兵庫縣城崎郡の地名。
はじく【彈】〔近02・恆8-1〕
∴この紙はインクをはじく。∴胡麻を炒ると彈けるので注意。
はじめ【始・創=剏】〔近01・同源〕
「創」「剏」は共に「さぅ」。∴蘭學事始。∴始めよければ終りよし。
はしる【走=趨】〔同源〕
「走(そう)」「趨(すう)」
はず【筈】〔近03〕
はず【彈】〔恆8-1〕
はずみ【機・彈】〔近03*〕
∴もののはずみでつい引受けてしまつた。∴興奮で聲もはずんでゐる。
ばせう【芭蕉】バショウ舊假名ばせを〔近08・恆3〕
「蕉(せう)」であるが、俳人芭蕉が「はせを」と自署した如く、「ばせを」とした用例も多い。近&!08・恆3共に「ばせを」。同樣の例に「∞すあを(素襖)」などあり。
はせがは【長谷川】ハセガワ〔姓名〕
「長谷」を「はせ」と讀むのは、奈良縣櫻井市の地名「初瀬(はつせ)」にちなむ。同地には「長谷寺」あり。
はたはた【鰰】〔動物〕
「はたわた」とは讀まない。
はだへ【肌】ハダエ〔近15〕
∴はだへは雪のごとく白い。
【はち】
はちpat30鉢。\32八。\
はち【八=捌】〔同源〕
「八」「捌」共に漢音はつ呉音はち。
はぢ【恥】ハジ〔近01・恆6・8-1〕
←「恥(は)づ」∴恥を恥とも思はない。∴横綱の名に恥ぢるやうな行ひ。
【ばち】
ばちbat26罰(罸)'\30撥'\
【はつ】
はつpat26發(発)゚30溌゚撥゚醗゚\26髮(髪)゚\30鉢゚\
はづ【羞・恥・醜】ハズ〔恆8-1・同源〕
∞はぢ(恥)。「羞(しう)」「醜(しう)」
【ばつ】
ばつbat26伐゚筏'閥'\26罰(罸)'\30末゚\32拔(抜)'30跋。魃。\
ハツイ【】
北朝鮮の拉致被害者、蓮池薫さんの母。新潟・茨城・栃木・長野北部に見られる名で、「ハツエ」と同義。「初惠」なら「ハツヰ」とすべきか。「シズイ」なども同様。
はづかしい【恥】ハズカシイ〔近03・恆7〕
∴人前に出るのが恥かしい。
はづれる【外】ハズレル〔近02*・恆7〕
∴ここのところの天氣豫報ははづれてばかりだ。∴天然物だ、當りはづれはあるさ。
はつゐぼし【室宿】ハツイボシ
二十八宿の一。語源未詳。
はなし【談=譚】〔同源〕
「談(だむ)」「譚(たむ)」∞たふのみね(多武峰)
はなぢ【鼻血】〔恆6〕
∴すっからかんで鼻血も出ない。
はなは【塙】ハナワ〔姓名〕
塙保己一は群書類從の編者。また地名としても全國に分布。∞くづ(圷)。
ハナヱ・モリ【森英惠】〔姓名〕
歴假名どほりであるが、意識的なものかどうかは不明。∞えびす(夷)。
はにふ【羽生】ハニュウ〔地名〕
はにわ【埴輪】〔近04・05〕
ハノイ【河内】〔外來〕
越南の地名。→「河(か)」
はは【母】〔恆1〕
中世には「ハワ」と讀んだこともあり、能では今でも「ハワ」と謠ふ。
ははそ【柞】〔地名〕
京都府。精華町(山城國相樂郡)の祝園(はふその)祝園神社境内にあり。柞の森。『崇神紀』に「羽振苑(はふりその)」。∞ほりやま(祝山)。
はひ【灰】ハイ〔音訓〕
灰は音「くゎい」。「はひ」は訓讀みだが混同しやすい。∞しっくい(漆喰)∴〜になるまで一緒だ。∴護摩の〜。
はひずりまはる【這摺囘る】ハイズリマワル
「なめづる」から「はひづりまはる」の説あり。∴泥の中を這ずり廻つてゐる方が樂だ。
はひまつ【這松】ハイマツ〔近11〕
∴登つてゆくと這松地帶に出て眺望が開けた。
はひる【這入】ハイル〔恆5〕
戰前も「はいる」とする場合があった。恆5でも「はいる」「はひる」兩者を紹介し、後者を正しいであらうとしてゐる。∞へえる(這入)∴穴にはひりたいくらゐ恥かしい。
はふpap 【61法゚琺゚】\
はふ【匍匐】ハウ〔同源〕
「匍匐(ほふく)」は「p-」の雙聲字。∴〜前進。
はふはふ【這ふ這ふ】ホウホウ
∴〜の體
はふらぅ【琺瑯】ホウロウ
∴〜引き。
はふる【投・放・抛】ホウル〔近09*・恆2・音訓〕
「はふる」は和語であり、「はぅ」などの音に由來するものではない。「放(はぅ)←パング」と「抛(はう)」は同じ假名遣のやぅだが、原音が相當に異る。∞たふれる(倒)。∴「抛棄(はうき)」「放棄(はぅき)」
はへ【蠅】ハエ〔近15〕
∴蠅が手をする足をする。
はべり【侍】〔近21〕
文語ラ變動詞
はぼまひ【齒舞】ハボマイ〔地名〕
北方領土の島名(〒087-0163)。∞えとろふ(擇捉)
はむpam(舊假はん 61犯゚氾゚范゚笵゚範゚\61凡゚帆゚汎゚\61泛゚\
はむらむ【氾濫・汎濫・泛濫】舊假名はんらん〔同源〕
「-am」の疉韻字。また「氾」「汎」「泛」は共に「はむ」。
はやい【疾=捷】〔同源〕
「疾(しつ)」「捷(せふ)」
はやい【早=蚤】〔同源〕
「蚤晩=早晩(さうばん)」
はゆ【映】〔近19〕
文語下二段動詞。∞はえる(映)
はゆ【生】〔近19〕
文語下二段動詞。∞はえる(生)
はらいせ【腹癒】〔恆5〕
「はらゐせ(腹居せ)」との説あり。∴腹いせの犯行
はらふ【拂=祓】ハラウ〔近10・同源〕
「拂(ふつ)」「祓(ふつ)」∴こちらもたいへんな犧牲をはらふことになる。
はらわた【腸】〔近04・05・恆1〕
はり【針=鍼】〔同源〕
「針灸=鍼灸(しむきう)」
はりねずみ【蝟=彙】〔同源〕
「蝟(ゐ)」「彙(ゐ)」
はるか【杳=遥】〔同源〕
「杳(えう)」「遥(えう)」。∞えう(杳)
はるか【迥・夐】〔同源〕
「迥(くゑぃ)」「夐(けぃ)」
ハルピン【哈爾濱】〔外來〕
→「哈(かふ)」
はれもの【癰】〔同源〕
「癰(よぅ)」は形聲文字。病だれを除いた部分は「雍(よぅ)」の異體字。∴腫物にさはるような扱ひ
ハワイ【夏夷威】〔外來〕
廣東音、→「夏(か)」「夷(い)」「威(ゐ)」
【はん】
はむpam(舊假はん)61犯゚氾゚范゚笵゚範゚\61凡゚帆゚汎゚\61泛゚\
はんpan26反゚販゚飯゚+31阪(坂)゚30叛:31板(鈑)゚版゚\26煩゚\26樊゚礬゚31攀゚\30 26繁゚\30半:伴゚判:畔゚拌゚絆:胖:26袢゚\31 30般゚30搬゚槃゚瘢゚\31斑゚\31班゚\31頒゚\32釆゚26旛゚旙゚燔゚繙゚膰゚鷭゚藩゚30 26蟠゚30潘:\
ハン【汗】〔外來〕
匈奴の首長。→「汗(かん)」
【ばん】
ばんban26挽゚晩゚輓゚30悗゚\26番'蕃'\26卍゚\26萬(万)゚\30伴。判'絆'\30盤。磐。\31板(鈑)'\31蠻(蛮)゚\
パン【幇】〔外來〕
同郷出身者の相互扶助組織。「チンパン(青幇)」など。「幇(はぅ)」は「封(ふぅ)+帛」が正しい字。また「邦(はぅ)+巾」とする略字あり。∞たすける(幇・〓・〓)。
はんおき【樊於期】〔姓名〕
「はんのき」と連聲になる事もあるが、通常は「はんおき」であらう、
ハンガリー【洪牙利】〔外來〕
→「洪(こぅ)←ホング」「牙(が)」。ハンガリーの名は「匈奴(フンヌ・きゃぅど)」に由來するといふ。
ハンコウ【漢口】〔外來〕
→「漢(かん)」「口(こう)」
はんじゃぅ【繁盛=繁昌】はんじょう〔同源〕
「盛(せぃ/じゃぅ)」「昌(しゃぅ)」。假名遣は一致する。∴『江戸繁昌記』
ばんなじ【鑁阿寺】〔地名〕
栃木縣(下野國足利郡)足利市家富町の寺。足利氏發祥の地。「ばんあじ→ばんなじ」は連聲。
はんのき【榛木】〔植物〕
←「はりのき」の轉、「榛」は音「しん」。∞はいばら(榛原)。
バンバンジー【棒棒鷄】〔外來〕
料理名。「棒」が「バン」であるため「ばぅ」の字音が期待できるが、「はぅ/ぼぅ」と漢音呉音で假名遣が分れるため、「ぼぅ」であるとせざるを得ない。近年、臺灣の流行語で「いちばん(一番)」に「一級棒(イーチーバン)」を宛てる。
ハンブルグ【漢堡】〔外來〕
→「漢(カン)」。「堡」は「とりで」の意譯
はんめう【斑猫・〓〓】ハンミョウ〔動物〕
はんもん【煩悶】
∞「いかる(忿懣=憤=煩悶)」。
【ひ】
pi05匙'\05卑:碑:俾:婢゚脾゚裨:髀:+06痺:\05皮゚彼:披:疲゚被゚陂:鞁゚\05罷゚\05臂:譬:避゚\06否゚痞゚\06ヒ:比:庇:妣:屁:秕:粃:豼゚貔゚05紕:12批'砒'蓖'\06泌:祕(秘):\06丕:\06嚊:\06贔゚\06鄙:\06鞴゚\08妃:\08肥゚\08費:狒゚\08非:扉:斐:緋:誹:翡:腓゚菲:蜚:霏:匪:榧:06悲:\08飛:\
【び】
bi05弭゚\05彌(弥)゚瀰゚\05糜゚縻゚\05靡゚\06備。糒。\06枇。琵。毘。\06眉゚媚゚嵋゚\06美゚\06鼻。\06寐゚\06麋゚\08尾゚\08微゚薇゚\
ひいかは【斐伊川】ヒイカワ〔地名〕
出雲神話の「∞簸川(ひのかは)」。原義「火の川」。「伊(い)」は漢字二字にするための長音化。∞をろち(大蛇)
ひいき【贔屓】〔近13・恆5〕
←引き∴〜の引き倒し
ひいさま【姫樣】
←ひめ(姫)。
ひいでる【秀】〔恆5〕
ひうpiu 52彪:\
びうbiu 52謬゚繆゚\
ひえ【日吉】〔地名〕
大津で「日吉大社」、東京では「日枝神社」とする。山王權現。『記神代』に「日枝(ひえ)山の大山咋神」。→比叡山、「叡(えい)」
ひえ【稗】〔近16・恆4〕
∴稗搗き節。
ひえ【冷】〔近15〕
ひえだのあれ【稗田阿禮】〔姓名〕
「ひへ」ではない。
ひえぬき【稗貫】〔地名〕
岩手縣(陸奧國)の郡名。『吾妻鏡』文治五(一一八九)年に「部貫(へぬき)郡」。「稗」は「ひえ」。
ひえる【冷】〔恆4〕
∞ひゆ(冷)
ひがい【鰉】〔動物〕
ひかへる【扣・控】ヒカエル〔同源〕
「扣(こう)←コウ」「控(こぅ)←コング」は同じ字音假名遣であるものの、元の音は隔りがある。∞たたく(叩=扣=敲)。∴「控除(こぅぢょ)」「扣除(こうぢょ)」。
ひきずる【引摺】
「ひこづらふ」に由來するとの説あり「ひきづる」か。
ひきゐる【帥=率】ヒキイル〔近11・12・18・21・恆1・5・同源〕
文語ワ行上一段動詞。「帥先=率先(そっせん)」。∞いさかは(率川)
びくぅ【鼻腔】
「びこぅ」の醫學的慣用讀み。
ひこ【英彦山】〔地名〕
福岡縣添田町(豐前國田河郡)の山名。「英」は讀まず。
ひこばえ【蘖】〔近16〕
切り株からの若芽。「孫(ひこ)+生え」。
ひじき【鹿尾菜】〔植物〕
ひじり【聖】〔近01〕
∞セント(聖)∴〜橋
ひずむ【歪】〔近03*〕
【ひち】
ひちpit21篳。\
ひぢ【泥】ヒジ〔近01・02〕
ひぢ【臂・肘】ヒジ〔近01・02・恆6〕
∴〜鐵砲
ひぢかた【土方】ヒジカタ〔姓名〕
←「ひぢ」は土の古語。←ひち(泥)+方。∴土方歳三。
ひぢふ【日出生】ヒジウ〔地名〕
大分縣玖珠町の地名(〒879-4406)。「日出生鐵道」は昭和二十八年廃線。
ひちりき【篳篥】〔聯綿〕
笛の一種。「-it」の疉韻字。
【ひつ】
ひつpit21匹(疋)゚\21弼゚\21必゚泌゚謐"\21畢゚蹕゚\21筆゚\48逼'[ヒョク]\
ひつぎ【棺槨】〔同源〕
「棺槨(かんくゎく)」は「k-」の雙聲字。
ひつじ【羊】〔動物〕
ひつぢ【〓】
ヒツジ「乾(ひ)+土」。稻の切り株から再びのびた芽。∞ひこばえ。
ひっぱく【逼迫】〔聯綿〕
「-ik」の疉韻字。
ひづめ【廿九日】ヒズメ〔地名〕
石川縣鹿島郡。←日詰め。
ひでえ【酷】〔表音〕オイ
→エエ。關東方言。∞ひどい(酷)。
ひでり【乾=旱=〓】〔同源〕
「乾」「旱」「〓」は共に「かん」。
ひどい【酷】
「非道い」は宛字、「非道」は「ひだう」。∞ひでえ。
ひとしほ【一入】ヒトシオ〔近08〕
ひとへ【一重】ヒトエ〔近14〕
ひとへに【偏】ヒトエニ〔近15〕
ひとまづ【】ヒトマズ
ひとりしづか【一人靜】ヒトリシズカ〔植物〕
ひねる【捻=拈】〔同源〕
「捻(ねむ)」「拈(ねむ)」
ひのえ【丙】〔近16〕
「火の兄(え)」
ひのかは【斐伊川】ヒノカワ〔地名〕
出雲國の川。「火の川」に由來。「簸の川」とも。「簸」は音「は」訓「ひる」。∞ひいかは(非文伊川)
びは【枇杷】ビワ〔植物〕
漢語であるが「びは」で一語となり「ビワ」と發音。
びは【琵琶】ビワ
滋賀縣びわ町は町名。
びばい【美唄】〔地名〕
北海道の市名。「唄(ばい)」は音。
ひはる【柝】ヒワル〔近05〕
ひひらぎ【柊】ヒイラギ〔植物〕
また京都市中京區の地名にも。
ひま【郤=隙】〔同源〕
「郤」「隙」共に「げき」
ひまし【蓖麻子】〔植物〕
∴〜油。
ひむpim(舊假ひん 53品゚\
ひもじい【】
←ひだるい+文字。
ひゃうpiak 44拍'[ハク]\
ひゃぅpiang 44評'\44兵。\
びゃぅbiang 44病。\44平。\47屏。\
ひゃうず【兵主神社】ヒョウズ〔地名〕
滋賀縣野洲郡中主町五條にあり。また「穴師坐兵主神社」は奈良縣櫻井市穴師(あなし)にあり。
【ひゃく】
ひゃくpiak44百。\
【びゃく】
びゃくbiak44白。\46闢。\
ひゆ【冷】〔近19〕
文語下二段動詞。∞ひえる(冷)
【ひゅう】
ひうpiu52彪:\
【びゅう】
びうbiu52謬゚繆゚\
【ひょう】
ひゃうpiak44拍'[ハク]\
ひゃぅpiang44評'\44兵。\
ひょうpiau04雹[ハク]\
ひょぅpiong48冰(冫氷):馮゚憑゚\
へうpiau36票:標:漂:瓢゚剽:嫖:慓:縹:飄(飃):驃:鰾゚\36表:俵:\36殍゚\36飆:\36髟:\37豹。\52彪'\
ひょう【】〔表音〕
∴よっ引いて〜と射る。
【びょう】
びゃぅbiang44病。\44平。\47屏。\
べうbiau36廟゚\36秒゚杪゚眇゚渺゚緲゚\36苗゚描゚錨゚猫゚\
ピョンヤン【平壤】〔外來〕
→「壤(じゃぅ)←ジャング」。「平(ひゃう)」は「ピョン」とは假名遣が合はない。
ひらきなほる【開直】ヒラキナオル〔近09〕
ひらく【拆=拓】〔同源〕
「拆(たく)」「拓(たく)」
ひりょうづ【飛龍頭】ヒリョウズ
ポルトガル語「filhos」。「龍(りょぅ/りゅぅ)」「頭(とう/づ)」。
ひる【干】〔近21〕
文語上一段動詞。
ひるがへる【翩飜】ヒルガエル〔近14・聯綿〕
「翩飜(へんぽん)」は「-n」の疉韻字。
ひるまへ【晝前】ヒルマエ〔近14〕
「昼」は「晝」の草書體に由來する。
ひろい【洪=廣=宏=弘=鴻】〔同源〕
「洪(こぅ)」「廣(くゎぅ「宏(くゎぅ)」「弘(こぅ/ぐ)」「鴻(こぅ)」。「弘」は弓鳴りのホンホンといふ音といふ。「鴻圖=洪圖(こぅと)」「洪水=鴻水(こぅずい)」「高恩(かうおん)、厚恩(こうおん)、洪恩(こぅおん)、鴻恩(こぅおん)、廣恩(くゎぅおん)」「浩大(かうだい)、弘大(こぅだい)、鴻大(こぅだい)、洪大(こぅだい)、廣大(くゎぅだい)、宏大(くゎぅだい)」など紛らはしい語が多い。
ひろい【浩瀚】〔聯綿〕
「浩瀚(かうかん)」は「h-」の雙聲字。
ひろい【廣=闊=寛】〔同源〕
「廣(くゎぅ)」「闊(くゎつ)」「寛(くゎん)」
ひろい【闊=豁】〔同源・聯綿〕
「闊達=豁達(くゎったつ)」は「-at」の疉韻字。「快闊=快豁(くゎいくゎつ)」は「-k」の雙聲字。
ひろう【披露】
←「露(ろ)」の長音化。∴御披露目
ビロード【天鵞絨】
ポルトガル語。
ひろげる【擴=廓】〔同源〕
「擴(くゎく)」「廓(くゎく)」∴「廓大=擴大(くゎくだい)」
ひろを【小野田寛郎】ヒロオ〔姓名〕
「ひ+らぅ」ではあるまい。「郎」を「を」とするのは訓讀みである。
ひわ【鶸】〔近04*・恆1〕
ひを【氷魚】ヒオ〔近07〕
「氷(ひ)+魚(うを)」。∞こまい(氷下魚)。
ひをどし【緋縅】ヒオドシ〔恆3〕
∞をどし(縅)
【ひん】
ひむpim(舊假ひん)53品゚\
ひんpin21彬:\21斌:\21貧゚\21賓:擯:檳(梹):殯:濱(浜):嬪゚繽:\21頻゚瀕゚蘋゚顰゚\21牝゚\
▼「彬(ひん)」は「林(りむ)+彡」ではない。
【びん】
びんbin21貧。\21敏゚\21岷゚愍゚泯゚緡゚\21旻゚閔゚憫゚24紊'\21檳(梹)'鬢'\21黽゚\34便'\47瓶"[ヘィ]\
ピンきり【】
ピンはポルトガル語。
びんた【】
←鬢+た。
ひんひん【彬彬=斌斌】
∞「うるはし(彬彬=斌斌)」。
びんべん【黽勉】
∞「つとめる(黽勉・敏)」。
【ふ】
po01風。[ホゥ]\10付:符゚附゚坿゚拊:柎:苻゚府:腐゚俯:腑:\10夫:扶゚芙゚趺:麩(麸):\10父:斧:釜(釡)゚\10膚:\10賦:\10赴:訃:仆:\10甫:敷:輔゚黼:傅:榑゚賻゚11溥。\10俛:\10孚:郛:俘:孵:+50桴'50浮'艀'蜉'\10巫'\11布。怖。\11普。譜。\11歩'\50缶。\50不。[フツ]\50婦'\50富(冨)。\50負'\50阜'11埠"\
【ぶ】
bo03奉。[ホゥ]\10侮゚\10武゚\10無゚撫'舞゚蕪゚嘸゚廡゚憮゚\10无゚\10誣゚\11 51部。\11葡。\11歩。\24分'[フン]\
ふいご【吹革・鞴】〔近12・13・恆5〕
「吹き皮」のイ音便。∴〜の風さへ息をもつかず(村の鍛冶屋)
【ふう】
ふうpou10夫'[フ]\50富(冨)゚\
ふぅpong01風。楓。瘋。諷。\03封。\
ふぅけう【楓橋=封橋】フウキョウ〔同源〕
『楓橋夜泊(張繼)』の「楓橋」は蘇州郊外の名勝。元は「封橋」と書いた。∴月落ち烏啼いて霜天に滿つ
ふえ【殖】〔近15〕
∞ふえる(増)。∞ふゆ(殖)
ふえ【笛】〔近16・16・恆4〕
∞〜吹童子。
ふえる【増】〔恆4〕
∞ふえ(殖)。∞ふゆ(殖)
ふかい【杳渺=窈】〔同源〕
「杳渺(えうべう)」は「-eu」の疉韻字。「窈(えう)」。いづれも奧深い深遠な意。
ふかい【覃=湛=深】〔同源〕
「覃(たむ)」「湛(たむ)」「深(しむ)」
【ふく】
ふくpok01伏゚袱゚\01副:蝠:匐゚幅:福:輻:49蔔'\01服゚箙゚\01蝮:腹:複:馥゚+50復'覆'48愎'\
ふく【吩=噴】〔同源〕
「吩(ふん)」「噴(ふん)」。
【ぶく】
ぶくbok01茯。\
ふくいく【馥郁】〔聯綿〕
「-uk」の疉韻字。
ふくたう【河豚魚】フクトウ〔動物〕
ふぐの古稱だが由來未詳。
ふくむ【銜=含】〔同源〕
「銜泣=含泣(がむきふ)」
ふくれる【膨=厖】〔同源〕
「膨大=厖大(ばぅだい)」。また「膨張(ばぅちゃぅ)」は「-ang」の疉韻字。
ふくろふ【梟】フクロウ〔近09・恆2〕
ふげし【鳳至】〔地名〕
石川縣(能登國)の郡名。←「鳳(ほぅ)←フゲ←フング」。
ふける【耽=湛】〔同源〕
「耽溺・湛溺」ともに「たむでき」。「沈湎・湛〓」ともに「ちむめん」。
ふさぐ【堙=堰】〔同源〕
「堙(いん)」「堰(えん)」∴證據湮滅。
ふさはし【】フサワシ〔近05〕
ふじ【富士】〔地名〕
山名。『常陸風土記』筑波郡の條に「福慈岳(ふじのたけ)」。『萬葉集』に「不盡能高嶺(ふじのたかね)」。→「慈(じ)」「盡(じん)」。
ふぞろひ【參差】フゾロイ〔同源〕
「參差(しむし)」は「s-」の雙聲字。
ぶだう【葡萄=蒲桃】ブドウ〔植物・同源〕
「萄(だう)」「桃(たう)」。∞ポルトガル(葡萄牙)。∴葡萄の美酒、夜光の杯(王翰・涼州詞)
ふぢ【藤】フジ〔近01・02・恆6〕
∞うまかひ(藤原宇合)。∞ふひと(藤原不比等)
フヂモリ【藤森】フジモリ〔姓名〕
元ペルー國大統領。
【ふつ】
ふつpot24不゚\24弗゚佛(仏)゚彿゚拂(払)゚髴゚怫゚08沸'[ヒ]\24祓゚黻゚\
【ぶつ】
ぶつbot24物゚\24佛(仏)。\
ぶっきらぼぅ【】
「棒(ぼぅ)」「坊(ばぅ)」二種の字が宛てられ、假名遣未詳。
ぶっさう【物騷】ブッソウ
「ものさわがし」の音讀みといふが「ぶっそう(物忽)」説も。
ぶっぽふそぅ【佛法僧】ブッポウソウ〔動物〕
「佛法僧」は佛教に由來する言葉であり、「法(はふ/ほふ)」のうち呉音「ほふ」の方になる。木葉菟(このはづく)の鳴き聲に由來する。『雨月物語』には「ぶっぱん」の描寫もあり、假名遣決定の根據にはし難い。
ふで【不聿・筆】〔同源〕
「不聿(ふいつ)」は「筆(ひつ)」の緩言。
ふてえ【太】〔表音〕
オイ→エエ。關東方言。
ふてふ【符牒】フチョウ
「符丁(ふちゃぅ)」と書く場合もあるが、假名遣は異る。
ふは【不破】フワ〔地名〕
三關の一。「大破(たいは)」など字音は通常漢字一字ごとの假名遣となるが、「不破」などは「フハ」と讀まず「フワ」となる。
ふはふは【】フワフワ〔表音〕
ふひと【藤原不比等】〔姓名〕
→「等(とぅ)」。∞ふぢ(藤)。
ふみ【文】
「ふみ」は「文(ぶん/もん)」の字音に由來するといふ。「-n」であるが「ふに」とはならなかった。∞かみ(紙)。∞てがみ(簡=柬)。
ふむ【踏・蹈】〔同源〕
「踏(たふ)」「蹈(たう)」は類義字だが假名遣が異る。∴「踏襲(たふしふ)」「蹈襲(たうしう)」。
ふゆ【殖】〔近19〕
文語下二段動詞。∞ふえ(殖)
ふよぅ【芙蓉】〔植物〕
ふるい【久=舊】〔同源〕
「久(きう/く)」「舊(きう/く)」
ふるふ【振顫】フルウ〔同源〕
「振顫(しんせん)」は「-n」の疉韻字。
【ふん】
ふんpon24分:粉:紛:雰:吩'忿:枌゚氛゚汾゚芬:+32扮'\24吻'刎'\24焚゚\24奮:\24糞:\24賁゚憤゚墳゚濆゚27噴(吩)'\
【ぶん】
ぶんbon24分。\24文(攵)゚紊゚\24聞゚\
ふんはり【】フンワリ〔表音〕
ふんまん【忿懣=憤懣】〔同源〕
「忿」は「いきどほる」意。∞いかる(忿懣=憤=煩悶)
ふんやのやすひで【文屋康秀】〔姓名〕
「ふんにゃ」と連聲になる事もあるが、通常は「ふんや」であらう、
【】〔近20〕
助詞。慶事に用ゐる花輪など「〜さん江」と書く習慣があるが、假名遣としては誤り。
【へい】
へいpiai12閉(閇)゚\12陛゚篦(箆)゚\12俾゚睥゚\12嬖゚薜゚\13敝゚幣(幤)゚蔽゚弊゚斃゚\
へぃpiang44丙゚病゚柄゚炳゚\44兵゚\44平゚苹゚47萍゚\44秉゚\46并゚併゚餠(餅)゚+47屏゚塀'\46聘゚娉゚\47竝(並)゚\
へい【】〔表音〕
←はい。アイ→エイ。
へぃ【塀】
現代假名遣で「え」の長音は、主として和語「ええ」字音「えい」となる。「塀」は國字であるものの、「へい」は形聲文字と同じ原理による讀み方であるから「へえ」とはならない。則ち「へい」は明らかに字音に準ずるものとして扱はれる。同樣の例に「∞鮟鱇」の「鱇」があるが、こちらは辭書によって「かう、こう」定まらない。
へい【閉伊】〔地名〕
岩手縣(陸奧國)の郡名。『續紀』靈龜元(七一五)年に「閇(へ)村」。「伊」は二字化するための延音であらう。∞きい(紀伊)。
【べい】
べいbiai12米゚\13袂゚\
べいごま【貝獨樂】〔表音〕
「〓(ばいがひ)」で作った獨樂。「べえごま」となることもあり、假名遣未詳。
へいへいする【】〔表音〕
(諂ひ)。
へうpiau 36票:標:漂:瓢゚剽:嫖:慓:縹:飄(飃):驃:鰾゚\36表:俵:\36殍゚\36飆:\36髟:\37豹。\52彪'\
へう【豹】ヒョウ〔動物〕
へう【雹】ヒョウ
「雹」の漢音「はく」から「ヒョウ」へ變ったといふが、また「氷雨(ひう)」の轉との説もあり、假名遣未詳。
べうbiau 36廟゚\36秒゚杪゚眇゚渺゚緲゚\36苗゚描゚錨゚猫゚\
へうえう【嫖姚】ヒョウヨウ〔聯綿〕
「-eu」の疉韻字。輕くすばやいこと。また漢の霍去病の稱。
へうたん【瓢箪】ヒョウタン〔植物〕
∴〜から駒
べうばぅ【渺茫】ビョウボウ〔聯綿〕
「p-」の疉韻字。∞ばぅやぅ(茫洋=望洋)。∴往時渺茫
へうべう【縹緲】ヒョウビョウ〔聯綿〕
「-eu」の疉韻字。
へえ【】〔表音〕
←はい。アイ→エエ。
ペーピン【北平】〔外來〕
「北京」の舊稱。→「平(ひゃぅ)←ヒャング」。∞ペキン(北京)。
へえる【這入】〔表音〕
アヒ→エエ。關東方言。∞はひる(這入)
ペーロン【爬龍】
舟の種類。また長崎、臺灣の祭。→「龍(りゅぅ)←ロング」
【へき】
へきpiak46碧゚\46辟゚璧゚襞゚躄゚闢゚僻゚47甓゚壁゚劈゚霹゚47 46癖゚\
【べき】
べきbiak47冪(羃)゚\47幎゚\47汨゚\47覓゚\
へきれき【霹靂】
∞「かみなり(霹靂)」。
ペキン【北京】〔外來〕
→「京(きゃう)←キャング」。∞ペーピン(北京)。∞ナンキン(南京)。
へだたり【逕庭】〔聯綿〕
「逕庭(けぃてぃ)」は「-ing」の疉韻字。
【べつ】
べつbiat33蔑゚26韈゚襪'\34別゚\34瞥'鼈'\
べっかふ【鼈甲】ベッコウ〔動物〕
べっかんこう【】
←目赤ん子。∞あかんべえ(赤ん目)
へっつひ【竈】ヘッツイ
←邊つ火。
へつらふ【阿諛】ヘツラウ〔聯綿〕
雙聲字。∴阿諛追從
ベトナム【越南】〔外來〕
→「越(ゑつ)」「南(なむ)」。「ベトコン(越共)」とは「越南共産黨」の略。「共(きょぅ)」。
へむpiam(舊假へん 56貶:\
ペ・ヨンジュン【裴勇俊】〔外來〕
→「勇(よぅ/ゆぅ)←ヨング」。
べら【倍良】〔動物〕
→「良(らぅ)」
べらぼぅ【篦棒】ベラボウ
人名「可坊(べらばぅ)」に由來するとの説もあり。
【へん】
へむpiam(舊假へん)56貶:\
へんpian26返'\33 34扁:33遍:蝙:編:34偏:篇:翩:褊:諞゚騙:\33片:\33胼゚駢゚\33邊(辺邉):\34變(変):\
【べん】
べんbian33眄゚\33駢。\34便。鞭'\34勉゚娩゚俛゚冕゚\34弁。\34辨。辧。辯。32瓣。33辮。\34卞。抃。\
へんきゃぅ【疆=境】ヘンキョウ
∞「さかひ(疆=境)」。
へんしふ【編輯=編集】ヘンシュウ〔同源〕
「集(しふ)」「輯(しふ)」共に「あつめる」意。「編修(へんしう)」は近義だが正史を編む意味の別語。∞あつめる(收集=蒐輯)。
へんたう【扁桃】ヘントウ〔植物〕
アーモンド。∴〜腺。
へんぱ【偏頗】〔聯綿〕
「p-」の雙聲字。
べんべつ【辨別】〔聯綿〕
「-en」「-et」の疉韻字。
へんぽん【翩飜】〔聯綿〕
「p-」の雙聲字。
【ほ】
po10甫'輔'脯'黼'11鋪(舖舗)゚圃゚捕゚補゚哺゚逋゚餔゚浦゚蒲゚匍゚\11歩゚\38保。堡。葆。\
【保】〔表音〕
平假名「ほ」の原字。「保(ほう/ほ)」。
【ぼ】
bo11募゚墓゚慕゚暮゚模゚謨゚\11簿'\11菩'\51牡'\51戊'\51母'拇'11姆゚\
ほい【寶飯】〔地名〕
愛知縣(三河國)の郡名。『舊事本紀』に「穗國造(ほのくにのみやつこ)」。『平城宮木簡』天平十八(七四六)年に「寶飫(ほお)」。「飯」は「飫」の誤字といはれる。∞そお(囎唹)。
【ほう】
はうpau30判[ハン]\【37包゚庖゚砲゚胞゚飽゚咆゚枹゚炮゚皰(疱)゚苞゚靤゚髱゚鮑(蚫)゚麭゚匏゚泡゚】\37抛゚\
はぅpang【04邦:】\42方:訪:髣:魴゚放:倣:芳:枋:+43彷:舫:43 44磅:\43 44彭゚44澎゚\【43幇:】\44烹(亨)゚\【45棚゚繃゚弸゚硼゚萠(萌)'】\45萌'\45怦゚\
はふpap【61法゚琺゚】\
ほうpou18焙'[ハイ]\38鴇:\38呆゚襃(褒):堡゚葆:褓:\38報:\【38抱゚袍゚】\38寶(寳宝):\51抔゚\
ほぅpong01鳳゚\【03封゚】\【03奉゚俸゚捧゚01豐(豊)゚】\03峯(峰)゚蜂゚鋒゚烽゚逢゚縫゚01蓬゚篷゚\【49朋゚崩:鵬゚堋:】\
ほふpop【61法。琺。】\
▼幇(はぅ)、封(ほぅ)
▼邦 (はぅ/はぅ)
奉豐峰(峯)(ほぅ/ぶ )
蚌 (はぅ/ぼぅ[慣]ばぅ)
蚌は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ) となる、
原則として漢音優先
▼棚繃弸硼萠(はぅ)、
朋崩鵬堋(ほぅ)
▼法琺 (はふ/ほふ)
▼包庖砲胞飽咆枹炮皰(疱)苞靤髱鮑(蚫)麭匏泡はう、
抱袍ほう
【ぼう】
ばうbau37卯(夘)゚茆゚昴゚\【37茅゚】\37貌(皃)゚\
ばぅbang04尨゚厖゚\【04蚌'】\42亡゚忘゚望゚妄゚芒゚鋩゚惘゚45氓'43忙゚茫゚\42坊。妨'紡'肪。防。+43房。43旁。傍。滂'膀。蒡'謗'43 44榜'\43蠎゚蟒゚\44膨'\45萌'\45黽'\
ぼうbou38呆'\38暴。\38冒゚帽゚瑁゚\38旄゚髦゚\50鉾゚眸゚鴾゚\51剖'\51某゚50謀゚\51貿゚\【51袤゚楙゚懋゚】\
ぼぅbong【04蚌。棒。】\49儚゚\
ぼふbop61乏。\
▼邦(はぅ)、奉豐(ほぅ)、蚌(はぅ/ぼぅ[慣]ばぅ)
▼乏(はふ/ぼふ)
ほうける【惚・呆】
←ほく(惚)の長音化、ぼける、「ほほける」とは別。「呆」は(はう)。「惚」は(こつ)。∴まちぼうけ(北原白秋・山田耕筰)
ほうこ【布袴】
指貫の別稱。「布」は「ほ/ふ」。
ぼぅじ【鳳凰寺】〔地名〕
三重縣阿山郡大山田村の地名。(〒518-1405)。→「鳳(ほぅ)」。
ほうしゃぅ【襃賞=報奬】ホウショウ〔同源〕
「襃賞」「報奬」共に假名遣は一致する。
ほぅせんくゎ【鳳仙花】ホウセンカ〔植物〕
ほぅばい【朋輩】ホウバイ〔同源〕
「傍輩(はぅばい)」も類義だが假名遣が異る。
ぼうぶら【abobora】
ポルトガル語の瓜。
ほぅわぅ【鳳凰】ホウオウ
「鳳(ほぅ/ぶ)」「凰(くゎぅ/わぅ)」。疉韻字か未詳。∞ぼぅじ(鳳凰寺)。
ほえる【吠】〔近15・恆4〕
「吠(ばい)」は吠え聲の擬音といふ。∞いぬぼうざき(犬吠埼)
ほえる【吼・咆哮・咆烋】〔同源〕
「吼」は「こぅ/く」。「咆哮(はうかう)」「咆烋(はうかう)」は「-au」の疉韻字。∞ほゆ(吼)。
ホー・チミン【胡志明】〔外來〕
越南の人名。→「明(みゃう)←ミング」。∞サイゴン(西貢)
【ほく】
ほくpok49北:\
【ぼく】
ぼくbok01卜'04朴。\01牧゚\01睦゚\01穆゚\01木゚\01目゚\01樸。撲'蹼'僕。濮'\01鶩゚\49墨゚\
ぼく【僕=不穀】〔同源〕
「不穀(ふこく)」とは國君の謙稱であるが「僕」の緩讀といふ。
ぼくゑ【木瓜】舊假名ぼけ〔植物〕
ぼけ【歩危】〔地名〕
徳島縣三好郡。大歩危、小歩危。古語「ほき」は斷崖の意。字音は「危(くゐ)」であるが、後世の宛字によるものか。∴岩の角踏むほきのかけ道(西行)。
ほしいまま【恣=肆】〔同源〕
「恣」「肆」共に「し」。∴放恣。
ほじくる【】〔近01*〕
∴權兵衞が種蒔きゃ烏がほじくる
ほしひ【糒】ホシイ
福岡縣の伊田線の驛名。「干(ほし)+飯(いひ)」であって、假名遣は「ほしい」とは恐らくならない。
ほじる【】
ぼたん【牡丹】〔植物〕
「牡丹餠」は「ぼたもち」、俳句で「ぼうたん」と讀む場合あり。
【ぼつ】
ぼつbot27孛'勃゚渤'\27沒(没)゚歿゚\
ほっけ【〓】〔動物〕
音の由來未詳。
ぼっけもん【木強物】〔表音〕
薩摩方言。『ぼっけぇ、きょおてえ』は岩井志麻子著。「強(きゃぅ/がぅ)」∞けうとい(氣疎い)。
ほてい【布袋】
∴〜葵
ほとほりぼし【星宿】ホトオリボシ
二十八宿の一。「ほとほり」とは古語で「熱氣」の意。∴ほとぼりが冷める
ほのか【仄=側】〔同源〕
「仄聞=側聞(そくぶん)」
ほのほ【炎=焔=閻】〔近08・同源〕
「炎(えむ)」「焔(えむ)」「閻(えむ)」
ボヒーちゃ【武夷茶】〔外來〕
紅茶の品種。福建省「武夷(ぶい)」山の轉、烏龍茶の産地としても有名。
ほふpop 【61法。琺。】\
ぼふbop 61乏。\
ほふる【屠】〔恆2〕
同樣の例に「あふる(溢)」。
ほふゑ【法會】ホウエ〔近14〕
ほほ【頬】ホオ
「ホオ」「ホホ」兩樣の發音をする。
ほほ【朴】ホオ〔植物〕
∴〜齒の下駄
ほほける【蓬】ホオケル
←穗穗ける、けばだつ、「ほうける」とは別。
ほほじろ【頬白】ホオジロ〔動物〕
「頬」は「ほお」「ほほ」兩讀あるが「ほほじろ」と讀む事は少ない。
ほほづき【酸漿】ホオズキ〔近02・08〕
ぼむbom(舊假ぼん 61凡。梵。\
ほむだわけ【譽田別命・品田別命】〔姓名〕
應神天皇の御名。→「品(ほむ)」。
ぼむでん【梵天】ボンデン〔表音〕
玩具。旭岡山神社の「梵天」祭奉納物。秋田縣横手市。
ほめる【頌=稱=賞】〔同源〕
「頌(しょぅ)」「稱(しょぅ)」「賞(しゃぅ)」。∞しゃぅさん(賞讚)。∴「推賞=推奬(すいしゃぅ)」「推稱=推頌(すいしょぅ)」。
ほゆ【吼】〔近19〕
文語下二段動詞。∞ほえる(吼)。
ほりやま【祝山】〔地名〕
祝(はふり)部。滋賀縣西浅井町の地名。∞ははそ(柞)。
ぼる【】
「暴利を貪る」を動詞化したもの。「暴」は「ばう」。
ポルトガル【葡萄牙】〔外來〕
→「萄(たう)」「牙(が)」。∞ぶだう(葡萄)。
【ほん】
ほんpon26反。\26繙。翻(飜)。\27奔:\27本(夲):笨゚\
【ぼん】
ぼむbom(舊假ぼん)61凡。梵。\
ぼんbon26煩。\27盆。\
ぼん【坊】〔表音〕
大阪方言。「坊(ばぅ)」
ポンカン【椪柑】ポンカン〔植物〕
→「並(へぃ)←ポング」
ホンキュウ【虹口】〔外來〕
上海の地名。→「虹(こぅ)←ホング」
ホンコン【香港】〔外來〕
廣東の地名。→「香(かぅ)←ハング」「港(かぅ)←コング」。廣東音は「あう」が「オウ」となる事多し。北京音は「シァンガン」。
ポンド【磅】
英國の通貨の音譯字。「磅(はぅ)」とは一致しない。
ポンユウ【朋友】
→「朋(ほぅ)←ポング」
【ま】
ma41麻"痲(痳)'嘛'40摩。磨。魔。麼。\
【まい】
まいmai12米。\16埋。\17邁。\18妹。昧。+14眛。\18枚。\18毎。\18瑁。\
まうmau 38耗'\
まぅmang 42亡。望。妄。罔。網。魍。44盲゚\43 44孟:44猛゚\43莽。\
まうける【設】モウケル〔近10・恆2〕
まうける【儲】モウケル〔恆2〕
「儲(ちょ)」の字は「人+諸(しょ)」からなる形聲文字。「信+者」ではない。∴骨折損のくたびれまうけ
まうす【申】モウス〔近08・10・恆2〕
古形「∞まをす(申)」
まぅそぅちく【孟宗竹】モウソウチク〔植物〕
まぅだ【望陀】モウダ〔地名〕
千葉縣(上總國)の郡名。『舊事本紀』に「馬來田(うまくた)國造」。「望(まぅ)←マング」は「まく」に宛てた字と考へられる。
まうでる【詣】モウデル〔近10・恆2〕
∞まゐる(參)
まぅりゃぅ【魍魎】モウリョウ
∞「みづち(魑魅魍魎)」。
まうろく【耄碌】モウロク
マオ【毛主席】〔外來〕
毛澤東主席を好んで「マオ主席」と表現する事があった。英文は「MaoTse-tung」。「毛」の假名遣は長らく「ばう/まう」とされ、またその方が現代北京音にも合致するのだが、現在では「ぼう/もう」に訂正されてゐる。
まがき【藩=樊】〔同源〕
「藩(はん)」「樊(はん)」∴藩屏。
まかなひ【賄】マカナイ〔近12〕
マギー・チャン【張曼玉】〔外來〕
香港の女優名。→「張(ちゃぅ)←チャング」。
まきゑ【撒餌】マキエ〔近14〕
【まく】
まくmak43膜。幕。\
まくは【眞桑瓜】マクワ〔植物〕
「眞桑」は美濃國の村名に由來する。
まげる【曲=跼】〔同源〕
「曲(きょく)」「跼(きょく・せぐくまる)」。
まげる【枉=横】〔同源〕
∴枉死=横死(わぅし)。
まことに【實≒寔】〔同源〕
「實(じつ/じち)」「寔(しょく/じき)」
まじ【】〔恆8-2〕
助動詞。
まじなひ【呪=咒】マジナイ〔近01〕
∞いはふ(呪=祝)。
まじまじ【】〔恆8-2〕
まじめ【眞面目】〔近01〕
∴生〜。
まじる【混・雜=襍】〔恆8-1・同源〕
∞まず(混・雜)。「襍(ざふ)」は「雜(ざふ)」の異體字。共に「衣+集」からなる。〓は「衣」の變形。
まず【混・雜・交】〔近03・19・恆8-1〕
文語下二段動詞。→「まざる」「∞まじる」「まぜる」いづれもザ行。
ますらを【丈夫】マスラオ〔近05〕
またぐ【騎=跨】〔同源〕
「騎(き)」「跨(こ)」
【まつ】
まつmat30末。抹。沫。秣。茉。靺。\
まづ【先】マズ〔近03・恆7〕
∴〜は御禮迄。
まづい【拙・不味】マズイ〔近03*・恆7〕
まっかう【眞向】マッコウ
「ま(眞)+むかひ(向)」のウ音便、「向」は音「かぅ」で偶然に假名遣は一致する。
まっかぅくぢら【抹香鯨】マッコウクジラ〔動物〕
まづしい【貧】マズシイ〔近03*・恆7〕
まったうな【】マットウナ
←全う、「眞當」は宛字だが、偶然にも假名遣は同じ。
まつたふや【松任谷】マツトウヤ〔姓名〕
「任」は「たふ、たへる」。∴〜由實(歌手)
まつりくゎ【茉莉花】マツリカ〔植物〕
ジャスミン。
まどひ【迷】マドイ〔近11〕
まどゐ【團欒・圓居】マドイ〔近11・恆5〕
まはる【】マワル〔近05〕
まひ【舞】マイ〔近12〕
まひご【迷子】マイゴ〔近12〕
まひまひ【蝸牛】マイマイ〔動物〕
←舞ひ舞ひ、「卷き卷き」ではない。∴舞へ舞へ蝸牛(梁塵祕抄)
まひまひが【舞舞蛾】マイマイガ〔動物〕
まひまひず【】マイマイズ〔地名〕
東京都羽村市五ノ神社の西部池袋線入曾驛附近にある井戸。「としとらず(不老)川」の、「ほりかね(掘難)の井」として武藏野の歌枕。井戸に下りる道が螺旋状のため「まひまひ」の名あり、「ず」の假名遣は未詳∞でんでんむし(蝸牛)。
まぼろし【〓=眩=幻】〔同源〕
「〓」「眩」「幻」共に「ぐゑん」。
まみえ【見】〔近15〕
∞まみゆ(見)
まみゆ【見】〔近19〕
文語下二段動詞。∞まみえ(見)
まよひ【迷】マヨイ〔近11〕
まらうど【賓客】マロウド〔近10〕
←「まれ(稀)+人」のウ音便。
まる【圜=圓=丸】〔同源〕
「圜(ゑん・くゎん)」「圓(ゑん)」「丸(ぐゎん)」
まゐる【參】マイル〔近11・12・恆5〕
∞まうでる(詣)
まをか【眞岡】モオカ〔地名〕
栃木縣(下野國芳賀郡)の市名。現代假名遣で「もおか」か「もうか」かしばしば誤るやうである。樺太の「眞岡」は「マオカ」と讀む。∴〜木綿、∴〜鐵道。
まをす【申】モウス〔近08・恆3〕
「まうす(申)」の古形。
【まん】
まんman26卍'\26萬(万)'\30 26曼'蔓'30鰻。漫。幔。鏝。饅。+31縵'謾'31慢'鬘'\30瞞。蹣。滿(満)。懣。\
マンゴー【芒果】〔植物〕
→「芒(ばぅ)←マング」
まんしう【滿洲】マンシュウ〔地名〕
英文「Manchuria(滿州里)」。「chu」が「洲(しう)」に相當する。
まんじゅしゃぐゑ【曼珠沙華】舊假名まんじゅしゃげ〔植物〕
まんじりと【】
まんだ【茨田】〔地名〕
大阪府(河内國)の郡名。古くは「まむた」。「茨」は音「シ」。
まんぢゅう【饅頭】マンジュウ
「頭(ちゅう)」は唐音。∞たっちゅう(塔頭)。
まんばう【飜車魚】マンボウ〔動物〕
音の由來未詳。∴『ドクトル〜航海記』(北杜夫)
まんりゃぅ【萬兩】マンリョウ〔植物〕
∞せんりゃぅ(千兩)。
【み】
mi05彌(弥)。\05靡。\06眉。\08未。味。06魅。\
みいづ【御稜威】ミイズ
←みいつ。∴〜の風は海原越えて(明治節)
みえ【見・外見・見榮】〔近15・16〕
「見榮」は宛字。「榮(ゑぃ)」では假名遣が合はない。∞みゆ(見)。∴見えっぱり。
みえる【見】〔恆4〕
∞みゆ(見)
みかむ【蜜柑】舊假名みかん〔植物〕
みけん【眉間】
∴〜に皺を寄せる。
みさを【操】ミサオ〔近07・08・恆3〕
みじかい【短】〔近01〕
みじめ【慘】〔近02〕
みせ【廛・店】〔同源〕
「廛(てん)」「店(てむ)」は類義だが、原音は相當に異る。
みそぢ【三十路】ミソジ〔近01〕
みだりに【濫】〔同源〕
「亂(らん・みだれる)」と「濫(らむ・みだりに)」は別字。從って「乱用(らんよぅ)」と「濫用(らむよぅ)」を同一視するは非。
みだれる【紊亂=泯亂】〔同源〕
「紊亂=泯亂(びんらん)」
【みつ】
みつmit21密。樒(櫁)。蜜。\
みづ【水】ミズ〔近02・恆7〕
∴花水木(はなみづき)。
みづうみ【湖】ミズウミ〔近02〕
みつかいだう【水海道】ミツカイドウ〔地名〕
茨木縣の市名。→「みづ(水)」。
みづから【自】ミズカラ〔恆7〕
∞てづから
みづぎは【水際】ミズギワ〔近05〕
∴〜だった采配。
みづくろひ【身繕】ミヅクロイ〔近11〕
∴〜を整へる。
みづち【魑魅魍魎】ミズチ〔同源〕
「魑魅(ちみ)」は「-i」の疉韻字。「魍魎(まぅりゃぅ)」は「-ang」の疉韻字。
みづのえ【壬】ミズノエ〔近16〕
「水(みづ)の兄(え)」
みづほ【瑞穂】ミズホ
「みずほ銀行」は好ましくないが、固有名詞は改め難い。∴豐葦原千五百秋瑞穂國。
みづま【三瀦】ミズマ〔地名〕
福岡縣(筑後國)の郡名。『景行紀』に「水沼(みぬま)縣主」。
みとほし【見通】ミトオシ〔近08〕
∞とほり(通)
みない【藥袋】〔地名〕
山梨縣南巨摩郡早川町の地名(〒409-2727)。語源未詳。
みなぅ【美嚢】ミノウ〔地名〕
兵庫縣(播磨國)の郡名。古くは「みなぎ」。←「嚢(なぅ)←ナギ←ナング」。「嚢」字が煩雜だとして「美袋」に地名を變へたところもあり。
みなわ【水沫】〔近04〕
みぬめ【敏馬】
岡山縣總社市の地名(〒719-1311)。→「敏(びん)」。∴珠藻刈る敏馬を過ぎて(萬葉集3-250)
みの【美濃】〔地名〕
舊國名。→「濃(のぅ)」
みのる【稔・年】〔同源〕
「稔(ねむ)」「年(ねん)」は近義だが字音假名遣は異る。
みのを【箕面】ミノオ〔地名〕
大阪府(攝津國豐島(てしま)郡)の市名。『扶桑略記』應和二(九六二)年に「蓑尾山」。「水(みづ)」の「尾(を)」つまり分水嶺の意か。
みへ【三重縣】ミエ〔地名〕
みまな【任那】〔地名〕
→「任(にむ)」。∴〜日本府
みみず【蚯蚓】〔近02・03〕
みゃぅmiang 44命。\44明。\46名。47茗。\47冥。\
みゃぅじ【名字】ミョウジ
「苗字」なら「∞めうじ」
みゃぅぶ【命婦】ミョウブ
【みゃく】
みゃくmiak45脈(脉)。\
みやけ【三宅】〔姓名〕
←「み(御)+やけ(家)」、屯倉の意、「大伴家持(やかもち)」も同樣。また福井市の地名にもあり。
みゆ【見】〔近19〕
文語下二段動詞。∞みえる(見)∴敵艦見ユトノ警報ニ接シ
【みょう】
みゃぅmiang44命。\44明。\46名。47茗。\47冥。\
めうmiau36妙。\
ミョンドン【明洞】〔外來〕
→「明(みゃぅ)←ミャング」「洞(どぅ)←ドング」
みる【見・觀・看】〔近21・同源〕
文語上一段動詞。「觀(くゎん)」「看(かん)」は近義だが字音假名遣は異る。
みわ【神酒】〔近04・05〕
∞おほみわ(大神神社)
みを【水脈・澪】ミオ〔近07・08〕
みをつくし【澪標】ミオツクシ〔近07・恆3〕
「水脈つ串」。∴みをつくしてや戀わたるべき(千載集)
【みん】
みんmin21民。33眠'\44明"[メィ]\
みん【明朝】
王朝名。→「明(めぃ)←ミャング」。∞しん(清朝)。
【む】
mo01夢(梦)。[ボゥ]\10武。鵡。\10無。\10无。\10毋。\50謀。[ボゥ]\50牟。[ボゥ]\50矛。[ボゥ]10務。霧。\
【牟】〔表音〕
「牟(ぼう/む)」は牛の啼き聲の形容。漢音が「ぼう」となるのは傳來當時の長安方言の特色ともいふべきもので、一般には「もう」であった。現代北京音も「mou」である。
むいか【六日】〔近13・恆5〕
「むゆか」の轉。
むかうがは【向側】ムコウガワ〔恆2〕
恆2はウ音便の「むかうがは」とするが、終止形・連體形の名詞化で「むかふがは」との説もあり。
むかうじま【向島】ムコウジマ〔地名〕
東京都墨田區の東部。もと向島區。「向ひ」のウ音便で「むかう」と考へられるが、「むかふじま」ではないといふ確證はない。「向田邦子」など同樣の地名、人名は多し。
むかふ【向】ムカウ〔近09〕
むかふ【向日】ムコウ〔地名〕
京都府(山城國乙訓郡)向日市。『三代』貞觀元(八五九)年に「向神」。『延喜式』に「向日神社」。「向ひ」のウ音便「むかう」かもしれない。
むかへる【迎=逆】〔同源〕
「迎(げぃ)」「逆(げき/ぎゃく)」。「逆旅(げきりょ)」は旅人を迎へる意で旅館の事。
むかへる【要=邀】ムカエル〔同源〕
「要撃」「邀撃」ともに「えうげき」
むかゐきょらい【向井去來】ムカイキョライ〔姓名〕
∞にゐ(新居)
むかゐばら【向井原】ムカイバラ〔地名〕
廣島縣高田郡向原町の小字、「向原町」は「むかひばら」であり、後にわざわざ「井」を入れたために假名遣の矛盾をきたしてしまった。「筑波郡谷和原村」も同樣。
むくい【報】〔近12・13〕
むくいる【報・酬=讐=讎】〔恆5・同源〕
ヤ行上一段動詞。∞むくゆ(報)。「酬」「讐」「讎」共に「しう」。「讐」「讎」は異體字。
むくげ【木槿】〔植物〕
むくゆ【報】〔近18〕
文語上二段動詞。∞むくいる(報)
むさし【武藏・牟邪志】〔地名〕
舊國名。→「藏(ざぅ)」
むざふさ【無雜作】ムゾウサ
「無造作(むざうさ)」とも書くが、假名遣は異る。
むざむ【無慙=無慘】ムザン舊假名むざん〔同源〕
書換へて「無殘(むざん)」とするが、假名遣が異る。
むしず【蟲酸】
「蟲酸」なら「むしず」、「蟲唾」なら「むしづ」。
むじな【狢】〔動物〕
∴同じ穴の〜。
むずがゆい【】
むずむず。
むすめ【娘=孃】〔同源〕
「娘(ぢゃぅ)」「孃(ぢゃぅ)」
むせぶ【咽=噎】〔同源〕
「咽(えつ/えち)」「噎(えつ/えち)」。
むづかる【憤】ムズガル
←むつかる←難しい。
むつごらう【〓五郎】ムツゴロウ〔動物〕
むなしい【曠=荒】〔同源〕
「曠(くゎぅ)」「荒(くゎぅ)」∴荒野=曠野。
むらをさ【村長】ムラオサ〔近06〕
むろ【牟婁】〔地名〕
和歌山縣三重縣(紀伊國)牟婁郡。『齊明紀』に「牟婁温湯」。→「婁(ろう)」。
むろふさいせい【室生犀星】ムロウサイセイ〔姓名〕
むんず【】
∴〜と組む。
【め】
mia41瑪。碼。\
【めい】
めいmiai12迷'\
めぃmiang44命゚\44明゚盟゚\44鳴゚\46名゚47銘゚茗゚酩゚\47冥゚暝゚溟゚螟゚瞑゚\
めぃてぃ【酩酊】
∞「よふ(醉)」。
めいる【滅入】
めうmiau 36妙。\
めうが【茗荷】ミョウガ〔恆2〕
「芽香」から。字音「茗(みゃう)」に非ず。
めうじ【苗字】ミョウジ
「名字」なら「∞みゃぅじ」
めえ【枚】〔表音〕アイ
→エエ。關東方言。
めくじら【目くじら】
「鯨」とは關係ない。∞くぢら(鯨)∴〜をたてる。
めぐむ【惠=慧】〔同源〕
「惠」「慧」は共に「くゑい」
めじな【目仁奈】〔動物〕
【めつ】
めつmiat34滅。\
めづ【愛】メズ〔恆8-1〕
←めでる。
めっさぅ【滅相】メッソウ
∴〜もない。
めづらしい【珍】メズラシイ〔近03・恆7・8-1〕
目+つら(連)+し形容詞語尾(もっと見たい)。
めでたう【目出度】メデトウ〔恆2〕
∞おめでたう(御目出度)。
めをと【夫婦】メオトミョウト〔近05・恆3〕
「メオト」「ミョウト」二種の讀み方あり。∴〜茶碗。
【めん】
めんmian33麪(麺)。\34免。\34棉。綿。緜。\34面。緬。湎。\
めんさうれ【參り候へ】メンソウレ〔表音〕
沖繩方言の挨拶言葉。
めんたいこ【明太子】
「明(めぃ/みゃぅ)」の唐音は「みん」。
めんよう【面妖】
「名譽」の轉。「妖(えう)」とは假名遣が合はない。∴はて〜な。
【も】
mo11摸。模。\51茂。[ボゥ]\
【毛】〔表音〕
平假名「も」の原字。「毛」は從來「まう」とされてきたが、近年「もう」に訂正された。
【もう】
まうmau38耗'\
まぅmang42亡。望。妄。罔。網。魍。44盲゚\43 44孟:44猛゚\43莽。\
もうmou38毛。耄。\
もぅmong01蒙'曚'朦'濛'矇'艨'\
▼莽(ばぅ/まぅ)
(ぼぅ/も )
字音はこの二系統に分れるが、常用音は「まぅ」
▼毛(もう)、耗(かう/かう[慣]まう)
(消耗せうまう←せうかう)
もう【】〔恆2〕
もぅしょぅ【艨衝】
∞「いくさぶね(艨艟・艨衝)」。
もうせんごけ【毛氈苔】〔植物〕
もうつうじ【毛越寺】〔地名〕
岩手縣平泉町(陸奧國磐井郡)毛越寺。「もうをつじ」または「もうつじ」とも。「も+をつ」とはならない。
もうとう【毛頭】
∴そんな氣持は〜ない。
もぅどぅ【艨艟】
∞「いくさぶね(艨艟・艨衝)」。
もうひとつ【】
もうり【毛利】〔姓名〕
長く「毛」は「まう」とされてきたが、正しくは「もう」。∴〜輝元。
もぅろぅ【朦朧】モウロウ〔聯綿〕
「-ong」の疉韻字。「龍」は漢音「りょぅ」呉音「りゅぅ」。
もえぎ【萌黄】〔近16〕
もえる【燃・萌】〔近15・恆4〕
∞もゆ(燃・萌)
【もく】
もくmok01睦。\01木。沐。杢'\01目。苜。\49默(黙)。\
もくれん【木蓮】〔植物〕
もさ【猛者】
「猛」は「まぅ」。江戸時代の關東方言「もさ言葉」に由來する宛字といふ。
もじ【文字】〔近02〕
もじゃもじゃ【】〔表音〕
もず【鵙・百舌鳥】〔近02・03・動物・地名〕
鳥名、また大阪府堺市中百舌鳥町(〒591-8023)などの地名あり。∴〜の早贄。∴〜古墳群。
もだえる【悶】〔恆4〕
∞もだゆ(悶)。
もだゆ【悶】〔近19〕
文語下二段動詞。∞もだえる(悶)
もたれる【凭=憑】〔同源〕
「凭(ひょぅ)」「憑(ひょぅ)」。∴憑依。
【もち】
もちmot24勿。\
もぢずり【捩摺】モジズリ〔植物〕
「ねぢばな(捩花)」の別名。∞ねぢる(捩)。∴みちのくの忍ぶ〜誰ゆゑに(河原左大臣)
もちひる【用】モチイル〔近10*〕
「∞もちゐる」が正しいが、戰前は「もちひる」がかなり廣く用ゐられた。文語では「用ふ」「用ゆ」とする事もあった。
もぢもぢ【】モジモジ〔恆8-2〕
もぢる【捩】モジル〔近01*・恆6〕
もちゐる【用】モチイル舊假名もちひる〔近11・18・21・恆1・5〕
文語ワ行上一段動詞。從來「用ふ」「用ゆ」などに誤ることが多かった。∴羌笛何ぞ須ゐん、楊柳を怨むを(王之渙・出塞)
【もつ】
もつmot24物。\
もづく【海雲・藻屑】モズク〔恆7〕
「もくづ」の倒置。∞くづ(屑)
もっくゑ【勿怪】
舊假名もっけ〜の幸ひ。「物怪」の轉。∴〜の幸ひ
もっさぅ【盛相】モッソウ
飯入れ。
もづめ【物集女】モズメ〔地名〕
京都府(山城國乙訓郡)向日市の地名。(〒617-0001)
もてなす【享=饗】〔同源〕
「享」「饗」は共に「きゃぅ」。「饗應(きゃぅおぅ)」はまた「供應(きょぅおう)」とも書くが、假名遣は異る。∴享宴=饗宴(きゃぅえん)。
もと【元=原】〔同源〕
「元」「原」は共に「ぐゑん」
もとい【】
イ音便。←元へ。訂正の意。
もとゐ【基】モトイ〔近11・12・恆5〕
∴〜定めしそのかみを(紀元節)
もとをりのりなが【本居宣長】モトオリノリナガ〔姓名〕
ものうい【物憂】〔恆2〕
「物(もの)」は明らかに訓讀みだが、「憂(う)」は呉音由來かもしれない。漢音は「いう」。
ものかは【】
もの+か(助詞)+は(助詞)。
ものぐるひ【物狂】モノグルイ〔近11〕
もののくゑ【物の怪】
舊假名もののけ∴〜姫。
ものわかり【物判】〔恆1〕
もひとり【主水】モイトリ
もんど。∴鈴木主水(もんど)といふ侍は(八木節)
もみぢ【紅葉】モミジ〔近01・02・恆6〕
∞かへで(楓)。∴〜のにしき神のまにまに(菅家)
もゆ【燃・萌】〔近19〕
文語下二段動詞。∞もえる(燃・萌)
もよほす【催】モヨオス〔近08・09〕
もらす【洩=泄】〔同源〕
「洩(せつ)」「泄(せつ)」。「洩」には「のびる」意で「えい」の音もあり、「漏洩」は「ろうせつ」の筈だが「ろうえい」と讀まれることが多い。∴祕密漏洩
もろい【脆=毳】〔同源〕
「脆(ぜい)」「毳(ぜい)」。「毳」は「にこ毛」の意。やはらかい義が「脆」と通ず。
もろきう【】モロキュウ
酒肴。∞きうり(胡瓜)。
【もん】
もんmon24文(攵)。紋。\27門。悶。們。捫。24聞。問。\
もんがふいか【紋甲烏賊】モンゴウイカ〔動物〕
モンゴル【蒙古】〔外來〕
→「蒙(もぅ)←モング」
もんじ【文字】〔近02〕
もんじゃやき【】
←「文字燒き」に由來するか。
もんのう【文雄】〔姓名〕
『磨光韻鏡』の著者。假名遣未詳。「もんのを」かもしれない。
【や】
ia41也:\41冶:\41夜:\41耶:爺:揶:椰:\41野(埜):\
やいと【灸】〔近12・13〕
やいば【刃】〔近12・13・恆5〕
「燒き刃」のイ音便。
やぅiang 42羊:洋:佯:痒:樣(様):漾:養:瀁:癢:\42昜:揚:楊:暘:煬:陽:瘍:\46瓔(珱)。\
やうか【八日】ヨウカ〔近10・恆2〕
や(八)+つ+日。
やぅだ【樣】ヨウダ〔近17〕
やぅちゃぅ【羊腸】ヨウチョウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。∴〜の小徑は苔滑か(箱根八里)
やぅぢゃう【横笛】ヨウジョウ
本來の「(横笛)わぅてき」が「王敵」に通じるゆゑの言ひ換へ。
やうやう【漸】ヨウヨウ〔恆2〕
やうやく【漸・寢】ヨウヤク〔近10・同源〕
「や(稍)+く(副詞語尾)」、やくやく→やうやく。「漸(ぜむ)」「寢(しむ)」
やから【族=屬】〔同源〕
「族」「屬」は共に「ぞく」
やぎ【山羊】〔動物〕
「やぎ」は「羊(やぅ)←ヤング」の轉とする説あり。
やぎふ【柳生】ヤギュウ〔地名〕
奈良市(大和國添上郡)の地名。(〒630-1237)『文徳』嘉祥三(八五〇)年の「夜岐布山口神」。∴〜新蔭流。
やきもの【磁=瓷】〔同源〕
「磁器(じき)」「瓷器(じき)」
【やく】
やくiak42約:葯:\42躍:\42藥(葯薬):\42龠:籥:鑰:\45u厄。扼。阨。\46u疫。役。\46益。\46亦。\46譯(訳)。\
やくたいもない【益體】
→「益(えき/やく)」。
やくゎん【藥鑵】ヤカン
やけぼっくひ【燒け棒杭】ヤケボックイ
「棒(ぼぅ)」。∴〜に火がつく。
やこ【邪許=邪呼】
「邪許(やこ)」「邪呼(やこ)」は重い物を動かす時の掛け聲。∞せいの(齊)。∞よいとまけ。
やさかい【】〔表音〕
關西方言。「さかひ」であるとの説もあり。∴そやさかいにな。
やしき【第=邸】〔同源〕
「第(てい/だい)」「邸(てい)」。∴聚樂第
やじろべゑ【野次郎兵衞】ヤジロベエ
∴〜喜多八。
やそぢ【八十歳】ヤソジ〔恆6〕
やぢうま【野次馬】ヤジウマ〔恆6〕
「次(じ)」であるため、假名遣は「やじうま」か。「親父馬」または「やんちゃ」に由來するとの説もあり。
やっかい【厄介】
ヤッショウマカショ【】〔表音〕
山形縣『花笠踊』。
やっちゃお【】
←やってしまはう。
やつれる【憔悴】〔同源〕
「憔悴(せうすい)」は「s-」の雙聲字。
やはず【矢筈】〔近03〕
やはら【柔術】ヤワラ
やはらか【柔・和】ヤワラカ〔近05〕
やはらぐ【睦=穆】ヤワラグ〔同源〕
「睦(ぼく)」「穆(ぼく)」
やほちゃう【八百長】ヤオチョウ
八+ほ(百)+長。
やほや【八百屋】ヤオヤ〔近08〕
∞いほ(五百)
やまじかぜ【】
愛媛縣宇摩地方の山から吹き降る強い南風。∞あなじかぜ。
やまづみ【山祇】ヤマズミ
山+つ(の)+み(靈)。「わたつみ」に對する山の神。「大山祇神社」などの地名は各所にあり。
やまひ【病】ヤマイ〔近12〕
やみ【暗=闇=陰】〔同源・音訓〕
「暗」「闇」は共に「あむ」。「陰」は「いむ」。訓「やみ」は「闇(あむ)」に由來するかもしれない。
ヤムチャ【飮茶】〔外來〕
「ヤム」は廣東音。「飮(いむ/おむ)」。∞ディムサム(點心)。
やゆ【揶揄】〔聯綿〕
「i-」の疉韻字。「邪揄」とも。「耶」はもと「邪」の誤字とも。
やわら【谷和原村】〔地名〕
茨木縣筑波郡谷和原村。元は「谷原村」で「やはら」であった筈のところ、後に「和」を増し加へたために假名遣が異なってしまった。∞むかゐばら(向井原)。
やをら【徐】ヤオラ〔近08*〕
ヤンゴン【仰光】〔外來〕
→「仰(ぎゃぅ)←ギャング」「光(くゎぅ)←クヮング」。∞ラングーン(仰光)
やんはり【】ヤンワリ
←やはらか
ヤンパン【兩班】
朝鮮の貴族。→「兩(りゃぅ)←リャング」
【ゆ】
io10兪:瘉:愈:癒:喩:楡:渝:瑜:蝓:覦:逾:踰:諭:愉:揄:輸'\10臾:腴:諛:萸:\50由。油。柚。[イウ]\50遊。[イウ]\
【ゆい】
ゆいioi06u惟。唯。\06u遺。\
ゆいしょ【由緒】
由は「ゆ」
【ゆう】
いうiu50右゚佑゚祐゚\50酉゚\50楢゚猷゚猶(犹)゚蕕゚\50又(有)゚友゚\50尤゚疣゚肬゚\50憂゚優゚\50有゚侑゚宥゚囿゚\50由゚蚰゚釉゚鼬゚柚゚\50誘゚莠゚\50遊゚游゚蝣゚\50郵゚\50攸゚52悠:\52幽:\52黝:\
いふip53揖:\53邑゚悒゚\
ゆうio10裕'[ユ]\
ゆぅiong01熊゚\01雄゚\01融゚\03涌。勇。湧。\
ゆうだ【紫合】〔地名〕
神戸市西區神出町(〒651-2334)。兵庫縣川邊郡猪名川町(〒666-0233)。丹羽基二氏の説によると、「死講(しかぅ)」の「結田(ゆうだ)」の訛であり、「し(紫)あはし(合)」をかけた佳字であるといふ。姓の「かうだ(合)」も同樣。「ゆひだ」のウ音便なら「ゆふだ」だが、「ゆふだ」かもしれない。∞かうだ(紫合)。
ゆぅづぅ【融通】ユウズウ
ゆうパック【】
郵便小包の稱。「郵(いう)」にちなむものと思はれ、「いうパック」とすべきであらう。東京都品川區にある「ゆうぽうと(東京簡易保険郵便年金會館)」も同様。
ゆうみり【柳美里】
[姓名]→「柳(りう)←ユウ」
ゆが【瑜伽】
ヨガ。→「伽(が)」
ゆかり【因縁】〔同源〕
ゆくへ【行方】ユクエ〔近16〕
∴〜も知らぬ戀の道かな(曾禰好忠)
ゆくゑ【行衞】ユクエ〔地名〕
京都市上京區の地名(〒602-8366)。一般に「行方」を「行衞」と宛字する事あり、定家假名遣の影響といふ。∞このゑ(近衞)。
ゆず【柚子】〔近03*〕
ゆだん【油斷】
和語「ゆたに」の轉。→「斷(だん)」∴〜大敵
ゆたんぽ【湯湯婆】
→「湯(たぅ)←タング」
ゆづる【讓・擅=禅】ユズル〔近03・恆7・同源〕
「擅譲=禅譲(ぜんじゃぅ)」∴親ゆづりの無鐵砲で(坊っちゃん)
ゆはず【弭】〔近03〕
ゆはへる【結】ユワエル〔近05〕
ゆひなふ【結納】ユイノウ
本來は「結ひ入れ」。
ゆひまーる【】ユイマール
互助の意の沖繩方言。「結ひ+回る」。「ゆいレール」は「沖繩都市モノレールの愛稱。
ゆふき【結城】ユウキ〔地名〕
∴〜紬。
ゆふづつ【夕星】ユウズツ
宵の明星。金星。「ゆふつづ」。
ゆふべ【夕・昨夜】ユウベ〔近10・恆2〕
ゆふゐん【湯布院】ユフイン〔地名〕
大分縣大分郡の温泉地。
ゆや【熊野・湯谷】
能の一。「熊(ゆぅ)」。
ゆわう【硫黄】イオウ〔恆1・2〕
←古語ゆわ、字音なら「りうわぅ」。
ゆゑ【故】ユエ〔近14・15・恆4〕
∴我思ふ〜に我あり、∴人妻ゆゑに我戀ひめやも(天武天皇)
ゆゑん【所以】ユエン〔近14〕
【よ】
io09予:豫:預:蕷:\09余:餘:畭:蜍:\09淤゚\09舁:輿:與(与)゚歟:譽(誉):\09飫゚\
よいとまけ【】〔表音〕
∞せいの(齊)。∞やこ(邪許=邪呼)。
よいなら【四十八願】〔姓名・地名〕
珍姓。また栃木縣葛生町の地名。丹羽基二氏の説では「黄泉(よみ)の原」の轉。
【よう】
えうiau35幺:窈:52幼'37拗。\35杳:\36窯(窰):\36要:腰:\36夭:妖:殀:\36姚:\36搖(揺):謠(謡):鷂:遥:徭:瑶:窰:\36燿:曜:耀:\36邀:\
えふiap56葉(頁):\56曄:\56靨:\
やぅiang42羊:洋:佯:痒:樣(様):漾:養:瀁:癢:\42昜:揚:楊:暘:煬:陽:瘍:\46瓔(珱)。\
よぅiong03容゚溶゚熔゚蓉゚鎔゚\03用゚庸゚傭゚慵'\03廱゚癰゚\03甬゚踊゚慂゚蛹゚湧゚踴゚+01俑゚\03雍゚擁゚壅゚\48鷹゚膺゚\
よう【】〔近17〕
豫想または意志の助動詞。〜しよう。
よぅ【癰】ヨウ〔同源〕
「癰(よぅ・はれもの)」は「やまひだれ」に「雍(よぅ)」を加へた字。
ようこそ【】〔恆2〕
「よくこそ」のウ音便。
ようどれ【】〔地名〕
沖繩縣浦添市。初期琉球王墓。「よう」は「ゆふ(夕)」、「どれ」は「とろ(瀞)」と同系の言葉で、「ようどれ」は夕凪の意。假名遣は「よふどれ」かもしれない。
ヨーヨーマ【馬友友】
[外來]→「友(いう)←ヨー」。
【よく】
よくiok02沃゚\03浴:峪:欲:慾:\48抑゚\48翌゚翊゚\48翼゚\48弋゚杙゚\
よこぎ【衡=横】〔同源〕
「衡(かぅ)」「横(わぅ)」
よこしま【奸=姦】〔同源〕
「奸(かん)」「姦(かん)」
よさこい【】〔表音〕
高知縣民謠。←「夜さ來い」。
よそほひ【裝・粧=妝】ヨソオイ〔近08・同源〕
「裝(さぅ/しゃぅ)」「化粧=化妝(くゑしゃぅ)」。∞けはひ(氣配・化粧)
よぢる【攀・捩】ヨジル〔近01・恆6〕
「もぢる」「ねぢる」も同樣。
よど【淀=澱】〔同源〕
「淀(でん)」「澱(でん)」。「淀川(よどがは)」はまた「澱江(でんかぅ)」とも。∴〜君。
よなげる【淘汰=〓汰】〔同源〕
「淘汰(たうた)」「〓汰(たうた)」は「t-」の雙聲字。
よは【夜半】ヨワ
湯桶讀み。よ(夜)は訓、は(半)は音。『夜半の寢覺』。∞たかすゑ(孝標)。∴更くる〜に門を敲き(青葉の笛)。
よはひ【齡】ヨワイ〔近11〕
よひ【宵】ヨイ〔近12〕
∴宵っぱり。
よびりん【呼び鈴】
「りん」は「鈴」の唐音。→「鈴(れぃ)←リャング」。
よふ【醉】ヨウ〔同源〕
古形「ゑふ(醉)」。∞ゑふ(醉)。「酩酊(めぃてぃ)」は「-ang」の疉韻字。∴よっぱらひ。
より【自=爾】〔同源〕
「爾來=自來(じらい)」「爾後=自後(じご)」「卒爾=卒而(そつじ)」
よる【倚=依】〔同源〕
「倚」「依」は共に「い」
よろき【餘綾】〔地名〕
神奈川縣(相模國)の郡名。現在は合併して中郡。←「綾(りゃう)←ロキ←リョング」。「小餘綾(小動)の磯」は歌枕。現稱「小動(こゆるぎ)」(〒253-0102)
よろこぶ【歡=款】
「歡=款(くゎん)」。∴「歡待=款待(くゎんたい)」
よろづ【萬】ヨロズ〔恆7〕
よろめく【踉蹌】〔聯綿〕
「踉蹌(らぅさぅ)」は「-ang」の疉韻字。
よろめく【蹣跚=槃散】〔聯綿〕
「蹣跚(まんさん)」「槃散(ばんさん)」は「-an」の疉韻字。
よわい【弱】〔近05・恆1〕
よわし【弱】〔近04〕
∞いわし(鰯)。
よわなさけ【與話情浮名横櫛】
歌舞伎外題。
【ら】
ra39羅:蘿:邏:鑼:\40螺:騾:\40裸:\
【良】〔表音〕
平假名「ら」の原字。「良(りゃぅ/らぅ)」。
【らい】
らいrai12禮(礼)。\14頼:瀬:癩:籟:\18雷:擂:儡:櫑:罍:\18磊:\19來(来):徠:賚:莱:\
らいがぅ【來迎】ライゴウ〔佛教〕
「迎」は「げぃ/ぎゃぅ」だが、佛教語では時に「がぅ」と讀む。「渇迎(かつがぅ)」など。∴二十五菩薩〜圖。
らいてう【平塚雷鳥】〔姓名〕
らうrau 38牢:\38老:\38勞(労):撈:癆:\38潦:\38醪:\
らぅrang 【04瀧゚】\42糧(粮)。\43朗(朖):浪:狼:琅(瑯):郎:廊:榔:螂:+42踉:\
らう【羅宇・斑竹】
ラオス産の竹管、「らお」とも。
らぅさぅ【踉蹌】ロウソウ
∞「よろめく(踉蹌)」。
ラオチウ【老酒】〔外來〕
酒名。「老(らう)」
らかん【羅漢】〔佛教〕
「阿羅漢」の略。梵語「アラハン」。→「漢(かん)」
【らく】
らくrak04犖:\43絡:酪:珞:烙:駱:洛:落:\43樂(楽):42擽。\
らくえき【絡繹】〔聯綿〕
「-ak」の疉韻字。人馬の往來が續く樣。
らしゃぅもん【羅城門=羅生門】ラショウモン〔地名〕
→「城(せぃ/しゃぅ)」「生(せぃ/しゃぅ)」∴『羅生門』(芥川龍之介)
【らち】
らちrat34埒(埓)'\
【らつ】
らつrat29剌゚辣゚喇゚\54拉'[ラフ]\
らっきょう【辣韮】〔植物〕
「韮」は音「きう/く」。假名遣は「らっけう」とすべきか。
らっくゎせぃ【落花生】ラッカセイ〔植物〕
らっこ【獵虎】〔動物〕
→「獵(らふ)」
らふrap 55臘(臈):蝋:鑞:\
らふたけた【臈たけた】ロウタケタ〔同源〕
「臈(らふ)」は「臘(らふ)」の俗字。
らふばい【蝋梅】ロウバイ〔植物〕
らむram(舊假らん 54嵐:\54婪:\55濫:藍:籃:襤:覽(覧):攬:欖:纜:\
らむよぅ【濫用】
舊假名らんよぅ∞「みだりに(濫)」。
【らん】
らむram(舊假らん)54嵐:\54婪:\55濫:藍:籃:襤:覽(覧):攬:欖:纜:\
らんran29懶:嬾:\29闌:欄:瀾:爛:蘭:襴:\30卵:\30亂(乱):\30欒:鑾:巒:鸞:\
ラングーン【仰光】〔外來〕
→「仰(ぎゃぅ)←ギャング」「光(くゎぅ)←クヮング」。∞ヤンゴン(仰光)
ランタン【lantern】
「龍燈」などの漢字音に由來するものではない。
らんちう【蘭鑄】ランチュウ〔動物〕
金魚の品種。「蘭蟲(らんちゅう)」とも。
らんにふ【闌入・乱入・濫入】ランニュウ〔同源〕
闌入(らんにふ)・乱入(らんにふ)・濫入(らむにふ)
らんよぅ【乱用】
∞「みだりに(濫)」。
【り】
ri05璃:漓:離:\05罹:\05詈:\05驪:\06利:梨:痢:俐:犂(犁):蜊:12莉'\06履:\06莅:\07吏:\07李:\07里:浬:鯉:狸:哩:理:裏(裡):俚:貍:釐:\
リー・クァンユー【李光耀】〔外來〕
シンガポールの人名。→「光(くゎぅ)←クヮング」「耀(えう)」
りうriu 50柳゚留(畄)゚溜(澑)゚瑠(琉璢)゚榴゚瘤゚霤゚餾゚劉゚嚠゚瀏゚\50流゚硫゚旒゚\52鏐:\
りうきう【琉球=瑠求】リュウキュウ〔聯綿・同源〕
沖繩の漢稱。「-iu」の疉韻字。「琉(りう)」「瑠(りう)」「求(きう/ぐ)」。∞なは(那霸)。
りうり【流離】リュウリ〔聯綿〕
「r-」の雙聲字。∴〜の愁ひ。
りうりゃぅ【嚠喨】リュウリョウ〔聯綿〕
「r-」の雙聲字。
りかい【理解】
「理會(りくゎい)」と書く事あり、假名遣は異る。
【りき】
りきrik48力。\
【りく】
りくrik01陸゚\01勠゚戮゚\
リコー【】
企業名。本來は「りくゎぅ(理光)」であるべきだが固有名詞は改め難い。
【りち】
りちrit22律。\
【りつ】
りつrit21栗゚慄゚篥゚\22律゚葎゚\22率゚\53立'[リフ]\
りふrip 53立:笠:苙:粒:\
りむrim(舊假りん 53林:霖:淋:琳:痳:54醂'\53臨:\53稟(禀):凛:廩:懍:\
りむご【林檎】舊假名りんご〔植物〕
←「りむがう」。→「林(りむ)」
りむらぅ【琳琅】リンロウ
舊假名りんらぅ∞「れぃろぅ(玲瓏)」。
りむり【淋漓】
舊假名りんり∞「したたる(淋漓)」。
りゃぅriang 42椋゚涼(凉)゚諒゚亮゚喨゚\42良゚\42量゚糧(粮)゚\42兩(両):倆゚裲゚輛(輌)゚魎゚\42粱゚梁゚\47怜。玲。46領。嶺。\47靈(霊)。\
りゃぅあむ【諒闇=梁闇=亮陰】リョウアン舊假名りゃぅあん〔同源〕
天子の服喪。「諒」「梁」「亮」共に「りゃぅ」。
りゃぅかい【諒解】リョウカイ
∞「れうかい(了解・瞭解・諒解)」。
【りゃく】
りゃくriak42掠゚\42略(畧)゚\
【りゅう】
りうriu50柳゚留(畄)゚溜(澑)゚瑠(琉璢)゚榴゚瘤゚霤゚餾゚劉゚嚠゚瀏゚\50流゚硫゚旒゚\52鏐:\
りふrip53立:笠:苙:粒:\
りゅぅriong01隆゚窿゚\03龍(竜)。\
【りょ】
りょrio09慮゚鑢゚11虜'\09旅゚膂゚\09呂゚侶゚梠゚閭゚\
【りょう】
りゃぅriang42椋゚涼(凉)゚諒゚亮゚喨゚\42良゚\42量゚糧(粮)゚\42兩(両):倆゚裲゚輛(輌)゚魎゚\42粱゚梁゚\47怜。玲。46領。嶺。\47靈(霊)。\
りょぅriong48綾:菱(蔆):凌:崚:陵:49稜'\
れうriau35了:\35寮:僚:遼:瞭:撩:鷯:鐐:+36繚:36療:燎:\35料:\35寥:廖:\35聊:\
れふriap09漁'[ギョ]\56獵(猟):\
【りょく】
りょくriok03緑゚\48力゚\
【りん】
りむrim(舊假りん)53林:霖:淋:琳:痳:54醂'\53臨:\53稟(禀):凛:廩:懍:\
りんrin07釐(厘)'[リ]\21燐:鱗:麟:鄰(隣):\21吝:悋:\21藺:躪(躙):\22倫:輪:淪:綸:\47鈴"[レィ]\
りんず【綸子】〔近03〕
りんだう【龍膽】リンドウ〔植物〕
←「りぅたむ」。「龍」は「りゅぅ」だが、古典の用例としては「りぅ」も多い。
りんね【輪廻】
連聲、「廻(ゑ)」。
りんれつ【凛冽】〔聯綿〕
「-in・-it」の疉韻字。
【る】
ro50流。[]\50留(畄)。瑠(璢)。\51 10瘻:縷:僂:褸:鏤:10屡:\
【るい】
るいroi05羸:\06涙(泪):\06類:\06壘(塁):縲:+05累:18瘰'\06誄:\
るこうさう【縷紅草=留紅草】ルコウソウ〔植物〕
ルソン【呂宋】〔外來〕
→「宋(そぅ)←ソング」
るもい【留萌市】〔地名〕
北海道。←「萌(もえる)」。
ルリシャン【瑠璃廠】〔外來〕
→「瑠(る)」「廠(しゃぅ)←シャング」
【れい】
れいriai12戻゚唳゚捩゚綟゚\12麗゚儷゚\12禮(礼)゚醴゚\12茘゚\12蠡゚\12隸(隷)゚\12黎゚藜゚\13例゚\13癘゚\13糲゚勵(励)゚礪(砺)゚蠣(蛎)゚\
れぃriang46令゚嶺゚44冷゚47伶゚怜゚玲゚苓゚鈴゚囹゚羚゚聆゚蛉゚鴒゚齡(齢)゚零゚澪゚\47靈(霊)゚櫺゚\
れぃぜいゐん【冷泉院】レイゼイイン〔姓名〕
「れぃぜん」のイ音便。
れぃり【怜悧】
∞「かしこい(怜悧)」。
れぃりゃぅ【冷涼】レイリョウ〔聯綿〕
「-ang」の疉韻字。
れぃろぅ【玲瓏】レイロウ〔聯綿〕
玉の鳴る音の形容。「-ong」の疉韻字で「リングロング」のやうな發音であった。同樣の語に「〓〓(さぅしょぅ)」「鏐鏘(きぅさぅ)」「琳琅(りむらぅ)」「丁當(てぃたぅ)」などがある。金屬の鳴る語は「錚鎗(さぅさぅ)」など。∞さぅさぅ(錚鎗)。
れうriau 35了:\35寮:僚:遼:瞭:撩:鷯:鐐:+36繚:36療:燎:\35料:\35寥:廖:\35聊:\
れうかい【了解・瞭解・諒解】リョウカイ
「了解・瞭解」は「れうかい」、「諒解」は「りゃぅかい」
れうけん【料簡=了見】リョウケン
【れき】
れきriak47歴゚暦゚櫪゚瀝゚癧゚轣゚靂゚\47轢゚櫟(檪)゚礫゚\
レスリー・チャン【張國榮】〔外來〕
→「張(ちゃう)←チャング」
【れつ】
れつriat34列゚烈゚裂゚冽゚洌゚\34劣゚\
れふriap 09漁'[ギョ]\56獵(猟):\
れふ【漁】リョウ〔音訓〕
「漁」は「ぎょ/ご」。「れふ」の音は「獵」からの借音。
れむriam(舊假れん 56鎌:廉:簾:57濂:\56匳(奩):斂:瀲:\
レモン【檸檬】レモン〔植物〕
→「檬(もぅ)←モング」
【れん】
れむriam(舊假れん)56鎌:廉:簾:57濂:\56匳(奩):斂:瀲:\
れんrian33憐:\33楝:煉:錬:練:\34聯(聨):\34連:漣:鏈:33蓮:\34戀(恋):攣:臠:\34輦:\
れんげさう【紫雲英】レンゲソウ〔植物〕
←げんげ、「蓮華草(れんぐゑさう)」は宛字。
れんげふ【連翹】レンギョウ〔植物〕
れんじまど【櫺子窗】
→「櫺(れぃ/りゃぅ)」。「れん」は肩書。
【ろ】
ro09呂。絽。櫚。\11魯゚櫓゚艪゚\11賂゚輅゚路゚鷺゚蕗゚露゚\11盧゚櫨゚瀘゚爐(炉)゚艫゚蘆(芦)゚轤゚鑪(鈩)゚顱゚09濾。廬。臚。驢。\11鹵゚\51髏'[ロウ]\
【ろう】
らうrau38牢:\38老:\38勞(労):撈:癆:\38潦:\38醪:\
らぅrang【04瀧゚】\42糧(粮)。\43朗(朖):浪:狼:琅(瑯):郎:廊:榔:螂:+42踉:\
らふrap55臘(臈):蝋:鑞:\
ろうrou51婁゚螻゚樓(楼)゚簍゚鏤゚髏゚\51漏゚\51陋゚\
ろぅrong01弄゚哢゚\01聾゚朧゚瓏゚蘢゚03隴'\【01槞゚籠(篭)゚】\49稜:薐:\49楞:\
▼瀧(滝) (らぅ/ろぅ)
龍隴聾朧瓏蘢槞籠(篭)(ろぅ)
瀧(滝)は江攝に所屬し、(あぅ/おぅ)となる。
原則として漢音優先
龍は(りょぅ/りゅぅ[慣]ろぅ)
ろぅらく【籠絡】ロウラク〔聯綿〕
「r-」の雙聲語。
ロートル【老頭兒】
→「頭(とう)」。
【ろく】
ろくrok01鹿:麓:漉:轆:\01六。\03緑。録。+01碌:01祿(禄):\49勒:肋:\
ろく【六=陸】〔同源〕
「陸」は數字の誤記を防ぐための書き方。「六」「陸」共に「りく/ろく」。
ろぢ【露地】ロジ〔恆6〕
∴〜栽培。
ロマン【浪漫】
「浪(らぅ)」と假名遣は合はない。
【ろん】
ろんron27論:崙(崘):\
【わ】
ua17u話"[クワ.クワイ]\40u倭:\40u和。\40u萵:\41u窪(凹)゚\
【王】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「王(わぅ)」
【わい】
わいuai15u歪゚\15矮'\18u賄'\18u猥゚隈゚\20u穢゚\
わぅuang 42u往(徃):\42u王:旺:枉:43u汪:\43u黄。44u横。\43u皇。凰。\45u泓:\
わぅぎ【黄耆】オウギ〔植物〕
わぅし【枉死=横死】オウシ
∞「まげる(枉=横)」。
わぅて【王手】オウテ
「おほて(大手)」とは異る言葉だが、しばしば混同される。
わぅへぃ【横柄】オウヘイ
「横柄・横平」なら「わぅへぃ」「押柄」なら「あふへぃ」「大柄・大平」なら「おほへぃ」。なほ、現代假名遣でも大柄なら「おおへい」。「横柄」が一般的か。
わぅわぅ【往々】オウオウ〔疉字〕
∴〜にして。
わかい【若=弱】〔同源〕
「若輩=弱輩(じゃくはい)」。本來「若」には「わかい」意味はないが、日本では「弱」の借音として「わかい」の訓が使はれる。∴二十を弱といふ、冠す。
わかい【夭=幼】〔同源〕
「夭(えう)」「幼(えう)」
【わく】
わくuak49u惑。\
わける【分・半】〔同源〕
「分(ふん・ぶ)」「半(はん)」
わざ【業】〔近04〕
わざはひ【災・禍】ワザワイ〔近05・12・恆1〕
わざをぎ【俳優】ワザオギ〔近04・08〕
ワシントン【華盛頓】〔外來〕
→「華(くゎ)」「盛(せぃ)←シャング」
わたり【亘理】〔地名〕
宮城縣(陸奧國)亘理郡。『續紀』養老二(七一八)年に「曰理郡」とあり。「曰(ヱツ)」「亙(わたる)」どちらに由來するか未詳。
わづか【僅】ワズカ〔恆7〕
わっかない【稚内】〔地名〕
北海道の市名。「わかい+内(ない)」。
わづらはしい【煩=繁】ワズラワシイ〔同源〕
「煩雑=繁雑(はんざつ)」
わづらひ【煩】ワズライ〔近03〕
∴戀〜
わづらふ【病】ワズラウ〔恆7〕
わに【王仁】〔姓名〕
百濟人。應神天皇の御世に來朝。→「王(わぅ)」。
わらぢ【草鞋】ワラジ〔近01・恆6〕
∴二足の〜
わらふ【笑】ワラウ〔近09・同源〕
「咲(せう)」は「笑(せう)」の本字。∞さく(咲)。
わりい【惡】〔表音〕
ウイ→イイ。
わるい【獰猛】〔聯綿〕
「獰猛(だぅまぅ)」は「-ang」の疉韻字。
われ【我=吾】〔同源〕
「我(が)」「吾(ご)」
われ【予=余】〔同源〕
「予」「余」共に「よ」。「豫(かねて)」「餘(あまる)」二字は共に別字であって、「われ」の意味はない。∞われ(俺)。
われもかぅ【吾亦紅】ワレモコウ〔植物〕
←和木香、樣々な書き方あり「我木香」なら「われもかぅ」、「吾亦紅」なら「われもこぅ」か。假名遣未詳。
【わん】
わんuan30u椀:碗:腕:\31u弯゚彎゚灣(湾)゚\31u綰゚\
ワンパータン【王八蛋】
北京語の罵語。→「王(わぅ)←ワング」
ワンフーチン【王府井】〔外來〕
北京の繁華街。→「王(わぅ)」
ui 05u委:萎:逶:痿'\05u爲(為):\06u位:\【06u維゚帷:】\08u威:\08u尉:慰:\08u畏゚\08u胃:謂:渭:蝟:\08u彙:\08u韋:偉:緯:葦:違:圍(囗囲)゚幃:\
【井】〔表音〕
片假名「ヰ」の原字。「井(ゐ)」は訓讀み。音は「せぃ/しゃ」。
【亥・猪】〔近11・恆5〕
∴ありま山ゐなの笹原風吹けば(大貳三位)
【圍=囲】〔同源〕
略字「囲」は和語「井」からの連想と思はれる。
【爲】〔表音〕
平假名「ゐ」の原字。「爲(ゐ)」
【藺】〔恆5〕
ゐい【委蛇】イイ〔聯綿〕
「-i」の疉韻字。うねり曲るさま。「ゐだ」とも讀む。
ゐいのや【井伊谷】イイノヤ〔地名〕
靜岡縣(遠江國引佐郡)の地名。『和名抄』に「渭伊郷」。井伊家の出身地。
ゐきuik 48u域。\
ゐくuik 01郁:\
ゐぐさ【藺草】イグサ〔近11・12〕
ゐくび【豬頸】イクビ〔近11〕
ゐぐひ【井杭】イグイ〔近11〕
ゐげた【井桁】イゲタ〔近11〕
ゐさうらふ【居候】イソウロウ〔恆2〕
∞さうらふ(候)。∴〜三杯目にはそっと出し。
ゐさらひ【臀】イサライ〔近11〕
ゐざり【膝行】イザリ〔近11・12〕
ゐしき【臀】イシキ〔近11・12〕
∴〜あて
ゐせき【堰】イセキ〔近11・12〕
ゐたく【委託】イタク
ゆだねまかせること。∞いたく(依託・倚託)
ゐたけだか【居丈高】イタケダカ〔恆5〕
「威猛高」とする場合もあり、「居(ゐる)」と「威(ゐ)」の假名遣は偶然に一致する。∴〜な物言ひ。
ゐづつ【井筒】イヅツ〔近11〕
∴筒井筒〜にかけし麻呂が丈(伊勢物語)
ゐど【井戸】イド〔近11・12・恆5〕
ゐなか【田舍】イナカ〔近11・12・恆5〕
ゐなべ【員辨】イナベ〔地名〕
三重縣(伊勢國)の郡名。『延喜式』に「猪名部神社」。→「員(ゐん)」。平成十五年「いなべ市」成立。
ゐなほる【居直】イナオル〔近09〕
∴あやまるつもりが、居直って怒りだした。
ゐのこ【豕】イノコ〔近11〕
ゐのこづち【牛膝】イノコズチ〔植物〕
←ゐのこ(豚)+つち(槌)。
ゐのしし【豬】イノシシ〔近11・12〕
ゐばる【威張】イバル〔恆5〕
「意(い)張る」は宛字。
ゐもり【井守・蠑原】イモリ〔近11・12・恆5〕
ゐや【禮】イヤ〔近11〕
∴ゐやゐやしい(うやうやしい)
ゐられうか【居】イラリョウカ〔表音〕
←居られようか。
ゐる【居】イル〔近11・12・18・21・恆1・5〕
文語ワ行上一段動詞。∞をる(居)
ゐろり【圍爐裏】イロリ〔近11*〕
「居爐裏」と書く場合あり、假名遣は一致する。∴圍爐裏のはたに繩なふ父は(冬の夜)
ゐわかむ【違和感】イワカン
舊假名ゐわかん「異和感」と書き誤りやすいが、「異(い)」では假名遣が異る。
ゐんuin 21u贇゚\24u員゚韻(韵均)'22u殞:21u隕:\34u院'\
uia 12u慧。[クヱイ]\12u惠(恵)。[クヱイ]\14u會(会)。繪(絵)。[クワイ]\15u畫(画)。[グワ.クワク]\18u囘(回)。[クワイ]\20u穢。[ワイ]\41u哇。\
【餌】〔近15〕
【會】〔近14〕
「ゑ」は「會(くゎい)」の呉音。
【惠】〔表音〕
平假名「ゑ」の原字。「惠(くゑい/ゑ)」。
【穢】〔近14〕
【繪・畫】〔近14・15・恆4・同源〕
「繪(くゎい/ゑ)」「畫(ぐゎ/ゑ)」。
【衞】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。また略字の「ヱ」は片假名「ヱ」の原字とされる。「衞(ゑい/ゑ)」
ゑいせぃ【衞生】エイセイ〔近14〕
ゑぃやぅ【榮養】エイヨウ
「營養(えぃよぅ)」と書く場合もあるが、假名遣は一致しない。ただし「榮(ゑぃ/ゐゃぅ)」は「えぃ」であるとの説もある。
ゑが【餌香】エガ〔地名〕
大阪府(河内國志紀郡、丹北郡)の古代地名。『記仲哀』に「惠賀」。『顯宗即位前紀』に「餌香市」。平安時代に「會賀莊」。→「惠」「餌」「會」いづれも「ゑ」。羽曳野市恵我之荘(〒583-0886)。
ゑかぅ【會向】エコウ〔恆4〕
ゑがく【繪・畫】エガク〔近14〕
「ゑ」は「繪(くゎい)」「畫(ぐゎ)」の呉音。「ゑがく」は「繪+書く」から。
ゑがほ【笑顏】エガオ〔近14〕
ゑがらっぽい【】エガラッポイ〔恆4〕
ゑぐし【】エグシ〔近14・15〕
ゑくぼ【靨】エクボ〔近14・15〕
ゑぐる【刳・抉】エグル〔近14・15・恆4〕
ゑさ【餌】エサ〔近14・恆4〕
ゑじ【衞士】エジ〔近14〕
∴みかきもり〜のたく火の夜は消え(大中臣能宣)
ゑしき【會式】エシキ〔恆4〕
ゑしゃく【會釋】エシャク〔恆4〕
ゑちご【越後】エチゴ〔恆4〕
∞こし(越・古志)
ゑつuiat 26u戉゚越゚鉞゚\26u曰゚\26u粤゚\
ゑつ【粤=越】エツ〔同源〕
「粤(ゑつ)」および「越(ゑつ)」は共に廣東廣西の稱。
ゑづ【繪圖】エズ〔近03〕
∞づぐゎ(圖畫)
ゑづく【餌付】エヅク〔近14〕
ゑつぼ【笑壺】エツボ〔近14〕
ゑど【穢土】エド〔近14〕
ゑひ【醉】ヨイ エイ〔近14・15〕
「∞よふ」の古語。∴淺き夢見し醉ひもせす。
ゑふ【醉】ヨウ〔恆2・4〕
「よふ(醉)」の古形。∞よふ(醉)
ゑむ【笑】エム〔近14・15・恆4〕
ゑる【彫】エル〔近14・15・恆4〕
ゑん【圓】エン
通貨單位をYENと書くが、これは假名遣に合はない。∞ウォン(元)。
ゑんえん【蜿蜒】エンエン
∞「うねうね(蜿蜒)」。
ゑんご【援護】エンゴ
∞「えむご(掩護)」。
ゑんじゅ【槐】エンジュ〔近14・恆4〕
古名「ゑにす」。漢語の「ゑん樹」ではない。
ゑんてん【宛轉】エンテン〔聯綿〕
「-en」の疉韻語。ゆるやかに變化するさま。
ゑんどう【豌豆】エンドウ〔植物〕
∴鞘〜。
uo 11烏゚嗚゚塢゚\【11於゚】\11汚゚\11乎。\11惡(悪)゚\40u和"[クワ]\
【】〔近20〕
助詞
【越】〔表音〕
變體假名「〓」の原字。「越(ゑつ/をち・ゑち)」
【遠】〔表音〕
假名「を」の原字。「遠(ゑん/をん)」
【緒】〔近06・恆3〕
∴鼻緒、∴緒方洪庵
【小】〔恆3〕
「奈良県櫻井市小夫(オオブ、〒633-0101)」などは「ををぶ」とすべきか。同様の地名は日本各所にあり。
【男・雄】〔近05〕
【尾】〔恆3〕
∴高砂のをのへの櫻さきにけり(前中納言匡房)
【乎】〔表音〕
片假名「ヲ」の原字。「乎(こ/を・ご)。∴弖爾乎波(てにをは)。
をぅuong 01翁゚蓊゚鶲゚\
をうすのみこと【小碓命】オウスノミコト〔姓名〕
倭建命(やまとたけるのみこと)の御名。その御兄君は「∞大碓命(おほうすのみこと)」。
をうそ【尾曾】オオソ〔地名〕
奈良縣高市郡(〒634-0116)。「を(尾)」の長音はどう表記すべきか假名遣未詳。
をうむ【雄武】オウム〔地名〕
北海道紋別郡の町名。「雄(を)」に由來すると思はれるが假名遣未詳。
をか【岡】オカ〔近06・07・恆3〕
∴岡っ引き
をかしい【可笑】オカシイ〔近06*・07・恆3〕
「おもしろい」からの聯想のため「おかしい」と誤りやすい。
をかす【侵犯】オカス〔近06*・07・恆3・同源〕
「侵犯(しむはむ)」は「-im」の疉韻字。
をかふ【岡豐】オコウ〔地名〕
高知縣(土佐國長岡郡)南國市の地名。∞岡豐城は長曾我部氏の發祥の地。
をがへりよしを【魚返善雄】オガエリヨシオ〔姓名〕
をかぼ【陸稻】オカボ〔近06・07〕
をがむ【拜】オガム〔近06・07・恆3〕
をがら【麻幹】オガラ〔近06〕
をぎ【荻】オギ〔近05・06・恆3〕
∴荻窪(地名)。∴荻原(人名)。
をくuok 【01屋:】\38 01奧(奥)'[アウ]\
をけ【桶】オケ〔近05・06・恆3〕
∴桶狹間の合戰。
をけのみこと【袁祁命・弘計王】オケノミコト〔姓名〕
顯宗天皇(第二十三代)の御名。「袁(をん)」「弘(こぅ/ぐ)」。∞おほけのみこと(億計王)仁賢天皇。
をけら【朮】オケラ〔近06・恆3〕
をこ【癡】オコ〔近06・07〕
をこがましい【尾籠・癡】オコガマシイ〔近06・恆3〕
「尾籠(びろぅ)」は宛字「尾(を)籠(こ)」の音讀み。∴問はれて名告るもを〜が。
をごけ【麻小笥】オゴケ〔近06〕
をこぜ【<鏡>】オコゼ〔近05・06・動物〕
魚名。
をごせ【越生】オゴセ〔地名〕
埼玉縣入間郡の市名。←「越(をち)」に由來すると思はれるが「生(せぃ)」かどうか未詳。市内を流れる越邊(をっぺ)川は荒川の上流。
をこそづきん【】オコソズキン〔恆3〕
をこっけい【烏骨鷄】オコッケイ〔動物〕
をことてむ【乎己止點】
舊假名をことてん現代假名遣でも「をこと」。
をさ【長】オサ〔近06・07・恆3〕
をさ【筬】オサ〔近06・07・恆3〕
をさない【幼・稚・穉】オサナイ〔近06・07・恆3〕
「穉(ち)」は「稚(ち)」の本字。
をさむし【筬蟲】オサムシ〔動物〕
「手塚治蟲(漫畫家)」は「をさむ」と讀み、「筬蟲」とは無關係。
をさめる【治】オサメル〔近06・07・恆3〕
をさめる【收納】オサメル〔近06・恆3〕
をさをさ【】オサオサ〔恆3〕
∴〜用意を怠らぬ。
をし【愛】オシ〔近05〕
をしかは【韋】オシカワ〔近06〕
をしき【折敷】オシキ〔近06〕
をしどり【鴛鴦】オシドリ〔近05・06・恆3〕
「鴛鴦(ゑんあぅ)は雙聲字かどうか未詳。
をしへ【教】オシエ〔近06・06〕
をしへる【教・學・校・效】オシエル〔近10・恆3・同源〕
「教(けう)」「學(がく)」「校(かう)」「效(かう)」。
をしま【渡島】オシマ〔地名〕
北海道渡島支廳。もとは南津輕における北海道の稱。支廳の名は松浦武四郎の提言に基く。
をしむ【惜】オシム〔近05・恆3〕
∴君がため惜しからざりしいのちさへ(藤原義孝)
をしゃう【和尚・和上】オショウ〔佛教〕
「ウッパージャ」の音譯。佛教語は呉音で讀むのが原則であるが、宗派により異る。「和(くゎ/わ)」「尚(しゃぅ/じゃぅ)」「上(しゃぅ/じゃぅ)」。華嚴宗・天台宗では「くゎしゃぅ」、律宗・法相宗・眞言宗では「わじゃぅ」、禪宗では「をしゃぅ」となる。方言では「をっさん」とも。∞そぅ(僧)。∴鑑眞わじゃぅ。行教くゎしゃぅ。
をしゃまんべ【長萬部】オシャマンベ〔地名〕
北海道渡島支廳、←をさ(長)。
をす【食】オス〔近06〕
をす【雄・牡】オス〔近05・恆3〕
をすくに【食國】オスクニ〔近06〕
∴食國治らすすめらみこと
をそ【獺】オソ〔近05・06〕
∞かはをそ(川獺)。
をだいとう【尾岱沼】オダイトウ〔地名〕
北海道根室の野付郡別海町(〒086-1641)にある湖沼名。「沼」を「とう」とするのはアイヌ語にして、北海道の各所にあり。∞をんねとう(温根沼)。
をだまき【苧環】オダマキ〔近06〕
∴しづの〜。
をち【越智】オチ〔地名〕
愛媛縣(伊豫國)の郡名。『舊事本記』に「小市國造」。『伊豫國風土記逸文』に「乎知(をち)郡」。
をち【遠】オチ〔近07〕
をぢ【小父・伯叔父】オジ〔近01・06・恆3・6〕
←「を(小)+ちち(父)」。∞おほぢ(祖父)。
をちかた【遠方】オチカタ〔近06〕
また大阪府富田林市の地名「彼方(をちかた)」。
をちこち【遠近】オチコチ〔近06〕
←「をん(遠)」「こん(近)」。
をちど【落度・越度】オチド〔恆3〕
→「越(ゑつ/をち)」。「落度」は宛字。「おちる(落)」からの連想によるものであらう。∞おとす(落)。
をぢや【小千谷】オジヤ〔地名〕
新潟縣(越後國魚沼郡)の地名。『野田文書』永祿五(一五六二)年に「小地屋」。∴〜縮み。
をつuot 27u榲゚膃゚\
をっと【夫】オット〔近05・06・恆3〕
をとこ【男】オトコ〔近05・06・恆3〕
をどし【縅】オドシ〔近06*〕
鎧の裝飾、←を(小)とほし(通)。∞「おどす(威)」とは無關係だが、國字「縅」は假名遣を誤った連想により成立した可能性は大きい。∞ひをどし(緋縅)。
をととし【一昨年】オトトシ〔近05・恆3〕
「をち(彼方)+つ+年」
をととひ【一昨日】オトトイ〔近05・06・恆3〕
「をち(彼方)+つ+日」
をとめ【乙女・少女】オトメ〔近05・06・恆3〕
「乙」は「いつ/おつ」であり、漢字音由來ではない。∞おとひめ(乙姫)。∴〜の姿しばしとどめむ(僧正遍昭)
をとり【囮】オトリ〔近06・恆3〕
をどる【踊】オドル〔近06・06・恆3〕
∴都をどり。
をにふ【遠敷】オニュウ〔地名〕
福井縣の郡名。『藤原宮木簡』文武元(六九七)年に「小丹生評(をにふのこほり)」。←「遠(をん)」。∞にふ(丹生)
をの【斧】オノ〔近05・06・恆3〕
をののく【戰=顫・戰慄】オノノク〔近06・恆3・同源〕
「わななく」も同じワ行。「戰」「顫」は共に「せん」
をのへ【峯上】オノエ〔近06〕
「を」は峰の意。
をば【小母・伯叔母】オバ〔近06・恆3〕
「姨捨山(をばすてやま)」は長野縣の更科山。月の名所
をばな【尾花】オバナ〔近06〕
∴幽靈の正體見たり枯れ〜。
をはら【小原】オハラ〔表音〕
『鹿兒島をはら節』は「オハラ」、『越中をはら節』は「オワラ」と發音。
をはり【終】オワリ〔近06〕
「∞おしまひ(仕舞)」と混同しやすい。
をはる【終】オワル〔近06・恆3〕
をひ【甥】オイ〔近05・06・恆3〕
をみごろも【小忌衣】オミゴロモ〔近06〕
をみな【女】オミナ〔近06〕
をみなへし【女郎花】オミナエシ〔近05〕
をめき【叫】オメキ〔近06〕
をめく【叫】オメク〔近06*〕
←わめく(喚)
をやま【女形】オヤマ
「小山」の轉。∞を(小)。
をり【居】オリ〔近21・06〕
文語ラ變動詞∴本居宣長
をり【折・節】オリ〔近06・06・恆3〕
∴折々歸れ母の夢路に
をり【囹圄=囹圉】オリ〔同源〕
「囹圄=囹圉(れぃぎょ)」は「虜(りょ)」の緩讀といふ。
をり【檻】オリ〔近06*・恆3〕
をる【居】オル〔恆3〕
∞ゐる(居)
をる【折】オル〔近06・恆3〕
∴折紙つき
をろち【大蛇】オロチ〔近06・07・恆3〕
∴八岐〜∞ひいかは(斐伊川)
をわい【汚穢】オワイ
∞「けがれる(汚穢)」。
をゑ【麻植】オエ〔地名〕
徳島縣(阿波國)の郡名。∞うゑる(植)。
をを【唯】オオ〔近06〕
實際の用例としては、「おお、をを、おう、わう、あう」など樣々。
ををしい【雄】オオシイ〔恆3〕
∞を(男・雄)。
をんuon 26u怨。苑。\26u遠。\27u温:瘟:鰛(鰮):24u褞'\【27u穩(穏):】\
をんが【遠賀】オンガ〔地名〕
福岡縣(筑前國)の郡名。また川の名。『仲哀紀』に「崗(をか)縣主」。『神武即位前紀』の東征傳説に「崗水門(をかのみなと)」←「遠(をん)」「崗(をか)」。
をんねとう【温根沼】オンネトウ〔地名〕
根室市(〒087-0035)の沼湖名。∞をだいとう(尾岱沼)。