飛行機への想いと理解 (自立安定の世界を学ぶ幸運)
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前回ご紹介した、二つの割り切りは、室内飛行テストを無しにしては得られない物であったと思います。 とは言え、その考えは、室内専用機の開発等に当てはまる代物ではありません。 |
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室内機に於いては、どこまでもこだわり続けなければならない部分に相当しています。 |
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私の述べてきたことは、あくまでも、フリーフライトモデルを対象にした考え方であり、フィールドが野外にあるという大前提があっての割りきりであるということを御理解ください。 |
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さて、もう一つの屋台骨である、自立安定機能の適正配分
という分野の熟成度や消化具合につて、話しを進めたいと思います。 |
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私達のフリーフライトモデルを成立させてくれる、真に有り難い自立安定という世界の追求は、充分なレベルに達しているのでしょうか。 実に興味深いところです。 |
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私達は、航空工学書や模型理論書により、飛行機の運動モードにはどのような物があり、各モードをどのような部分で、減衰をさせるのかを知っています。 |
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又、自分の飛行機の、変更や調整を日常的に行うことからも、経験的に理解を深める事も出きております。 |
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一方、高度な専門書を読んでも、各モードと減衰をさせる側との、数値的関係にまで言及するような深入りがされていないことに、お気付きの方もおられると思います。 |
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殆どの場合、原理的な説明だけにとどまっており、かろうじて振幅半減時間が示される程度に済まされております。 |
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航空工学の、自立安定という研究テーマの元となる需要の中には、コントロール放棄のシビアな世界の需要など存在することもなく、研究が及んでいる筈もないということだと思います。 |
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私の考える、妙味ともいえるレベルの自立安定の世界を学ぶ時に、航空工学はなんの援助もしてくれない無力な存在になっております。 |
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航空工学からの助けが無いという環境 が、飛行効率の追求の世界とは全く異なる部分になります。 |
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飛行効率の追求であれば、空気の粘性を考慮しさえすれば、航空工学からいくらでも求める部分を得ることができます。 |
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片や、自立安定の世界を学ぶ時には、原理程度の恩恵しか与えてくれていないからです。 |
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私は、航空工学の分野に喧嘩を売っているわけでも、不満を述べているわけでも有りません。 |
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私達が求める、自立安定という世界は、それだけ心して取り組まなければ良いものは得られないという事を言いたいのです。 |
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何故か、ネガティブな方向から自立安定の世界を観てしまいましたが、実は、奇跡的に幸運な世界
を遊びながら学んでいるということに気づきます。 |
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次回は、その幸運の話しから始めます。 |
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2005.Apr.25 |