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    ハンドランチの不思議
 
小さな紙飛行機を投げることに熱くなっている自分と全国の仲間がいる。
それを投げることで例えようのない充実感と楽しみを得ることができるからだ。
軸足を決めたテークバックに全てのエネルギーをチャージし、一瞬のフルショットスローで放ちきる。
ビシッと、指先に負荷を残した飛行機が イメージした軌道を矢のように上昇していくさまは、ハンドランチャーにとっては何物にも代えがたい喜びの瞬間でもある。  
この瞬間を得たいがために、20グラムにも満たない飛行機に、己の持てる最大のエネルギーと習熟した運動技術の全てを注ぎ込み、極限のスピードの中で投げ放つ、
幾度も幾度でも投げ放つ。
これがハンドランチであり、ハンドランチャーの性でもある。
それを、知らない人達は愚かと言うのかも知れない。
それでも、自分達は飛行機を投げ続けるに違いない。
ハンドランチとは不思議である。
 

2005.Jun.1



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