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[00/7]細川律夫(衆院議員、当選4回、埼玉3区、56歳) 索引へ
※県警捜査二課と越谷署は7月9日、先月25日に実施された衆院議員選挙で当選した細川律夫陣営(民主党)の運動員で地区後援会幹部だった無職 江守豊容疑者(63)が有権者らに飲食接待をしたとして、公選法違反(供応買収)容疑で逮捕した。
調べによると、江守容疑者は今年5月下旬頃、越谷市内の居酒屋で有権者と運動員ら数十人に対して、細川候補への投票と票のとりまとめなどを依頼し、報酬として1人当たり千数百円程度の飲食を供応した疑いがある。
細川代議士は「選挙の後に話を聞いた。集会後に後援会の人たちが酒を飲みに行き、会費を徴収した後で不足した分を出したもので、計画的なものではないと聞いている」と話している。(埼玉2000/7/11)
※浦和区検は7月29日、細川律夫陣営の江守豊運動員を浦和簡裁に略式起訴した。同裁判所は同日、求刑通り罰金50万円の略式命令を出し、江守運動員は罰金を仮納付した。(埼玉2000/7/30)
※県警捜査二課と越谷署は先の衆院選埼玉3区で当選した細川律夫陣営(民主党)の総合選挙対策本部事務局次長だった不動産会社社長・西村行知容疑者(55)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。
調べによると、西村容疑者は5月下旬、供応容疑ですでに逮捕されている江守豊容疑者に買収資金数万円を渡した疑い。西村容疑者は細川陣営の出納責任者だったが、江守容疑者に現金を渡したのは公示前だったので、連座制の対象にはならない見通し。(埼玉、朝日西埼玉2000/7/18)
※浦和区検は8月3日、細川律夫陣営の選対本部事務局次長で出納責任者だった会社社長・西村行知運動員(55)を浦和簡易裁判所に略式起訴した。浦和簡裁は西村容疑者に罰金50万円と5年間の公民権停止を命じた。西村運動員は、細川議員の総合選挙対策本部事務局次長で組織的選挙運動管理者に当たる可能性があったが、罰金刑になったことで連座制の適用はない。(埼玉2000/8/4)
※民主党埼玉県連は8月19日、細川律夫代議士が提出していた党県連代表の辞表を受理することを決めた。細川代議士は6月の総選挙で選対幹部が公選法違反で逮捕された責任を取って辞表を出した。
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[00/7]加藤卓二(前衆院議員、埼玉11区、73歳) 索引へ
《2000年6月衆院選 公選法違反事件――連座制適用》
※県警捜査二課と秩父署は6月30日、衆院選埼玉11区で落選した加藤卓二候補(自民)派の私設秘書、徳井修容・容疑者(32)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。調べによると徳井容疑者は6月13日の公示日以降に、加藤候補への投票と票のとりまとめを運動員数人に依頼し、その見返りとしてそれぞれ現金数万円(計十数万円)を渡した疑い。徳井容疑者は現金受け渡しと趣旨を認めているという。
県警捜査二課は選挙事務所での役割や金の出所などを追及する方針。徳井容疑者は1、2年前から自民党秩父支部(代表・加藤卓二)の事務所で働いており、2人いる秘書の1人だった。(埼玉、朝日西埼玉2000/7/1)
※県警捜査二課と秩父署は7月1日、加藤卓二候補派の運動員、無職・宮前正夫容疑者(75)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。加藤派の運動員の逮捕はこれで2人目。調べによると、宮前容疑者は6月中旬頃、秩父市内で加藤候補の票のとりまとめを数人に依頼し、その謝礼としてそれぞれ現金数万円を渡した疑い。(埼玉、朝日西埼玉00/7/2)
※加藤卓二候補の私設秘書らが公選法違反容疑で逮捕された事件で、県警捜査二課と秩父署は7月10日、この私設秘書に買収資金約百万円を渡したとして、加藤候補の元公設秘書・岩田重雄容疑者(40)を逮捕した。岩田容疑者は、今年6月25日投開票の衆院選で加藤候補が落選したのに伴い、公設秘書を退職している。元公設秘書の逮捕で、加藤候補に連座制が適用される可能性もでてきた。(埼玉2000/7/12)
※加藤卓二派の選挙違反事件で、浦和地検は7月31日、加藤候補の公設秘書だった岩田重雄容疑者(41)を公職選挙法違反(買収)の罪で浦和地裁に起訴した。浦和地検は、岩田容疑者は連座制の対象になると判断し、百日以内に判決を出す百日裁判の適用を地裁に申し出た。
起訴状によると、岩田容疑者は6月15日頃から20日頃にかけて、有権者29人に加藤候補への投票と票のとりまとめを依頼し、その見返りとして現金計71万円を渡したとされる。岩田容疑者は1996年から今年6月2日の衆院解散まで加藤候補の公設秘書を務めていた。
また、浦和地検で公選法違反(買収)の罪で徳井治容疑者と宮前正夫容疑者(いずれも公選法違反で起訴済み)を浦和地裁に追起訴した。(埼玉、朝日西埼玉2000/8/1)
※加藤卓二元代議士の元公設第二秘書で、公選法違反(買収)の罪に問われた岩田重雄被告(41)の初公判が8月24日、浦和地裁(川上拓一裁判長)で開かれた。罪状認否で岩田被告は起訴事実を全面的に認めた。
検察側は岩田被告を実質的会計責任者と認定しており、岩田被告の有罪が確定すると、加藤元代議士の連座制の適用を求める行政訴訟を起こすと見られる。(埼玉2000/8/25)
※岩田重雄被告の論告求刑公判が9月13日浦和地裁で開かれ、検察側は岩田被告に懲役2年を求刑した。(埼玉2000/9/14)
※岩田重雄被告の判決公判が9月28日、浦和地裁で開かれ、川上拓一裁判長は懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。この判決が確定すれば、東京高検が加藤元代議士の立候補制限を求める連座制訴訟を東京高裁に起こす。
岩田被告は1987年3月、加藤元代議士(当時現職)の秘書として、同じく現金買収で懲役1年2月、執行猶予4年の有罪判決を受けている。川上裁判長は判決後「同じ犯罪で2度も過ちを犯しており、実刑に処されてもおかしくない。(執行猶予の意味を)十分に考えてほしい」と諭した。(埼玉2000/9/29)
※岩田重雄被告が控訴を断念し、判決が確定した。(朝日西埼玉2000/10/14)
※加藤卓二・前衆院議員の元私設秘書で公選法違反の罪に問われていた徳井修被告と宮前正夫被告の判決公判が10月19日、浦和地裁であり、大沢広裁判官は徳井被告に懲役1年6月執行猶予5年、宮前被告に懲役1年執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。(埼玉2000/10/20)
※東京高検は11月2日、公選法の連座制を適用し、加藤前議員に埼玉11区で5年間の立候補禁止を求める訴訟を東京高裁に起こした。(埼玉2000/11/3)
※東京高裁(矢崎秀一裁判長)は1月25日、東京高検の請求を認め、加藤卓二 元自民党代議士(74)に対し埼玉11区からの立候補を5年間禁止する判決を言い渡した。(埼玉、朝日2001/1/26)
《KSD利益供与》
※ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団(KSD)から政治家側への「利益供与」がまた浮かび上がった。業務上横領罪で起訴、背任容疑で逮捕された古関忠男容疑者が理事長を務めていた財団法人KSDが、加藤卓二前代議士の親族企業「トキワ」と契約し、3年間にわたり同社が所有する静岡県熱海市のホテルの宿泊利用権刑億5千万円分を購入していたことが分かった。トキワは加藤前代議士が1983年まで代表取締役を務め、その後は妻や息子が代表者となったが、今年8月に民事再生法に基づく再生手続に入った。トキワからの売り込みに対し、ホテルの老朽化などを理由にいったんは契約を断ったが、古関前理事長の鶴の一声で契約が実現したという。(朝日2000/12/16)
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[00/6]松永光(前衆院議員、埼玉1区、71歳) 索引へ※県警捜査二課と浦和署は6月28日、公選法違反(供応)容疑で、衆院選で埼玉1区から立候補して落選した松永光候補陣営の運動員で県議秘書の野口孝治容疑者(57)を逮捕した。調べによると野口容疑者は、今年5月下旬頃、浦和市内の飲食店で有権者の建設業者ら十数人に対して、松永候補のための投票とりまとめなど選挙運動を依頼し、その報酬として1人当たり数千円相当の供応をした疑い。野口容疑者は松永陣営の選対本部長だった宮崎守保県議の秘書兼運転手で、体調を崩した県議に代わって選挙運動をしていた。(埼玉2000/6/29、朝日西埼玉2000/6/30)
※松永光候補(自民党)陣営の選挙違反事件で、浦和区検は7月19日、県議秘書で会社員の野口孝治運動員(57)を浦和簡易裁判所に略式起訴した。同簡裁は同日、求刑通り罰金40万円の略式命令を出し、野口運動員は罰金を仮納付した。(埼玉2000/7/20)
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[00/1]石井道子(参院議員、比例区、飯能在住、66歳) 索引へ※元環境庁長官で自民党埼玉県連会長の石井道子参院議員(66歳)が、昨年末、自民党埼玉県連の県議や自分の後援会の会員に1人当たり約3千円の切り餅を送っていたことが分かった。
関係者によると、昨年12月、署名入り便箋に筆書きの挨拶文を添え、新潟産の切り餅2キログラムずつを県連の県議ら約60人に宅配便で送った。便箋は「参議院議員 石井道子」と印字された封筒に入っていた。
石井氏は「私の事務所が注文し、送り主も個人名ではあるが、県連として贈ったもので、費用も県連から出すことになっている」と説明。また、後援会員に配ったことについては、「世話になった人に食べていただこうかなという程度。まずいでしょうか」と首をかしげた。(朝日2000/1/27)
※団体代表・加藤盛雄氏が5月8日、昨年末、自民党県議らに「暮れのあいさつ」と称して切り餅を配ったとされる石井道子自民党県連会長(参院、飯能市)を、公選法違反の疑いがあるとして浦和地方検察庁に告発した。(埼玉2000/5/9)
※自民党埼玉県連会長で元環境庁長官の石井道子参院議員(67)が昨年12月暮れ、県議や自分の後援会員らに1箱1800円の切り餅を送ったのは公選法違反に当たるとして、弁護士3人が石井議員を浦和地検に告発していたことが5月18日分かった。切り餅は石井議員の個人名で県議ら66人に宅配便で送られた。浦和地検は、餅を受け取った県議らから事情を聴くなど捜査に乗り出す方針。
餅の贈答が明らかになった今年1月、石井議員は「個人名で送ったが、実際には県連として送ったものだ」と述べていた。県連も「県連としての贈り物で、代金も1月にこちらで払った」と説明している。(朝日西埼玉2000/5/19)
●石井道子参院議員は5月20日の自民党県連大会閉会後、来年の参院選への対応について、今期限りで引退する意向を明らかにした。石井氏は「すでに(別の)候補者が決まっている」と話し、「消化器系の病気で手術したが、快復が遅い上に循環器系の病気も加わり、病院を出たり入ったりしている」と体調不良を強調した。(朝日西埼玉2000/5/21) 次年度へ
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[00/3]山口敏夫(元衆院議員、元労相、59歳) 索引へ
※(承前年)東京共和、安全の二信用組合の乱脈融資に絡み、両信組から親族企業に約27億円を不正に融資させていたなどとして、背任、業務上横領、詐欺、偽証の4つの罪に問われた元労相の山口敏夫被告(59)に対し、東京地裁は3月16日、懲役4年(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡した。山口被告は即日控訴した。(朝日夕2000/3/16)
※東京共和、安全の両信用組合の乱脈事件に絡み、背任罪に問われて東京地裁で懲役4年の判決を受けた元労相・山口敏夫被告の共犯とされた実姉の山口仁枝被告(64)が8月25日にくも膜下出血のため死亡していたことが分かった。仁枝被告は一審で懲役2年6ヶ月執行猶予3年の判決を受けた後、二審で控訴を棄却されて最高裁に上告していたが、死亡により控訴が棄却される。(朝日2000/8/30) 次年度へ
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[00/2]山口泰明(衆院議員、埼玉10区、51歳) 索引へ
※大蔵省の元中堅幹部(50)が本省在職中の1998年5月から10月にかけ、芸能プロダクションの脱税容疑に関連して国税当局の強制捜査を受けている東京都内の経営コンサルタント会社「ネオギルド」役員(49)から3回にわたり、総額2百万円の資金提供を受けていたことが2月11日明らかになった。会社役員は芸能プロダクションやパチンコ業者など幅広い分野の企業から税務関係の相談を受けて謝礼を得ていたとされ、大蔵省の元幹部に提供された資金はそうした謝礼の中から工面されたと見られる。元幹部は国税当局の聴取を受けた後、大蔵省から訓告処分を受け、今年1月24日付で依願した。
大蔵省元幹部は取材に対して、「個人的な投資(商品相場)の失敗で生じた負債の穴埋めのため、友人として借りた。相手が査察を受けたことは後で知り、今年1月に金を返した。何かを頼まれたり便宜を図ったりしたことはない」と説明した。会社役員は取材に応じていない。元幹部の説明によると、この会社役員と知り合ったのは97年暮れ頃で、知人の国会議員秘書(当時)の紹介だった。(朝日2000/2/12、朝日夕2000/7/11)
※大蔵省の元中堅幹部に現金を渡していたことが発覚、「脱税指南」疑惑が浮上している東京都内の経営コンサルタント業者(49)は、元国会議員秘書3人を通じて政界や大蔵・国税当局の関係者に接近し、彼らと親密な関係にあることをうたい文句に集客活動をしていた。この3人の秘書は、自民党の山口泰明衆院議員(埼玉10区、東松山市など)の元公設秘書と、臼井日出男法相、小杉隆元文相の元公設秘書で、合わせて少なくとも3千4百万円の資金提供を受けていた。
2百万円を受け取った元大蔵省幹部を経営コンサルタント業者に紹介したのは、山口泰明衆院議員の元秘書。この元秘書はコンサルタント業者に次々と人を紹介し1900万円を受け取っていた。山口泰明代議士は、「(元秘書は)30年もの秘書歴があったから、政府委員室にいた相手(元大蔵省幹部)とも知り合いだったのだろう」と話した。元秘書は1900万円を受け取ったとされるが、山口氏自身は業者と面識はなく、政治献金も受け取っていないという。山口氏は15日、「管理不行き届きといわれれば致し方ないが、本人は口利きをしているような素振りは見せなかった」と話した。受領発覚後の2月14日、元秘書は山口氏に対して「業者に紹介したのは1社だけ。金は預かったものと考え、手をつけずに銀行口座に入れたままにしていた」などと弁明したという。(埼玉2000/2/16、朝日2/19)
【お詫びと訂正】見出しに「山口議員秘書らに3千400万円」とあるのは「元秘書」の誤りでした。同秘書はすでに退職、現在、山口議員の秘書ではありません。(埼玉2000/2/18)
[2000/2]林茂(公選法違反=贈答容疑、西15区選出、滑川町在住、66歳) 索引へ
《サラダ油セット配布事件》
※西15区選出の林茂県議が昨年12月末、選挙区内の支持者や町議ら少なくとも10数人に1人当たり2、3千円相当のサラダ油セットなどを送っていたことが明らかになった。西15区では、戸口勝元県議が公選法違反(買収)容疑で起訴され、昨年9月に辞職している。林県議は、戸口元県議の辞職を受けて昨年11月に行われた補欠選挙で初当選したばかり。
林県議によると昨年末、嵐山町議会議長と共に小川町や嵐山町の町議や支持者を訪ね、サラダセットなどを配ったが、受け取らなかった町議もいたという。品物は林県議が代表取り締まりを勤める鉄工会社名義で、県議の名刺を添えて手渡した。県選管は「会社名義であれ、名刺を添えるなどして議員の名前が分かる形で品物を送った場合には、公選法に抵触する恐れがある」と見ている。
林県議は「会社の歳暮は毎年恒例のことだった。選挙をボランティアで応援してもらったので、許容範囲内の儀礼と思っていたが安易だった」と話している。(朝日西埼玉2000/2/3、埼玉2000/2/4)
※共産党県議団(高原美佐子団長)は3月1日、谷古宇議長に「公選法に抵触することは明らかだ」として、林県議から事情を聴いた上で議会で報告するよう申し入れた。
谷古宇県会議長は3月21日の議会運営委員会で、林県議から謝罪文が提出されたと報告した。(朝日西埼玉2000/3/2、3/22)
※林県議の行為は寄付の禁止に違反するとして嵐山町や滑川町などの住民が3月23日、公選法違反容疑で浦和地検熊谷支部に告発した。告発したのは嵐山町に住む弥永健一東京商船大教授ら8人。(朝日西埼玉2000/3/24) 次年度へ
[2000/1]西沢実(入間市議、46歳) 索引へ
※1月30日午前零時20分頃、入間市扇町屋の市道で入間市議 西沢実さんの軽乗用車がタクシー運転手 小林祥延さんの軽乗用車と接触、西沢さんは民家のブロック塀に衝突して死亡した。小林さんに怪我はなかった。
佐山署の調べでは、西山さんは「胸が苦しい」と病院に向かう途中だったことから、事故死と病死の両面で調べている。(埼玉2000/1/31)
[2000/10] 小林台受(たかつぐ、岩槻市議、岩槻創政会所属、5期、57歳)他2名 索引へ
《議長選買収事件》
※県警捜査二課と岩槻署は10月10日、議長選をめぐる贈収賄にからみ、岩槻市議で会社役員・小林台受容疑者(57)を贈賄の疑いで、同市議で農業・金子英一容疑者(創政会、6期、69)を贈収賄容疑で、同市議の小原進容疑者(白鶴政友会、6期、67)を収賄容疑でそれぞれ逮捕した。調べによると、小林容疑者は5月下旬頃、金子容疑者に5月31日実施の市議会議長選で自分への投票と票のとりまとめを依頼し、謝礼として現金約百万円を渡した疑い。金子容疑者は6月下旬頃、小原容疑者に小林容疑者への投票と票のとりまとめに対する謝礼として現金数十万円を渡した疑い。(埼玉2000/10/11)
[贈賄資金の流れ] (埼玉、朝日西埼玉より作成) |
※議長選前夜の5月30日、小林議員が所属する岩槻創政会の全市議5人が同じ保守系会派・白鶴会の全市議6人と岩槻市内の料理屋で会食し、その席で創政会側が食事代として5万円を渡していたことが分かった。食事会は議長選で保守系会派同士の調整をかねて行われたもので、30分ほどで終わり、飲食代は白鶴会側で支払った。警察は議長選との関係を調べている。(埼玉2000/10/15)
※10月30日、浦和地検は小林台受と金子英一の両容疑者を贈賄の罪で、小原進容疑者を収賄の罪で浦和地検に起訴した。3人はいずれも前岩槻市議で、逮捕後、議員を辞職した。3人の逮捕を受け、大槻忠男岩槻市議会議長は「事件後に設置した政治倫理特別委員会で再発防止に向けた議論をしていきたい」と話した。(朝日西埼玉2000/10/31)
※岩槻市教委が、同市議会の議長選を巡る汚職事件で逮捕、起訴された元市議・小原進被告(67)に対し、市のスポーツ振興審議会委員を委嘱していたことが12月1日分かった。同審議会委員は教委が市長の意見を聞いて任命することになっている。担当の市教委スポーツ振興課は、人選は組織の推薦を優先しており、レクリエーション協会からの推薦だったからと説明している。同協会の会長は現在も小原被告が務めている。(朝日西埼玉2000/12/2) 次年度へ
[2000/12] 相川宗一(浦和市長、3期目、58歳) 索引へ
《市長交際費不当支出事件》
※相川宗一 浦和市長が昨年4月の浦和市長選の直前、市議選や県議選の立候補予定者の決起集会などに出席し、会費として市長交際費から計24万円を支払っていたことが、土井裕之 市議による情報公開請求で分かった。会費を受け取った市議選候補者13人のうち12人が当選し、全員が与党会派に所属していることから、土井市議は開催中の市議会で14日、「公費による特定議員への寄付行為ではないか」と相川市長に問いただしたが市長は直接答弁せず、須藤総務部長が「公益上必要と認められる場合に支出している。今後も相手方との信頼関係や友好関係の維持増進を図ることを目的に適正に支出したい」と答えた。土井市議は来週にも監査請求する。(朝日西埼玉2000/12/14、15)
⇒2000年12月21日、監査請求提出。2001年1月24日、「請求期間経過のため」却下。 次年度へ
[2000/3] 大宮市議会(ピッツバーグ観光旅行) 索引へ
《市議 ピッツバーグ公費観光旅行事件》
※(承前年)「慰安観光旅行」と市民から批判され、住民監査請求があったことなどから昨年は中止された市議の海外視察費用を、大宮市は新年度予算に盛り込んだ。姉妹都市の米国ピッツバーグ市などを訪問することとし、同市議会全7会派から各1人ずつと随行の市職員1人の計8人分の経費を計上した。1人当たりの額は、昨年の50万円より多い74万2千円となっている。
今回の措置について大宮市議会事務局は「市議の積立金を利用できないという昨年の教訓を踏まえ、市の旅費規程に基づいて視察経費を積算した。都市づくりや、大宮の子供たちがどういう環境の町でホームスティしているかなどを、行政視察を通して市議本人に把握してもらうため予算を計上した」と説明している。海外観光旅行に対する議員の執念には恐るべきものがある。(読売2000/3/16)
※昨年11月、大宮市議会が予定していたピッツバーグ市への海外視察を中止し、この予約取り消し料を公金から支払った問題で、大宮市民オンブズマン(渡辺實代表)は8月22日、「視察取り消しは議員個人の都合によるもので、キャンセル料に公金を支出したのは公私のはき違い。辞退を申し出た10人が支払うべきだ」として、市議10人に対し予約取り消し料45万円を返還するよう求める住民監査請求を行った。
予約取り消し料を支出した議会事務局は「正当な払いであり、問題はない」としている。(埼玉、読売埼玉2000/8/23)
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[2000/7] 島村裕司(大宮市議、自民党・市民会議) 索引へ
《政治倫理条例 報告書提出拒否事件》
※大宮市が今年1月から施行した「大宮市政治倫理条例」に基づき5月末に提出した3種類の報告書に、島村裕司議員(自民党・市民会議)が全項目を白紙のまま提出していたことが分かった。同条例は市長および議員に、@資産(1月1日現在の資産)、A所得(前年の所得)、B関連会社の報告を求めている。
島村市議は、白紙で提出したのは「条例に基づき定められた施行規則や記載要綱が不統一で、記入に迷う点があったため」で、「今後、政治倫理審査会などの指導を受けながら訂正していく考えはある」と話している。(埼玉2000/7/11)
※大宮市政治倫理審査会は10月18日、島村裕司議員の扱いを前回に引き続き審議し、「白紙提出に正当理由があるかどうか、強い疑問がある」などとする意見をまとめ、条例で規定した期日(10月27日)までに、大宮市長宛に意見書を送付することを決めた。一方、同審議会は「浦和、大宮、与野3市合併後も政治倫理条例を引き継ぐことを求める」とする要望を大宮市長に提出することを確認した。(埼玉2000/9/19)
[2000/9] 加藤高(北本市長、1期、58歳) 索引へ
※昨年7月、北本市は集めた税金約206万円を着服した北本市税務課職員を論旨免職とし、退職金約1300万円を支払っていたことが分かった。この職員は発覚後、横領した206万円を全額返済した。市は当時、「勤務態度はまじめで改悛の情が強い」と判断したが、「論旨免職は自主退職に近い。今になって思えば判断が甘かった。退職金を返還させるよう、市として努力していきたい」と述べている。
加藤市長は秘書課を通じて「今回の責任を取って市長給与を減額する条例案について市議会と調整中のため、詳しくはコメントできない」という談話を出した。(朝日西埼玉2000/9/20)
※北本市議会は9月20日、加藤高市長の給与の10分の1を3ヶ月(10-12月)、矢部孜収入役の給与の10分の1を1ヶ月(10月)、それぞれ減額する条例を賛成多数で可決した。(朝日西埼玉2000/9/21)
《3市合併議員居座り事件》
※3市合併協の第一小委員会は4月24日、さしたる議論もなく議員が合併時、選挙せず2年間は新市の議員となれる合併特例法の「在任特例」の適用を決めた。この結果、議員報酬は高い市の水準に合わせられることになり、特に与野の議員は年間で約400万円アップとなる。
この日、鶴崎合併協委員長は在任特例を適用する本質的な理由を」と意見を求めた。すかさず井原勇与野市長が「それは議員さんからは発言しにくい。だから市長から発言する。在任特例で目いっぱいまで延ばす。理屈は何もない。それでもなおかつ合併するということを決めていただいたんですから、あるものは活用する」。続けて新藤享弘大宮市長が「政令市をつくるためにも適用を」と付け加えた。相川宗一浦和市長は「右に同じ」。
現在の議員数は3市合計103人だが、合併後の議員定数上限は64に減少する。合併と同時に選挙を行い、「さいたま市」として新議員を選出するのが筋ではないのか。(埼玉2000/4/25) 次年度へ
●合併を目指す浦和、大宮、与野の3市長と議会代表は4月29日、3市の合併協議会(会長・石原信雄 元内閣官房長官)を設立。合併の期日を「2000年5月1日」に、また議員の任期では「在任特例」の採用を正式に決定した。本庁舎は浦和市役所を当分の間活用することなども決定した。
[2000/4] 伊利仁(市長選候補者、元県議、61歳) 索引へ
※2000年4月投開票の坂戸市長選に立候補している新顔の伊利仁氏(61)が、対立候補の現職・宮崎雅好(73)陣営の幹部の県議を名誉毀損の疑いで西入間署に告訴したことが分かった。4月12日に告訴状を提出し、同日受理された。告訴状によると、県議は3月21日、市内で開かれた集会に出席し、伊利氏の名誉を傷つけるような発言をしたという。告訴された県議は「集会で発言はしたが、名誉毀損委当たるようなことはしていない」と話している。(朝日西埼玉2000/4/14)
※幸手市の消防職員(26)が酒気帯び運転で女性をはね死亡させたとして、同市は増田市長の監督責任を取るため、市長の給与を1ヶ月間1割減俸する条例案を12月定例市議会に提出する。増田市長は「勤務時間外とはいえ酒酔い運転に問題があり、対内的にも戒めが必要」と説明している。市は27日付で、事故を起こした職員を懲戒免職処分にした。職員が勤務時間外に起こした不祥事の責任をなぜ市長が取らなければならないのか、はなはだ疑問である。(埼玉2000/11/30)
[2000/5] 高橋ブラクソン久美子(被害者、狭山市議、48歳) 索引へ
※狭山署は5月8日、脅迫の疑いで無職 金澤憲一容疑者(43)を逮捕した。調べでは、金澤容疑者は昨年9月中旬、フィリピン国籍の妻と夫婦喧嘩した際、高橋市議が妻の一時保護措置などの手続きをしたことに腹を立て、高橋市議宅をたびたび訪れ「仕返ししてやる」などと伝えて脅した疑い。高橋市議は「怖くて買い物にも行けなかった」と話している。(埼玉、朝日西埼玉2000/5/9)
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[2000/10] 町田潤一(狭山市長、98年4月2期目当選、自民・公明推薦、60歳) 索引へ
《狭山市長応接室恐喝事件》
※埼玉県警捜査四課と狭山署は10月23日、狭山市長室を舞台に宅地開発をめぐり現金約4百万円を恐喝したとして、狭山市長の後援会幹部ら数人に対し恐喝容疑で事情聴取を始めた(後に市長室ではなく市長応接室と訂正)。現金の授受が行われた直後、開発が適正に行われたことを確認する「検査済証」が市長名で交付されており、県警は市関係者の関与についても調べを進めている。(朝日夕2000/10/23)
※県警捜査四課と狭山署は10月23日、会社社長 小沢弘(58)、自称フリーライター 丹羽国臣(57)、会社役員 長内宏之(49)、会社役員 内田順(50)の4容疑者を恐喝容疑で逮捕した。昨年10月、狭山市内で宅地開発を進める不動産業者を市長応接室などに呼び、「1995年の開発に違反がある。市長に異議申立をする」などと因縁を付け、現金と小切手で計400万円を脅し取った疑い。小沢容疑者は町田後援会の有力者の1人で、丹羽容疑者も町田市長の支持者だった。
小沢容疑者らは99年10月初旬頃、被害者の不動産会社が5年前に開発した一戸建て分譲住宅を巡り「違法な開発行為」などとする異議申立を狭山市に行った。この時点で、不動産会社は狭山市に対し工事検査済証の交付待ちをしていた。小沢容疑者から異議申立を受けた狭山市は双方で解決してもらおうと話し合いの場を設定。事件の現場となった市長室には3容疑者と被害者、町田市長、同市職員ら計9人がいた。この直後、不動産会社社長が小沢容疑者に現金を支払うことを約束。その数日後の99年10月下旬頃、同市は工事検査済証を交付した。狭山市建築指導課によると、「異議申立は都市計画法上、存在せず法的な効力もない」という。
町田市長は23日午後に会見し「事件には一切関与していない。謝礼などまったくない」などと、恐喝事件への関与を全面的に否定した。町田市長は外資系生命保険会社副社長、県議2期を経て、1994年4月に初当選し、現在2期目。(埼玉、朝日西埼玉2000/10/24)
※狭山市議会は10月24日、非公開で全員協議会を開き、市長応接室を舞台とした恐喝事件への対応を協議したが「司直の手に渡っており、捜査の進展を見守る」とする議員が多く、今後の捜査を静観するこことになった。
※宅地開発を巡る恐喝事件で、町田潤一狭山市長が随所で不自然な行為をしていたことが分かった。町田市長は1999年10月21日、被害者の不動産業者に「異議申立書が出ているので検査済証が出せない。話し合ってください」と小沢容疑者らとの面談を勧めたとされるが、同市の建築指導課では異議申立を受理した記録がなく「町田市長への私的な文書ではないか」と説明している。また、通常は建設部長が処理する工事検査済証をこの時には町田市長が決裁しており、警察は事件との関連を調べている。
恐喝された不動産業者は、開発のために銀行から7億3千万円の借り入れをしていたため、やむを得ず小沢容疑者らに8百万円を支払う念書に署名したという。念書に署名したのは99年10月25日。話し合いがついたことを市秘書課に告げると、その日の内に検査済証が交付された。(埼玉、朝日西埼玉2000/10/27-28)
※狭山市議会は10月30日に2回目の全員協議会を開き、町田潤一市長に対する質疑をした。協議会は前回に続き非公開で行われた。複数の議員によると、正式には提出されていなかった異議申立書の内容を質されて町田市長が「丹羽容疑者から出ていると秘書課長から聞いた」などと答え始めると大沢議長が発言を遮り、他の議員の挙手にも応じないなど、不可解な対応が見られたという。(埼玉、朝日西埼玉2000/10/31)
※浦和地検は11月13日、産業廃棄物処理業「クリーンワールド」社長・小沢弘、会社社長・長内宏之、無職・丹羽国臣の3容疑者を恐喝の疑いで浦和地裁に起訴した。3人は狭山市内での土地開発を巡り、同市内で宅地開発をした不動産業者から額面4百万円の小切手を脅し取ったとされる。地検は「応接室では恐喝行為はなかった」とし、起訴状には盛り込まなかった。
3人の起訴を受け、町田潤一市長は秘書課を通じて「市の許可事務に係わることから、解決を図るため関係者が出席し、市長応接室で会合を開いた」「(恐喝事件については)想像も予想もしていなかった」とのコメントを発表した。町田市長は事件発覚以降、記者会見を行っていない。
狭山市議会は13日、各派代表者を集めて代表者会議を開き、宅地開発に絡む許認可事務の流れを解明するため、来週中にも臨時議会を開いて地方自治法110条に基づく特別委員会を設置することを決めた。いずれの派からも、「より強力な調査権限を持つ百条委員会を」という意見はでなかったという。(埼玉、朝日西埼玉2000/11/14)
※12月4日、調査特別委員会に町田市長が初めて出席し、冒頭で「結果として利用され、事件に発展しました。市議会や大勢の市民にご迷惑と心配をお掛けしたことを深く反省しています」と謝罪した。業者間のトラブルと丹羽被告らの異議を一緒に解決しようとした理由については、「当然分けるべきだと判断できれば良かったができなかった」と話した。(埼玉、朝日西埼玉2000/12/5)
※狭山市の宅地開発を巡る恐喝事件で、町田潤一市長は12月26日、事件後初めて記者会見に応じ、改めて事件への関与を否定した。(埼玉、朝日西埼玉2000/12/27)
※狭山市の宅地開発を巡り恐喝罪に問われた会社社長ら3被告の初公判が1月10日、浦和地裁(大沢広裁判官)で開かれ、町田潤一狭山市長が捜査側の事情聴取に対して「しがらみがあって、(工事検査済証の)決裁を遅らせてしまった。金銭の授受はない」と供述していたことが明らかになった。町田市長は事件発覚後の記者会見で、「やましいことはない」と関与を否定してきた。起訴状によると、3被告は町田市長に工事検査済証を交付しないよう働きかけ、解決金名目で金を脅し取ろうとした。(埼玉、朝日西埼玉2001/1/11)
※狭山市議会の調査特別委員会は15日、第4回委員会を開き、町田潤一市長から事情を聴いた。特別委はこの日の事情聴取で審議を終え、委員長報告をまとめる。
町田市長は「恐喝事件がマスコミに大きく取り上げられ、市民に迷惑をかけた」「適切な時期に減俸という形で責任を明らかにしたい」と道義的責任を認めた。しかし、「度重なる異議申立やクレームを断ち切りたい意思が働いた。しがらみという言葉を使ったのは事実だが、(被告との)人間関係から交付を遅らせたことはない」と、事件への関与は否定した。(埼玉、朝日西埼玉2001/1/16)
※恐喝の罪に問われた3被告の判決公判が1月29日浦和地裁で行われ、大沢広裁判官は3人に懲役2年から2年6ヶ月執行猶予3年(求刑懲役2年から2年6ヶ月)を言い渡した。
市の関与について大沢裁判官は、「犯行を招いた一因として、検査済証交付手続きにおける町田潤一狭山市長をはじめとする狭山市当局の不明朗な対応が挙げられる」と指摘した。(埼玉、朝日2001/1/30)
※狭山市は2月7日、臨時会を開き、土地開発問題に絡む恐喝事件について市議会特別委員会が最終報告書を提出した。報告書は「行政自らの判断で遂行すべき検査済証の発行の判断を民民の協議に委ねた」とした上で「行政の長としてきぜんたる対応をすべきだった」と断じた。
また、町田潤一市長の問責決議を反対1の賛成多数で採択した(反対は高橋議員で、市長辞任を要求)。市長は自らの給与を3ヶ月間、10分の2を減額する条例案を提出、賛成多数で可決された。(埼玉、朝日西埼玉2001/2/8日) 次年度へ
《市民税滞納見逃し事件》
※(承前年)市長後援会有力メンバーが住民税(県税を含む)1030万円を滞納し、須田健治 新座市長が差し押さえの手続きを取らないまま時効(5年)になり不納欠損処分にしていた問題で、市民が須田市長に対して損害賠償を求めた住民訴訟の第一審が1月31日、浦和地裁で結審した。判決は4月24日に言い渡される。
※市民税の徴収を怠ったとして須田健治 新座市長に約755万円の損害賠償を求めた住民訴訟の判決公判が4月25日、浦和地裁であった。星野雅紀裁判長は、須田健治市長に新座市に対して1987年度の滞納分約44万円の支払を命じた。しかし、85年から86年、88年の滞納分約711万円分については、請求監査の制限期日を過ぎているとして須田市長の責任を判断せずに訴えを却下した。
判決によると、市民税を滞納したのは新座市内の薬局経営者(68)で、須田市長の後援会の中心人物だった。薬局経営者は、85年から88年の市民税約755万円を滞納。須田市長は徴税を怠り、97年3月31日付で徴収権が消滅し、不納欠損処分となった。1997年9月に市議会で取り上げられた際には、須田市長は薬局経営者の市民税滞納について知らなかったと答えていた。しかしその後、市税務課員が93年11月に須田市長、税務署長、薬局経営者の3者による話し合いを要請していたこと、須田市長からは同日、「出席可能」という返事が担当課に提出されていたことが分かっている。
判決について原告の石川照夫・元新座市議らは、「市長の重大な落ち度が認められたことは評価できるが、(監査請求の)期間制限に関しては納得がいかない」として控訴する予定。須田市長は「今後、判決の内容を確認し、控訴を含めて検討したい」とコメントを出した。(朝日西埼玉2000/4/24、25;埼玉4/25)
●アカウンタビリティという言葉がある。行政の中身について住民に説明するという意味だ。
須田健治・新座市長の知人が市民税約755万円を滞納し、市が財産の差し押さえなどをしなかったため、税の徴収権が消滅した。4月24日、浦和地裁は市長の責任を認める判決を下した。記者会見を開くよう再三求めたが、市長は紙切れ1枚の談話を出しただけだった。
アカウンタビリティの重みは紙切れ1枚分なのか。それで済ませてはならない。(朝日西埼玉2000/4/29『鉛筆』)
※新座市議会は2000年5月22日、須田健治市長の市民税滞納見逃し問題について臨時議会を開いた。臨時議会は議員8人から百条委員会の設置を求める請求が提出されて開かれたが、請求は否決された。
なお、住民側も須田市長側も、4月25日の浦和地裁判決に対してすでに控訴している。 次年度へ
●2000年6月25日、新座市長選が衆院選、知事選との同時選挙で行われ、現職の須田健治(54)が共産党候補に大差をつけて3選を果たした。
[2000/11] 高柳允子(まさこ、鶴ヶ島市議、3期目、60歳) 索引へ
《市議飲酒運転当て逃げ事件》
※11月16日午後8時頃、高柳允子 鶴ヶ島市議(60)が、飲酒運転をしたうえで、毛呂山町の町道で当て逃げ事故を起こしていたことが分かった。高柳市議の車は山一ガスのガスタンクの門扉に激突、そのまま逃走したが両後輪がパンクしたため走行不能となり、駆けつけた西入間署員に発見された。事故後の呼気検査で、高柳市議の息から1リットルに対し0.3ミリグラムのアルコールが検出された。
高柳市議は比企郡鳩山町の議員らで作る葬儀場管理組合「広域静苑組合」の行政視察のため東京都瑞穂町の祭場を見学した帰りで、事故車には本清一雄 越生町長(68)が同乗していた。本清町長は「止まれ」と言ったが、高柳議員は「何が起きているのか分からないで走り続けた」と供述している。本清町長は高柳市議ら計6人で約2時間にわたり会食しビール6本、日本酒3合、720ミリリットル入りの焼酎1本を飲んだ後で、同市議が酒を飲んでいたことを知っていたが「深く考え」ずに同乗したという。(埼玉、読売埼玉西2000/11/18)
| ●東京都瑞穂町の火葬場管理組合を視察した一行は、午後に予定していた保健施設の訪問をキャンセルして瑞穂町の料理店で昼食を採り、ビールや日本酒を飲んでいたことが明らかになった。事故に直結した解散後の飲食代金を含めて、これらの飲食の費用は誰が負担したのだろうか。たまたま当て逃げ事件のせいで表面化したものの、議員視察では訪問先の自治体が議員を接待するのが慣例になっているのではあるまいか。悪習というほかない。 |
※高柳允子 鶴ヶ島市議は11月25日、渡部修輔議長に辞職願いを提出し、議長は同日付で辞職を許可した。
一方、11月24日、本清一雄 越生町長は「社会的、道義的責任を律する」として給与を3ヶ月カットする議案を12月定例会に提出する意向を示した。
※飲酒運転で衝突時を起こした件で、高柳允子 元市議は事故の経緯を、助手席の本清一雄 越生町長からスカートの中にいきなり手を入れられたため驚いてハンドル操作を誤った、と県警西入間署に説明した。事故後、本清町長は高柳元市議の家族に「酒を飲んで眠っていたことにしてくれ」と求めてきたという。高柳元市議は、「本清町長をかばっているように思われたくない。弁護士と相談したうえで、今月中にも(強制わいせつ罪で)告訴したい」と話している。
一方、本清一雄 越生町長は「なぜ、ああいうことを言い出したのか分からない」と、セクハラの事実を全面否定している。(朝日2000/12/8。埼玉、朝日西埼玉12/9、12)
※高柳允子 元鶴ヶ島市議(60)は1月24日、西入間署に本清一雄 元越生町長(68)を強制わいせつの罪で訴える告訴状を提出した。しかし、同署は正式受理はせず、慎重に検討することにした。(埼玉、朝日西埼玉2001/1/27)
⇒西入間署は1月30日、告訴状を受理する意向を高柳市議側に伝え、31日受理した。
※西入間署は2月14日、道交法違反(事故の不申告と酒気帯び)の疑いで高柳允子元市議を浦和地検川越支部に書類送検した。 次年度へ
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[2000/3]鶴ヶ島市議(全員) 索引へ
《議員互助会不正補助金事件》
※鶴ヶ島市で、議員互助会に対して毎年交付されてきた補助金(1999年度30万円、1998年度40万円)が、鶴ヶ島市民オンブズマンの働きかけにより2000年度予算から廃止された。
全国的な動向としては、福岡地裁が昨年9月3日、筑紫野市が市議の任意団体である互助会に支出した助成金について「公益上の必要はなく違法」との判決を出したことにより、同県内の市議会で助成金を見直す動きが広がり相次いで議員互助会への補助金を廃止している。
以下は、同オンブズマン代表・福島進氏による補助金廃止の経緯である。
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●鶴ヶ島市の平成12年度予算によると、議員互助会へ毎年交付していた補助金は廃止されました。ここに、これに至る経緯を説明します。 我々、鶴ヶ島市民オンブズマンは、市議会議員が97年に実施した視察旅行の実態を調査したところ、議会委員会、会派、事務組合を含めこの年の夏、北海道へ視察に出かけた議員は4回が2名、3回が5名、2回が7名にも及ぶことが判明しました。このうち、3回と4回出かけた厚顔議員、計7名のうち、昨春の市議選挙を経て再び議会に戻ったのは1名だけでした。税金による議員研修というものの在り方に疑問を覚えます。 この実態を知り、昨年、改めて98年度に各委員会が実施した所管事務調査視察旅行の資料開示を請求。この会計報告書の内容に疑問を持ちました。これには視察旅行への参加者が負担金として各自4千円を拠出していますが、旅行後の費用清算ではこの負担金を上回る金額が返金され、一部議員にいたっては倍額以上が返金されていました。 この視察旅行における経費は、議会費から宿泊費と日当、それ以外に議員互助会からも支出されていますが、この互助会には補助金が市から交付されています。 つまり、公金も含まれている互助会で、視察旅行の移動中にバスの中で観た寅さんビデオのレンタル代、同じく車中での酒やつまみ、記念写真代、観光施設入場料、また不参加議員への土産等にお金を使った挙げ句、資金が余ったとして剰余金を分配したわけです。 このことが明らかになった昨年7月、議長に対し、不当に使われた公金は互助会に返還すべし、として項目別に列挙し、申入書を以て要求した次第です。 議会は一部の費目について返還を承知、議会事務局は各議員ごとに返還金額を算定し、昨年12月議会冒頭に各議員が返金に応じたもので、総額は132,925円でした。このことは一部マスコミで報道されたのでご承知の方もおられると思います。 この申し入れの際、互助会の支出の大半は野球大会打ち上げの際の宴会費用、視察旅行での酒食購入代等、補助金が目的とする公益に資するものではないとして、来年度から補助金を辞退するか、互助会を廃止するよう要求したところ、今回、補助金辞退ということになったものです。(2000/3/1 鶴ヶ島市民オンブズマン代表・福島進) |
《市長ミカン贈答事件》
※与野市の井原勇市長のポケットマネーで購入されたミカンが昨年末、与野市議ら市内在住の数十人に1箱ずつ送られていたことが1月18日分かった。「市のために使いなさい」と井原市長からポケットマネーの運用を任されていた同市の秘書室長が、独自の判断で送ったという。市長が県南水道事業団理事などの役職を務めて得た報酬や原稿料で、年間で数十万円。
選挙区内の住民への寄付を禁じた公職選挙法に違反するかどうかをめぐっては、県選管は「具体的な状況を見ないと分からない」という見解だが、ミカンを送り返した市議は「市長や秘書室長の『公』と『私』がごちゃごちゃになっている」と驚いている。(朝日西埼玉2000/1/19) 次年度へ
| ●与野市秘書課からミカンが送られたのは、与野市議26人のうち共産党を除く20人全員。ミカンを送り返したのは無所属の高柳俊哉議員ただ1人だった。共産党議員は、以前は他党同様に「お歳暮」を受け取っていたが、世論等を考慮して10年前(報道や他議員の話では4、5年前)からは党として断っている。 ミカンを受け取った議員の意見は以下のようなものだった。「ミカンは市の公金ではなく、市長のポケットマネーから出したものだから問題はない。ミカンを送ることは市長からの市議1人ひとりへの誠意だ」、「公選法など全く知らないが、法律の問題ではなく、人と人とのつきあいの問題だ」、「たかが、1箱2千円程度のミカンで目くじらをたてる方がおかしい」。(市民ジャーナル第57号Email:shiminj@jca.apc.org) |
《議員互助会補助金山分け事件》
※(承前年)本庄市議の親睦団体「議員倶楽部」が会費の残金の払い戻しを受けたのは不当だとして同市内の無職・井上主税さん(67)が昨年12月監査請求した問題で、同市監査委員は1月26日までに請求を却下した。
監査結果では、住民監査請求の対象となるのは地方公共団体の財務会計上の行為に限られるとした上で、90万2千円は同市議会の「議員倶楽部」に所属するもので、その取り扱いも「議員倶楽部」内の運営に関わる問題と指摘。今回の請求は、市の財務会計上の行為には当たらないため、住民監査請求の要件を欠き不適法、としている。「議員倶楽部」は議員の親睦や相互扶助を目的とし、他市町村議員との交流会や市議の冠婚葬祭費用として、市議1人当たり年額4万8千円の積立金を支出していたが、8年前から市からも年間88万円の交付金を受けていた。残金の配分は共産党議員2人を除く。この問題について、木村広二議長は「監査結果とは別に、分配を受けた全議員が倶楽部費に充当する形で全額を返還することになると思う。議会として市民の納得のいく方法を採りたい」と話した。(読売埼玉2000/1/27、朝日西埼玉2000/1/28)
※本庄市議会は2月1日までに、山分けしていた「議員倶楽部」の余剰金計90万円を全額同倶楽部に返還することで合意した。受け取った20人のうち5人は引退しているが、引退議員についても議会の代表が個別にあって、返還を要請するという。(朝日西埼玉2000/2/2)
[2000/2]吉川市議(市議選無効の訴え) 索引へ
※吉川市の非常勤特別職である区長が選挙活動に関与したのは公職選挙法違反として、同市・阿部透さん(47)ら市民団体「新しい風の会」の会員4人が2月2日、市選挙管理委員会に選挙無効の異議を申し立てた。
申し立てによると、市から報酬を得ている区長が、1月30日に投開票された市議選で、それぞれ地元から立候補している現職候補のポスターの掲示責任者や出納責任者、選挙対策責任者に名を連ねていたと指摘。公務員等の地位利用による選挙運動を禁止した公職選挙法第136条に違反すると主張している。
同市では区長制度を定めた区設置条例を今年度で廃止し、新年度から自治会に報酬を支給する制度に移行する。(埼玉、朝日西埼玉2000/2/3)
※吉川市選挙管理委員会は3月6日、阿部透さんらの申し立てを棄却した。同選管は、非常勤特別職の公務員である区長が地位を利用して運動した公選法違反が仮にあったり、選対責任者などに付くのを防ぐ措置を選管がしなかったりしても、選管が法に著しく違反しているといえず、選挙の規定にも違反していないとし、当選者の正当な決め方に関する異議でないので、選挙や当選を無効とする理由がないとしている。
異議を申し立てていた阿部透さんは「県選管に異議を申し立てたい」と話している。(朝日西埼玉2000/3/7)
※上記について吉川市在住の市民4人が県選挙管理委員会に3月15日、審査の申し立てを行い受理された。県選管では60日以内に採決する予定。(朝日西埼玉2000/3/29)
※今年1月末に行われた吉川市議選で、「区長」が候補者のポスター掲示責任者や出納責任者に就任し、選挙活動を行ったことは「公務員の地位利用に当たるとして、吉川市民が選挙の無効を求めていた審査で県選挙管理委員会は5月2日に委員会を開き、申し立てを審理した。
その結果、同委員会は「選挙の公正と自由を阻害したとは評価し得ない」などと判断し、申し立てを棄却する採決を行った。(埼玉2000/5/3)
[2000/12]田中茂(和光市長、3期目、74歳) 索引へ
※田中茂 和光市長が不動産投資に失敗し、約70億円の負債を抱え金利も払えない事態に陥っていることが分かった。負債は1989年頃、東京都赤坂に所有していた土地に建てたテナントビルの建設資金で、15年で返済する予定だったがバブルの崩壊でテナントが入らず返済計画が狂った。田中市長は「(プライベートの問題で)市民に心配はかけるが、迷惑はかけていない」と語り、来年5月に任期切れとなる市長選に出馬する意向を表明している。「選挙資金は医師会関係から出していただいている」ので、資金の心配はないという。(朝日、朝日西埼玉2000/12/6、7)
※田中市長は12月6日夕、市役所で会見し、「資産をすべて処分しても、50億円ほどの負債が残る」と述べた。負債が膨らんだきっかけは、一年前になくなった妻が踊りの稽古場として東京都赤坂2丁目の土地を購入し、地上8階地下1階のビルを建てたことだという。(埼玉、朝日西埼玉2000/12/7)⇒田中茂 和光市長は2001年5月の市長選に立候補しないことを表明した。
[2000/12]大利根町議会 索引へ
※大利根町議会は12月8日、27年前に収賄罪で逮捕され町長を失職した篠塚糾夫元町長(84)を名誉町民に推薦する議案を賛成多数(賛成12、反対4)で可決した。区長会の一部役員が「不祥事にまさる功績があった」などとして推薦の署名を集め、議会に陳情していた。議会の議決報告を受けて町は推挙を検討する。
篠塚元町長は3期目の1973年6月、町発注工事の入札で業者から現金などを受け取り収賄罪で逮捕され失職、4年後に有罪確定後の町長選で返り咲いたという経歴がある。議会の常識が疑われる。(埼玉、朝日西埼玉2000/12/10)
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[2000/10]中野芳江(町議、5期、77歳) 索引へ
※昨年4月に行われた大利根町議選で当選した中野芳江町議(77)が、告示日前後に町内の会社員男性(26)に現金や品物を渡していたことが10月3日分かった。男性は以前から中野町議の支持者で、現金は3回にわたり計3万5千円をもらったという。
中野町議は3日、「町や議会を騒がせてしまった。道義的責任を取る」などとして青鹿忠重議長に議員辞職願いを提出、受理されたため議員を失職した。公職選挙法に抵触する可能性があり、加須署も事実関係の調べを始めた。中野氏は1983年に町議初当選、昨年の町議選で5期目の当選を果たし、町の監査委員を務めている。(埼玉2000/10/4、朝日西埼玉10/5)
[2000/3]伊藤幸徳(町長、3期、72歳) 索引へ
※岡部町の伊藤幸徳町長(72)が地元の寺(昌楽寺)の本堂改築に際して多額の寄付をしたのは違法だとして、昨年6月に複数の住民が伊藤町長を公選法違反容疑で浦和地検に告発していたことが分かった。伊藤町長は、檀家で造った本堂建設委員会の口座に1994年から昨年暮れまでの6年間に計1200万円を入金し、その後、うち1千万円を返してもらったとされる。伊藤町長と寺側は「(1200万円は)寄付ではなく戒名をつけてもらった代金。寄付には当たらない」と話している。
伊藤町長は94年から昨年暮れまでに計1200万円を本堂建設委の口座に入金した。しかし、これが公選法違反だとして告発された後の12月、1千万円の返却を受けていた。昌楽寺の成瀬住職は「万が一のことがあっては困るからとのことだった。寄付行為でないことがはっきりすれば、再度払うとのことだった」と話している。戒名料を便宜的に本堂建設委の口座に振り込んでもらっただけだ」と説明している。自治省選挙課や県選管は、建設資金としての寄付であれば、たとえ寺と檀家という関係でも公選法に違反する可能性が高い」と話している。
伊藤町長は96年にも、町立中学校統合30周年記念事業の協賛会長として、15人の町議と共に計149万円寄付し、その後公選法に触れる恐れがある」との指摘を受けて全額返してもらったことがある。(朝日西埼玉2000/3/4、埼玉3/6)
※浦和地検は3月8日までに、伊藤幸徳岡部町長を嫌疑不十分で不起訴処分にした。伊藤町長らは「夫婦2人の戒名料として支払ったもので、寄付には当たらない」と話していた。(埼玉2000/3/9)
※3月15日の岡部町議会一般質問で伊藤幸徳町長の寄付問題が取り上げられた。伊藤町長は「(入金は)戒名料です。町民にご心配をかけましたことをお詫び申し上げます」などと述べたが、詳しい事実関係には触れなかった。質問した町議は、加藤温子氏(無所属)と田嶋均氏(同)。田嶋氏が壇上で質問している最中に、伊藤町長は自席から「裁判官じゃないだろう、おめいは。ここは裁判所じゃないんだよ」と大声で発言した。(朝日西埼玉2000/3/16)
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[2000/8] 青木秀雄(岡部町議会議長) 索引へ※岡部町議会は8月21日、臨時町議会を開き、青木秀雄議長が1年交代の慣例に従わず辞表を提出しなかったとして不信任決議案を賛成多数で可決した。決議は「青木議長は議会における信義誠実の原則を守らず、議会運営を混乱させた責任は重大」等としている。不信任決議に法的拘束力はない。
青木議長は「(1年交代を)約束したつもりはない。持ち回りで議長を選ぶ議会の悪しき慣習や執行部とのなれ合いに決別したい」と、議長を辞職する気のないことを表明した。(埼玉2000/8/22)
※青木議長の慣例無視に反発して8月25日、岡部町議会の総務、産業建設、文教厚生の正副委員長のうち5人と議会運営委員長の計6人が議長宛に委員長・副委員長職の辞職願いを提出していた問題で、同議会は9月5日辞職を許可した。(埼玉2000/9/6)
※岡部町議会は9月定例会の初日の11日、青木議長の議長留任問題をめぐって空転し、執行部の議案提案もできずに流会した。(埼玉2000/9/12)
※青木議長は9月12日、議会多数派との話し合いで、9月定例会期中の20日までに辞表を提出すると表明。空転していた議会は正常に戻った。
青木議長は「最低でも12月議会まで務めようと思っていたが、議会の正常化、町民への不安解消のため、断腸の思いで決断した」と述べた。(埼玉2000/9/13)
[2000/1] 本清一雄(ほんせいかずお、越生町長、3期目、68歳) 索引へ
《町長セクハラ事件》
※飲酒運転で当て逃げ事故を起こした鶴ヶ島市の高柳允子(まさこ)市議の運転する車に本清一雄越生市長が同乗していた問題で、11月21日、越生町議会と、事故前に同市議が行政視察を行った火葬場管理組合の全員協議会が開かれ、本清町長らに事情を聴いた。本清市長は町議会で「(飲酒運転を知りながら同乗したことは)公人としての自覚が足りなかった。とにかく申し訳ない。責任については今後十分に検討させていただきたい」などと話した。(埼玉2000/11/22)
※12月5日に開かれた越生町の12月定例議会で、当て逃げ事故を起こした鶴ヶ島市議の運転する車に飲酒運転と知りながら同乗し、道義的責任を問われていた本清一雄 越生町長が辞職の意思を固めていることが明らかになった。
本清町長は、事故後いったんは自らを3ヶ月の減俸処分とする議案を提出する予定だったが、議会側が否決する意向を示したため提出を見送り「今後、議員と話し合ってどうするか決める」としていた。町長が助役らに辞意をうち明けたのはその翌々日だった。清野助役によると、町長の辞意は硬く、今月中に辞表を提出するという。(埼玉、朝日埼玉西2000/11/29、12/5、6) 次年度へ
《区長会視察旅行支出返還訴訟》
※比企郡川島町の町会議員4人が、今年8月25日に吉見町議員との親睦グラウンドゴルフを行った際、金銭を賭けていたとして、川島町民2名が染谷昭文町長に調査などを求める住民監査請求をした。この行事には川島町から補助金(72万円)が支出されていたため、賭けをするようなグラウンドゴルフに公金が支出されたのは不当、としている。(埼玉2000/12/6) 次年度へ
[2000/1]
石川三郎(騎西町長、3期目、71歳) 索引へ
※2000年4月25日午前7時頃、久喜市の市道交差点で石川三郎・騎西町長(71)が乗った公用車が男性会社員(44)のバイクと接触。会社員は頭部と右足を打撲する軽傷を負った。石川町長と運転手にけがはなかった。久喜署の調べでは、運転手が一時停止をした後、安全確認をしないで発進しようとしたらしい。
石川町長は商工業者団体のゴルフコンペに参加するため、栃木県田沼町のゴルフ場へ向かう途中だった。事故のためコンペ参加は取りやめた。石川町長は「法人組織からの正式な招待なので公務と解釈し、(これまでも)参加してきた。批判があれば検討する」と話している。町によると、石川町長が参加するときは毎回、公用車が使われ、プレー費として1万円の会費が支出されてきた。(埼玉、朝日西埼玉2000/4/26)
※25日に町長を乗せた公用車が人身事故を起こした問題で、騎西町議会は26日、岩崎光司議長や委員長らで幹部会(7人)を開き、町長から事情を聴いた。事故当時、石川町長は地元の各種団体が主催する平日ゴルフコンペに向かう途中だったため、町長の公用車使用に問題がなかったかどうか協議したが結論がでず、27日に全員協議会で改めて協議することになった。
石川町長は「町の公共工事を請け負っている業者との会合なら配慮するが、文書で町長あてに正式に案内がくればたとえゴルフであろうと、全て公務と考えている。平日、休日は問わない」と言い切る。小沼拓三助役は「石川町長は町内に住んでいないこともあり、町内の各種団体から町長としての出席要請があればほとんどでている。農村部と都市部との違いもあるかもしれないが、町民のコンセンサスはあると思っている」と話している。(埼玉、朝日西埼玉2000/4/27)
※事故を起こした当日、石川三郎騎西町長は、加須市、騎西町、大利根町、北川辺町でつくる加須地区消防組合議会の臨時議会を欠席して騎西町内の商工業者団体青年部が主催するゴルフコンペ会場へ向かっていたことが分かった。臨時議会の議題は加須市高柳地区に完成した南分署へ配備する新しい救急車(2940万円)の承認で、消防組合の管理者側で欠席したのは石川町長だけだった。
石川町長は「消防議会の期日が変更になり、同じ日に2つ重なった。前から予定していた町内の公務の方を選んだ」と説明している。(朝日西埼玉2000/4/29)
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[2000/10] 石川三郎(騎西町長、3期、71歳) 索引へ《区長会視察旅行支出返還訴訟》
※昨年10月町長が町内の区長らと福島県に出かけた視察旅行は事実上の慰安旅行で、町の出費は違法な公金支出に当たるとして、同町の住民が石川三郎町長と総務課長を相手取り約170万円の返還を求めた住民訴訟の第1回口頭弁論が10月2日、浦和地裁(田中壮太裁判長)であった。
訴状によると、石川町長は昨年10月27、28日の2日間、同町の行政区長ら54人と栃木県の県防災会館を視察研修し、福島県郡山市の磐梯熱海温泉に宿泊。費用として168万3千円を町会計から支出した。原告側は今年5月、監査請求を行ったが「旅費は各区長に支払った行政区運営委託料の中から支払われており、公金を支出した事実はない」と棄却されている。町長ら町職員5人の旅費は、出張名目で公費で支払われているという。(埼玉2000/10/3) 次年度へ
※(承前年)柿沼重男元町議に対する判決公判が1月28日、浦和地裁であった。左近司英子裁判長は「選挙の公正さを真っ向から侵害し、動機に酌量の余地はない」としながらも、「捜査段階から犯行を認め、町議を辞職するなど反省の情を示している」として、懲役6月執行猶予5年(求刑同6月)の判決を言い渡した。(埼玉、朝日西埼玉2000/1/29)
[2000/12] 小柏儀一(児玉町長、3期、70歳) 索引へ
《ゴルフ場水道工事負担金未払い問題》
※児玉町に提出された同町内ゴルフ場水道工事に絡む住民監査請求の結果が、地方自治法に定められた60日の調査期限(12月19日)を過ぎても請求人に通知されていないことが分かった。監査委員事務局は「監査結果について2人の監査委員に意見の相違があり、調整が取れていないため」としている。県市町村課は「60日を過ぎて通知がでていないというのは覚えがない」と話している。
請求の内容は、児玉町内にゴルフ場を造成中の業者が倒産したため、町が不当に業者の肩代わりをしていた水道工事負担金や埋蔵文化財発掘調査費など計2億1千万円を回収できなくなったとして、契約内容など詳細な説明を求めている。通常、事前に受け取るべき負担金などが、市に払われていなかった。(埼玉2000/12/26) 次年度へ
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[2000/2] 根岸俊一(農業、児玉町議、当選3回、63歳) 索引へ
※2月20日に投開票された児玉町議選をめぐり、票のとりまとめを依頼していたとして、県警捜査二課と児玉署は2月21日、公選法違反(買収)容疑で、保守系無所属の町議と同町議選対本部の出納責任者の2人を逮捕した。町議ら2人は容疑を認めているという。
逮捕されたのは農業・根岸俊一町議(63)と農業・高橋悦一(64)の2人。調べによると、根岸容疑者は今月20日に投開票された町議選をめぐり、告示前の今月中旬頃、出納責任者だった高橋容疑者に対して児玉町内で、自分への投票と票のとりまとめを依頼。その報酬として現金十数万円を供与した疑い。根岸容疑者は1992年3月の選挙で初当選、以来3期連続当選している。(埼玉2000/2/23)
※根岸容疑者は3月3日、堀口勝司議長に辞職願いを提出した。対応については議会で協議し17日までに結論を出す見込み。(埼玉2000/3/4)
浦和地検は3月14日までに根岸俊一容疑者を買収の罪で浦和地裁に起訴した。(朝日西埼玉2000/3/15)
※3月17日に開かれた児玉町議会で無記名投票の結果、根岸俊一被告(63)の(改選前の任期についての)辞職願いが賛成1、反対18という圧倒的多数で否決された。本人が議長宛に出した辞職願いを議会が否決するのはきわめて異例。
児玉町では今年2月20日に町議会選挙が実施されており、改選前の議員の任期は3月19日まで。根岸議員からは改選後の任期についても辞職願いが提出されていたが、この日は改選前の町議20人が出席し、「改選前の任期についてだけ扱う」と申し合わせて採決した。旧議員の任期はあと2日しか残されていないため、次期任期については新しい議会が辞職を可決すればいい、という理屈らしい。新議員による議会は3月24日に召集される予定。堀口勝司議長は「辞職願いを改めて出してもらうよう要請してある」と説明した。(朝日西埼玉2000/3/18)
※児玉町議会全員協議会は4月20日、根岸議員が提出した議員辞職願いについて「不受理」とすることを決めた。同協議会には定数20のうち18議員が出席、約3時間にわたる話し合いの末、「受理すれば、当人を支持する町民を裏切ることになる」「裁判が確定するまで保留すべき」といった意見が大勢を占めたという。関係者によると、出席した町議18人のうち4人が受理を求め、採決に参加しなかった議長を除く13人が不受理を求めたという。児玉町議会では3月17日、改選前の任期についても辞表を「不受理」としている。
受理を主張した鈴木常雄町議(共産)は「本人が辞職したいといっているんだから受理するのが当然。選挙違反が犯罪だという感覚をはっきり持っていないような議員もいるようだ」と怒った。辞表が受理された場合、次点の候補者が繰り上げ当選になる可能性もあり、「一度審判が下った選挙結果が覆り、落選議員が繰り上げになることは許されないと思う」と話す議員もいたという。選挙違反をしても当選してしまえば無罪放免にせよと言いたいのか、児玉町議のレベルの低さに呆れる。(埼玉、朝日西埼玉2000/4/21)
※児玉町議・根岸俊一被告と農業・高橋悦一被告に対する判決公判が19日、浦和地裁で行われ、吉村正裁判官は根岸被告に懲役1年執行猶予5年(求刑懲役1年)、高橋被告に懲役8月執行猶予5年追徴金2万円の有罪判決を言い渡した。(埼玉2000/5/20)
[2000/2] 滑川町議15名(小沢利男ほか滑川町議14名) 索引へ
※昨年11月の県議補選西15区で初当選した林茂県議(自民、66歳)に、選挙責任者だった小沢利男滑川町議(67)がまとめ役になって、同町議15人から「当選祝い金」として1人1万円ずつ集め、林県議に渡していたことが2月9日分かった。全議員17人のうち、公明党と共産党の議員は加わらなかった。公職選挙法では現職議員が自分の選挙区内で物品を贈ることを禁止している。
林県議の話「選挙の直後、自宅の居間のサイドボードの上にのし袋に入った15万円があり、町議の名前がたくさん書かれていた。当選祝い金として小沢さんが集めてくれたということは後で知ったが、こういうものは一切もらえないと思って、小沢さんにまとめて返した」。(朝日西埼玉、埼玉2000/2/10)
[2000/2] 富田恵三(花園町長、68歳) 索引へ
※町長が町議と親睦旅行に行った際に、議員に計10万円の寄付を行ったのは公選法違反に当たるとして、花園町の住民が2月10日、富田恵三町長(68)への告発状を浦和地検熊谷支部に提出した。書類の一部に不備があり、受理は来週になる見込み。訴えたのは「花園町を明るくする会」の代表で会社役員 富田秀雄さん(76)と同会メンバー2人の計3人。
告発状によると、富田町長は1997年6月4日から同6日まで、同町議有志15人の北海道旅行に参加し、5万円を寄付。また98年5月27日から6月2日まで、議員有志12人のカナダ旅行に参加し、5万円を寄付。町長はポケットマネーで寄付を行い、有権者に対する寄付行為を禁じた公選法に違反するとしている。冨田町長は、議員との親睦旅行に公費で参加したことに対して、昨年告発されて現在審議中。
富田町長は「(告発は)初めて聞いたので、今は何とも言えない。弁護士と相談したい。お祝い金としてポケットマネーで出したように思う。自分では慣例に倣っただけで、寄付という意識はなかった」と話している。(埼玉2000/2/11)
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[2000/10] 富田恵三(花園町長、5期、69歳) 索引へ
※(承前年)富田町長が議員親睦旅行に公費で参加したのは不当として、元町議の大沢金作さん(73)が富田町長に対し、旅費分の約32万5千円を町に返還するよう求めた住民訴訟の判決公判が10月2日浦和地裁であった。
富田町長側は「町議会から正式な招待を受け、町議との懇親を図るために参加した。金額も社会通念上相当な範囲だ」と主張していたが、田中壮太裁判長(星野雅紀裁判長の移動で代読)は、「対象地も観光地がほとんどで、公的旅行として社会通念上合理的な範囲と認めがたい。公費支出は著しく合理性を欠き、予算執行の適正確保の見地から見逃せない」として、富田市長に対し請求の全額を町に返還するよう言い渡した。町幹部の1人は「観光といっても海外へ行くこと自体が研修になる。議会から正式に要請を受けたのだから公務と考えている」と、判決に驚いていた。このコメントを読んだ筆者の方が驚いた。(埼玉、朝日西埼玉2000/10/3)
※控訴期限までに双方が控訴せず、富田町長に旅費の全額返還を求めた浦和地裁の判決が確定した。富田町長は10月18日、控訴しない理由について「ノーコメント、話したくない」と述べた。(埼玉2000/10/19)
[2000/1] 山口栄之助(元町議会議長、67歳) 索引へ
※(承前年)採石場をめぐる収賄容疑で昨年12月に逮捕された山口栄之助議長(67)が1月11日夜、大野守副議長(50)に辞職願いを提出し、議員を辞職した。(朝日西埼玉2000/1/13)
※元横瀬町議会議長・山口栄之助被告の初公判が3月16日、浦和地裁(船場厚裁判官)で開かれ、山口被告は「間違いございません」と起訴事実を認めた。贈賄の罪に問われた大里郡の採石製造販売業「大英興業」社長・加藤英雄被告も事実を認めた。(埼玉2000/3/17)
※贈賄の罪に問われた加藤被告と大久保被告の判決公判が5月1日、浦和地裁で開かれた。
仙波厚裁判官は「山口元町議から要求されたとはいえ、自分たちの会社の利益のために賄賂に応じるなど強い非難は免れない」などとして、加藤被告に懲役1年6月執行猶予3年(求刑・同1年6月)、大久保被告に懲役1年執行猶予3年(求刑・同1年)を言い渡した。(埼玉2000/5/2)
[2000/9] 山崎要治(前東秩父村長) 索引へ
※東秩父村の村長と議員が1998年10月に行った海外視察研修は私的な旅行であり、同村職員を同行させたのは違法として住民(足立宗助氏)が山崎要治・前村長を相手に職員の旅費など計約11万6千円を村に返還するよう求めた訴訟の判決が9月25日、浦和地裁であった。被告側は「連絡調整や会計事務のために随行し、正当な支出だった」と主張していた。星野雅紀裁判長(移動のため田中壮太裁判長が代読)は「本件旅行は、公的な視察旅行としては社会的通念上合理的な範囲にあるとは認めがたい。議員も村長も自費で参加していることから、職員の旅費のみが公費で賄われる理由はない」として、請求額全額を村に返還するよう命じた。
判決によると、98年10月に東秩父村議会がマレーシアへの視察旅行を計画、村議13人と前村長が同行した。前村長と村議は自費だったが、村議会議長が議会事務局長に連絡調整や会計事務係として出張を命じ、旅費や日当など計約11万6千円を支給した。原告の男性は昨年4月に監査請求したが、監査委員は「不当な公金支出には当たらない」などと請求を棄却していた。(埼玉、朝日西埼玉2000/9/26)
※山崎要治 前東秩父村長は、旅費などの返還を求めた一審判決を不服として東京高裁に控訴した。前村長の代理人弁護士は、「事務局長の随行は議会が決定しており、議会と行政との関係からいえば、議会の決定に村の権限はおよばず、違法な支出とはいえない」などと控訴理由を説明している。(埼玉2000/11/18) 次年度へ
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