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| コールド技法紹介・・・ガラスが冷えてから装飾する技法 |
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| ◇サンドブラスト |
ガラスの表面に研磨剤の人口砂(サンド)を圧縮空気で吹き付けて(ブラスト)彫刻する技法。
彫刻された部分はつや消し状(曇りガラス状)となる。絵柄を表現する為に保護膜(マスキングシート)を用い、部分的に保護膜を剥し吹き付けて彫刻する。吹付ける圧力、マスキングシートの剥し方、彫り方で多彩な表現が出来る |
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| 当工房のガラス彫刻技法紹介 |
| 平彫り |
掘りたい部分のマスキングを剥し、一回のブラストで仕上げる。絵柄のシルエット的表現になる。文様デザイン等で用いている |
| 立体段彫り |
絵柄の立体(重なり)に応じ、部分的にマスキングを剥しながら、重なりの数だけ順次ブラストしていく。絵柄の重なりが全て彫りの段差となり、彫る深さと形状で絵柄が立体的に浮かび上がる。浮彫り(陽刻、レリーフ彫り、カメオ)、沈め彫り(陰刻、逆レリーフ彫り、インタリオ)等がある |
| 被せ段彫り |
被せガラスを用い、絵柄の重なりに応じて部分的にマスキングを剥し、順次ブラストしていく。絵柄の重なりが色ガラス部分の彫る深さで色調の変化となり、グラデーションや絵画的に表現できる。多層被せガラスを用いれば、色彩と色調で更に表現力が増す |
| *被(き)せガラスとは着物を重ね着するように、素地のガラスの上に別の色のガラスを被せて層状になったガラスを言います。カットや彫刻する事で複雑な色合いの文様が表現できます。当工房では切子用及びサンドブラスト用の2〜3層被せガラスを中心に使用しています |
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| サンドブラスト ガラス彫刻の手順(段彫り) |
| 1.絵柄・デザインをトレーシングペーパーに描く |
| 2.マスキングシートに絵柄・デザインを写す(直接マスキングシートに描いても良い) |
| 3.マスキングシートをガラス器に貼り付ける(マスキングの無い部分を全てガムテープ等で覆う) |
| 4.絵柄・デザイン線に沿ってデザインカッターでカットする |
| 5.カットされたマスキングシートを部分的に剥しブラストする |
| 6.絵柄・デザインの重なりの回数だけ順番に上記5.を繰り返す |
| 7.全てブラストが終わったら不要なマスキングを剥す |
| 8.ガラス器を水洗い、乾燥する |
| 9.汚れ防止の特殊なコーティング材を塗る、又は酸洗いして出来上がり |
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| サンドブラスト以外の主なコールド技法概要 |
| ◇グラヴィール |
| 銅製の小さなグラインダーと研磨剤を使い、ガラス表面に繊細な彫刻を彫り込む。多数のグラインダーを使い分け緻密な彫刻が可能で表現力も豊か。 |
| ◇カット・ガラス |
| 様々な形状のグラインダーと研磨剤を使い、ガラスの表面に様々な幾何学文様を彫り込む江戸切子等の技法。 |
| ◇ダイヤモンドポイント彫り、グラスリッツェン |
| 先端にダイヤモンド粉末のついた道具で、ガラス表面に点刻や線刻で細かい文様を彫る技法。最も繊細で絵画的な絵柄の表現が出来る。 |
| ◇エッチング |
ガラス表面に保護膜を貼り、彫りたい部分を剥し、フッ化水素酸と硫酸の混合液に浸し腐食させて彫り込む技法。腐食時間を変える事で彫り込む深さを変えることが出来る。
サンドブラストも慣例でエッチングとも呼ばれているが、エッチングは本来薬品腐食の事を言う。 |
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| ガラスの主な種類・特徴 |
| ガラスの種類 |
特徴、成分 |
用途等 |
| ソーダガラス |
一般のガラス、安価で丈夫。日用品が多い。
珪素70%、ナトリウム13%、カルシウム7%、その他10% |
一般のグラス、ビン類、
窓ガラス等 |
| 鉛クリスタルガラス |
光の反射率、屈折率が高く重量感がある。透明度が高くカットすると美しい輝きを見せる(一般的にクリスタルガラスと言えば鉛クリスタルガラスを指す)。
珪素55%、鉛24%、カリウム15%、その他6% |
高級グラス類、高級ガラス器
・食器等 |
| カリクリスタルガラス |
鉛の代わりにカリウムを使う。透明度が高く、軽くて硬質で壊れにくい。
珪素75%、カリウム15%、ナトリウム5%
カルシウム5% |
ボヘミヤガラス
眼鏡のレンズ等 |
| ホウ珪酸ガラス |
耐熱性のあるホウ素を加える事で熱に強い。
珪素80%、ホウ素12%、アルミニウム3%
その他5% |
耐熱食器等
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| *その他透明度が高い、光学機器用の石英ガラス等がある。 |
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