シンデレラ・エクスプレス

離れ離れに暮す恋人たちが、週末を利用して会い、
そしてまた再び日曜日の夜に離れ離れになる。
その日曜日の夜の新幹線ホームで繰り広げられる無言のドラマが、
そのままCMの舞台になっている。
単なる移動のための乗り物ではない、恋人たちには……。












アリスのエクスプレス

大好きなアーチストが来日しても、いつかプリマドンナになろうと夢見ている少女が
本場の公演を目の当たりにすることも、熱くなってヒイキの選手を応援することも、
家の近くでやってくれるなら行けるけど、ちょっと遠くでやるとなれば、若者にとっては
出かけるのにも勇気が必要になる。
親の反対もあるだろうし、一人で出かけることの不安もある。
結局、好奇心が距離に勝つのか負けるのか、JR東海のこのキャンペーンは、「距離に
負けるな好奇心」と若者へ応援歌を送る。
3人の少女が、これからコンサートに出かけるという時の、あの興奮、帰りの電車の中で
それぞれの少女の思い。
若者でなければ出来ないこと、そして高まりが、ブラウン管を通して伝わってくる。

























左から
バレーボール編
コンサート編
クラシックバレエ編













プレイバック・エクスプレス
高校を卒業して10年、昔の仲間が集まって同窓会を開く。
教室で机をならべた親友、初めてキスしたあの人、野球の試合で負けて
涙を流した日、昔のことが次から次と浮かんできては今とダブる。
集合場所へ新幹線が近づくにつれ、思いがますますつのる。
あの人は、あいつはどんな風に変わったか? みんな覚えてくれているだろうか。
ベリンダ・カーライルの歌「ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」がその思いに
拍車をかける。
懐かしい顔と顔が出会った時の、あの一人一人の輝きがいい














ハックルベリー・エクスプレス

お兄ちゃんと弟が、夏休みを利用して、おじいちゃん、おばあちゃんの住む町へ、
生まれて初めてのたった二人の冒険旅行。
楽しくもあり、少しの不安もからみ合い、兄は兄らしく振る舞い、おじいちゃんは
身体全体で迎える喜びを現している。
ちょうどこの年頃の子を持ち、この年代の親を持つ世代が、違和感なく引き込
まれてしまう心温まるCMである。

















ホームタウン・エクスプレス

都会で働く若者に、「こころがちょっと疲れたら」、時速200キロの新幹線
で「キミの町へ帰ろう」と呼びかける。故郷って、そういう存在なのだ。
突然帰って来た娘を迎える母親の表情がとても嬉しそうで優しい。
男を迎えるのは、幼なじみの彼女。ポツンと一言話しただけで気持ちが
通じ合う。
こんな風景が田舎のそこここで見かけられたら、日本はもっと温かい
国になるだろう。
















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