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鉄道路線の乗りつぶしとは鉄道趣味のひとつで、列車を利用して様々な鉄道路線に乗ることである。自分が乗車したい鉄道路線を列車を使って「乗りつぶす」ことが基本で、ある鉄道路線や区間を全線乗り終えたら、他の路線や区間にも乗車し、その範囲を徐々に広げていくことによって、乗車した鉄道路線を増やしていく旅である。鉄道路線の乗りつぶしをどんどん進めていくうちに、いずれは日本全国の鉄道路線を乗りつぶしてみたいと思うようになるだろう。日本全国のJR線を全線乗車することは、鉄道路線乗りつぶしを趣味とする人が誰もが抱く夢である。
以前は一目置かれていた鉄道趣味であったが、近年は鉄道趣味が広く一般に普及したことで鉄道ファンだけでなく、単に旅行が好きな人の間でも、ローカル線を中心に鉄道路線乗りつぶしの旅を楽しむ人が多くなった。青春18きっぷは鉄道路線乗りつぶしの旅に最適なきっぷの一つである。このきっぷを使って、JR在来線乗りつぶしの旅に出かけよう。 |
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特に決まったルールは無いので、自分なりのルールを決めよう
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| 車窓は乗りつぶしの旅における最大の楽しみのひとつ。明るい時間はなるべく景色の良い路線に乗ろう。 |
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| 列車本数の少ないローカル線に乗車する場合は効率的な列車の乗り継ぎプランを考えたい。例えば札沼線・新十津川駅に到着したら、約4キロ離れた滝川駅へ路線バスや徒歩で抜けるプランを考えるのも良い。 |
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鉄道路線の乗りつぶしにおいて、決まったルールというのは存在しない。というのも、乗りつぶしの旅は個々の価値観や判断基準によって楽しんでいる人が多く、それぞれの人が自分なりの乗りつぶし規準やルールを持っているからだ。では、どのようなルールを決めればよいか。
まずは全国時刻表の巻頭にある「さくいん地図」に掲載されているJR線に乗車するのはいかがだろう。上り・下りの列車に関係なく、とにかく列車に乗って鉄道路線を乗りつぶす方法である。そして実際に乗車したら、時刻表のさくいん地図にマーカーペンで乗車した鉄道路線や区間を塗りつぶしていけば良い。これが最も手軽で、誰にでも楽しめる乗りつぶしの基本である。
列車に乗車したら車窓を眺めるのが一番だが、夜に移動することもあるし、寝てしまうことだってある。しかし、乗車したことには変わりないのだから、乗りつぶしとしてどんどん記録し、範囲を広げていこう。
乗りつぶしのレベルが上がってくると、中には自ら乗りつぶしのハードル(判断基準)をあえて高くする人も出始める。最も多いのは、昼間に車窓が見える区間を乗りつぶしたことにする人であろう。トンネルや地下区間を除き、夜間に景色が見えない区間は乗りつぶしたことにしないというルールである。この場合だと日の出が遅く、日の入りが早い冬などは中々大変だ。
更にハードルを上げていくと、複線区間なら上り線・下り線の両方に乗車する人、貨物線などにもこだわる人、快速列車を利用せずに普通列車だけで乗りつぶす人、果てには駅構内の分岐機(ポイント切替)通過や発着ホームにこだわる人までいる。乗りつぶしの旅は、まさに無限大で決まったルールは無い。自分なりの乗りつぶしルールを決めよう。
青春18きっぷならJR在来線の乗りつぶしを目指そう
乗りつぶしをはじめるなら、まずは全国各地に路線網を有するJRの在来線から始めてみてはいかがだろうか。幸い、JRグループにはJR線の普通・快速列車が乗り放題の「青春18きっぷ」という企画きっぷが春・夏・冬に発売されている。このきっぷは鉄道乗りつぶしの旅に最適なきっぷだ。1日あたりの料金は2,300円なので経済的だし、途中下車や折り返し乗車も自由だ。 |
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青春18きっぷは春・夏・冬にJR在来線の普通・快速列車が乗り放題という、鉄道路線の乗りつぶし旅行に最適なきっぷである。ここでは青春18きっぷを使って乗りつぶし旅行の計画を立てる場合に役立つテクニックについて簡単に紹介しよう。
乗りつぶしの計画を立てる前に
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| 根室本線の終着駅・根室。稚内駅とともに、北海道鉄道乗りつぶしの旅で訪れてみたい。 |
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| JR線の駅に接続する私鉄路線を乗りつぶしの対象に加えるのも面白い。短距離の私鉄であれば旅の途中で気軽に乗りつぶしできる。(JR関西本線・伊賀上野駅の同一ホームで接続する伊賀鉄道の電車) |
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| 臨時列車を活用すれば一味違った乗りつぶしの旅が楽しめる。(五能線・深浦駅) |
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青春18きっぷを使って乗りつぶしの旅を実行する場合、まずはある程度の時間とお金が必要となる。普通・快速列車で鉄道路線を乗りつぶすことになるから、経済的ではあるにしても新幹線や特急に比べて乗りつぶしには時間がかかる。そうなると一日に乗りつぶすことができる路線にも限りがあるし、宿泊を伴う旅行になれば宿を取る必要も出てくる。
乗りつぶしの計画を立てる場合、本屋などで発売されている全国時刻表(特定の地域ならば地域別の時刻表)は必携アイテム。できれば全駅・全列車が掲載されている大型の時刻表が良い。時刻表の本文はもちろんのこと、時刻表のさくいん地図は乗りつぶしの計画を立てる上で大いに役立つ。
乗りつぶしの計画を立てる
基本的に乗りつぶしの旅はひたすら列車に乗る旅である。青春18きっぷを有効活用しようという気持ちが強いと、なるべく短い日数で少しでも多くの路線に乗る計画を立ててしまいがちになる。このような計画を立ててしまうと、始発から最終まで普通・快速列車にひたすら乗り続けてしまうという、ハードな計画に陥ってしまう。
このような計画を実際に実行してみるとわかるが、宿に着いても睡眠時間はあまり取れないし、睡眠不足のつけは列車に乗っているときにも出てしまう。乗りつぶしの旅における最大の楽しみは車窓に流れる風景なのに、疲れて列車の中で寝てばかりでは、乗りつぶしの旅の楽しさも半減してしまう。このような日が毎日続けば、疲労はどんどん蓄積されてしまう。まずは自分の体力と照らし合わせて、無理の無い乗りつぶし計画を立てよう。
景色の良い路線は明るい時間に乗る計画を立てよう
乗りつぶしの計画範囲を広げていくと、景勝地を走る路線もその中に含まれるであろう。景色の良い路線はなるべく明るい時間に乗車する計画を立てるのがおすすめだ。景色の良い車窓を眺めてこそ、乗りつぶしの旅をする価値があるというものだ。
海や川、山などの景色が広がる路線であっても、夜に乗車すると車窓は真っ暗ということが多く、しかも車内の明かりが窓に反射してしまう。これでは少々もったいない。車窓を楽しむためにも、景色の良い路線は明るい時間に乗る計画を立てよう。
効率の良い乗り継ぎ列車を探す
ただし、乗り継ぎ効率ばかりを追求しないことが重要
鉄道路線乗りつぶしの旅を効率よく進めていくためには、効率的な列車の乗り継ぎが重要な要素となる。列車の乗り継ぎで発生する待ち時間は長すぎないか、長すぎる場合は上手に調整できないか、時刻表と路線地図を照らし合わせ、効率的な乗りつぶしルートを考えるのである。
逆に乗り継ぎ列車の効率が良いからといって、駅などで食事を取る時間が全く無い、せっかく観光地を経由するのに観光をする時間も取れないような行程は、いま一度見直したほうが良さそうだ。列車の乗り継ぎ効率だけを追求してしまうと、休憩や食事、観光といった要素を置き去りにしてしまいがちだ。休憩や食事、観光、温泉入浴なども、楽しい乗りつぶしの旅を実現するのに欠かせない重要な要素だ。このあたりのバランス感覚をもって乗りつぶしの計画を立てることが望ましい。
臨時列車にも注目しよう
JR各社では青春18きっぷで乗車できる臨時列車を数多く運転している。リゾート列車やトロッコ列車、SL列車、珍しい車両を使用した列車など、実に様々だ。これらの列車は運転日が限られているが、最近は長期間運転される臨時列車も増えているので、利用価値は高い。中には特急並みの設備を持つリゾート列車まであり、快適な乗りつぶしの旅が楽しめる。また、トロッコ列車やSL列車などに乗車すれば、乗りつぶしの旅はより面白いものになるし、車窓の印象も大きく変わるであろう。 |
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宿泊を伴う乗りつぶしの旅の場合、夜行快速列車だけの利用には限度がある。また、夜行快速列車を旅の中心に据えた乗りつぶし計画は行程がアンバランスになりやすく、しかも疲れるのでおすすめできない。そうなると、やはりどこかで宿泊する必要が出てくるであろう。
乗りつぶしの旅に最適なのは、何と言っても駅前に立地する宿・ホテルだ。駅前のビジネスホテルや旅館は早朝に始発列車で出発したり、深夜に最終列車で到着する乗りつぶし旅行にとても便利な存在。ビジネスホテルならば夜遅くに到着する人が多いので、門限も深夜・最終列車の到着時刻に配慮しているところが多い。
宿泊地を選ぶ場合、始発・最終の普通列車が発着するような、地域や運行系統上の交通拠点となっている駅周辺の宿がおすすめ。このような駅であれば、始発列車で出発するときや、最終列車で到着する場合は特に利便性が高い。ただ、場所によってはターミナル駅周辺の宿・ホテルの宿泊料金がやや高い地域もある。この場合は宿泊地を少し郊外に外すと、意外と安い宿が見つかることが多い。
当サイトでも青春18きっぷでの乗りつぶし旅行に便利な全国各地の宿・ホテルを検索・予約することができるので、ぜひ積極的に活用していただきたい。 |
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