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グリーン車自由席でワンランク上の旅を
東京圏の中距離普通・快速列車などにはグリーン車自由席が連結されており、青春18きっぷにグリーン車自由席券を別途購入すると、普通・快速列車のグリーン車自由席を利用することができる。ロングシートの普通・快速列車が主体の東京圏。中距離普通・快速列車とはいえ、長時間にわたってロングシートの硬い座席に座り続けるのは決して楽ではない。しかも座席数が少ないので、少し混んでいるだけでも座れない可能性がある。それならば多少の出費になるが、グリーン車自由席券を追加購入して、悠々快適なグリーン車自由席の旅を楽しんでみてはいかがだろう。
座席は特急列車の普通車並み、2階建て車両も数多く、2階席からの車窓は眺めがとても良い。トイレにも困らないし、列車によっては車内販売もある。それならば追加料金を払ってでも、グリーン車自由席に乗車しない手はないだろう。当サイト管理者も何度となく利用しているので、あなたもぜひ乗ってみて、その快適さを実感してほしい。
グリーン車自由席のススメ
ここでは東京圏を走る普通・快速列車のグリーン車自由席を中心に話を進めよう。

(1) 座席は特急普通車並み、長時間乗車しても疲れない
グリーン車自由席の利用目的のひとつに、まずはこれが挙げられるだろう。まずグリーン車にはボックスシートやロングシートなる座席は一切存在しない。全てのグリーン車自由席が特急列車の普通車に匹敵するレベルのリクライニングシートである。座席の周りには弁当を食べる場合に便利な折りたたみ式テーブルや、飲み物を置くのに便利なドリンクホルダー、上着をかけるのに便利なフックなどが備わっている。また、トイレも備わっているし、列車によっては車内販売でビールやおつまみも買える。このように快適な設備が整っているので、青春18きっぷで東京圏の普通・快速列車に乗車するなら、是非ともグリーン車自由席を利用してみよう。平日の場合だと料金がやや割高になるので利用をためらってしまうかもしれないが、それでも平日の朝夕はどの列車も混雑しているし、グリーン車自由席は快適なので、やや割高な料金を払ってでもグリーン車自由席を利用する価値は大いにある

(2) 着席できる確率は高いが、通勤ラッシュ時や土休日は要注意
グリーン車自由席の料金は決して安くはないため、追加料金不要で乗車できる普通車自由席のロングシートや一部ボックスシートに比べて、座席が空いていることが多く、座れる確率が高い。特に平日のデータイムや夜間の上り列車などでは、かなりの高確率で座ることができることだろう。
一方で、朝夕の通勤ラッシュ時や土曜・休日の買物や行楽に便利な上り列車は、グリーン車自由席でも満席になりやすい列車が多いので注意が必要だ。通勤ラッシュ時は勿論のことだが、土曜・休日の上り列車における買物・行楽需要はかなりのもの。例えば高崎発小田原行きの特別快速列車などでは、午前9時台や10時台でも、本庄到着前にグリーン車自由席が1席残らず満席となってしまうという事例もある。
さて、グリーン車は立席利用でもグリーン車自由席券が必要となってしまう。あいにく満席で着席できなかった場合は乗務員に申し出て証明書をもらい、すぐに普通車自由席に移動し、駅の窓口でグリーン車自由席券と証明書を提示すれば、手数料なしで払い戻しができる。
(3) 主要駅から50キロまで、51キロ以上の境界駅
グリーン車自由席の料金は乗車駅から50キロまで利用する場合と、51キロ以上先も利用する場合で料金が異なってくる。ここでは主な路線の乗車駅から50キロまでの地点にある最後の駅名と、51キロ以上先の地点にある最初の駅名を、一覧表にまとめた。グリーン車自由席に乗車するさいの参考にしていただければ幸いである。
路線名 下り乗車駅 50キロまで 51キロ以上   上り乗車駅 50キロまで 51キロ以上
東海道線 東京 大船 藤沢   熱海 辻堂 藤沢
東北本線 上野 東鷲宮 栗橋   宇都宮 古河 栗橋
高崎線 上野 鴻巣 北鴻巣   高崎 吹上 北鴻巣
常磐線 上野 佐貫 牛久   水戸 神立 土浦
湘南新宿ライン 新宿 戸塚 大船   大船 渋谷 新宿
総武本線・成田線 東京 四街道 物井   成田空港 千葉 津田沼
外房線 東京 鎌取 誉田   上総一ノ宮 千葉 津田沼
内房線 東京 八幡宿 五井   君津 千葉 津田沼
東海道線・横須賀線 東京 北鎌倉 鎌倉   久里浜 横浜 新川崎

(4) 長距離乗車ならグリーン車を利用しよう
東京圏と一言で言っても、普通・快速列車の運用範囲は広範囲に及ぶ。東京以外から訪れる旅行者にとっては、関東平野の広大さを実感することであろう。概ね片道1時間30分(概ね100キロ弱)以上の距離を普通・快速列車に乗車するなら、グリーン車自由席の利用がおすすめだ。ロングシートやボックスシートの座席は硬めに設計されており、長時間乗車すると予想以上に疲れを感じる。
例えば上野〜黒磯間。距離は片道約160キロ、所要時間は直通の快速列車で約2時間30分だ。この160キロという距離、長野新幹線だと東京から軽井沢までの距離を軽く超えてしまうほど。地域別に見ると札幌から比布、仙台から花巻、名古屋から京都、博多から八代、といった長距離に相当する。この距離をロングシートの硬い座席で何時間も過ごすということを想像してみると、その疲労度は容易に想像がつくはずだ。それならばやはり悠々快適なグリーン車を利用するほうが良いだろう。グリーン車同士の乗り継ぎも可能なので、長い距離を乗れば乗るほどオトク感が増すはずだ。
東京圏以外におけるグリーン車自由席連結の普通・快速列車
現在のところ、東京圏以外でグリーン車自由席が連結されている定期普通・快速列車は、篠ノ井線の快速列車(1往復)、特急有明6号の普通列車区間(博多−吉塚)のみである。これらの列車は普通車でも十分に快適なので、あえて高い料金を払ってグリーン車自由席に乗車する価値はあまりないだろう。話のネタに試乗するというなら利用価値はあるかもしれない。
 

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