素人の穴窯焚き 経過1


足掛け6年 2006年1月11日ついに記念すべき日が来た。か?

2005年の大晦日と2006年元日に焚きたかったが、12月の忘年会シーズンに疲れ果てて
とてもじゃないが体力と気力が残っていなかったし、2日からの開店に体調を整えておかなければ
4日の定休日返上で次の週まで持たないと思い、
12日木曜日を代休としていたので、この11日、12日で 初窯焚きということにした。

窯詰めは忙しい12月に合間を見つけて取り敢えず詰めていた。
自営業の悲しさで、お休みとか仕事が終ってからの時間と言うのはそれほど多くない。

店を開店する前の3時間〜4時間は仕入れや仕込み、そして昼の営業が終れば自分たちの食事と 少しの休憩。

夕方も開店1時間前には準備、そして夜の営業が終って自分たちの食事、 それは普通の会社員だと、すでに寝ている時間。

自分のために使う時間が少ないのが残念。

そんなことはさておいて、早速火入れしてアブリに掛かる。

疲れ果てた体は、待ちに待った大イベントにかかわらずも布団から出るのを躊躇って午前9:30スタート。

普段使っている灯油窯だと本焼に最低12〜13時間は必要なので、

終りたい時間から逆算して朝の5時スタートだったりするが、今回は初窯といえども試し焚き。

ましてやこの窯、見ただけでも一人で焚き上げられるのはチョイ難しいのは経験者ならすぐ判る。

それもプロの陶芸家ならまだしも、素人の片手間趣味では尚のこと。

おまけに薪は庭木を切り倒したり、建設用足場材だったりの物。 それでも約24時間は焚きつづけられる位の量は用意していたが、窯自体が暖まるのに相当時間が必要で、 下の焚き口から始めたものの、1時間ほどで上の焚き口に移動。

こんなものと思ってはいたが、灯油窯のようには、なかなか上昇してくれない。

窯内部を暖めようと、昔使っていた鉄板の餃子鍋を蓋代わりにしてみたが、

温度の上がっていない窯は引きが無いので すぐに酸欠状態になり、尚のこと燃えずに温度が上がらない。

まず煙が煙突へと抜けてくれない。

窯の構造上、ある程度窯と煙突の温度が上がらないと煙突側へと引かないだろうとは想像していた。

なので窯後部にレンガ2個分3箇所作った蛇窯の穴のような所のレンガを外し、ここを暫く煙突代わりにして焚く事に。

外はもう暗く肌寒い。夕方18:00ころ。

600度くらいまで扇風機で強制的に風を送る。
こうしないと窯の中はユラユラと蜘蛛の糸のような煤が絡み合いながら舞う。

13:30で300度、15:30で400度、19:30に600度、22:30で680度。

やっとこさで素焼きの手前まで来た。

窯の中はやっと薄明るい。

いつもの灯油窯なら1200度近く、ボチボチ焼き上がる頃である。

一日中この窯の前、体は疲れているはずであるが、気持ちはまだまだイケル。

薪割りが出来ていなかったり窯廻りに薪を揃えていなかったのでウロウロとシゴト一杯。

特に薪割りはきつかった。

しゃがんで薪を用意して、割った薪を拾う動作を何べんしただろう。

それも片手に斧、片手に薪、しゃがんで立てって、しゃがんで立てって。

レスラーのヒンズースクワットか?というくらい何べんも

さすがにしゃがんでも立ち上がれない状態で、薪を拾い放り投げる。

最初から焚き上がらない事は判っていたし、試験的に焚いてみて次回の参考にと思っていたので
今回は22:30で窯に蓋をして終了とした。

そして翌日。

穴窯2 穴窯3 穴窯4 穴窯5 穴窯6 穴窯7 穴窯8 穴窯9 穴窯10 穴窯11 穴窯12

窯焚き1 窯焚き2 窯焚き3


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