メダロットXRS制作終了のお知らせ


いつもGoingRoadを応援いただきありがとうございます。

この度、GRの初SRC作品でありましたメダロットXRSについて、制作の終了をお知らせする事といたしました。


更新が止まり早5年、またSRCから離れ数年が経とうとしています。
今現在、GRの活動は同人活動を中心に行われています。
その中でも、いつか必ず更新再開を…と心にとどめ続けてきましたが、
もう一度冷静に見つめ直したときに、
一話にかかる製作時間、まだ完結までに数十話必要、制作に向ける情熱の消失、技術力の低下…
様々な要因を考えても、やはり、もう制作に取り掛かる事は難しいと感じました。

いつまでもくすぶり続けても誰にとってもいいものではないと考え、
自分にとっても悔しく、情けないことと思いますが、XRS制作終了を宣言させていただきます。


本当であれば素材を貸していただいた皆様、
キャラクターのアイディアを頂いた皆様、
快く作品をお貸しくださった阿佐ヶ谷さん、ショーイチ!さん、侍改さん、鉄也さん、デビッドさん、
本来ならばお一人お一人に直接謝罪するべきと思いますが、この場を借りて謝罪させていただければと思います。

更新を心待ちにしてくださったプレイヤーの皆様。
申し訳ありません。
今まで本当にありがとうございました。


XRSのダウンロードも本日を持ちまして停止いたします。
他のSRCシナリオにつきましては引き続きダウンロードできますので、ご利用ください。
2011.6.10
GoingRoad
あけいこう







・・・・・・・


ここより下は、もしあのまま続けばどうなっていたかのネタバレを、
箇条書きのプロットに少し手を加えた非常に読みづらい状態ではありますが、載せておきます。
ご興味のある方だけお進みください。








































26:
「クラスタールート」
修とカクテルの会話、navi関連の話題、X計画の説明。
XRSにおいてはナビコはクラスターのマスコットメダで
そこらじゅうにいるという設定。
そのうちの一体がジンのお手玉に妙に興味を寄せる。
シデンと戦闘。
原作漫画でのシルバリオンとグランビートル戦後会話につなぐ。
途中、クラスターメダロット暴走。
全員で協力して撃破。
クラスター漂流開始。

       ケイ:竜継から離れるために強いメダロッターということでクラスターに来たが
       竜継も来ちゃったので複雑な感情で逃げ回る。

       カナ:ほぼケイと同じ理由でクラスターに来ているが、何事もないように振舞っている。

「地球ルート」
野良の残党と戦闘中。
メダフォースメダロット出現。プレデター復帰。
イベントによってまたプレデターメタモル。
2のストンミラーメダフォース話。ヒカル折れる。
エレンの信頼度と熟練度によっては
エレン負傷、離脱。AEフラグ成立。

       マキ:捉えたメダロットと会話。彼らに自分がかつて野良メダロットに傷つけられ、恐れたが
       今では逆に救うために活動してることなどを話す。
       (まったくこの本編と関係ないが、この野良達が後にセレクトセイバーのジッケンジャーになる)

       綾乃:野良メダロットを討伐するレクイエムとノエルを止めるため戦いを挑む竜継とスフィア。
       彼女らを退け、真意を問いただす。その表情が一瞬揺れ、それだけで竜継は彼女を信じた。

       開花:戦闘中、突然エリオルが倒れる。エリオルは実はメダルとしては何年も前から覚醒していて、
       その寿命はほとんどなかった。「本当であれば、あなたに残される者の悲しみは知らせないであげたかったけど…」
       出会えて幸せだった、と告げて息を引き取る。
       開花はメダロットの死の意味を理解できず、メダルを入れ替えれば元通りになると言うが、
       竜継にメダルの命の意味を説かれ、その時初めて一緒にいたかけがえのない友人の死を悟る。
       人目もはばからず泣きじゃくる開花……。

       奈々:メダリンクばかりだった彼女にとって野良メダロットの敵意を持った襲撃は衝撃だった。
       メダロットに対し怯える彼女に、竜継は焼き鳥を食べさせる。
       「私、好きです。た、竜継さん………………の、やきとり!」
       取り繕う彼女に苦笑する竜継。気持ちは理解していたが、少しだけ複雑な表場をするのだった。

27:
「クラスタールート」
システムを回復するためにメインブロックへと向かう。
途中のブロッククラスターメダロットとの戦闘。
スペロボ団関連は一切削ってゲームのクラスター制御とミストラル船をミックス。
ジンのお手玉に興味を持っていたナビコの一体が
何故かミストラルの制御を受けず自立行動し、仲間として付いてくる。
終了後、ジン、修別行動。


「地球ルート」
エレン離脱時、エレンの病室で拓哉と会話。いい雰囲気。
セレクト島。
2の原作話、SWの赤羊との戦闘。
ジェノサイドもいるが、両者撤退。
AEフラグがある場合、AEイベント。
ライガーが拓哉の怒りで暴走し全てを破壊しようとするが、
病室でのエレンとの会話から自制、メタモルフィスがAEバージョンにパワーアップする。
フユーンが出てきたところで引き。


       開花:故あって病院へ来ていた竜継は偶然開花に会う。
       開花は久しぶりに病院に来た、そしてもうここから出ることもないと。
       エリオルの死に焦燥した彼女は初めて自分の事を話しだす。
       彼女は筋ジストロフィー症に似た不治の病を患っており、
       いずれ全く動けなくなり、20歳までは生きられないと宣告されていた。
       幼い頃、彼女を担当していた男性医師に想いを寄せ、彼もまた想いを返してくれていた事。
       しかし彼に裏切られ、人を信じなくなったこと。
       「だからもう、君とも合わないでおこうと思ってたんだ。
       エリオルのやつ…看取ってくれるって言ってたのに、先に逝ってしまうんだもの。
       ……初めて、誰かの死を見たよ。遺されるって嫌な物なんだね。
       だから、君とも会わないでおこうと……思ったんだ。
       もう来ないでくれ。」
       呆然と病室を出る竜継。

28:
「クラスタールート」
他のメンバーがメインブロックに向かっている際、
ジンとジェノサイダー。
ジェノサイドノーダメ説得3回でジェネシストフラグ、戦闘終了。
戦闘後、壁を突き破ってシーク達。
共同で戦闘、クラスターメダも参戦。
熟練度低いとシークとドールパーツ変更。
それ以外では武装解放。


「地球ルート」
シノービ別行動。
フユーン内での戦闘。
ラストとメタビー戦闘。
それ以外は内部の雑魚メダロットを掃討。
ラストとの戦闘後、メタビー海に落下。
(2の漫画で落ちかけたけど無事だったのを、ホントに落とす)
赤羊も落下。紅羊関連は一応の決着。

       綾乃:彼女がセブンスに入ったのは、その内側から理念を変えるためだった。
       捕らえたメダロットを処分と言いながら別所に匿っていた事をライチは気づいていた。
       そして、その上で今は綾乃のやり方も認める。
       セブンス隊長として彼女を解雇するが、次の就職先としてセレクト防衛隊を用意するのだった。

29:
「クラスタールート」
navi編クライマックス。
ナビコイベント。
ミストラルとの決戦、ブラックメイルX、ブロッソメイル出現。
Rの最終話のニュアンスも並行して取り入れる。
XRSにおいてはミストラルはXメダルの純正パーツ。
2ターン目にジン修登場。
ジェネシストフラグが成立している場合、
ナビコをジェノサイダーが救う。
実はこの自立ナビコはヒノキの意識がメダルに移植されたもの(記憶はない)
形は違えど守りたかったものをもう一度取り戻したジェノサイダーは
殺戮の戦士を捨て創世の戦士ジェネシストを名乗る。
さつりくのせーんしーでいられーたー
熟練度とウイング信頼度いかんでスペリオルウイング=ウイングとレイヴン融合。
完全融合ではなくそれぞれの意志があり分離も可能。
ミストラルと決着を付ける。
ミストラルの制御を逃れたクラスターは地球への進路を取るが、
元の起動に戻れずそのまま地球に墜落しかける。
大気圏に突入し崩壊するクラスターの中で、カスミのメタビーがブレードウイングと
同じ時空を制御する翼を開き、クラスターの状態を「漂流する前」まで巻き戻す。
彼はもともと三つに別れた時空の調停者のひとかけらであり、
それがたまたま落ちた先、青空中の地下でそのそばで眠るもとのカスミのメタビーの
想いを読み取ることで今のカスミメタビーとなっていた。
翼はそれぞれブレードウイング、レイヴンに片翼ずつあり、あくまでカスミメタビーは
翼持ちでない彼は無理に力を使ったことで死を迎える。
今際の際にカスミメタビーは悲しむカスミに、
「誰かがそばにいてくれる。だからお前は安心していい」と告げる。
(naviメンバー離脱)

スペリオルウイングフラグがある場合、ブレードウイングとレイヴンは
それぞれの翼から羽をカスミメタビーに分け与えることで一命を取り留めるカスミメタビー。
ただし翼を分けた二人は存在として確率してしまったため
二度と元の調停者には戻れず、次元を超える事も出来なくなりそれぞれとしてこの世界で生きることになる。
「それも悪くないかな」と笑うブレードウイング。

       真銀:クラスター崩壊時、強く抱き合う真銀と竜継。
       全てが無事に終わった後、ただ素直に一緒に生きられたことを無邪気に喜ぶ真銀。

       ケイ・カナほぼ共通:クラスター事件も終わり、また姿を消そうとするが姉(妹)にはばまれる。
       そして竜継をかけたロボトルをすることになり、その中で嘘偽りの無い本心……
       竜継への想いを叫び、勝利する。負けた方はまた逃げ続ける旅に出る、と言い去っていく。


「地球ルート」
メタビーとイサナガミの会話。
「月のマザーもそうだけど、人間に歪められたマザーもいるよ」とラスボスの存在を示唆。
フユーン外。屋上外壁。
フユーン内のフォースメダとジェノサイド決戦。
シノービ最終技無銘刀取得。

戦闘終了後、
夕暮れまでメタビーの捜索。
ややあってメタビー帰る。
イッキとメタビーを見て博士ホッ。



       綾乃:戦い終わった竜継に会う綾乃。その表情は、今までの綾乃そのものだった。
       自分の戦いを貫いた彼女をねぎらう竜継。泣き出す綾乃。
       突然マキに背中を押された綾乃は竜継の胸に飛び込むのだった。

       開花:再び開花の病室にやってくる竜継。驚き、罵声を飛ばす開花だったが
       開花に自分の想いを告げる。
       「君がなんと言おうと、好きになったものは仕方ない。俺は君が好きだ。
       出来れば……一緒にいたい」
       「同情なんかやめてくれ! そんな事を…そんな風に言われたら…
       僕が…君を………好きになってしまったら…
       死にたくなくなるじゃないか……!」
       泣きじゃくる開花を抱きしめる竜継。
       どんな別れが来ようと、その時まで一緒にいることを約束する。

30:
一連の事件から数ヶ月がたち、平和。

竜継の前にイミット出現。
「僕が用があるのは君たちだけだ、
君たちだけで僕らの本拠地に来てもらう。
そこで僕と一対一の戦いだ。逆らえばこの町を焼き払うよ」

4のマザー話。
それの為に避難勧告。
おみくじ町の人々が避難するが各々主人公やその仲間たちは残る。

竜継、ヒロインがいればそれぞれとしばしの別れ会話。


       マキ:セレクト防衛隊として避難者し遅れた人がいないかを見まわる際に会う。
       一緒に避難しようと言うが、竜継は別の場所に行くという。
       その表情に何かを感じ取ったマキは、必ずまた会う約束をし、笑顔で送り出すのだった。

       綾乃:セレクト防衛隊として避難者し遅れた人がいないかを見まわる際に会う。
       一緒に避難しようと言うが、竜継は別の場所に行くという。
       彼もまた自分の戦いをしに行くのだと悟った綾乃は、終わった後デートする約束をする。無事を願って。
       
       真銀:共に避難しようとするが、竜継は別に行く場所があると言う。
       命のやりとりを感じ取り、付いて行こうと頑なにごねるが、竜継に止められる。
       必ず生きて帰って来る約束をして竜継を見送った。

       ケイ:事実上婚約してしまった事をドイツの実家に告げに行かねばならない。
       そのため、共に避難する事は出来ない。そして彼女は竜継の表情に何かの覚悟を観た。
       お互いに必ず無事に帰り、このアパートで暮らそうと約束し、それぞれ歩いて行く。

       カナ:事実上婚約してしまった事をドイツの実家に告げに行かねばならない。
       そのため、共に避難する事は出来ない。そして彼女は竜継の表情に何かの覚悟を観た。
       お互いに必ず無事に帰り、このアパートで暮らそうと約束し、それぞれ歩いて行く。

       奈々:突然不仲だった両親が寄りを戻し、彼女もまた両親の下で暮らすため海外へ引っ越すことになった。
       竜継と離れたくない、ここに置いてください、と頼むが、竜継はそれを断る。
       両親のいない自分にとって、決して憎からず思う両親と暮らせる奈々は幸せだと。
       そして、まだ幼い奈々を受け入れられるほど自分も大人ではないと諭す。
       奈々は泣きながら笑い、
       「いいです。竜継さんなんか忘れます。いつか綺麗な大人の女になって帰ってきて、後悔させてあげます」
       「ああ、楽しみにしているよ」
       別れる二人。それはさよならではなく、また会うためのものだとお互いに感じながら。

       開花:病院の車で別々に避難することに。しかし、竜継の表情に何かを感じ取った開花は、
       「また何か面倒事に巻き込まれてるんだね。相変わらず。
       いいよ、君が帰ってくるまでちゃんと生き延びておくから安心して」と、笑った。


主人公達は月のマザーと対面し、彼女の操るメダ達と対決。
「俺たちはもう、お前たちとは違う!!」
イッキとメタビーだけでなく全てのメダロッターとメダロットで。
原作通り飛んでくる観測ミサイルを止める各主人公達。
彼らを信じようとするマザーだったが、イミットにやられる。
マザーを守ろうとした操らていたメダロットも焼き払われる。

夕暮れ、崩れるマザーを呆然と見守るみんな。
そこにギャラロボ団がイミットを裏切り竜継とスフィアの危機を知らせる。

竜継とスフィアが招かれたのは玉座の間。
巨大なマザーメダロットが壁に埋め込まれた広大な空間。
そこでメダの大群に囲まれる。
スフィアと竜継、大群と戦闘開始で引き。


31:
ギャラロボ団の宇宙船に彼らの手引きによりどこでもドアのような
異空間ゲートから侵入する主人公達。
もともと太平洋上にあったのだが超テクノロジーで現在科学では見えない状態にあったのだった。
イメージモチーフは3のマザー宇宙船。
中央の機械を勢いで触ったダメロット部がどこかに飛ばされ、
追いかけるそれぞれ。


2、SOW、翼、R、naviルート
熟練度いかんで赤羊が敵としている。アニーの説得で羊仲間入り。
熟練度いかんでラスト登場。「勘違いするな父の望みだ」
熟練度いかんでレトルト登場。「ようやく出番ってわけだな」


修、3E、α、PF、Jルート
熟練度いかん、ジェネシストフラグでジェネシスト登場。
熟練度いかんでウォヴァ登場。
熟練度いかんでレンジ登場。


32:
最終決戦。
みんな集結。竜継血まみれ。
イミット撃破後、スフィアとイベント戦闘。
クリムゾントルネードとクリムゾントルネードの激突。
二撃目をイミットが上回り吹き飛ばされるスフィア、
止めを刺そうとイミットが迫るが竜継の叫びでイミットは発作のように動きを止め、
スフィアはその声で体制を立て直し、三撃目のクリムゾントルネード。
倒れ伏すイミット。肉体のダメージではなく、自身メダフォースにより
そのメダルの寿命は尽きようとしている。
「死にたくない、死にたくない」と泣きじゃくるイミット。
竜継は彼に「もういいんだ。ごめんな、ありがとう」と声をかける。
その声で何故か安心したイミットは動かなくなった。

苦い勝利。
その時、壁のマザーメダロットが激しく叫びだし、
ひび割れ崩れ落ちる。その中から通常のサイズのメダロットが現れる。
ギガフェニックスにそっくりな姿。「テラフェニックス」。名をトゥエイス。
トゥエイスは人間メダロットそれぞれにテレパシーで話しかける。
それは男女の声が重なった不思議な声であり、そしてどこかで聴いた声でもあった。
「私は何故この星のこの場所にいるのか、記憶がない。
ただ、忘我の中で求めたものがあった。
それを取り戻すために私はここに来た……そのはずだ。
そして、その求めたものに似せてこのイミットを創りだした……しかし、
イミットは私の望んだそれとは違っていた。だから私はイミットを受け入れられなかった。
そのせいでイミットは歪み、命を落としてしまった……。
あなた達にも迷惑をかけた。私の存在はあなた達にとって厄災でしかないだろう。
……だが。
だからと言って、このままなにもしないのでは、イミットは何のために死んだのか。
私は私の子の為に、私であることを押し通す。
例えそれが過ちであっても、私が母として友としてイミットにしてあげられる唯一の事なのだから」

襲いかかるトゥエイス。
イッキとメタビーは結局戦うしかない事に虚しさと悲しさを覚えるが、今はそれどころではなかった。
一度撃破すると巨大マザーの残骸を再構成しフロア全体を覆う巨大メダロットになる。

それを撃破すると、宇宙船が揺れ始める。
トゥエイス=マザーがこの宇宙船の原動力となっていたが、それが過剰に暴走したため
あと少しで爆発する。
ギャラロボ団の導きで脱出する。彼らは宇宙船を地球外で爆発させるため、残る。
全員が異空間ゲートで玉座の間から出て行く中、スフィアだけが残った。
「大丈夫だ、竜継。俺は生きて戻る。必ず」


誰もいなくなった玉座の間、
倒れ伏したトゥエイスに近づくスフィア。
すると、トゥエイスが起きる。

「ん……ああ、スフィアか…今、何時?」
「まだ日が昇る前だ」
「そうか…どうりで……なんかまだ、眠くてさ。なんか嫌な夢みてたよ」
「ああ。ならば、もう一度眠ると良い。今度はいい夢を見ることだ。
大丈夫、俺はここにいる。……おやすみ」

事切れるトゥエイス。
別れを告げ脱出するスフィア。



脱出した全員は夜空で見えない何かが爆発するのを見ていた。
その爆発は流星となり、雨のように空を流れていく。
その光景に自分でもわからぬうちに、ひとすじ涙をこぼす竜継。





戦いが終わって……


日常に帰るそれぞれ。
リオンと拓哉はあの頃のようにまたロボトルを楽しんでいる。
少し違うのは、リューとブレードだけでなく、新しいパートナーがいること。


バイザンは月にたどり着く。
そこで墓守を名乗るジェノサイダー(ジェネシスト)と出会う。
人になりたかったメダロットとメダロットになった人。
そしてバイザンもまた月から地球を見守る。


公園でしかめつらをするイッキの下に一匹の虫が飛んでくる。
「まあいいだろう」と言って、去って行く。


こもれび荘の住人たちも、何かすっきりした顔をしていた。
変わらぬ日常を営んでいる。


通常営業を取り戻した竜継の屋台。
そこにブレードウイングがやってくる。調停者として。
彼に対し、疑問をぶつける竜継。
「あのトゥエイスってマザー…俺だったんだろ?」
ウイングは答える。

あるメダロットにスフィアを殺害された竜継は、「深遠」と呼ばれる組織の誘いで
人の意識をメダルに移す技術を使い、
タイムメダルを装着したマザーメダルに自分の意識を移す。
過去を変え、スフィアともう一度会うために時間を越えようとする。
しかし、時間跳躍は失敗し竜継は記憶を失い、
スフィアを求める無意識からイミットを生み出すが、彼を拒絶してしまう。
そして、イミットはスフィアを排除し自分がスフィアになろうとし、
結果としてスフィアはイミットとの戦いで命を落とす。
つまり、それこそが始まりの起点であり、竜継は同じ運命を繰り返す存在だった。
時間軸の歪みはエネルギーを滞留させていずれ時空を捻じ切る。全ての世界を観測す
「木」と呼ばれる存在は連鎖を断ち切るため調停者を派遣した。
それが今回の戦いとなった。
しかし今回はブレードウイングを始め、数々の仲間の力により輪廻を断ち切ることができた。
ただ、根本の結果を変えたわけではなく、新しい別の未来を作ることで
エネルギーの分岐を作ることで世界を平定させたのだった。
元の未来はスフィアがいなく、クラスターも墜落した世界。それでもその世界を生きる人やメダロット…バイザンがいる。
新しい未来はスフィアがいて、クラスターも無事にある世界。


全ての説明を終えたウイングが立ち去り、竜継とスフィア。
「……竜継。もしも俺が死んだら、どうする?」
「決まってるさ。墓を作って、弔って、毎日焼き鳥屋の営業報告してやるよ。
……それだけだ。不満か?」
「……いいや。最高だな。
さて、くだらないおしゃべりもここまでだな。客が来たぞ」
続々と集まってくる共に戦い抜いた仲間たち。
「いらっしゃいませ!」


エンディング


マキ:自分の店を構えた竜継。その隣にはスフィア、そしてマキとガルルンがいた。
これから忙しくなるねと意気込むマキだったが、何故か竜継は不安げな顔。
本当に自分がみんなを支えていけるのか、マキを幸せにできるのか今更怖くなったと。
それに対し、マキは笑って言う。
「大丈夫。辛い事はみんなで四ぶんこ。嬉しい事は四倍。絶対大丈夫!」
今までもこれからもその笑顔に救われる事を改めて思い知った竜継は店の開店準備を始める。
付け加えるように、マキは、「私はもう、今凄く幸せだよ」と笑った。

綾乃:店と一体の家に住むようになった竜継達。リビングのニュースで、
凛々しくメダロットの擁護を訴える会見をするセレクト防衛支部長の綾乃が映っていた。
しかし…同じ家には当然綾乃とレクイエムがいる。寝坊したのでなみだ目になりながら
出勤準備をする綾乃が。慌てて出ていくが、忘れ物といって戻ってきて、照れながら竜継にキスをねだる。
どこまで行っても変わらぬ綾乃、自分たちに幸せを感じる竜継だった。

真銀:数年後、すっかり大人びた真銀。小雨が降る中、二人で真銀の母の墓参りに来ている。
その墓前で竜継は、真銀にプロポーズをする。
嬉しそうに答えそうになるが、突然昔のような不敵な笑みを見せこう言った。
「いいぜ、まず帰ってから、あたしにロボトルで勝ってみな!そしたら結婚してやるよ!」
子供のように笑う真銀。強くなりなさい、母に言われたその本当の意味が今の彼女にはわかる。
二人がお互いに願っていた幸せな家庭を勝ち得るため、竜継も本気の笑顔を見せるのだった。

ケイ:遠くから歓声が聞こえる。ここはとあるドームの選手入場口。
今日は「全世界鳥料理ファイト」の決勝戦。日本一になった竜継の焼き鳥は
日本代表として、この場所に来ていた。父を超え、そして今世界一への挑戦に向かう竜継。
その傍らにスフィア、火手、セコンドとして、ケイの姿がある。震える竜継を励ますケイ。
そんな彼女に、竜継は告げる。「帰ったら話があるんだ」。目を細めるケイ。
「わかった。待ってる。だから、必ず勝って帰って来い!」
今、世界へはばたく竜継の焼き鳥――!

カナ:ドイツの山中をひたすら屋台を押して歩く竜継。その屋台の屋根には小さいカナ、鏡止、スフィア。
結婚を認められたのはいいが、その男の焼き鳥の味をそのまま味わってみたいと
言われたので、竜継も里へ一緒に行く事になったのだ。屋台込みで。
まだまだ到着までかかると笑うカナ。
げんなりしながらも、幸せそうに笑うカナの笑顔を見て、竜継もまた幸せを勝ち取るため
気合を入れて屋台を引っ張って行くのだった。

奈々:竜継はようやく店舗として焼き鳥屋を持つことができていた。
そこに似つかわしくない立派な格好の「大人の女性」が客としてくる。
クールに振舞う彼女だが、焼き鳥を食べ、どこかで観たようなオーバーリアクションを取る。
慌てて取り繕う彼女。しかし、竜継は何事もなかったように応対する。
業を煮やした彼女はもう一本焼き鳥を食べ、やはりオーバーリアクションで焼き鳥を解説する。
こらえ切れず笑い出す竜継。最初から気づかれていた事に気づきむくれる奈々。しかし、すぐに破顔する。
きちんと自立した大人になった奈々。二人の間にあの頃の距離はなくなっていた。

開花:シャッターを切るスフィア。映る竜継と開花。今日は開花の20歳の誕生日。
あの頃よりほとんど体は動かなくなり何かを持ち上げることもほとんどできなくなっていた。
くすくす、とベッドの上で半身を起こしたまま開花は笑う。
「ん……ざまあみろ、ってね。言ってやりたいのさ。20歳まで生きてるじゃないか、ってね」
しかし、すぐに咳き込みだし、竜継に寝かされる。
少しだけ眠ろうかな、と開花。竜継はその手を優しく握る。
目を閉じて、静かな声でハッピーバースデイを歌う開花。
例えすぐそこに別れがあったとしても、彼女たちは幸せだった。





初ルート:
終始いちゃいちゃ。
月のマザーのせいで避難することになり、トラックに載る。
その車の窓から、空が強く光るのを見る。
そして雨のように流れていく流星を見て、何故かわけもなくひとすじ涙をこぼす。
突然泣き出す竜継に慌てる初。
そんな初をだきよせ、竜継はずっと一緒に生きていこうとつぶやくのだった。

(まったく竜継が本筋に絡まなかったことで、奇跡的に輪廻から外れた。
それでも宇宙船の爆発に無意識で何かを感じた)

エンディング:
寒い冬の夜。
銭湯の前で焼き鳥屋台を営む竜継。
銭湯の営業終了でのれんを下ろしにき初と共に、屋台を敷地内にしまう。
父が持っていた土地を買い戻し、自分の店を営む…竜継はその夢をあきらめた。
いや、正確には、こうして甲子園湯の前で屋台を出す、それで良いと考え始めたのだ。
父と自分は違う。自分の幸せの形は今この状態なのだ。
寒い寒い、と良いながら竜継の手を握る初の薬指には輝く指輪が見られた。